8136 サンリオ 2020-02-12 16:00:00
2020年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月12日
上 場 会 社 名 株式会社サンリオ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8136 URL http://www.sanrio.co.jp/corporate/ir/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 辻 信太郎
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役 (氏名) 江森 進 (TEL) 03-3779-8058
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 42,151 △3.4 2,433 △36.1 3,307 △27.9 1,540 △48.9
2019年3月期第3四半期 43,623 △1.2 3,810 △12.6 4,586 △2.6 3,016 21.3
(注) 包括利益 2020年3月期第3四半期 466百万円( △76.4%) 2019年3月期第3四半期 1,979百万円( △49.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 18.16 -
2019年3月期第3四半期 35.55 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 94,521 50,233 52.8
2019年3月期 95,185 52,396 54.7
(参考) 自己資本 2020年3月期第3四半期 49,925百万円 2019年3月期 52,109百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 15.00 - 15.00 30.00
2020年3月期 - 15.00 -
2020年3月期(予想) 20.00 35.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2020年3月期(予想)期末配当金の内訳 普通配当 15円00銭 記念配当 5円00銭
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 57,700 △2.4 4,000 △16.4 5,000 △14.3 2,300 △40.7 27.17
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付書類P.11「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(会計方針の変更)をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 89,065,301株 2019年3月期 89,065,301株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 4,247,083株 2019年3月期 4,208,583株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 84,852,868株 2019年3月期3Q 84,849,774株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料P.5「1. 当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社サンリオ(8136) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………7
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………9
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………9
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………10
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………11
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………11
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………12
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株式会社サンリオ(8136) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間においては、国内では、10月に台風と消費増税に伴う影響が物販・ライセ
ンス・テーマパーク事業ともにありましたが、増収となりました。特にテーマパーク事業ではイベント
による集客やイベントに合わせた商品の販売が好調、物販事業では話題性の高い商品に恵まれました。
海外では、中国での上位ライセンシー3社からの売上減少、香港ではデモによる店頭売上の落ち込みな
ど、想定以上に外部要因による影響がありました。一方、東南アジアではフィリピン・インドネシアに
てライセンス事業の新規代理店が稼働、北米における新規チャネル開拓が奏功し売上に貢献しました。
また、2019年12月より欧州子会社に新COOが就任し、立て直しに着手しております。
これらの結果として、特に海外ロイヤリティ売上高の減少が影響し、売上高は421億円(前年同期比
3.4%減)となりました。支払手数料や販売促進費等の増加により、販売費及び一般管理費が増加した
こともあり、営業利益は24億円(同36.1%減)に留まりました。営業外収益として受取利息、投資事業
組合運用益等を計上したことにより、経常利益は33億円(同27.9%減)、特別利益に投資有価証券売却
