8129 東邦HD 2021-11-12 13:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

              2022年3月期           第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                             2021年11月12日
上 場 会 社 名   東邦ホールディングス株式会社                                    上場取引所 東
コ ー ド 番 号   8129  URL https://www.tohohd.co.jp/
代   表   者 (役職名)代表取締役社長                          (氏名)有働 敦
問合せ先責任者   (役職名)取締役 経営管理本部長兼経営企画・IR部長 (氏名)河村 真             (TEL) 03(6838)2803
四半期報告書提出予定日       2021年11月15日                   配当支払開始予定日      2021年12月10日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無           :       有(機関投資家・アナリスト向け)
                                                                                     
                                                                                         (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計)                                                        (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                             親会社株主に帰属
                      売上高                   営業利益                    経常利益
                                                                             する四半期純利益
                      百万円           %        百万円            %       百万円             %            百万円        %
 2022年3月期第2四半期    620,845  4.2    1,863  45.6  4,802  13.6 3,271  79.7
 2021年3月期第2四半期    595,997 △6.0    1,279 △83.8  4,225 △61.4 1,820 △74.4
(注)包括利益  2022年3月期第2四半期 4,119 百万円 (△52.7%) 2021年3月期第2四半期8,699 百万円 (87.1%)
                                                         
                               潜在株式調整後
                   1株当たり
                                 1株当たり
                  四半期純利益
                                四半期純利益
                                円   銭                   円   銭
2022年3月期第2四半期                   46.39                   42.62
2021年3月期第2四半期                   25.82                   23.68
                                                                                     
(2)連結財政状態
                      総資産                       純資産              自己資本比率
                                百万円                     百万円                         %
 2022年3月期第2四半期        695,931       240,749             34.5
 2021年3月期             683,181       237,405             34.7
(参考) 自己資本 2022年3月期第2四半期 240,416 百万円   2021年3月期 237,243 百万円
 
2.配当の状況
                                                年間配当金

                  第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                             期末                   合計
                       円    銭           円   銭           円   銭           円   銭            円   銭
  2021年3月期         ―    15.00                               ―           15.00            30.00
  2022年3月期         ―    15.00
  2022年3月期(予想)                                              ―           15.00            30.00
 (注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無                         :   無
 
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
                                                                            (%表示は、対前期増減率)
                                                                        親会社株主に帰属  1株当たり
                売上高              営業利益                   経常利益
                                                                         する当期純利益  当期純利益
                百万円     %           百万円         %        百万円       %            百万円          %          円   銭
    通期    1,192,000 △1.5 6,400 48.7                     11,900   15.6           7,400    48.3          104.92
 (注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :                           無
 
※       注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                      : 無

        (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)

        新規   ―   社 (社名)          、除外   ―   社 (社名)

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                      : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
        ①   会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                  : 有

        ②   ①以外の会計方針の変更                         : 無

        ③   会計上の見積りの変更                          : 無

        ④   修正再表示                               : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
        ①   期末発行済株式数(自己株式を含む)      2022年3月期2Q       78,270,142株   2021年3月期     78,270,142株

        ②   期末自己株式数                2022年3月期2Q       7,730,552株    2021年3月期     7,759,749株

        ③   期中平均株式数(四半期累計)         2022年3月期2Q       70,518,318株   2021年3月期2Q   70,510,971株

 
※   四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※   業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
 ・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
    断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
    等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
    ての注意事項等については、添付資料4ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
    い。
 
 
                                     東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                       2022年3月期 第2四半期決算短信


○添付資料の目次
 
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………      2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………      2

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………      4

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………      4

    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………      5

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………      5

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………      7

         四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………    7

         四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………    9

    (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………… 10

    (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 12

        (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 12

        (連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) ……………………………………………………… 12

