8130 サンゲツ 2020-11-19 09:45:00
2021年3月期第2四半期決算説明会資料 [pdf]
2021年3月期 第2四半期 決算説明
代表取締役 社⻑執⾏役員 安田 正介
証券コード︓8130
(東証一部、名証一部)
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目次
■2021年3月期 第2四半期 決算の状況 p.3 ■新型コロナウイルス感染症による影響
および今後の⾒通し p.20
■ 決算のPOINT p.4-7 ■ 新型コロナウイルス感染症への対応 p.21
■連結損益計算書 p.8 ■(参考)住宅市場/新築 注⽂住宅 p.22
■ 連結売上⾼・営業利益・当期純利益推移 p.9 ■(参考)住宅市場/新築 分譲住宅 p.23
■セグメント別売上⾼と営業利益 p.10 ■(参考)住宅市場/リフォーム p.24
■ インテリアセグメント 壁装材の状況 p.11 ■(参考)⾮住宅市場 p.25
■ インテリアセグメント 床材の状況 p.12 ■ リーマンショックとの比較 p.26
■ インテリアセグメント ファブリックの状況 ■(参考)米国 ⾮住宅市場 p.27
p.13
■ 海外セグメント 地域別状況 p.28
■ 海外セグメント Koroseal社の状況 p.14
■ 海外セグメント Goodrich社の状況 p.15-16 ■2021年3月期 通期⾒通し p.29
■ 連結貸借対照表 p.17 ■ 連結業績予想 p.30
■ 連結キャッシュ・フロー計算書 p.18 ■ 連結セグメント別業績計画 p.31
■ 連結Cash Coversion Cycle p.19 ■資本政策・株主還元 p.32
■ 資本政策・株主還元(配当) p.33
■ 株主還元実績 p.34
■ TOPIC p.36
■ 将来⾒通しに関する注意事項 p.37
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2021年3月期 第2四半期 決算の状況
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決算のPOINT
1 売上高 695.4億円︓前期比▲105.2億円(▲13.1%)
・インテリアセグメント ︓前期比▲75.2億円(▲12.5%)
・海外セグメント ︓前期比▲22.3億円(▲22.3%)
・エクステリアセグメント︓前期比▲10.7億円(▲12.9%)
・スペースクリエーションセグメント︓前期比+5.4億円(+33.0%)
2 売上総利益 227.0億円︓前期比▲36.9億円(▲14.0%)
・インテリアセグメント ︓前期比▲27.8億円(▲13.3%)
・海外セグメント ︓前期比▲9.8億円(▲24.4%)
3 販売費及び⼀般管理費 201.6億円︓前期比▲16.9億円(▲7.8%)
・インテリアセグメント ︓前期比▲10.1億円(▲6.2%)
・海外セグメント ︓前期比▲8.7億円(▲19.8%)
4 営業利益 25.4億円︓前期比▲20.0億円 (▲44.1%)
・インテリアセグメント ︓前期比▲17.6億円(▲39.2%)
・海外セグメント ︓前期比▲1.0億円(-)
5 当期純利益 19.7億円︓前期比▲16.6億円(▲45.7%)
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決算のPOINT
インテリアセグメント
4-6月期には、新型コロナウイルス感染症の影響は着工と内装の時間差により新
築住宅では限定的であったが、昨年7月以降の新設住宅着工⼾数の減少に加え、
リフォーム工事の忌避により売上減。7-9月期には、新型コロナウイルス感染症
の影響が拡大した。
これにより、前年同期比営業利益は大幅減も、近年の壁紙を中⼼とする総利益改
善ならびに販管費の抑制努⼒により、2017年度・2018年度上期を上回る営業利
益を確保。
エクステリアセグメント
前年度上期には消費税増税前の仮需・⾃然災害による復旧需要があったが、これが剥
落、さらに新型コロナウイルス感染症の影響が7月以降本格化。
売上⾼は前年同期比12.9%減の72.3億円となったが、2016年度上期(72.5億円)・
2017年度上期(74.5億円)とほぼ同等の結果となった。
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決算のPOINT
海外セグメント (連結累計期間は2020年1月〜2020年6月)
北⽶/Koroseal
新型コロナウイルスの影響は3月下旬より深刻化。厳しい状況となる中、前年度ののれん・
無形資産の減損によるのれん償却の解消に加え、新設備・工場統合による生産コストの
減、人員削減により赤字拡大回避。
中国/山月堂(上海)、Goodrich中国