益等2億円、特別損失に欧州委員会からの欧州競争法に関する課徴金を競争法関連損失として7億円計
上したこと、法人税等合計で11億円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は15
億円(同48.9%減)となりました。
なお、すべての海外連結子会社の決算期は1月~12月であり、当第3四半期連結累計期間の対象期間
は、2019年1月~9月であります。
〔報告セグメント〕 (単位:億円)
売上高 セグメント利益(営業利益)
前第3 当第3 増減 増減率 前第3 当第3 増減 増減率
四半期 四半期 四半期 四半期
日本 物販その他 265 268 3 1.1%
ロイヤリティ 72 70 △2 △3.4% 27 20 △6 △23.5%
計 338 338 0 0.2%
欧州 物販その他 0 0 △0 △63.2%
ロイヤリティ 13 9 △3 △27.3% △2 △4 △2 -
計 13 9 △3 △27.6%
北米 物販その他 7 6 △1 △13.8%
ロイヤリティ 11 11 0 3.8% △7 △7 0 -
計 18 18 △0 △3.1%
南米 物販その他 0 0 △0 △35.0%
ロイヤリティ 3 3 △0 △11.3% 0 0 △0 △95.1%
計 4 3 △0 △12.1%
アジア 物販その他 6 5 △0 △4.8%
ロイヤリティ 55 45 △10 △18.3% 24 19 △5 △22.8%
計 61 51 △10 △17.0%
調整額
- - - - △4 △4 0 -
連結 物販その他 279 280 1 0.6%
ロイヤリティ 157 140 △16 △10.4% 38 24 △13 △36.1%
計 436 421 △14 △3.4%
(注)海外地域の子会社は、ロイヤリティ収入に対して相応の額を売上原価として著作権所有者である
日本の親会社に支払っており、それを親会社は売上高として計上しておりますが、連結消去されるため
上表の日本の売上高にはその相当額は含まれておりません。セグメント利益(営業利益)には反映され
ております。
なお、ここに示す売上高は、外部顧客に対する売上高であり、前述のロイヤリティに限らず報告セグ
メント間売上高は内部取引高として消去しております。
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株式会社サンリオ(8136) 2020年3月期 第3四半期決算短信
① 日本:売上高338億円(前年同期比微増)、営業利益20億円(同23.5%減)
物販事業は、10月前半は消費増税や台風の襲来により集客に影響がありましたが、10~12月期の客数
も前年同期比で2桁伸長し、当期累計の既存店売上(直営店及び百貨店の当社直営ショップベース)は
109.1%と前年同期を大きく上回りました。好動向の要因として、45周年を迎えた『ハローキティ』の
バースデープロモーション、毎年恒例のノベルティ販促策と絡めたクリスマスギフト関連、あったか関
連のシーズン商品が好動向を示すとともに、毎月発売している当りくじも広い年代の客層に支持されま
した。エンジョイアイドルシリーズ第2弾の発売によって、上半期同様に中高生・大学生・OLを中心と
した客層が大幅に伸びました。また、2020年1月24日には国内外の観光客に向けて、Sanrio Gift Gate
上野店をオープンしました。
卸部門の売上高は、前年同期比103.4%と伸長しました。取引先では、イオン、ドン・キホーテ、EC
取引先のAmazonの売上が好調でした。また、12月には秋葉原に小売店がオープンし新規顧客獲得につな
がりました。今後さらに、既存取引先に次ぐ柱となる有望チャネル獲得に向けて営業強化を行ってまい
ります。
第4四半期は、引き続き好動向のキャラクターワイド商品に加え、バレンタイン、ホワイトデー、入
園入学用品といったシーズン提案を強化し、販促策と絡めて売上増につなげてまいります。
ライセンス事業の商品化権ライセンスでは、10月の消費増税や台風被害などのマイナス要因はあった
ものの、インバウンドを意識した地域限定商品やキャラクターのワイド展開の強化に取り組みました。
特に、菓子・食品分野においては、大手食品メーカーとの取引拡大や新規取引先の獲得により売上増を
達成しました。また、アニメ・デジタル事業では、大手ゲーム会社の人気ゲームとサンリオキャラクタ
ーとのタイアップや、話題のアニメやアーティストとコラボレーションした商品が好調に推移しまし
た。2020年に向けては、45周年を迎える『マイメロディ』と『リトルツインスターズ』を含むオールキ
ャラクターでの展開や、オリンピックを見据えたスポーツ関連の商品化などを積極的に進めておりま
す。
対企業企画では、「マクドナルド」や「くら寿司」などの外食チェーンのキャンペーンに加え、「イ
トーヨーカドー」、ショッピングセンター「アリオ」などの流通大手の空間装飾やキャンペーンが売上
に貢献した他、花王株式会社の「エッセンシャル」の商品化、エースコック株式会社のインスタント麺
キャンペーン、赤城乳業株式会社のアイスクリームキャンペーンなど各大手メーカーとの取り組みも堅
調でした。また、『ハローキティ』の45周年イベントや『ぐでたま』イベントなどを全国の百貨店など
で実施しており、エンターテイメント分野の売上も大きく寄与しました。
テーマパーク事業は、東京都多摩市のサンリオピューロランドで、入園者数が1,130千人(前年同期
比4.3%増)と前年同期比46千人増加しました。引き続き若い女性向けにSNSを使い情報発信を実施した
ことによる効果が増員の一番の要因となりました。コーデ割引(イベントに指定の服装で来園すると割
引になる)、学パス割引、ペア割引、企業とのタイアップ割引の利用に伴い当日券での追加利用が増加
しました。入園者増により、チケット売上、商品売上、レストラン売上が前年同期に比べ2桁の伸び率
となりました。商品では特にカチューシャなどの身に着けグッズが好評でした。営業損益は、イベント
開催に伴う人件費、館のレストランの改修による償却費、売上に連動した消耗品関係等の費用の増加を
補い増益となりました。大分県のハーモニーランドでは、入園者数が370千人(前年同期比3.0%増)と
