8056 日ユニシス 2020-05-18 15:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月18日
上場会社名 日本ユニシス株式会社 上場取引所 東
コード番号 8056 URL https://www.unisys.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)平岡 昭良
問合せ先責任者 (役職名) 広報部長 (氏名)滝澤 素子 TEL 03-5546-7404
定時株主総会開催予定日 2020年6月25日 配当支払開始予定日 2020年6月26日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト・報道機関向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 311,554 4.2 26,139 26.8 26,615 29.7 18,182 27.7
2019年3月期 299,029 4.2 20,622 26.3 20,515 27.5 14,238 19.2
(注)包括利益 2020年3月期 12,188百万円 (△22.7%) 2019年3月期 15,776百万円 (△6.1%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 181.19 180.53 15.5 12.5 8.4
2019年3月期 141.90 141.40 13.1 10.0 6.9
(参考)持分法投資損益 2020年3月期 △271百万円 2019年3月期 △574百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 214,975 122,598 56.0 1,200.32
2019年3月期 211,421 116,615 54.2 1,142.41
(参考)自己資本 2020年3月期 120,473百万円 2019年3月期 114,638百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 27,539 △13,259 △8,202 33,287
2019年3月期 27,438 △10,586 △8,226 27,200
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 - 25.00 - 30.00 55.00 5,519 38.8 5.1
2020年3月期 - 32.50 - 37.50 70.00 7,025 38.6 6.0
2021年3月期(予想) - 35.00 - 35.00 70.00 41.3
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属 1株当たり
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 320,000 2.7 26,000 △0.5 25,600 △3.8 17,000 △6.5 169.38
(注)新型コロナウイルス感染症の収束時期を合理的に見通すことができないため、現時点で確度の高い業績予想を算出
することが困難な状況であり、通期の予想のみとしております。なお、今後、新型コロナウイルス感染症の収束状況等を
踏まえ、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。
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※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 109,663,524株 2019年3月期 109,663,524株
② 期末自己株式数 2020年3月期 9,295,807株 2019年3月期 9,315,429株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 100,353,126株 2019年3月期 100,337,359株
(参考)個別業績の概要
1.2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 178,966 2.1 14,878 16.3 20,560 12.5 15,647 12.7
2019年3月期 175,298 4.5 12,793 45.0 18,269 61.8 13,886 33.9
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 155.92 155.35
2019年3月期 138.40 137.90
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 167,588 103,745 61.6 1,028.74
2019年3月期 160,255 95,813 59.5 950.49
(参考)自己資本 2020年3月期 103,253百万円 2019年3月期 95,381百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料P.2「1.経営成績等の概況(1)経営成績に関する分析」をご覧ください。
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○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)会社の利益配分に関する基本方針 ……………………………………………………………………………… 4
(4)新型コロナウイルス感染症に関する対応とリスク …………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
(連結損益計算書) ………………………………………………………………………………………………… 8
(連結包括利益計算書) …………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………… 13
(6)表示方法の変更 …………………………………………………………………………………………………… 13