1-3月は旧正月と新型コロナウイルスの影響で大幅な落ち込みとなったが、4月以降回復
途上にある。
東南アジア/Goodrich
新型コロナウイルスの影響はタイやベトナムにおいては4月より緩和。
マレーシアでは感染症拡大が⽌まらず、シンガポールでは施工人員の不⾜により売上低迷
スペースクリエーションセグメント
⾮住宅新築の内装工事事業は予定通り進捗、リニューアル工事は5月以降に新型コロナウイ
ルスの影響顕在化。一方、⾮住宅リニューアルの元請事業に関しては、規模拡大に向けた取
り組み強化。
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連結損益計算書
(億円、%)
2020年3月期 2021年3月期
第2四半期 第2四半期
実績 実績
前期比(%)
売上高 800.6 695.4 ▲105.2(▲13.1%)
売上総利益 264.0 227.0 ▲36.9(▲14.0%)
販売費及び
⼀般管理費
218.5 201.6 ▲16.9(▲7.8%)
営業利益 45.4 25.4 ▲20.0(▲44.1%)
経常利益 48.9 27.8 ▲21.0(▲43.0%)
親会社株主に帰属する
当期純利益
36.3 19.7 ▲16.6(▲45.7%)
EPS(円) ※ 59.47 32.59 ▲26.88(▲45.2%)
EBITDA 69.0 43.4 ▲25.5(▲37.1%)
EBITDA=税引前利益+受取利息・⽀払利息+減価償却費(売上原価分を含む)+のれん償却額+減損損失
※EPSは潜在株式調整後の株式数にて算出
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連結売上⾼・営業利益・当期純利益推移
(億円)
第2四半期営業利益 第2四半期当期純利益 第2四半期売上高
800
755 759
695
70 800
639 642 649
60
592 613 700
530 551
45.5 45.4
600
50
41.0 39.2
36.3
500
35.5
32.2 32.2
40
31.3
28.6
400
26.9 25.4
30
24.9 24.2
21.5 21.8
19.9 18.1 19.7
300
16.9 18.3
20
14.1 200
10
100
0 0
2010.9 2011.9 2012.9 2013.9 2014.9 2015.9 2016.9 2017.9 2018.9 2019.9 2020.9
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セグメント別売上⾼と営業利益 (億円、%)
2020年3月期 2021年3月期
事業セグメント 第2四半期 第2四半期 第2四半期
実績 期初計画 実績 構成比 前期比(%) 計画比(%)
インテリアセグメント 売上高 604.0 500.0 528.7 76.0% ▲75.2(▲12.5%) 28.7(+5.7%)
壁装材 298.8 - 267.5 50.6% ▲31.2(▲10.5%) -
床 材 219.0 - 192.5 36.4% ▲26.5(▲12.1%) -
ファブリック 41.2 - 36.0 6.8% ▲5.1(▲12.6%) -
その他 44.8 - 32.5 6.2% ▲12.3(▲27.5%) -
営業利益 45.1 - 27.4 107.8% ▲17.6(▲39.2%) -
エクステリアセグメント 売上高 83.0 70.0 72.3 10.4% ▲10.7(▲12.9%) 2.3(+3.4%)
営業利益 3.8 - 2.3 9.3% ▲1.4(▲38.3%) -
海外セグメント 売上高 100.3 75.0 77.9 11.2% ▲22.3(▲22.3%) 2.9(+4.0%)
営業利益 ▲4.0 - ▲5.0 ▲20.1% ▲1.0(-) -
スペースクリエーションセグメント 売上高 16.6 15.0 22.0 3.2% 5.4(+33.0%) 7.0(+47.3%)
営業利益 0.5 - 0.8 3.3% 0.2(+49.6%) -
セグメント間取引調整(売上⾼) ▲3.4 ▲5.0 ▲5.7 ▲0.8% ▲2.3(-) ▲0.7(-)
セグメント間取引調整(営業利益) 0.0 - ▲0.0 ▲0.3% ▲0.0(-) -
連結売上高 800.6 655.0 695.4 100% ▲105.2(▲13.1%) 40.4(+6.2%)
連結営業利益 45.4 - 25.4 100% ▲20.0(▲44.1%) -
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インテリアセグメント 壁装材の状況
(億円)
壁装材 関連市場の状況 (カッコ内は業績に影響を与える対象期間)
新築住宅市場 前期比 400
(2020年1月〜6月)
298.8
350
新設住宅着⼯⼾数 持家 ▲13.7% 300
