8130 サンゲツ 2021-02-03 13:40:00
2021年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月3日
上場会社名 株式会社 サンゲツ 上場取引所 東 名
コード番号 8130 URL https://www.sangetsu.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名)安田 正介
問合せ先責任者 (役職名) 財務経理部長 (氏名)助川 達夫 TEL 052-564-3333
四半期報告書提出予定日 2021年2月15日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 106,939 △10.6 4,447 △32.2 4,848 △30.8 3,446 △31.3
2020年3月期第3四半期 119,610 1.5 6,556 58.6 7,001 45.5 5,013 52.8
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 3,696百万円(△17.3%) 2020年3月期第3四半期 4,469百万円(71.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 56.90 56.86
2020年3月期第3四半期 82.35 82.22
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 155,551 94,316 60.1
2020年3月期 164,101 94,217 56.8
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 93,455百万円 2020年3月期 93,244百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 28.50 - 29.00 57.50
2021年3月期 - 29.00 -
2021年3月期(予想) 29.00 58.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 144,000 △10.7 6,000 △35.3 6,500 △34.0 4,500 214.2 74.36
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
連結業績予想の修正については、本日(2021年2月3日)公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」
をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 61,150,000株 2020年3月期 61,750,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 633,402株 2020年3月期 1,184,644株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 60,578,514株 2020年3月期3Q 60,882,411株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
㈱サンゲツ(8130)2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………… 9
(追加情報) ……………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………… 9
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………… 11
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㈱サンゲツ(8130)2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナ
ウイルス感染症の影響の長期化により、厳しい状況が継続しました。5月末の緊急事態宣言解除
後は、経済活動の再開により、輸出や生産の一部に持ち直しの動きも見られましたが、感染者数
は再び増加に転じており、先行きは極めて不透明です。当社事業に関連の深い建設市場において
は、新型コロナウイルス感染症により、郊外での戸建住宅に堅調な動きが見られる一方、宿泊施
設・店舗等の非住宅物件の改装需要が大きく低迷するなど、事業環境は予断を許さない状況で
す。
このような環境下で、当社グループは、お客様及び従業員の安全を第一に、テレワークの推進
や事務所内分散勤務、マスク着用・消毒の徹底等の感染拡大防止策を講じ、事業活動の継続と商
品の安定供給に努めるとともに、オンラインによる抗ウイルス商品セミナーの開催やWEBサイトに
よる商品情報提供の拡充といった、ウィズコロナに対応した営業活動の展開に努めました。ま
た、2021年1月5日に稼働開始した新関西ロジスティクスセンターの開設準備や、東南アジアに
おける営業拠点の再編など、中期経営計画(2020-2022)[ D.C.2022 ]に基づく施策を着実に実行
しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高106,939百万円(前年同期比10.6%
減)、営業利益4,447百万円(同32.2%減)、経常利益4,848百万円(同30.8%減)、親会社株主
に帰属する四半期純利益は3,446百万円(同31.3%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントを以下のとおり4区分に変更し、前年同四
半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較し
ております。
(インテリアセグメント)
壁装事業では、2020年6月に発売した住宅向け壁紙の見本帳「リザーブ」の市場浸透が進みま
した。また、当第3四半期連結会計期間には住宅やマンションリフォーム市場が若干の回復を見
せ、リフォーム向け壁紙を収録した見本帳「リフォームセレクション」の売上が好調に推移しま
した。一方、非住宅市場においては、商品バリエーションや機能を拡充したガラスフィルム見本
帳「CLEAS」が市場の評価を得て、売上を伸ばしました。しかしながら、依然として新型コロナウ
