8086 ニプロ 2020-05-08 16:00:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

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                                                                                令和2年5月8日


                                                    会 社 名      ニ    プ       ロ   株   式    会   社
                                                    代表者名       代表取締役社長              佐野   嘉彦
                                                       (コード番号           8086 東証第 1 部)
                                           問合せ先     常務取締役経営企画本部長                    余語   岳仁
                                                        (TEL   06-6372-2331)


                          業績予想の修正に関するお知らせ

 最近の業績の動向等を踏まえ、令和2年2月6日に公表した令和2年3月期の業績予想を修正することとし
ましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                                          記


1.令和2年3月期連結業績予想数値の修正(平成 31 年4月1日~令和2年3月 31 日)
                                            (単位 百万円)
                                                               親会社株主
                                                                                 1株当たり
                               売 上 高      営業利益      経常利益       に帰属する
                                                                                 当期純利益
                                                               当期純利益

前   回   発       表   予   想(A)    444,800   25,800    22,100         12,200        74 円 80 銭
今   回   修       正   予   想(B)    442,500   26,400    23,400     △12,300          △75 円 40 銭
増       減           額(B-A)      △2,300        600    1,300     △24,500                   -
増           減           率(%)     △0.5         2.3      5.8              -                -
( ご 参 考 ) 前 期 実 績
                                426,399   23,827    22,431         12,136        73 円 68 銭
    (平成31 年3月期)


2.修正の理由
令和 2 年 3 月 31 日に公表のとおり、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響による株式市況の
悪化により、当社の保有する投資有価証券の時価が、取得価額に比べて著しく下落した事実をうけ減損処
理による投資有価証券評価損 298 億 77 百万円を計上いたします。また同様に、コロナウイルスの影響を
鑑みて将来計画を見直した結果、一部の連結子会社の業績予想の悪化等の理由により、のれんおよび固定
資産の減損処理損失を 56 億円計上いたします。
 本業の業績につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大により、特に第 4 四半期には受診自粛や外
来診療抑制、新規採用の見送り等の自粛・抑制の影響から売上が伸長せず公表予想に対して若干の未達と
なりました。一方で、利益面におきましては、透析関連製品を中心に順調に販売が増加したことに加え、
為替の影響も想定より限定的であったこと、さらには ROE を基準とする業績連動賞与の変動による影響
もあり、営業利益、経常利益は前回予想を上回る見通しとなっております。しかしながら株式市況の悪化
による影響は如何ともし難く、上記の特別損失の影響額が多額となったうえに、繰延税金資産に対する評
価性引当金の計上や一部の子会社業績評価の悪化にかかる少数株主持分損益の影響などもあり、親会社株
主に帰属する当期純損失は△123 億円で着地する見通しとなっております。


上記の予想は、本資料の発表日現在における事業環境において入手可能な情報に基づき作成したものです。
実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

                                             以   上