前年同期比で10千人の増加でした。企業の会員企画や1DAYイベントの「いきいきグリーンプラン
DAY」、「ハロウィンナイト」、「サンクスパーティ」などの各イベント集客が堅調に推移しました。
売上は『ウィッシュミーメル』の導入に合わせた商品、お土産品、シーズン毎のオリジナル商品等が好
調に推移したことで増収となりました。営業利益は、前年同期に対して経費の増加はありましたが、ほ
ぼ前年同期並みとなりました。通期に向けては、特に3月のイースターイベントに注力し、集客の増加
を目指します。
② 欧州:売上高9億円(前年同期比27.6%減)、営業損失4億円(同2億円損失増)
欧州では、前年同期に計上したミニマムギャランティ未達分の売上をカバーするには至りませんでし
たが、欧州主要国においてファッションカテゴリーに回復の兆しがみられ、前年同期比での減収幅を小
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株式会社サンリオ(8136) 2020年3月期 第3四半期決算短信
さく留める事が出来ました。新興国においては、イスラエルでは好調でしたが、中東諸国の苦戦をカバ
ーしきれませんでした。
『ミスターメン リトルミス』を扱う英国子会社Sanrio Global Ltd.は、出版・アパレルカテゴリー
の苦戦の他、中国市場での拡大遅延が影響し減収減益となりました。
2019年12月に欧州子会社に入社した新COOの下、セールス体制強化を図ってまいります。
③ 北米:売上高18億円(前年同期比3.1%減)、営業損失7億円(同損失微減)
ライセンスでは、「OPI」や「Levi’
s」等のブランドとのコラボレーション展開や、コスメ商品の新
規関連チャネルの開拓が奏功し売上に貢献しました。物販では、EC事業にて「Levi’s」等コラボレーシ
ョン商品の売れ行きが好調でしたが、中南米への卸売の減少や、前期に倉庫閉鎖に伴うセールを行った
影響により、減収となりました。
④ 南米:売上高3億円(前年同期比12.1%減)、営業利益0.7百万円(同95.1%減)
中南米地域は、レアル安による為替差損の影響が大きく出ましたが、現地通貨ベースでは微減収に留
まりました。ブラジルでは、サンダルを扱う「Melissa」とのコラボレーションが貢献しましたが、ア
パレルトップライセンシーとの取引縮小が大きく影響しました。メキシコでは、生理用品が貢献しまし
たが、アパレル・アクセサリーカテゴリーで苦戦を強いられ、減収となりました。
⑤ アジア:売上高51億円(前年同期比17.0%減)、営業利益19億円(同22.8%減)
香港・マカオでは、デモ等による社会騒乱により店頭集客が伸びず、主力取引先が軒並み大幅な売上
減となりました。東南アジアでは、タイ・シンガポール・ベトナムにて売上が伸び悩んだ一方で、フィ
リピンや新規代理店を採用したインドネシアにおいては、新規契約を多数獲得するなど開拓が進んでお
ります。
台湾では、流通キャンペーンや既存取引先からの売上が縮小しており、現地で人気のあるウェブプラ
ットフォームとの提携や他社IPとのコラボレーションによるブランド・話題性の回復に努めていきま
す。
韓国では、日韓関係を背景に商談中止や商品展開の縮小もあり、新規獲得は進んでいるものの大幅に
売上縮小となりました。
中国では、ノベルティやモールイベントといったプロモーション関連や、文具・スクール関連商品が
好調でしたが、トップライセンシーの落ち込みをカバーするには至りませんでした。地方都市での新規
ライセンシー獲得によりキャラクター、カテゴリーの両ポートフォリオを充実させ、オンラインプロモ
ーションを充実させることでエンドユーザーの商品認知度を上げる取り組みを引き続き行ってまいりま
す。
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株式会社サンリオ(8136) 2020年3月期 第3四半期決算短信
参考:海外子会社 売上高・営業利益(現地通貨ベース:連結消去前個別財務諸表数値)
売上高 営業利益
ロイヤリティ 物販 計
ドイツ 千EUR 6,450 30 6,480 △2,211
(前年同期比増減%) △23.7 △39.9 △23.8 ―
英国 千GBP 1,970 4 1,975 △1,113
(前年同期比増減%) △33.2 △86.5 △33.8 ―
北米 千USD 10,931 5,858 16,789 △6,458
(前年同期比増減%) 4.3 △13.1 △2.5 ―
ブラジル 千BRL 12,512 325 12,837 △1
(前年同期比増減%) △3.8 △15.8 △4.1 ―
チリ 千CLP ― 11,554 11,554 4,646
(前年同期比増減%) ― △23.1 △23.1 140.0
香港 千HKD 87,151 44,873 132,024 41,940
(前年同期比増減%) △12.1 △13.0 △12.4 △21.8
台湾 千NTD 222,518 25,055 247,573 75,611
(前年同期比増減%) △13.6 △53.1 △20.4 △17.5
韓国 千KRW 4,993,213 268,501 5,261,715 775,281
(前年同期比増減%) △12.9 23.4 △11.6 △32.8
上海 千CNY 124,311 62,016 186,328 60,684
(前年同期比増減%) △14.7 30.5 △3.6 △12.7
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は945億円で前連結会計年度末比6億円減少しました。資産の
部の主な増加項目は商品及び製品10億円です。主な減少項目は現金及び預金15億円です。
負債の部は442億円で14億円増加しました。主な増加項目は有利子負債(1年内償還予定社債を含
む)19億円です。純資産の部は、502億円と21億円減少しました。主な減少項目は為替換算調整勘定19
億円です。自己資本比率は52.8%で前連結会計年度末比1.9ポイント減少しました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期通期の連結業績予想につきましては、海外におけるライセンス事業の状況は依然厳し
