8136 サンリオ 2020-10-30 16:00:00
2021年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月30日
上 場 会 社 名 株式会社サンリオ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8136 URL http://www.sanrio.co.jp/corporate/ir/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 辻 朋邦
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名) 岸村 治良 (TEL) 03-3779-8058
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家及びアナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 17,070 △38.3 △2,645 - △1,938 - △2,847 -
2020年3月期第2四半期 27,660 △2.2 1,374 △36.3 2,039 △25.3 326 △78.5
(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期 △3,280百万円( -%) 2020年3月期第2四半期 △365百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 △33.92 -
2020年3月期第2四半期 3.85 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 95,496 41,217 43.0
2020年3月期 89,515 46,387 51.5
(参考) 自己資本 2021年3月期第2四半期 41,083百万円 2020年3月期 46,060百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 15.00 - 20.00 35.00
2021年3月期 - 0.00
2021年3月期(予想) - 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
2020年3月期期末配当の内訳 普通配当 15円00銭 記念配当 5円00銭(創立60周年)
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 39,700 △28.2 △4,600 - △3,700 - △4,600 - △54.81
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 89,065,301株 2020年3月期 89,065,301株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 5,132,046株 2020年3月期 5,131,983株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 83,933,291株 2020年3月期2Q 84,856,718株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料P.5「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………7
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………9
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………9
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………10
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………11
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………11
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………12
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大による景況感の悪化に見舞わ
れ、足元では順次経済活動の再開が進んだものの、同感染症が完全に収束するまでに、一定の時間を要
することが想定されるなど、先行き不透明な極めて厳しい環境となっています。
国内においては、引き続きお客様及び従業員の健康を守り、感染拡大の防止策を講じつつ安心できる
店舗や施設の運営を行っております。
テーマパークにつきましては、大分県のハーモニーランドは6月8日に、東京都多摩市のサンリオピ
ューロランドは7月13日の再開となりました。臨時休園や、再開後の入場制限により大幅な入園者数減
となりました。物販部門では、ECは会員数も増加し受注も大幅に伸長しました。サンリオショップ(直
営店及び百貨店の当社直営ショップ)では国内客数はほぼ回復し、ヒット商品の発売もありましたが、
インバウンドの減少や、イベントの中止、4、5月の臨時休業分をカバーすることは出来ず、前年同期
を大幅に下回りました。国内ライセンスでは、デジタルコンテンツ事業は新規契約が増え、売上を順調
