株式会社サンゲツ
2022年3⽉期 第2四半期 決算説明会
代表取締役 社⻑執⾏役員 安⽥ 正介
証券コード︓8130
(東証⼀部、名証⼀部)
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⽬次
￭ 「収益認識に関する会計基準」等の適⽤について p.3
■ 中期経営計画(2020-2022)
■2022年3⽉期 第2四半期 決算概況 p.4 【 D.C.2022 】の進展 p.33
￭ 決算のＰＯＩＮＴ p.5
￭ デザイン⼒の発展的強化と戦略的調達の推進 p.35
￭ 連結業績 p.7 p.40
￭ サービス機能の拡充と⾼度化
￭ セグメント別業績 p.15 p.41
￭ 環太平洋地域での事業強化
￭ 専⾨能⼒拡充による
■2022年3⽉期 業績予想 p.25 スペースクリエーション事業の展開 p.45
￭ 連結業績予想 p.26 ￭ 地球環境 p.46
￭ セグメント別業績予想 p.27
￭ 連結業績予想の前提・背景 p.28 ■資本政策・株主還元 p.49
￭ 海外市場の状況 p.29
￭ 資本政策 p.50
￭ 業績予想に関する変動要因 p.32
￭ 株主還元 p.52
￭ 将来⾒通しに関する注意事項 p.56
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「収益認識に関する会計基準」等の適⽤について
2022年３⽉期より、「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号）等を適⽤しており、
これによる主な変更点は、以下のとおりです。
１.配送サービスに係る収益認識
【インテリアセグメント】
・ロジスティクスセンターを含む物流関係諸費⽤(運賃を含む)を
販管費から売上原価に変更。
・顧客から受け取る配送サービス費⽤を販管費の控除から売上⾼の計上に変更。
２.代理⼈取引に係る収益認識
【インテリアセグメント】
・⾃社で在庫を保有しない取次品に関しては、
総額から仕⼊先に対する⽀払額等を差し引いた純額で売上⾼を計上。
【エクステリアセグメント】
・サングリーンは、取引⾼のうち多くを占める在庫リスクを有しない卸売に関して、
総額から仕⼊先に対する⽀払額等を差し引いた純額で売上⾼を計上。
３.販売⼿数料等の顧客に⽀払われる対価
【インテリアセグメント】
・販売店に対し⽀払う販売奨励⾦を、
従来の販管費処理より取引価格（売上⾼）からの減額に変更。
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2022年3⽉期 第2四半期 決算概況
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決算のPOINT
発表数値（会計基準適⽤︓有） 収益認識に関する会計基準適⽤︓無
1 売上⾼ 699.5億円 ︓744.5億円 前期⽐+49.1億円（+7.1％）
・インテリアセグメント ︓前期⽐+47.7億円（+9.0％）
・エクステリアセグメント ︓前期⽐+2.6億円（+3.7％）
・海外セグメント ︓前期⽐▲4.0億円（▲5.2％）
・スペースクリエーションセグメント ︓前期⽐＋4.9億円（＋22.4％）
２ 売上総利益 184.4億円 ︓249.1億円 前期⽐+22.0億円（+9.7％）
・インテリアセグメント ︓前期⽐+24.0億円（+13.3%）
・海外セグメント ︓前期⽐▲2.3億円（▲7.8％）
3 販売費及び⼀般管理費 157.1億円︓221.9億円 前期⽐+20.3億円（+10.1％）
・インテリアセグメント ︓前期⽐+20.1億円（+13.1%）
・海外セグメント ︓前期⽐▲1.2億円（▲3.5％）
4 営業利益 27.3億円 ︓27.2億円 前期⽐+1.7億円（+7.0％）
・インテリアセグメント ︓前期⽐+3.9億円（+14.3％）
・海外セグメント ︓前期⽐▲1.1億円（－）
・スペースクリエーションセグメント ︓前期⽐▲1.1億円（－）
親会社株主に帰属する
5 16.2億円 ︓16.1億円 前期⽐▲3.6億円（▲18.4％）
四半期純利益
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決算のPOINT 収益認識に関する会計基準適⽤︓無
■ 連結売上⾼ 744.5億円、連結営業利益27.2億円 増収増益 （億円、％）
■ 売上⾼ 744.5億円 前期⽐︓+49.1億円（+7.1%）
回復度合いが斑模様の国内市場において、インテリア事業が健闘、
売上⼤きく伸⻑。エクステリア・スペースクリエーション事業共に増収。
⼀⽅、海外事業は、⽶国・東南アジアで回復に遅れ。
■ 営業利益 27.2億円 前期⽐︓+1.7億円（+7.0%）
売上⾼増に伴い前期⽐総利益増も、インテリア事業での販管費増、
海外事業の⾚字幅拡⼤により営業利益は微増。
■親会社株主に帰属する
四半期純利益 16.1億円 前期⽐︓▲3.6億円（▲18.4%）
⽶国 Koroseal社関連での繰延税⾦資産の取崩しおよび前期 Goodrich社・
今期ウェーブロックインテリアの⾮⽀配株主分除外の影響により減益。
■ 期初からの「収益認識に関する会計基準」等の適⽤範囲拡⼤により、
エクステリアセグメント売上⾼減少。
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連結損益計算書
2021年3⽉期
第2四半期
2022年3⽉期 第2四半期 （億円、％）
実績 実績 期初予想 予想⽐ 実績
前期⽐
収益認識基準 収益認識基準 収益認識基準 主な増減要因 収益認識基準
適⽤︓無(A) 適⽤︓無(C) (C-A,C/A) 適⽤︓無(B) (C-B,C/B) 適⽤︓有
【インテリアセグメント】（前期⽐+47.7）
+49.1 ▲10.4 ・新築住宅市場の回復・新⾒本帳効果
売上⾼ 695.4 744.5 (+7.1％)
755.0 ・ウェーブロックインテリア連結（前期⽐＋8.7）
