8108 ヤマエ久野 2020-03-23 08:00:00
東京証券取引所市場第一部への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2020 年3月 23 日
各 位
会 社 名 ヤ マ エ 久 野 株 式 会 社
代 表 者 代 表 取 締 役 社 長 大 森 礼 仁
(コード番号:8108 東証第一部・福証)
取締役常務執行役員
問合せ先 矢 野 友 敬
管 理 統 轄
(Tel.092-474-0711)
東京証券取引所市場第一部への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2020 年3月 23 日に東京証券取引所市場第一部に上場いたしました。今後とも、
なお一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2020 年3月期(2019 年4月1日∼2020 年3月 31 日)における当企業グループの連結
業績予想は以下のとおりであり、また、最近の決算情報等につきましては別添のとおり(添付資
料は 2020 年2月 10 日に公表済みの資料です。)であります。
【連結】 (単位:百万円、%)
2020 年3月期
2019 年3月期
2020 年3月期 第3四半期 (実績)
(予想) 累計期間
(実績)
対売上 対前期 対売上 対売上
高比率 増減率 高比率 高比率
売 上 高 520,000 100.0 6.4 402,271 100.0 488,704 100.0
営 業 利 益 4,500 0.9 26.9 4,284 1.1 3,546 0.7
経 常 利 益 5,000 1.0 28.2 4,618 1.1 3,899 0.8
親会社株主に帰属する
3,000 0.6 △6.9 2,611 0.6 3,220 0.7
当期(四半期)純利益
1 株 当 た り 当 期
148 円 81 銭 129 円 33 銭 159 円 77 銭
(四半期)純利益
1 株当たり配当金 25 円 00 銭 − 20 円 00 銭
(注)1.2020 年3月期(予想)の1株当たり当期純利益は、2019 年3月期時点における期中平
均株式数により算出しております。
2.2020 年3月期の1株当たり配当金は、普通配当の 20 円に記念配当5円を加え、25
円となる予定であります。
ご注意: この文書は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたも
のではありません。
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1.全体の見通し
当企業グループが主に属する流通業界におきましては、消費者の節約志向型の購買行
動の継続や人手不足に起因する労働コストや物流コストの高騰、小売業間の資本統合や
競争激化により、より厳しい事業環境が続いております。
このような環境の下、当企業グループは、 「グッド アンド ビッグカンパニー」を目
指し、連結子会社 27 社、非連結子会社1社および持分法適用関連会社1社を含め、物
流を伴う現物問屋として、 安心・安全な商品の安定供給に努めるとともに、 情報・物流・
リテールサポート・品揃え・品質管理などの各機能を充実させ、総合力を活かした営業
体制の構築と物流事業の拡大に努めており、新規取引先の獲得と既存取引先のシェアア
ップや前年子会社化した企業の業績が加算されることによる成長を見通しております。
一方、利益面においても、グループ一丸となって、販売益の確保ならびにローコストオ
ペレーションの追求による経費の節減に努力した結果による成長を見通しております。
その結果、2020 年3月期の当企業グループの業績は、2019 年5月 10 日に公表いたし
ました業績予想のとおり、売上高 520,000 百万円(前期比 6.4%増) 、営業利益 4,500
百万円(前期比 26.9%増) 、経常利益 5,000 百万円(前期比 28.2%増)、親会社に帰属
する当期純利益 3,000 百万円(前期比 6.9%減)となる見込みであります。
2.業績予想の前提条件
(1)売上高
a.食品関連事業
当事業では、一般加工食品・菓子・酒類・冷凍食品等の販売及び焼酎の製造、
弁当の製造、農水産物の製造加工販売等を行っております。2020 年3月期の食品
関連事業においては、九州圏の取引は維持しつつ、主に広島地区・関東地区にお
ける既存取引先への販売拡大を見込んでおり、セグメント売上高は 379,298 百万
円(前期比 2.4%増)を見込んでおります。
b.糖粉・飼料畜産関連事業
当事業では、食品原材料・飼料・畜産物・水産物の販売等を行っております。
2020 年3月期の糖粉・飼料畜産関連事業においては、概ね横ばいに推移すると見
込んでおり、セグメント売上高は 71,821 百万円(前期比 0.5%減)を見込んでお
ります。
c.住宅・不動産関連事業
当事業では、住宅建築資材・住宅設備機器・木材等の販売、建設工事、不動産
の賃貸等を行っております。2020 年3月期の住宅・不動産関連事業においては、
当社木材住資部門における沖縄地区の売上が堅調に推移すると見込んでいるほか、
2019 年3月に子会社化した HVC ホールディングス㈱及びその子会社であるハイビ
ック㈱の売上高 21,200 百万円を取り込むことから、セグメント売上高は 55,847
百万円(前期比 68.4%増)を見込んでおります。
d.その他
当事業では、保険サービス事業、運送事業、燃料関連事業、レンタカー事業、
情報処理サービス事業等を行っております。運送事業において、鹿児島地区の倉
庫内作業収入が好調であること、情報処理サービス事業において、パソコン関連
機器の売上が好調であることから、セグメント売上高は 21,500 百万円(前期比
1.8%増)を見込んでおります。
ご注意: この文書は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたも
のではありません。
