8108 ヤマエ久野 2020-05-18 15:30:00
2020年3月期 決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月18日
上場会社名 ヤマエ久野株式会社 上場取引所 東福
コード番号 8108 URL http://www.yamaehisano.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 大森 礼仁
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員管理統轄 (氏名) 矢野 友敬 TEL 092‐474‐0711
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 有 (新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から決算説明の動画を配信予定)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 522,102 6.8 4,504 27.0 4,959 27.2 2,155 △33.1
2019年3月期 488,704 14.1 3,546 12.4 3,899 9.7 3,220 3.3
(注)包括利益 2020年3月期 1,390百万円 (△47.6%) 2019年3月期 2,651百万円 (△37.2%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 106.13 ― 4.2 2.6 0.9
2019年3月期 159.77 ― 6.7 2.1 0.7
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 91百万円 2019年3月期 △1百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 175,773 56,116 30.0 2,224.74
2019年3月期 200,986 53,932 24.4 2,433.74
(参考) 自己資本 2020年3月期 52,696百万円 2019年3月期 49,136百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 3,976 6,786 △14,722 21,637
2019年3月期 8,076 △7,970 △1,298 25,596
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― ― ― 20.00 20.00 403 12.5 0.8
2020年3月期 ― ― ― 25.00 25.00 592 23.6 1.1
2021年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注)1.2020年3月期期末配当金の内訳 普通配当 20円 記念配当 5円
2.2021年3月期の配当予想につきましては、現時点では業績予想が困難であるため未定としております。今後、予想が可能となった時点で速やか
に公表いたします。
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) ― ― ― ― ― ― ― ― ―
通期 ― ― ― ― ― ― ― ― ―
次期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスによる影響を現段階において合理的に算定することが困難であるため未定としております。今後、業
績予想が可能となった時点で速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 23,687,412 株 2019年3月期 20,519,212 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 660 株 2019年3月期 329,397 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 20,305,282 株 2019年3月期 20,159,505 株
(参考)個別業績の概要
2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 421,184 7.9 1,959 84.1 2,038 14.5 1,478 △52.1
2019年3月期 390,398 9.3 1,064 △44.4 1,779 △31.3 3,088 63.9
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年3月期 72.82 ―
2019年3月期 152.97 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 147,197 47,099 32.0 1,988.42
2019年3月期 162,065 42,647 26.3 2,112.33
(参考) 自己資本 2020年3月期 47,099百万円 2019年3月期 42,647百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、現時点で合理的な予想数値の算定を行うことが困難であるため未定としております。今後、業績予想の開示が
可能となった段階で、速やかに公表いたします。なお、業績予想に関する事項は決算短信[添付資料]P.6「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧くださ
い。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法について)
当社は、機関投資家、証券アナリスト向け説明会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催を中止することにいたしまし
た。2020年6月中旬に決算説明動画・資料を当社ホームページに掲載する予定です。
ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ..........................................................................................................2
(1)当期の経営成績の概況 ................................................................................................2
(2)当期の財政状態の概況 ................................................................................................4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ......................................................................................5
(4)今後の見通し..............................................................................................................6
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ............................................................................7
3.連結財務諸表及び主な注記 ..............................................................................................8
(1)連結貸借対照表 .........................................................................................................8
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 .................................................................... 10
連結損益計算書 ........................................................................................................ 10
連結包括利益計算書 ................................................................................................. 12
(3)連結株主資本等変動計算書 ....................................................................................... 13
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ....................................................................................... 15
(5)連結財務諸表に関する注記事項 .................................................................................. 17
(継続企業の前提に関する注記) .................................................................................... 17
(セグメント情報) .......................................................................................................... 17
(1株当たり情報) ......................................................................................................... 19
(重要な後発事象) ...................................................................................................... 19
5.その他 ......................................................................................................................... 24
(1)役員の異動 .............................................................................................................. 24
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
1. 経営成績等の概要
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当企業グループ(当社及び当社の
関係会社)が判断したものであります。
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、企業業績や雇用・所得環境の改善などを背景に、堅調な動き
を示していましたが、相次いだ自然災害の発生、消費増税後の消費行動の停滞に加え、新型コロナウイル
ス感染症の拡大とその影響は世界規模でリーマンショックを超える景気悪化を招いております。
当企業グループが主に属する流通業界におきましては、油価の安定は進捗したものの消費者の節約志