(7)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 17
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 17
-1-
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1.【経営成績等の概況】
(1)経営成績に関する分析
① 当連結会計年度の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善により、緩やかな景気回復基調で推移
していましたが、国際情勢や海外経済の不確実性に加え、新型コロナウイルス感染症の影響が広がり、先行きの不
透明な状況が続いております。
国内の情報サービス市場においては、情報システム投資が堅調に推移していましたが、感染症拡大の長期化や企
業活動の更なる制約により、ITに対する投資動向が不確実な状況になることが見込まれるため、当社を取り巻く環
境は厳しい状況にあると認識しております。
このような環境の中、日本ユニシスグループは、「顧客・パートナーと共に社会を豊かにする価値を提供し、社
会課題を解決する企業」として、業種・業態の垣根を越え、さまざまな企業をつなぐビジネスエコシステムを創る
中核となり、デジタルトランスフォーメーション注1を実現するプラットフォームの提供企業となることを目指し、
中期経営計画「Foresight in sight® 2020」(2018-2020年度)の重点施策に継続して取り組んでおります。
中期経営計画で定めた4つの注力領域は、対応する社会課題により、それぞれの領域の垣根を越えてクロスファン
クショナルに活動しております。
その中でスマートな社会の実現に向けた取り組みとして、当社が2018年3月から運営しているバーチャル住宅展示
場「MY HOME MARKET®」注2の取扱数が順調に拡大を続けています。家を買う人に満足感を与える新しいユーザー体
験が評価され、2019年度のグッドデザイン賞を受賞しており、2019年10月に楽天市場に出店したことで20代・30代
の共働き世帯を中心に利用者が増えております。
また、キャッシュレスの推進に向け、子会社であるキャナルペイメントサービス株式会社がQR・バーコード決済
導入の取り組みを継続しており、インバウンド需要の落ち込みが見られるものの、消費増税を背景とする各種キャ
ンペーンの後押しもあり、国内決済取扱高は引き続き拡大しております。
自然災害や疫病の広がりにも対抗できるレジリエント注3な社会の実現に向けた取り組みとしては、テレワークの
普及やデジタル技術を活用した情報の可視化ができる仕組みの提供を進めております。例えば、働き方改革支援サ
ービス「Connected Work®」では、お客さまの実情・課題を踏まえ、各種ソリューションやセキュアな環境の提供を
行うことによりテレワークの普及率の一層の向上を目指しております。また、デジタル技術の活用により災害時に
求められる情報の見える化を実現した「災害ネット」は、ホワイトボードに記録するような簡便さで、時系列に情
報が可視化され、整理の手間と時間が大幅に削減できることから、様々な業種で利用頂いており、取扱数が着実に
増えております。
エネルギーマネジメントの分野においては、2018年度より実施しているFIT電源の非化石証書トラッキング注4お
よび、2019年度より開始した非FIT非化石電源に係る認定業務を2020年度も継続し、非化石価値取引市場の普及、拡
大に努めております。
また、エネルギーを取り巻く環境への取り組みとして、電力設備の点検業務効率化のため、ロボットやAI技術を
活用したデジタル化に取り組んでいます。電力会社様と共同でドローンを用いた自動パトロールや送電塔の傾き監
視の実証を行っており、エネルギーを取り巻く環境の維持、発展にも貢献しております。
その他の注力領域ビジネスでは、金融業務の顧客接点を強化するフロント系システムの刷新を始め、幅広い業種
でデジタルトランスフォーメーション関連のビジネスが増えており、堅調に推移しております。
一方、ICTコアビジネスでは、既存システムの更改案件を中心に堅調に推移しており、アウトソーシング案件にお
いても金融機関向けの新規稼働案件や中小型案件を着実に推進したことで、増収に貢献しております。この領域で
は、引き続き、案件のリスクを慎重に見極めつつ、選択的に対応しながら、知的財産のリユースなど、システム開
発や運用における生産性向上を図っており、収益性の向上に寄与しております。
また、投資面においては、注力領域におけるシーズ獲得やトレンド把握を目的としたファンドへの出資および、
子会社であるキャナルベンチャーズ株式会社にてCVC注5ファンドの運用を引き続き進めており、デジタルトランス
フォーメーションに貢献する技術や事業など、新たな投資先への出資を進めてまいります。今後もオープンイノベ
ーションを加速させ、ビジネスエコシステムを創り上げていくことで、社会課題の解決に寄与していけるように取
り組んでまいります。
次に「風土改革」に関しては、多様性のあるイノベーティブな風土を醸成するため、創造性・革新性を持つ組織
への風土改革や、多様な視点を取り入れるための組織変革、そして個人の創造性・革新性を活かすための人財育成
プログラムなど、さまざまな観点からの取り組みを継続してまいりました。
残業削減に向けた活動を通じて時間の余裕が生まれ、また多様性を尊重する風土が浸透してきたことで、自律的
に活動を進める社員が増え、新規事業創出に向けた活動や職種・組織を越えた取り組みが増えてきており、風土改
革の進捗を測る指標であるエンゲージメントスコアが向上しております。
また、2019年度もさまざまな風土改革の取り組みや成果が評価され、「健康経営優良法人」注6や「女性が輝く先
進企業表彰」注7など、さまざまな賞や認定を受けました。
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以上のように、中期経営計画「Foresight in sight 2020」の達成に向けて日本ユニシスグループ一体となって取
り組んでおります。
(注)1. デジタルトランスフォーメーション:企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会
のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変
革し、競争上の優位性を確立すること。
2. MY HOME MARKET:当社が展開する、スマートフォンなどのデジタルデバイスからVR上でモデルハウスを疑似体験することで理想の
家づくりをサポートするサービス。
3. レジリエントな社会:地震や気候変動等の自然災害や感染症等に対する回復力や弾力性を持った、持続可能な強靭な社会のこと。
4. 非化石証書:経済産業省が、CO2(二酸化炭素)を排出しない自然エネルギーなどによる発電設備(非化石電源)より発電された
電力の環境価値を証書化し、「非化石証書」として売買できる非化石価値取引市場を2018年5月に創設。
5. CVC:「Corporate Venture Capital(コーポレートベンチャーキャピタル)」の略。
6. 「健康経営優良法人」:経済産業省が行っている、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組み
をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度。
7. 「女性が輝く先進企業表彰」:女性が活躍できる職場環境の整備を推進するため、役員・管理職への女性の登用に関する方針、取
り組みおよび実績ならびにそれらの情報開示において顕著な功績があった企業を表彰するもので、「女性が輝く社会」の実現に寄
与することを目的とし、2014 年に創設されている。
8. 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
当連結会計年度の売上高は、システムサービス、アウトソーシングが堅調に推移した結果、3,115億54百万円(前
期比4.2%増加)となりました。 利益面につきましては、研究開発費の増加があった一方、システムサービスやア
ウトソーシングの増収に伴う利益増加や、収益性の改善等により、営業利益は261億39百万円(前期比26.8%増
加)、経常利益は266億15百万円 (前期比29.7%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は181億82百万円(前期
比27.7%増加)となりました。
個別業績につきましては、売上高は1,789億66百万円(前期比2.1%増加)、営業利益は148億78百万円(前期比
16.3%増加)、経常利益は205億60百万円(前期比12.5%増)、当期純利益は156億47百万円(前期比12.7%増)となり
ました。
② 次期の見通し
次期の連結業績見通しにつきまして、売上高は2.7%増収3,200億円を計画しております。
利益面につきましては、営業利益は0.5%減益の260億円、経常利益は3.8%減益の256億円、親会社株主に帰属す
る当期純利益は6.5%減益の170億円をそれぞれ計画しております。
新型コロナウイルス感染症の収束時期を合理的に見通すことができないため、現時点で確度の高い業績予想を算
出することが困難な状況であり、通期の予想のみとしております。なお、今後、新型コロナウイルス感染症の収束
状況等を踏まえ、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。
2021年3月期連結業績見通し (百万円)
2021年3月期 2020年3月期 増 減
売上高 320,000 311,554 2.7%
営業利益 26,000 26,139 △0.5%
経常利益 25,600 26,615 △3.8%
親会社株主に帰属する
17,000 18,182 △6.5%
当期純利益
(2)財政状態に関する分析
当連結会計年度末の総資産の状況につきましては、現金及び預金の増加等により、前連結会計年度末比35億54百
万円増加の2,149億75百万円となりました。
負債につきましては、買掛金や借入金の減少等により、前連結会計年度末比24億28百万円減少の923億77百万円と
なりました。
純資産につきましては、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末比59億83百万円増加の1,225億98百万円と
なりました。また自己資本比率は56.0%と前連結会計年度末比1.8ポイント上昇いたしました。
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(キャッシュ・フローの状況)
当連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末比60億86百万円増加の332億87百万円
となりました。
当連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金につきましては、税金等調整前当期純利益252億5百万円(前期比57億15百万円増
加)に加え、非現金支出項目である減価償却費109億円等の収入加算要素および、仕入債務の減少36億37百万円等の
収入減算要素により、275億39百万円の収入(前期比1億1百万円収入増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金につきましては、主に営業用コンピュータ等の有形固定資産の取得による支出33億4
百万円(前期比3億78百万円支出増)、アウトソーシング用ソフトウェアに対する投資を中心とした無形固定資産の
取得による支出60億57百万円(前期比13億87百万円支出増)、中期経営計画で定めた注力領域の強化・拡大を目的と
して実施した、ファンド投資や子会社であるCVCファンドの運用を中心とした投資有価証券の取得による支出36億61
百万円(前期比13億53百万円支出増)等により、132億59百万円の支出(前期比26億72百万円支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金につきましては、配当金の支払額62億67百万円(前期比17億56百万円支出増)等に
より、82億2百万円の支出(前期比24百万円支出減)となりました。
(参考)自己資本比率およびキャッシュ・フロー関連指標の推移