イルス感染症による市場への影響は続いており、壁装材の売上高は41,328百万円(前年同期比
7.8%減)となりました。
床材事業では、住宅リフォームにも使われる「フロアタイル」の売上が堅調に推移したほか、
非住宅向け床材を中心に収録した見本帳「Sフロア」や、マンション共用部等に使用される防滑性
ビニル床シート「ノンスキッド」、「ロールカーペット」など、多数の見本帳を発刊し、販促活
動に努めました。特に「Sフロア」においては、抗ウイルス商品に対するニーズの高まりから、医
療施設をはじめ官公庁・教育施設などでの採用が進みました。また、家庭用カーペットタイル
「スタイルキット」が、巣ごもり需要を捉え売上を伸ばしました。その一方で、宿泊・商業分野
での需要減少等が影響し、床材の売上高は30,011百万円(同8.8%減)となりました。
ファブリック事業では、機能性商品の拡充や市場のニーズに沿った商品開発により、抗ウイル
スや制菌機能を持つ商品等を収録した各種施設向け見本帳「コントラクトカーテン」の売上が伸
長しました。医療施設物件においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止策への助成金・補助
金施策も、衛生的な空間づくりに役立つカーテンへの吊り替え需要を後押ししました。また、住
宅向けカーテン見本帳「AC」の売上が引き続き堅調に推移したほか、厳しい状況が続く非住宅市
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㈱サンゲツ(8130)2021年3月期 第3四半期決算短信
場においては、椅子生地見本帳「UP」が、無地ビニルレザーや高付加価値商品「アクアクリー
ン」を中心に売上を伸ばしました。しかしながら、依然として市場環境は充分な回復に至ってお
らず、カーテンと椅子生地をあわせたファブリックの売上高は5,671百万円(同9.4%減)となり
ました。
これらのほか、施工費や接着剤等を含むその他の売上5,015百万円(同22.8%減)を加え、イン
テリアセグメントにおける売上高は82,027百万円(同9.4%減)、営業利益は4,698百万円(同
29.1%減)となりました。
(エクステリアセグメント)
エクステリアセグメントを担う株式会社サングリーンにおいては、市場環境全体の低迷が続く
中、主力商材のフェンス、門扉、カーポートの売上が減少しました。その一方、巣ごもり需要の
拡大により、ポスト、物置、テラス、ウッドデッキの販売が堅調に推移したほか、ホームセンタ
ーやEC販売店等を通じた売上が伸長しました。また厳しい経営環境が続く中、中期経営計画に基
づく施策として、管理システムを通じた配送体制の効率化や専門性を高める人材育成、新規顧客
の獲得等に取り組みました。
この結果、エクステリアセグメントの売上高は11,024百万円(前年同期比9.9%減)、営業利益
は346百万円(同32.8%減)となりました。
(海外セグメント)
海外セグメントでは、海外関係会社の2020年1月から9月までの実績を、第3四半期連結累計
期間の業績に算入しております。
北米市場を担うKoroseal Interior Products Holdings,Inc.においては、新型コロナウイルス
感染症の影響が長期化し、建設市場の縮小や工場の稼働にも影響が及ぶなど、厳しい状況となる
中、新規壁紙生産設備の稼働による品質と生産性の向上に継続的に努めました。また、主要市場
であるホスピタリティ市場以外への活動強化により、レジデンシャルや教育施設への採用が進ん
だほか、従来から拡販に取り組んでいたサンゲツの粘着剤付き化粧フィルム「リアテック」にお
いては、工期の短縮化やコスト削減、環境への配慮といったニーズを捉え、売上が伸長しまし
た。
中国市場を担う山月堂(上海)装飾有限公司においては、中国市場は全体として回復傾向にあ
り、営業活動の再開が進んでおります。しかしながら、建設工事の延期や出張の制限が発生する
など、依然として新型コロナウイルス感染症拡大前の状況には至っておりません。このような
中、カーテンやカーペットタイルといった取り扱いエレメントの拡充や顧客の開拓に加え、グル
ープ全体を通じた中国事業の組織再編成に向けた準備を進めました。
東南アジア市場を担うGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.においては、東南アジア各国で状
況が大きく異なり、非常に不透明な経営環境となる中、人やモノの移動に制限がかかり、事業活
動にも大きな影響を与えております。このような状況下でも、オンラインを活用した販促活動に
努めたほか、11月には、Sangetsu Goodrich(Thailand)Co., Ltd.の営業を開始する等、各国の
市場に合わせた拠点体制や営業体制の強化やコスト削減を進め、より効率的な経営体制の構築に
向けた見直しを行いました。
これらの結果、海外セグメントにおける売上高は11,289百万円(前年同期比23.7%減)、営業
損失は695百万円(前年同期は営業損失693百万円)となりました。
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㈱サンゲツ(8130)2021年3月期 第3四半期決算短信
(スペースクリエーションセグメント)
第1四半期連結会計期間より新たなセグメントに加わったスペースクリエーションセグメント
は、内装仕上工事業を担うフェアトーン株式会社と、当社のスペースクリエーション事業部で構
成しています。
フェアトーン株式会社においては、非住宅の新築内装仕上事業への新型コロナウイルス感染症
の影響は限定的であり、ほぼ計画通りの進捗となりました。一方、市況の影響を受けやすい改修
工事事業においては、10月以降、経済活動の回復に伴い工事着工数も回復の兆しが見えました
が、12月以降は新型コロナウイルス感染症が再拡大し、工事量は減少しました。
当社のスペースクリエーション事業部においても、事業のメインターゲットの一つであるオフ
ィス、ホテルの改修市場は厳しい状況が継続しており、営業活動の抑制や改修工事の中止といっ
た影響を受けました。その一方、働き方改革・オフィスの見直しに伴う新たな需要等もあり、新
規案件の獲得に向けた営業活動の積極化や、顧客の開拓、人材の強化に努めました。
この結果、スペースクリエーションセグメントの売上高は3,562百万円(前年同期比33.4%
増)、営業利益は114百万円(同21.2%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前期末に比べて8,550百万円減少し、155,551
