8136 サンリオ 2021-05-24 12:00:00
(訂正・数値データ訂正)「2021 年3月期 決算短信 [日本基準](連結)」の一部訂正について [pdf]
2021 年5月 24 日
各 位
会 社 名 株式会社 サ ン リ オ
代表者名の 代表取締役
辻 朋 邦
役職氏名 社 長
(コード番号 8136 東証第 1 部)
問 合 せ 先 常務取締役 岸 村 治 良
電話番号 03 (3779) 8058
(訂正・数値データ訂正)
「2021 年3月期 決算短信 [日本基準](連結)」の一部訂正について
2021 年5月 14 日に公表いたしました「2021 年3月期 決算短信 [日本基準](連結)」について、
一部訂正すべき事項がありましたので、下記のとおりお知らせいたします。
また、数値データについても訂正がありましたので、訂正後の数値データも送信いたします。
記
1.訂正理由
2021 年5月 14 日の公表後に、連結計算書類の作成過程において一部訂正すべき事項が判明しま
したので、2021 年3月期 決算短信を訂正させていただくものであります。
2.訂正箇所
訂正箇所が多数あるため、訂正後の決算短信の全文を添付し、訂正箇所には下線を付して表示し
ております。
以 上
(訂正後)
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月14日
上 場 会 社 名 株式会社サンリオ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8136 URL http://www.sanrio.co.jp/corporate/ir/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 辻 朋邦
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名) 岸村 治良 (TEL) 03-3779-8058
定時株主総会開催予定日 2021年6月24日 配当支払開始日 -
有価証券報告書提出予定日 2021年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家及びアナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 41,053 △25.7 △3,280 - △1,731 - △3,960 -
2020年3月期 55,261 △6.5 2,106 △56.0 3,274 △43.9 191 △95.1
(注) 包括利益 2021年3月期 △1,225百万円( -%) 2020年3月期 △1,521百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 △47.93 - △9.5 △2.0 △8.0
2020年3月期 2.26 - 0.4 3.5 3.8
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 -百万円 2020年3月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 85,040 37,285 43.7 461.32
2020年3月期 89,515 46,387 51.5 548.78
(参考) 自己資本 2021年3月期 37,155百万円 2020年3月期 46,060百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 △2,287 7,007 △862 24,788
2020年3月期 834 △3,624 △4,993 21,011
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 15.00 - 20.00 35.00 2,951 1,545.3 6.0
2021年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2022年3月期(予想) - 8.00 - 8.00 16.00 61.4
(注) 2020年3月期期末配当の内訳 普通配当 15円00銭 記念配当 5円00銭(創立60周年)
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 23,000 34.7 △1,100 - △1,000 - 1,900 - 23.59
通期 49,100 19.6 △700 - △400 - 2,100 - 26.07
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 89,065,301株 2020年3月期 89,065,301株
② 期末自己株式数 2021年3月期 8,523,746株 2020年3月期 5,131,983株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 82,628,774株 2020年3月期 84,640,664株
(参考) 個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 30,563 △19.7 △1,757 - 7,339 161.3 6,542 276.3
2020年3月期 38,044 △6.8 330 △85.9 2,808 △41.3 1,738 △51.5
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 79.18 -
2020年3月期 20.54 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 55,631 22,235 40.0 276.08
2020年3月期 50,412 22,223 44.1 264.78
(参考) 自己資本
2021年3月期 22,235百万円 2020年3月期 22,223百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料P.7「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………6
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………6
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………7
(5)中期経営計画 …………………………………………………………………………………7
(6)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ………………………………………8
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………8
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………9
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………9
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………11
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………14
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………16