2020年3月期 2019年3月期 2018年3月期 2017年3月期
自己資本比率(%) 56.0 54.2 52.2 46.7
時価ベースの
135.1 139.2 116.7 79.1
自己資本比率(%)
キャッシュ・フロー
0.8 0.9 1.1 1.3
対有利子負債比率(年)
インタレスト・
316.1 275.1 209.9 148.5
カバレッジ・レシオ(倍)
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※1.上記指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローを利用しております。
(3)会社の利益配分に関する基本方針
当社は、業績に応じた配当を基本方針として、安定的、継続的な利益配分に努めております。具体的な配当額に
つきましては、事業発展のための内部資金の確保に留意しつつ、経営環境等を総合的に勘案し決定しております。
当期の利益配分につきましては、前期比で年間15円増配の1株当たり年間配当金70円(中間期32.5円、期末37.5
円)の予定です。
次期の配当金につきましては、当期と同額の1株当たり年間配当金70円(中間期35円00銭、期末35円00銭)を計画
しております。
(4)新型コロナウイルス感染症に関する対応とリスク
日本ユニシスグループは、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、政府・自治体の方針に基づき、新型コロ
ナウイルス感染拡大を抑止するため、当社グループおよび協力会社の社員、お客様、お取引先様の安全確保を最優
先に、以下の施策を実施しております。
・役員および社員に対し原則、業務をテレワークへ移行
・テレワークでは対応できない場合は、所属長との十分な協議のもと時差出勤(満員電車を避けるなど)を活用
・人が密集する部屋での対面会議を控えたテレビ会議の活用
(対面会議が必要な場合は、密閉・密集・密接の『3密状態』を回避する対策を実施)
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日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
・出社前検温の徹底およびご家族の検温による体調確認の推奨
・手洗い、咳エチケットの徹底
・不要不急の出張および業務外出の自粛
・本人が発熱等体調不良の場合、出社しない
(ご家族が発熱・風邪症状・発症・発症疑いの場合(濃厚接触者)も出社しない)
・本人またはご家族の罹患が判明した場合は当社が定めるルールに基づく対応を行う
しかしながら、新型コロナウイルス感染症が世界規模で拡大し、収束の見通しが立たない状況が続いており、事
態の長期化により、当社グループの事業活動に影響が生じる懸念があります。
考えられるリスクとして、顧客のIT投資は基幹系システムの刷新を中心に大型案件への投資が抑制される可能性
がある他、新規顧客を中心に提案活動が遅滞する影響やサプライチェーンの影響による製品調達遅延が挙げられま
す。また、当社グループはシステム開発やサポートサービスの一部を中国やベトナム等へのオフショアを含むパー
トナー企業に委託しております。これまでのところ、大きな影響は出ておりませんが、景気動向の急速な変化によ
り、開発要員の確保に影響を及ぼす可能性があります。
その他に、当社グループの役職員の勤務形態の制約により、生産性の低下が発生する可能性があります。その結
果、開発業務の遅延や提供するサービスの品質低下が懸念されます。
これらのリスクが、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があるため、外部環境の動向や変化を今まで
以上に慎重に見極め、適時適切な対処に努めてまいります。
なお、文中の将来に関する事項は、本決算短信公表日現在において当社グループが判断したものです。新型コロ
ナウイルス感染症の収束時期が不透明な状況のため、実際に起こりうるリスクはこの限りではありません。
2.【会計基準の選択に関する基本的な考え方】
資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上を目的として、連結財務諸表及び連結計算書類について、
2022年3月期第1四半期から、従来の日本基準に替えて国際財務報告基準(IFRS)を適用することを決定いたしまし
た。
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3.【連結財務諸表及び主な注記】
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 27,200 33,287
受取手形及び売掛金 72,479 70,840
商品及び製品 8,248 7,443
仕掛品 1,947 1,843
原材料及び貯蔵品 86 77
前払費用 12,011 10,941
その他 6,353 8,883
貸倒引当金 △56 △21
流動資産合計 128,270 133,297
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 12,760 12,797
減価償却累計額 △8,678 △9,033
建物及び構築物(純額) 4,082 3,764
機械装置及び運搬具 30,560 32,011
減価償却累計額 △23,889 △25,597
機械装置及び運搬具(純額) 6,670 6,414
土地 599 599
その他 10,180 10,435
減価償却累計額 △7,283 △7,747
その他(純額) 2,897 2,687
有形固定資産合計 14,249 13,465
無形固定資産
のれん 1,288 1,509
ソフトウエア 19,982 18,711
その他 102 203
無形固定資産合計 21,373 20,423
投資その他の資産
投資有価証券 23,854 23,272
繰延税金資産 1,656 3,818
退職給付に係る資産 7,087 4,357
その他 15,237 16,637
貸倒引当金 △307 △296
投資その他の資産合計 47,528 47,789
固定資産合計 83,151 81,678
資産合計 211,421 214,975
