8118 キング 2020-02-03 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月3日
上場会社名 株式会社 キング 上場取引所 東
コード番号 8118 URL http://www.king-group.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)長島 希吉
問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員管理統轄 (氏名)石井 修二 TEL 03-5434-7282
四半期報告書提出予定日 2020年2月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 7,866 △1.4 832
△16.9 891 △16.0 591 △17.3
2019年3月期第3四半期 7,974 △5.6 1,002
△2.9 1,061 △3.2 715 △3.1
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 695百万円 (34.9%) 2019年3月期第3四半期 515百万円 (△44.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 32.51 -
2019年3月期第3四半期 38.39 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 24,427 21,281 87.1
2019年3月期 24,554 21,053 85.7
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 21,281百万円 2019年3月期 21,053百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 20.00 20.00
2020年3月期 - 0.00 -
2020年3月期(予想) 20.00 20.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 11,400 1.3 1,450 2.6 1,520 2.6 1,000 0.3 55.05
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 24,771,561株 2019年3月期 24,771,561株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 6,716,108株 2019年3月期 6,536,108株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 18,199,453株 2019年3月期3Q 18,636,913株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業務等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業務予想の前提となる条件及び業務予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料P3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報
に関する説明」をご覧ください。
株式会社キング(8118)2020年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
- 1 -
株式会社キング(8118)2020年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境に改善の兆しが見られましたが、
世界経済の減速や米中貿易摩擦など、海外経済の不確実性によって個人消費の本格的な回復には至らず、依然とし
て先行き不透明な状況で推移いたしました。
当アパレル・ファッション業界におきましても、依然として衣料品全体に対しては慎重な購買姿勢が続いている
ことに加え、消費増税後の反動や台風による自然災害、暖冬などの天候不順等の影響もあり、引き続き厳しい経営
環境が続いております。
このような環境のもと、当社グループでは、お客様にご納得いただける「強いものづくり」を変わらぬ基軸と
し、「上質=プレミアム」に強くこだわり、付加価値の高い商品力を徹底追求し、高品質・高感度な商品づくりに
引き続き注力すると共に、ブランド構成を拡充した複合ブランドショップ開発、店頭運営力の更なる向上、生産管
理機能の一層の強化、経費の効率使用に努めてまいりました。
その結果、売上高は78億66百万円(前年同期比1.4%減少)、営業利益は8億32百万円(前年同期比16.9%減
少)、経常利益は8億91百万円(前年同期比16.0%減少)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億91百
万円(前年同期比17.3%減少)となりました。
事業セグメント別の状況は以下の通りであります。
(アパレル事業)
「強い商品が全てに優先する」ことをアパレル事業における揺るがない基軸として、企画部門では「上質=プレ
ミアム」に強くこだわり、高品質・高感度な「ものづくり」を目指して、上質で複雑性のある差別化された素材開
発の強化、店頭活性化に向けた企画発信のプロモーションの強化、生産管理機能の強化等に取り組みました。
営業部門では「売上高の拡大」を最重要課題として、ブランド構成のバリエーションを拡充した複合ブランドシ
ョップ等の新規開発の強化を推進すると共に、既存ショップの売上拡大に向けては、展開ブランドの拡充やスマー
トフォン対応アプリによるお客様と店頭との情報交換の強化、ブランド周年イベントやプロモーションの強化等、
店頭運営力の更なる強化に努めてまいりました。
しかしながら、消費増税後の反動や相次ぐ自然災害・天候不順等の影響を受け、売上高は65億62百万円(前年同
期比1.3%減少)となり、新規開発によって減価償却費などの経費が先行したこともあり、営業利益は3億31百万
円(前年同期比33.4%減少)となりました。
(テキスタイル事業)
テキスタイルのプロフェッショナルとして自己完結型ビジネススタイルの更なる進化を目指すと共に、既存主
力先の深耕化、次期主力先の開発強化、次世代人材の育成に引き続き取り組みました。
また、「ヴィンテージコレクション」を中心とした意匠力の強化や素材・加工方法の開発推進、提案力向上にも
注力し、企画提案型テキスタイルコンバーターとしての競争力の強化に努めました。
引き続き、アパレル業界全体が苦戦していることもあり、売上高は7億82百万円(前年同期比3.2%減少)とな
りましたが、営業利益は75百万円(前年同期比12.4%増加)となりました。
(エステート事業)
東京・京都・大阪の各不動産に係る賃貸事業につきましては、引き続き資産の有効活用に努めました。
その結果、売上高は5億20百万円(前年同期比0.9%増加)、営業利益は4億29百万円(前年同期比0.2%増加)
となりました。
- 2 -
株式会社キング(8118)2020年3月期第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は244億27百万円となり、前連結会計年度末比1億26百万円の減少
となりました。
流動資産は130億89百万円となり、前連結会計年度末比1億円減少いたしました。これは主に、受取手形及び売
掛金の減少によるものであります。また、固定資産は113億38百万円となり、前連結会計年度末比26百万円減少い
たしました。これは主に、無形固定資産及び繰延税金資産の減少と投資有価証券の増加によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は31億45百万円となり、前連結会計年度末比3億55百万円の減少
となりました。