に伸ばすことができましたが、商品化権ライセンスは、マスク等の衛生関連が伸びてはいるものの、依
然として厳しい状況が続いております。
海外では、国内以上に新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、新規契約やEC事業が拡大してきま
したが、特にアパレル等の商品化権ライセンスは依然として厳しい状況が続いております。
これらの結果として、売上高は、170億円(前年同期比38.3%減)、営業損失は26億円(前年同期は
13億円の利益)、営業外収益に受取利息、投資事業組合運用益等を計上し、経常損失は19億円(前年同
期は20億円の利益)でした。特別利益として雇用調整助成金等で9億円、特別損失として新型コロナウ
イルス感染症拡大防止に伴う店舗の臨時休業やテーマパークの臨時休園による損失等14億円の計上に対
し、法人税等還付税額8億円、法人税等調整額6億円等を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期
純損失は28億円(前年同期は3億円の利益)となりました。
なお、すべての海外連結子会社の決算期は1月~12月であり、当第2四半期連結累計期間の対象期間
は、2020年1月~6月であります。
〔報告セグメント〕 (単位:億円)
売上高 セグメント利益(営業利益)
前第2 当第2 増減 増減率 前第2 当第2 増減 増減率
四半期 四半期 四半期 四半期
日本 物販その他 172 93 △79 △46.0%
ロイヤリティ 46 36 △9 △21.2% 11 △20 △32 -
計 219 129 △89 △40.7%
欧州 物販その他 0 0 △0 △25.8%
ロイヤリティ 7 5 △1 △25.2% △2 △3 △1 -
計 7 5 △1 △25.2%
北米 物販その他 3 3 △0 △16.5%
ロイヤリティ 7 3 △3 △54.3% △4 △7 △2 -
計 11 6 △4 △41.4%
南米 物販その他 0 0 0 98.6%
ロイヤリティ 2 1 △1 △46.3% 0 △0 △0 -
計 2 1 △1 △44.0%
アジア 物販その他 5 2 △2 △51.7%
ロイヤリティ 31 24 △6 △20.4% 13 9 △3 △28.8%
計 36 27 △9 △24.8%
調整額
- - - - △4 △4 0 -
連結 物販その他 181 99 △82 △45.5%
ロイヤリティ 94 71 △23 △24.4% 13 △26 △40 -
計 276 170 △105 △38.3%
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(注)海外地域の子会社は、ロイヤリティ収入に対して相応の額を売上原価として著作権所有者である
日本の親会社に支払っており、それを親会社は売上高として計上しておりますが、連結消去されるため
上表の日本の売上高にはその相当額は含まれておりません。セグメント利益(営業利益)には反映され
ております。
なお、ここに示す売上高は、外部顧客に対する売上高であり、前述のロイヤリティに限らず報告セグ
メント間売上高は内部取引高として消去しております。
① 日本:売上高129億円(前年同期比40.7%減)、営業損失20億円(前年同期は営業利益11億円)
物販事業のリテール部門では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の為の緊急事態宣言の発出によ
り、4、5月は大半の直営店、取引先店舗が休業しました。営業再開後もインバウンド客が消失し、観
光立地の店舗は現在も苦戦が続いております。テレワークやWEB授業の普及により通勤、通学客の減少
した都心店も回復が遅れております。一方、郊外店、地方店は再開後に休業期間中の需要を取り込み、
著しい伸長を見せ、現在も好調に推移しております。これらにより、既存店売上(直営店及び百貨店の
当社直営ショップベース)は62.1%と前年同期を下回りました。オンラインショップは、移動自粛需要
も取り込み、会員数も増加し、前年同期比135.0%と大幅に伸長しました。商品では、時節柄、マスク、
ハンドジェル等の衛生関連商品、エコバッグが好動向を示し、「エンジョイアイドルシリーズ」、『マ
イメロディ&クロミ』、『こぎみゅん』、『はぴだんぶい』等のプロモーションが好調でした。
卸部門も同様に、チェーンストアは4、5月に時短営業による影響を受け苦戦しましたが、学校再開
後の6月からは学童商品の需要も戻り、一定の回復が見られました。しかしながら、インバウンド需要
の高い空港、ドラッグストア等の卸先店舗は引き続き苦戦しております。
ライセンス事業の商品化権ライセンスでは、コロナ禍対応商品としてマスク、マスクケース、抗菌・
除菌の3種に加え、レジ袋有料化関連アイテムのエコバッグの計4アイテムを営業強化し一定の成果を
上げましたが、インバウンド・観光に関連する分野では苦戦を強いられ、厳しい結果となりました。
対企業企画では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が比較的少ない金融・自治体との取組みが貢
献しました。また、新規の成約が大きく貢献し、大戸屋、幸楽苑、ジョイフルなどの外食産業の利用促
進キャンペーンや、東京モノレール株式会社などのインフラ企業とのキャンペーン契約に加え、シャワ
ーヘッド「ミラブル」の株式会社サイエンスとの大型契約が大きく貢献しました。前述のマスク等4ア
