8084 菱電商 2021-05-19 16:00:00
2021年3月期決算説明会資料 [pdf]
2021年3月期
決算説明会資料
2021年5月19日
0
目 次
1. 当社グループの概要
2. 業 績 ・ 財 務 の 状 況
3. 今 後 の 経 営 戦 略
1
1.当社グループの概要
2
当社の概要
商 号 菱電商事株式会社 (Ryoden Corporation)
設 立 1947(昭和22)年4月22日
本 社 東京都豊島区東池袋3-15-15
資 本 金 103億3,429万8,875円(2021年4月1日現在)
株 式 東京証券取引所市場第一部上場 <コード:8084>
代 表 者 代表取締役社長 正垣 信雄
●連結:1,289名
従業員数
●単体:1,082名(ともに2021年3月末現在)
●連結:1,968億円
売 上 高
●単体:1,759億円(ともに2021年3月期)
●子会社:15社(連結10社+非連結5社)
関 係 会 社 ●関連会社:1社(持分法適用)
●その他の関係会社:1社(三菱電機株式会社)
3
当社グループの歩み
中期経営計画「ICHIGAN 2024」始動●
創業から現在 新事業推進室設置● 22
~当社は2022年に創立75周年を迎えます~ ICTソリューション事業本部設置● 20
19
創立70周年 18
17
創立50周年 14
13
売上高2,000億円突破 20-
03
97
東証1部銘柄指定 95
91
売上高1,000億円突破 90
85
東証2部上場
79 ●グローバルネットワークの構築
三菱ミシン、ラジオ、
電気冷蔵庫 73
代理店として設立 71 ●海外売上高比率20%を超える
●海外売上高比率10%を超える
当社設立
(昭和22年) 64 ●ルネサステクノロジー特約店契約締結
63
●三菱電機冷熱、海外半導体・電子デバイス特約店契約締結
●三菱電機昇降機、半導体、住設事業特約店契約締結
19- 47
●三菱電機機器代理店契約締結
4
仕入先・販売先の状況
仕入先では三菱電機系とルネサス系、販売先では三菱電機系とパナソニックが
比較的大きな取引シェアを持つものの、その他の構成比がともに過半を占める
仕入先別の構成比(仕入額ベース) 販売先別の構成比(販売額ベース)
三菱電機 17% 三菱電機 8%
その他 51% 三菱電機 その他 74% 三菱電機
グループ会社 グループ会社
16% 5%
ルネサス 15% パナソニック
ルネサスグループ会社 13%
1%
5
グローバル展開の状況
海外は9カ国・地域に設置した現地法人を中心に、ブランチ等を含め17拠点を展開
域内市場を俯瞰した戦略一元化と強固なネットワーク間連携により 、グローバル体制を構築
欧州
北米
アジア
フランクフルト
大連
ソウル インディアナポリス
深圳 東京(本社) サンノゼ アトランタ
成都 上海
先端商品・技術・法規制 広州 台北
などの情報拠点 ケレタロ
バンコク 香港
シーラチャ
ホーチミン 先端商品・技術・パテント
シンガポール
などの情報を発信
ローカルパートナーと共
にソリューション事業を
戦略的に推進
(2021年4月1日現在)
6
RYODENの幅広い事業領域
6つの新事業プラットフォーム
7
セグメント事業内容
FAシステム品、冷熱ビルシステム品、ICTシステム品、エレクトロニクス品の仕入・販売
および各事業に附帯するサービスを提供
セグメント別 売上高(外円)および営業利益(内円)
エレクトロニクス 【売】 1,262億円/64.1%
【営】 16.1億円/43.9%
【売】 357億円/18.1%
【営】 5.7億円/15.6%
FAシステム
●電子デバイス ●FA機器システム
●産業システム など ●産業メカトロニクス
など
2021/3期
連結売上高
1,968億円
連結営業利益
34.1億円 ●空調設備
●スマートアグリ ●住設設備
●ヘルスケア ●低温応用設備
●情報通信 など ●クリーンルーム設備工事
・情報ソリューション ●産業冷熱システム
・セキュリティソリューション ●ビルシステム
・画像・映像ソリューション
【売】 76億円/3.9% 【売】 272億円/13.9% など
ICTシステム 【営】 2.9億円/8.0% 【営】 11.9億円/32.5% 冷熱ビルシステム
※売上高は億単位で切り捨て、営業利益は千万単位で切り捨て
※パーセンテージは構成比を表す
8
2.業績・財務の状況
~ 2021年3月期 決算の概要 ~
9
決算ハイライト(連結)
【市場・業界環境】
●世界経済は新型コロナウイルスの影響を受け、第二次世界大戦後
最悪の景気後退と言われるほどのダメージを受けた
→全世界が異次元の経済危機に瀕している
●国内経済においても、新型コロナウイルス感染拡大の先行き不透明
感から、内需の弱い状況が続く
●次世代通信規格「5G」やデータセンター向けは好調に推移
●国内自動車生産は復調傾向だが、車載半導体不足が世界中で
