平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
平成31年2月12日
上場会社名 三愛石油株式会社 上場取引所 東
コード番号 8097 URL http://www.san-ai-oil.co.jp/
代表者 （役職名） 代表取締役社長 （氏名） 塚原 由紀夫
問合せ先責任者 （役職名） 経理部長 （氏名） 野中 英一 TEL 03-5479-3180
四半期報告書提出予定日 平成31年2月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 無
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（百万円未満切捨て）
1. 平成31年3月期第3四半期の連結業績（平成30年4月1日∼平成30年12月31日）
(1) 連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
31年3月期第3四半期 543,456 6.9 7,859 △11.6 8,803 △9.3 5,414 △11.3
30年3月期第3四半期 508,358 7.3 8,890 47.7 9,706 44.1 6,106 36.0
（注）包括利益 31年3月期第3四半期 3,974百万円 （△58.7％） 30年3月期第3四半期 9,616百万円 （73.3％）
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
31年3月期第3四半期 77.16 ―
30年3月期第3四半期 86.62 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
31年3月期第3四半期 201,802 94,657 44.7
30年3月期 211,124 93,460 42.3
（参考）自己資本 31年3月期第3四半期 90,300百万円 30年3月期 89,146百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
30年3月期 ― 12.00 ― 15.00 27.00
31年3月期 ― 13.00 ―
31年3月期（予想） 13.00 26.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 有
平成30年3月期期末配当金の内訳 普通配当12円00銭 特別配当3円00銭
3. 平成31年 3月期の連結業績予想（平成30年 4月 1日∼平成31年 3月31日）
（％表示は、対前期増減率）
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円銭
通期 700,000 1.1 9,600 △19.4 10,200 △20.4 6,300 △21.9 89.65
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） ： 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(4) 発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 31年3月期3Q 71,000,000 株 30年3月期 71,000,000 株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 1,225,321 株 30年3月期 724,785 株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 31年3月期3Q 70,171,863 株 30年3月期3Q 70,496,349 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、そ
の達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件
および業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料2ページ「１．当四半期決算に関する定性的情報（３）連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
三愛石油㈱ (8097) 平成31年３月期 第３四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
（１）経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（２）財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
（１）四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第３四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第３四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………………………………… 7
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ………………………………………………………… 7
（追加情報） ………………………………………………………………………………………………………… 7
（セグメント情報） ……………………………………………………………………………………………… 8
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三愛石油㈱ (8097) 平成31年３月期 第３四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第３四半期連結累計期間における当社グループを取り巻くエネルギー業界においては、石油製品の需要が依然
として減少傾向で推移するなか、石油元売り再編の影響を受け需給バランスの調整が進むとともに、電力や都市ガ
スの自由化によりエネルギー事業者間の競争に加え異業種からの参入が活発化するなど、経営環境は大きく変化し
ている。
こうしたなかで、当社グループは、当社による子会社の吸収合併やLPガスの配送・充てん事業の合弁会社への統
合など経営の効率化を進めるとともに、販売基盤の拡大に努めた。
当第３四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、石油製品の販売価格が上昇したことなどにより
前年同期比6.9％増の5,434億56百万円となった。営業利益は、原油価格が当第３四半期連結累計期間末日にかけて
下落したことに伴う商品の在庫評価額の影響や暖冬などによる販売数量の減少もあり、前年同期比11.6％減の78億
