8107 キムラタン 2020-11-12 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月12日
上場会社名 株式会社 キムラタン 上場取引所 東
コード番号 8107 URL http://www.kimuratan.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 清川 浩志
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名) 木村 裕輔 TEL 078-806-8234
四半期報告書提出予定日 2020年11月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 2,120 △2.4 △289 ― △266 ― △274 ―
2020年3月期第2四半期 2,172 24.7 △291 ― △297 ― △300 ―
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 △274百万円 (―%) 2020年3月期第2四半期 △303百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 △2.21 ―
2020年3月期第2四半期 △2.69 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第2四半期 2,885 788 26.8 5.86
2020年3月期 2,805 787 27.4 6.37
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 773百万円 2020年3月期 768百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年3月期 ― 0.00
2021年3月期(予想) ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 4,960 0.9 △240 ― △210 ― △220 ― △1.72
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 131,863,510 株 2020年3月期 120,663,510 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 8,768 株 2020年3月期 8,768 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 124,441,627 株 2020年3月期2Q 111,635,071 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今
後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。業績予想の前提となる情報及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料
5ページの「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(1)経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(2)財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
(1)四半期連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
(継続企業の前提に関する注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
(セグメント情報等)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
3.その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
継続企業の前提に関する重要事象等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
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㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
(単位:百万円)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
2021 年3月期 第 2 四半期 2,120 △289 △266 △274
2020 年3月期 第 2 四半期 2,172 △291 △297 △300
増減率 △2.4 - - -
当第 2 四半期連結累計期間(2020 年4月1日から 2020 年9月 30 日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス
感染症の感染拡大の影響を受けて、4-6月期の実質 GDP は戦後最大の落ち込みとなり、景気の悪化が急速に進みました。
また、国内感染者数は5月には収束に向かったものの、足元では増加に転じており、依然として感染症の収束の見込みは
たっておらず、景気の先行きは極めて不透明な状況となっております。
アパレル業界においても、緊急事態宣言発出中は、大型商業施設の休業や外出自粛要請により店舗への来店客数は大幅
に減少し、極めて厳しい状況で推移しました。6月以降は気温の上昇とともに消費は回復基調にありましたが、帰省の自
粛、お祭り・海開きの中止等による一部の季節商品の需要の消失、厳しい残暑による秋物の立ち上がりの遅れなど、総じ
て厳しい状況で推移しました。
このような状況の中、当社グループでは長期にわたる景気悪化にも耐えうるコンパクトに力強い企業への変革を目指し
て、① 損益分岐点の大幅な引き下げによる収益構造の変革、② 在庫削減・消化率向上による利益率の向上とキャッ
シュ・フローの改善、③ 「店舗とECの融合」をテーマとした顧客との関係強化による収益拡大、の3つに取り組むとと
もに、将来の成長に向けて新規事業の確立を目指してまいりました。
損益分岐点の引き下げとしては、
