8085 ナラサキ 2020-05-12 15:10:00
内部統制システム構築の基本方針の改定に関するお知らせ [pdf]

                                             2020 年5月 12 日

各   位
                                 会 社 名   ナラサキ産業株式会社
                                 代 表 者   代表取締役社長 中村 克久
                                 (コード番号 8085 東証第二部)
                                 問合せ先    取締役兼常務執行役員
                                 氏   名    毎原 吉紀
                                 電話番号    03-6732-7350


         内部統制システム構築の基本方針の改定に関するお知らせ

 当社は、2020 年5月 12 日開催の取締役会において、内部統制システム構築の基本方針の改定を決
議いたしましたので、下記のとおり改定後の基本方針をお知らせいたします。
                                  (改定個所は下線で示
しております。
      )


                             記


「内部統制システム構築の基本方針【改定後】
                    」


①取締役・使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
    ナラサキ産業グループは、グループ行動規範に基づき公正な企業活動を展開し、コンプライア
 ンスを徹底するための規程類の整備や体制を構築しております。
    独立社外取締役および独立社外監査役が取締役会に出席することにより、業務執行の決定にお
 ける客観性および妥当性の確保を図っております。
    代表取締役社長を最高責任者とするリスク管理推進体制を構築しており、各部署の内部管理責
 任者を通して報告されたコンプライアンスをはじめとする、あらゆるリスク情報は、毎月定期的
 に開催されるリスク管理委員会において審議し問題点の把握と対策に努めており、その結果は適
 宜経営会議に報告されております。グループ行動規範および企業倫理事例集を使用して、内部管
 理責任者研修および各階層別研修において教育を実施し、法令および定款の遵守を徹底しており
 ます。法令および定款に違反する行為を発見した場合の報告体制として、弁護士と連携した内部
 通報制度を構築しており、通報を受けた場合の調査および報告体制を整備しております。
    市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力とは一切の関係を持たず、毅然とした態度
 で対応します。


②取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
    取締役の職務執行に係る情報および文書の取扱は、当社社内規程および取扱要領等に従い、適
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 切に保存および管理し、取締役および監査役は、これらの文書等を常時閲覧できるものとなって
 おります。総務人事部担当取締役が管理責任者となり、文書等保存状況を定期的に検証し、必要
 に応じて各規程等を見直しております。
③損失の危険の管理に関する規程その他の体制
  当社グループの経営に重大な影響を及ぼすリスクを的確に認識・評価するとともに、リスクに
 適切に対処し経営への影響を最小限に抑える体制を構築することにより、企業の社会的責任を果
 たし、当社グループの企業価値を高めることを目的として、リスク管理規程に基づきリスク管理
 推進体制を構築しております。あらゆるリスク情報を収集・審議する機関として、リスク管理委
 員会を設置するとともに、その傘下に部門横断的な全社リスクに対応する各種委員会を設置して
 おります。事件・事故等の緊急事態が発生した場合は、速やかに内部管理責任者に連絡し現場で
 の緊急対応を行うとともに、CSR室に情報が集約され、重要性に応じて緊急事態対策本部が設
 置される体制になっております。


④取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
  年度事業計画は、中期経営計画に基づき、各業務執行ラインにおいて定めた目標をもとに作成
 し、目標達成の進捗状況は、経営会議において定期的に報告しております。職務の執行について
 は、取締役会規程および職務権限規程に基づく意思決定ルールに従い、適正かつ効率的に行われ
 る体制をとっております。


⑤当社並びにその子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
  当社グループ全体の会議を開催し、経営方針、年度計画、目標数値の進捗状況等の審議ならび
 に報告を通して情報の共有化を図っております。関係会社運営規程に基づき、子会社の業務が適
 正かつ効率的に行われ、子会社を担当する当社取締役は、業績目標達成状況の把握とともに、リ
 スク管理状況を把握して経営会議に報告しております。
  子会社においても各部署の内部管理責任者から、コンプライアンスをはじめとする、あらゆる
 リスク情報が報告され問題点の把握と対策に努めており、その結果は、親会社である当社に報告
 される体制となっております。コンプライアンスおよびリスク管理等に関して、当社および子会
 社の委員会が連携し、当社グループの内部統制強化を図っております。
  子会社における内部通報制度は、独自の内部通報体制のほか、弁護士および当社への通報体制
 も構築しております。
  当社および子会社において、親会社内部監査部門の定期的監査を行い、その結果を取締役会に
 報告しております。


⑥監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項
  監査役の求めに応じて、監査役の業務を補助する従業員を置くこととしております。


⑦上記の使用人の取締役からの独立性に関する事項
  監査役の職務を補助する従業員の人事等については、取締役からの独立性確保のため、監査役
 からの意見を徴した上で決定しております。


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⑧当社並びに子会社の取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告
 に関する体制
  監査役が出席する取締役会および経営会議において、取締役会付議案件に関連する事項および
 経営会議付議案件に関連する事項について報告しております。当社ならびに子会社の取締役およ
 び従業員は、次のとおり報告および情報提供を行います。イ.経営状況として重要な事項 ロ.会
 社に著しい損害を及ぼすおそれのある事項       ハ.内部統制システムに関わる部署および委員会の
 活動状況   ニ.内部監査の活動状況   ホ.重要な会計基準の変更 ヘ.内部通報制度による通報
 状況および内容
  監査役は、グループ監査役会を開催し、子会社監査役と連携することにより情報の把握に努め、
 監査の実効性を高めております。
  監査役が当社ならびに子会社の取締役および従業員に報告を求めた場合は、速やかに報告する
 ものとし、報告したことを理由に不利益な取扱いをしないものとします。
  監査役が職務の執行について生ずる費用の前払いまたは償還等の請求をしたときは、当該請求
 に係る費用または債務を適切に処理します。


⑨その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
  監査の実効性を高めるため、監査役会は代表取締役社長、会計監査人とそれぞれ定期的に意見
 交換会を開催しております。


⑩財務報告の信頼性を確保するための体制
  当社および当社グループの財務報告の信頼性を確保するため、内部統制の基本方針を定めた「財
 務報告に係る内部統制規程」および内部統制を整備・運用・評価するための実施要領に基づき、適
 正かつ有効な内部統制システムを構築しております。


                                              以   上




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