8086 ニプロ 2019-11-07 14:00:00
令和2年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
令和2年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和元年11月7日
上 場 会 社 名 ニプロ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8086 URL https://www.nipro.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 佐野 嘉彦
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役経営企画本部長 (氏名) 余語 岳仁 (TEL) 06-6372-2331
四半期報告書提出予定日 令和元年11月14日 配当支払開始予定日 令和元年12月6日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.令和2年3月期第2四半期の連結業績(平成31年4月1日~令和元年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2年3月期第2四半期 222,668 6.9 12,772 6.2 9,885 △27.8 5,886 △22.7
31年3月期第2四半期 208,325 10.9 12,022 4.6 13,699 16.3 7,615 △8.1
(注) 包括利益 2年3月期第2四半期 △3,638百万円( -%) 31年3月期第2四半期 3,662百万円( △79.1%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2年3月期第2四半期 36.09 32.67
31年3月期第2四半期 45.86 41.58
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2年3月期第2四半期 832,748 166,687 18.8
31年3月期 845,821 171,830 19.1
(参考) 自己資本 2年3月期第2四半期 156,203百万円 31年3月期 161,488百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
31年3月期 - 19.00 - 9.00 28.00
2年3月期 - 13.50
2年3月期(予想) - 11.50 25.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3.令和2年3月期の連結業績予想(平成31年4月1日~令和2年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 444,800 4.3 25,800 8.3 22,100 △1.5 12,200 0.5 74.80
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2年3月期2Q 171,459,479株 31年3月期 171,459,479株
② 期末自己株式数 2年3月期2Q 8,362,036株 31年3月期 8,361,856株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2年3月期2Q 163,097,584株 31年3月期2Q 166,044,681株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報および
合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって、予想
数値と異なる結果となる可能性があります。業績予想の前提となる仮定および業績予想のご利用にあたっての注意
事項は、添付資料5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関す
る説明」をご覧ください。
ニプロ(株)(8086)令和2年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
(1)経営成績に関する説明 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
(2)財政状態に関する説明 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6
(1)四半期連結貸借対照表 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12
(継続企業の前提に関する注記) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12
(セグメント情報等) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 12
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ニプロ(株)(8086)令和2年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、米国の保護政策の影響をうけて各国が内向きとなる
中、米中貿易摩擦をはじめとした通商問題や地政学的リスクの高まりなどにより不透明感が長引
き、為替の動向も円高基調で推移いたしました。また、わが国経済におきましても、引き続き回復
基調で推移したとはいえ、消費増税の影響が今後表面化していく状況の中、やはり先行き不透明
感は継続しております。医療機器、医薬品業界におきましては、本年 10 月の薬価改定ののち、来
年4月にも改定が控えるという厳しい状況にあります。このような状況下においても、当社グル
ープは引き続き国内におけるシェア拡大と海外売上の拡大および生産コストの低減に取り組み、
ユーザー目線にたった製品の開発を進め、業績の向上に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、第1四半期に引き続き医療関連事業、医薬
関連事業が堅調に推移したことにより前年同期比 6.9%増加の 2,226 億 68 百万円となりました。
利益面におきましては、本年 10 月の薬価改定を控えた買い控え、および買い控え対策としての先
行値引きの影響や、ユーロ、人民元を中心とした為替の影響もありましたが、主要製品の販売が
引き続き好調に推移したことや、 月の消費増税を控えての透析装置類のかけこみ需要などもあ