「不採算店舗の閉鎖」「経費削減」「粗利率の改善」に取り組んでおります。
、 、
不採算店舗については、2020 年9月末までに 36 店舗の閉鎖を実施いたしました。経費削減については、店舗経費や物流
費用等の変動費の削減を図ると同時に、ブランド統廃合等さらなる固定費削減にも取り組んでまいりました。さらに、中
国における生産拠点シフトを加速させ、粗利率の改善につなげるべく秋物以降の大幅な原価低減を図ってまいりました。
以上により第3四半期以降の収益性の改善を実現させてまいります。
在庫削減・消化率向上につきましては、秋物以降の生産抑制と在庫の適正配置により、在庫の削減と消化率向上という
好循環への転換を図り、利益率の向上と営業キャッシュ・フローの改善につなげてまいります。
店舗とECの融合につきましては、店舗・ECにおいてブランド・商品の訴求力を高め、より良い顧客体験を創造し、
キムラタンファンの会員数を増やしていくことを目指しております。
店舗については、不採算店舗を閉鎖する一方で、好立地への出店を推進し、効率・収益性の向上を図っております。さ
らに、立地に応じて投入ブランド・展開サイズの最適化を図り、ブランド・商品の訴求力の向上とともに、顧客との関係
強化、新たな顧客の獲得につなげてまいります。
EC(ネット通販)については、本年7月に自社サイトの全面リニュアル(スマートフォン向け)を行い、顧客の利便
性向上に向けて機能性の強化を実施いたしました。今後も引き続き、SNSの活用やコンテンツの強化により、ブランド
のこだわり・価値観の訴求力を高め、ブランド・商品の認知度を向上させることを目指しております。
さらに、店舗とECの在庫の一元化に取り組み、在庫を機動的に、かつ最適な販売チャネルに配置することにより、販
売機会の増加とともにお客様の満足度向上につなげ、収益拡大と消化率の向上を図ってまいります。
新たな取り組みとしては、子供服のオフプライスショップを本年9月にオープンし、10 月に開設した EC サイトと併せ、
今後の収益業態とすべく育成してまいります。
ウェアラブルIoT事業につきましては、2020 年2月に運用を開始し、現在 10 園で導入済みとなっておりますが、当四
半期におきましては、本年4月に公表いたしましたとおり、保育園向けICT業務支援システムとのシステム連携を推進
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㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
し、導入園の拡大を図ると同時に、地方自治体へのアプローチにも取り組んでまいりました。
保育園事業については、2019 年度に新たに4園の運営を受託し5園体制となりました。子育て応援企業として保育の質
の向上とウェアラブルIoT事業との連携による安心・安全の保育の実現に注力しております。
当第2四半期の売上高は、前年同期比 2.4%減の 21 億 20 百万円となりました。アパレル事業では新型コロナウイルスの
影響により店舗の売上高が減収となりましたが、ネット通販が大幅増となり、その他事業では保育園運営が5園体制に
なったことにより増収となりました。
売上総利益率につきまして、アパレル事業におきましては、コロナ禍において春物商品の消化を推進するために、値引
き販売を拡大したことにより、前年同期と比べ 2.2 ポイント減の 46.7%となりました。全社の売上総利益率は、保育園事
業の売上構成比が高まったことにより、前年同期比 4.7 ポイント減の 44.6%となり、売上総利益額は前年同期比 11.7%減
の9億 46 百万円となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、店舗の休業や勤務時間短縮に伴う人件費及び店舗家賃の減少に加え、出張費等
の諸経費削減に努めた結果、ネット通販の売上伸長に伴う物流費用等の増加、ウェアラブルIoT事業の費用増があった
ものの、前年同期比 9.3%減の 12 億 36 百万円となりました。
以上の結果、当第2四半期の営業損失は2億 89 百万円(前年同期は営業損失2億 91 百万円)となりました。
営業外損益につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る助成金等の収入 38 百万円を営業外収益に計上し、他方で、
緊急事態宣言に伴う店舗の臨時休業中に発生した固定費(人件費)7百万円を営業外費用に計上したことから、経常損失
は2億 66 百万円(前年同期は経常損失2億 97 百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億 74 百万円(前
年同期は四半期純損失3億円)となりました。
アパレル事業
当四半期における既存店ベースの売上高は、Baby Plaza では前年同期比 14.1%減、BOBSON ショップでは同 23.8%減と
なりました。緊急事態宣言発出中は、店舗の休業と外出自粛により既存店売上高は前期比で約半減と非常に厳しい状況に
ありました。6月以降は、気温の上昇や新学期のずれ込み等に伴って夏物や雑貨類の販売が好調に推移しましたが、お盆
の帰省自粛、夏祭りや海開きの中止による需要消失、猛暑による秋物立ち上がりの遅れ等があり、総じて低調な推移とな
りました。
テナントショップでは、インショップ業態と比べ出店先のショッピングモールが臨時休業となった店舗の割合が大きく、
既存店売上高は、前年同期比 36.7%減と一段と厳しい結果となりました。
当第2四半期における出退店につきましては、収益改善に向けて 40 店舗の不採算店舗の閉鎖を計画し、うち 36 店舗
(Baby Plaza21 店舗、BOBSON ショップ 12 店舗、テナントショップ3店舗)の閉鎖を実施いたしました。
一方で、店舗運営の効率・収益性の向上を図るべく集客の見込める好立地への出店を推進し、当第2四半期において、
10 店舗(Baby Plaza2店舗、BOBSON ショップ1店舗、n.o.u.s ショップ7店舗)の新規出店を実施し、当四半期末の店舗
数は 223 店舗となりました。
以上の結果、Baby Plaza、BOBSON ショップ及びテナントショップの店舗3業態の売上高は、前年同期比 19.6%減の 10
億 27 百万円となりました。
