8084 菱電商 2020-10-29 11:00:00
2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年10月29日
上場会社名 菱電商事株式会社 上場取引所 東
コード番号 8084 URL https://www.ryoden.co.jp
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 正垣 信雄
問合せ先責任者 (役職名) 総務部長 (氏名) 友森 裕三 TEL 03-5396-6111
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 2020年12月4日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け、個人投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 92,715 △19.5 1,228 △55.9 1,348 △52.6 1,072 △44.7
2020年3月期第2四半期 115,233 △2.3 2,783 17.7 2,845 21.6 1,938 20.3
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 1,170百万円 (△35.2%) 2020年3月期第2四半期 1,804百万円 (17.0%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 49.35 49.08
2020年3月期第2四半期 89.28 88.86
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第2四半期 117,021 68,176 58.1 3,127.78
2020年3月期 128,304 67,557 52.5 3,104.00
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 68,016百万円 2020年3月期 67,415百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 28.00 ― 28.00 56.00
2021年3月期 ― 28.00
2021年3月期(予想) ― 28.00 56.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 204,000 △11.3 4,000 △28.0 4,000 △30.5 3,000 △22.3 138.04
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 22,824,977 株 2020年3月期 22,824,977 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 1,079,141 株 2020年3月期 1,105,965 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 21,732,444 株 2020年3月期2Q 21,709,854 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績の見通し等の将来に関する記述は、当社が現段階において合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は見通
しと異なることがあります。
菱電商事株式会社(8084)2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 5
(四半期連結損益計算書) …………………………………………………………………………… 5
(四半期連結包括利益計算書) ……………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………… 7
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 9
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………… 10
1
菱電商事株式会社(8084)2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、インドやブラジルなど新興国で新型コロナウイルス新規感染者
数の増加に歯止めがかからず、欧米でも再拡大に転じたことで外出や営業制限を再び導入する動きも出ており、第
二次世界大戦後で最悪の景気後退になると言われるほどの未曾有のダメージを受けています。
国内経済においても、個人消費の落ち込みや輸出の急落、インバウンド需要の消滅により、コロナ危機が本格化
した4~6月期のGDPは年率換算で戦後最悪の下落となりました。7月以降は、内外の活動制限の緩和により持
ち直しつつあるものの、コロナ禍が収束しない中で回復のペースは緩やかになっています。
当社グループの取引に関する業界は、次世代通信規格「5G」やデータセンター向けが好調に推移した一方、新
型コロナウイルスの影響で産業・工作機械の設備投資が特に国内・欧米で冷え込み、また世界的に自動車販売が低
迷しました。
このような状況下、当社グループは、「環境・安心・安全でサスティナブルな社会の実現に貢献する」をテーマ
に掲げ、代理店、商社の枠を超えた事業創出会社として新たな価値を創造していくことを目指し、5年間の新たな
成長戦略として中期経営計画「ICHIGAN 2024」を2020年4月からスタートしました。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、基幹中核事業における付加価値の高いソリューション提案
やスマートアグリ事業での取り組みに対する成果が出始めているものの、FA・産業関連市場を中心とする需要低
迷の影響を大きく受けた結果、売上高927億15百万円(前年同期比19.5%減)、営業利益12億28百万円(前年同期比
55.9%減)、経常利益13億48百万円(前年同期比52.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益10億72百万円(前年
同期比44.7%減)となりました。しかしながら、この影響額は期初見込み及び7月31日公表の業績予想値に比べ低下
しており、市場の持ち直しが感じられます。
セグメントの業績は次のとおりです。
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分及び名称を変更しており、以下の前年同期比較については、
前年同期の数値及び名称を当該変更後の数値及び名称で比較しております。詳細につきましては「2.四半期連結
財務諸表及び主な注記 (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (セグメント情報等)の Ⅱ 当第1四半
期連結累計期間 2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
①FAシステム
【当第2四半期連結売上高162億96百万円(前年同期比22.5%減)、営業利益1億34百万円(前年同期比77.3%減)】
半導体製造装置関連向けは増加基調にありますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により自動車関連を
始めとした製造業向けが低調に推移し、大幅な減収となり、また営業利益も大幅な減益となりました。
②冷熱ビルシステム
【当第2四半期連結売上高135億91百万円(前年同期比21.4%減)、営業利益5億35百万円(前年同期比41.0%減)】