282.4 272.7 267.5
▲11.2%
250
賃貸
▲10.8% 200
壁装事業 売上実績
新設住宅着⼯床⾯積 150
前期比
▲12.2% 100
50
▲10.5%
住宅リフォーム市場 前期比(当社推定) 0
(2020年4月〜6月) 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
2Q 2Q 2Q 2Q
▲7.5% ︖
■量産壁紙(廉価品)と⾮住宅向け壁紙
⾒本帳「FAITH」が堅調に推移し、
業界全体の壁装材出荷数量 前期比
(2020年4月〜9月) 売り上げを下支え。
■ガラスフィルム⾒本帳「CLEAS」の
▲12.3 % 市場への浸透が進む。
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インテリアセグメント 床材の状況
床材 関連市場の状況
300
(億円)
⺠間⾮居住建築物着⼯床⾯積 前期比 219.0
250
(使途別,倉庫・⼯場を除く) 202.2 201.3 192.5
2018年度 2019年度
200
▲0.7 % ▲3.3 % 150
床材事業 売上実績
⺠間⾮居住建築物着⼯床⾯積(用途別) 前期比
100
前期比
2019年度 2020年4~9月
卸売業、
▲19.7% ▲21.1%
50
▲12.1%
小売業用 0
宿泊業、飲食・ 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
サービス業用 ▲9.7% ▲33.7% 2Q 2Q 2Q 2Q
医療・福祉用 +5.6% ▲16.7%
■通期では10期連続増収であった床材も、今期は
その他の
サービス業用 ▲5.7% +6.8% 厳しい状況
■宿泊やオフィスなどを中⼼とした⾮住宅市場の
業界全体の商材別出荷数量 前期比
縮小や工事の中⽌・延期の影響に加え、大型プ
タフテッドカーペット ▲24.0 %(4-8月)
ロジェクト案件の獲得不⾜も影響し、カーペッ
カーペットタイル ▲17.4 %(4-8月)
トタイルは不調。また、⾮住宅向け⻑尺シート
⻑尺シート ▲18.1%(4-9月)
床材は新⾒本帳発刊前の落ち込みにより低迷。
フロアタイル ▲9.0 %(4-9月)
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インテリアセグメント ファブリックの状況
(億円)
60
50
39.2 41.2
40
36.2 36.0
30
ファブリック事業
20
売上実績 前期比
10
▲12.6%
0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
カーテン⾒本帳「コントラクトカーテン」PK9003
2Q 2Q 2Q 2Q
■カーテン⾒本帳「AC」が前年度に引き続き売り上げを牽引。
また、9月に医療福祉施設に最適な抗ウイルス商品等を収録した⾒本帳
「コントラクトカーテン」を発刊。
■椅⼦生地⾒本帳「UP」の市場浸透。機能性の⾼いビニルレザーが好評。
■EC事業「WARDROBE sangetsu」が伸⻑。
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海外セグメント Koroseal社の状況(ターンアラウンドプラン進捗状況)
昨年度実⾏した新鋭設備の稼働が安定し、⽣産コストが改善。
また、新型コロナウイルスに伴うレイオフ等コストダウンに努める。
1.コスト削減
・昨年度導⼊した新鋭設備の稼働安定化、
工場統廃合による生産コスト低減
・スクラップレートの改善
2019年→2020年で5.6%の改善
2.新設備によるデザイン性の向上
・新設備による正確かつ微細なデザインの新商品を2021年初めより発売開始
3.ホスピタリティーマーケット集中からの転換
・Healthcare市場および教育市場に対する営業強化
4.サンゲツ・Koroseal間の商品連携の強化
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海外セグメント Koroseal社の状況
販管費削減
・減損影響 ・人員削減
▲3.5億円は、昨年度末に実施した 2019年12月末 556名 2020年9月末 471名
のれんおよび無形資産の減損による改善 工場人員57名減、営業人員微減 計85名削減
海外セグメント 販管費 人員数推移 2019/12末 2020/3末 2020/6末 2020/9末
2020年3月期2Q 2021年3月期2Q Koroseal 495 434 409 420
44.3
⼯場 244 191 173 187
35.6 ▲8.7億円 営業 97 96 96 92
その他 154 147 140 141
Metro 61 55 50 51
4.0 0.5 ▲3.5億円
