8056 日ユニシス 2019-05-09 15:00:00
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月9日
上場会社名 日本ユニシス株式会社 上場取引所 東
コード番号 8056 URL https://www.unisys.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 平岡 昭良
問合せ先責任者 (役職名) 広報部長 (氏名) 澤上 多恵子 TEL 03-5546-7404
定時株主総会開催予定日 2019年6月26日 配当支払開始予定日 2019年6月27日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月27日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト・報道機関向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 299,029 4.2 20,622 26.3 20,515 27.5 14,238 19.2
2018年3月期 286,977 1.7 16,332 14.1 16,092 16.2 11,949 16.4
(注)包括利益 2019年3月期 15,776百万円 (△6.1%) 2018年3月期 16,794百万円 (28.6%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 141.90 141.40 13.1 10.0 6.9
2018年3月期 119.12 118.69 12.4 8.3 5.7
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 △574百万円 2018年3月期 △21百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 211,421 116,615 54.2 1,142.41
2018年3月期 197,278 104,674 52.2 1,026.72
(参考) 自己資本 2019年3月期 114,638百万円 2018年3月期 103,001百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 27,438 △10,586 △8,226 27,200
2018年3月期 26,956 △13,227 △12,977 18,575
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 20.00 ― 20.00 40.00 4,012 33.6 4.2
2019年3月期 ― 25.00 ― 30.00 55.00 5,519 38.8 5.1
2020年3月期(予想) ― 32.50 ― 32.50 65.00 40.8
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 137,000 2.4 9,000 10.9 9,000 5.4 6,500 5.0 64.77
通期 307,000 2.7 23,000 11.5 22,800 11.1 16,000 12.4 159.44
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 109,663,524 株 2018年3月期 109,663,524 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 9,315,429 株 2018年3月期 9,341,775 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 100,337,359 株 2018年3月期 100,314,744 株
(参考)個別業績の概要
1. 2019年3月期の個別業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 175,298 4.5 12,793 45.0 18,269 61.8 13,886 33.9
2018年3月期 167,808 △1.5 8,826 14.6 11,290 23.8 10,372 33.5
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年3月期 138.40 137.90
2018年3月期 103.40 103.02
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 160,255 95,813 59.5 950.49
2018年3月期 153,933 86,253 55.8 856.07
(参考) 自己資本 2019年3月期 95,381百万円 2018年3月期 85,883百万円
2. 2020年 3月期の個別業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 85,000 3.2 6,100 4.7 11,100 4.2 9,000 3.2 89.69
通期 180,000 2.7 13,500 5.5 19,200 5.1 15,000 8.0 149.48
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.2「1.経営成績等の概況(1)経営成績に関する分析」をご覧ください。
日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)会社の利益配分に関する基本方針 ……………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
(連結損益計算書) ………………………………………………………………………………………………… 7
(連結包括利益計算書) …………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(5)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………… 12
(6)表示方法の変更 …………………………………………………………………………………………………… 12