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日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 26,009 22,475
短期借入金 1,050 -
1年内返済予定の長期借入金 5,255 5,617
未払法人税等 2,905 4,654
未払費用 11,155 10,905
前受金 15,761 18,477
請負開発損失引当金 652 708
その他の引当金 1,555 846
その他 10,254 10,431
流動負債合計 74,600 74,117
固定負債
長期借入金 16,635 15,717
引当金 416 94
退職給付に係る負債 614 651
資産除去債務 1,131 1,128
その他 1,408 668
固定負債合計 20,206 18,260
負債合計 94,806 92,377
純資産の部
株主資本
資本金 5,483 5,483
資本剰余金 14,909 14,909
利益剰余金 97,893 109,795
自己株式 △13,540 △13,513
株主資本合計 104,745 116,675
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6,561 4,886
繰延ヘッジ損益 0 0
為替換算調整勘定 △31 △33
退職給付に係る調整累計額 3,361 △1,056
その他の包括利益累計額合計 9,892 3,798
新株予約権 432 491
非支配株主持分 1,544 1,633
純資産合計 116,615 122,598
負債純資産合計 211,421 214,975
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日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月 1日 (自 2019年4月 1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 299,029 311,554
売上原価 225,859 231,754
売上総利益 73,169 79,799
販売費及び一般管理費
販売費 8,119 7,689
一般管理費 44,427 45,970
販売費及び一般管理費合計 52,547 53,659
営業利益 20,622 26,139
営業外収益
受取利息 8 24
受取配当金 466 487
偶発損失引当金戻入益 67 485
その他 245 285
営業外収益合計 788 1,283
営業外費用
支払利息 98 86
持分法による投資損失 574 271
投資事業組合運用損 176 187
和解金 - 228
その他 44 33
営業外費用合計 895 806
経常利益 20,515 26,615
特別利益
投資有価証券売却益 133 118
その他 0 1
特別利益合計 133 120
特別損失
固定資産除売却損 13 23
減損損失 361 284
投資有価証券評価損 774 1,198
その他 8 22
特別損失合計 1,159 1,530
税金等調整前当期純利益 19,490 25,205
法人税、住民税及び事業税 3,150 6,396
法人税等調整額 1,906 528
法人税等合計 5,057 6,924
当期純利益 14,433 18,280
非支配株主に帰属する当期純利益 195 98
親会社株主に帰属する当期純利益 14,238 18,182
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日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月 1日 (自 2019年4月 1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 14,433 18,280
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 14 △1,676
繰延ヘッジ損益 0 0
為替換算調整勘定 - 9
退職給付に係る調整額 1,364 △4,417
持分法適用会社に対する持分相当額 △37 △8
その他の包括利益合計 1,343 △6,092
包括利益 15,776 12,188
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 15,580 12,087
非支配株主に係る包括利益 195 100
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日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,483 14,361 88,185 △13,578 94,451
当期変動額
剰余金の配当 △4,514 △4,514
親会社株主に帰属する当期
純利益
14,238 14,238
自己株式の取得 △1 △1
自己株式の処分 △15 38 23
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
547 547
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 547 9,708 37 10,293
当期末残高 5,483 14,909 97,893 △13,540 104,745
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他 退職給付に その他の 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算調 持分
有価証券
損益 整勘定
係る調整累 包括利益
評価差額金 計額 累計額合計
当期首残高 6,547 0 5 1,997 8,550 369 1,302 104,674
当期変動額
剰余金の配当 △4,514
親会社株主に帰属する当期
純利益
14,238
自己株式の取得 △1
自己株式の処分 23
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