10
り、営業利益は前年同期比 6.2%増加の 127 億 72 百万円となりました。経常利益に関しては、前
年同期は 16 億 20 百万円の為替差益の計上がありましたが、当第2四半期は 29 億 55 百万円の為
替差損を計上したことから 45 億 76 百万円のマイナス影響となり、前年同期比 27.8%減少の 98
億 85 百万円となりました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比 22.7%
減少の 58 億 86 百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の概況は以下のとおりであります。
① 医療関連事業
国内販売におきましては、医療費抑制策に加えて、企業間競争が激化し、市場環境は厳しいも
のとなりました。そのような状況の中、メディカル営業部門では、注射・輸液関連製品、経腸栄
養関連製品、検査関連製品、透析関連製品、バスキュラー関連製品において堅調に推移いたしま
した。特に透析装置においては消費増税に伴う特需により、売上高が大幅に伸長いたしました。
なお、心臓外科関連製品においては植込み型補助人工心臓 HeartMate3の上市に伴い、現行品の
HeartMateⅡの出荷数を調整したことにより、当四半期は一時的に低迷しましたが、今後は堅調に
推移する予定です。医薬営業部門では、デクスメデトミジン塩酸塩注射液の「集中治療における
人工呼吸中及び離脱後の鎮静」に対する効能・効果、用法・用量の追加承認に伴い、大学・基幹
病院で先発品からの切り替えの動きが活発化しており、また、ニプロESファーマ株式会社の営
業部門を統合し、医薬品卸との連携効果により、経口・外用剤が調剤薬局を中心に伸長いたしま
した。さらにDPC病院においては、先発品からの切り替えとともに他社後発品からの切り替え
も増加しました。再生医療関連では、脊髄損傷の治療用再生医療等製品「ヒト(自己)骨髄由来
間葉系幹細胞(販売名:ステミラック®注)の供給を開始いたしました。
海外販売は、世界各地での積極的な販売活動を継続し、ダイアライザ・透析装置をはじめとす
る主力商品の売上を順調に伸ばし、販売拡大を図りました。当期は、7月にマレーシアのクアラ
ルンプールで開催された腎臓病学会、9月に中国の杭州で開催された中華医学会腎臓病学分会、
ペルーのリマで開催された中南米腎臓学会、マレーシアのクアンタンで開催された透析学会等、
海外の主要学会・展示会に積極的に参加、ニプロブランドの浸透に注力いたしました。
2
ニプロ(株)(8086)令和2年3月期 第2四半期決算短信
各地で進めている自社透析センターの開設について、 月にペルー、 月にタイで開設、
10 11 今後
も中南米を始めインドやアフリカでも開設を進めます。また、医療従事者向けトレーニングセン
ターにつきましても、当期は中国に4カ所、パキスタン、アラブ首長国連邦でそれぞれ1カ所の
計6カ所を新規開設しました。今後も各地で最適な治療を提供するとともに、不足している医療
技術者の育成の場となる透析センター・トレーニングセンターの開設を推進してまいります。ま
た、7月には米国食品医薬品局(FDA)より、透析装置 Surdial DX が待望の販売承認を取得、米
国透析装置市場に参入し、ダイアライザ等透析関連製品のさらなる販売拡大を図ります。販売拠
点についても、ブラジルのリオデジャネイロ、ブラジリアの2カ所および中国雲南省 昆明に営業
事務所、江西省 九江に駐在員事務所を開設し、直販体制の強化も継続しております。これからも
これらの活動を継続し、医療現場のニーズに迅速に呼応することで、顧客満足の向上に努め、販
売の拡大に繋げてまいります。
海外生産拠点につきましては、9月にベトナム工場の開所式を行い、10 月から商用生産を開始
いたしました。インド工場のダイアライザ生産ラインは2ライン稼働体制になり、さらに引き続
き2ラインの新設に着手しております。
中国合肥工場では 2022 年度に4ライン体制を構築するべ
く、現在準備を進めております。今後も拡大が予想される需要にこたえるべく、引き続きダイア
ライザの生産体制を増強してまいります。
この結果、当事業の売上高は前年同期比 5.3%増加の 1,682 億 16 百万円となりました。
② 医薬関連事業
医薬関連事業におきましては、顧客企業の多様なニーズに的確に応じることで、医薬品の製造
受託および処方設計も含めた 開発受託を推進してまいりました。
当社グループで製造が可能な経
口剤、注射剤、外用剤等の全ての剤形ならびに、抗生物質、ステロイド、抗がん剤といった各種
高薬理活性製剤における製造受託の提案、さらに、治験薬の製造、検査包装の受託営業にも注力
いたしました。
また、
当社が開発および生産体制を有する医薬品包装容器や投与システムの使用、
セット化包装の提案などの開発提案型の営業についても積極的に行ってまいりました。
また、医薬品製造部門においては、ニプロファーマ㈱は、前期に取得した埼玉県春日部市と川
越市の医薬品製造工場に加え、本年4月に田辺製薬吉城工場㈱の全株式を取得し、ニプロファー
マ飛騨工場㈱として操業を開始し、売上高、利益が増大いたしました。さらに、ベトナム工場に
おいて、前年度から受託製造を開始した製品が本格製造となり、売上高の増大に貢献いたしまし
た。
この結果、当事業の売上高は前年同期比 17.4%増加の 356 億 56 百万円となりました。
③ ファーマパッケージング事業
ファーマパッケージング事業におきましては、医薬用デバイスおよびキット商品のグローバル
販売、ワンストップソリューションによるガラス部材とその他部材の組み合わせによる高機能、
高付加価値製品の販売活動を行いました。また、ユーザーニーズを具現化することでユーザーに
求められる商品を輩出すべく商品の開発を継続いたしました。製造においては、海外・国内とも
に自動化の推進と全数カメラ検査による品質の向上とコストダウンを行ってまいりました。
海外販売においては、世界的にガラス生地管の需要が高まり、フランス・アメリカ・インドで
ガラス生地管の輸出販売を含む売上高が増加いたしました。医薬用容器の販売については、ドイ
ツにおけるシリンジ販売が大きく牽引し、今後はワクチン市場、バイオ製剤に特化したハイグレ
ード製品を中心に生産能力の増強を行ってまいります。中国では、伝統医薬市場向けの内服液瓶
が大幅に伸長しました。また、高品質な製品の安定供給を行うため、本年5月、河南省安陽の新
基準容器製造工場の開所式を行いました。
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ニプロ(株)(8086)令和2年3月期 第2四半期決算短信