流動負債は19億64百万円となり、前連結会計年度末比4億96百万円減少いたしました。これは主に、未払法人税
等及び賞与引当金の減少によるものであります。また、固定負債は11億81百万円となり、前連結会計年度末比1億
41百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金及び繰延税金負債の増加によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は212億81百万円となり、前連結会計年度末比2億28百万円増
加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加によるものであります。
なお、自己資本比率は、87.1%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の通期の連結業績予想は概ね予想通りに推移しており、現時点においては、2019年5月7日に発表
いたしました業績予想の変更はありません。
なお、業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実
際の業績は今後のさまざまな要因により予想数値と異なる場合があります。
- 3 -
株式会社キング(8118)2020年3月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,929 9,891
受取手形及び売掛金 1,263 1,028
商品 1,834 2,045
原材料及び貯蔵品 51 39
その他 114 88
貸倒引当金 △4 △4
流動資産合計 13,189 13,089
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,939 1,906
土地 6,474 6,480
その他(純額) 283 265
有形固定資産合計 8,697 8,652
無形固定資産 395 327
投資その他の資産
投資有価証券 1,381 1,533
長期貸付金 5 4
繰延税金資産 77 5
差入保証金 586 589
その他 231 234
貸倒引当金 △11 △9
投資その他の資産合計 2,272 2,357
固定資産合計 11,365 11,338
資産合計 24,554 24,427
- 4 -
株式会社キング(8118)2020年3月期第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 897 1,004
短期借入金 380 380
1年内返済予定の長期借入金 30 -
未払法人税等 324 59
賞与引当金 248 73
役員賞与引当金 25 15
その他 553 431
流動負債合計 2,460 1,964
固定負債
長期借入金 - 50
繰延税金負債 - 51
退職給付に係る負債 180 175
資産除去債務 118 128
長期未払金 167 167
その他 574 608
固定負債合計 1,040 1,181
負債合計 3,501 3,145
純資産の部
株主資本
資本金 2,346 2,346
資本剰余金 8,127 8,127
利益剰余金 12,367 12,594
自己株式 △2,142 △2,244
株主資本合計 20,698 20,823
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 353 457
退職給付に係る調整累計額 0 0
その他の包括利益累計額合計 354 458
純資産合計 21,053 21,281
負債純資産合計 24,554 24,427
- 5 -
株式会社キング(8118)2020年3月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 7,974 7,866
売上原価 3,417 3,473
売上総利益 4,556 4,393
販売費及び一般管理費 3,554 3,560
営業利益 1,002 832
営業外収益
受取利息 5 5
受取配当金 35 37
仕入割引 17 15
貸倒引当金戻入額 0 0
その他 4 3
営業外収益合計 63 62
営業外費用
支払利息 2 2
その他 2 1
営業外費用合計 4 3
経常利益 1,061 891
特別利益
固定資産売却益 1 -
特別利益合計 1 -
特別損失
固定資産除却損 11 14
特別損失合計 11 14
税金等調整前四半期純利益 1,051 876
法人税、住民税及び事業税 242 206
法人税等調整額 93 77
法人税等合計 336 284
四半期純利益 715 591
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益 715 591
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △195 104
退職給付に係る調整額 △4 △0
その他の包括利益合計 △199 103
四半期包括利益 515 695
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 515 695
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
- 6 -
株式会社キング(8118)2020年3月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当第3四半期連結会計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 当額(円)
2018年5月7日
普通株式 373 20 2018年3月31日 2018年6月11日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(百万円) 当額(円)
2019年5月7日
普通株式 364 20 2019年3月31日 2019年6月10日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の
末日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
- 7 -
株式会社キング(8118)2020年3月期第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
調整額
財務諸表計上額
テキスタイル エステート (注)1
アパレル事業 計 (注)2
事業 事業
売上高
(1)外部顧客に対する売上高 6,649 808 516 7,974 - 7,974
(2)セグメント間の内部売上
30 27 - 57 △57 -
高又は振替高
計 6,679 835 516 8,031 △57 7,974
セグメント利益 498 67 429 994 7 1,002
(注)1.セグメント利益の調整額7百万円には、セグメント間取引消去△0百万円、各報告セグメントに配分してい
ない全社費用8百万円が含まれております。
なお、全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
調整額
財務諸表計上額
テキスタイル エステート (注)1
アパレル事業 計 (注)2
事業 事業
売上高
(1)外部顧客に対する売上高 6,562 782 520 7,866 - 7,866
(2)セグメント間の内部売上
22 27 - 49 △49 -
高又は振替高
計 6,584 810 520 7,915 △49 7,866
セグメント利益 331 75 429 836 △4 832
(注)1.セグメント利益の調整額△4百万円には、セグメント間取引消去0百万円、各報告セグメントに配分してい
ない全社費用△4百万円が含まれております。
なお、全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
- 8 -