59百万円となり、経常利益は前年同期比9.3％減の88億３百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期
比11.3％減の54億14百万円となった。
セグメントの業績は次のとおりである。
石油関連事業における売上高は、販売価格の上昇により前年同期比6.7％増の4,948億93百万円となった。セグ
メント利益は、商品の在庫評価額の影響や販売数量の減少などにより、前年同期比6.4％減の53億26百万円となっ
た。なお、昨年７月、当社は経営資源の集約、業務効率化および意思決定の迅速化を目的として、子会社である三
愛ケミカル商事株式会社を吸収合併した。
ガス関連事業における売上高は、販売価格の上昇により前年同期比7.0％増の352億53百万円となった。セグメ
ント利益は、販売数量の減少などにより、前年同期比10.0％減の13億65百万円となった。なお、昨年10月、物流体
制の効率化を図ることを目的とし、関東エリアにおけるLPガスの配送・充てん事業を同業他社と発足した合弁会社
であるジャパンエナジック株式会社に統合した。
航空関連事業他における売上高は、前年同期比12.8％増の133億９百万円となり、セグメント利益は、前年同期
比18.8％減の20億74百万円となった。
（２）財政状態に関する説明
資産、負債、純資産の状況
当第３四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ93億22百万円減少し、2,018億２百
万円となった。これは主に、前連結会計年度末日が金融機関の休業日であったことから、当第３四半期連結累計期
間における仕入債務の支払いが増加したことにより、現金及び預金が減少したことによるものである。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ105億19百万円減少し、1,071億44百万円となった。これは主に、前連結会
計年度末日が金融機関の休業日であったことから、当第３四半期連結累計期間における仕入債務の支払いが増加し
たことにより、支払手形及び買掛金が減少したことや、有利子負債を返済したことによるものである。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ11億97百万円増加し、946億57百万円となった。これは主に、親会社株
主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものである。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の42.3％から44.7％となった。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
景気の先行きや原油価格の動向などが不透明であり、連結業績予想については、平成30年５月10日に公表した
数値を修正していない。
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三愛石油㈱ (8097) 平成31年３月期 第３四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
（単位：百万円）
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(平成30年３月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 46,562 41,031
受取手形及び売掛金 62,176 59,655
有価証券 200 100
商品及び製品 6,931 7,512
仕掛品 73 224
原材料及び貯蔵品 78 93
その他 1,637 1,978
貸倒引当金 △28 △115
流動資産合計 117,630 110,480
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 62,179 62,423
減価償却累計額 △43,273 △44,159
建物及び構築物（純額） 18,905 18,264
機械装置及び運搬具 30,988 31,431
減価償却累計額 △24,197 △24,564
機械装置及び運搬具（純額） 6,790 6,867
土地 20,629 20,600
その他 8,239 9,442
減価償却累計額 △4,216 △4,318
その他（純額） 4,023 5,124
有形固定資産合計 50,348 50,856
無形固定資産
のれん 1,758 1,229
その他 947 956
無形固定資産合計 2,705 2,186
投資その他の資産
投資有価証券 26,043 23,611
退職給付に係る資産 1,441 1,559
その他 13,146 13,255
貸倒引当金 △193 △146
投資その他の資産合計 40,439 38,278
固定資産合計 93,493 91,322
資産合計 211,124 201,802
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（単位：百万円）
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(平成30年３月31日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 71,583 65,246
短期借入金 360 275
1年内返済予定の長期借入金 3,781 2,115
未払法人税等 1,881 1,017
賞与引当金 1,958 788
役員賞与引当金 85 66
完成工事補償引当金 5 5
資産除去債務 397 222
その他 11,057 12,168
流動負債合計 91,109 81,907
固定負債
長期借入金 10,490 9,565
役員退職慰労引当金 198 193
特別修繕引当金 140 162
退職給付に係る負債 218 240
資産除去債務 509 508
その他 14,997 14,567
固定負債合計 26,553 25,236
負債合計 117,663 107,144
純資産の部
株主資本
資本金 10,127 10,127
資本剰余金 4,270 4,288
利益剰余金 68,197 71,644
自己株式 △764 △1,385
株主資本合計 81,830 84,675
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 7,345 5,728
土地再評価差額金 △458 △458
退職給付に係る調整累計額 427 355
その他の包括利益累計額合計 7,315 5,625
非支配株主持分 4,314 4,357
純資産合計 93,460 94,657
負債純資産合計 211,124 201,802
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三愛石油㈱ (8097) 平成31年３月期 第３四半期決算短信