国内販売においては、海外向けバイアルは低迷しましたが、下半期は新規獲得に注力いたしま
す。一方、生地管と魔法瓶の販売は回復してきております。びわこ工場においては、ゴム栓の商
用生産を開始し、引き続き品質向上、徹底した効率化、合理化を推進し、市場の要望に応えてま
いります。
この結果、当事業の売上高は前年同期比 2.5%増加の 187 億 12 百万円となりました。
④ その他事業
その他事業におきましては、不動産賃貸等による売上高が 81 百万円(前期比 434.0%増)とな
りました。
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は 8,327 億 48 百万円で、前連結会計年度末に比べ 130
億 73 百万円の減少となりました。このうち流動資産は 209 億 62 百万円の減少、固定資産は 78
億 89 百万円の増加となりました。流動資産の減少の主な要因は、現金及び預金が 264 億 10 百万
円減少したことによるものであり、固定資産の増加の主な要因は、建物及び構築物(純額)が 90
億 17 百万円増加したことによるものであります。
一方、負債合計は 6,660 億 60 百万円で、前連結会計年度末に比べ 79 億 30 百万円の減少となり
ました。このうち流動負債は 124 億 30 百万円の減少、固定負債は 45 億円の増加となりました。
流動負債の減少の主な要因は、短期借入金が 120 億 66 百万円減少したことによるものであり、固
定負債の増加の主な要因は、リース債務(長期)が 22 億 36 百万円増加したことによるものであり
ます。
純資産合計は 1,666 億 87 百万円で、
前連結会計年度末に比べ 51 億 42 百万円の減少となりまし
た。このうち株主資本は 44 億 20 百万円の増加、その他の包括利益累計額は 97 億6百万円の減少
となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末と比べ 0.3%減少し、18.8%となり
ました。
② 連結キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」)の残高は、前連結
会計年度末に比べて 245 億 29 百万円減少し、957 億 80 百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は 152 億 81 百万円となりました。収入の主な内訳は、減価償
却費が 182 億 40 百万円、税金等調整前四半期純利益が 99 億 21 百万円であり、支出の主な内
訳は、たな卸資産の増加額が 67 億 95 百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は 352 億 32 百万円となりました。収入の主な内訳は、定期預金
の払戻による収入が 35 億 16 百万円であり、支出の主な内訳は、固定資産の取得による支出が 305
億 52 百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は 23 億 17 百万円となりました。収入の主な内訳は、長期借入
れによる収入が 326 億 50 百万円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出が 547
億 14 百万円であります。
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ニプロ(株)(8086)令和2年3月期 第2四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
令和2年3月期の通期の連結業績予想に関しましては、最近の業績および当社グループを取り
巻く経営環境の状況等を踏まえ、令和元年8月8日発表時の令和2年3月期の連結業績予想の見
直しを行っております。
主な見直しの理由につきましては、想定為替レートを1ドル 110 円から 108 円に、1ユーロ 125
円から 120 円に、その他中国人民元等を円高方向に見直したことによるものです。また、下半期
は消費増税とそれに伴う薬価改定の影響もあり、さらに世界経済も益々先行き不透明感を増して
いることから、上半期の実績を踏まえて判断したものです。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(平成31年3月31日) (令和元年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 129,438 103,027
受取手形及び売掛金 148,970 150,941
商品及び製品 95,103 97,154
仕掛品 12,347 13,717
原材料及び貯蔵品 30,474 32,822
その他 27,867 25,443
貸倒引当金 △1,248 △1,117
流動資産合計 442,953 421,990
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 220,205 234,588
減価償却累計額及び減損損失累計額 △105,317 △110,683
建物及び構築物(純額) 114,887 123,904
機械装置及び運搬具 273,467 285,282
減価償却累計額及び減損損失累計額 △193,732 △202,193
機械装置及び運搬具(純額) 79,734 83,088
土地 36,480 46,504
リース資産 5,303 7,469
減価償却累計額 △3,069 △3,438
リース資産(純額) 2,233 4,031
建設仮勘定 36,638 22,358
その他 59,620 62,580
減価償却累計額及び減損損失累計額 △45,112 △47,500
その他(純額) 14,508 15,080
有形固定資産合計 284,483 294,967
無形固定資産
のれん 19,327 17,786
リース資産 3,669 4,650
その他 16,401 15,042
無形固定資産合計 39,398 37,479
投資その他の資産
投資有価証券 61,365 55,503
繰延税金資産 11,335 14,634
その他 9,107 10,956
貸倒引当金 △2,822 △2,783
投資その他の資産合計 78,986 78,311
固定資産合計 402,867 410,757
資産合計 845,821 832,748