(▲1.4％) 【海外セグメント】 699.5
・新型コロナウイルス感染症影響の拡⼤・⻑期化
【インテリアセグメント】
+22.0 ▲0.8 ・新築住宅市場の回復・新⾒本帳効果
売上総利益 227.0 249.1 (+9.7％)
250.0 (▲0.4％) ・ウェーブロックインテリア連結（前期⽐＋7.8） 184.4
【インテリアセグメント】
販売費及び +20.3 +1.4 ・⾒本帳・プロモーション関連（前期⽐+3.4）
201.6 221.9 220.5 (+0.6％) ・関⻄ロジスティクスセンター関連（前期⽐+5.1） 157.1
⼀般管理費 (+10.1％)
・ウェーブロックインテリア連結（前期⽐＋6.6）
+1.7 ▲2.2
営業利益 25.4 27.2 (+7.0％)
29.5 (▲7.8％)
－ 27.3
+0.2 ▲2.3
経常利益 27.8 28.1 (+0.8％)
30.5 (▲7.8％)
－ 28.2
親会社株主に
▲3.6 ▲2.8 ・（⽶国）繰延税⾦資産の取崩 (前期⽐▲1.6)
帰属する 19.7 16.1 (▲18.4％)
19.0 (▲15.1％) ・⾮⽀配株主分除外の影響（前期⽐▲1.3） 16.2
四半期純利益
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連結売上⾼・総利益の推移
(百万円)
80,064 (収益認識に関する会計基準適⽤:無)
75,503 75,963 74,451 (7.1％増)
売上⾼ 69,540
64,989
63,981 64,256
61,301
69,955
59,257 (収益認識に関する会計基準適⽤:有)
58,100
57,184
55,127
52,578 53,030 (収益認識に関する会計基準適⽤:無)
(9.7％増)
24,911
売上総利益
26,403
23,320 23,862
22,704
18,829 19,382
17,962
16,627 17,161 18,446
15,205 15,242 15,615 15,661 16,035 (収益認識に関する会計基準適⽤:有)
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連結総利益・販管費・営業利益・EBITDAの推移
264.0 （億円）
231.2 235.3 249.1
227.0
(収益認識に関する会計基準適⽤:無)
221.9
193.8 (収益認識に関する会計基準適⽤:無)
188.2
213.5 218.5
売上総利益 206.9
201.6 184.4
(収益認識に関する会計基準適⽤:有)
販管費 158.2 157.1
(収益認識に関する会計基準適⽤:有)
142.6
69.0
EBITDA 53.3 50.3
44.8 41.0 45.4
43.4 42.5
営業利益 45.5 35.5
親会社株主に帰属する
24.2 21.8 25.4 27.3
32.2 28.6 36.3
四半期純利益
18.1 18.3 19.7 16.2
2015年9⽉期 2016年9⽉期 2017年9⽉期 2018年9⽉期 2019年9⽉期 2020年9⽉期 2021年9⽉期
EBITDA＝税引前利益+受取利息・⽀払利息+減価償却費（売上原価分を含む）＋のれん償却額+減損損失
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連結税⾦等調整前純利益の増減 収益認識に関する会計基準適⽤︓無
︵ ︵
（サンゲツ単体）インテリアセグメント そ そ 海 海 セ 営 特 （億円）
︵ 販管費増▲13.4 の の 外 外 セ ス セ ス グ 業 別
イ サ 他 他 セ セ グ ペ グ ペ メ 外 損
ン ン ︶ ︶ グ グ メ ー メ ー ン 損 益
テ ゲ イ イ メ メ ン ス ン ス ト 益
リ ツ ⼈ プ ン ン セ エ セ エ ン ン ト ク ト ク 外
ア 単 件 ロ ロ 営 テ テ グ ク グ ク ト ト 総 リ 販 リ 取
セ 体 費 ジ モ 業 リ リ メ ス メ ス 利 エ 管 エ 引
グ ︶ 増 ス ー 費 ア ア ン テ ン テ 総 販 益 ー 費 ー 調
メ テ シ 他 セ セ ト リ ト リ 利 管 減 シ 増 シ 整
ン ィ ョ 増 グ グ 総 ア 販 ア 費 ョ
ト ク ン 総 メ 販 メ 益 ョ
利 管 減 減 ン ン
総 ス 利 ン 管 ン 益 費
利 費 費 益 ト 費 ト 増 増
益 増 増 増 増
増
+7.8
+16.0 ▲2.0 +0.6
28.9 ▲7.3 28.6
▲3.4 ▲0.7 ▲0.4
▲6.8 +1.2 ▲0.1 ▲0.9 ▲0.0
▲2.3 ▲1.5
▲0.5
税引前
純利益
インテリア スペース
2021年 インテリアセグメント セグメント エクステリア 海外 セグメント 営業外 特別 2022年
クリエーション
3⽉期2Q （サンゲツ単体） （その他） セグメント セグメント セグメント 外取引調整 損益 損益 3⽉期2Q
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連結貸借対照表
(億円)
資産合計 資産合計
現⾦預⾦ 257.1 1,588.2 ■2021年3⽉⽐▲9.4億円
1,561.5 現⾦預⾦ 237.7
季節変動による売上債権の減少
その他 637.4 その他 628.0
流動資産 流動資産
976.7
894.6 865.8
有形固定資産 405.1 有形固定資産 402.8
無形固定資産 101.2 無形固定資産 101.0 ■2021年3⽉⽐+4.5億円
投資その他の資産 固定資産 固定資産 投資その他の資産 投資有価証券の時価上昇による
187.1 695.6 191.7 増加
693.5
2021年3⽉末 2021年9⽉末
■2021年3⽉⽐▲18.3億円
負債・純資産合計 負債・純資産合計 ウェーブロックインテリア⼦会