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………18
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………18
(追加情報) ………………………………………………………………………………………18
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………18
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………22
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………23
― 1 ―
株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
(単位:億円)
2021/3 計画対比 前期実績対比
通期 *最終 2020/3
実績 増減額 増減率 増減額 増減率
計画 実績
売上高 410 402 8 2.1% 552 △142 △25.7%
売上総利益 252 248 4 2.0% 350 △97 △27.8%
販売費及び一般管理費 285 288 △2 △0.8% 329 △43 △13.2%
営業利益 △32 △40 7 ― 21 △53 ―
営業外損益 15 9 6 72.1% 11 3 32.5%
経常利益 △17 △31 13 ― 32 △50 ―
特別損益 △9 △3 △6 ― △20 10 ―
税金等調整前当期純利益 △26 △34 7 ― 12 △39 ―
法人税及び法人税等調整額 12 1 10 604.0% 10 2 22.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 △39 △36 △3 ― 1 △41 ―
売上総利益率 61.6% 61.7% △0.1% ― 63.4% △1.8% ―
営業利益率 △8.0% △10.0% 2.0% ― 3.8% △11.8% ―
経常利益率 △4.2% △7.7% 3.5% ― 5.9% △10.1% ―
(注)当期は業績予想の修正を行いましたので、最終計画比を記載しております。
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による経済活動の停滞
やインバウンド需要の消失などにより、景気は大きく後退しました。国内の経済活動が徐々に再開さ
れ、第3四半期以降には緩やかな回復の兆しがみられたものの、足元の感染症拡大に伴う、消費の弱含
みにより、いまだ先行きが見通せない状況が続いております。当社では、引き続きお客様及び従業員の
健康を守り、感染症拡大の防止策を講じつつ、安心できる店舗や施設の運営を行っております。
国内では、このコロナ禍において、EC部門の伸長や、マスク・消毒スプレー等の衛生関連商品、「エ
ンジョイアイドルシリーズ」等の学生や大人向け商品を伸ばすことができましたが、イベント・販売促
進活動の自粛や、インバウンド需要、また消費マインドの低下によるギフト商戦の落ち込みをカバーで
きるまでには至りませんでした。テーマパーク事業では、再開後も入園制限による大幅な入園者数減に
より、厳しい状況が続いておりますが、ECやオンライン事業を新規で立ち上げる等の取り組みにも力を
入れております。
海外では、国内同様新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく、商品プロモーションやイベント
等は稼働できない状況が続いております。また、北米のEC事業は二桁で伸びているものの、欧州をはじ
めとする各国でのロックダウンにより休校が相次ぎ、学童関連をはじめとしたライセンシーの落ち込み
が響きました。
これらの結果として、売上高は410億円(前期比25.7%減)、営業損失は32億円(前期は21億円の利
益)、営業外収益に受取利息、投資事業組合運用益等を計上し、経常損失は17億円(前期は32億円の利
益)でした。特別利益として雇用調整助成金等で10億円、特別損失として新型コロナウイルス感染症拡
大防止に伴う店舗の臨時休業やテーマパークの臨時休園による損失等19億円の計上に対し、法人税等12
億円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は39億円(前期は1億円の利益)となりまし
た。
なお、すべての海外連結子会社の決算期は1月~12月であり、当連結会計年度の対象期間は、2020年
1月~12月であります。
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
〔報告セグメント〕 (単位:億円)
売上高 セグメント利益(営業利益)
前期 当期 増減 増減率 前期 当期 増減 増減率
物販その他 339 236 △102 △30.2%
日本 ロイヤリティ 91 79 △12 △13.6% 17 △29 △46 -
計 430 315 △115 △26.7%
物販その他 0 0 0 340.8%
欧州 ロイヤリティ 14 11 △2 △18.7% △5 △3 2 -
計 14 12 △2 △17.6%
物販その他 9 10 1 13.1%
北米 ロイヤリティ 16 10 △5 △36.3% △11 △11 △0 -
計 26 21 △4 △18.1%
物販その他 0 0 0 47.5%
南米 ロイヤリティ 4 2 △2 △40.8% 0 0 △0 △62.2%
計 5 3 △1 △39.4%
物販その他 11 5 △5 △50.5%
アジア ロイヤリティ 64 52 △12 △18.6% 28 19 △9 △31.9%
計 76 58 △17 △23.4%
調整額 - - - - △8 △8 △0 -
物販その他 360 253 △106 △29.7%
連結 ロイヤリティ 192 157 △35 △18.3% 21 △32 △53 -
計 552 410 △142 △25.7%
(注)海外地域の子会社は、ロイヤリティ収入に対して相応の額を売上原価として著作権保有者である
日本の親会社に支払っており、それを親会社は売上高として計上しておりますが、連結消去されるた
め、上表の日本の売上高にはその相当額は含まれておりません。セグメント利益(営業利益)には反映
されております。
なお、ここに示す売上高は、外部顧客に対する売上高であり、前述のロイヤリティに限らずセグメン
ト間売上高は内部取引高として消去しております。
ⅰ 日本:売上高315億円(前期比26.7%減)、営業損失29億円(前期は17億円の利益)
物販事業のリテール部門は、年末年始・初売りの機会に、各商業施設が実施した感染症拡大防止対策
により、集客が減少し、売上に大きく影響しました。その後も集客が不安定となる社会環境となり苦戦
が続きました。
一方、EC事業は引き続き堅調に推移し、第4四半期における客数も毎月1万人以上増加(3月末の総
会員数は前年比162.9%)、売上は前年同期比147.0%と大幅に伸長しました。
卸部門においては、キッズアイテムの納品は苦戦しましたが、前髪クリップや、「エンジョイアイ
ドルシリーズ」等の学生や大人向け商品が販路を広げた事や、季節商品の返品減などの理由により、第
4四半期売上は前年同期比108.4%と好調に推移しました。
商品では、『こぎみゅん』『マイメロディ』『はぴだんぶい』のキャラクタープロモーションや、当
りくじ、マスク等の衛生用品が人気を集めました。
『ポムポムプリン』が25周年を迎え、そのアニバーサリー記念として、2月に新宿高島屋にて感染症