        (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 12

        (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………… 12

        (セグメント情報) …………………………………………………………………………………… 13




                            1
                                       東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                         2022年3月期 第2四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
    当第2四半期における医療用医薬品市場は、2021年4月に初めて実施された中間年における薬価改定の影響を
   受けましたが、新型コロナウイルスのワクチン接種の普及等により患者様の受診抑制の状況は回復基調にあり、
   市場はプラス成長となりました。一方で、昨年度より医療機関において新型コロナウイルス感染症拡大による影
   響が継続していることに加え、一部の後発医薬品メーカーの品質問題、GMP違反等により、製品の回収・出荷調
   整が相次いだこともあり、医療機関との価格交渉については非常に厳しい状況で推移しました。
    当社グループは、①患者様、医療機関、在宅医療・介護に携わる専門職等の課題解決と利便性向上のため、初
   診受付サービスや薬局本部システム「ミザル」をはじめとする顧客支援システムの開発・提案、②災害時におい
   ても医薬品等を安定供給するという社会的使命を果たすための物流機能の強化、③後発医薬品数量シェア目標80
   %時代において独自の検証により品質を担保した後発医薬品の安定供給、の3点を重要施策として取り組んでお
   ります。
    顧客支援システムについては、初期導入費用に加え、その利益の大部分を占めるお得意先より月々いただく課
   金額が着実に増え、当社グループの利益の底上げに大きく寄与しております。特に初診受付サービスにおいては
   9月に1カ月あたりの受付数が過去最高で70,000人を超え、利用者数は順調に増加しております。また、コロナ
   禍において接触機会を低減する薬局本部システム「ミザル」や診療予約システムなど、時代が求めるシステムの
   提供にも積極的に取り組むとともに、音声認識システムについては新たなシステムの構築に向けて医療機関との
   実証実験を行っております。オンライン診療・服薬指導システム「KAITOS」につきましては引き続き全社を挙げ
   て取り組んでおりますが、新型コロナウイルスの自宅療養患者を対象にオンライン診療の活用が促進されるなど
   オンライン診療への期待が高まる一方で、オンライン診療自体の普及がなかなか進まないという課題がありま
   す。当社グループでは、医療機関検索サイト「病院なび」の中に患者様向けオンライン診療検索ページを新たに
   設置するなど、患者様のニーズを掘り起こし受診しやすい環境を整えることで、オンライン診療の普及促進に貢
   献してまいります。
    物流機能については、2022年の稼働を目指し石川県金沢市にTBC北陸の建設を進めております。また、2020
   年9月に東京都大田区平和島で稼働したTBCダイナベースでは、ノー検品の推進やお得意先への商品の直送体
   制を強化するなど、ローコストで効率的な配送体制の構築に取り組んでおります。また、TBCダイナベース
   と、都内唯一の注射剤製造工場である共創未来ファーマ品川工場、品川区八潮に位置する検査薬・医療機器に特
   化した物流センターTBC WILL品川の各施設の機能および好立地を活かし、治験物流をはじめとする新た
   なビジネスにも挑戦してまいります。
    新型コロナウイルス感染症への取り組みについては、行政からの要請に応じ、ワクチンや針・シリンジ、治療
   薬の配送に注力いたしました。6月21日より開始した職域接種につきましては、9月1日までに7,400名の社員
   およびその家族が2回の接種を完了しております。
    また、2022年4月4日に移行が予定されている東京証券取引所の新市場区分につきましては、「プライム市
   場」を選択することを決議し、所定の手続きに基づき選択申請を行い、受理されております。
    当第2四半期の連結業績は、売上高620,845百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益1,863百万円(前年同期
   比45.6%増)、経常利益4,802百万円(前年同期比13.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,271百万円
   (前年同期比79.7%増)となりました。
    なお、当社連結子会社である九州東邦株式会社は2021年11月9日に、独立行政法人国立病院機構本部を発注者
   とする、独立行政法人国立病院機構または独立行政法人労働者健康安全機構が運営する「九州エリア」に所在す
   る病院が調達する医薬品の入札に関し、独占禁止法違反の疑いがあるとして、公正取引委員会による立入検査を
   受けました。当社は、九州東邦株式会社とともに、この度の事態を厳粛かつ真摯に受け止め、公正取引委員会の
   検査に全面的に協力しております。
     