流動負債 437.9 1,588.2 1,561.5 流動負債 419.5 社化に伴う債権債務消去による
固定負債 208.4 仕⼊債務の減少
固定負債 213.7
負債 負債
651.6 627.9 ■2021年３⽉⽐▲15.4億円
株主資本 931.9 株主資本 916.5
⾃⼰株買付及び消却、配当⾦⽀
その他の包括利益 その他の包括利益
払による減少
累計額 1.6 純資産 純資産 累計額 13.3
新株予約権 0.7 936.6 933.5 新株予約権 0.7
⾮⽀配株主持分 2.2 ⾮⽀配株主持分 2.9
2021年3⽉末 2021年9⽉末
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連結キャッシュ・フロー計算書
現⾦及び現⾦同等物 18.3億円減少 ■投資キャッシュ・フロー ▲6.0 (億円)
有形・無形固定資産取得 ▲9.6
■営業キャッシュ・フロー +25.3 定期預⾦増減 +1.0
税⾦等調整前当期純利益 ＋28.7
売上債権減少 +22.9 ■財務キャッシュ・フロー ▲39.0
仕⼊債務減少 ▲18.1 借⼊⾦増減 ▲5.1
配当⾦⽀払 ▲17.9
⾃⼰株式取得 ▲14.8
▲6.0 現⾦及び
+25.3
現⾦同等物に
投資活動 ▲39.0係る換算差額
による
①現⾦及び NetCash 営業活動
キャッシュ・
現⾦同等物 120.2 による +1.2
フロー 財務活動 ⑤現⾦及び NetCash
279.4 の期末残⾼ キャッシュ・ 167.6
による 現⾦同等物 104.5 259.9
251.2 フロー
億円 キャッシュ・ の期末残⾼ 億円
（借⼊残） フロー 232.8
159.2 （借⼊残）
➁〜④28.1 ⑥〜⑧27.0 155.4
2021年3⽉末 2021年9⽉末
①キャッシュ・フロー計算書記載の現⾦及び現⾦同等物 ⑤キャッシュ・フロー計算書記載の現⾦及び現⾦同等物
251.2億円 232.8億円
➁預⼊期間が3ヶ⽉を超える定期預⾦ 5.9億円 ⑥預⼊期間が3ヶ⽉を超える定期預⾦ 4.9億円
③有価証券 3.0億円 ⑦有価証券 3.0億円
④投資有価証券(株式除く) 19.2億円 ⑧投資有価証券(株式除く) 19.1億円
①〜④ 279.4億円 ⑤〜⑧ 259.9億円
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連結Cash Conversion Cycle
(⽇)
売上債権
回転期間
108.3 102.7
102.2
99.6
95.2
91.4
CCC 94.3
81.3 81.5 79.9
68.6 68.6 71.5
仕⼊債務
回転期間 70.9 65.3
棚卸資産 56.2 56.9
51.8 50.5
回転期間 50.0
2017年9⽉末 2018年9⽉末 2019年9⽉末 2020年9⽉末 2021年9⽉末
売上債権回転期間 108.3 102.2 99.6 95.2 102.7
棚卸資産回転期間 51.8 50.0 50.5 56.2 56.9
仕⼊債務回転期間 68.6 70.9 81.5 79.9 94.3
ＣＣＣ 91.4 81.3 68.6 71.5 65.3
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セグメント別売上⾼・営業利益
2021年3⽉期
第2四半期
2022年3⽉期 第2四半期 （億円、％）
（億円、％）
事業セグメント 実績 実績 実績
収益認識基準 収益認識基準 前期⽐(C-A,C/A)
期初予想 予想⽐(C-B,C/B) 収益認識基準
適⽤︓無(B)
適⽤︓無(A) 適⽤︓無(C) 適⽤︓有
インテリアセグメント 売上⾼ 528.7 576.5 +47.7(+9.0％) 586.5 ▲9.9(▲1.7％) 578.5
壁装材 267.5 296.0 +28.4(+10.6％) ― ― 297.6
床 材 192.5 213.1 +20.5(+10.7%) ― ― 214.2
ファブリック 36.0 38.0 +2.0(+5.6%) ― ― 38.2
その他 32.5 29.2 ▲3.2(▲10.1％) ― ― 28.3
営業利益 27.4 31.3 +3.9(+14.3％) 30.6 +0.7(+2.4％) 31.4
エクステリアセグメント 売上⾼ 72.3 75.0 +2.6(+3.7％) 76.0 ▲0.9(▲1.3％) 28.2
営業利益 2.3 2.5 +0.1(+7.5％) 2.2 +0.3(+15.2％) 2.5
海外セグメント 売上⾼ 77.9 73.9 ▲4.0(▲5.2％) 72.5 +1.4(+2.0％) 73.9
営業利益 ▲5.0 ▲6.2 ▲1.1(－) ▲4.3 ▲1.9(－) ▲6.2
スペースクリエーションセグメント 売上⾼ 22.0 27.0 +4.9(+22.4％) 27.0 +0.0(+0.1％) 27.0
営業利益 0.8 ▲0.3 ▲1.1(－) 1.0 ▲1.3(－) ▲0.3
セグメント間取引調整(売上⾼) ▲5.7 ▲7.9 ▲2.2(－) ▲7.0 ▲0.9(－) ▲8.2
セグメント間取引調整(営業利益) ▲0.0 ▲0.0 ▲0.0(－) － ― ▲0.0
連結売上⾼ 695.4 744.5 +49.1(+7.1％) 755.0 ▲10.4(▲1.4％) 699.5
連結営業利益 25.4 27.2 +1.7(+7.0％) 29.5 ▲2.2(▲7.8％) 27.3
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セグメント別状況 インテリアセグメント
※前期⽐はいずれも収益認識に関する会計基準適⽤︓無の場合
（億円、％）
（億円、％）
決算のPOINT
■新築・リフォーム住宅市場が好調な⼀⽅、⾮住宅市場の回復が遅れる中、
新⾒本帳を中⼼とした営業体制強化により、２Qを中⼼にインテリアセグ
メントが前期⽐+47.7億円（+9.0％増）と伸⻑。
壁紙・塩ビ系床材でシェア増加。