Koroseal のれん等償却 合計 556 489 459 471
のれん等償却=子会社取得に伴うのれん・無形資産・有形固定資産償却費
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海外セグメント Goodrich社の状況
Goodrichシンガポール
【人員削減計画】
2020期初 116名 2021期初 108名 2022期初 96名
Goodrichマレーシア
【人員削減計画】
2020期初 68名 2021期初 53名
【拠点再編】
4拠点 2拠点へ コタキナバル、ジョホールバル拠点閉鎖
戦略市場への注⼒
・Goodrich中国︓山月堂(上海)との統合・人員削減
・Sangetsu Goodrich ベトナム︓サンゲツとGoodrichの共同出資で4月1日
営業開始
・Sangetsu Goodrichタイランド︓100%出資会社として11月2日営業開始
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連結貸借対照表
資産合計 (億円)
資産合計 ■2020年3月末比+68.7億円
現⾦預⾦ 307.5 1,641.0 1,651.3 資⾦の借⼊等による現⾦預⾦の増加
現⾦預⾦ 376.3
その他 698.3 その他 639.0 ■2020年3月末比▲59.3億円
流動資産 流動資産 季節変動及び売上減少による売上債権の
減少
1,005.9 1,015.3
有形固定資産 356.7 有形固定資産 354.4
無形固定資産 92.3 無形固定資産 88.1
■2020年3月末比+7.2億円
投資その他の資産 固定資産 固定資産 投資その他の資産 投資有価証券の時価上昇による増加
186.0 635.0 635.9 193.3
2020年3月末 2020年9月末
負債・純資産合計 負債・純資産合計
1,641.0 1,651.3
流動負債 507.0 流動負債 444.7
■2020年3月末比+66.9億円
固定負債 191.8 負債 固定負債 258.7 資⾦の借⼊による⻑期借⼊⾦の増加
負債
698.8 703.5
株主資本 940.2 株主資本 942.8 ■2020年3月末比+2.5億円
その他の包括利益 その他の包括利益 当期純利益による増加及び株主還元政策
累計額 ▲7.8 純資産 純資産 累計額 ▲3.7 (期末配当)による減少
新株予約権 0.8 942.1 947.8 新株予約権 0.7
⾮支配株主持分 8.8 ⾮支配株主持分 7.9
2020年3月末 2020年9月末
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連結キャッシュ・フロー計算書
現⾦及び現⾦同等物 72.3億円増加 ■投資キャッシュ・フロー ▲24.4 (億円)
有価証券・投資有価証券増減 ▲18.0
■営業キャッシュ・フロー +50.1 有形・無形固定資産取得 ▲7.3
税⾦等調整前当期純利益 +28.9
減価償却費・のれん償却費 +14.0 ■財務キャッシュ・フロー +47.0
売上債権減少 +77.6 借⼊⾦増減 +65.3
仕⼊債務減少 ▲34.9 配当⾦支払 ▲17.5
▲24.4 47.0
▲0.3
50.1 NetCash
現⾦及び ⑤現⾦及び 189.7
①現⾦及び NetCash 投資活動 財務活動 現⾦同等物に 現⾦同等物
現⾦同等物167.6 163.4 営業活動 による による 係る換算差額 167.6
の期末残高 454.7
368.1 の期末残高 による キャッシュ・ キャッシュ・ 371.5 億円
億円 299.2 キャッシュ・ フロー フロー
(借入残) (借入残)
204.7 フロー 265.0
②〜④68.9 ⑥〜⑧83.2
2020年3月末 2020年9月末
①キャッシュ・フロー計算書記載の現⾦及び現⾦同等物 ⑤キャッシュ・フロー計算書記載の現⾦及び現⾦同等物
299.2億円 371.5億円
②預⼊期間が3ヶ月を超える定期預⾦ 8.3億円 ⑥預⼊期間が3ヶ月を超える定期預⾦ 4.8億円
③有価証券 41.2億円 ⑦有価証券 59.2億円
④投資有価証券(株式除く) 19.3億円 ⑧投資有価証券(株式除く) 19.2億円
①〜④ 368.1億円 ⑤〜⑧ 454.7億円
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連結Cash Conversion Cycle
単位(日)
120
売上債権
回転期間
100
仕入債務
80 回転期間
60
CCC
棚卸資産
40 回転期間
20
0
2015年9月末 2016年9月末 2017年9月末 2018年9月末 2019年9月末 2020年9月末
売上債権回転期間 112.5 112.6 108.3 102.2 99.6 95.2
棚卸資産回転期間 42.0 42.5 51.8 50.0 50.5 56.2