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(平成31年3月31日) (令和元年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 69,646 68,155
短期借入金 139,297 127,230
コマーシャル・ペーパー - 5,000
1年内償還予定の社債 3,600 4,200
リース債務 1,693 2,148
未払金 17,499 12,260
未払役員賞与 388 -
未払法人税等 5,350 4,439
賞与引当金 4,506 7,269
役員賞与引当金 125 282
設備関係支払手形 7,931 8,434
その他 24,237 22,426
流動負債合計 274,277 261,847
固定負債
社債 11,400 13,500
転換社債型新株予約権付社債 25,000 25,000
長期借入金 349,112 349,009
リース債務 5,034 7,271
繰延税金負債 204 95
退職給付に係る負債 5,101 5,419
役員退職慰労引当金 703 647
訴訟損失引当金 147 162
その他 3,008 3,107
固定負債合計 399,712 404,213
負債合計 673,990 666,060
純資産の部
株主資本
資本金 84,397 84,397
資本剰余金 - 1
利益剰余金 90,719 95,138
自己株式 △10,826 △10,826
株主資本合計 164,291 168,711
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △5,173 △11,308
繰延ヘッジ損益 △54 △83
為替換算調整勘定 2,625 △975
退職給付に係る調整累計額 △199 △140
その他の包括利益累計額合計 △2,802 △12,508
非支配株主持分 10,341 10,484
純資産合計 171,830 166,687
負債純資産合計 845,821 832,748
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年9月30日) 至 令和元年9月30日)
売上高 208,325 222,668
売上原価 144,380 155,947
売上総利益 63,944 66,720
販売費及び一般管理費 51,922 53,948
営業利益 12,022 12,772
営業外収益
受取利息 339 435
受取配当金 908 894
為替差益 1,620 -
持分法による投資利益 45 29
その他 1,014 1,083
営業外収益合計 3,928 2,442
営業外費用
支払利息 1,455 1,824
為替差損 - 2,955
その他 796 548
営業外費用合計 2,251 5,329
経常利益 13,699 9,885
特別利益
固定資産売却益 70 44
投資有価証券売却益 - 213
国庫補助金 557 4
その他 - 2
特別利益合計 627 265
特別損失
固定資産除却損 78 59
固定資産圧縮損 114 -
製品補償費用 19 -
訴訟関連費用 38 76
その他 306 93
特別損失合計 557 229
税金等調整前四半期純利益 13,769 9,921
法人税、住民税及び事業税 5,388 4,583
法人税等調整額 646 △811
法人税等合計 6,034 3,771
四半期純利益 7,735 6,150
非支配株主に帰属する四半期純利益 120 263
親会社株主に帰属する四半期純利益 7,615 5,886
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四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年9月30日) 至 令和元年9月30日)
四半期純利益 7,735 6,150
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,432 △6,135
繰延ヘッジ損益 19 △28
為替換算調整勘定 △7,407 △3,565
退職給付に係る調整額 31 59
持分法適用会社に対する持分相当額 △148 △119
その他の包括利益合計 △4,073 △9,788
四半期包括利益 3,662 △3,638
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,728 △3,819
非支配株主に係る四半期包括利益 △66 180
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ニプロ(株)(8086)令和2年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年9月30日) 至 令和元年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 13,769 9,921
減価償却費 16,411 18,240
減損損失 70 -
のれん償却額 1,742 1,556
持分法による投資損益(△は益) △45 △29
貸倒引当金の増減額(△は減少) △79 △128
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 198 345
受取利息及び受取配当金 △1,247 △1,329
支払利息 1,455 1,824
為替差損益(△は益) 851 2,050
投資有価証券売却損益(△は益) - △213
国庫補助金 △557 △4
固定資産圧縮損 114 -
売上債権の増減額(△は増加) △5,853 △3,191
たな卸資産の増減額(△は増加) △3,276 △6,795
仕入債務の増減額(△は減少) 5,764 △173
その他の資産の増減額(△は増加) △249 1,713
その他の負債の増減額(△は減少) △5,142 △3,118
その他の損益(△は益) △0 △425
小計 23,928 20,242
利息及び配当金の受取額 1,266 1,413
利息の支払額 △1,416 △1,744
その他の収入 394 372
その他の支出 △199 △157
法人税等の支払額 △4,314 △4,845
営業活動によるキャッシュ・フロー 19,659 15,281
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △4,203 △1,760
定期預金の払戻による収入 2,577 3,516
投資有価証券の取得による支出 △140 △66