■壁紙では中級品も回復基調ではあるものの、
廉価品である量産壁紙は⼤きく伸⻑。商品のデフレ化傾向は継続。
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インテリアセグメント 売上⾼・総利益・販管費・営業利益の推移
（億円）
604.0
571.3
578.5
売上⾼ 561.1
(収益認識適⽤:有)
576.5
528.7 (収益認識適⽤:無)
209.2
売上総利益
182.3 179.8 181.3 205.4
(収益認識適⽤:無)
174.1
(収益認識適⽤:無)
販管費 157.7 156.1
164.1 141.0
153.9 (収益認識適⽤:有)
109.5
セグメント 45.1
(収益認識適⽤: 有)
利益 24.6 23.6 27.4
31.4
2017年9⽉期 2018年9⽉期 2019年9⽉期 2020年9⽉期 2021年9⽉期
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インテリアセグメント 国内建設市場の状況
新築 リフォーム
国⼟交通省
新設住宅着⼯統計 前期⽐（2021年1⽉〜6⽉） 建築物リフォーム・リニューアル調査（受注⾦額）
住宅市場 前期⽐（2021年4⽉〜2021年6⽉）
新設住宅着⼯⼾数
＋35.8%
新設住宅着⼯床⾯積
住宅合計
＋3.3% ＋3.8% ⼾建て ＋36.5%
(持家 ＋7.7%、賃貸 ＋2.6%) 共同住宅 ＋33.0%
新築 リニューアル
建築物リフォーム・リニューアル調査（受注⾦額）
⺠間⾮居住建築物着⼯床⾯積 前期⽐
前期⽐（2021年4⽉〜2021年6⽉）
（使途別、倉庫・⼯場を除く）
⾮住宅市場
2021年度上期 ＋4.9%
⾮住宅合計 ＋3.0%
飲⾷ ▲13.6%
2020年度 ▲11.8% 物販 ＋8.3%
医療 ＋41.5%
2019年度 ▲7.4% 福祉 ▲7.3%
宿泊 ▲4.2%
2018年度 ▲3.3% 事務所 ▲1.4%
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インテリアセグメント 壁装材売上状況
(億円)
298.8 296.0
272.7 267.5
業界全体の壁装材出荷数量
前期⽐ 壁装事業 売上実績
前期⽐
（2021年4⽉ - 2021年9⽉）
+10.6％
+8.1%
2019年3⽉期 2020年3⽉期 2021年3⽉期 2022年3⽉期
2Q 2Q 2Q 2Q
※収益認識に関する会計基準適⽤︓無
■2021年6⽉に発売した量産壁紙⾒本帳「SP」が発売直後から売上をけん引
■4－6⽉の⾮住宅リニューアル市場の回復を受け、⾮住宅向け壁紙⾒本帳「FAITH」が
堅調に推移
■SIAA認証を取得した抗ウイルス壁紙の拡充も奏功し、抗ウイルス商品の売上伸⻑
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インテリアセグメント 床材売上状況
(億円)
業界全体の床材出荷数量
前期⽐ 219.0 213.1
201.3 192.5
（2021年4⽉ - 2021年9⽉）
3.6%
床材事業 売上実績
+ 前期⽐
+10.7％
▲1.1%
クッションフロア
（住宅向け） 2019年3⽉期 2020年3⽉期 2021年3⽉期 2022年3⽉期
2Q 2Q 2Q 2Q
+9.2%
フロアタイル ※収益認識に関する会計基準適⽤︓無
（需要の約5割が住宅向け）
■「フロアタイル」が引き続き堅調に推移
▲0.5%
⻑尺シート
（医療・福祉メイン）
■⾮住宅市場でのリニューアル⼯事の回復により、
医療・福祉施設向けの機能性床材や、オフィス
+10.4%
カーペットタイル
（オフィスメイン） 向けのカーペットタイル、マンション⼤規模修
繕に使⽤される防滑性ビニル床シートの売上が伸⻑
▲8.5%
タフテッドカーペット
（ホテル・住宅メイン）
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インテリアセグメント ファブリック売上状況
(億円)
41.2
39.2
36.0 38.0
ファブリック事業
売上実績 前期⽐
+5.6％
2019年3⽉期 2020年3⽉期 2021年3⽉期 2022年3⽉期
2Q 2Q 2Q 2Q
※収益認識に関する会計基準適⽤︓無
■5⽉に発刊したカーテン⾒本帳「ストリングス」が売上を牽引
■各種施設向けカーテン⾒本帳「コントラクトカーテン」が市場浸透により堅調に推移
■ワンプライスによる選びやすさを追求したカーテン⾒本帳「シンプルオーダー」を
9⽉に発刊
■取扱商品点数の拡充や継続的な集客施策によるEC事業の伸⻑
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セグメント別状況 海外セグメント
（連結累計期間は2021年1⽉〜2021年6⽉）
売上⾼（億円）
※収益認識に関する会計基準適⽤︓無
市場別状況
北⽶市場︓Koroseal社
103.4 100.3
87.7 77.9 73.9 ■受注は回復傾向、
また２Q以降売上も回復
2017.9 2018.9 2019.9 2020.9 2021.9
■原材料価格の上昇や⼈⼿不⾜、
セグメント損失（億円） 賃⾦の上昇といった“供給制約”の
問題により収益悪化
▲ 2.0
▲ 3.7 ▲ 4.0
▲ 5.0
▲ 6.2
2017.9 2018.9 2019.9 2020.9 2021.9
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セグメント別状況 海外セグメント
東南アジア市場 中国・⾹港市場
■組織・経営体制の再整備はほぼ終了 ■⼭⽉堂（上海）は好調に売上⾼増加
⼀⽅、GG Chinaは不調
■各国状況異なるも、主要マーケット 中国市場における事業強化・効率
であるホスピタリティ市場が低迷、 化を⽬指し、10⽉1⽇に両社統合
コロナ感染拡⼤により営業活動・