(7)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 17
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 17
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日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
1.【経営成績等の概況】
(1)経営成績に関する分析
① 当連結会計年度の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善により、引き続き緩やかな景気回復基
調にありましたが、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響
などにより、先行きが不透明な状況が見受けられました。
一方、国内の情報サービス市場においては、年度を通じて情報システム投資が堅調に推移しましたが、今後も異
業種からの参入による競争は激しくなると見込まれ、当社を取り巻く環境は依然として厳しい状況であると認識し
ております。
このような環境の中、日本ユニシスグループは、「顧客・パートナーと共に社会を豊かにする価値を提供し、社
会課題を解決する企業」として、業種・業態の垣根を越え、さまざまな企業をつなぐビジネスエコシステムを創る
中核となり、デジタルトランスフォーメーションを実現するプラットフォームの提供企業となることを目指した中
期経営計画「Foresight in sight® 2020」(2018-2020年度)を策定し、各重点施策に取り組んでおります。
中期経営計画で定めた4つの注力領域は、対応する社会課題により、それぞれの領域の垣根を越えてクロスファ
ンクショナルに活動しております。その中での主な取り組み例としては、エネルギーマネジメントの分野におい
て、持続可能なエネルギー社会を目指す取り組みとして、経済産業省の「非化石証書の利用価値向上に係る調査事
業」の委託を受け、ブロックチェーン技術やエネルギーマネジメントに関する知財を活用し、トラッキングデータ
の収集や管理を行っております。
更に、モビリティサービスプラットフォームである「smart oasis®」が、日産自動車株式会社、本田技研工業株
式会社、フォルクスワーゲングループジャパン株式会社に採用され、MaaSを支えるサービスプラットフォームとし
て大きく成長いたしました。
キャッシュレスの推進によるスマートな消費社会の実現に向けた取り組みとしては、子会社のキャナルペイメン
トサービス株式会社が、クレジット最大手の株式会社ジェーシービーおよび株式会社日本カードネットワークとの
業務資本提携を行い、クレジットカードの既存加盟店に電子マネー等の普及促進を図ることで、QR・バーコード決
済分野での取扱いをさらに拡大しております。
金融機関の業務全般にわたるデジタルトランスフォーメーション関連ビジネスでは、従来展開している次世代営
業店システム「BANK_FIT-NE®」、営業店窓口業務支援システム「SmileBranch®」の導入が引き続き拡大しておりま
す。また、オープンAPI公開基盤「Resonatex®」の採用が拡大しており、国内初の事例として、株式会社百五銀行の
預金口座とスマホ決済サービス「Origami Pay」をセキュアな環境下で直接連携する口座ダイレクト決済を実現し、
「Origami Pay」による登録口座からの即時決済が可能になりました。
一方、ICTコアビジネスでは、幅広い業種でソリューションビジネスを中心とした受注が堅調に推移しておりま
す。また、この領域では、案件のリスクを慎重に見極めつつ、選択的に対応しながら、知財の共有やリユースな
ど、システム開発や運用における生産性向上に向けた取り組みを推進し、収益性が向上しております。
また、投資面においては、注力領域におけるシーズ獲得やトレンド把握を目的としたファンドへの出資および、
子会社であるキャナルベンチャーズ株式会社にてCVCファンドの運用を進めてきた結果、新たな事業企画や研究開発
が促進されるようになってきております。今後もオープンイノベーションにより、社会を豊かにする新しい価値の
創造と社会課題の解決に寄与する事業創出を加速してまいります。
次に「風土改革」に関しては、女性・育児・介護などの属性や状況による違いを越え、イノベーションを生み出
すための「創造性・革新性」を持つ組織への風土改革や、多様な視点を取り入れるための組織改革、そして個人の
創造性・革新性を生かすための育成プログラムなど、さまざまな観点からの取り組みを実施してまいりました。ま
た、働き方改革の取り組みとして、サテライトオフィスの活用やテレワークを拡大し、ICTを活用しながら、全社員
がいつでもどこでもセキュアに働くことができる環境を整備しております。
このような取り組みや成果が評価され、「新・ダイバーシティ経営企業100選」や「テレワーク先駆者百選 総務
大臣賞」を始め、さまざまな賞や認定を受けました。
以上のように、中期経営計画「Foresight in sight 2020」の達成に向けて日本ユニシスグループ一体となって取
り組んでおります。
(注)1. デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を活用してビジネスを変革すること。
2. 非化石証書:2018年5月より経済産業省は、CO2(二酸化炭素)を排出しない自然エネルギーなどによる発電設備(非化石電源)
より発電された電力の環境価値を証書化し、「非化石証書」として売買できる非化石価値取引市場を創設しました。
3. ブロックチェーン:分散型台帳技術。情報をブロック単位で保存し、そのブロックを鎖状につなげて保存していくデーターベース
のこと。
4. MaaS(Mobility as a Service):クルマの「所有から利用」への動きが進む中、モビリティのサービス化の動きが加速していま
す。
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日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
5. 次世代営業店システム「BANK_FIT-NE」:日本初の「リアル集中機能」や「セールスモード機能」など画期的な機能を備えた次世