仕入債務回転期間 49.2 71.3 68.6 70.9 81.5 79.9
CCC 105.3 83.8 91.4 81.3 68.6 71.5
※2017年9月末(期間2016年10月1日〜2017年9月30日)は、Koroseal社のP/L連結前期間の数値を連結後期間(2017年1月1日〜2017年6月30日)の業績
と同額と⾒なして加算し、計算しています。
※2018年9月末(期間2017年10月1日〜2018年9月30日)は、Goodrich社のP/L連結前期間の数値を連結後期間(2018年1月1日〜2018年6月30日)の業績
と同額と⾒なして加算し、計算しています。
※2017年9月末及び2018年9月末に係る各数値は、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
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新型コロナウイルス感染症による影響
および今後の⾒通しについて
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新型コロナウイルス感染症への対応
【 基本方針 】
お客様・社員の安全を最優先とし、
“品切れなく受注”し、“全国に出荷する”体制を維持する。
【対策】
①IT環境整備によるテレワークの推進 最⼤時︓7割
②ロジスティクス関連社員、商品開発担当者、ショールーム担当者を中心に出社勤務継続
③社内分散勤務の実施
④WEB会議システムの活用
⑤直⾏直帰による営業活動
⑥ショールーム オンラインコンサルテーションの実施
⑦WEBセミナーの開催
(トレンドセミナー、新⾒本帳セミナー、抗ウイルス対策セミナー)
WEBセミナー(トレンドセミナー)
直接⾯談が基本の内装業界において、感染拡⼤防止策を講じながら、
テレワークを活用しつつ、効率的で・効果的な営業活動を試⾏
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(参考)住宅市場/新築 注⽂住宅
注⽂住宅 ハウスメーカー受注速報値(前年同月比)
注⽂住宅
(主要8社平均)
11.8%
8.4%
0%
-2%
-8.4%
-9.5%
-15.4%
-15.1% -23.0%
-33.1% 注⽂住宅
-33.6% 想定納品時期︓2021年3〜7月
2020年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
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(参考)住宅市場/新築 分譲住宅
分譲住宅 ハウスメーカー・ビルダー受注速報値(前年同月比)
分譲住宅 分譲住宅
(ハウスメーカー主要4社平均) (ビルダー主要2社平均)
19.0%
13.5%
11.0% 10.5% 11%
8.5% 7.5%
2.5% 3.5% 19%
0% 12% 3%
0%
-11%
-13.0%
-21%
-9%
-28%
-35%
-39%
分譲住宅
想定納品時期︓2021年1〜4月
2020年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
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(参考)住宅市場/リフォーム
コロナ禍による、前年と比べたリフォーム売上高の影響
【 ⼤都市圏 】 【 地方圏 】 【 ⼤規模 】
首都圏・近畿圏・愛知 大都市圏以外 リフォーム売上⾼2億円以上
⼤きく減った ⼤きく増えた ⼤きく減った 増えた
⼤きく減った ⼤きく増えた
2% 1% 12% 7%
12% 9%
増えた 増えた
15% 13%
減った
減った
減った
30% どちらとも言えない
32% 40%
どちらとも言えない どちらとも言えない 40%
39% 47%
一般財団法人住まいづくりナビセンター実施 (回答数︓180社 実施期間︓2020年8月31日〜9月14日)
「コロナ禍によるリフォーム需要の変化と事業者のIT活用状況に関するアンケート」より
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(参考)⾮住宅市場
⼤⼿ゼネコン建設事業売上高実績(前年同期比)
A社 B社 C社 D社
11.2%
4.7%
-5.2%
0%
-7.5% -8.3%
-2.8%
-9.7%
-12.6%
-19.0%
-12.1% -25.7%
-23.0%
-25.0% -29.0%
2020年3月期 2020年3月期 2020年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2021年3月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