百万円となりました。また純資産は、前期末に比べて99百万円増加し94,316百万円となり、自己
資本比率は60.1%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
最近の業績の動向を踏まえ、2020年11月2日に公表しました2021年3月期の通期の連結業績予
想を修正しております。詳細につきましては本日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」を
ご参照ください。
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㈱サンゲツ(8130)2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 30,756 27,807
受取手形及び売掛金 34,751 29,255
電子記録債権 12,318 14,854
有価証券 4,125 424
商品及び製品 15,083 15,413
仕掛品 481 237
原材料及び貯蔵品 1,938 2,402
その他 1,616 1,462
貸倒引当金 △481 △441
流動資産合計 100,591 91,415
固定資産
有形固定資産
土地 19,418 19,418
その他(純額) 16,254 16,927
有形固定資産合計 35,673 36,345
無形固定資産
ソフトウエア 2,647 2,479
のれん 40 34
商標権 5,797 5,597
その他 747 677
無形固定資産合計 9,233 8,789
投資その他の資産
投資有価証券 10,222 10,808
長期貸付金 10 10
繰延税金資産 4,938 4,702
その他 3,481 3,603
貸倒引当金 △49 △122
投資その他の資産合計 18,603 19,000
固定資産合計 63,509 64,136
資産合計 164,101 155,551
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 12,235 11,343
電子記録債務 13,583 13,373
短期借入金 1,457 1,195
1年内返済予定の長期借入金 11,383 103
リース債務 180 117
未払法人税等 2,283 217
賞与引当金 1,960 1,096
役員賞与引当金 - 25
製品保証引当金 663 573
資産除去債務 28 28
その他 6,925 7,420
流動負債合計 50,701 35,494
固定負債
長期借入金 7,638 14,210
リース債務 144 125
繰延税金負債 1,878 1,784
役員退職慰労引当金 28 32
退職給付に係る負債 8,183 8,044
資産除去債務 630 634
長期未払金 2 2
その他 676 906
固定負債合計 19,182 25,740
負債合計 69,883 61,234
純資産の部
株主資本
資本金 13,616 13,616
資本剰余金 20,000 20,000
利益剰余金 62,853 61,534
自己株式 △2,440 △1,263
株主資本合計 94,028 93,887
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 492 919
繰延ヘッジ損益 22 9
為替換算調整勘定 204 △59
退職給付に係る調整累計額 △1,503 △1,301
その他の包括利益累計額合計 △784 △431
新株予約権 83 76
非支配株主持分 889 784
純資産合計 94,217 94,316
負債純資産合計 164,101 155,551
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㈱サンゲツ(8130)2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 119,610 106,939
売上原価 80,286 71,859
売上総利益 39,324 35,079
販売費及び一般管理費 32,767 30,631
営業利益 6,556 4,447
営業外収益
受取利息 2 23
受取配当金 135 129
不動産賃貸料 19 22
持分法による投資利益 232 166
その他 205 184
営業外収益合計 595 525
営業外費用
支払利息 88 78
自己株式取得費用 5 0
為替差損 15 32
その他 41 14
営業外費用合計 150 124
経常利益 7,001 4,848
特別利益
固定資産売却益 0 3
投資有価証券売却益 2 -
関係会社株式売却益 162 -
新株予約権戻入益 0 7
助成金収入 - 216
特別利益合計 166 228
特別損失
固定資産売却損 4 0
固定資産除却損 14 0
その他 2 -
特別損失合計 21 0
税金等調整前四半期純利益 7,145 5,075
法人税、住民税及び事業税 2,247 1,620
法人税等調整額 △92 81
法人税等合計 2,155 1,701
四半期純利益 4,990 3,373
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △23 △73
親会社株主に帰属する四半期純利益 5,013 3,446
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㈱サンゲツ(8130)2021年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 4,990 3,373
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △126 427
繰延ヘッジ損益 △67 △12
為替換算調整勘定 △507 △299
退職給付に係る調整額 199 202
持分法適用会社に対する持分相当額 △18 3
その他の包括利益合計 △521 322
四半期包括利益 4,469 3,696
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,534 3,799
非支配株主に係る四半期包括利益 △65 △103
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㈱サンゲツ(8130)2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年6月15日開催の取締役会決議に基づき、2020年6月30日に自己株式600,000株を