代営業店システムです。
6. 営業店窓口業務支援システム「SmileBranch」:「笑顔があふれる銀行窓口」をコンセプトに、株式会社十八銀行と日本ユニシス
株式会社が共同で開発した営業店窓口業務支援システムです。十八銀行グループの株式会社長崎経済研究所との協業により販売展
開しています。
7. オープンAPI(Application Program Interface:特定のプラットフォーム向けのソフトウェアを開発する際に使用できる命令や関
数の集合のこと。)公開基盤「Resonatex」:金融機関をはじめ各事業体が持つWeb APIをオープンAPIとしてインターネット公開
するためのクラウド型プラットフォームサービスです。
8. CVC:「Corporate Venture Capital(コーポレートベンチャーキャピタル)」の略。
9. 「新・ダイバーシティ経営企業100選」:経済産業省が、ダイバーシティ推進を経営成果に結びつけている企業の先進的な取組を
広く紹介し、経済産業大臣表彰を実施しています。
10. 「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」:総務省がテレワーク先駆者百選として公表した企業等の中から、他社が模範とすべき
優れた取組を行っている企業等に授与。
11. 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
売上高の状況
当連結会計年度の連結業績につきましては、システムサービス、アウトソーシング売上が堅調に推移した結果、
売上高合計で2,990億29百万円(前期比4.2%増加)となりました。
営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の状況
当連結会計年度の売上総利益は、主にシステムサービス、アウトソーシングの売上高増加や差益改善に伴う利益
増加などにより、前期に比べ43億66百万円増加の731億69百万円(前期比6.3%増)となりました。販売費及び一般管
理費は、前期に比べ76百万円増加の525億47百万円(前期比0.1%増)となりました。
この結果、営業利益は前期に比べ42億90百万円増加の206億22百万円(前期比26.3%増)、経常利益は前期に比べ
44億23百万円増加の205億15百万円(前期比27.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に比べ22億89百万
円増加の142億38百万円(前期比19.2%増)となりました。
個別業績につきましては、売上高は1,752億98百万円(前期比4.5%増)、営業利益は127億93百万円(前期比45.0%
増)、経常利益は182億69百万円(前期比61.8%増)、当期純利益は138億86百万円(前期比33.9%増)となりまし
た。
② 次期の見通し
次期の連結業績見通しにつきまして、売上高は2.7%増収の3,070億円を計画しております。
利益面につきましては、売上高の増加とさらなる採算向上等を図ることで、営業利益は11.5%増益の230億円、経
常利益は11.1%増益の228億円、親会社株主に帰属する当期純利益は12.4%増益の160億円をそれぞれ計画しており
ます。
2020年3月期連結業績見通し (百万円)
2020年3月期 2019年3月期 増 減
売上高 307,000 299,029 2.7%
営業利益 23,000 20,622 11.5%
経常利益 22,800 20,515 11.1%
親会社株主に帰属する
16,000 14,238 12.4%
当期純利益
(2)財政状態に関する分析
当連結会計年度末の総資産の状況につきましては、現金及び預金、受取手形及び売掛金の増加等により、前連結
会計年度末比141億43百万円増加の2,114億21百万円となりました。
負債につきましては、長期借入金は減少したものの、支払手形及び買掛金や前受金の増加等により、前連結会計
年度末比22億2百万円増加の948億6百万円となりました。
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純資産につきましては、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末比119億41百万円増加の1,166億15百万円
となりました。
当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)につきましては、営業活動により得られた
資金を営業用コンピュータやアウトソーシング用ソフトウェア等に対する投資に充当したことに加え、有利子負債
を返済したことなどから、現金及び現金同等物は期首残高に比べ86億25百万円増加し、期末残高は272億円となりま
した。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金につきましては、税金等調整前当期純利益194億90百万円(前期比39億59百万円増
加)に対し、売上債権の増加38億29百万円、たな卸資産の増加35億16百万円等の収入減算要素があったものの、非
現金支出項目である減価償却費115億37百万円、仕入債務の増加41億89百万円等の収入加算要素により、274億38百
万円の収入(前期比4億82百万円の収入増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金につきましては、主に営業用コンピュータ等の有形固定資産の取得による支出29億
25百万円(前期比7億39百万円支出減)、アウトソーシング用ソフトウェアに対する投資を中心とした無形固定資産
の取得による支出46億69百万円(前期比22億56百万円支出減)、中期経営計画で定めた注力領域の強化・拡大を目的
として実施した、ファンド投資や子会社であるCVCファンドの運用を中心とした投資有価証券の取得による支出23億
7百万円(前期比5億4百万円支出減)および連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出7億33百万円等によ
り、105億86百万円の支出(前期比26億40百万円支出減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金につきましては、長期借入金の返済による支出54億92百万円(前期比55億15百万円支出
