8107 キムラタン 2019-01-15 15:30:00
子供向けウェアラブル市場への参入に関するお知らせ [pdf]

                                         平成 31 年1月 15 日
各 位
                                会社名     株式会社キムラタン
                                代表者名  代表取締役 浅川 岳彦
                                 (コード番号 8107 東証第1部)
                                問合せ先  常務取締役 木村 裕輔
                                     (電話 078-806-8234)

           子供向けウェアラブル市場への参入に関するお知らせ

当社は、新たに子供向けウェアラブル市場への参入を目指して、ウェアラブル IoT 技術を活用したサ
ービスの開発に取り組むことといたしましたので、お知らせいたします。

                        記

1.子供向けウェアラブル市場への参入の理由
 当社は、国内子供服市場の縮小が今後一層深刻な問題となると予想されるなか、中長期的な事業
領域の拡大が必要であると考えており、そのひとつとして、   保育事業への参入を決定し、平成 30 年
3月に企業主導型保育園の第1号園を開設いたしました。4月の開園以降、子育て支援と子供たち
の健全な発育を目指して質の高い保育サービスの提供に努めてまいりました。
 一方、近年、共働き世帯の増加に伴い保育に対するニーズは増加傾向にありますが、今後、幼児
教育・保育の無償化等の政策により、ニーズはさらに高まっていくことが予想されます。他方で、
保育士不足が深刻化するなか、保育現場における業務負担のさらなる増大に伴って、保育の質が低
下することが懸念されます。さらに、今もなお全国の教育・保育施設等における重大事故は後を断
たず、保育施設等における安心・安全の確保がより一層重要な課題になると考えられます。
 このような状況を背景として、当社は、ウェアラブル IoT 技術を活用した「園児見守りサービス」
を開発することといたしました。
 このサービスを全国の保育園に提供することで、安全性の向上と保育の質の向上に貢献するとと
もに、事業領域の拡大と本業アパレル事業とのシナジー創出を図り、企業価値の回復・向上を目指
してまいります。

2.ウェアラブルサービスの概要
 全国の保育園に向けた、ウェアラブル IoT 技術を活用した「園児見守りサービス」の開発に取り
組みます。開発にあたっては、  ミツフジ株式会社(本社:京都府精華町、  代表取締役社長 三寺 歩
以下、
  「ミツフジ」といいます。  )のウェアラブル IoT プラットフォームである「hamon」を採用す
ることといたしました。
 本サービスは、在園中の保育園児の午睡の見守りや体調変化のチェック、体温推移などの把握に
より保育園における安全性の向上と保育士の業務負荷軽減の実現を目指していきます。
 全国の保育園の運営に体調管理機能も備えたウェアラブルソリューションを展開することで、子
どもたちの安心・安全の確保と保育士の負担軽減、さらには保育の質の向上に貢献していきたいと
考えています。
 今後、2019 年夏を目途に子供向けウェアラブルソリューションのサービスの提供を開始するべ
く、ミツフジの技術、知見を活かしながら開発を進めていきます。



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3.今後の日程
 サービス提供開始時期につきましては、2019 年夏頃を目指しておりますが、今後の開発状況によ
るため現時点では未確定です。今後、事業化の目途が立った段階で改めてお知らせいたします。

4.今後の見通し
  本件は、現時点で開発段階にあるため、事業計画については今後策定していくことになります。
2019 年3月期以降の業績に与える影響につきましては、確定次第、速やかにお知らせいたします。
  なお、 本件は平成 31 年(2019 年)4月以降の事業化を予定しておりますので、本件が平成 31 年
3月期の業績に与える影響は軽微であります。
                                                   以上




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