ネット通販につきましては、緊急事態宣言発出中に幅広くお客様にお買い物をしていただくために送料無料キャンペー
ンを実施したことが集客増に寄与するところとなりました。6月以降も客数増は継続し、当2四半期の売上高は、前年同
期比 47.0%増の4億 97 百万円となりました。
卸業態については、ブランド統廃合による専門店向けブランドの廃止決定により当社卸販売は大幅に減少しました。子
会社中西株式会社においては、新型コロナウイルスの影響による客数減が響き、総合スーパー向け卸販売は低調な推移と
なりましたが、量販専門店への卸販売は堅調に推移しました。結果、当四半期の卸売上高は前年同期比 10.7%減の4億 79
百万円となりました。
以上のとおり、当第2四半期におけるアパレル事業の売上高は、前年同期比 6.8%減の 20 億5百万円となりました。
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㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
その他事業
当社は、子育て応援企業として事業領域の拡大と本業アパレル事業とのシナジー創出による企業価値の向上を目指して、
保育園事業とウェアラブルIoT事業を推進しております。
保育園事業においては、前期において4園の保育園の運営を受託し、5園体制での運営となりました。当四半期におい
ては、新型コロナウイルスの感染防止に細心の注意を払い、安心・安全の保育の提供に努めてまいりました。
ウェアラブルIoT事業においては、社内体制の強化や国内トップシェアの保育園向けICT業務支援システムとの連
携推進等、販路拡大に向けた体制強化を図ってまいりました。新型コロナウイルスの感染状況を受けて、保育園における
安心・安全、体調管理への関心は一層高まっており、導入園の拡大に向け取り組んでまいりました。
以上の結果、当四半期におけるその他事業の売上高は、主として保育事業の収入増により1億 14 百万円(前年同期は 20
百万円)となりました。
以上のとおり、当第2四半期は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況下、お客様と従業員の安全確保を前提と
しつつ、商品の提供とサービスの向上に努めてまいりました。
一方で、不採算店舗の閉鎖、経費削減、製造原価の大幅低減による収益構造の変革と店舗とECの融合による収益拡大
に取り組んでまいりました。
今後も、アパレル業界を取り巻く環境は厳しいものと予想されますが、以上の施策を確実に成果に結びつけ、第3四半
期以降の業績改善を果たすとともに、次期の黒字化への道筋を確かなものとするべく全社で邁進してまいります。
※ Baby Plaza:新生児・ベビー向けを中心としたミックス・ブランド型の総合スーパー等における売場内ショップ。
BOBSON ショップ:トドラー(3~7歳児)向けを主体とした BOBSON ブランドの総合スーパーにおける売場内ショップ。
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㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期
前連結会計年度末 連結会計期間 増減
総資産(百万円) 2,805 2,885 79
純資産(百万円) 787 788 0
自己資本比率(%) 27.4 26.8 -
1株当たり純資産(円) 6.37 5.86 △0.51
借入金残高(百万円) 1,348 1,470 121
総資産は、前連結会計年度末と比べ、79 百万円増加し 28 億 85 百万円となりました。主な減少は、受取手形及び売掛金
96 百万円であり、主な増加は、現金及び預金 95 百万円、商品及び製品 71 百万円であります。
負債は、前連結会計年度末と比べ、79 百万円増加し 20 億 97 百万円となりました。主として支払手形及び買掛金が 71 百
万円減少し、借入金が1億 21 百万円増加しました。
純資産は、前連結会計年度末と比べ大きな変動はなく7億 88 百万円となりました。主に、2019 年 11 月に発行した第 15
回新株予約権の行使による資本金及び資本準備金の増加2億 78 百万円と、新株予約権の減少3百万円及び親会社株主に帰
属する四半期純損失2億 74 百円の減少要因によるものです。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の 27.4%から 26.8%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021 年3月期の通期連結業績につきましては、2020 年7月 17 日に公表いたしました業績予想に変更はありません。
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㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 266 362
受取手形及び売掛金 606 510
電子記録債権 9 4
商品及び製品 1,514 1,585
仕掛品 2 5
原材料及び貯蔵品 44 46
その他 112 119
貸倒引当金 △8 △7
流動資産合計 2,548 2,626
固定資産
有形固定資産 199 199
無形固定資産 0 8
投資その他の資産
破産更生債権等 22 21
その他 65 58
貸倒引当金 △30 △29
投資その他の資産合計 57 50
固定資産合計 257 258
資産合計 2,805 2,885
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 377 305
短期借入金 446 441
1年内返済予定の長期借入金 202 179
未払法人税等 15 21
ポイント引当金 7 6
その他 251 280
流動負債合計 1,301 1,234
固定負債
長期借入金 699 849
資産除去債務 1 1
その他 15 11
固定負債合計 716 863
負債合計 2,017 2,097
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,883 2,022
資本剰余金 1,201 1,340
利益剰余金 △2,325 △2,599