深刻化、多くのメーカーが生産調整を余儀なくされている
【業績・成果】
●2021年3月期は前年度比減収減益
●事業創出会社として価値を創造していくことを目指し、事業展開
10
決算サマリー(連結)
2020/3期 2021/3期 増減率
(百万円) (百万円) (%)
売上高 230,087 196,841 △14.4
売上総利益 25,428 21,843 △14.1
営業利益 5,559 3,415 △38.6
経常利益 5,758 3,653 △36.6
親会社株主に帰属する
当期純利益 3,860 2,343 △39.3
11
最近5年間の推移
連結売上高 連結営業利益
236,494 240,312 5,624
230,087 5,559
219,225 5,078
196,841 3,415
2,730
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
連結経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益
5,648 5,758
5,055 3,588 3,731 3,860
3,653
2,343
2,442
1,388
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
12
セグメント別の業績動向 1/4
2Q 通期 利益率
FAシステム 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 営業利益率(%)
60,000 3,000 8.0%
2021年3月期
売上高構成比 前年同期比 7.0%
18.1% 50,000 46,594
41,460
△13.9% 2,500
6.0%
2,000
40,000 35,713 2,000 前年同期比
△56.4%
5.0%
4.3%
30,000 1,500 1,312 4.0%
22,590 21,027
912
3.2% 3.0%
20,000 16,296 1,000
594 572 2.0%
10,000 500
1.6%
1.0%
134
0 0 0.0%
2019/3 2020/3 2021/3 2019/3 2020/3 2021/3
●半導体製造装置関連、工作機械向けは年度後半から中国市場
主なポイント 中心に好転
●自動車関連を中心とした製造業向けが年間を通して低調推移
13
セグメント別の業績動向 2/4
2Q 通期 利益率
冷熱ビルシステム 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 営業利益率(%)
40,000 1,800 8.0%
2021年3月期 1,664
前年同期比 前年同期比
売上高構成比
33,200 △17.8% △28.1% 7.0%
13.9% 30,000
29,116
27,278
1,500
6.0%
1,206 1,197
1,200 5.0%
5.0%
4.1% 907 4.4%
20,000 17,293 900 4.0%
13,393 13,591 512
3.0%
600 535
10,000 2.0%
300
1.0%
0 0 0.0%
2019/3 2020/3 2021/3 2019/3 2020/3 2021/3
●年度後半における冷熱分野の換気需要や冷蔵冷凍分野の
主なポイント 好調が下支え
●建設市場の反動減及び新規案件延期・中止が影響
※2021/3期よりビルが冷熱ビルシステムに統合され、冷熱システムを冷熱ビルシステムへ変更しております。
14
セグメント別の業績動向 3/4
2Q 通期 利益率
ICTシステム 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 営業利益率(%)
12,000 800 7.0%
2021年3月期
売上高構成比 前年同期比
700
△18.1%
3.9% 10,000 9,290 5.9% 前年同期比 6.0%
600 544 △46.2%
5.0%
8,000
7,612 7,605 500
400
371 4.0%
6,000 292
4,696 300 254 3.0%
4,376
4,000 200
2,849 2.0%
1.3%
100
97
2,000
1.0%
0
0 -100 0.0%
-84
2019/3 2020/3 2021/3 2019/3 2020/3 2021/3
●ネットワークシステム分野はテレワーク用製品の引き合いが強く、コンポーネントビジネスは
堅調推移も、モニタリングなどの工場管理システムの新規受注は低調に推移した
主なポイント ●ヘルスケア分野はサプライビジネスが増加基調も、病院内IT設備関連ビジネスは低調推移
●スマートアグリ分野は年度前半に大型植物工場案件の計上があったが、ビジネスモデル