イテムの一層の強化と新規の獲得に更に注力し、下期予算の達成を目指します。
エンターテイメント事業本部における商品化権ライセンスは、玩具流通・アミューズメント施設・カ
フェなどの市場の回復の遅れの影響により若干苦戦しましたが、デジタルコンテンツ事業は好調に推移
しました。新規案件である中国のゲーム大手XDグローバル社の人気タイトル「うらら~ハンターライフ
~」へのキャラクター供与、LINE株式会社との継続的な取り組みなどが売上に貢献しました。引き続
き、デジタルシフトしている市場に向けた商品(ネットクレーンゲーム、EC向け商材)や、現状のニー
ズ に 合 っ た 商 材 ( マ ス ク、 ハ ブ ラ シ な ど の 衛 生 用 品 な ど ) の 開 発 促 進、 ま た 10 月 デ ビ ュ ー の
『BEATCATS』など新キャラクターの開発と育成に注力してまいります。
テーマパーク事業では、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、両テーマパークともに2月
22日より臨時休園としました。東京都多摩市のサンリオピューロランドは、東京都による大規模施設の
休止要請解除の発表を受け、7月13日より営業を再開することとなりましたが、入場者数の制限を設け
再開後から8月までは抽選制とし、9月からは事前登録制としました。その結果、上半期入園者数は
102千人(前年同期比86.8%減)でした。このコロナ禍における新たな取り組みとしては、6月からキ
ャラクターのショーやグリーティングなどのデジタル配信やオリジナル商品の通信販売等を積極的に行
いました。また、イベント中止に伴う販促費や広告宣伝費等は減少したものの、大幅な営業損失となり
ました。
大分県のハーモニーランドは6月8日より営業を再開しましたが、営業時間、営業施策、運営内容
などを縮小、また9月には台風の影響で臨時休園もしたことから、上半期入園者数は52千人(前年同期
比79.0%減)でした。
今後は両テーマパークとも、新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底したうえで、休館中の遊戯施
設やレギュラーショーを再開し、集客の回復を図ります。なお、上半期休園期間中の固定費9億円(サ
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 第2四半期決算短信
ンリオピューロランド8億円、ハーモニーランド1億円)を特別損失として計上しました。
② 欧州:売上高5億円(前年同期比25.2%減)、営業損失3億円(同1億円損失増)
フランス・ドイツにおいて取引先開拓が奏功し、玩具、企業プロモーション関連の売上が前年同期に
対し増加しました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、東欧、ロシア、オセアニ
アでは比較的下げ幅を抑えましたが、中近東では主要取引先からのリオーダーが大幅に減少、欧州では
主要カテゴリーであるアパレルを筆頭に商品化権ライセンスで大きく苦戦し、減収減益となりました。
『ミスターメン リトルミス』は、アジア展開やフランスでの出版が堅調に推移しましたが、重要市
場であるイギリスや、オーストラリアでの落ち込みをカバーするに至りませんでした。
③ 北米:売上高6億円(前年同期比41.4%減)、営業損失7億円(同2億円損失増)
ライセンス事業では、Targetでの流通拡大、Walmart向け新ライセンシーの稼働、Amazon向けの卸が
大きく増加したものの、大手消費財メーカーとの契約未更新、コスメブランドとのコラボ商品展開の落
ち着き、前期貢献した『ハローキティ』45周年関連コラボレーションの減少をカバーするに至りません
でした。
物販事業では、第2四半期に、巣ごもり需要により米国内向けEコマースが前年同期比で2桁増とな
りましたが、累計では、店舗の閉鎖、第1四半期より続く物流システム改修の影響により前年同期実績
に及びませんでした。営業利益は販促関連費用と法務費用が増加した上、物流委託関連コストの影響も
あり販売費及び一般管理費の削減が想定ほど進まず、赤字幅を増加させました。
④ 南米:売上高1億円(前年同期比44.0%減)、営業損失6百万円(前年同期は営業利益12百万円)
南米地域では、新型コロナウイルス感染症により主要市場であるメキシコ、ブラジルをはじめ、全地
域で苦戦を強いられました。また、2月以降ブラジルレアル安が大きく進み、為替差損の影響も大きく
出ました。カテゴリーとしては、メキシコにおけるヘルス&ビューティ、ペルーにおける企業特販など
が、堅調に推移しており、今後バーチャルイベントの実施やEC事業拡大などの展開を進め、落ち込みを
カバーしていく予定です。
⑤ アジア:売上高27億円(前年同期比24.8%減)、営業利益9億円(同28.8%減)
東南アジアをカバーする香港では、新型コロナウイルス感染症の環境下、マレーシア、シンガポー
ル、ベトナムが健闘しましたが、売上構成比率の高い香港、マカオ、タイにおける落ち込みが大きく全
体として苦戦しました。
台湾では、家庭用品、アパレル、雑貨、家電など商品化ライセンスで売上を落としましたが、企業プ
ロモーションや食品向けライセンスが堅調にて、下げ幅を食い止めるとともに、他市場に比べると比較
的順調に推移しました。
韓国では、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、スマートフォン向けゲームやKakao Talkスタン