投資有価証券の売却による収入 112 345
子会社株式の取得による支出 △61 △2,344
関連会社株式の取得による支出 △1,352 △783
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
- △1,246
る支出
事業譲受による支出 △72 -
子会社出資金の払込による支出 - △2,193
固定資産の取得による支出 △33,089 △30,552
固定資産の売却による収入 339 745
固定資産の除却による支出 △4 △16
設備投資助成金の受入による収入 1,580 278
短期貸付金の純増減額(△は増加) △2,734 △1,269
貸付けによる支出 △523 △23
貸付金の回収による収入 0 139
その他の支出 - △2
その他の収入 - 0
投資活動によるキャッシュ・フロー △37,572 △35,232
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ニプロ(株)(8086)令和2年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年9月30日) 至 令和元年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △5,481 11,503
コ マ ー シ ャ ル ・ ペ ー パ ー の 純 増 減 額 ( △ は減
- 5,000
少)
長期借入れによる収入 64,920 32,650
長期借入金の返済による支出 △33,178 △54,714
社債の発行による収入 - 2,989
社債の償還による支出 △615 △300
自己株式の売却による収入 150 0
自己株式の取得による支出 △3,012 △0
セール・アンド・リースバックによる収入 - 3,154
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △629 △1,096
配当金の支払額 △1,831 △1,468
非支配株主への配当金の支払額 △36 △36
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△111 -
による支出
財務活動によるキャッシュ・フロー 20,175 △2,317
現金及び現金同等物に係る換算差額 △1,879 △2,261
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 383 △24,529
現金及び現金同等物の期首残高 135,599 120,310
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 73 -
現金及び現金同等物の四半期末残高 136,056 95,780
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ニプロ(株)(8086)令和2年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位 百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
ファーマ 合 計
(注1) (注2) 計上額
医療関連 医薬関連 パッケー 計
ジング (注3)
売 上 高
外部顧客への売上高 159,686 30,375 18,247 208,309 15 208,325 - 208,325
セグメント間の内部
売上高又は振替高 4,332 8,478 2,389 15,200 706 15,907 △15,907 -
計 164,018 38,854 20,637 223,510 721 224,232 △15,907 208,325
セグメント利益 18,959 4,281 323 23,564 40 23,604 △11,582 12,022
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等による売
上高と本社の売上高を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△11,582百万円には、未実現利益の調整額△1,199百万円、本社費用△
10,382百万円が含まれております。本社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試
験研究費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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ニプロ(株)(8086)令和2年3月期 第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 平成31年4月1日 至 令和元年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位 百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
ファーマ 合 計
(注1) (注2) 計上額
医療関連 医薬関連 パッケー 計
ジング (注3)
売 上 高
外部顧客への売上高 168,216 35,656 18,712 222,586 81 222,668 - 222,668
セグメント間の内部
売上高又は振替高 3,060 9,275 2,736 15,072 768 15,841 △15,841 -
計 171,277 44,932 21,449 237,659 850 238,509 △15,841 222,668
セグメント利益 19,178 6,085 502 25,766 92 25,859 △13,087 12,772
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸等による売
上高と本社の売上高を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△13,087百万円には、未実現利益の調整額△1,797百万円、本社費用△
11,289百万円が含まれております。本社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試
験研究費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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