向型の購買行動の継続や人手不足に起因する労働コストや物流コストの高騰により、引き続き厳しい事業
環境となりました。
このような環境の下、当企業グループは、「グッド アンド ビッグカンパニー」を目指し、連結子会社 27 社、
非連結子会社1社および持分法適用関連会社1社を含め、物流を伴う現物問屋として、安心・安全な商品
の安定供給に努めるとともに、情報・物流・リテールサポート・品揃え・品質管理などの各機能を充実させ、
総合力を生かした営業体制の構築と物流事業の拡大に努めてまいりました。また、更なる事業拡大と企業
価値の向上を図るため、2020 年3月 23 日に東京証券取引所第一部への上場を果たしました。
当連結会計年度における売上高は、新規取引先の獲得と既存取引先のシェアーアップや前年子会社
化した企業の業績が加わったことで、5,221 億2百万円(前年同期比 6.8%増)となり、333 億 97 百万円の増
収となりました。
一方、利益面におきましては、グループ一丸となって、販売益の確保ならびにローコストオペレーション
の追求による経費の節減に努力いたしました結果、営業利益は 45 億4百万円(前年同期比 27.0%増)、経
常利益は 49 億 59 百万円(前年同期比 27.2%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、固
定資産売却益が前連結会計年度に比べ大幅に減少したことなどから 21 億 55 百万円(前年同期比 33.1%
減)となりました。
なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。
(食品関連事業)
加工食品関連では、消費者の節約志向や低価格志向は根強く、業態によっては厳しい状況が続いて
おります。このような環境の下、物流・営業コストの削減に努めるとともに、子会社のいんま商事株式会
社との連携を図り、菓子カテゴリーの販路拡大に取り組んでまいりました。また、関東地区を中心に新規
顧客の獲得を進めてまいりました。
物流においては、お得意先様の変化に対応すべく、物流拠点の統廃合や在庫集約による業務の効
率化に取り組み、共同配送事業の拡大と庫内改善活動の強力推進により物流品質の向上や機能充実
を図ってまいりました。また、労働人口減少に対応すべく、庫内の機械化による省人化・作業の効率化を
進めてまいりました。
生鮮食品関連では、農産物は不安定だった相場が昨年後半から安値で安定、畜産物は輸入原料の
相場は下落と上昇を繰り返しましたが、国産鶏肉の相場は荷動きがよく概ね堅調に推移しました。水産
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
物の相場は国産魚類の慢性的な不漁による相場高により厳しい状況が続きました。このような中、青果・
精肉・鮮魚・惣菜の生鮮フルラインでの提案を継続し、高品質で安心・安全な商品を供給するため、原料
産地との取り組みや商品力・開発力・品質管理技術が高いメーカー様との協力体制を強化してまいりま
した。
酒類関連では、酒類市場はウィスキー、ハイボール、チューハイの人気は継続し売上は順調に推移し
ましたが、物流費の高騰や人手不足による労働コストの上昇などにより利益が圧迫される状況が続いて
おります。このような環境の下、当社の柱として取り組んでおります本格焼酎では、恒例の試飲会を福
岡・東京・大阪で開催し、焼酎情報機能としてのホームページ「焼酎紀行」を充実させるとともに、「焼酎
のヤマエ」として市場の拡大に努めてまいりました。
この結果、売上高は 3,817 億7百万円(前年同期比 3.0%増)となり、セグメント利益は 19 億 32 百万円
(前年同期比 35.0%増)となりました。
(糖粉・飼料畜産関連事業)
糖粉関連では、人口減少に伴う消費低迷や、人手不足が継続する中、小麦粉・砂糖・食用油など主
力商品の安定供給と、蕎麦・麦などの醸造用原料などで売上拡大を図ってまいりました。さらにお得意
先様に役立つ情報提供と「安心・安全」な商品を適正な価格で安定供給することに努力してまいりまし
た。
飼料畜産関連では、主力商品の配合飼料の価格については、為替の影響などにより前期に比べ値
下げとなりましたが、主原料であるトウモロコシ相場は値上げと値下げを繰り返す展開となりました。畜産
物については、肉豚相場は前年並みに推移し、鶏卵相場は秋口からの生産減少により価格が回復し前
年を上回りました。このような環境の下、お得意先様への技術指導、経営支援などの機能を発揮すること
で、既存取引先のシェアーアップや新規取引先の獲得に努めてまいりました。
この結果、売上高は 707 億 24 百万円(前年同期比 0.8%減)となり、セグメント利益は 16 億 16 百万
円(前年同期比 5.0%増)となりました。
(住宅・不動産関連事業)
住宅関連では、消費増税を背景に住宅着工数が減少傾向で推移する中、プレカットを基盤とした新
規販売先の開拓や非住宅木造建築物の販売強化、大手ハウスビルダー様との関係強化および関連商
材販売に取り組みました。また、「地域型住宅グリーン化事業」によりゼロエネルギー住宅や、二酸化炭
素の排出抑制に寄与する認定低炭素住宅、そして長期優良住宅を志向する地場工務店様との関係を
強化するとともに、当社が西日本地区の総代理店であります「通気断熱 WB 工法」の市場浸透を推進す
ることで売上拡大に努めてまいりました。さらに、株式会社日装建との連携によるマンション分野への販
路拡大、そして昨年度よりグループに加わったハイビック株式会社との協業による商圏拡大など、子会
社とのさらなる相乗効果を図ってまいりました。
賃貸事業では、福岡地区においては、企業の新規開設や増床などの動きが活発で、オフィスビルの
空室率は低下傾向が続いております。このような環境の下、「安全・安心・快適」なオフィス空間の提供を
モットーにビル管理を充実させ、テナントビルの入居者確保に努めてまいりました。
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
この結果、売上高は 549 億 75 百万円(前年同期比 68.5%増)となり、セグメント利益は 26 億 16 百万
円(前年同期比 41.0%増)となりました。
(その他)
運送事業では、消費増税後の荷動きが低迷するなか燃料価格の下落が寄与し、収益は改善傾向と