出荷に⼤きな影響 ■⾹港市場のホスピタリティ市場回復
の兆し
■サンゲツ商品の在庫、レジデンシャ
ル市場への営業強化により、安定的
取引基盤の整備が進展
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セグメント別状況 エクステリアセグメント
売上⾼（億円） サングリーン
※収益認識に関する会計基準適⽤︓無
75.0 ■新型コロナウイルス感染症の影響は依
然残るも、新設住宅着⼯⼾数の回復に
収益認識基準適⽤
による影響額︓ 伴い外構⼯事が増加
83.0 ▲46.7億円
74.5 73.0 72.3
28.2
■巣ごもり需要の継続により、EC販売店
やホームセンター向けの売上が堅調に
2017.9 2018.9 2019.9 2020.9 2021.9
推移
セグメント利益（億円）
3.8 ■ 関東におけるスペースクリエーション
2.4 2.3
2.5 事業部の⼈材整備が進む
1.8
デザイン提案から現場管理まで対応可
能な体制構築へ
2017.9 2018.9 2019.9 2020.9 2021.9
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セグメント別状況 スペースクリエ―ションセグメント
売上⾼（億円） ■中部地区におけるサンゲツの商品⼒と
※収益認識に関する会計基準適⽤︓無
27.0 フェアトーンの施⼯⼒を活かした営業
22.0 活動が売上をけん引
16.6
■施⼯機能の強化
北海道・東北エリアへの地理的拡⼤
6.0 5.6
■デザイン部⾨では、インテリア事業の
2017.9 2018.9 2019.9 2020.9 2021.9 顧客基盤を活かした営業活動の展開、
主⼒のオフィス市場に加え、ホテル市場
セグメント利益（億円）
等への提案を拡⼤
0.8
0.5
0.3
0.0 ▲ 0.3 ■体制整備によるコスト増及び⾚字⼯事の
発⽣により⾚字化
2017.9 2018.9 2019.9 2020.9 2021.9
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2022年3⽉期 業績予想
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連結業績予想（修正） （億円、％）
2021年3⽉期 通期 2022年3⽉期 通期
実績 期初予想 修正予想
収益認識基準適⽤ 収益認識基準適⽤ 前期⽐
収益認識基準適⽤︓無
※上段︓有 ※上段︓有 (B-A,B/A)
(A)
下段︓無 下段︓無(B)
1,460.０（※1） 1,465.0 ―
売上⾼※ 1,453.1
1,555.0 1,560.0 106.8（+7.4％）
386.0（※1） 401.0 ―
売上総利益※ 476.4
518.0（※2） 533.0 56.5（+11.9％）
販売費及び 320.0（※1） 325.0 ―
409.3
⼀般管理費※ 452.0（※2） 457.0 47.6（+11.6％）
営業利益 67.0 66.0 76.0 8.9（+13.4％）
経常利益 70.4 68.0 78.5 8.0（+11.5％）
親会社株主に帰属する
当期純利益
47.8 43.0 45.0 ▲2.8（▲5.9％）
本年7⽉の監査法⼈による収益認識基準の適⽤範囲の⾒直し及び科⽬の変更により、期初予想を⼀部訂正しております。
※１ 期初発表値（収益認識基準適⽤︓有） 売上⾼︓1,525億円 売上総利益︓505億円 販売費及び⼀般管理費︓439億円 ©Copyright Sangetsu Corporation 26
※２ 期初発表値（収益認識基準適⽤︓無） 売上総利益︓510億円 販売費および⼀般管理費︓444億円
セグメント別業績予想（修正） （億円、％）
2021年3⽉期 2022年3⽉期
上期実績 下期予想 通期予想
実績 収益認識基準 収益認識基準 収益認識基準
収益認識基準 適⽤ 適⽤ 適⽤
前期差 前期⽐ 前期差 前期⽐ 前期差 前期⽐
適⽤︓無 ※上段︓有 ※上段︓有 ※上段︓有
下段︓無 下段︓無 下段︓無
578.5 － － 630.4 － － 1,209.0 － －
売上⾼※ 1,117.9
インテリア 576.5 +47.7 +9.0％ 632.9 +43.7 +7.4％ 1,209.5 +91.5 +8.2％
31.4 － － 52.0 － － － －
営業利益※ 70.8 83.5
31.3 +3.9 +14.3％ 52.1 +8.7 +20.2％ +12.6 +17.9％
28.2 － － 27.7 － － 56.0 － －
売上⾼※ 146.2
エクステリア 75.0 +2.6 +3.7％ 75.4 +1.5 +2.1％ 150.5 +4.2 +2.9％
営業利益 4.1 2.5 +0.1 +7.5% 2.1 +0.3 +19.4% 4.7 +0.5 +12.7％
売上⾼ 150.3 73.9 ▲4.0 ▲5.2% 80.5 +8.2 +11.4% 154.5 +4.1 +2.8％
海外
営業利益 ▲9.8 ▲6.2 ▲1.1 － ▲6.5 ▲1.8 － ▲12.8 ▲2.9 －
スペース 売上⾼ 52.3 27.0 +4.9 +22.4% 33.9 +3.6 +12.1% 61.0 +8.6 +16.4％
クリエーション 営業利益 2.0 ▲0.3 ▲1.1 － 1.0 ▲0.1 ▲11.8％ 0.7 ▲1.3 ▲65.3％
▲8.2 － － ▲7.2 － － ▲15.5 － －
セグメント間 売上⾼※ ▲13.7
▲7.9 ▲2.2 － ▲7.5 +0.4 － ▲15.5 ▲1.7 －
取引調整
営業利益 ▲0.1 ▲0.0 ▲0.0 － ▲0.0 +0.0 － ▲0.1 +0.0 －
699.5 － － 765.4 － － 1,465.0 － －
売上⾼※ 1,453.1
744.5 +49.1 +7.1％ 815.4 +57.7 +7.6％ 1,560.0 +106.8 +7.4％
合計