547
株主資本以外の項目の当期
14 0 △37 1,364 1,342 62 242 1,647
変動額(純額)
当期変動額合計 14 0 △37 1,364 1,342 62 242 11,941
当期末残高 6,561 0 △31 3,361 9,892 432 1,544 116,615
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日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,483 14,909 97,893 △13,540 104,745
当期変動額
剰余金の配当 △6,271 △6,271
親会社株主に帰属する当期
純利益
18,182 18,182
自己株式の取得 △1 △1
自己株式の処分 △8 29 20
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 11,902 27 11,929
当期末残高 5,483 14,909 109,795 △13,513 116,675
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他 退職給付に その他の 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算調 持分
有価証券
損益 整勘定
係る調整累 包括利益
評価差額金 計額 累計額合計
当期首残高 6,561 0 △31 3,361 9,892 432 1,544 116,615
当期変動額
剰余金の配当 △6,271
親会社株主に帰属する当期
純利益
18,182
自己株式の取得 △1
自己株式の処分 20
株主資本以外の項目の当期
△1,675 0 △1 △4,417 △6,094 59 88 △5,946
変動額(純額)
当期変動額合計 △1,675 0 △1 △4,417 △6,094 59 88 5,983
当期末残高 4,886 0 △33 △1,056 3,798 491 1,633 122,598
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日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月 1日 (自 2019年4月 1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 19,490 25,205
減価償却費 11,537 10,900
減損損失 361 284
のれん償却額 116 261
持分法による投資損益(△は益) 574 271
投資有価証券売却損益(△は益) △127 △113
投資有価証券評価損益(△は益) 774 1,198
請負開発損失引当金の増減額(△は減少) 425 56
その他の引当金の増減額(△は減少) △437 △1,083
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △72 36
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △3,531 2,730
退職給付に係る調整累計額の増減額(△は減少) 1,966 △6,365
受取利息及び受取配当金 △475 △511
支払利息 98 86
売上債権の増減額(△は増加) △3,829 1,788
たな卸資産の増減額(△は増加) △3,516 917
立替金の増減額(△は増加) △1,082 △2,162
仕入債務の増減額(△は減少) 4,189 △3,637
未払費用の増減額(△は減少) 622 △278
その他 2,388 2,133
小計 29,474 31,717
利息及び配当金の受取額 476 497
利息の支払額 △99 △87
法人税等の支払額 △2,413 △4,588
営業活動によるキャッシュ・フロー 27,438 27,539
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2,925 △3,304
有形固定資産の売却による収入 27 -
無形固定資産の取得による支出 △4,669 △6,057
投資有価証券の取得による支出 △2,307 △3,661
投資有価証券の売却による収入 271 211
関係会社貸付けによる支出 △230 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△733 △524
支出
その他 △18 76
投資活動によるキャッシュ・フロー △10,586 △13,259
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △300 △1,050
長期借入れによる収入 737 4,700
長期借入金の返済による支出 △5,492 △5,255
セール・アンド・リースバックによる収入 1,098 182
その他の借入れの返済による支出 △593 △401
配当金の支払額 △4,511 △6,267
非支配株主への配当金の支払額 △64 △109
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却に
900 -
よる収入
その他 △1 △1
財務活動によるキャッシュ・フロー △8,226 △8,202
現金及び現金同等物に係る換算差額 - 8
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 8,625 6,086
現金及び現金同等物の期首残高 18,575 27,200
現金及び現金同等物の期末残高 27,200 33,287
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(5)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(6)表示方法の変更
(連結損益計算書)
前連結会計年度において営業外収益の「その他」に含めておりました「偶発損失引当金戻入益」(当連結会計年
度は、485百万円)は、営業外収益総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行なっております。