なりました。しかしながら深刻な乗務員不足など経営環境の厳しさは継続しております。このような環境
の下、物流品質の向上、安全管理の徹底、業務の効率化、人材の確保など労働環境の改善に積極的
に取り組んでまいりました。
燃料関連事業では、石油製品需要の減少傾向が続く中、世界情勢の不確実性などにより原油相場
が激しく変動するなど、取り巻く環境は厳しい状況が続いております。そうした中、卸・直売部門では新
電力などの新規事業と、仕入先様との連携強化によりコスト削減に努め、SS(サービスステーション)では
提案力向上のためスタッフ教育に力を入れ、競争力強化を図ってまいりました。また、太陽光発電設備
は、順調に運用されております。
レンタカー事業では、車は所有せずに使用するという傾向に変化はなく、レンタカーの登録台数・業
者数は増加しており、カーシェアリングの台数も増え価格競争が激しくなっています。このような環境の
下、個人・法人チャネルは Web による車両予約が浸透してきましたが前年並みの売上げを確保すること
ができませんでした。損保・代車チャネルは営業力を強化した結果、前年を上回る売上を達成すること
ができました。
情報処理サービス事業では、既存顧客の多くを占める流通業に関しては、消費増税・軽減税率のシ
ステム対応、また食品製造業に関しては食品表示法改正に対応したシステムの受注に努めてまいりまし
た。
この結果、売上高は 146 億 94 百万円(前年同期比 3.2%増)となり、セグメント利益は3億 24 百万円
(前年同期比 33.7%減)となりました。
(2)当期の財産の概況
資産、負債及び純資産の状況
① 資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて 114 億 48 百万円減少し、917 億 47 百万円となりま
した。これは主に、現金及び預金が 39 億 49 百万円、受取手形及び売掛金が 78 億 97 百万円減
少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて 137 億 65 百万円減少し、840 億 26 百万円となりま
した。これは主に、土地が 42 億 91 百万円、建設仮勘定が 21 億 52 百万円、のれんが 16 億 79
百万円及び投資有価証券が 21 億 99 百万円減少したことによるものです。
この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べて 252 億 13 百万円減少し、1,757 億 73 百万
円となりました。
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② 負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて 203 億 98 百万円減少し、893 億 94 百万円となりま
した。これは主に、支払手形及び買掛金が 92 億 11 百万円、短期借入金が 75 億 18 百万円減少
したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて 69 億 99 百万円減少し、302 億 62 百万円となりまし
た。これは主に、長期借入金が 60 億 73 百万円、繰延税金負債が8億 39 百万円減少したことによ
るものであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて 273 億 97 百万円減少し、1,196 億 56 百万
円となりました。
③ 純資産
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて 21 億 83 百万円増加し、561 億 16 百万円となりま
した。これは主に、資本金が 19 億 48 百万円、資本剰余金が8億 18 百万円、利益剰余金が 17
億 51 百万円増加し、その他有価証券評価差額金が 12 億 24 百万円、非支配株主持分が 13 億
76 百万円減少したことによるものであります。
この結果、1株当たり純資産は前連結会計年度末に比べて 209 円減少し、2,224 円 74 銭となり
ました。また、自己資本比率は、前連結会計年度末の 24.4%から 30.0%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度に比べて 39
億 59 百万円減少し、当連結会計年度末には、216 億 37 百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は 39 億 76 百万円(前連結会計年度比 50.8%減)となり、前連結会
計年度に比べて 40 億 99 百万円の収入の減少となりました。これは主に、売上債権の減少額 78 億8
百万円、法人税等の支払額 37 億 43 百万円によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果得られた資金は 67 億 86 百万円(前連結会計年度は資金の支出 79 億 70 百万
円)となり、前連結会計年度に比べて 147 億 56 百万円の収入の増加となりました。これは主に、有形
固定資産の取得による支出 58 億 87 百万円、有形固定資産の売却による収入 126 億 63 百万円に
よるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果支出した資金は 147 億 22 百万円(前連結会計年度比 1,033.4%増)となり、前連
結会計年度に比べて 134 億 23 百万円の支出の増加となりました。これは主に、短期借入金の減少
額 61 億 60 百万円、長期借入金の返済による支出 92 億 24 百万円によるものであります。
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(4)今後の見通し
国内外経済に対する新型コロナウイルス感染症拡大の影響及び終息時期が見通せない中、現時点
では販売数量等に関する合理的な算定が困難であることから、2021 年3月期の業績予想は未定とし、今
後、開示可能となった時点で速やかに公表いたします。