27.3 － － 48.6 － － － －
営業利益※ 67.0 76.0
27.2 +1.7 +7.0％ 48.7 +7.2 +17.3％ +8.9 +13.4％
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連結業績予想の前提・背景
■ インテリアセグメント
・⽇本市場は、期初、2019年度⽐4％減までの回復を⾒込んだが、5.5~6.0％減に留まる。
・9⽉迄の原材料価格上昇による壁装材・床材仕⼊コストアップ⾒込む。
・9⽉21⽇受注分より実施の値上げは、⼀部商品において遅れが⾒られ、浸透に更に時間。
・10⽉以降の原材料価格上昇による仕⼊れコスト増および追加値上げは⾒込まず。
■ 海外セグメント
・⽶国建設市場は、受注は回復傾向・受注残は過去最⾼レベルであるものの、
供給制約により7-9⽉の収益厳しく、売上増・収益改善には時間を要す。
・東南アジア市場は、7-8⽉のロックダウン影響⼤。10-12⽉期での回復を予想。
・中国・⾹港市場は、10-12⽉中に⿊字化予想。
・ドバイ撤退による特損⾒込む。
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海外セグメント 地域別売上⾼の推移（指数）
2021年3⽉期１Q （2020年1⽉-3⽉）を100とした場合
300
257
250 236
210
201 中国・⾹港市場
200 182
150 135
96 95 82
100
89 92 北⽶市場
76
100
79 82
50 72 75 東南アジア市場
71
40
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2021年3⽉期 2022年3⽉期
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海外セグメント 北⽶市場 ⾮住宅市場
⾮住宅建設ABI指標の推移
⾮住宅建設ABI指標（Architecture Billings Index）とは、The American Institute of Architects(⽶
国建築家協会︓AIA)が発表する指標で、⾮住宅部⾨（ホテル、オフィスビル、学校、病院など）の建
築活動の先⾏指標。⽶国の建築家への調査に基づき算出され、 ９〜１２カ⽉後の建築活動を⽰す先⾏
指標とされ、５０を分岐点に上回れば建築活動の拡⼤、下回ると縮⼩を⽰す。
57.9 58.5
57.1 56.6
55.6 54.6 55.6
53.4 53.3 54.3
52.2
50
47 47.5
46.3
44.9
42.6
40 40 40
33.3
32
29.5
Jan Feb Mar Apr May Jun July Aug Sept Oct Nov Dec Jan Feb Mar Apr May Jun Jul Aug Sep Oct
2020 2020 2020 2020 2020 2020年
2020 2020 2020 2020 2020 2020 2020 2021 2021 2021 2021 2021年
2021 2021 2021 2021 2021 2021
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海外セグメント 北⽶市場 成約残の推移
2021年3⽉期１Q(2020年1-3⽉)を100とした場合
110
103
100
100
92 90
90 87
81
80 76
70
60
50
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2021年3⽉期 2022年3⽉期
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業績予想 前期からの変動要因
サンゲツ単体 （億円）
市場回復 関⻄LC関連・
・数量増 ⾒本帳費・
⼈件費等
総利益増
販管費増
ウェーブロック
インテリア連結
値上げ 仕⼊価格 国内⼦会社
総利益 販管費
効果 上昇
海外事業
総利益減 総利益増 販管費増 (特別損益)
総利益増
(営業外収益)
不動産賃貸収⼊
市場回復遅れ 販管費増 法⼈税等
総利益減
タックスヘイブン対応税制+
繰延税⾦資産取崩
経常
営業 利益
営業 経常 親会社に 利益 78.5
利益 利益 帰属する ⾮⽀配株主分 親会社に
76.0 帰属する
67.0 70.4 当期純利益 除外
47.8 当期純利益
45.0
2021年3⽉期実績 2022年3⽉期 通期予想
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中期経営計画(2020-2022)【 D.C.2022 】の進捗
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中期経営計画（2020-2022） 【D.C.2022】
中期経営計画全体図
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基幹事業の質的成⻑による収益の拡⼤
デザイン⼒の発展的強化と戦略的調達の推進
市場のデフレ指向への対応と徹底した差別化
１．市場のデフレ指向への対応
・量産壁紙 SP（6⽉発売）
・カーテンワンプライス⾒本帳 シンプルオーダー（9⽉発売）
・リアテック
ベーシックウッド（4,900円／㎡）（11⽉発売）
壁紙 SP 2021-2023 ワンプライスカーテン
Simple Order vol.2
リアテック ベーシックウッド ⼈気の⽊⽬柄を低価格で
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基幹事業の質的成⻑による収益の拡⼤
デザイン⼒の発展的強化と戦略的調達の推進
２．商品・デザインの⾼度化
・脱炭素対応カーペットタイル NT double eco 開発
・⼦どもの安全性に対応した CSロールスクリーン 開発
チャイルドセーフティ機能付き