拡大の防止策を講じつつ、ポップアップショップを開催しました。
ライセンス事業の商品化権ライセンスでは、第4四半期も引き続き新型コロナウイルス感染症拡大の
影響が大きく、銘菓やインバウンド向け菓子、観光地向け雑貨などが苦戦しましたが、「ユニクロ」や
「ハニーズ」などの衣料系チェーンで春物衣料の導入が促進されたことで売上が大きく伸長しました。
また、巣ごもり需要も旺盛で、クッション等インテリア雑貨も堅調に推移しました。
対企業企画では外務省や栃木県警察などの官庁や山梨県、東京都、岡山県総社市といった自治体な
ど、公的機関との成約が順調だったことに加え、西濃運輸株式会社や株式会社ハウスメイトパートナー
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
ズなどとの新規広告宣伝契約も多大なる貢献をしました。
エンターテイメント事業本部における第4四半期の実績は、予算比及び前期比で二桁の伸びとなりま
した。商品化権ライセンスは、任天堂株式会社のNintendo Switch向け「どうぶつの森 amiiboカード」
へのサンリオキャラクター供与をはじめとし、株式会社セガ、フリュー株式会社、株式会社バンダイ、
株式会社タカラトミーアーツなど、各企業との契約によるプライズやカプセルトイの商品化など、エン
ターテイメント関連の商品化が大変好調に推移しました。
また、デジタルビジネスにつきましては、「LINE」や「ココネ」などのゲームやデジタルコンテンツ
へ の 継 続 的 な ラ イ セ ン ス 供 与 に 加 え、 新 規 取 引 先 の 積 極 的 な 開 拓 に よ り、 株 式 会 社 coly、BIGO
TECHNOLOGY PTE. LTD.など現在成長著しいデジタル企業との新規取引を獲得しました。
アニメ関連ビジネスにおいては、「アイドルマスター」などとの様々なコラボレーション案件が売上
に貢献しました。また、他社IPのデザインプロデュース商材がアパレル量販中心に拡大しました。引き
続き有力なデジタル企業とのグローバル展開を推進すると共に、『こぎみゅん』や『BEATCATS』などの
新規キャラクターの育成・強化に注力してまいります。
テーマパーク事業では、東京都多摩市のサンリオピューロランドは、東京都の2回目の緊急事態宣言
発令の影響を受け、第4四半期の入園者数は、171千人(前年同期比22千人減、11.6%減)、通期では
453千人(前期比871千人減、65.8%減)という状況でした。12月7日より開業30年目を迎え「30th
Anniversary Parade「Hello, New World ~虹を、つなごう」」は、好評を博し、売上にも貢献しまし
た。また6月からは自社及び他社コンテンツのデジタル配信やオリジナル商品の通信販売等の施策を行
うと共に、販促費や広告宣伝費等を削減しましたが、大幅な営業損失となりました。
大分県のハーモニーランドは、11月には入園者数が前年同月比87%まで回復する状況となりました
が、近隣県の緊急事態宣言発令の影響もあり、第4四半期の入園者数は48千人(前年同期比10千人減、
17.2%減)、通期では176千人(前期比252千人減、58.8%減)となりました。2021年4月に開園30周年
を迎えますので、感染防止に留意しながら集客の回復に努めます。
※サンリオピューロランドは2020年2月22日~7月12日、ハーモニーランドは2020年2月22日~6月
7日まで臨時休園でした。
ⅱ 欧州:売上高12億円(前期比17.6%減)、営業損失3億円(同2億円損失減)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるロックダウンで休校が相次ぎ、学童用品をはじめとした
ライセンシーの落ち込みが大きく響きました。一方、スペインの大手アパレルメーカーとのグローバル
規模のコラボレーションやフランスのラグジュアリーブランドとのコラボレーションが貢献し、前期に
対する下げ幅は比較的小さくすることができました。
『ミスターメン リトルミス』は重要カテゴリーである出版ライセンスが堅調に推移した他、香港で
も常設店舗をオープンし、スマートフォンケースやイヤリングなどを販売しています。
ⅲ 北米:売上高21億円(前期比18.1%減)、営業損失11億円(同41百万円損失増)
ライセンス事業は、大手消費財メーカーとの契約未更新が響き、前期に行った『ハローキティ』45周
年関連の大型コラボレーションをカバーするには至りませんでした。
物販事業では、新型コロナウイルス感染症拡大による店舗閉鎖の影響で苦戦しておりますが、EC事業
については成長を続けております。11月には大手EC事業者と提携し、取扱商品数の増加にも取り組んで
おります。
ⅳ 南米:売上高3億円(前期比39.4%減)、営業利益7百万円(同62.2%減)
南米地域では、生理用品をメインで扱う事業者との取り組みが好調な半面、新型コロナウイルス感染
症の爆発的な流行により、多くの取引先において苦戦が強いられました。小売店閉鎖による在庫の増加
が影響し、全体的に売上が減少傾向にあります。また、2020年2月以降進んでいるレアル安による為替
差損の影響も出ております。
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
ⅴ アジア:売上高58億円(前期比23.4%減)、営業利益19億円(同31.9%減)
香港・マカオでは、モール装飾などが苦戦しました。生活必需品関連の売上は増加傾向にあります
が、主要取引先の時短運営や閉鎖による売上不振が大きく響いています。また、東南アジアにおいて
も、最大のパートナーであるタイの百貨店が一時休業になるなど、厳しい状況が続いています。
台湾では、新型コロナウイルス感染症の抑え込みに成功しており、コンビニや百貨店とのプロモーシ
ョン案件を獲得することができました。一方、中国で製造を行っている大手取引先の開発が一時停止す
る等、商品化については苦戦を強いられました。
韓国では、テレビショッピングをメインの販路としている主要取引先が好調な一方、その他の取引先
の新型コロナウイルス感染症による影響をカバーすることができませんでした。ゲームアプリとのコラ
ボレーションに関しては相変わらず好調で、継続的に取り組みを行っております。また、メッセージア
プリでのスタンプ売上も伸長しています。
中国では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、アクセサリーカテゴリや学童用品、玩具が
苦戦しました。一方で、大手スポーツ用品メーカーとの大型コラボレーションを行った他、ヘルス&ビ
ューティカテゴリの売上も堅調に推移し、前期に対する下げ幅は比較的小さく抑えることができまし
た。
参考:海外子会社 売上高・営業利益(現地通貨ベース:連結消去前個別財務諸表数値)
売上高 営業利益
ロイヤリティ 物販 計
ドイツ 千EUR 7,064 120 7,184 △1,432
(前期比増減%) △19.3 136.6 △18.4 -
英国 千GBP 3,238 196 3,435 △740
(前期比増減%) △13.7 △38.0 △15.6 -
北米 千USD 9,819 10,366 20,185 △10,946
(前期比増減%) △34.7 16.6 △15.6 -
ブラジル 千BRL 14,177 843 15,021 360
(前期比増減%) △20.8 104.1 △18.0 △45.9
チリ 千CLP - 4,710 4,710 △1,792
(前期比増減%) - △57.9 △57.9 -