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上記よりセグメント間の内部売上高△8,466 百万円を控除した結果、2020 年3月期
は売上高 520,000 百万円(前期比 6.4%増)を見込んでおります。
(2)売上総利益
a.食品関連事業
食品関連事業につきましては、卸売事業は堅調に推移し、物流関連事業におい
ては配送ルートの見直し等による物流関連費用の圧縮を見込んでおり、セグメン
ト売上総利益は 34,701 百万円(前期比 3.5%増)を見込んでおります。
b.糖粉・飼料畜産関連事業
糖粉・飼料畜産関連事業につきましては、適正利益獲得に向け、仕入先・得意
先との交渉等の効果を見込んでおり、セグメント売上総利益は 4,377 百万円(前
期比 7.8%増)を見込んでおります。
c.住宅・不動産関連事業
住宅・不動産関連事業につきましては、当社木材住資部門において沖縄地区の
売上が堅調に推移すること、2019 年3月に子会社化した HVC ホールディングス㈱
及びその子会社であるハイビック㈱の売上総利益 3,031 百万円を取り込むことか
ら、セグメント売上総利益は 7,649 百万円 (前期比 6.0%増)を見込んでおります。
d.その他
その他事業につきましては、運送事業及び情報処理サービス事業の売上高が堅
調に推移することから、セグメント売上総利益は 2,770 百万円(前年比 9.1%増)
を見込んでおります。
上記よりセグメント間の内部売上総利益△300 百万円を控除した結果、2020 年3月
期は売上総利益 49,197 百万円(前期比 11.8%増)を見込んでおります。
(3)販売費及び一般管理費
全社で 44,697 百万円(前期比 10.5%増)を見込んでおります。主な増加要因は、
新規連結子会社の損益取込の開始に伴う販売費及び一般管理費 1,979 百万円の増加、
同社の取得に係るのれん償却費 507 百万円、売上増加に伴う荷造運搬費(物流費)の
増加 1,700 百万円(前期比 14.4%増)であります。
(4)営業利益
a.食品関連事業
食品関連事業の営業利益は、1,553 百万円(前期比 8.4%増)を見込んでおりま
す。売上増加に伴う営業利益の増加を見込んでいるものの、特に関東地区での物
流コストの増加による営業利益の圧迫を見込んでおります。
b.糖粉・飼料畜産関連事業
糖粉・飼料畜産関連事業の営業利益は 1,567 百万円(前期比 1.9%増)を見込ん
でおります。適正利益獲得に向けた仕入先・得意先との交渉等による利益率の改
善を見込んでおります。
c.住宅・不動産関連事業
住宅・不動産関連事業の営業利益は 2,750 百万円(前期比 48.2%増)を見込んで
おります。当社木材住資部門において沖縄地区の売上が堅調であるほか、2019 年
3月に子会社化した HVC ホールディングス㈱及びその子会社であるハイビック㈱
の営業利益 568 百万円を取り込むことから、増加を見込んでおります。
ご注意: この文書は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたも
のではありません。
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d.その他
その他事業の営業利益は 400 百万円(前期比 18.4%減)を見込んでおります。運
送事業におけるドライバー確保に向けた賃上げ等の雇用対策による人件費の増加
による利益の圧迫を見込んでおります。
上記よりセグメント利益の調整額△1,770 百万円を控除した結果、2020 年3月期は
営業利益は 4,500 百万円(前期比 26.9%増)を見込んでおります。
(5)営業外損益、経常利益
営業外収益については、主に雑収入・受取利息及び配当金であり、最少組織単位
ごとに、前年実績をもとに特殊要因を勘案し、作成した予算を積み上げて算定して
おります。
営業外費用については、主に支払利息であり、経理部門において金融市場及び借
入金残高を勘案し算定しております。
以上により、経常利益は 5,000 百万円(前期比 28.2%増)を見込んでおります。
(6)特別損益、法人税等、当期純利益
特別利益については、前期に竣工した物流センターのオフバランス化に伴う固定
資産売却益 167 百万円及び鹿児島県からの補助金収入 173 百万円、当社取引先の株
式売却による投資有価証券売却益 258 百万円を計上しております。
特別損失については、建物・土地を主とする事業用資産を対象に、当該資産グル
ープに係る回収可能価額が帳簿価額を下回るため、減損損失 317 百万円を計上して
おります。
以上により、法人税等及び非支配株主に係る当期純利益を控除した結果、親会社
に帰属する当期純利益は、営業利益、経常利益は増収となりますが、特別利益が減
少することから 3,000 百万円(前期比 6.9%減)を見込んでおります。
【業績予想に関するご留意事項】
業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したもの
であり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
以 上
ご注意: この文書は一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的に作成されたも
のではありません。
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 .................................................. 2
(1)経営成績に関する説明 ........................................................... 2