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第３四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 平成29年４月１日 (自 平成30年４月１日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高
商品売上高 506,358 539,726
完成工事高 1,999 3,730
売上高合計 508,358 543,456
売上原価
商品売上原価 468,667 502,150
完成工事原価 1,751 3,403
売上原価合計 470,418 505,554
売上総利益 37,939 37,902
販売費及び一般管理費 29,049 30,043
営業利益 8,890 7,859
営業外収益
受取利息 183 179
受取配当金 462 548
軽油引取税交付金 126 123
貸倒引当金戻入額 28 2
受取補償金 269 210
その他 208 233
営業外収益合計 1,279 1,298
営業外費用
支払利息 309 310
貸倒引当金繰入額 2 －
事務所移転費用 120 －
その他 30 43
営業外費用合計 462 353
経常利益 9,706 8,803
特別利益
固定資産売却益 65 57
投資有価証券売却益 89 0
関係会社株式譲渡損失引当金戻入額 71 －
負ののれん発生益 11 －
特別利益合計 238 57
特別損失
固定資産除売却損 236 127
投資有価証券評価損 － 85
減損損失 16 7
特別損失合計 252 220
税金等調整前四半期純利益 9,692 8,641
法人税、住民税及び事業税 3,024 2,325
法人税等調整額 47 597
法人税等合計 3,071 2,923
四半期純利益 6,620 5,717
非支配株主に帰属する四半期純利益 514 303
親会社株主に帰属する四半期純利益 6,106 5,414
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三愛石油㈱ (8097) 平成31年３月期 第３四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第３四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 平成29年４月１日 (自 平成30年４月１日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 6,620 5,717
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,082 △1,671
退職給付に係る調整額 △86 △72
その他の包括利益合計 2,995 △1,743
四半期包括利益 9,616 3,974
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 9,047 3,723
非支配株主に係る四半期包括利益 568 250
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三愛石油㈱ (8097) 平成31年３月期 第３四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項なし。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項なし。
（追加情報）
（「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用）
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」（企業会計基準第28号 平成30年２月16日）等を第１四半期連結
会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の
区分に表示している。
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三愛石油㈱ (8097) 平成31年３月期 第３四半期決算短信
（セグメント情報）
Ⅰ 前第３四半期連結累計期間（自 平成29年４月１日 至 平成29年12月31日）
報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報
（単位：百万円）
報告セグメント 四半期連
調整額 結損益計
算書計上
航空関連事 （注）１
石油関連事業 ガス関連事業 計 額
業他
（注）２
売上高
外部顧客への売上高 463,623 32,939 11,795 508,358 － 508,358
セグメント間の内部売上高
974 14 408 1,396 △1,396 －
または振替高
計 464,597 32,953 12,203 509,755 △1,396 508,358
セグメント利益 5,689 1,516 2,552 9,759 △52 9,706
（注）１．セグメント利益の調整額△52百万円には、セグメント間取引消去△１億47百万円および各報告セグメント
に配分していない全社利益95百万円が含まれている。全社利益は主に報告セグメントに帰属しない販売費及
び一般管理費、営業外収益および営業外費用である。
２．セグメント利益は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っている。
Ⅱ 当第３四半期連結累計期間（自 平成30年４月１日 至 平成30年12月31日）
報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報
（単位：百万円）
報告セグメント 四半期連
調整額 結損益計
算書計上
航空関連事 （注）１
石油関連事業 ガス関連事業 計 額
業他
（注）２
売上高
外部顧客への売上高 494,893 35,253 13,309 543,456 － 543,456
セグメント間の内部売上高
1,278 24 136 1,440 △1,440 －
または振替高
計 496,172 35,278 13,446 544,897 △1,440 543,456
セグメント利益 5,326 1,365 2,074 8,765 37 8,803
（注）１．セグメント利益の調整額37百万円には、セグメント間取引消去△１億64百万円および各報告セグメントに
配分していない全社利益２億２百万円が含まれている。全社利益は主に報告セグメントに帰属しない販売費
及び一般管理費、営業外収益および営業外費用である。
２．セグメント利益は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っている。
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