一方、当企業グループは新中期計画「NEW STAGE 2022」(2020 年4月∼2023 年3月)を策定し、
2020 年度より開始いたしました。新中期計画「NEW STAGE 2022」は 2020 年4月に設立 70 周年を迎え
た当企業グループが新たなステージ(段階・次元)へ進化することを目指し、最終年度である 2023 年3月
期に売上高 6,000 億円、経常利益 72 億円を目標としております。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等に関する状況は以下の通りであります。
(事業運営の状況)
・物流センターを含む全拠点において、社員の出勤前の検温等徹底した安全確認を実施した上で
稼働しております。
・在宅勤務・時差出勤等の積極的な運用を行っている他、国内外の出張及び取引先との面談を自
粛し、Web会議・電話会議の積極活用を行っております。
(各事業への影響)
・食品関連事業
政府や各自治体からの外出自粛要請に伴い、「外食」から「中・内食」へ消費者の需要が大きく
シフトした結果、外食産業向け(業務用)の食品・酒類販売が減少する一方、スーパーマーケッ
ト・ドラッグストア等小売店向け販売が増加しております。生産者・メーカー等と緊密に連携して必
要な在庫水準を確保し、小売店等からの発注に適時対応可能な体制を維持する一方、減少した
需要に対しては車両台数削減等によるコスト削減を図っております。
・糖粉・飼料畜産関連事業
糖粉事業において、パン・即席麺メーカー向けの小麦粉・砂糖等の販売が増加する一方、外食
産業・土産物(菓子等)メーカー向けの小麦粉・砂糖等の販売が減少しております。
・住宅・不動産関連事業
中国における生産・流通の一時停止に伴い、システムキッチン・バス・トイレ等水回り関連商品
の入荷が滞り、戸建住宅の施主への引渡しが出来ないために、売上金計上が先延ばしとなるケ
ースが増加しております。また、緊急事態宣言の発令によるリフォーム工事の遅延が発生しており
ます。
・その他事業
レンタカー事業において、インバウンド観光客の減少・外出自粛に伴う出張等社用での移動需
要減少の影響を受け、貸出件数が減少しておりますが、車両台数の適正化等管理・運用の更な
る効率化等を図っております。
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
2. 会計基準の選択に関する基本的な考え方
当企業グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日
本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であ
ります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 25,774 21,825
受取手形及び売掛金 58,598 50,700
電子記録債権 928 981
商品及び製品 9,588 9,389
仕掛品 150 355
未成工事支出金 113 86
原材料及び貯蔵品 962 877
未収入金 7,189 7,348
その他 557 745
貸倒引当金 △668 △562
流動資産合計 103,195 91,747
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 45,666 42,812
減価償却累計額 △26,799 △27,425
建物及び構築物(純額) 18,866 15,386
機械装置及び運搬具 9,321 9,632
減価償却累計額 △6,959 △7,412
機械装置及び運搬具(純額) 2,362 2,219
工具、器具及び備品 2,833 3,006
減価償却累計額 △2,126 △2,305
工具、器具及び備品(純額) 707 700
土地 27,942 23,651
リース資産 10,780 11,532
減価償却累計額 △3,876 △4,651
リース資産(純額) 6,904 6,880
建設仮勘定 3,051 899
有形固定資産合計 59,834 49,737
無形固定資産
ソフトウエア 683 537
のれん 19,706 18,026
その他 140 119
無形固定資産合計 20,529 18,683
投資その他の資産
投資有価証券 11,706 9,506
長期貸付金 1,680 1,798
退職給付に係る資産 23 -
繰延税金資産 239 236
その他 3,915 4,515
貸倒引当金 △138 △452
投資その他の資産合計 17,427 15,605
固定資産合計 97,791 84,026
資産合計 200,986 175,773
-8-
ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 67,257 58,046
電子記録債務 6,172 5,667
短期借入金 15,740 8,221
リース債務 1,588 1,572
未払金 5,448 4,110
未払法人税等 2,421 1,026
未払消費税等 648 1,408
賞与引当金 1,466 1,503
役員賞与引当金 34 18
完成工事補償引当金 - 3
その他 9,013 7,816
流動負債合計 109,792 89,394
固定負債
長期借入金 24,469 18,395
リース債務 5,983 5,920
繰延税金負債 2,641 1,802
役員退職慰労引当金 689 658
退職給付に係る負債 589 584
その他 2,888 2,902
固定負債合計 37,261 30,262
負債合計 147,054 119,656
純資産の部
株主資本
資本金 1,025 2,974
資本剰余金 2,587 3,406
利益剰余金 41,179 42,930
自己株式 △336 △0
株主資本合計 44,456 49,310
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,860 3,636
退職給付に係る調整累計額 △180 △249
その他の包括利益累計額合計 4,680 3,386
非支配株主持分 4,795 3,419
純資産合計 53,932 56,116
負債純資産合計 200,986 175,773
-9-
ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 488,704 522,102
売上原価 444,698 473,589
売上総利益 44,006 48,512
販売費及び一般管理費
従業員給料及び賞与 7,981 9,087
荷造運搬費 16,027 17,310
その他 16,450 17,609
販売費及び一般管理費合計 40,459 44,007
営業利益 3,546 4,504
営業外収益
受取利息及び配当金 179 190
仕入割引 65 79
持分法による投資利益 - 91
貸倒引当金戻入額 - 37
雑収入 507 552
営業外収益合計 752 951
営業外費用
支払利息 215 236
支払手数料 5 8
売上割引 92 94
株式交付費 - 39
持分法による投資損失 1 -
債権売却損 - 22
雑損失 84 96
営業外費用合計 399 496
経常利益 3,899 4,959
- 10 -
ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
特別利益
固定資産売却益 2,729 235
投資有価証券売却益 98 275
退職給付信託設定益 95 -
保険解約返戻金 56 77
国庫補助金 - 192
補助金収入 - 173
特別利益合計 2,980 955
特別損失
固定資産除売却損 59 36
固定資産圧縮損 - 192
減損損失 20 415
投資有価証券評価損 59 75
投資有価証券売却損 1 0
関係会社出資金評価損 - 56
関係会社貸倒引当金繰入額 - 284
その他 - 0
特別損失合計 141 1,063
税金等調整前当期純利益 6,738 4,851
法人税、住民税及び事業税 2,862 2,363
法人税等調整額 △36 △230
法人税等合計 2,826 2,133
当期純利益 3,911 2,718
非支配株主に帰属する当期純利益 690 563
親会社株主に帰属する当期純利益 3,220 2,155
- 11 -
ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 3,911 2,718
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,190 △1,258
退職給付に係る調整額 △69 △69
その他の包括利益合計 △1,259 △1,328
包括利益 2,651 1,390
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,978 861
非支配株主に係る包括利益 673 528
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,025 2,579 38,362 △367 41,600
当期変動額
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 4 4
変動
剰余金の配当 △403 △403
親会社株主に帰属す
3,220 3,220
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 3 31 34
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 7 2,817 31 2,856
当期末残高 1,025 2,587 41,179 △336 44,456
その他の包括利益累計額
その他 退職給付に係る その他の 非支配株主持分 純資産合計
有価証券評価差額金 調整累計額 包括利益累計額合計
当期首残高 6,033 △110 5,923 4,210 51,733
当期変動額
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 4
変動
剰余金の配当 △403
親会社株主に帰属す
3,220
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 34
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △1,173 △69 △1,242 585 △657
額)
当期変動額合計 △1,173 △69 △1,242 585 2,199
当期末残高 4,860 △180 4,680 4,795 53,932
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,025 2,587 41,179 △336 44,456
当期変動額
新株の発行 1,948 1,948 3,897
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △1,199 △1,199
変動
剰余金の配当 △403 △403
親会社株主に帰属す
2,155 2,155
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 69 335 404
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 1,948 818 1,751 335 4,853
当期末残高 2,974 3,406 42,930 △0 49,310
その他の包括利益累計額
その他 退職給付に係る その他の 非支配株主持分 純資産合計
有価証券評価差額金 調整累計額 包括利益累計額合計
当期首残高 4,860 △180 4,680 4,795 53,932
当期変動額
新株の発行 3,897
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △1,199
変動
剰余金の配当 △403
親会社株主に帰属す
2,155
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 404
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △1,224 △69 △1,293 △1,376 △2,669
額)
当期変動額合計 △1,224 △69 △1,293 △1,376 2,183
当期末残高 3,636 △249 3,386 3,419 56,116