冷熱システム及びビルシステム分野では、活況を呈していた建設市場の反動減及び新型コロナウイルスの感染
拡大による新規案件の延期・中止等が影響し、大幅な減収となり、また営業利益も大幅な減益となりました。
③ICTシステム
【当第2四半期連結売上高46億96百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益3億71百万円(前年同期比46.0%増)】
ネットワークシステム分野では、テレワーク用製品の特需によりコンポーネントビジネスが堅調に推移しまし
たが、新型コロナウイルスの影響によりモニタリング・RFIDなどの工場管理システムの新規受注が低調に推
移しました。また、ヘルスケア分野でも検査用のサプライビジネスが低調に推移しました。一方、スマートアグ
リ分野での大型植物工場案件の計上により、ICTシステム全体では増収となり、また営業利益も大幅な増益と
なりました。
2
菱電商事株式会社(8084)2021年3月期 第2四半期決算短信
④エレクトロニクス
【当第2四半期連結売上高581億46百万円(前年同期比19.8%減)、営業利益3億9百万円(前年同期比71.8%減)】
国内では、自動車関連向けが前半新型コロナウイルスによる顧客の一部工場の稼働停止や生産調整の影響を受
け、後半は生産が回復基調となりましたが、低調に推移しました。また産業機器関連向けも新型コロナウイルス
や米中貿易摩擦の影響によりFA関連が軟調に推移し、大幅な減収となりました。
海外子会社では、新型コロナウイルスの影響により、本年3月末以降の東南アジア・欧米地域における自動車
関連の工場稼働停止の影響を受け、大幅な減収となりました。
その結果、エレクトロニクス全体では大幅な減収となり、また営業利益も大幅な減益となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
資産の部は、商品及び製品が22億20百万円、現金及び預金が22億48百万円増加しましたが、受取手形及び売掛金
が120億33百万円減少したこと等により、資産合計は前連結会計年度末比112億83百万円減少し、1,170億21百万円
となりました。
負債の部は、支払手形及び買掛金が114億72百万円、未払法人税等が4億60百万円減少したこと等により、負債
合計は前連結会計年度末比119億2百万円減少し、488億44百万円となりました。
純資産の部は、四半期包括利益を11億70百万円、配当金を6億8百万円計上したこと等により、純資産合計は前
連結会計年度末比6億18百万円増加し、681億76百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末比5.6ポイント増加し、58.1%となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当社グループは、経営成績の向上と財政状態の安定を図り、資金需要に応じた一定の手許流動性を維持すること
を目的に、健全かつ効率的な財務活動を行っております。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比27
億48百万円増加し、229億14百万円の残高となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動により得られた資金は、26億87百万円(前年同期比9億79百万円
支出増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益16億2百万円の計上と、売上債権・仕入債務の
減少並びにたな卸資産の増加によるネット資金の増加19億78百万円、法人税等の支払9億83百万円によるもので
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動により得られた資金は、6億75百万円(前年同期比12億20百万円
収入増)となりました。これは主に、投資有価証券の売買によるネット収入2億83百万円、有形固定資産の取
得・売却によるネット収入1億46百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動に使用した資金は、4億75百万円(前年同期比8億83百万円収入
増)となりました。これは主に、短期借入金の増加1億32百万円、配当金の支払6億7百万円によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想につきましては、2020年10月28日に公表いたしました「2021年3月期第2四半期累計期間の
連結業績予想の上方修正及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
3
菱電商事株式会社(8084)2021年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 20,174 22,423
受取手形及び売掛金 53,028 40,995
電子記録債権 16,626 13,514
有価証券 ― 500
商品及び製品 20,857 23,077
その他 2,906 2,332
貸倒引当金 △27 △16
流動資産合計 113,565 102,825
固定資産
有形固定資産 4,122 3,924
無形固定資産 623 584
投資その他の資産
その他 10,432 10,112
貸倒引当金 △439 △425
投資その他の資産合計 9,993 9,686
固定資産合計 14,738 14,195
資産合計 128,304 117,021
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 39,064 27,592
電子記録債務 10,332 10,948
短期借入金 246 363
未払法人税等 1,127 667
その他 3,974 3,340
流動負債合計 54,745 42,912
固定負債
退職給付に係る負債 4,875 4,790
その他 1,125 1,141
固定負債合計 6,001 5,932
負債合計 60,746 48,844
純資産の部
株主資本
資本金 10,334 10,334
資本剰余金 7,419 7,437
利益剰余金 50,544 51,009
自己株式 △832 △812
株主資本合計 67,465 67,968
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,060 1,246
為替換算調整勘定 314 114
退職給付に係る調整累計額 △1,425 △1,313
その他の包括利益累計額合計 △49 47
新株予約権 142 160
純資産合計 67,557 68,176
負債純資産合計 128,304 117,021
4
菱電商事株式会社(8084)2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 115,233 92,715
売上原価 102,496 82,254
売上総利益 12,737 10,460
販売費及び一般管理費 9,954 9,232
営業利益 2,783 1,228
営業外収益
受取利息 30 23
受取配当金 68 68
持分法による投資利益 27 23
その他 62 96
営業外収益合計 188 212
営業外費用
支払利息 19 12
売上割引 23 19
為替差損 63 52
売上債権売却損 10 3
その他 10 5
営業外費用合計 127 92
経常利益 2,845 1,348
特別利益
投資有価証券売却益 6 ―
関係会社株式売却益 ― 199
固定資産売却益 ― 55
特別利益合計 6 254
税金等調整前四半期純利益 2,851 1,602
法人税等 913 530
四半期純利益 1,938 1,072