    セグメントの業績の概略は以下のとおりです。なお、第1四半期連結会計期間より、株式会社ネグジット総
   研、株式会社e健康ショップ、株式会社eヘルスケアの3社を新たに連結子会社とするとともに事業セグメント
   の区分方法を見直しております。従来の「治験施設支援事業」と「情報機器販売事業」に上記3社を新たに加え
   「その他周辺事業」とし、報告セグメントは、「医薬品卸売事業」、「調剤薬局事業」、「医薬品製造販売事
   業」、「その他周辺事業」の4区分となります。



                              2
                                    東邦ホールディングス株式会社(8129)
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 医薬品卸売事業においては、新型コロナウイルス関連製品の配送に加え、医薬品の自主回収、出荷調整が相次
いだことで、営業・配送現場の負担が増加していましたが、社内システムの機能強化により、現場の作業負担の
軽減とお得意先へのタイムリーな情報提供が可能となりました。価格交渉においては製品価値と流通コストに見
合った適切な価格提示につとめ、リモートディテーリングサービス、オンライン診療・服薬指導システム
「KAITOS」、初診受付サービス、診療予約システムといった接触機会の低減に貢献する顧客支援システム・サー
ビスの提案活動も積極的に行いました。また、神戸医師協同組合が運営する医薬品販売事業を東邦薬品株式会社
が承継することを決定するなど、事業基盤の強化に努めました。
 当第2四半期の医薬品卸売事業の売上高は596,983百万円(前年同期比4.2%増)、セグメント利益(営業利
益)は1,130百万円(前年同期比38.7%減)となりました。
 調剤薬局事業においては、調剤報酬の方向性に対応した店舗運営と、顧客支援システムの活用による業務の効
率化や標準化、経費の削減・見直しなど収益性向上のための取り組みを推進しました。また、かかりつけ薬局・
薬剤師としての機能を発揮するため、オンライン服薬指導の体制強化やSNSを活用した服薬フォローの推進、物
販の拡充などに取り組んだほか、行政からの要請に従い抗原検査キットの取り扱いも開始しました。その結果、
売上高は45,450百万円(前年同期比0.8%増)、セグメント利益(営業利益)は1,317百万円(前年同期比72.6%
増)となりました。
 医薬品製造販売事業においては、最新の品質・分析器の導入など製品の品質管理への取り組みを一層強化しま
した。製品ラインナップの拡充への取り組みでは、今年8月にジェネリック医薬品1成分2品目を新たに発売し
たほか、1成分1品目の製造販売承認を取得し、2021年9月末時点でのジェネリック医薬品の販売製品は85成分
204品目となりました。その結果、売上高は4,028百万円(前年同期比1.5%増)、セグメント利益は312百万円
(前年同期比27.3%減)となりました。
 その他周辺事業においては、売上高は2,672百万円、セグメント利益は100百万円となりました。
(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。




                           3
                                      東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                        2022年3月期 第2四半期決算短信


(2)財政状態に関する説明
    (資産)
    流動資産は、前連結会計年度末に比べて3.0%増加し、501,589百万円となりました。これは、現金及び預金が
   8,286百万円、受取手形及び売掛金が3,372百万円それぞれ増加し、その他のうち返品資産が5,129百万円新規で
   発生したこと等によります。
    固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.0%減少し、194,341百万円となりました。これは、有形固定資産が
   1,790百万円減少したこと等によります。
    この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.9%増加し、695,931百万円となりました。
    (負債)
    流動負債は、前連結会計年度末に比べて2.9%増加し、387,682百万円となりました。これは、支払手形及び買
   掛金が4,891百万円増加し、その他のうち返金負債が5,328百万円新規で発生したこと等によります。
    固定負債は、前連結会計年度末に比べて2.3%減少し、67,498百万円となりました。これは、長期借入金が
   1,333百万円減少したこと等によります。
    この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて2.1%増加し、455,181百万円となりました。
    (純資産)
    純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1.4%増加し、240,749百万円となりました。これは、利益剰余金が
   2,430百万円、その他有価証券評価差額金が830百万円それぞれ増加したこと等によります。