パイル︓エコニール
漁網やカーペットの廃材からつくられた100%リサイクル⽷
バッキング︓リサイクルバッキング
使⽤済カーペットタイルを再利⽤したリサイクルシート使⽤ CSロールスクリーンの仕組み
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基幹事業の質的成⻑による収益の拡⼤
デザイン⼒の発展的強化と戦略的調達の推進
海外デザイン会社との連携
・Sanderson Design Group との
デザイン契約を提携。
代表的なブランド「Morris＆Co.」
の⽇本を含む東アジア・東南アジ
ア全域におけるライセンスを取得。
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基幹事業の質的成⻑による収益の拡⼤
デザイン⼒の発展的強化と戦略的調達の推進 デザイン外部評価
2021年度 グッドデザイン賞 第15回キッズデザイン賞
「⼦どもたちの安全・安⼼に
リアテック ガラスフィルム 貢献するデザイン部⾨」
「⾃然の輪郭」 「フォグシリーズ」 チャイルドセーフティ機能付き
CSロールスクリーン
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基幹事業の質的成⻑による収益の拡⼤
デザイン⼒の発展的強化と戦略的調達の推進
ウェーブロックインテリア買収後の取組み
・デジタルプリントの強化
インクジェットプリンター2台導⼊ 成⽥⼯場（1⽉稼働予定）
・海外向けフリース壁紙の試作
成⽥⼯場 インクジェットプリンター
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基幹事業の質的成⻑による収益の拡⼤
サービス機能の拡充と⾼度化 施⼯機能の地理的拡⼤
フェアトーンによる壁装⼦会社化
株式会社壁装
設⽴︓1983年3⽉
所在地︓宮城県仙台市若林区
代表取締役会⻑︓古⼭ 雄志（サンゲツより出向）
取締役社⻑︓渡辺 敏⾏⽒
相談役︓⾼橋 憲之⽒
株式譲渡契約⽇︓2021年9⽉30⽇
出資⽐率︓フェアトーン株式会社 100％
フェアトーン 東北地区での施⼯ネットワーク拡⼤
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基幹事業のリソースに基づく次世代事業の収益化
環太平洋地域での事業強化
各国での強固な組織・経営基盤の整備
中国・東南アジア市場での事業体制再編 再編前
C.B.Chan⽒ サンゲツ
30% 70% （在シンガポール） 100%
Goodrich Global Holdings ⼭⽉堂（上海）
100% 51% 49%
49% 49%
⾹ シ マ
港 レ ベ
ン タ ト
ガ ー ド
イ バ ナ
ポ シ
ア イ ム
ー
100% ル
蘇
呉 北 上 州
江 京 海
（倉庫）
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基幹事業のリソースに基づく次世代事業の収益化
環太平洋地域での事業強化
各国での強固な組織・経営基盤の整備
中国・東南アジア市場での事業体制再編 再編後
サンゲツ
100% 100%
Goodrich Global Holdings Goodrich Global ⾹港
49% 100% 100%
マ 蘇
シ レ ⾹
ド ン ー
タ ベ
港 中 州
バ ガ イ ト
シ ナ 国
イ ポ ア
ー ム
ル （倉庫）
（撤退予定） （撤退予定）
2021年10⽉1⽇
年内ないし年明け 営業開始
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基幹事業のリソースに基づく次世代事業の収益化
環太平洋地域での事業強化
海外事業 商品デザイン強化
Koroseal社
STACY GARCIA NEW YORK 発表
⽶国著名デザイナー Stacy Garcia とのコラボレーション
10⽉1⽇ 壁紙コレクション 6柄82点新発売
Stacy Garcia
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基幹事業のリソースに基づく次世代事業の収益化
環太平洋地域での事業強化
Goodrich社
2021年11⽉11⽇、シンガポールショールームを
リニューアルオープン
350㎡のギャラリースペースに、壁装材・床材・ファブリックス等の商品
10万点以上を展⽰
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基幹事業のリソースに基づく次世代事業の収益化
専⾨能⼒拡充によるスペースクリエーション事業の展開
関⻄⽀社 センターオフィス移転
サンゲツ関⻄⽀社を⼤阪市中央区本町へ移転。
設計をスペースクリエーション事業部が、
施⼯をフェアトーン株式会社が担い、
グループ総合デザイン⼒で
スペースクリエーション企業を具現化
インテリアとエクステリアが融合した
デザイン。社内外様々な⼈々とのコミュニ
ケーションエリアも設置し、
OPEN INNOVATIONの空間へ
※【オープン時期】オフィスエリア︓11⽉1⽇
来客エリア︓12⽉初旬オープン
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社会的価値の実現
地球環境 Scope３を含めた環境側⾯の明確化
当社事業に関わる環境影響図
単体︓ 6,233 t-CO2(20年度)
連結︓84,595 t-CO2(16年度)
230,000 t-CO2(19年度) ※
※原材料調達を除く
※仕⼊先エネルギー調査で算出したCO2排出量実績を適⽤
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社会的価値の実現
地球環境 Scope３削減に向けた取り組み
サプライチェーン全体におけるCO2排出量の把握と低減
●サンゲツの事業における
GHG排出量の総量と内訳 仕⼊先各社と協業し、仕⼊先個別のエネル