プといったゲーム・ソフトウェアや家電、家庭用品が好調に推移した一方で、主要販路が実店舗である
既存取引先が多く売上を伸ばすことが出来ませんでした。
中国では、歯ブラシメーカーとの新規契約獲得と主要取引先の堅調な推移により、ヘルス&ビューテ
ィカテゴリーのライセンスが大きく拡大しましたが、他のカテゴリーにおける落ちをカバーできません
でした。
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 第2四半期決算短信
参考:海外子会社 売上高・営業利益(現地通貨ベース:連結消去前個別財務諸表数値)
売上高 営業利益
ロイヤリティ 物販 計
ドイツ 千EUR 3,302 ― 3,302 △2,227
(前年同期比増減%) △26.8 ― △27.2 ―
英国 千GBP 1,326 17 1,343 △729
(前年同期比増減%) 0.4 260.5 1.3 ―
北米 千USD 3,096 2,979 6,076 △6,503
(前年同期比増減%) △53.6 △14.7 △40.2 ―
ブラジル 千BRL 6,307 572 6,880 △294
(前年同期比増減%) △30.3 344.9 △25.1 ―
チリ 千CLP ― 4,710 4,710 △1,036
(前年同期比増減%) ― △26.6 △26.6 ―
香港 千HKD 46,176 13,119 59,296 15,131
(前年同期比増減%) △16.7 △53.7 △29.2 △41.6
台湾 千NTD 146,404 12,096 158,501 47,727
(前年同期比増減%) △4.2 △32.2 △7.1 △11.2
韓国 千KRW 2,545,283 41,942 2,587,226 212,208
(前年同期比増減%) △31.0 △80.6 △33.7 △70.4
中国 千CNY 68,520 33,023 101,543 34,149
(前年同期比増減%) △21.5 △21.3 △21.4 △20.5
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は954億円で前連結会計年度末比59億円増加しました。資産の
部の主な増加項目は現金及び預金62億円、投資有価証券21億円です。主な減少項目は受取手形及び売掛
金16億円、繰延税金資産12億円です。
負債の部は542億円で前連結会計年度末比111億円増加しました。主な増加項目は短期借入金101億円、
長期借入金40億円です。主な減少項目は支払手形及び買掛金7億円、流動負債のその他17億円です。純
資産の部につきましては、412億円で前連結会計年度末比51億円減少しました。これは主に、親会社株
主に帰属する四半期純損失28億円を計上し、配当金16億円を支払ったことにより利益剰余金が45億円減
少したこと等によるものです。自己資本比率は43.0%で前連結会計年度末比8.5ポイント減少しまし
た。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
現時点においても、新型コロナウイルス感染症は、完全な解決の時期が見込めない状況にあります
が、今後、同感染症が収束に向かうと仮定し、経済活動も徐々に回復軌道に乗ることを前提として、こ
れまで未開示であった、2021年3月期の連結業績予想を開示いたします。詳細につきましては、本日
(2020年10月30日)公表いたしました「通期連結業績予想及び配当予想に関するお知らせ」をご参照く
ださい。
なお、配当につきましては、これまで配当予想を未定としておりましたが、依然、新型コロナウイル
ス感染症の完全な収束は見込めないため、当期の配当につきましては、誠に遺憾ながら現時点では無配
の予想とさせていただいております。厳しい環境下ではございますが、今後期末に配当を行わさせてい
ただくことを目標に、収支改善に努力してまいります。
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(参考)海外地域別損益~第2四半期の3期推移
(単位:百万円)
外部顧客に対する売上高 営業利益
増減率 増減率 増減率 増減率
地域 2018/9 2019/9 2020/9 2018/9 2019/9 2020/9
(%) (%) (%) (%)
ドイツ 828 559 △32.5 387 △30.8 5 △167 - △266 -
欧州 英国 185 145 △21.8 139 △3.5 △104 △108 - △119 -
小計 1,013 704 △30.5 527 △25.2 △99 △276 - △386 -
北米 米国 1,218 1,114 △8.5 652 △41.4 △512 △450 - △705 -
ブラジル・
南米 286 263 △8.1 147 △44.0 12 12 △1.8 △6 -
チリ
香港 1,315 1,167 △11.3 832 △28.7 502 371 △26.1 230 △37.9
台湾 744 554 △25.5 540 △2.5 231 191 △17.1 172 △10.0
アジア 韓国 435 375 △13.8 231 △38.4 95 69 △27.7 19 △72.4
中国 1,715 1,558 △9.1 1,144 △26.5 746 696 △6.6 524 △24.7
小計 4,210 3,654 △13.2 2,748 △24.8 1,575 1,329 △15.7 946 △28.8
合計 6,728 5,736 △14.7 4,076 △28.9 977 614 △37.1 △151 -