    (キャッシュ・フローの状況の分析)
    当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と
   比較し8,241百万円増加しました。その結果、当第2四半期連結累計期間末の資金残高は97,124百万円(前年同
   期比10,834百万円増加)となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれ
   らの要因は次のとおりであります。
    (営業活動によるキャッシュ・フロー)
    営業活動の結果獲得した資金は、11,593百万円(営業活動によるキャッシュ・フローが前年同期比3,519百万
   円増加)となりました。これは、資金増加要因として、税金等調整前四半期純利益5,071百万円を計上、減価償
   却費3,262百万円、仕入債務の増加額4,890百万円、未払消費税等の増加額1,062百万円がありましたが、資金減
   少要因として、売上債権の増加額3,456百万円、法人税等の支払額1,441百万円があったこと等によるものであり
   ます。
    (投資活動によるキャッシュ・フロー)
    投資活動の結果支出した資金は、1,445百万円(投資活動によるキャッシュ・フローが前年同期比1,423百万円
   増加)となりました。これは、資金増加要因として、投資有価証券の売却及び償還による収入857百万円があり
   ましたが、資金減少要因として、有形固定資産の取得による支出1,304百万円、無形固定資産の取得による支出
   545百万円、投資有価証券の取得による支出701百万円があったこと等によるものであります。
    (財務活動によるキャッシュ・フロー)
    財務活動の結果支出した資金は、2,202百万円(財務活動によるキャッシュ・フローが前年同期比3,173百万円
   減少)となりました。これは、資金減少要因として、長期借入金の返済による支出1,333百万円、配当金の支払
   額1,057百万円があったこと等によるものであります。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
    2021年8月6日に公表しました2022年3月期の通期連結業績予想に変更はありません。




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                                   東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                     2022年3月期 第2四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                  (単位:百万円)
                         前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                        (2021年3月31日)          (2021年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                          93,086             101,373
   受取手形及び売掛金                      285,579             288,952
   商品及び製品                          76,208              75,419
   原材料及び貯蔵品                           180                 177
   その他                             32,321              36,377
   貸倒引当金                            △464                △709
   流動資産合計                         486,911             501,589
 固定資産
   有形固定資産                          97,837              96,047
   無形固定資産
     のれん                              388                 834
     その他                            4,722               4,752
     無形固定資産合計                       5,110               5,586
   投資その他の資産
     投資有価証券                        82,550              82,146
     その他                           12,671              12,516
     貸倒引当金                        △1,899              △1,954
     投資その他の資産合計                    93,321              92,708
   固定資産合計                         196,269             194,341
 資産合計                             683,181             695,931




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                                  東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                    2022年3月期 第2四半期決算短信


                                                 (単位:百万円)
                        前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                       (2021年3月31日)          (2021年9月30日)
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                     356,968             361,860
   短期借入金                           2,876               2,924
   未払法人税等                          2,035               2,572
   賞与引当金                           3,136               3,411
   役員賞与引当金                            82                  26
   返品調整引当金                           227                   -
   資産除去債務                             51                   -
   その他                            11,339              16,886
   流動負債合計                        376,717             387,682
 固定負債
   社債                             20,043              20,033
   長期借入金                          19,007              17,674
   退職給付に係る負債                       2,294               2,383
   資産除去債務                          2,711               2,734
   独占禁止法関連損失引当金                    4,213               3,963
   その他                            20,788              20,709
   固定負債合計                         69,058              67,498
 負債合計                            445,775             455,181
純資産の部
 株主資本
   資本金                            10,649              10,649
   資本剰余金                          49,378              49,229
   利益剰余金                         168,872             171,303
   自己株式                         △15,784             △15,721
   株主資本合計                        213,117             215,460
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                   28,506              29,337
   土地再評価差額金                      △4,380              △4,380
   その他の包括利益累計額合計                  24,125              24,956
 新株予約権                               162                 152
 非支配株主持分                               -                 180
 純資産合計                           237,405             240,749
負債純資産合計                          683,181             695,931