なお、前連結会計年度における「偶発損失引当金戻入益」は、67百万円です。
前連結会計年度において独立掲記しておりました営業外収益の「受取販売奨励金」(当連結会計年度は、111百万
円)は、営業外収益総額の100分の10を下回ったため、当連結会計年度より営業外収益の「その他」に含めて表示し
ております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行なっております。
なお、前連結会計年度における「受取販売奨励金」は、94百万円です。
(7)連結財務諸表に関する注記事項
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経
営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社は、グループの総合力を最大限に活かし、顧客企業の経営課題の認識から解決に至るまでの一貫した
ITソリューションサービスを提供しており、ITソリューションサービスを構成する製品・サービスについて
包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社はITソリューションサービスを構成する製品・サービス別のセグメントから構成されて
おり、「システムサービス」、「サポートサービス」、「アウトソーシング」、「ソフトウェア」および
「ハードウェア」の5つを報告セグメントとしております。
各報告セグメントの内容は、以下のとおりです。
・「システムサービス」 ソフトウェアの請負開発業務、SEサービス、コンサルティング
・「サポートサービス」 ソフトウェア・ハードウェアの保守サービス、導入支援等
・「アウトソーシング」 情報システムの運用受託等
・「ソフトウェア」 ソフトウェアの使用許諾契約によるソフトウェアの提供
・「ハードウェア」 機器の売買契約、賃貸借契約によるハードウェアの提供
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と同一です。
- 13 -
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結
アウト その他 調整額 財務諸表
システム サポート ソフト ハード 合計
ソーシ 計 (注)1 (注)2 計上額
サービス サービス ウェア ウェア (注)3
ング
売上高 95,972 53,578 51,148 33,877 54,677 289,253 9,776 299,029 - 299,029
セグメント利
27,356 15,289 11,993 7,239 9,133 71,012 2,157 73,169 △52,547 20,622
益
セグメント資
1,798 1,214 20,376 5,281 5,091 33,762 251 34,014 177,407 211,421
産
その他の項目
減価償却費 108 137 6,805 2,053 489 9,593 110 9,704 1,832 11,537
有形固定資産
及び無形固定 139 77 4,718 1,524 174 6,633 34 6,668 1,514 8,183
資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、回線サービスおよび設備工事
等を含んでおります。
2.調整額の内容は以下のとおりです。
(1)セグメント利益の調整額△52,547百万円は、研究開発費△3,958百万円、のれんの償却額△116百万円、
報告セグメントに配賦していない販売費及び一般管理費△48,471百万円です。
(2)セグメント資産の調整額177,407百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社資産です。
(3)減価償却費の調整額1,832百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社資産の減価償却費です。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,514百万円は、各報告セグメントに配賦していない全
社資産の増加額です。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結
アウト その他 調整額 財務諸表
システム サポート ソフト ハード 合計
ソーシ 計 (注)1 (注)2 計上額
サービス サービス ウェア ウェア (注)3
ング
売上高 102,919 55,022 55,183 33,943 55,098 302,167 9,387 311,554 - 311,554
セグメント利
31,722 16,186 13,966 6,774 9,011 77,660 2,139 79,799 △53,659 26,139
益
セグメント資
1,935 1,450 19,359 4,556 4,429 31,732 194 31,926 183,049 214,975
産
その他の項目
減価償却費 216 230 6,571 1,890 302 9,212 31 9,243 1,656 10,900
有形固定資産
及び無形固定 210 291 6,277 1,618 570 8,968 43 9,012 1,324 10,336
資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、回線サービスおよび設備工事
等を含んでおります。
2.調整額の内容は以下のとおりです。
(1)セグメント利益の調整額△53,659百万円は、研究開発費△4,512百万円、のれんの償却額△261百万円、
報告セグメントに配賦していない販売費及び一般管理費△48,886百万円です。
(2)セグメント資産の調整額183,049百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社資産です。
(3)減価償却費の調整額1,656百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社資産の減価償却費です。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,324百万円は、各報告セグメントに配賦していない全