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リーマンショック時との比較
インテリアセグメント 売上高推移イメージ(市場成り⾏きベース)
新型コロナウイルス︓2019年度上期/2019年度下期をそれぞれ100とし、上下同半期を比較
リーマンショック ︓2007年度下期/2008年度上期をそれぞれ100とし、上下同半期を比較
105.0
100.0
95.0
90.0
89.2
88.0
85.0
87.5
回復予想
80.0
比較起点
2019年度
2007年度下期 2008年度上期 2020年度
2008年度下期 2009年度上期 2021年度
2009年度下期 2010年度上期 2022年度
2010年度下期 2011年度上期 2023年度
2011年度下期 2012年度上期
上期 下期 上期 下期 上期 下期 上期 下期 上期 下期
2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度
下期 上期 下期 上期 下期 上期 下期 上期 下期 上期
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(参考)米国 ⾮住宅市場
⾮住宅建設ABI指標の推移
⾮住宅建設ABI指標(Architecture Billings Index)とは、The American Institute of Architects(米
国建築家協会︓AIA)が発表する指標で、⾮住宅部門(ホテル、オフィスビル、学校、病院など)の建
築活動の先⾏指標。米国の建築家への調査に基づき算出され、 9〜12カ月後の建築活動を⽰す先⾏
指標とされ、50を分岐点に上回れば建築活動の拡大、下回ると縮小を⽰す。
55.3
53.4
52 51.9 52.5 52.2
50.3 50.5 50.2
49.1 50.1 49.7
47.8 47.2
50
47
40 40 40
33.3 32
29.5
Jan Feb Mar Apr May Jun July Aug Sept Oct Nov Dec Jan Feb Mar Apr May Jun July Aug Sept
2019 2019 2019 2019 2019 2019 2019 2019 2019 2019 2019 2019 2020 2020 2020 2020 2020 2020 2020 2020 2020
新型コロナウイルス感染症の影響により2020年3月より急激に悪化、
4月をボトムに9月より回復傾向。海外事業(北⽶市場)の回復は、来期以降を予想
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海外セグメント 地域別状況
海外セグメント 地域別の売上高推移(前年同期比)
北⽶(Koroseal) 東南アジア(Goodrich) 中国市場(山月堂(上海)+Goodrich)
北⽶
110.3%
(Koroseal)
108.8% 3Q若⼲の回復
東南アジア
96.4% 82.5%
75.7% (Goodrich)
70.2% タイ・ベトナム・
68.1% シンガポール回復傾向
63.5%
中国
31.6% (山月堂(上海)
+Goodrich)
2021年3月期1Q 2021年3月期2Q 2021年3月期3Q
ほぼ回復も基調弱い
(1月-3月) (4月-6月) (7月-9月)
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2021年3月期 通期⾒通し
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連結業績予想
単位(億円、%)
2020年3月期 2021年3月期
通期 通期 対通期 期初計画 対通期 修正計画
通期実績 上期実績
期初計画 修正計画 進捗率 進捗率
売上高 1,612.6 1,350.0 1,400.0 695.4 51.5% 49.7%
売上総利益 529.2 - 460.0 227.0 - 49.4%
販売費及び 436.5 - 406.0 - 49.7%
⼀般管理費
201.6
営業利益 92.6 42.0 54.0 25.4 60.6% 47.1%
経常利益 98.4 45.0 58.0 27.8 62.0% 48.1%
親会社株主に
帰属する 14.3 23.0 35.0 19.7 85.9% 56.4%
当期純利益
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連結セグメント別業績計画 単位(億円、%)
2020年3月期 2021年3月期
上期 下期 通期 通期 上期 下期 通期計画
実績 実績 実績 修正計画 実績 前期比 計画 前期比 進捗率