転換の準備期間と重なったことにより、低調推移となった
※2021/3期よりビルが冷熱ビルシステムに統合され、ICT施設システムをICTシステムへ変更しております。
15
セグメント別の業績動向 4/4
2Q 通期 利益率
エレクトロニクス 売上高(百万円) 営業利益(百万円) 営業利益率(%)
2021年3月期
200,000 4,000 5.0%
売上高構成比 前年同期比
△13.6%
64.1%
157,440
146,136 4.0%
150,000 3,000
126,272 2,464 前年同期比
2,194 △26.3% 3.0%
100,000 2,000
78,867 1,616
72,536 2.0%
58,146 1,094
1,097
1.5%
50,000 1,000
1.6% 1.3%
1.0%
309
0 0 0.0%
2019/3 2020/3 2021/3 2019/3 2020/3 2021/3
【国内】 ●自動車関連向けが後半回復傾向
●産業機器関連は、下期後半より中国向け中心に回復
●前半の低迷をカバーするには至らず減収
主なポイント 【海外子会社】
●自動車関連向け回復基調も、前半の低調推移に加え、中国地域における
エアコンなどの空調機器関連向けが天候不順の影響を受け減収
16
セグメント別の受注残高・売上高 FAシステム
冷熱ビルシステム
ICTシステム
エレクトロニクス
80期 各Qの売上高・受注残高一覧 81期 各Qの売上高・受注残高一覧
売上高(百万円) 売上高(百万円)
50,000 50,000
45,000 45,000
36,567 38,395
40,000 35,970 35,205 40,000 35,777
35,000 35,000 32,350
28,987 29,610
30,000 30,000
25,000 25,000
20,000 10,873 10,413 20,000
10,154 10,020 8,837 10,913
15,000
8,632 7,285 8,621 15,000 7,910 8,503
8,661 6,940 7,383
10,000 10,000 6,652 6,304
5,000 1,955 2,421 1,803 3,111 5,000
2,987 1,710 1,169 1,740
0 0
2019/1Q 2019/2Q 2019/3Q 2019/4Q 2020/1Q 2020/2Q 2020/3Q 2020/4Q
受注残高(百万円) 受注残高(百万円)
50,000
50,000
45,000 44,553
45,000
40,000
40,000
35,000 31,853
35,000
30,000 25,184 24,694 24,428 30,000
25,000 21,821 24,201
25,000
20,000 9,200 19,377
8,982 7,045 7,389 20,000
15,000 7,420 6,154 8,051 8,449
6,411 6,546 15,000
10,000 5,483 6,710
3,032 3,056 10,0006,595 6,534 6,155 6,672
5,000 2,106 1,333 2188
5,000 909 956 641
-
0
2019/1Q 2019/2Q 2019/3Q 2019/4Q 2020/1Q 2020/2Q 2020/3Q 2020/4Q
17
地域別の売上高推移
通期
日本(百万円) 中国(百万円) 前年同期比
地域別売上高構成比 △14.5%
前年同期比
250,000 25,000 23,173 22,146
2021年3月期 △13.3%
194,486
187,441 18,940
200,000 20,000
中国を除く 北米 162,581
アジア 1.7% 欧州 15,000
5.1% 1.0% 150,000
中国 100,000 10,000
9.6%
50,000 5,000
日本
82.6% 0 0
2019/3 2020/3 2021/3 2019/3 2020/3 2021/3
中国を除くアジア(百万円) 北米(百万円) 欧州(百万円)
25,000 25,000 25,000
前年同期比
△30.4%
20,000 20,000 20,000
15,311 14,278
15,000 15,000 前年同期比 15,000
前年同期比
9,933 △27.8%
10,000 +32.2%
10,000 10,000
4,661 4,733 2,679
5,000 3,420 5,000 1,965
5,000 1,486
0 0
0
2019/3 2020/3 2021/3 2019/3 2020/3 2021/3 2019/3 2020/3 2021/3
18
営業利益の増減要因
(単位:百万円)
増加要因 減少要因