非支配株主に帰属する四半期純利益 ― ―
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,938 1,072
5
菱電商事株式会社(8084)2021年3月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 1,938 1,072
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △63 185
為替換算調整勘定 △193 △199
退職給付に係る調整額 122 111
その他の包括利益合計 △133 97
四半期包括利益 1,804 1,170
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,804 1,170
非支配株主に係る四半期包括利益 ― ―
6
菱電商事株式会社(8084)2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 2,851 1,602
減価償却費 263 210
貸倒引当金の増減額(△は減少) △7 △10
受取利息及び受取配当金 △98 △92
支払利息 19 12
持分法による投資損益(△は益) △27 △23
固定資産売却損益(△は益) ― △55
関係会社株式売却損益(△は益) ― △199
売上債権の増減額(△は増加) 6,033 14,959
たな卸資産の増減額(△は増加) 2,597 △2,321
仕入債務の増減額(△は減少) △7,321 △10,659
その他 177 148
小計 4,486 3,571
利息及び配当金の受取額 139 112
利息の支払額 △19 △12
法人税等の支払額 △939 △983
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,667 2,687
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の償還による収入 100 ―
有形固定資産の取得による支出 △58 △63
有形固定資産の売却による収入 0 210
無形固定資産の取得による支出 △49 △34
投資有価証券の取得による支出 △493 △168
投資有価証券の売却による収入 21 452
その他 △65 279
投資活動によるキャッシュ・フロー △545 675
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △750 132
自己株式の純増減額(△は増加) △0 △0
配当金の支払額 △607 △607
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,358 △475
現金及び現金同等物に係る換算差額 △130 △139
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,633 2,748
現金及び現金同等物の期首残高 17,107 20,165
現金及び現金同等物の四半期末残高 18,741 22,914
7
菱電商事株式会社(8084)2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当社グループの事業環境につきましては、FA・産業関連市場の市況回復の足取りが弱いものの、自動車関連
市場の市況が改善しつつあり、年度後半以降も引き続きこの状況が継続し、第1四半期末時点における見通し以
上に業績の回復傾向が強まると仮定しております。
繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りにつきましては、この仮定に基づき行っており、仮定の変更に
伴う当第2四半期連結財務諸表への影響はありません。
8
菱電商事株式会社(8084)2021年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
FA 冷熱ビル ICT エレクト 計上額
計
システム システム システム ロニクス
売上高
外部顧客への売上高 21,027 17,293 4,376 72,536 115,233 ― 115,233
セグメント間の内部売上高
0 ― ― ― 0 △0 ―
又は振替高
計 21,027 17,293 4,376 72,536 115,233 △0 115,233
セグメント利益(営業利益) 594 907 254 1,097 2,853 △69 2,783
(注)セグメント利益の調整額△69百万円には、各報告セグメントに配賦されていない全社費用△69百万円が含まれ
ております。全社費用は報告セグメントに帰属しない新規事業開発費用であります。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
FA 冷熱ビル ICT エレクト 計上額
計
システム システム システム ロニクス
売上高
外部顧客への売上高 16,296 13,591 4,696 58,129 92,715 ― 92,715
セグメント間の内部売上高
― ― ― 16 16 △16 ―
又は振替高
計 16,296 13,591 4,696 58,146 92,731 △16 92,715
セグメント利益(営業利益) 134 535 371 309 1,350 △122 1,228
(注)セグメント利益の調整額△122百万円には、各報告セグメントに配賦されていない全社費用△121百万円が含ま
れております。全社費用は報告セグメントに帰属しない新規事業開発費用であります。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、組織変更を契機に報告セグメントの見直しを行い、従来「ICT施設システム」
に含めておりました「ビル事業」を「冷熱システム」へ統合し、また報告セグメントの名称を「冷熱システム」か
ら「冷熱ビルシステム」に、「ICT施設システム」から「ICTシステム」にそれぞれ変更しております。
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分及び名称により作成しておりま
す。
9
菱電商事株式会社(8084)2021年3月期 第2四半期決算短信
3.補足情報
ご参考までに、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間の地域別売上高は、以下のとおりであり
ます。
前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
【地域別売上高】 (単位:百万円)
海外
日本 アジア 連結合計
北米 欧州 海外計
中国 その他
(81.4%) (9.7%) (6.1%) (2.1%) (0.7%) (18.6%) (100.0%)
93,795 11,175 7,060 2,413 788 21,438 115,233
(注) 1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2.上段は連結売上高に占める地域別の構成比であります。
当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
【地域別売上高】 (単位:百万円)
海外
日本 アジア 連結合計
北米 欧州 海外計
中国 その他
(81.8%) (10.6%) (5.2%) (1.6%) (0.8%) (18.2%) (100.0%)
75,806 9,828 4,878 1,462 739 16,908 92,715
(注) 1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2.上段は連結売上高に占める地域別の構成比であります。
10