く、さらに国内外ともに新型肺炎の今後への影響も懸念されるものの、引き続き国内物販事業、テーマ
パーク事業が好調であり、ライセンス事業におきましても、新業態、新規取引先の開拓に努めておりま
すので、公表しております連結業績予想に変更はなく、当期配当予想につきましても、公表どおり、期
末20円(記念配当5円を含む)、年間で35円の計画を継続しております。
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株式会社サンリオ(8136) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(参考)海外地域別損益~第3四半期の3期推移
(単位:百万円)
外部顧客に対する売上高 営業利益
増減率 増減率 増減率 増減率
地域 2017/12 2018/12 2019/12 2017/12 2018/12 2019/12
(%) (%) (%) (%)
ドイツ 1,218 1,106 △9.2 790 △28.6 △61 △45 - △271 -
欧州 英国 306 264 △13.8 201 △23.6 △84 △175 - △172 -
小計 1,525 1,371 △10.1 992 △27.6 △146 △220 - △444 -
北米 米国 2,145 1,887 △12.0 1,829 △3.1 △637 △759 - △706 -
ブラジル・
南米 635 410 △35.4 361 △12.1 68 14 △78.9 0 △95.1
チリ
香港 2,162 2,108 △2.5 1,830 △13.2 818 851 4.0 603 △29.1
台湾 1,046 1,069 2.2 798 △25.3 360 337 △6.4 266 △20.8
アジア 韓国 639 597 △6.6 495 △17.1 156 116 △25.3 73 △37.1
中国 2,185 2,374 8.6 1,981 △16.5 1,044 1,169 11.9 966 △17.3
小計 6,034 6,149 1.9 5,106 △17.0 2,379 2,474 4.0 1,910 △22.8
合計 10,340 9,819 △5.0 8,288 △15.6 1,663 1,508 △9.3 760 △49.6
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株式会社サンリオ(8136) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 43,814 42,259
受取手形及び売掛金 6,866 6,867
商品及び製品 4,276 5,306
仕掛品 32 52
原材料及び貯蔵品 115 256
未収入金 614 254
その他 797 1,203
貸倒引当金 △130 △69
流動資産合計 56,387 56,131
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,405 5,227
土地 8,473 7,820
その他(純額) 2,033 2,643
有形固定資産合計 15,912 15,691
無形固定資産 3,397 3,046
投資その他の資産
投資有価証券 11,524 12,206
繰延税金資産 2,683 2,160
その他 6,321 5,975
貸倒引当金 △1,071 △724
投資その他の資産合計 19,458 19,618
固定資産合計 38,768 38,356
繰延資産 29 33
資産合計 95,185 94,521
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,433 5,545
短期借入金 6,869 8,325
未払法人税等 678 284
賞与引当金 495 151
返品調整引当金 3 35
株主優待引当金 29 23
ポイント引当金 87 84
事業構造改善引当金 247 -
その他 10,046 8,917
流動負債合計 22,891 23,367
固定負債
社債 2,384 1,428
長期借入金 9,027 10,529
退職給付に係る負債 5,157 5,005
その他 3,327 3,958
固定負債合計 19,896 20,920
負債合計 42,788 44,287
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株式会社サンリオ(8136) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 3,409 3,409
利益剰余金 55,114 54,109
自己株式 △11,762 △11,846
株主資本合計 56,762 55,673
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △231 72
繰延ヘッジ損益 △0 0
為替換算調整勘定 △1,786 △3,724
退職給付に係る調整累計額 △2,634 △2,095
その他の包括利益累計額合計 △4,652 △5,747
非支配株主持分 287 308
純資産合計 52,396 50,233
負債純資産合計 95,185 94,521
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株式会社サンリオ(8136) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 43,623 42,151
売上原価 15,522 14,918
売上総利益 28,101 27,233
返品調整引当金繰入額 - 32
返品調整引当金戻入額 66 -
差引売上総利益 28,167 27,201
販売費及び一般管理費 24,357 24,768
営業利益 3,810 2,433
営業外収益
受取利息 334 389
受取配当金 118 130
為替差益 66 -