(計+1,531) (計△3,674)
その他
運賃諸掛
売上総利益率 販管費減少
減少
5,559 向上 +1,223
+219
+89
3,415
売上減少
△3,674
2020/3期 2021/3期
19
財務の状況(連結)
【財政状態】
2020/3末 2021/3末 増減
(百万円) (百万円)
総資産 128,304 125,529 △2,774 百万円
負債合計 60,746 55,609 △5,136 百万円
純資産 67,557 69,919 +2,362 百万円
自己資本比率
52.5% 55.6% +3.1 point
(%)
【キャッシュ・フローの状況】
2020/3期 2021/3期
(百万円) (百万円)
営業活動CF 5,938 1,939
投資活動CF △518 183
財務活動CF △2,281 △1,052
現金及び現金同等物 20,165 21,120
20
2022年3月期 通期業績見通し(連結)
2021/3期 2022/3期 前年同期比 2022/3期 前年同期比
実績 2Q予想 増減率 通期予想 増減率
(百万円) (百万円) (%) (百万円) (%)
売上高 196,841 106,000 +14.3% 220,000 +11.8%
営業利益 3,415 1,400 +14.0% 4,300 +25.9%
経常利益 3,653 1,500 +11.2% 4,400 +20.4%
親会社株主に帰
属する 2,343 1,000 △6.8% 3,000 +28.0%
当期純利益
21
2022年3月期 セグメント別予想(連結)
2021/3期 2022/3期 2022/3期
増減率
実績 2Q予想 予想
(%)
(百万円) (百万円) (百万円)
売 上 高 35,713 20,300 43,100 20.7%
FAシステム 営 業 利 益 572 440 1,360 137.5%
5G関連投資回復とコア事業の強化、事業領域拡大、新規事業創出により売上・利益共に上回る見込み
売 上 高 27,278 14,750 31,410 15.1%
冷熱ビルシステム 営 業 利 益 1,197 540 1,390 16.1%
既存事業の収益最大化と、換気対策や暑熱対策などの好調市場への拡販、ZEB提案活動で上向くと予想
売 上 高 7,605 2,950 7,900 3.9%
ICTシステム 営 業 利 益 292 △100 260 △11.2%
新規生産事業の早期立ち上げ、テレワーク需要取り込み、通信インフラ事業や既存事業拡大を見込む
売 上 高 126,272 68,020 137,630 9.0%
エレクトロニクス 営 業 利 益 1,616 720 1,710 5.8%
自動車関連の国内・中国市場向け回復、5G関連投資回復が見込まれることから売上・利益共に挽回する見込み
営 業 利 益 △263 △200 △420 -
全社費用
ゼグメントに帰属しない新規事業開発費用
売 上 高 196,841 106,000 220,000 11.8%
合計
営 業 利 益 3,415 1,400 4,300 25.9%
22
株主還元
【配当政策】
●経営基盤・財務体質の強化のための内部留保の拡充と事業拡大のための投資財源への活用を基本として、
株主各位への適正な利益還元を実施
●配当については、各事業年度の連結業績および中長期的なグループ戦略等を勘案の上、利益還元を実施
配当金の推移(円)
【配当実績】 期末
60 56 56 56 2Q末
50
28 28 28
40
(予) 2022/3期 配当について
30 ●短期的な業績に連動するのではなく、中長期的な安
定配当することを配当方針にしており、2022年3月期に
20 おいては、新型コロナウイルスによる影響は上期にとどま
28 28 28 り、下期には業績回復を想定していることから、前期同
10
様と予想する。
0
2020/3 2021/3 2022/3
配当性向 31.5% 52.0% 40.6%
(予)
23
3.今後の経営戦略
RYODENの価値創造モデル
DX
25
中期経営計画「ICHIGAN 2024」 戦略テーマ
環境・安心・安全でサスティナブルな社会の実現に貢献
代理店、商社の枠を超えた事業創出会社として
新たな価値を生みだし続ける
3つの成長エンジンのためのDX推進
支社体制の再編…10支社から3支社へ
DX戦略推進室の設置
26
26
RYODENの注力推進分野
27
2024年度業績目標
28
ビデオネットワークシステム
※FlaRevoは当社の登録商標です。
◆FlaRevo Network
“Flarevo CONNECT”…データと映像の連動によりビジネス価値を生む
「現場とつながる。現場が見える」
・取り逃したくない瞬間や、保存しておきたい映像の取得を自動化
・パソコン映像も、カメラ同様にライブ再生・録画が可能