自己株式 △4 △4
株主資本合計 756 759
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 0 1
繰延ヘッジ損益 3 2
為替換算調整勘定 9 9
その他の包括利益累計額合計 12 13
新株予約権 18 14
純資産合計 787 788
負債純資産合計 2,805 2,885
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㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 2,172 2,120
売上原価 1,100 1,174
売上総利益 1,071 946
販売費及び一般管理費 1,362 1,236
営業損失(△) △291 △289
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 0 0
為替差益 1 1
助成金収入 - 38
その他 6 5
営業外収益合計 8 45
営業外費用
支払利息 10 10
店舗臨時休業による損失 - 7
その他 3 4
営業外費用合計 14 22
経常損失(△) △297 △266
特別利益
投資有価証券売却益 - 1
特別利益合計 - 1
特別損失
店舗閉鎖損失 - 4
災害による損失 1 -
特別損失合計 1 4
税金等調整前四半期純損失(△) △298 △269
法人税、住民税及び事業税 1 5
法人税等合計 1 5
四半期純損失(△) △300 △274
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △300 △274
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四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純損失(△) △300 △274
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1 1
繰延ヘッジ損益 △0 △0
為替換算調整勘定 △0 △0
その他の包括利益合計 △2 0
四半期包括利益 △303 △274
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △303 △274
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△) △298 △269
減価償却費 14 3
貸倒引当金の増減額(△は減少) 0 △1
ポイント引当金の増減額(△は減少) △0 △0
受取利息及び受取配当金 △0 △0
支払利息 10 10
為替差損益(△は益) △0 0
有価証券売却損益(△は益) - △1
災害損失 1 -
売上債権の増減額(△は増加) 127 100
たな卸資産の増減額(△は増加) △353 △75
仕入債務の増減額(△は減少) 286 △71
破産更生債権等の増減額(△は増加) △0 0
その他 △69 23
小計 △281 △282
利息及び配当金の受取額 0 0
利息の支払額 △11 △8
法人税等の支払額 △5 △4
営業活動によるキャッシュ・フロー △297 △295
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2 △3
無形固定資産の取得による支出 △4 △8
投資有価証券の売却による収入 - 11
投資有価証券の取得による支出 △6 △1
その他の収入 53 -
その他の支出 △2 -
投資活動によるキャッシュ・フロー 37 △2
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 100 25
短期借入金の返済による支出 △104 △29
長期借入れによる収入 - 234
長期借入金の返済による支出 △160 △107
株式の発行による収入 198 273
新株予約権の発行による収入 5 -
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △1 △1
財務活動によるキャッシュ・フロー 36 393
現金及び現金同等物に係る換算差額 △0 △0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △223 95
現金及び現金同等物の期首残高 429 130
現金及び現金同等物の四半期末残高 206 226
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㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社グループでは、前連結会計年度において7期連続してマイナスの営業キャッシュ・フローを計上して
おり、また、当第2四半期連結累計期間において2億 89 百万円の営業損失及び2億 74 百万円の親会社株主
に帰属する四半期純損失を計上しております。
当該状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループは、以下の対応策を着実に実行することで、当該状況を早期に解消し、業績及び財務体質の
改善を目指してまいります。
1.収益改善に向けた対応策
現下、国内経済の先行きは極めて不透明な状況にありますが、当社グループはこのような状況下にあって
も利益を出せる体質へ変革し、徹底して体質強化を図るべく、損益分岐点の大幅な引き下げと、より実現可
能性の高い売上強化策を実行していくとともに、キャッシュ・フローの大幅改善、黒字化を目指してまいり
ます。
(1)損益分岐点の引き下げ
① 粗利率改善
2020 年秋物よりブランドの統廃合、型数の絞込みを実施し、高コスト要因の排除と生産ロットの増加を
図るとともに、現在進行している生産拠点シフトをさらに加速させ大幅な原価低減を図ってまいります。
② 経費削減
店舗経費や配送料等の諸経費の削減に取り組み、上記の原価低減とともに変動費比率の引き下げを図りま
す。同時に、ブランドの統廃合による諸経費削減、本社人員配置の見直し等により、さらなる固定費削減に
取り組んでいきます。
③ 店舗再構築
店舗のスクラップ&ビルドを加速させ、不採算要素を排除するとともに、単店舗当たりの顧客層の拡大等