香港 千HKD 93,849 35,468 129,318 32,100
(前期比増減%) △20.1 △40.3 △26.9 △42.3
台湾 千NTD 274,525 22,015 296,541 84,731
(前期比増減%) △8.7 △34.5 △11.3 △19.1
韓国 千KRW 4,743,867 343,731 5,087,599 219,365
(前期比増減%) △23.4 △7.8 △22.5 △70.9
中国 千CNY 157,485 65,576 223,062 75,269
(前期比増減%) △18.0 △33.6 △23.3 △23.6
(注)上表は各子会社に含まれる他地域の取引に区分け整理する前の数値であり、前述の地域セグメ
ントの数値と為替を通してリンクするものではありません。
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
(参考)
海外地域別損益~3期推移 (単位:百万円)
外部顧客に対する売上高 営業利益
地域 2019/3 2020/3 増減率 2021/3 増減率 2019/3 2020/3 増減率 2021/3 増減率
(%) (%) (%) (%)
ドイツ 1,366 1,063 △22.2 857 △19.4 △192 △439 - △174 -
欧州 英国 397 396 △0.3 346 △12.7 △206 △113 - △130 -
小計 1,764 1,459 △17.3 1,203 △17.6 △398 △553 - △305 -
北米 米国 2,661 2,607 △2.0 2,136 △18.1 △1,082 △1,126 - △1,167 -
ブラジル・
南米 チリ
561 504 △10.1 305 △39.4 16 19 14.0 7 △62.2
香港 2,952 2,531 △14.3 1,767 △30.2 1,173 874 △25.5 470 △46.2
台湾 1,356 1,087 △19.9 1,019 △6.3 444 371 △16.4 306 △17.5
アジア 韓国 824 617 △25.1 457 △25.9 167 71 △57.3 19 △72.1
中国 3,809 3,369 △11.6 2,580 △23.4 1,765 1,560 △11.6 1,162 △25.5
小計 8,943 7,605 △15.0 5,825 △23.4 3,551 2,878 △18.9 1,959 △31.9
合計 13,930 12,177 △12.6 9,470 △22.2 2,087 1,217 △41.7 493 △59.5
(2)当期の財政状態の概況
(単位:億円)
当第2四半期
前期末 当期末 増減額
連結会計期間末
資産の部 895 850 △44 954
負債の部 431 477 46 542
(うち有利子負債) 201 278 76 329
純資産の部 463 372 △91 412
自己資本比率 51.5% 43.7% △7.8ポイント 43.0%
※有利子負債はリース債務を除いております。
当連結会計年度末の総資産は850億円で、前期末比44億円減少しました。資産の部の主な増加項目
は投資有価証券25億円です。主な減少項目は現金及び預金31億円、受取手形及び売掛金9億円、繰延
税金資産25億円です。
負債の部は477億円で前期末比46億円増加しました。主な増加項目は有利子負債76億円です。主な
減少項目は退職給付に係る負債27億円です。純資産の部は372億円で前期末比91億円減少しました。
主な増加項目は、その他有価証券評価差額金11億円、退職給付に係る調整累計額24億円です。また、
親会社株主に帰属する当期純損失39億円を計上し、配当金16億円を支払ったことにより利益剰余金が
56億円減少したことに加え、2020年11月5日公表の適時開示のとおり、自己株式59億円を取得したこ
とによるものです。その結果、自己資本比率は43.7%で前期末比7.8ポイント減少しました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(単位:億円)
前期 当期 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー 8 △22 △31
投資活動によるキャッシュ・フロー △36 70 106
財務活動によるキャッシュ・フロー △49 △8 41
現金及び現金同等物に係る換算差額 △4 △0 3
現金及び現金同等物の増減額(△減少額) △82 37 120
現金及び現金同等物の期首残高 292 210 △82
現金及び現金同等物の期末残高 210 247 37
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より37億円増の247億円となりまし
た。
営業活動によるキャッシュ・フローは、22億円の支出(前期は8億円の収入)となりました。これ
は、減価償却費が17億円(前期比3億円減)、売上債権の減少額が10億円(前期比2億円の収入増)
であった一方、税金等調整前当期純損失が26億円(前期は12億円の利益)、仕入債務の減少額が7億
円(前期比2億円の支出増)、法人税等の支払額が10億円(前期比3億円の支出減)であったことな
どによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、70億円の収入(前期は36億円の支出)となりました。これ
は、定期預金預入払戻の差である65億円の収入(前期は38億円の支出)、投資事業組合からの分配に
よる収入10億円(前期比7億円増)に対し、有形固定資産の取得売却の差額7億円の支出(前期比3
億円増)などによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは8億円の支出(前期比41億円の支出減)となりました。これ
は、長・短借入金の借入返済の差額92億円の収入(前期比80億円増)に対し、自己株式の取得による
支出60億円(前期比40億円増)、配当金の支払額16億円(前期比8億円減)などによるものです。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率(%) 52.2 53.4 54.7 51.5 43.7
時価ベースの自己資本比率(%) 171.3 166.9 235.4 134.7 166.1
キャッシュ・フロー対有利子負債
296.2 509.6 411.3 2,415.8 -
比率(%)
インタレスト・カバレッジ・レシ
34.5 24.3 47.3 8.9 -
オ(倍)
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー(利息の支払額を除く)/利払い
※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業キャッシュ・フローを使用しております。
※有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としてお
ります(リース債務を除く)。
※利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
※2021年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオは営業キャッ
シュ・フローがマイナスであるため記載しておりません。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、現時点においても、新型コロナウイルス感染症は、変異株等の拡大に