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                                   東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                     2022年3月期 第2四半期決算短信


(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第2四半期連結累計期間
                                                     (単位:百万円)
                     前第2四半期連結累計期間           当第2四半期連結累計期間
                       (自 2020年4月1日           (自 2021年4月1日
                       至 2020年9月30日)          至 2021年9月30日)
売上高                              595,997                 620,845
売上原価                             546,925                 570,278
売上総利益                             49,071                  50,566
販売費及び一般管理費
 役員報酬及び給料手当                        20,265                  20,208
 賞与引当金繰入額                           2,896                   3,340
 役員賞与引当金繰入額                            41                      26
 退職給付費用                               122                     132
 福利厚生費                              3,887                   3,882
 車両費                                  458                     523
 貸倒引当金繰入額                             201                     303
 減価償却費                              2,569                   3,028
 のれん償却額                               209                     173
 賃借料                                4,145                   4,013
 租税公課                                 950                   1,044
 仮払消費税の未控除費用                        3,101                   3,134
 その他                                8,940                   8,890
 販売費及び一般管理費合計                      47,791                  48,703
営業利益                                1,279                   1,863
営業外収益
 受取利息                                  38                      32
 受取配当金                                796                     822
 受取手数料                              1,541                   1,566
 その他                                  913                     774
 営業外収益合計                            3,289                   3,195
営業外費用
 支払利息                                  40                      38
 持分法による投資損失                             4                       6
 不動産賃貸費用                              126                      99
 投資事業組合運用損                              -                      62
 その他                                  172                      50
 営業外費用合計                              343                     257
経常利益                                4,225                   4,802




                      7
                              東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                2022年3月期 第2四半期決算短信


                                                (単位:百万円)
                   前第2四半期連結累計期間        当第2四半期連結累計期間
                     (自 2020年4月1日        (自 2021年4月1日
                     至 2020年9月30日)       至 2021年9月30日)
特別利益
 固定資産売却益                           2                   64
 投資有価証券売却益                         0                  510
 事業譲渡益                             3                    -
 その他                               -                    0
 特別利益合計                            5                  575
特別損失
 固定資産処分損                          10                   59
 減損損失                             38                   12
 投資有価証券評価損                        72                  228
 関係会社株式評価損                        35                    -
 その他                               9                    7
 特別損失合計                          166                  306
税金等調整前四半期純利益                   4,064                5,071
法人税、住民税及び事業税                   1,712                2,383
法人税等調整額                          531                △599
法人税等合計                         2,244                1,783
四半期純利益                         1,820                3,288
非支配株主に帰属する四半期純利益                   -                   16
親会社株主に帰属する四半期純利益               1,820                3,271




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                                 東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                   2022年3月期 第2四半期決算短信


  四半期連結包括利益計算書
   第2四半期連結累計期間
                                                   (単位:百万円)
                    前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                      (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                      至 2020年9月30日)         至 2021年9月30日)
四半期純利益                           1,820                  3,288
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                     6,849                    809
 持分法適用会社に対する持分相当額                    29                     21
 その他の包括利益合計                       6,879                    830
四半期包括利益                           8,699                  4,119
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                  8,699                  4,102
 非支配株主に係る四半期包括利益                      -                     16




                     9
                                  東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                    2022年3月期 第2四半期決算短信