(2)財政状態に関する説明 ........................................................... 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ..................................... 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 .................................................. 3
(1)四半期連結貸借対照表 ........................................................... 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ............................... 5
四半期連結損益計算書 ........................................................... 5
四半期連結包括利益計算書 ....................................................... 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ............................................. 7
(継続企業の前提に関する注記) ................................................... 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ................................ 7
(重要な後発事象) ............................................................... 7
(1)
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1. 当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当企業グループ(当社
及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に、緩や
かな回復基調で推移したものの、自然災害の国内経済への影響や、海外の政治・経済の不確実性などか
ら依然として先行きが見通しづらい状況が継続しております。
当企業グループが主に属する流通業界におきましては、消費者の節約志向型の購買行動の継続や人
手不足に起因する労働コストや物流コストの高騰、小売業間の競争激化により、より厳しい事業環境となり
ました。
このような環境の下、当企業グループは、「グッド アンド ビッグカンパニー」を目指し、連結子会社 27 社、
非連結子会社1社および持分法適用関連会社1社を含め、物流を伴う現物問屋として、安心・安全な商品
の安定供給に努めるとともに、情報・物流・リテールサポート・品揃え・品質管理などの各機能を充実させ、
総合力を活かした営業体制の構築と物流事業の拡大に努めてまいりました。
当第3四半期連結累計期間における売上高は、新規取引先の獲得と既存取引先のシェアーアップや前
年子会社化した企業の業績が加わったことで、4,022 億 71 百万円(前年同四半期比 7.2%増)となり、268
億 77 百万円の増収となりました。
一方、利益面におきましては、グループ一丸となって、販売益の確保ならびにローコストオペレーション
の追求による経費の節減に努力いたしました結果、営業利益は 42 億 84 百万円(前年同四半期比 32.4%
増)、経常利益は 46 億 18 百万円(前年同四半期比 31.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は
26 億 11 百万円(前年同四半期比 64.7%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ 95 億 90 百万円増加し、
2,105 億 77 百万円となりました。主な要因は、「受取手形及び売掛金」の増加額 61 億 33 百万円、「商品及
び製品」の増加額 34 億 95 百万円によるものです。
負債においては前連結会計年度末に比べ 104 億 92 百万円増加し、1,575 億 46 百万円となりました。主
な要因は、「支払手形及び買掛金」の増加額 159 億 50 百万円、「未払法人税等」の減少額 19 億 55 百万
円、「長期借入金」の減少額 37 億 44 百万円によるものです。
また、純資産においては前連結会計年度末に比べ9億2百万円減少し、530 億 30 百万円となりました。
主な要因は、「非支配株主持分」の減少額 13 億 71 百万円によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019 年5月 10 日に公表いたしました連結業績予想の変更はありません。
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 25,774 26,900
受取手形及び売掛金 58,598 64,732
電子記録債権 928 977
商品及び製品 9,588 13,083
仕掛品 150 378
未成工事支出金 113 110
原材料及び貯蔵品 962 1,046
その他 7,746 10,001
貸倒引当金 △668 △685
流動資産合計 103,195 116,544
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 18,866 15,666
土地 27,942 26,081
その他(純額) 13,025 16,307
有形固定資産合計 59,834 58,055
無形固定資産
ソフトウエア 683 519
のれん 19,706 18,506
その他 140 128
無形固定資産合計 20,529 19,154
投資その他の資産
投資有価証券 11,706 10,832
退職給付に係る資産 23 51
その他 5,835 6,104
貸倒引当金 △138 △165