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 40,053 46,329
受取手形及び売掛金 6,211 4,599
商品及び製品 4,589 5,219
仕掛品 22 50
原材料及び貯蔵品 243 289
未収入金 1,683 2,409
その他 1,078 867
貸倒引当金 △102 △122
流動資産合計 53,780 59,642
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,306 5,038
土地 7,825 7,823
その他(純額) 2,758 2,534
有形固定資産合計 15,890 15,396
無形固定資産 2,474 2,328
投資その他の資産
投資有価証券 9,062 11,215
繰延税金資産 2,956 1,715
その他 5,851 5,708
貸倒引当金 △531 △537
投資その他の資産合計 17,339 18,102
固定資産合計 35,704 35,827
繰延資産 30 26
資産合計 89,515 95,496
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,964 3,262
短期借入金 8,089 18,239
未払法人税等 425 735
賞与引当金 479 451
返品調整引当金 25 10
株主優待引当金 45 52
ポイント引当金 71 124
その他 9,494 7,779
流動負債合計 22,595 30,656
固定負債
社債 1,347 1,126
長期借入金 9,048 13,053
退職給付に係る負債 5,883 5,432
その他 4,253 4,011
固定負債合計 20,532 23,623
負債合計 43,127 54,279
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 10,000 10,000
資本剰余金 3,409 3,409
利益剰余金 52,818 48,292
自己株式 △13,762 △13,762
株主資本合計 52,466 47,940
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △995 △425
繰延ヘッジ損益 △0 -
為替換算調整勘定 △2,494 △3,892
退職給付に係る調整累計額 △2,914 △2,539
その他の包括利益累計額合計 △6,405 △6,857
非支配株主持分 326 134
純資産合計 46,387 41,217
負債純資産合計 89,515 95,496
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株式会社サンリオ(8136) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 27,660 17,070
売上原価 9,772 6,600
売上総利益 17,888 10,469
返品調整引当金繰入額 11 -
返品調整引当金戻入額 - 15
差引売上総利益 17,877 10,484
販売費及び一般管理費 16,502 13,130
営業利益又は営業損失(△) 1,374 △2,645
営業外収益
受取利息 258 191
受取配当金 114 99
為替差益 - 39
投資事業組合運用益 169 250
雇用調整助成金 - 86
その他 293 209
営業外収益合計 836 876
営業外費用
支払利息 52 65
為替差損 49 -
支払手数料 59 89
その他 10 14
営業外費用合計 171 169
経常利益又は経常損失(△) 2,039 △1,938
特別利益
固定資産売却益 75 -
投資有価証券売却益 178 240
投資有価証券評価益 - 199
雇用調整助成金 - 461
特別利益合計 253 900
特別損失
固定資産処分損 57 12
投資有価証券評価損 395 6
減損損失 64 44
競争法関連損失 768 -
事業構造改善費用 48 -
臨時休園等による損失 - 1,346
その他 20 35
特別損失合計 1,354 1,445
税金等調整前四半期純利益又は
938 △2,483
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 510 516
法人税等還付税額 - △825
法人税等調整額 81 650
法人税等合計 591 341
四半期純利益又は四半期純損失(△) 346 △2,825
非支配株主に帰属する四半期純利益 19 22
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
326 △2,847
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
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四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 346 △2,825
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 130 570
繰延ヘッジ損益 △0 0
為替換算調整勘定 △1,201 △1,401
退職給付に係る調整額 358 375