従来の監視カメラでは成しえなかった新たな価値を、お客様に提供
“FlaRevo CLIP”…更なるビジネスカメラ映像の活用を推進
「ビジネスカメラ映像は企業の財産」
□複雑な操作は不要で自動で必要な情報を長期保存
□映像は、専用のWEBページを通じて共有が可能
□お客様のご指定の環境で稼働(オンプレミス)
企業にとって財産であるビジネスカメラ映像をより活用できる仕組みを提供
29
RFIDタグデータネットワークシステム
◆ ATLAS-Things
※ATLAS-Thingsは当社の商標登録です。
RFID、バーコードに代表される自動認識技術を活用したクラウドサービス
▶ 自動車業界、製造現場でモノの出入(動態管理)を見える化
▶ 梱包単位で階層別管理を実現(ISOなど国際規格に準拠)
▶ いつでも、どこでも安全なシステム環境を実現
PLC
30
モビリティ向け 仮想環境ソリューション
~開発工数削減:検査・解析などをバーチャルで~
◼ フルカスタム開発可能な車両シ
ミュレータ ◼ 廉価版モータシミュレータから
◼ ユーザ仕様書、コードからMILS ユーザ仕様に合わせたフルカスタ
制御・プラントモデルの開発 ムハードウェアシミュレータまで幅
広く対応可能
◼ マイコンシミュレータ VLABを用いた製品 廉価版モータシミュレータ
S/Wの仮想ECUシミュレーション Smart-HILS
◼ 製品に合わせた仮想ECU化支援
シミュレータ提案の特徴
① V字全領域での幅広いご提案可能
② グラフィックシミュレータWARXSS、
マイコンシミュレータVLABなど独自ノウハウあり
③ お客様環境を流用した拡張提案が可能
31
スマートアグリ事業①:RYODENスマートアグリ事業
「冷熱システム」 「FAシステム」 「電子デバイス」の製品・ノウハウを植物工場向けに最適化し
IoTシステムに統合、運営効率の高い植物工場システムを提供。
冷熱システム FAシステム 電子デバイス
□ 植物工場向けシステム機材開発 企画販売製造
□ 植物工場IoTシステム開発
□ 植物工場企画設計 元請専門施工
32
スマートアグリ事業②:実績
「機器システム開発販売・専門施工で累計80億円を突破!」
2018年~2019年 2019年~2020年
世界最大級
西濃ホールディングス 彩菜生活合同会社殿 東京電力エナジーパートナ殿
東海西濃(株)殿 芙蓉総合リース殿
~2017年
富士山グリーンファーム(株)殿
岐阜県土岐市 静岡県藤枝市
日産1.5t 2019年6月竣工 日産5t 2019年11月着工
新築 2020年6月竣工
既設建屋利用型
国内最大級 国内最大級
静岡県富士市
日産1.2t 2017年12月竣工
三菱ガス化学(株)殿 (株)ベジノーバ殿 東芝プラントシステム殿
既設建屋利用型 MGCファーミックス(株)殿
NO Photo
福島県白河市 埼玉県加須市
日産2.6t 2019年10月竣工 日産3t 2020年3月着工
新築 2020年9月竣工
既設建屋利用型
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スマートアグリ事業③:協業事業モデル
「システム・機材・施工分野で業界トップの当社と植物工場野菜
流通トップのファームシップ社による協業事業モデルを実現」
他社資本によって大規模植物工場投資を 植物工場のシステムのメーカー機能
実現する事業提案モデルを両社で確立。
投資 流通 運営 環境 水耕 LED
企画 販売 管理 制御 設備 開発
植物工場
統合モデル
栽培 人材 リース 設備 設計
IOT
技術 育成 モデル 開発 施工
植物工場事業投資におけるソフトとハードを
連結し、差別化と実用性の高い提案
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スマートアグリ事業④:植物工場市場動向
1.植物工場有力事業者シェア 2.設備機材施工シェア
【2019年】 【2019年】
その他 20%
その他, 21.9%
ファームシップ 菱電商事
H社, 1.0%
36%(11t) 33.7%
C社 G社, 2.6%
10%
F社, 3.4%
E社, 4.8%
B社 D社, 6.7%
13% A社, 12.5%
A社 21% C社, 6.7%
B社, 6.7%
日産総供給量30t 100億円/年 市場
出典:富士経済農林水産ビジネス2020年版(抜粋)
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スマートアグリ事業⑤:協業事業モデル
植物工場野菜の生産・販売、次世代農業モデルの開発を行う
RYODEN×ファームシップ社の合弁新会社「ブロックファーム合同会社」 を昨年10月に設立
1.会社概要 3.特徴
ブロックファーム合同会社 1.閉鎖型植物工場では世界初の法蓮草を主とする軸物野菜の量産工場
1.商号
英語表記 BlockFARM,inc.
