(証券コード:8091 東証一部)
2021年(令和3年)3月期
決算短信補足説明資料
2021年(令和3年)5月14日(金)
2021年(令和3年)3月期決算
事業環境 1
日本経済
わが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を追うような形で国
内でも感染が拡大し、昨年4月に史上初となる緊急事態宣言が発令され、経済活
動が制限される非常に厳しい状況に陥った。宣言解除後から夏場にかけて各種政
策効果などにより、徐々に持ち直しつつあったが、年末にかけて感染が再拡大
し、今年に入り2度目の緊急事態宣言が発令され、足元では変異株による第4波
襲来の懸念など、景気は一段と先行き不透明な状況が続いてる。
水産業界・食品分野
水産、水産加工・流通、食品の各分野については、世界的な水産物需要が拡大す
る一方で、国内では新型コロナウイルス感染症の影響により、インバウントと外
食需要の消失や外出自粛にともない消費者の節約志向や低価格志向が強まり消費
マインドも低調に推移するなど、大変厳しい環境下にあった。
ニチモウグループ
新型コロナウイルス感染症の影響については、営業活動の制限により、海外から
の食品原料の買付や製品の輸出入などの業務に支障をきたす事態となったが、役
員・従業員の健康と安全を最優先に、マスク着用等の安全衛生の徹底、在宅勤務
や時差出勤の推進、ウェブ会議の活用といった対策を講じるなど、感染拡大の防
止に努めた。
連結損益計算書(要旨) 2
(単位:百万円)
2021年3月期 2020年3月期 前期比 前期増減率
売上 113,317 117,900 ▲ 4,582 ▲ 3.9%
営業利益 2,177 1,910 +266 +14.0%
経常利益 2,362 2,338 +23 +1.0%
親会社株主に帰属
する当期純利益 1,491 2,365 ▲ 873 ▲ 36.9%
連結貸借対照表(要旨) 3
(単位:百万円)
資産の部 負債の部 47,883 (+1,232)
流動資産 45,545(+1,841) 流動負債 32,415 (+565)
固定資産 19,606 (+1,216) 固定負債 15,468 (+666)
繰延資産 78 (+21)
純資産の部 17,347 (+1,846)
総資産 65,230 (+3,078) 自己資本比率 26.4%(+1.6%)
機械事業の特徴
海洋事業の特徴
事業別実績
事業別実績:売上高/営業利益(最近5年間の実績推移)4
(単位:百万円)
140,000 4,000
128,778
118,567 117,900
120,000 114,038 113,317 3,500
3,000
100,000
2,500
80,000
2,000
60,000
2,425 2,424 1,500
1,910 2,177
40,000
1,000
20,000
1,374
500
0 0
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
食品事業 海洋事業 機械事業 資材事業 バイオティックス事業 物流事業 その他 営業利益
事業年度 増減の主要な要因
2021年3月期 減収:[食品事業]コロナ禍で外食向け販売減、増益:[機械事業]巣ごもり需要拡大で受注増など
2020年3月期 減収:[食品事業]海外子会社株式譲渡、増益:[海洋事業]官公庁向け漁具資材の販売増など
2019年3月期 増収増益:[食品事業]カニ販売増、[機械事業]大型案件受注増など
2018年3月期 増収:[食品事業]すり身販売量増、減益:[食品事業]海外子会社の業績不振など
2017年3月期 増収増益:[海洋事業]養殖資材販売増、[機械事業]設備受注増など
事業別増減分析(前期比) 5
【売上】
減収 ▲4,582 (単位:百万円)
【営業利益】
(単位:百万円)
▲0
増益 +266
2020年3月期 食品事業 海洋事業 機械事業 資材事業 バイオティックス事業 物流事業 その他事業 2021年3月期
事業別実績 食品事業 6
(2021年3月期) <すり身部門>
・外出自粛に伴い、土産向け練り製品販売
減収(▲3,658)減益(▲131)
が振るわず
最近5年間の実績推移 ・北海道産の取扱量が増加し
(単位:百万円)
➡減収増益
90,000
72,518 82,549 2,000
77,294 75,628 1,800
80,000
71,970 <鮮凍水産物部門>
70,000
1,600
【カニ】巣ごもり需要拡大で通販は伸長、
60,000
1,400 外食・観光向け販売は低迷
1,747
1,521 1,200 【助子】原料買付に苦戦、生産体制を見直し
50,000
1,431 1,000 ➡それぞれ減収減益
1,390
40,000
800
【北方凍魚】採算重視の販売へ切り替え
30,000 ➡減収増益
888 600
20,000
400
10,000 200 <加工食品部門>
0 0 ・営業活動の制限に伴い、量販店向け
切身・干物商材の販売は堅調に推移
・寿司種・具材等の販売が低迷し、
煮魚・焼き魚の新商品開発計画が遅延
売上高 営業利益 ➡減収減益
事業別実績 海洋事業 7
(2021年3月期)
減収(▲1,332)増益(+26) <漁網・漁具資材部門>
・依然として北海道沿岸において水揚げ
最近5年間の実績推移
の不振により、資材購買意欲は低下
(単位:百万円)
20,000 1,000
・官公庁向け漁具資材や海外まき網用
18,034 18,849 18,951 漁具資材などの販売が堅調に推移