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 6,738 4,851
減価償却費 3,997 4,333
減損損失 20 415
のれん償却額 1,492 1,920
貸倒引当金の増減額(△は減少) △14 209
賞与引当金の増減額(△は減少) 76 36
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 22 △15
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △99 18
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 25 △31
厚生年金基金解散損失引当金の増減額(△は減
△35 -
少)
受取利息及び受取配当金 △179 △190
支払利息 215 236
支払手数料 5 8
株式交付費 - 39
持分法による投資損益(△は益) 1 △91
固定資産除売却損益(△は益) △2,670 △199
国庫補助金 - △192
固定資産圧縮損 - 192
補助金収入 - △173
退職給付信託設定益 △95 -
保険解約返戻金 △56 △77
投資有価証券売却及び評価損益(△は益) △37 △199
関係会社出資金評価損 - 56
売上債権の増減額(△は増加) △2,822 7,808
たな卸資産の増減額(△は増加) △974 107
仕入債務の増減額(△は減少) 4,337 △9,716
未払金の増減額(△は減少) △267 △1,366
未払消費税等の増減額(△は減少) △522 759
その他 441 △1,056
小計 9,599 7,685
利息及び配当金の受取額 176 197
利息の支払額 △216 △239
手数料の支払額 △5 △7
保険解約返戻金の受取額 56 77
法人税等の還付額 0 7
法人税等の支払額 △1,534 △3,743
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,076 3,976
- 15 -
ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △143 △82
定期預金の払戻による収入 778 73
有形固定資産の取得による支出 △6,600 △5,887
有形固定資産の売却による収入 3,792 12,663
無形固定資産の取得による支出 △223 △190
国庫補助金による収入 - 192
無形固定資産の売却による収入 14 -
投資有価証券の取得による支出 △53 △42
投資有価証券の売却による収入 300 388
補助金の受取額 - 173
貸付けによる支出 △1,726 △272
貸付金の回収による収入 100 109
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△4,142 -
る支出
その他 △66 △338
投資活動によるキャッシュ・フロー △7,970 6,786
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △847 △6,160
長期借入れによる収入 10,060 1,791
長期借入金の返済による支出 △8,433 △9,224
株式の発行による収入 - 3,858
自己株式の取得による支出 △0 △0
自己株式の処分による収入 - 404
自己株式の売却による収入 60 -
配当金の支払額 △402 △403
非支配株主への配当金の支払額 △38 △67
リース債務の返済による支出 △1,620 △1,884
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△76 △3,036
による支出
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,298 △14,722
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,192 △3,959
現金及び現金同等物の期首残高 26,789 25,596
現金及び現金同等物の期末残高 25,596 21,637
- 16 -
ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
(5) 連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当 企 業 グ ループ の報告セグメ ントは、当社の構成単位の うち分離された財務情報が 入手可能であ り、取締 役会 が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当 企 業グルー プは 、商品・サービス 別の 事業部門を置き、各事業部門は 物品の売買及び各種製品の 製造 ・販 売や
サービスの提供を行っております。
したがって、当社は、商品・サービスを基礎とした事業部門別のセグメントで構成されており、「食品関連事業」、
「糖粉・飼料畜産関連事業」、「住宅・不動産関連事業」の3つを報告セグメントとしております。
「食品関連事業」は、一般加工食品・酒類・冷凍食品等の販売及び焼酎・弁当の製造等を行っております。
「糖 粉 ・ 飼 料 畜 産 関連事業」は 、 食品原材料・飼料・畜産物・水産物の 販売等を行っておりま す。「 住宅 ・不 動 産 関 連
事業」は、住宅建築資材・住宅設備機器、木材の販売、建設工事、不動産の賃貸等を行っております。
2 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢
価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
その他 調整額
合計 計上額
(注) 1 (注) 2
糖粉・飼料畜産 住宅・不動産 (注) 3
食品関連事業 計
関連事業 関連事業
売上高
外部顧客への売上高 370,558 71,282 32,628 474,469 14,235 488,704 − 488,704
セグメント間の内部売上高
29 892 530 1,453 6,886 8,339 △ 8,339 −
又は振替高