(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                     (単位:百万円)
                       前第2四半期連結累計期間         当第2四半期連結累計期間
                         (自 2020年4月1日         (自 2021年4月1日
                         至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税金等調整前四半期純利益                       4,064                 5,071
 減価償却費                              2,799                 3,262
 減損損失                                  38                    12
 のれん償却額                               209                   173
 退職給付に係る負債の増減額(△は減少)                   22                    39
 返品調整引当金の増減額(△は減少)                   △52                  △227
 賞与引当金の増減額(△は減少)                    △233                    223
 役員賞与引当金の増減額(△は減少)                   △40                   △55
 貸倒引当金の増減額(△は減少)                      197                   299
 受取利息及び受取配当金                        △834                  △854
 支払利息                                  40                    38
 固定資産除売却損益(△は益)                         8                   △5
 投資有価証券売却及び評価損益(△は益)                   80                 △281
 売上債権の増減額(△は増加)                    11,459               △3,456
 棚卸資産の増減額(△は増加)                   △1,946                    796
 その他の資産の増減額(△は増加)                 △2,040                △4,294
 仕入債務の増減額(△は減少)                       725                 4,890
 その他の負債の増減額(△は減少)                   △259                  5,482
 未払消費税等の増減額(△は減少)                 △2,523                  1,062
 その他の損益(△は益)                      △2,276                △2,184
 小計                                 9,439                 9,991
 利息及び配当金の受取額                          826                   848
 利息の支払額                              △42                   △38
 法人税等の支払額                         △4,299                △1,441
 その他                                2,149                 2,232
 営業活動によるキャッシュ・フロー                   8,073                11,593




                        10
                                     東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                       2022年3月期 第2四半期決算短信


                                                        (単位:百万円)
                          前第2四半期連結累計期間         当第2四半期連結累計期間
                            (自 2020年4月1日         (自 2021年4月1日
                            至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
 定期預金の預入による支出                         △692                  △673
 定期預金の払戻による収入                           684                   688
 有形固定資産の取得による支出                      △1,055                △1,304
 有形固定資産の売却による収入                          31                   234
 無形固定資産の取得による支出                      △1,223                 △545
 無形固定資産の売却による収入                           0                     -
 投資有価証券の取得による支出                       △292                  △701
 投資有価証券の売却及び償還による収入                      50                   857
 関係会社株式の取得による支出                       △410                      -
 資産除去債務の履行による支出                         △2                   △56
 貸付けによる支出                             △230                  △161
 貸付金の回収による収入                            220                   160
 その他                                     52                    55
 投資活動によるキャッシュ・フロー                    △2,869                △1,445
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入金の純増減額(△は減少)                      3,245                   509
 長期借入金の返済による支出                         △115                △1,333
 自己株式の取得による支出                            △1                    △0
 ファイナンス・リース債務の返済による支出                  △746                  △320
 配当金の支払額                             △1,410                △1,057
 財務活動によるキャッシュ・フロー                        970               △2,202
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                    6,175                 7,945
現金及び現金同等物の期首残高                        80,013                88,882
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
                                         101                   296
額(△は減少)
現金及び現金同等物の四半期末残高                      86,289                97,124




                           11
                                                 東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                                   2022年3月期 第2四半期決算短信


(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
        該当事項はありません。


    (連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
        第1四半期連結会計期間より、重要性が増したため株式会社ネグジット総研、株式会社e健康ショップ、株式会
    社eヘルスケアの3社を連結の範囲に含めております。


    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
        当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
         該当事項はありません。