減)、配当金の支払による支出45億11百万円(前期比7億52百万円支出増)等により、82億26百万円の支出(前期比
47億50百万円支出減)となりました。
(参考)自己資本比率およびキャッシュ・フロー関連指標の推移
2019年3月期 2018年3月期 2017年3月期 2016年3月期
自己資本比率(%) 54.2 52.2 46.7 46.8
時価ベースの
139.2 116.7 79.1 82.3
自己資本比率(%)
キャッシュ・フロー
0.9 1.1 1.3 3.4
対有利子負債比率(年)
インタレスト・
275.1 209.9 148.5 32.5
カバレッジ・レシオ(倍)
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※1.上記指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
2.キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローを利用しております。
(3)会社の利益配分に関する基本方針
当社は、業績に応じた配当を基本方針として、安定的、継続的な利益配分に努めております。具体的な配当額に
つきましては、事業発展のための内部資金の確保に留意しつつ、経営環境等を総合的に勘案し決定しております。
当期の利益配分につきましては、当初公表より増加の、前期比で年間15円増配の1株当たり年間配当金55円(中間
期25円、期末30円)の予定です。
次期の配当金につきましては、増益を見込んでいることから、当期より増配の1株当たり年間配当金65円(中間期
32円50銭、期末32円50銭)を計画しております。
2.【会計基準の選択に関する基本的な考え方】
IFRS適用に関する方針やその適用時期について検討を進めております。
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3.【連結財務諸表及び主な注記】
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,575 27,200
受取手形及び売掛金 68,650 72,479
商品及び製品 5,210 8,248
仕掛品 1,426 1,947
原材料及び貯蔵品 127 86
前払費用 11,360 12,011
その他 5,163 6,353
貸倒引当金 △56 △56
流動資産合計 110,458 128,270
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 12,589 12,760
減価償却累計額 △8,240 △8,678
建物及び構築物(純額) 4,348 4,082
機械装置及び運搬具 31,623 30,560
減価償却累計額 △23,344 △23,889
機械装置及び運搬具(純額) 8,278 6,670
土地 599 599
その他 9,805 10,180
減価償却累計額 △6,637 △7,283
その他(純額) 3,167 2,897
有形固定資産合計 16,393 14,249
無形固定資産
のれん 753 1,288
ソフトウエア 22,253 19,982
その他 60 102
無形固定資産合計 23,066 21,373
投資その他の資産
投資有価証券 23,282 23,854
繰延税金資産 4,182 1,656
退職給付に係る資産 3,556 7,087
その他 16,653 15,237
貸倒引当金 △314 △307
投資その他の資産合計 47,360 47,528
固定資産合計 86,819 83,151
資産合計 197,278 211,421
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日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 21,820 26,009
短期借入金 1,350 1,050
1年内返済予定の長期借入金 5,492 5,255
未払法人税等 2,067 2,905
未払費用 10,532 11,155
前受金 14,457 15,761
請負開発損失引当金 227 652
その他の引当金 1,618 1,555
その他 10,559 10,254
流動負債合計 68,125 74,600
固定負債
長期借入金 21,152 16,635
引当金 783 416
退職給付に係る負債 687 614
資産除去債務 1,127 1,131
その他 727 1,408
固定負債合計 24,478 20,206
負債合計 92,604 94,806
純資産の部
株主資本
資本金 5,483 5,483
資本剰余金 14,361 14,909
利益剰余金 88,185 97,893
自己株式 △13,578 △13,540
株主資本合計 94,451 104,745
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6,547 6,561
繰延ヘッジ損益 0 0
為替換算調整勘定 5 △31
退職給付に係る調整累計額 1,997 3,361
その他の包括利益累計額合計 8,550 9,892
新株予約権 369 432
非支配株主持分 1,302 1,544
純資産合計 104,674 116,615
負債純資産合計 197,278 211,421
-6-
日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 286,977 299,029
売上原価 218,174 225,859
売上総利益 68,803 73,169
販売費及び一般管理費
販売費 9,349 8,119
一般管理費 43,120 44,427
販売費及び一般管理費合計 52,470 52,547
営業利益 16,332 20,622
営業外収益
受取利息 3 8
受取配当金 413 466
受取販売奨励金 44 94
その他 228 218
営業外収益合計 690 788
営業外費用
支払利息 126 98
持分法による投資損失 21 574
投資事業組合運用損 128 176
和解金 606 -
その他 47 44
営業外費用合計 930 895
経常利益 16,092 20,515
特別利益
投資有価証券売却益 5 133
事業譲渡益 108 -