より三度目の緊急事態宣言発令の事態に至り、完全な解決の時期が見込めない状況にありますが、ワク
チン接種の開始により徐々に収束に向かうとの見方から、国内経済の回復軌道に乗ることを前提とし
て、2022年3月期の連結業績予想を開示いたします。
(5)中期経営計画
当社は、2024年3月期を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画を策定し2021年5月25日(火)に
TDnet、並びに当社ホームページにおいて発表いたします。本計画は(1)組織風土改革、(2)国内
外構造改革の着手・完遂、(3)再成長の戦略や成長市場への種まきを3本柱とし、その実行について
は大幅に体制を刷新し計画を遂行していく所存です。
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
(6)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は株主に対する利益還元を経営の重要事項と考えております。しかしながら、当期につきまして
は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による経済活動の停滞やインバウンド需要の消失などの影響
を受けた結果として39億円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上するに至りましたので、誠に遺憾
ながら無配とさせていただきます。株主の皆様には深くお詫び申し上げます。
次期の配当につきましては業績回復のために必要な諸施策を実行し、第2四半期末配当8円、期末配
当8円の年間16円の配当を計画しておりますが、今後期末に増配することを目標に、収支改善に努力し
てまいりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、引き続き日本基準を採用することとしておりますが、将来的なIFRSの適用に備え、
その体制や時期について検討を進めております。
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 40,053 36,876
受取手形及び売掛金 6,211 5,269
商品及び製品 4,589 4,383
仕掛品 22 10
原材料及び貯蔵品 243 213
未収入金 1,683 1,631
その他 1,078 637
貸倒引当金 △102 △85
流動資産合計 53,780 48,937
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 51,107 51,170
減価償却累計額及び減損損失累計額 △45,801 △46,539
建物及び構築物(純額) 5,306 4,631
機械装置及び運搬具 12,968 13,006
減価償却累計額及び減損損失累計額 △12,656 △12,705
機械装置及び運搬具(純額) 312 300
工具、器具及び備品 5,563 5,649
減価償却累計額及び減損損失累計額 △5,048 △5,249
工具、器具及び備品(純額) 514 399
土地 7,825 7,831
リース資産 3,357 4,311
減価償却累計額及び減損損失累計額 △1,431 △1,380
リース資産(純額) 1,925 2,930
建設仮勘定 5 4
有形固定資産合計 15,890 16,098
無形固定資産 2,474 2,216
投資その他の資産
投資有価証券 9,062 11,649
従業員に対する長期貸付金 144 114
差入保証金 1,728 1,722
繰延税金資産 2,956 364
退職給付に係る資産 898 1,812
その他 3,080 2,557
貸倒引当金 △531 △454
投資その他の資産合計 17,339 17,766
固定資産合計 35,704 36,081
繰延資産
社債発行費 30 21
繰延資産合計 30 21
資産合計 89,515 85,040
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,964 3,180
短期借入金 8,089 17,030
1年内償還予定の社債 1,686 512
リース債務 656 752
未払法人税等 425 486
賞与引当金 479 421
返品調整引当金 25 8
株主優待引当金 45 38
ポイント引当金 71 118
その他 7,152 6,786
流動負債合計 22,595 29,336
固定負債
社債 1,347 935
長期借入金 9,048 9,382
リース債務 1,395 2,351
長期預り金 638 620
長期未払金 1,334 1,142
退職給付に係る負債 5,883 3,091
その他 885 893
固定負債合計 20,532 18,417
負債合計 43,127 47,754
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 3,409 3,409
利益剰余金 52,818 47,179
自己株式 △13,762 △19,762
株主資本合計 52,466 40,827
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △995 139
繰延ヘッジ損益 △0 -
為替換算調整勘定 △2,494 △3,320
退職給付に係る調整累計額 △2,914 △490
その他の包括利益累計額合計 △6,405 △3,671
非支配株主持分 326 130
純資産合計 46,387 37,285
負債純資産合計 89,515 85,040
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 55,261 41,053
売上原価 20,222 15,779
売上総利益 35,039 25,273
返品調整引当金繰入額 22 -
返品調整引当金戻入額 - 17
差引売上総利益 35,017 25,290
販売費及び一般管理費
販売促進費 2,845 1,875
貸倒引当金繰入額 △109 113
役員報酬及び給料手当 7,641 7,280
雑給 3,166 2,441
賞与 961 834
賞与引当金繰入額 464 405
株主優待引当金繰入額 16 △15
ポイント引当金繰入額 △15 43
退職給付費用 1,972 1,792
運賃及び荷造費 990 1,066
賃借料 2,676 2,368
減価償却費 1,230 885
その他 11,070 9,478
販売費及び一般管理費合計 32,910 28,570
営業利益又は営業損失(△) 2,106 △3,280
営業外収益
受取利息 557 412
受取配当金 213 200
投資有価証券評価益 - 286
投資事業組合運用益 277 919
収用補償金 167 -
雇用調整助成金 - 140
その他 264 423
営業外収益合計 1,480 2,382
営業外費用
支払利息 107 131
為替差損 74 301
支払手数料 106 123
和解金 - 141
その他 23 135
営業外費用合計 311 833
経常利益又は経常損失(△) 3,274 △1,731
特別利益
固定資産売却益 122 -
投資有価証券売却益 397 528
雇用調整助成金 - 487
特別利益合計 519 1,015
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
特別損失