計 370,588 72,174 33,159 475,922 21,121 497,044 △ 8,339 488,704
セグメント利益 1,432 1,538 1,855 4,826 489 5,316 △ 1,770 3,546
セグメント資産 114,719 11,681 45,473 171,874 11,266 183,141 17,845 200,986
その他の項目
減価償却費 2,188 35 452 2,675 1,315 3,991 5 3,997
のれんの償却額 1,389 − 101 1,491 1 1,492 − 1,492
減損損失 20 − − 20 − 20 − 20
のれんの未償却残高 13,930 − 5,774 19,704 1 19,706 − 19,706
有形固定資産及び
8,469 8 321 8,799 1,703 10,503 161 10,664
無形固定資産の増加額
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務諸表
その他 調整額
合計 計上額
(注) 1 (注) 2
糖粉・飼料畜産 住宅・不動産 (注) 3
食品関連事業 計
関連事業 関連事業
売上高
外部顧客への売上高 381,707 70,724 54,975 507,408 14,694 522,102 − 522,102
セグメント間の内部売上高
23 863 553 1,439 6,995 8,434 △ 8,434 −
又は振替高
計 381,730 71,587 55,528 508,847 21,689 530,536 △ 8,434 522,102
セグメント利益 1,932 1,616 2,616 6,165 324 6,489 △ 1,985 4,504
セグメント資産 98,656 11,286 44,872 154,816 10,942 165,758 10,015 175,773
その他の項目
減価償却費 2,176 39 621 2,837 1,492 4,329 4 4,333
のれんの償却額 1,334 − 585 1,919 1 1,920 − 1,920
減損損失 409 0 6 415 − 415 − 415
のれんの未償却残高 12,595 − 5,430 18,026 − 18,026 − 18,026
有形固定資産及び
5,579 4 873 6,458 1,252 7,710 198 7,908
無形固定資産の増加額
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、運送事業、燃料関連事業、レンタカー事業、
情報処理サービス事業、保険サービス事業等を含んでおります。
2 調整額は以下のとおりであります。
(1) 前連結会計年度及び当連結会計年度におけるセグメント利益の調整額△1,770百万円及び△1,985百万円に
は、セグメント間取引消去31百万円及び17百万円、報告セグメントに配分していない全社費用には△1,801百万
円及び△2,002百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費でありま
す。
(2) 前連結会計年度及び当連結会計年度におけるセグメント資産の調整額17,845百万円及び10,015百万円には、
それぞれ報告セグメント間の債権の相殺消去等△16,912百万円及び△19,178百万円、各報告セグメントに配分し
ていない全社資産34,758百万円及び29,193百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属
しない現金及び預金、投資有価証券及び管理部門(人事、総務、経理部門等)に係る資産等であります。
(3) 前連結会計年度及び当連結会計年度における有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額161百万
円及び198百万円は、管理部門の設備投資額であります。
3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018 年4月1 日 (自 2019 年4月1 日
至 2019 年3月31 日) 至 2020 年3月31 日)
1株当たり純資産額 2,433 円 74 銭 銭 2,224 円 74 銭 銭
1株当たり当期純利益金額 159 円 77 銭 銭 106 円 13 銭 銭
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりま
せん。
2 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018 年4月1 日 (自 2019 年4月1 日
至 2019 年3月31 日) 至 2020 年3月31 日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 3,220 2,155
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益(百万円) 3,220 2,155
普通株式の期中平均株式数(株) 20,159,505 20,305,282
3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (2019 年3月 31 日) (2020 年3月 31 日)
純資産の部の合計額(百万円) 53,932 56,116
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 4,795 3,419
(うち非支配株主持分(百万円)) (4,795) (3,419)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 49,136 52,696
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株
式の数(株) 20,189,815 23,686,752
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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