その他 7 0
特別利益合計 120 133
特別損失
固定資産除売却損 72 13
減損損失 576 361
投資有価証券評価損 29 774
その他 3 8
特別損失合計 682 1,159
税金等調整前当期純利益 15,531 19,490
法人税、住民税及び事業税 1,977 3,150
法人税等調整額 1,487 1,906
法人税等合計 3,465 5,057
当期純利益 12,065 14,433
非支配株主に帰属する当期純利益 116 195
親会社株主に帰属する当期純利益 11,949 14,238
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日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 12,065 14,433
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,921 14
繰延ヘッジ損益 △1 0
退職給付に係る調整額 2,802 1,364
持分法適用会社に対する持分相当額 5 △37
その他の包括利益合計 4,728 1,343
包括利益 16,794 15,776
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 16,677 15,580
非支配株主に係る包括利益 116 195
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日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,483 14,200 80,005 △13,592 86,096
当期変動額
剰余金の配当 △3,761 △3,761
親会社株主に帰属する当期
純利益
11,949 11,949
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 △7 15 8
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
160 160
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 160 8,180 14 8,355
当期末残高 5,483 14,361 88,185 △13,578 94,451
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他 退職給付に その他の 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算調 持分
有価証券
損益 整勘定
係る調整累 包括利益
評価差額金 計額 累計額合計
当期首残高 4,625 1 - △805 3,821 294 560 90,772
当期変動額
剰余金の配当 △3,761
親会社株主に帰属する当期
純利益
11,949
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 8
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
160
株主資本以外の項目の当期
1,921 △1 5 2,802 4,728 75 742 5,546
変動額(純額)
当期変動額合計 1,921 △1 5 2,802 4,728 75 742 13,901
当期末残高 6,547 0 5 1,997 8,550 369 1,302 104,674
-9-
日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 5,483 14,361 88,185 △13,578 94,451
当期変動額
剰余金の配当 △4,514 △4,514
親会社株主に帰属する当期
純利益
14,238 14,238
自己株式の取得 △1 △1
自己株式の処分 △15 38 23
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
547 547
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 547 9,708 37 10,293
当期末残高 5,483 14,909 97,893 △13,540 104,745
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他 退職給付に その他の 新株予約権 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算調 持分
有価証券
損益 整勘定
係る調整累 包括利益
評価差額金 計額 累計額合計
当期首残高 6,547 0 5 1,997 8,550 369 1,302 104,674
当期変動額
剰余金の配当 △4,514
親会社株主に帰属する当期
純利益
14,238
自己株式の取得 △1
自己株式の処分 23
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
547
株主資本以外の項目の当期
14 0 △37 1,364 1,342 62 242 1,647
変動額(純額)
当期変動額合計 14 0 △37 1,364 1,342 62 242 11,941
当期末残高 6,561 0 △31 3,361 9,892 432 1,544 116,615
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日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月 1日 (自 2018年4月 1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 15,531 19,490
減価償却費 10,279 11,537
減損損失 576 361
のれん償却額 83 116
持分法による投資損益(△は益) 21 574
投資有価証券売却損益(△は益) △2 △127
投資有価証券評価損益(△は益) 29 774
請負開発損失引当金の増減額(△は減少) △85 425
その他の引当金の増減額(△は減少) 17 △437
