8115 ムーンバット 2020-02-10 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月10日
上場会社名 ムーンバット株式会社 上場取引所 東
コード番号 8115 URL https://www.moonbat.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役・会長兼社長執行役員 (氏名) 中村 卓司
問合せ先責任者 (役職名) 取締役・常務執行役員 管理本部長 (氏名) 山田 隆二 TEL 075-361-0381
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 7,956 △9.5 △1,131 ― △1,029 △800.1 △979 ―
2019年3月期第3四半期 8,791 △4.2 99 △64.9 147 △57.1 56 △69.3
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 △984百万円 (―%) 2019年3月期第3四半期 85百万円 (△64.3%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 △202.31 ―
2019年3月期第3四半期 11.60 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第3四半期 10,927 7,545 69.1 1,563.82
2019年3月期 12,955 8,712 67.2 1,789.48
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 7,545百万円 2019年3月期 8,712百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 30.00 30.00
2020年3月期 ― 0.00 ―
2020年3月期(予想) 30.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 9,900 △14.8 △1,300 △780.8 △1,200 △581.6 △1,200 ― △248.13
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
連結業績予想の修正については、本日(2020年2月10日)公表いたしました「たな卸資産評価損の計上、通期業績予想(連結・個別)の修正および事業構造改
革の推進に関するお知らせ」をご参照ください。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.6「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 5,341,733 株 2019年3月期 5,341,733 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 516,473 株 2019年3月期 473,103 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 4,840,359 株 2019年3月期3Q 4,875,136 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説
明」をご覧ください。
ムーンバット㈱(8115)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益及び包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 5
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 6
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 6
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ムーンバット㈱(8115)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な企業業績や設備投資、雇用環境の改善が見られるもの
の、個人消費は消費増税に伴う駆け込み需要の反動減などを背景に大きく減少いたしました。また、米国の景気減
速への懸念のほか、中国の景気動向、イランなど中東の地政学リスク等、世界経済の不確実性は高まっており、依
然として先行き不透明な状況が継続しております。
服飾雑貨業界におきましても、消費増税後の節約志向や台風など自然災害の影響から消費マインドが落ち込み、
加えて暖冬の影響により、冬物商材の販売は極めて低調な推移となりました。また、消費者ニーズの多様化による
消費動向の変化を背景に、当社グループの主力販売先である、百貨店の相次ぐ閉店や売場の縮小・取引形態の変更
などが加速しております。マーケット環境が急激に悪化している状態に鑑み、今後の販売が困難と判断せざるを得
ない滞留在庫を再評価いたしまして、たな卸資産評価損8億30百万円を売上原価として計上いたしました。
以上の結果、売上高は79億56百万円(前年同四半期比9.5%減)となりました。損益面では、たな卸資産評価損
を8億30百万円計上いたしましたことから、営業損失は11億31百万円(前年同四半期は99百万円の営業利益)、経
常損失は10億29百万円(前年同四半期は1億47百万円の経常利益)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は
9億79百万円(前年同四半期は56百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
なお、本日発表の「たな卸資産評価損の計上、通期業績予想(連結・個別)の修正および事業構造改革の推進に
関するお知らせ」の中で、事業構造改革の今後の取り組みとして、成長領域を強化するためのマーケットに合わせ
たモノづくりと販売を推進できる体制を整える施策等について発表させていただいております。ご参照下さい。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ20億27百万円減少して109億27百万円となり
ました。この主な要因は、受取手形及び売掛金が13億88百万円減少したこと、及び商品及び製品が5億58百万円減
少したこと等によるものです。
負債合計は、前連結会計年度末と比べ8億61百万円減少して33億81百万円となりました。この主な要因は、返品
調整引当金が2億84百万円増加したこと、短期借入金が6億54百万円減少したこと、支払手形及び買掛金が3億25
百万円減少したこと、電子記録債務が65百万円減少したこと、及び賞与引当金が59百万円減少したこと等によるも
のです。
純資産合計は、前連結会計年度末と比べ11億66百万円減少して75億45百万円となりました。この主な要因は、親
会社株主に帰属する四半期純損失を9億79百万円計上したこと、剰余金の配当を1億46百万円実施したこと、及び
自己株式が市場買付等により36百万円増加したこと等によるものです。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の見通しにつきまして、現段階で入手可能な資料に基づき第3四半期以降の業績を検討した結果、通期の業
績予想を修正いたしました。
詳細につきましては、本日(2020年2月10日)公表の「たな卸資産評価損の計上、通期業績予想(連結・個別)
の修正および事業構造改革の推進に関するお知らせ」をご参照ください。
なお、上記通期連結業績予想数値の中には、新型コロナウイルスの影響は織り込んでおりません。今後中国協力
工場にて出荷が遅延して、当社グループにおいて仕入が遅延することで、売上、利益をさらに押し下げる要因とな
る可能性がございます。
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ムーンバット㈱(8115)2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 923,891 873,865
受取手形及び売掛金 3,076,433 1,687,531
商品及び製品 3,233,240 2,674,938
仕掛品 6,270 8,957
原材料及び貯蔵品 62,756 62,043
その他 407,071 394,257