消却しました。また、2020年12月11日開催の取締役会決議に基づき、自己株式76,700株を116百万
円で取得しました。主にこれらの影響により、当第3四半期連結会計期間末における自己株式は
633,402株、1,263百万円となりました。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当第3四半期連結累計期間までの新型コロナウイルス感染症拡大の現状を考慮し、前連結会計
年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会
計上の見積り)に記載した新型コロナウイルス感染症の収束時期等を含む仮定について、見直し
を行いました。その結果、新型コロナウイルス感染症の影響による住宅及び非住宅市場の需要の
減少は、2021年3月期以降も継続し、2023年3月期に需要が回復すると仮定し、繰延税金資産の
回収可能性等について会計上の見積りを行っています。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結損益
スペース 調整額
インテリア エクステリア 海外 計算書計上額
クリエーション (注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 89,942 12,229 14,804 2,634 - 119,610
セグメント間の内部
554 2 - 37 △594 -
売上高又は振替高
計 90,497 12,231 14,804 2,671 △594 119,610
セグメント利益又は
6,629 515 △693 94 10 6,556
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、全てセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結損益
スペース 調整額
インテリア エクステリア 海外 計算書計上額
クリエーション (注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 81,085 11,022 11,289 3,541 - 106,939
セグメント間の内部
941 1 - 21 △964 -
売上高又は振替高
計 82,027 11,024 11,289 3,562 △964 106,939
セグメント利益又は
4,698 346 △695 114 △16 4,447
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、全てセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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㈱サンゲツ(8130)2021年3月期 第3四半期決算短信
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを従来の「インテリア」、「エクステリ
ア」及び「海外」の3区分から、「インテリア」、「エクステリア」、「海外」及び「ス
ペースクリエーション」の4区分に変更しております。
これは、中期経営計画(2020-2022)[ D.C.2022 ]における「次世代事業の収益化」に向
けた展開の一環として、内装仕上工事業を担う子会社フェアトーン株式会社及び当社のス
ペースクリエーション事業部を「スペースクリエーション」セグメントとして区分したも
のであります。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分
に基づき作成したものを開示しております。
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㈱サンゲツ(8130)2021年3月期 第3四半期決算短信
(重要な後発事象)
(株式追加取得による完全子会社化)
当社は、2021年1月1日に当社連結子会社であるGoodrich Global Holdings Pte., Ltd.
(以下、GGH社)の株式追加取得に係る契約を締結し、2021年1月15日に株式を取得したこと
により完全子会社といたしました。
1.株式取得の理由
当社グループは中期経営計画(2020-2022)[ D.C.2022 ]に基づき、「基幹事業のリソー
スに基づく次世代事業の収益化」を目標に掲げ、各国における強固な経営基盤の構築を進めて
おります。この度、東南アジア市場で事業を展開するGGH社の意思決定の迅速化を通じ、より
強固な経営体制・事業基盤を構築し、サンゲツグループ内の連携を強化しつつ、東南アジア市
場における更なる成長を実現する事を目的に、GGH社を完全子会社化いたしました。
2.異動する子会社(GGH社)の概要
(1) 名称 Goodrich Global Holdings Pte., Ltd.
8 Changi South Lane #05-01 Goodrich
(2) 所在地
Building,Singapore
(3) 代表者の役職・氏名 Chief Executive Officer 古川 祥
(4) 事業内容 内装材の販売
(5) 資本金 11,004千 シンガポールドル
(6) 設立年月日 2004年5月7日
株式会社サンゲツ 70%
(7) 大株主及び持株比率
Chan Chong Beng 30%
3.株式取得の相手先の概要
(1) 氏名 Chan Chong Beng
(2) 住所 シンガポール
4.取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
7,332,080株
(1) 異動前の所有株式数 (議決権の数:7,332,080個)
(議決権所有割合:70%)
3,142,320株
(2) 取得株式数
(議決権の数:3,142,320個)
(3) 取得価額及び対価の種類 現金及び預金 12,500千 シンガポールドル
10,474,400株
(4) 異動後の所有株式数 (議決権の数:10,474,400個)
(議決権所有割合:100%)
5.日程
(1) 契約締結日 2021年1月1日
(2) 株式譲渡実行日 2021年1月15日
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