栄養価が高く指定品目野菜である法蓮草の完全周年栽培を実現する。
2.設立 2020年10月14日 2.自然エネルギー活用 全量自家消費メガソーラを併設
3.資本金 1000万円 3.新開発・循環型環境制御システムにより使用電力を従来比50%削減
菱電商事株式会社60% 4.加工冷凍設備の導入により付加価値を拡大
4.出資比率
株式会社ファームシップ40%
5.従業員 社員10名 パート約100名
6.その他 農地所有適格法人
2.施設概要
所 在 地 静岡県沼津市
規 模 日量3トン
(法蓮草16万苗換算)
面 積 敷地20000㎡
建屋9000㎡
栽培方式 閉鎖型人工光水耕栽培
新規雇用 100名以上
竣 工 2022年3月
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環境ビジョン制定
2020年4月1日、2030年までの環境ビジョンを制定しました。
菱電商事グループが
事業活動で目指す
重要なSDGs目標
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脱炭素社会に向けた当社の新しい取り組み
スマートアグリ事業:植物栽培LED光源の自社開発
植物栽培LED光源の自社開発
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脱炭素社会に向けた当社の新しい取り組み
スマートアグリ事業:次世代植物工場
次世代植物工場
※メガソーラ太陽光発電設備を設け、植物工場で完全自家消費
※環境制御の新設備及び統合IoTシステム(REMCES)
による大幅な省エネルギーの実現
※加工冷凍設備、還元式ゴミ処理設備による食品ロス低減
栽培室の購入電力量…従来比50%削減
植物工場の温室効果ガス排出削減量…年間1,764トン削減
(参考:当社グループが2020年度に排出した温室効果ガス…年間1,495トン)
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脱炭素社会に向けた当社の新しい取り組み
◆ クラウド型統合管理IoTシステムの一般展開
はモノ作りから人々の暮らしまでをサポートする
RYODEN オリジナルのIoTプラットフォームです。
特 徴 • クラウドシステム採用による遠隔可視と高い拡張性を実現
• 機器、環境情報の一元管理と制御による省人・省力化
• オープンインタフェース採用によりマルチベンダー接続に対応
省エネ、集中管理、監視、制御、視覚化、故障予兆監視・リモートメンテナンス
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脱炭素社会に向けた当社の新しい取り組み
当社事務所使用電力をクリーン電力への切り替え
当社が所有する太陽光発電所(宮城県栗原市)を活用して実現
温室効果ガスを排出しない
クリーン電力への切り替え
※本社ビルは8月16日からクリーン電力へ切り替えが決定
→その他事業所も順次進めていく予定
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環境ビジョン制定
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お問い合わせ先
〒170-8448 東京都豊島区東池袋3-15-15
総務部
e-mail:ryoden_ir@mgw.ryoden.co.jp
TEL:03-5396-6111
FAX:03-5396-6448
資料の取り扱い上のご注意
このプレゼンテーションで述べられている業績計画等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び
合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があり
ます。その要因のうち、主なものは以下のとおりです。
・主要市場(日本、アジア等)の経済状況、消費動向及び製品需給の急激な変動
・ドル等の対円為替相場の大幅な変動
・資本市場における相場の大幅な変動等
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