固定資産処分損 87 17
減損損失 129 470
投資有価証券売却損 218 51
投資有価証券評価損 721 11
事業構造改善費用 48 35
競争法関連損失 760 -
臨時休園等による損失 562 1,370
その他 - 2
特別損失合計 2,528 1,960
税金等調整前当期純利益
1,266 △2,676
又は税金等調整前当期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 747 1,155
法人税等還付税額 - △820
法人税等調整額 286 931
法人税等合計 1,033 1,267
当期純利益又は当期純損失(△) 233 △3,943
非支配株主に帰属する当期純利益 41 16
親会社株主に帰属する当期純利益
191 △3,960
又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) 233 △3,943
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △763 1,135
繰延ヘッジ損益 0 0
為替換算調整勘定 △710 △841
退職給付に係る調整額 △280 2,424
その他の包括利益合計 △1,754 2,717
包括利益 △1,521 △1,225
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △1,560 △1,226
非支配株主に係る包括利益 39 0
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 10,000 3,409 55,114 △11,762 56,762
会計方針の変更によ
58 58
る累積的影響額
会計方針の変更を反映
10,000 3,409 55,172 △11,762 56,820
した当期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △2,545 △2,545
親会社株主に帰属す
191 191
る当期純利益
自己株式の取得 △1,999 △1,999
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - △2,353 △1,999 △4,353
当期末残高 10,000 3,409 52,818 △13,762 52,466
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調整勘 退職給付に係る その他の包括利 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 △231 △0 △1,786 △2,634 △4,652 287 52,396
会計方針の変更によ
58
る累積的影響額
会計方針の変更を反映
△231 △0 △1,786 △2,634 △4,652 287 52,454
した当期首残高
当期変動額
剰余金の配当 △2,545
親会社株主に帰属す
191
る当期純利益
自己株式の取得 △1,999
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △763 0 △708 △280 △1,752 39 △1,713
額)
当期変動額合計 △763 0 △708 △280 △1,752 39 △6,067
当期末残高 △995 △0 △2,494 △2,914 △6,405 326 46,387
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 10,000 3,409 52,818 △13,762 52,466
当期変動額
剰余金の配当 △1,678 △1,678
親会社株主に帰属す
△3,960 △3,960
る当期純損失(△)
自己株式の取得 △6,000 △6,000
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - △5,639 △6,000 △11,639
当期末残高 10,000 3,409 47,179 △19,762 40,827
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算調整勘 退職給付に係る その他の包括利 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 △995 △0 △2,494 △2,914 △6,405 326 46,387
当期変動額
剰余金の配当 △1,678
親会社株主に帰属す
△3,960
る当期純損失(△)
自己株式の取得 △6,000
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 1,135 0 △825 2,424 2,733 △195 2,537
額)
当期変動額合計 1,135 0 △825 2,424 2,733 △195 △9,101
当期末残高 139 - △3,320 △490 △3,671 130 37,285
― 15 ―
株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期
1,266 △2,676
純損失(△)
減価償却費 2,115 1,792
長期前払費用償却額 70 54
貸倒引当金の増減額(△は減少) △551 △74
事業構造改善引当金の増減額(△は減少) △244 -
賞与引当金の増減額(△は減少) △15 △58
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △417 △428
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △148 370
返品調整引当金の増減額(△は減少) 22 △17
株主優待引当金の増減額(△は減少) 15 △6
ポイント引当金の増減額(△は減少) △15 47
受取利息及び受取配当金 △770 △613
支払利息 107 131
固定資産処分損益(△は益) △34 17
減損損失 129 470
投資有価証券売却損益(△は益) △179 △476
投資有価証券評価損益(△は益) 721 △274
競争法関連損失 760 -
売上債権の増減額(△は増加) 822 1,023
たな卸資産の増減額(△は増加) △435 222
その他の資産の増減額(△は増加) 164 △22
仕入債務の増減額(△は減少) △462 △752
未払消費税等の増減額(△は減少) 72 △291
その他の負債の増減額(△は減少) △506 230
その他 △170 △787
小計 2,315 △2,118
利息及び配当金の受取額 781 618
利息の支払額 △105 △134
競争法関連支払額 △760 -
法人税等の支払額 △1,396 △1,082
法人税等の還付額 - 429
営業活動によるキャッシュ・フロー 834 △2,287
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △35,860 △29,121
定期預金の払戻による収入 32,018 35,720
有形固定資産の取得による支出 △1,091 △723
有形固定資産の売却による収入 752 1
無形固定資産の取得による支出 △343 △330
無形固定資産の売却による収入 0 734
投資有価証券の取得による支出 △1,505 △2,978
投資有価証券の売却による収入 2,276 3,107