18,000 17,685 17,619 900
➡増収増益
16,000 800
14,000 700
12,000 767 600 <船舶・機械部門>
10,000 632 500
・船体一括案件の受注
585 606 ・船舶用機器類の販売が低調に推移
8,000 530 400
➡減収減益
6,000 300
4,000 200
<養殖部門>
2,000 100
・コロナ禍で一部魚種における
0 0
成魚の相場が低迷
・海苔機資材の販売も振るわず
➡減収減益
売上高 営業利益
事業別実績 機械事業 8
(2021年3月期)
増収(+1,002)増益(+323)
最近5年間の実績推移
(単位:百万円)
16,000 1,400
<国内・海外>
14,000
13,893
1,200
12,000
・海外では新型コロナウイルス感染症の
10,366 10,124 10,655 1,000 影響を大きく受け、大型案件の見送り
10,000 9,653 や現地での据付工事の遅延が発生
800
8,000
・国内では巣ごもり需要の拡大に伴い
1,089 600
「総菜加工業界・豆腐業界・練り
796
6,000 710 675 製品業界」を中心に食品メーカーから
400 幅広い加工機械の受注が伸長
4,000
472 ➡増収増益
2,000 200
0 0
売上高 営業利益
事業別実績 資材事業 9
(2021年3月期)
減収(▲1,059)増益(+14) <化成品部門>
最近5年間の実績推移 ・合成樹脂は、コロナ禍で主力の
(単位:百万円) 住宅用部材シートや印刷用フィルムの
12,000 500
受注が落ち込む
11,193 11,114
11,000 10,731 ➡減収減益
10,311 10,055 450
10,000 ・包装資材は市況が順調に推移
400
9,000 ➡増収増益
350
8,000
7,000 300
363
6,000 318 333 250
279 302
5,000 200
4,000
150
<農畜資材部門>
3,000
100
2,000 ・コフナや肥料の販売は堅調に推移
50
1,000 ・ビニールハウスの販売が振るわず
0 0
➡減収減益
売上高 営業利益
事業別実績 バイオティックス事業 10
(2021年3月期)
増収(+15)増益(+4)
最近5年間の実績推移
(単位:百万円)
400 70
355 <バイオティックス事業>
350 336 339
324 60
300
296 ・大手健康食品メーカー向けに
50
「アグリマックス」や「イムバランス」
250
40
の素材販売の拡販
200 46
38 42
37 36 30 ・薬局向けOEM商品販売などが順調推移
150
➡増収増益
20
100
50 10
0 0
売上高 営業利益
事業別実績 物流事業 11
(2021年3月期)
増収(+444)減益(▲2)
最近5年間の実績推移
(単位:百万円)
3,000 150
2,559 125
2,427
2,500
2,320 100
<物流事業>
2,114
75 ・巣ごもり需要の拡大により、
2,000 1,862
50 食品・飲料・菓子などの配送業務は増加
・深刻な人手不足による対応経費が増加
1,500 25
➡増収減益
40
0
37
1,000
-25
▲4
-50
500
▲ 28
-75
▲ 74
0 -100
2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期2021年3月期
売上高 営業利益
機械事業の特徴
海洋事業の特徴
2022年(令和4年)3月期計画
2022年3月期計画 12
今後の見通し
新型コロナウイルス感染症に対する各種政策効果やワクチン接種の開始により事態
収束に向けた期待感はあるものの、感染者数の増減に合わせて国内外の経済活動は
一進一退を繰り返しており、景気回復には未だに時間を要するなど、大変厳しい
状況が続くものと予想されます。
2022年3月期 2021年3月期 前期比 前期増減率
売上高 110,000 113,317 ▲ 3,317 ▲ 2.9%
営業利益 2,000 2,177 ▲ 177 ▲ 8.2%
経常利益 2,300 2,362 ▲ 62 ▲ 2.6%
親会社株主に帰属
する当期純利益
1,600 1,491 +108 +7.3%
機械事業の特徴
海洋事業の特徴
配当について
配当について 13
・株主への安定的な配当の維持を基本としながら、企業体質の一層の強化および
将来の事業展開に備えるため、内部留保の充実を勘案し配分を決定
・2021年3月期の期末配当金は1株当たり50円
・2022年3月期の配当予想は当期実績より10円増配の1株当たり年間配当金60円を予定
120 30%
25%
100
100円
20%
80 15%
60
60円 10%
50円 50円 50円 5%
40
※記念配当 0%
50円含む
-5%
20
-10%
0 -15%
2018年 2019年 2020年 2021年 2022年(予想)
年間配当額 配当性向(予想) 配当性向
資料取扱いのご注意
当資料に記載されております計画や見通し、戦略など歴史的
事実でないものは将来の業績に関する見通しであり、これら
は現時点で入手できる情報から得られた判断に基づいており
ます。実際の業績は様々な重要要素により、これらの見通し
とは異なる結果をもたらしうることをご承知おきください。
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