8129 東邦HD 2019-02-18 15:00:00
株式会社スズケンとの協業に関するお知らせ [pdf]

                                                 平成 31 年 2 月 18 日

各    位
                             会 社 名    東邦ホールディングス株式会社
                             代表者名     代表取締役会長 CEO 濱田 矩男
                                       (コード番号 8129 東証第一部)
                             問合せ先     取締役 広報・IR 室長   河村    真
                                       ( 電 話 03- 6838- 2803)


                 株式会社スズケンとの協業に関するお知らせ

 当社は、本日(平成 31 年 2 月 18 日)
                        、株式会社スズケン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:宮田
浩美、以下「スズケン」 )との「顧客支援システム等の共同利用に関する基本合意書」    (平成 30 年 7 月 24 日
締結)に基づき、新たな流通モデル(後発医薬品・スペシャリティ医薬品)の共同展開および顧客支援システ
ムの共同利用に関して、下記の通り合意しましたのでお知らせいたします。

                         記
1.合意の内容
(1)後発医薬品の流通における共同展開
   後発医薬品の合弁会社を両社各 50%の出資により平成 31 年 4 月 1 日に設立し、後発医薬品の企画・
  共同交渉を行うことで、医療機関様や調剤薬局様の声を反映した患者様視点での安全、安価で高品質な
  後発医薬品の安定供給を目指してまいります。
   販売に関しては、当社の子会社である共創未来ファーマ株式会社とスズケンの子会社である株式会社三
  和化学研究所を通して展開してまいります。
   また、後発医薬品の新たな流通モデルの展開と同時に、  協業する製薬メーカーと共に、     共同生産体制の
  整備や、原薬から包装資材に至る材料関係の共同調達、ならびにメーカー物流を含むサプライチェーン
  の効率化について、検討してまいります。
(2)スペシャリティ医薬品の流通における共同展開
   現在、両社が独自で再生医療等製品を含むスペシャリティ医薬品の流通を展開しておりますが、        当社よ
  りスズケンの子会社である株式会社エス・ディ・コラボに出資(出資比率 3 分の 1 超)を行い、スペシ
  ャリティ医薬品の流通の共同での展開を検討してまいります。
   当社が展開している搬送装置などの温度管理システム、 並びにスズケンが展開しているシステムや関連
  特許の共同利用により、スペシャリティ医薬品における流通プラットフォームが一層強固なものとなり、
  患者様や医療機関様、さらに製薬メーカーへ提供するソリューションの充実と同時に、高額医薬品の廃
  棄問題など社会的コストの低減に貢献してまいります。
(3)顧客支援システムの共同利用
   当社は、これまで独自に顧客支援システムを開発・提供してまいりましたが、患者様や医療機関様の多
  様なニーズにお応えするため、当社の持つ在庫管理、 受発注、  音声による薬歴管理作成などのシステムを
  スズケンと共同で利用することとし、スズケンはそれらのシステムの導入を推進しております。
   今後の展開にあたり、スズケンより当社子会社の株式会社ネグジット総研への出資       (出資比率 3 分の 1
  超)を受け入れ、更なる推進を図ります。
   また、両社で顧客支援システムにおける問い合わせ窓口の協業化による一元化についても、       検討してま
  いります。

2.今後の見通し
   本件に伴う業績への影響は、詳細が確定し適時開示の必要性が生じた場合には、速やかに開示いたし
  ます。
                                             以 上