売上⾼ 604.0 616.9 1,220.9 1,075.0 528.7 ▲12.5% 546.2 ▲11.5% 49.2%
インテリア
営業利益 45.1 48.1 93.2 58.0 27.4 ▲39.2% 30.5 ▲36.5% 46.5%
売上⾼ 83.0 77.7 160.8 140.0 72.3 ▲12.9% 67.6 ▲13.0% 51.6%
エクステリア
営業利益 3.8 2.6 6.4 4.0 2.3 ▲38.3% 1.6 ▲36.9% 78.6%
売上⾼ 100.3 97.6 198.0 145.0 77.9 ▲22.3% 67.0 ▲31.4% 53.8%
海外
営業利益 ▲4.0 ▲5.2 ▲9.3 ▲9.5 ▲5.0 ー ▲4.4 ー ー
売上⾼ 16.6 25.0 41.6 50.0 22.0 +33.0% 27.9 +11.6% 44.2%
スペース
クリエーション 営業利益 55.4%
0.5 1.2 1.8 1.5 0.8 +49.6% 0.6 ▲48.5%
セグメント 売上⾼ ▲3.4 ▲5.3 ▲8.7 ▲10.0 ▲5.7 ー ▲4.2 ー ー
間取引調整 営業利益 0.0 0.4 0.4 ー ▲0.0 ー 0.0 ー ー
売上⾼ 800.6 812.0 1,612.6 1,400.0 695.4 ▲13.1% 704.5 ▲13.2% 49.7%
合計
営業利益 45.4 47.2 92.6 54.0 25.4 ▲44.1% 28.5 ▲39.5% 47.1%
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資本政策・株主還元
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資本政策・株主還元(配当)
中期経営計画(2020-2022)Ⅾ.Ⅽ.2022資本政策
1.⾃⼰資本を 900〜950億円 の範囲で維持する。
2.3年間の総額ベースで 総還元性向を略100% とする。
3.⾃⼰株式取得および配当に関しては、安定増配を念頭に、新型コロナウイルス
感染症の業績に与える影響を⾒極め都度決定する。
■⼀株当たり配当額推移 58.0
56.5 57.5
55.5
52.5
47.5
41.3
37.5
2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 (予定)
2021年3月期の配当額は58.0円、7期連続増配を予定
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株主還元実績
自己株式取得の状況
取得期間 取得株式総数 取得総額
⾃⼰株式取得は⾏っていません。 0株 0円
自己株式消却の状況
消却日 消却株式総数 消却後の発⾏済株式総数
2020年6月30日 60万株 6,115万株
中間配当⾦ 株主還元総額
基準日 ⼀株当たり配当額 配当⾦総額
2020年9月30日 29.00円 17.5億円
17.5億円
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TOPICS
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TOPICS︓抗ウイルス対策商品
安⼼安全、衛生への需要の⾼まりに応え、抗ウイルス機能
を持つ商品を拡充、機能強化。
公的認証に加え⾼い⾃社基準に基づく商品開発により、
「より衛生的で安⼼・安全な空間」の実現を目指す。
【⾼機能商品特設サイト】 https://www.sangetsu.co.jp/pickup/antiviral
主な抗ウイルス対策商品 ※発売前新商品
ナーシングフロア V※(37 点)/ SK フロア※(37 点)/抗ウイルスマーブル※(10 点)
床材・腰壁 /消臭レストリューム※ (10 点)/サンペンタゴンⅡ(6 点)/腰壁シート※ (13 点)
壁紙 抗ウイルス壁紙(12 点)
粘着剤付化粧フィルム 抗ウイルス リアテック※(特注加工品)
リアテック
カーテン 抗ウイルス・制菌カーテン(7 点)/抗ウイルス・抗菌カーテン(1 点)
⼤版セラミックスラブ 抗ウイルス・抗菌加工 GARZAS( ガルザス) (8 点)
※
GARZAS(ガルザス)
床用洗浄剤 オキシライト 除菌・除ウイルス機能付き床用洗浄剤 オキシライト※(1 点)
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将来⾒通しに関する注意事項
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その他の要因が内在しており、それらの要因による影響を
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