貸倒引当金 △13,000 △6,000
流動資産合計 7,696,663 5,695,593
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,104,887 1,057,624
土地 2,230,785 2,230,785
その他(純額) 122,319 130,657
有形固定資産合計 3,457,992 3,419,068
無形固定資産
のれん 128,054 96,240
その他 540,719 506,612
無形固定資産合計 668,773 602,852
投資その他の資産
その他 1,160,352 1,238,298
貸倒引当金 △28,148 △28,148
投資その他の資産合計 1,132,204 1,210,149
固定資産合計 5,258,970 5,232,070
資産合計 12,955,633 10,927,664
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 969,018 643,852
電子記録債務 433,573 368,343
短期借入金 1,019,932 365,932
未払法人税等 53,184 23,839
賞与引当金 75,142 15,676
返品調整引当金 169,500 453,700
その他 454,259 448,668
流動負債合計 3,174,608 2,320,012
固定負債
長期借入金 337,755 370,306
退職給付に係る負債 387,433 390,492
その他 343,517 301,019
固定負債合計 1,068,705 1,061,817
負債合計 4,243,314 3,381,830
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ムーンバット㈱(8115)2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,339,794 3,339,794
資本剰余金 1,041,407 1,041,407
利益剰余金 4,689,032 3,563,713
自己株式 △456,127 △492,378
株主資本合計 8,614,106 7,452,536
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 58,345 60,371
繰延ヘッジ損益 17,220 21,719
為替換算調整勘定 15,015 12,878
退職給付に係る調整累計額 7,632 △1,672
その他の包括利益累計額合計 98,212 93,296
純資産合計 8,712,319 7,545,833
負債純資産合計 12,955,633 10,927,664
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(2)四半期連結損益及び包括利益計算書
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 8,791,289 7,956,766
売上原価 4,916,213 5,412,631
売上総利益 3,875,076 2,544,135
返品調整引当金戻入額 210,100 169,500
返品調整引当金繰入額 476,300 453,700
差引売上総利益 3,608,876 2,259,935
販売費及び一般管理費 3,509,248 3,391,836
営業利益又は営業損失(△) 99,628 △1,131,901
営業外収益
受取利息 233 687
受取配当金 4,962 5,206
為替差益 14,939 47,142
不動産賃貸料 42,767 44,234
貸倒引当金戻入額 6,000 7,000
その他 12,098 29,525
営業外収益合計 81,002 133,796
営業外費用
支払利息 3,417 3,979
不動産賃貸原価 24,437 24,400
その他 5,738 2,961
営業外費用合計 33,593 31,340
経常利益又は経常損失(△) 147,037 △1,029,445
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
147,037 △1,029,445
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 132,785 26,566
法人税等調整額 △42,291 △76,752
法人税等合計 90,494 △50,185
四半期純利益又は四半期純損失(△) 56,543 △979,260
(内訳)
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
56,543 △979,260
に帰属する四半期純損失(△)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △3,927 2,026
繰延ヘッジ損益 26,894 4,499
為替換算調整勘定 3,585 △2,137
退職給付に係る調整額 2,255 △9,304
その他の包括利益合計 28,809 △4,915
四半期包括利益 85,352 △984,176
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 85,352 △984,176
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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ムーンバット㈱(8115)2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年2月8日開催の取締役会決議及び2019年4月19日開催の取締役会決議に基づき、当第3四半期連結
累計期間において自己株式42,800株(35,775千円)の取得を行いました。この結果、当第3四半期連結累計期間にお
いて、この自己株式の取得及び単元未満株式の買取りにより、自己株式が43,370株(36,250千円)増加し、当第3四
半期連結会計期間末の自己株式は516,473株(492,378千円)となっております。
(会計方針の変更)
当社グループの在外連結子会社では、第1四半期連結会計期間の期首から「リース」(IFRS16号)を適用してお
り、原則としてすべての借手としてのリース取引を連結貸借対照表の資産及び負債に計上する方法に変更しておりま
す。
当該会計基準適用に伴う四半期連結財務諸表への影響額は軽微であります。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額 及び包括利益
(注)1 計算書計上額
衣服装飾品 身回り品 計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 1,511,300 7,279,989 8,791,289 - 8,791,289
計 1,511,300 7,279,989 8,791,289 - 8,791,289
セグメント利益 162,327 171,088 333,415 △233,787 99,628
(注)1.セグメント利益の調整額△233,787千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告
セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額 及び包括利益
(注)1 計算書計上額
衣服装飾品 身回り品 計
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 1,329,987 6,626,778 7,956,766 - 7,956,766
計 1,329,987 6,626,778 7,956,766 - 7,956,766
セグメント利益又は損失(△) 35,307 △934,552 △899,244 △232,657 △1,131,901
(注)1.セグメント利益の調整額△232,657千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告
セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業損失と調整を行っておりま
す。
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