投資事業組合からの分配による収入 328 1,091
非連結子会社株式取得による支出 - △451
貸付けによる支出 △150 -
貸付金の回収による収入 49 29
差入保証金の差入による支出 △56 △54
差入保証金の回収による収入 194 41
その他 △236 △60
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,624 7,007
― 16 ―
株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 - 8,000
短期借入金の返済による支出 △40 △610
長期借入れによる収入 7,800 10,100
長期借入金の返済による支出 △6,519 △8,214
社債の発行による収入 685 98
社債の償還による支出 △1,795 △1,686
自己株式の取得による支出 △1,999 △6,000
配当金の支払額 △2,556 △1,688
その他 △568 △861
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,993 △862
現金及び現金同等物に係る換算差額 △463 △81
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △8,246 3,776
現金及び現金同等物の期首残高 29,258 21,011
現金及び現金同等物の期末残高 21,011 24,788
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積り)
当社グループにおいては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い各国政府・自治体からの自粛要請や規制により
店舗等の営業時間の短縮や休業等を余儀なくされるなど厳しい状態が生じました。その後、各国政府・自治体によ
る自粛要請や規制の緩和により店舗等の営業は順次再開しておりますが、各国での新型コロナウイルス感染症の再
拡大及び国内での緊急事態宣言の再発令に伴い、国内外での消費低迷やライセンス需要の減少等が想定されます。
連結財務諸表の作成に当たっては、外部の情報源に基づく情報等を踏まえて翌連結会計年度以降も一定期間にわ
たり新型コロナウイルス感染症の影響が継続しつつ段階的に需要が回復していくとの仮定のもと、固定資産の減損
や繰延税金資産の回収可能性の判断等に係る会計上の見積りを行っております。
なお、連結財務諸表作成時点において入手可能な情報に基づいた最善の見積りを行っているものの、その性質上、
見積りに用いた仮定には不確実性があるため、同感染症の収束時期やその経済環境への影響が変化した場合には、
当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い)
当社及び一部の国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設さ
れたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目に
ついては、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報
告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適
用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前
の税法の規定に基づいております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは、主に「ソーシャル・コミュニケーション・ギフト商品」の企画・販売、キャラクターの使用許
諾業務、テーマパーク事業などを営んでおります。国内においては当社及び国内連結子会社が、海外においては欧
州(主にイタリア・フランス・スペイン・ドイツ・英国)、北米(主に米国)、南米(主にブラジル、チリ、ペル
ー、メキシコ)、アジア(主に香港・台湾・韓国・中国)の各地域を現地連結子会社がそれぞれ担当しておりま
す。当社及び各連結子会社はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う商品などについて各地域の包括的な戦略
を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」「欧
州」「北米」「南米」「アジア」の5つを報告セグメントとしております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている地域別セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法
と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及
び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸
調整額
表計上額
(注1)
日本 欧州 北米 南米 アジア 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 43,084 1,459 2,607 504 7,605 55,261 - 55,261
(うちロイヤリティ売上高) (9,178) (1,455) (1,645) (496) (6,457) (19,232) (-) (19,232)
セグメント間の内部
4,362 24 9 5 1,376 5,778 △5,778 -
売上高又は振替高
(うちロイヤリティ売上高) (4,108) (22) (-) (-) (0) (4,130) (△4,130) (-)
計 47,447 1,484 2,617 509 8,981 61,040 △5,778 55,261
セグメント利益又は損失
1,716 △553 △1,126 19 2,878 2,933 △827 2,106
(△)
セグメント資産 49,244 10,069 5,865 2,101 23,120 90,401 △886 89,515
その他の項目
減価償却費 1,666 234 74 13 196 2,185 1 2,186
有形固定資産及び
1,732 188 131 0 541 2,594 - 2,594
無形固定資産の増加額
(注) 1. 調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失の調整額△827百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能営業費用で
あり、配賦不能営業費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額△886百万円は、セグメント間取引消去及び全社資産であり、全社資産は、
主に当社の管理部門に係る資産であります。
(3)減価償却費の調整額1百万円は、全社資産に係る償却費であります。
2. セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3. 減価償却費には長期前払費用に係る償却額が含まれております。
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当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務諸
調整額
表計上額