その他の包括利益合計 △711 △455
四半期包括利益 △365 △3,280
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △376 △3,299
非支配株主に係る四半期包括利益 11 18
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積り)
当社グループにおいては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い各国政府・自治体からの自粛
要請や規制により店舗等の営業時間の短縮や休業等を余儀なくされるなど厳しい状態が生じまし
た。その後、各国政府・自治体による自粛要請や規制の緩和により店舗等の営業は順次再開して
おりますが、国内外での消費低迷やライセンス需要の減少等が想定されます。
連結財務諸表の作成に当たっては、外部の情報源に基づく情報等を踏まえて当連結会計年度の
一定期間にわたり新型コロナウイルス感染症の影響が継続しつつ段階的に需要が回復していくと
の仮定のもと、固定資産の減損や繰延税金資産の回収可能性の判断等に係る会計上の見積りを行
っております。
なお、連結財務諸表作成時点において入手可能な情報に基づいた最善の見積りを行っているも
のの、その性質上、見積りに用いた仮定には不確実性があるため、同感染症の収束時期やその経
済環境への影響が変化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能
性があります。
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い)
当社及び一部の国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8
号)において創設されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体
納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に
係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱
いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2018年2
月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法
の規定に基づいております。
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(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 欧州 北米 南米 アジア 合計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 21,923 704 1,114 263 3,654 27,660 - 27,660
(うちロイヤリティ売上高) (4,636) (701) (734) (259) (3,137) (9,469) (-) (9,469)
セグメント間の
2,261 7 4 0 612 2,886 △2,886 -
内部売上高又は振替高
(うちロイヤリティ売上高) (2,149) (7) (-) (-) (0) (2,156) (△2,156) (-)
計 24,184 712 1,118 264 4,267 30,547 △2,886 27,660
セグメント利益又は損失(△) 1,184 △276 △450 12 1,329 1,799 △424 1,374
(注) 1. セグメント利益又は損失の調整額 △424百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能営業費用で
あり、配賦不能営業費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため記載を省略しております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
日本 欧州 北米 南米 アジア 合計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 12,994 527 652 147 2,748 17,070 - 17,070
(うちロイヤリティ売上高) (3,656) (524) (335) (139) (2,498) (7,154) (-) (7,154)
セグメント間の
1,724 9 6 5 468 2,213 △2,213 -
内部売上高又は振替高
(うちロイヤリティ売上高) (1,639) (9) (-) (-) (0) (1,649) (△1,649) (-)
計 14,718 536 658 152 3,217 19,284 △2,213 17,070
セグメント利益又は損失(△) △2,088 △386 △705 △6 946 △2,239 △406 △2,645
(注) 1. セグメント利益又は損失の調整額 △406百万円は、セグメント間取引消去及び配賦不能営業費用で
あり、配賦不能営業費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため記載を省略しております。
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