8129 東邦HD 2019-08-01 15:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月1日
上 場 会 社 名 東邦ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8129 URL https://www.tohohd.co.jp/
代 表 者 (役職名)代表取締役会長 CEO (氏名)濱田 矩男
問合せ先責任者 (役職名)取締役 広報・IR室長 (氏名)河村 真 (TEL)03(6838)2803
四半期報告書提出予定日 2019年8月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 312,522 3.7 3,420 66.7 5,034 40.0 3,413 48.9
2019年3月期第1四半期 301,349 0.7 2,051 △15.6 3,596 △6.7 2,292 △0.6
(注) 包括利益 2020年3月期第1四半期 △2,562百万円 ( ― %) 2019年3月期第1四半期 5,598百万円 (84.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 50.08 43.80
2019年3月期第1四半期 33.59 30.30
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 667,562 210,263 31.5
2019年3月期 663,727 213,848 32.2
(参考) 自己資本 2020年3月期第1四半期 210,094 百万円 2019年3月期 213,680 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 ― 15.00 ― 15.00 30.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 20.00 ― 20.00 40.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 587,000 △1.1 5,800 20.7 8,700 13.5 5,500 11.3 80.70
通期 1,223,000 0.1 15,000 △5.0 21,800 1.6 13,600 △1.9 199.56
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ― 社 (社名) 、除外 ― 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 78,270,142株 2019年3月期 78,270,142株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 10,120,489株 2019年3月期 10,120,311株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 68,149,758株 2019年3月期1Q 68,250,728株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料3ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
東邦ホールディングス株式会社(8129)
2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 9
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………… 10
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東邦ホールディングス株式会社(8129)
2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期における医療用医薬品市場は、ジェネリック医薬品の使用促進をはじめとする医療費抑制策の推進等
により引き続き厳しい環境下で推移しました。
当社グループは、医療・健康・介護に携わる企業集団として、患者様や医療機関が抱える課題を解決する顧客支援
システムの開発・提案や地域包括ケアシステム構築への貢献など幅広い分野で存在価値を発揮する付加価値サービス
型ビジネスモデルへの変革をグループ一体となって推進しております。また、物流の高機能化、配送回数の最適化、
共創未来ファーマ製品によるジェネリック医薬品の集約化など収益性の向上のための施策にも取り組んでおります。
共創未来ファーマ製品については、今年6月の薬価追補収載において1成分4品目を新たに発売するなど、高品
質・高付加価値のジェネリック医薬品の安定供給とともに製品ラインナップの拡充を図っております。2019年6月末
時点での販売製品は74成分160品目となりました。
当第1四半期の連結業績は、売上高312,522百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益3,420百万円(前年同期比66.7
%増)、経常利益5,034百万円(前年同期比40.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,413百万円(前年同期
比48.9%増)となりました。第2四半期累計業績予想に対する進捗率は、売上高53.2%、営業利益59.0%、経常利益
57.9%、親会社株主に帰属する四半期純利益62.1%となりました。
セグメントの業績の概略は以下のとおりです。
医薬品卸売事業においては、引き続き、個々の製品価値に見合った単品単価交渉に努めるとともに、初診受付サー
ビスや、ENIF本部、ENIFvoice Coreをはじめとする当社独自の顧客支援システムの普及促進に取り組みました。また、
最適配送回数の実現に向けた施策の推進や薬局共創未来の会員との関係強化に取り組むなど事業基盤の強化にも努め
ました。その結果、当第1四半期の医薬品卸売事業の売上高は300,896百万円(前年同期比3.4%増)、セグメント利
益(営業利益)は3,324百万円(前年同期比29.8%増)となりました。
調剤薬局事業においては、調剤報酬改定への対応を推進するとともに、ENIFvoice SP+AやENIFvoice Coreなど当社
の顧客支援システムを活用することで残業時間の削減を図るなど店舗業務の効率化や標準化による収益性の改善に取
り組みました。その結果、売上高は23,711百万円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益(営業利益)は663百万円
(前年同期は営業損失53百万円)となりました。
治験施設支援事業においては、売上高は51百万円(前年同期比42.2%減)、セグメント損失(営業損失)は1百万
円、情報機器販売事業においては、売上高は227百万円(前年同期比2.6%減)、セグメント損失(営業損失)は61百
万円となりました。
(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
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2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて1.5%増加し、486,656百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金
が5,040百万円、商品及び製品が2,619百万円それぞれ増加したこと等によります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.8%減少し、180,906百万円となりました。これは、有形固定資産が4,662
百万円増加し、投資有価証券が8,503百万円減少したこと等によります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて0.6%増加し、667,562百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて2.6%増加し、410,646百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金
が8,570百万円増加したこと等によります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて6.0%減少し、46,652百万円となりました。これは、その他のうち繰延税金
負債が2,740百万円減少したこと等によります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて1.6%増加し、457,298百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.7%減少し、210,263百万円となりました。これは、利益剰余金が2,390
