8078 阪和興 2020-02-12 13:00:00
阪和興業 中期経営計画の進捗状況 [pdf]
2020 年2月 12 日
〈2020 年3月期 第3四半期決算 補足資料〉
阪 和 興 業 株 式 会 社
阪和興業 中期経営計画の進捗状況
(1)定量目標に対する実績
2016年度から2019年度
計 画 期 間 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
通期
(実績) (実績) (実績) (予想) ( 実 績 ) (進捗率)
売 上 高 (億円) 15,140 17,911 20,746 20,000 14,232 71.2%
① STEADY 191 201 188 200 147 73.7%
業 ② SPEEDY 31 58 43 50 25 50.3%
績
経 常 利 益 小 計 222 260 232 250 172 69.0%
目
標 (億円) ③ STRATEGIC 7 △ 6 0 △ 65 △ 27 -
調整額 0 0 0 - 0 -
連結財務諸表計上額 229 255 233 185 145 78.6%
新規ユーザー獲得社数 697 601 725 677 533 78.7%
( 累 計 ) (697) (1,298) (2,023) (2,700) (2,556) (94.7%)
投 資 総 額 (億円) 112 291 170 42
( 累 計 ) (112) (403) (573) (500) (615) (123.0%)
※2020 年度の目標に関しては、次期中期経営計画(2020 年度から 2022 年度)の発表の際に改めてご提示させて頂きます。
※① STEADY… 既存の事業基盤からの収益
(当社子会社及び③に該当する戦略的投資先からの受取配当金を控除した当社単体の経常利益)
② SPEEDY… 投資したグループ会社からの収益
(当社連結子会社の経常利益、非連結子会社からの受取配当金及び持分法投資損益(③に該当する戦略
的投資対象会社分を除く)
)
③ STRATEGIC…戦略的投資からの追加収益
(金属資源を中心とする戦略的投資先からの持分法投資損益及び受取配当金)
(2)進捗状況
①STEADY 及び②SPEEDY からなる当社グループの経常利益の通期予想に対する進捗率は、69.0%と
なりました。一方、資源投資からの追加収益である③STRATEGIC については、27 億円の損失(通期
予想は 65 億円の損失見込み)となりました。3つの「S」それぞれの状況は、以下のとおりです。
① STEADYについては、各事業分野において需要が弱含むなか、当社の取扱数量も総じて減少傾向
にありましたが、石油・化成品事業やその他の事業に含まれる木材事業などにおいて、収益性
の高い商材や取引へのシフトが進んだことなどから、概ね想定線上で推移しました。
② SPEEDYについては、 「そこか」事業を中心とした国内グループ会社の利幅が鋼材需要の低迷を受
けて縮小したほか、海外においては貿易摩擦の影響などから鉄鋼や非鉄金属の取扱数量が減少
したため、標準進捗率(75.0%)を下回りました。
③ STRATEGICについては、SAMANCOR CHROME HOLDINGS PROPRIETARY LTD.(以下、SAMANCORといいま
す)からの持分法投資損失が拡大しており、 当連結会計年度においては鉱業権等の償却費用も含
めて65億円の損失を見込んでおります。
SAMANCORをはじめとするフェロクロム生産者を取り巻く事業環境は、米中貿易摩擦の影響など
によりステンレス鋼への需要が世界的に低迷しているほか、中国の生産者からの過剰供給も重
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なり、市況が著しく下落するなど厳しい状況が続いています。一方、SAMANCORの生産拠点があ
る南アフリカでは、 国営電力公社であるESKOMの財政難により電力費用の高騰が続いているほか、
計画停電の実施や使用電力の削減要請が行われるなど、SAMANCORの製造原価を押し上げる要因
となっています。これらの結果、フェロクロムの生産と販売から得られる同社の限界利益は著
しく減少しており、収益性の悪化とフリー・キャッシュ・フローのマイナスを招いています。
このような状況の下、SAMANCORにおいては、労働組合に対し人員削減計画を通知したほか、関
係当局に対し電力や鉱石資源に関する政策支援なども要請しております。
また当社においては、SAMANCORの実質的な支配株主である複数の中国系企業とともに同社の経
営について協議を重ねているほか、フェロクロムの製錬プロセスの見直しなども含む生産コス
トの低減などに株主共同で取り組んでおります。
しかしながら、これらの取り組みによる効果も徐々に見られはするものの、外部環境の改善を
含めてSAMANCORの業績回復には一定の時間を要すると見込んでおり、現在、同社の将来計画と
当社の保有資産価値について慎重に検証を行っております。今後の当社業績に対する重要な影
響が認められた場合には、速やかにお知らせいたします。
(注)上記の定量目標数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業
績等は様々な要因によって目標数値と異なる場合があります。特に③STRATEGIC については、今後の資源価格や
為替などの動向により、変動する可能性があります。
以 上
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