投資その他の資産合計 17,427 16,822
固定資産合計 97,791 94,032
資産合計 200,986 210,577
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 67,257 83,207
電子記録債務 6,172 6,251
短期借入金 15,740 14,713
未払法人税等 2,421 466
賞与引当金 1,466 766
役員賞与引当金 34 -
その他 16,699 19,016
流動負債合計 109,792 124,422
固定負債
長期借入金 24,469 20,725
役員退職慰労引当金 689 647
退職給付に係る負債 589 594
その他 11,513 11,156
固定負債合計 37,261 33,124
負債合計 147,054 157,546
純資産の部
株主資本
資本金 1,025 1,025
資本剰余金 2,587 1,387
利益剰余金 41,179 43,386
自己株式 △336 △336
株主資本合計 44,456 45,463
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,860 4,284
退職給付に係る調整累計額 △180 △142
その他の包括利益累計額合計 4,680 4,141
非支配株主持分 4,795 3,424
純資産合計 53,932 53,030
負債純資産合計 200,986 210,577
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 375,393 402,271
売上原価 341,699 364,555
売上総利益 33,694 37,715
販売費及び一般管理費 30,458 33,431
営業利益 3,236 4,284
営業外収益
受取利息 11 17
受取配当金 124 128
仕入割引 49 61
持分法による投資利益 - 36
貸倒引当金戻入額 9 -
雑収入 365 401
営業外収益合計 561 646
営業外費用
支払利息 162 179
支払手数料 2 7
売上割引 69 71
雑損失 54 53
営業外費用合計 288 311
経常利益 3,509 4,618
特別利益
固定資産売却益 201 194
投資有価証券売却益 94 258
退職給付信託設定益 95 -
補助金収入 - 173
保険解約返戻金 13 54
特別利益合計 405 681
特別損失
固定資産除売却損 34 30
減損損失 - 323
投資有価証券売却損 - 0
特別損失合計 34 355
税金等調整前四半期純利益 3,880 4,944
法人税、住民税及び事業税 1,515 1,777
法人税等調整額 250 50
法人税等合計 1,766 1,828
四半期純利益 2,114 3,116
非支配株主に帰属する四半期純利益 529 505
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,585 2,611
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 2,114 3,116
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △893 △580
退職給付に係る調整額 △47 37
その他の包括利益合計 △940 △543
四半期包括利益 1,173 2,573
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 649 2,072
非支配株主に係る四半期包括利益 524 500
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ヤマエ久野㈱ (8108) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年7月26日付で、連結子会社である株式会社日装建の株式を追加取得いたしました。また、2019
年12月17日付で、連結子会社である株式会社TATSUMIの株式を追加取得いたしました。この結果、主に当該
追加取得に伴い、当第3四半期連結累計期間において資本剰余金が1,200百万円減少し、当第3四半期連結会
計期間末において資本剰余金が1,387百万円となっております。
(重要な後発事象)
共通支配下の取引等
当社は、2020年1月24日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社中九食品(以下、「中
九食品」といいます。)を吸収合併することを決議いたしました。
(1) 取引の概要
① 結合当事企業の名称及び当該事業の内容
結合当事企業の名称 株式会社中九食品
事業の内容 食料品・酒類総合卸売
② 企業結合日
2020年4月1日(予定)
③ 企業結合の法的方式
当社を吸収合併存続会社とし、中九食品を吸収合併消滅会社とする吸収合併であります。
(注)本合併は、当社においては会社法第796条第2項に基づく簡易合併であり、中九食品においては会社
法第784条第1項に基づく略式合併であるため、いずれも合併契約承認株主総会を開催いたしません。
④ 結合後企業の名称
ヤマエ久野株式会社
⑤ その他取引の概要に関する事項
当企業グループの組織再編成の一環として、中九食品の熊本・佐賀地区における営業窓口を当社へ一
本化することにより、商流と物流のトータル営業の強化、決算業務等の管理業務の効率化及び人材・経営
資源の集約化を図ることを目的としております。
(2) 実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成31年1月16日)及び「企業結合会計基準及び
事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成31年1月16日)に基づき、共
通支配下の取引等として会計処理を行う予定であります。
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