投資事業組合運用益 332 203
その他 190 357
営業外収益合計 1,043 1,080
営業外費用
支払利息 76 80
為替差損 - 25
支払手数料 169 86
その他 21 14
営業外費用合計 267 206
経常利益 4,586 3,307
特別利益
固定資産売却益 553 86
投資有価証券売却益 502 271
その他 13 -
特別利益合計 1,069 357
特別損失
固定資産処分損 12 59
投資有価証券評価損 515 -
減損損失 12 65
競争法関連損失 - 760
事業構造改善費用 366 48
その他 15 20
特別損失合計 922 955
税金等調整前四半期純利益 4,733 2,709
法人税、住民税及び事業税 1,531 971
法人税等調整額 151 167
法人税等合計 1,683 1,138
四半期純利益 3,050 1,570
非支配株主に帰属する四半期純利益 33 30
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,016 1,540
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 3,050 1,570
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △564 304
繰延ヘッジ損益 0 0
為替換算調整勘定 △1,022 △1,947
退職給付に係る調整額 515 538
その他の包括利益合計 △1,070 △1,104
四半期包括利益 1,979 466
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,944 445
非支配株主に係る四半期包括利益 35 20
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株式会社サンリオ(8136) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
国際財務報告基準を適用している子会社は、第1四半期連結会計期間より、国際財務報告基準
第16号「リース」(以下「IFRS第16号」という。)を適用しております。これにより、リースの借
手は、原則としてすべてのリースを貸借対照表に資産及び負債として計上することとしました。
IFRS第16号の適用については、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響
を適用開始日に認識する方法を採用しております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の「有形固定資産」が349百万円増加し、流動負債の
「その他」が147百万円及び固定負債の「その他」が204百万円増加しております。当第3四半期
連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
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(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 欧州 北米 南米 アジア 合計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 33,804 1,371 1,887 410 6,149 43,623 - 43,623
(うちロイヤリティ売上高) (7,266) (1,358) (1,151) (397) (5,537) (15,711) (-) (15,711)
セグメント間の
4,267 19 5 0 1,081 5,375 △5,375 -
内部売上高又は振替高
(うちロイヤリティ売上高) (4,049) (19) (-) (-) (0) (4,069) (△4,069) (-)
計 38,072 1,390 1,893 411 7,231 48,999 △5,375 43,623
セグメント利益又は損失(△) 2,725 △220 △759 14 2,474 4,234 △424 3,810
(注) 1. セグメント利益又は損失の調整額 △424百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能営業費用で
あり、配賦不能営業費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため記載を省略しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 欧州 北米 南米 アジア 合計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 33,862 992 1,829 361 5,106 42,151 - 42,151
(うちロイヤリティ売上高) (7,019) (987) (1,195) (352) (4,523) (14,077) (-) (14,077)
セグメント間の
3,720 12 7 2 1,096 4,837 △4,837 -
内部売上高又は振替高
(うちロイヤリティ売上高) (3,526) (12) (-) (-) (0) (3,539) (△3,539) (-)
計 37,583 1,004 1,836 363 6,202 46,989 △4,837 42,151
セグメント利益又は損失(△) 2,085 △444 △706 0 1,910 2,846 △413 2,433
(注) 1. セグメント利益又は損失の調整額 △413百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能営業費用で
あり、配賦不能営業費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため記載を省略しております。
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