百万円増加し、その他有価証券評価差額金が5,975百万円減少したこと等によります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年5月9日に公表しました2020年3月期の第2四半期累計期間および通期の連結業績予想に変更はありませ
ん。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 79,607 79,118
受取手形及び売掛金 287,205 292,246
商品及び製品 78,590 81,209
その他 34,233 34,299
貸倒引当金 △209 △217
流動資産合計 479,427 486,656
固定資産
有形固定資産 89,095 93,757
無形固定資産
のれん 1,360 1,230
その他 2,620 2,585
無形固定資産合計 3,981 3,816
投資その他の資産
投資有価証券 80,676 72,173
その他 13,080 13,649
貸倒引当金 △2,533 △2,490
投資その他の資産合計 91,222 83,332
固定資産合計 184,299 180,906
資産合計 663,727 667,562
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 374,322 382,893
短期借入金 586 602
1年内償還予定の社債 7,955 7,953
未払法人税等 4,204 1,963
賞与引当金 3,428 5,152
役員賞与引当金 71 17
返品調整引当金 349 347
資産除去債務 25 41
その他 9,321 11,673
流動負債合計 400,265 410,646
固定負債
社債 20,083 20,078
長期借入金 5,594 5,536
退職給付に係る負債 1,986 1,995
資産除去債務 1,094 1,101
負ののれん 7 4
その他 20,845 17,935
固定負債合計 49,612 46,652
負債合計 449,878 457,298
純資産の部
株主資本
資本金 10,649 10,649
資本剰余金 48,566 48,566
利益剰余金 151,943 154,334
自己株式 △20,257 △20,258
株主資本合計 190,902 193,292
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 27,285 21,309
土地再評価差額金 △4,507 △4,507
その他の包括利益累計額合計 22,777 16,802
新株予約権 168 168
純資産合計 213,848 210,263
負債純資産合計 663,727 667,562
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 301,349 312,522
売上原価 275,519 284,841
売上総利益 25,830 27,681
販売費及び一般管理費
役員報酬及び給料手当 10,423 10,506
賞与引当金繰入額 1,818 1,783
役員賞与引当金繰入額 17 17
退職給付費用 53 64
福利厚生費 1,970 2,033
車両費 276 268
貸倒引当金繰入額 △32 △11
減価償却費 1,039 1,345
のれん償却額 439 164
賃借料 1,766 1,769
租税公課 466 575
仮払消費税の未控除費用 1,320 1,328
その他 4,218 4,414
販売費及び一般管理費合計 23,778 24,261
営業利益 2,051 3,420
営業外収益
受取利息 14 16
受取配当金 528 521
受取手数料 777 806
負ののれん償却額 5 2
持分法による投資利益 19 0
その他 359 355
営業外収益合計 1,704 1,702
営業外費用
支払利息 7 7
社債発行費 50 -
不動産賃貸費用 66 63
その他 35 17
営業外費用合計 159 88
経常利益 3,596 5,034
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2020年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
特別利益
固定資産売却益 1 11
事業譲渡益 - 13
その他 0 1
特別利益合計 2 26
特別損失
固定資産処分損 0 31
減損損失 16 22
その他 0 -
特別損失合計 17 54
税金等調整前四半期純利益 3,581 5,007
法人税、住民税及び事業税 2,185 2,181
法人税等調整額 △896 △587
法人税等合計 1,289 1,594
四半期純利益 2,292 3,413
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,292 3,413
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東邦ホールディングス株式会社(8129)
2020年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 2,292 3,413
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,289 △5,966
持分法適用会社に対する持分相当額 16 △9
その他の包括利益合計 3,306 △5,975
四半期包括利益 5,598 △2,562
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,598 △2,562
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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東邦ホールディングス株式会社(8129)
2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
該当事項はありません。
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東邦ホールディングス株式会社(8129)
2020年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
医薬品 調剤薬局 治験施設 情報機器 (百万円) 計上額
計
卸売事業 事業 支援事業 販売事業 (注1) (百万円)
(百万円)
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (注2)
売上高
(1) 外部顧客に対する
278,268 22,813 89 177 301,349 ─ 301,349
売上高
(2) セグメント間の
12,600 85 ― 55 12,741 △12,741 ─
内部売上高又は振替高
計 290,868 22,899 89 233 314,091 △12,741 301,349
セグメント利益又は損失(△) 2,561 △53 30 △58 2,480 △428 2,051
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間の内部取引の消去、未実現利益の消去及び全社費用に
よるものであります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
医薬品 調剤薬局 治験施設 情報機器 (百万円) 計上額
計
卸売事業 事業 支援事業 販売事業 (注1) (百万円)
(百万円)
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (注2)
売上高
(1) 外部顧客に対する
288,655 23,641 51 174 312,522 ― 312,522
売上高
(2) セグメント間の
12,240 70 ― 53 12,364 △12,364 ―
内部売上高又は振替高
計 300,896 23,711 51 227 324,887 △12,364 312,522
セグメント利益又は損失(△) 3,324 663 △1 △61 3,924 △504 3,420
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間の内部取引の消去、未実現利益の消去及び全社費用に
よるものであります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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