    (会計方針の変更)
        「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号        2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
    等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
    又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これにより、返品権付き
    の販売について、従来は、売上総利益相当額に基づき返品調整引当金を計上しておりましたが、返品されると見込
    まれる商品又は製品については、変動対価に関する定めに従って、販売時に収益を認識せず、当該商品又は製品に
    ついて受け取った又は受け取る対価の額で返金負債を認識する方法に変更しております。また、医薬品卸売事業に
    係る取引の一部について、従来は、総額で収益を認識しておりましたが、顧客への財又はサービスの提供における
    役割(本人又は代理人)を判断した結果、純額で収益を認識する方法に変更しております。
     収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
    り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連
    結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認
    識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほと
    んどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認識会計基準第
    86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変更について、
    すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を第1四半期連結会計期
    間の期首の利益剰余金に加減しております。
     この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は980百万円減少し、売上原価は971百万円減少し、売上総利益、
    営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ8百万円減少しております。また、利益剰余金の当
    期首残高は28百万円減少しております。
     なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法に
    より組替えを行っておりません。


     「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号            2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
    う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
    準」(企業会計基準第10号     2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
    が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影
    響はありません。




                                    12
                                                         東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                                           2022年3月期 第2四半期決算短信


  (セグメント情報)
   Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
    
   1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報


                                     報告セグメント                                        四半期連結
                                                                           調整額      損益計算書
                    医薬品        調剤薬局      医薬品製造         その他                (百万円)       計上額
                                                                  計
                   卸売事業         事業        販売事業        周辺事業                (注1)       (百万円)
                                                                (百万円)
                   (百万円)       (百万円)      (百万円)       (百万円)                          (注2)
売上高
 (1) 外部顧客に対する売上高     549,273    45,074        1,104       544   595,997        ―     595,997
 (2) セグメント間の
                      23,434         2        2,866        77    26,380   △26,380         ―
     内部売上高又は振替高
         計           572,708    45,077        3,970       622   622,378   △26,380    595,997
セグメント利益又は損失(△)         1,844       763          429     △242      2,794   △1,514       1,279
 (注) 1.セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間の内部取引の消去、未実現利益の消去及び全社費用に
       よるものであります。
     2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
    
   2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

       該当事項はありません。



   3.報告セグメントの変更等に関する事項
        第1四半期連結会計期間から共創未来ファーマ株式会社を連結の範囲に含めたことにより、「医薬品製
       造販売事業」を報告セグメントに追加しております。


   Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)



   1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報


                                     報告セグメント                                        四半期連結
                                                                           調整額      損益計算書
                    医薬品        調剤薬局      医薬品製造         その他                (百万円)       計上額
                                                                  計
                   卸売事業         事業        販売事業        周辺事業                (注1)       (百万円)
                                                                (百万円)
                   (百万円)       (百万円)      (百万円)       (百万円)                          (注2)
売上高
 (1) 外部顧客に対する売上高     572,576    45,444          819     2,004   620,845        ―     620,845
 (2) セグメント間の
                      24,407         5        3,209       667    28,288   △28,288         ―
     内部売上高又は振替高
         計           596,983    45,450        4,028     2,672   649,134   △28,288    620,845
セグメント利益                1,130     1,317          312       100     2,860     △996       1,863
 (注) 1.セグメント利益の調整額は、セグメント間の内部取引の消去、未実現利益の消去及び全社費用によるもの
       であります。
     2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
    
   2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

       該当事項はありません。




                                         13
                                 東邦ホールディングス株式会社(8129)
                                   2022年3月期 第2四半期決算短信


3.報告セグメントの変更等に関する事項
    第1四半期連結会計期間から連結の範囲の変更に伴い事業セグメントの区分方法を見直しております。従来
 の「治験施設支援事業」と「情報機器販売事業」に株式会社ネグジット総研、株式会社e健康ショップ、株式
 会社eヘルスケアの3社を新たに加え「その他周辺事業」とし、報告セグメントは、「医薬品卸売事業」、
 「調剤薬局事業」、「医薬品製造販売事業」、「その他周辺事業」の4区分となります。
    なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については変更後の区分により作成したものを記載して
 おります。


    会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認
 識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しておりま
 す。当該変更により、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の「医薬品卸売事業」の売上高は980
 百万円減少、セグメント利益は8百万円減少しております。




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