の取り組みにより店舗効率の向上を図り、業態としての収益性の改善につなげてまいります。
(2)売上強化策の精度向上
① ブランド戦略
ブランド統廃合による効率化・コスト低減とともに、各ブランドのポジショニングの最適化を図るととも
に、ブランディングの強化、商品企画の精度向上につなげてまいります。
さらに、昨年実施した新ブランド「n.o.u.s」の開発、「愛情設計」のリニュアルに一定の成果が見られた
ことを踏まえ、今後、乳児ブランドのリニュアル、既存ベビー・トドラーブランドの刷新に取り組み、顧客
ニーズへの対応力を一層強化してまいります。
② 店舗再構築
Baby Plaza においては、店舗立地、ロケーションに応じて取り扱いサイズの見直し・拡充を実施し、顧客
数拡大による売上拡大を目指してまいります。
BOBSON ショップにおいては、n.o.u.s や Biquette Club などの異なるテイストのブランド投入によりター
ゲット顧客層の拡大、女児向けの品揃えの強化を図り売上増につなげてまいります。
③ EC 強化
リアル店舗と EC の会員一元化を図り、顧客との接点を増やし購買機会の拡大につなげてまいります。
2020 年度においては、EC サイトの機能強化に取り組み、顧客の買いまわり易さ、利便性の向上を図り、
購買率の向上に努めてまいります。
さらに、SNS の活用やコンテンツの充実等、デジタル・マーケティングの強化にも努め、新規客の獲得と
顧客の囲い込みを図ってまいります。
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㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
2.財務体質の改善
(1)在庫の削減とキャッシュ・フローの確保
前記の損益分岐点の大幅な引き下げ等の施策により、売上強化の精度向上、売上目標の実現可能性を高め、
過去において目標と実績の乖離が在庫増を生み出した状況を解消し、営業キャッシュ・フローの黒字化を目
指してまいります。
(2)運転資金確保
当社グループは、これまで、取引金融機関との緊密な関係維持に努めてまいりました。定期的に業績改善
に向けた取組み状況等に関する協議を継続しており、今後も、必要な運転資金について取引金融機関より継
続的な支援が得られるものと考えております。
しかしながら、これらの対応策は実施途上であり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が
認められます。
なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実
性の影響を四半期連結財務諸表に反映していません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第2四半期連結累計期間(2020 年4月1日~2020 年9月 30 日)において、当社が 2019 年 11 月に発行
した第 15 回新株予約権について 112,000 個の行使があり2億 74 百万円の資金を調達いたしました。
以上により、資本金が1億 39 百万円、資本剰余金が1億 39 百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末
において資本金が 20 億 22 百万円、資本剰余金が 13 億 40 百万円となっております。
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㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019 年4月1日 至 2019 年9月 30 日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
計算書計上額
アパレル事業 その他事業 計
(注)
売上高
外部顧客への売上高 2,151 20 2,172 2,172
セグメント間の内部
- - - -
売上高又は振替高
計 2,151 20 2,172 2,172
セグメント損失(△) △282 △8 △291 △291
(注) セグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と一致しております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020 年4月1日 至 2020 年9月 30 日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
計算書計上額
アパレル事業 その他事業 計
(注)
売上高
外部顧客への売上高 2,005 114 2,120 2,120
セグメント間の内部
- - - -
売上高又は振替高
計 2,005 114 2,120 2,120
セグメント損失(△) △278 △11 △289 △289
(注) セグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と一致しております。
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㈱キムラタン(8107) 2021年3月期 第2四半期決算短信
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループでは、前連結会計年度において7期連続してマイナスの営業キャッシュ・フローを計上して
おり、当第2四半期連結累計期間において2億 89 百万円の営業損失及び2億 74 万円の親会社株主に帰属す
る四半期純損失を計上しております。
当該状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループは、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)」に記載の対応策を実施することにより、当該状況を早期に解消し、業績
及び財務体質の改善を目指してまいりますが、これらの対応策は実施途上であり、現時点では継続企業の前
提に関する重要な不確実性が認められます。
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