ギーデータを基にした算定をスタート。
より環境に配慮した調達を推進
国内・海外仕⼊先 評価ランク
（サンゲツ単体）
D評価
6.6%
C評価
8.8% S評価(90点満点)
28.9%(66社)
B評価
28.5%(65社)
A評価
26.3%(60社)
エネルギーデータ調査アンケート
対象仕⼊先︓120〜130社
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社会的価値の実現
ESG外部評価
ESG外部評価機関レーティングの推移
（AA）
MSCI
（BBB） （A） 5.6 （AA）
5.1 5.1
6.0
（BBB） （AA）
5.3
4.4 5.2
5.0
4.0 3.1 FTSE
2.9 3.0 2.9
3.0
2.0 1.9
2.0
1.0
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
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資本政策・株主還元
©Copyright Sangetsu Corporation 49
資本政策
資本政策
１．⾃⼰資本を 900〜950億円 の範囲で維持する。
ほぼ
２．3年間の総額で 総還元性向を略100% とする。
３．⾃⼰株式取得および配当に関しては、安定増配を念頭に、
新型コロナウイルス感染症の業績に与える影響を⾒極め
都度決定する。
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資本政策 資本配分
資本配分計画
資⾦創出・調達 資⾦配分
2020年3⽉末 保有現⾦同等物 ※ 成⻑投資
368億円 200~260億円
3年間の営業キャッシュフロー 株主還元
280~300億円 170~190億円
3年間の借⼊⾦ 2023年3⽉末 期末現⾦
▲50~100億円 250~300億円
※ 現預⾦と株式以外の有価証券
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株主還元実績 配当⾦の推移
配当⾦の推移
（予想） 80.00
中間 期末
70.00
70.00 70.00
56.50 57.50 58.00
60.00
52.50 55.50
60.00
50.00
47.50 35.00 50.00
41.25 29.00
40.00
37.50 28.00 28.50 29.00
27.50
40.00
25.00
22.50
30.00
18.75
30.00
20.00
35.00
20.00
27.50 28.00 28.50 29.00
22.50 25.00
18.75 18.75
10.00
10.00
0.00 0.00
2014.3 2015.3 2016.3 2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3 2022.3
2022年3⽉期の配当額は70.0円（期初予想より11.5円増配）
8期連続増配予定
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株主還元の基本的な考え⽅について
増配の背景・考え⽅
・2014年度からの継続的な⾃社株取得により、
⾃社株を除く発⾏済株式数は、6,000万株を下回る⽔準に。
（2014年9⽉末⽐ 1,679万株削減）
・個⼈株主を中⼼に⾃⼰株取得より配当重視の強い要請
・安定的増配の継続要請も根強い
株主還元において配当の⽐重を⾼め、且つ安定的増配を⾏いつつ、
機動的に⾃社株取得を⾏う⽅向に修正
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発⾏済株式数の推移
（万株）
発⾏済株式数（市場株式数・⾃⼰株数）の推移
9,000
⾃⼰株式数 ⾃⼰株式を除く発⾏済株式数
8,038
8,000 2021年9⽉末
7,410
7,250
6,917
7,000
6,807 6,807 6,700 6,605 発⾏済株式数
6,385 6,285 6,225 6,175 6,115 6,115 6,040 万株
6,000
5,000
4,000 7,620
7,307 7,167
6,831 6,718 6,704
⾃⼰株式を除く
6,545 6,383
3,000
6,261 6,148 6,071 6,057 6,059 6,031 発⾏済株式数
5,941 万株
2,000
1,000
0
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株主還元実績 2022年3⽉期上期
⾃⼰株式取得の状況
取得期間 取得株式総数 取得総額
2021年５⽉13⽇〜2021年８⽉３⽇ 50.0万株 7.8億円
2021年８⽉11⽇〜2021年９⽉30⽇ 43.5万株 7.0億円
⾃⼰株式消却の状況
消却⽇ 消却株式総数 消却後の発⾏済株式総数
2021年５⽉31⽇ 25.0万株 6,090万株
2021年８⽉31⽇ 50.0万株 6,040万株
中間配当⾦ 株主還元総額
基準⽇ ⼀株あたり配当額 配当⾦総額
2021年９⽉30⽇ 35.0円 20.7億円 35.6億円
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将来⾒通しに関する注意事項
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は現在の事実に関するもの以外は、将来予測に関する記述
に該当します。
これら将来予測に関する記述は、現在⼊⼿可能な情報に鑑
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その他の要因が内在しており、それらの要因による影響を
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