社資産の増加額です。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
報告セグメントと同一内容のため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
国内の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
国内に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、
記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
単一の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%を超えないため、記載を省略しております。
当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
報告セグメントと同一内容のため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
国内の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
国内に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、
記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
単一の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%を超えないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
全社
システム サポート アウトソ ソフト ハード
その他 ・消去 合計
サービス サービス ーシング ウェア ウェア
(注)
減損損失 - - 272 - - - 89 361
(注)「全社・消去」の金額は、セグメントに帰属しない全社資産に係る減損損失です。
当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
全社
システム サポート アウトソ ソフト ハード
その他 ・消去 合計
サービス サービス ーシング ウェア ウェア
(注)
減損損失 - - 233 - - - 51 284
(注)「全社・消去」の金額は、セグメントに帰属しない全社資産に係る減損損失です。
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日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
システム サポート アウトソ ソフト ハード 全社
その他 合計
サービス サービス ーシング ウェア ウェア ・消去
当期償却額 - - - - - - 116 116
当期末残高 - - - - - - 1,288 1,288
当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
システム サポート アウトソ ソフト ハード 全社
その他 合計
サービス サービス ーシング ウェア ウェア ・消去
当期償却額 - - - - - - 261 261
当期末残高 - - - - - - 1,509 1,509
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
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日本ユニシス(株) (8056) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 1,142円41銭 1,200円32銭
1株当たり当期純利益 141円90銭 181円19銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 141円40銭 180円53銭
(注)1. 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 14,238 18,182
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
14,238 18,182
(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 100,337 100,353
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万
- -
円)
普通株式増加数(千株) 360 365
(うち新株予約権(千株)) (360) (365)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概 ― ―
要
(注)2. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
項目
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 116,615 122,598
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 1,976 2,125
(うち新株予約権(百万円)) (432) (491)
(うち非支配株主持分(百万円)) (1,544) (1,633)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 114,638 120,473
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通
100,348 100,367
株式の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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