(注1)
日本 欧州 北米 南米 アジア 計 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 31,582 1,203 2,136 305 5,825 41,053 - 41,053
(うちロイヤリティ売上高) (7,928) (1,183) (1,047) (293) (5,256) (15,709) (-) (15,709)
セグメント間の内部
3,357 22 17 6 1,023 4,426 △4,426 -
売上高又は振替高
(うちロイヤリティ売上高) (3,182) (13) (-) (-) (0) (3,196) (△3,196) (-)
計 34,940 1,225 2,153 311 6,848 45,479 △4,426 41,053
セグメント利益又は損失
△2,938 △305 △1,167 7 1,959 △2,445 △834 △3,280
(△)
セグメント資産 55,180 7,331 5,849 1,363 16,116 85,841 △801 85,040
その他の項目
減価償却費 1,329 243 64 8 194 1,841 5 1,847
有形固定資産及び
2,229 47 164 0 163 2,606 26 2,632
無形固定資産の増加額
(注) 1. 調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失の調整額△834百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能営業費用で
あり、配賦不能営業費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額△801百万円は、セグメント間取引消去及び全社資産であり、全社資産は、
主に当社の管理部門に係る資産であります。
(3)減価償却費の調整額5百万円は、全社資産に係る償却費であります。
2. セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
3. 減価償却費には長期前払費用に係る償却額が含まれております。
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【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
ソーシャル・コミ
ュニケーション・ テーマパーク事業 その他事業 合計
ギフト事業
外部顧客への売上高 45,317 8,616 1,328 55,261
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 欧州 北米 アジア その他 合計
41,998 1,482 2,660 8,615 504 55,261
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 欧州 北米 南米 アジア その他 合計
14,248 851 234 131 426 △2 15,890
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
ソーシャル・コミ
ュニケーション・ テーマパーク事業 その他事業 合計
ギフト事業
外部顧客への売上高 36,938 3,513 601 41,053
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 欧州 北米 アジア その他 合計
30,730 1,214 2,178 6,624 305 41,053
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 欧州 北米 南米 アジア その他 合計
14,767 771 49 82 405 23 16,098
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
「日本」セグメントにおいて、店舗資産及び遊休資産の減損損失70百万円を計上しております。また、「北米」セグメ
ントにおいて、事務所設備の減損損失59百万円を計上しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
「日本」セグメントにおいて、店舗資産及び遊休資産の減損損失197百万円を計上しております。また、「北米」セグメ
ントにおいて、事務所設備の減損損失272百万円を計上しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 548.78円 1株当たり純資産額 461.32円
1株当たり当期純利益 2.26円 1株当たり当期純損失 △47.93円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額(百万円) 46,387 37,285
普通株式に係る純資産額(百万円) 46,060 37,155
差額の主な内訳
非支配株主持分(百万円) 326 130
普通株式の発行済株式数(千株) 89,065 89,065
普通株式の自己株式数(千株) 5,131 8,523
1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数
83,933 80,541
(千株)
3.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は以
下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益
又は1株当たり当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益
191 △3,960
又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
191 △3,960
又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 84,640 82,628
(注)潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
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(重要な後発事象)
(固定資産の譲渡)
当社は、2021年3月12日開催の取締役会において、固定資産の譲渡を決議するとともに、2021年3月26日付で売
買契約を締結し、2021年4月20日に譲渡が完了しております。
1.譲渡の理由
経営資源の有効活用と財務体質の改善及び強化を図るため、譲渡することといたしました。
2.譲渡資産の内容
所在地:東京都町田市小山ヶ丘二丁目他
資産の内容:土地(16,914㎡)、建物(19,499.01㎡)
現況:事務所兼倉庫
3.譲渡先の概要
譲渡先は一般事業法人ですが、譲渡先との守秘義務により公表を差し控えさせていただきます。
なお、当社グループと譲渡先との間には、取引関係はありますが、資本関係、人的関係はありません。また、
当社グループの関連当事者には該当いたしません。また、譲渡先は反社会勢力とは一切関係がないことを確認し
ております。
4.当該事象の損益に与える影響額
当該固定資産譲渡により、2022年3月期第1四半期において、固定資産売却益として約3,855百万円の特別利益
を計上する予定です。
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