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △1,125 △72
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △2,610 △3,531
退職給付に係る調整累計額の増減額(△は減少) 4,043 1,966
受取利息及び受取配当金 △417 △475
支払利息 126 98
売上債権の増減額(△は増加) 1,625 △3,829
たな卸資産の増減額(△は増加) 945 △3,516
立替金の増減額(△は増加) △329 △1,082
仕入債務の増減額(△は減少) △789 4,189
未払費用の増減額(△は減少) 547 622
その他 △127 2,388
小計 28,341 29,474
利息及び配当金の受取額 418 476
利息の支払額 △128 △99
法人税等の支払額 △1,675 △2,413
営業活動によるキャッシュ・フロー 26,956 27,438
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △3,665 △2,925
有形固定資産の売却による収入 25 27
無形固定資産の取得による支出 △6,926 △4,669
投資有価証券の取得による支出 △2,811 △2,307
投資有価証券の売却による収入 36 271
関係会社貸付けによる支出 - △230
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- △733
支出
事業譲渡による収入 110 -
その他 3 △18
投資活動によるキャッシュ・フロー △13,227 △10,586
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 1,000 △300
長期借入れによる収入 6,362 737
長期借入金の返済による支出 △11,007 △5,492
セール・アンド・リースバックによる収入 1 1,098
その他の借入れの返済による支出 △461 △593
コマーシャル・ペーパーの増減額(△は減少) △6,000 -
配当金の支払額 △3,758 △4,511
非支配株主への配当金の支払額 △41 △64
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却に
930 900
よる収入
その他 0 △1
財務活動によるキャッシュ・フロー △12,977 △8,226
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 751 8,625
現金及び現金同等物の期首残高 17,823 18,575
現金及び現金同等物の期末残高 18,575 27,200
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日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
(5)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(6)表示方法の変更
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を当連結会計年度の期首か
ら適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示してお
ります。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、流動資産の「繰延税金資産」5,397百万円は、投資その他
の資産の「繰延税金資産」に含めて表示し、固定負債の「繰延税金負債」1,357百万円は、投資その他の資産の「繰
延税金資産」と相殺して表示しております。
なお、同一の納税主体で「繰延税金資産」と「繰延税金負債」を相殺した影響により、前連結会計年度の総資産
が1,357百万円減少しています。
(連結損益計算書)
前連結会計年度において営業外収益の「その他」に含めておりました「受取販売奨励金」(当連結会計年度は、
94百万円)は、営業外収益総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行なっております。
なお、前連結会計年度における「受取販売奨励金」は、44百万円です。
前連結会計年度において営業外費用の「その他」に含めておりました「持分法による投資損失」(当連結会計年
度は、574百万円)は、営業外費用総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行なっております。
なお、前連結会計年度における「持分法による投資損失」は、21百万円です。
前連結会計年度において特別利益の「その他」に含めておりました「投資有価証券売却益」(当連結会計年度
は、133百万円)は、特別利益総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行なっております。
なお、前連結会計年度における「投資有価証券売却益」は、5百万円です。
前連結会計年度において特別損失の「その他」に含めておりました「投資有価証券評価損」(当連結会計年度
は、774百万円)は、特別損失総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行なっております。
なお、前連結会計年度における「投資有価証券評価損」は、29百万円です。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
前連結会計年度において営業活動によるキャッシュ・フローの「その他」に含めておりました「持分法による投
資損益」(当連結会計年度は、574百万円)は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しており
ます。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行なっております。
なお、前連結会計年度における「持分法による投資損益」は、21百万円です。
前連結会計年度において営業活動によるキャッシュ・フローの「その他」に含めておりました「投資有価証券評
価損益」(当連結会計年度は、774百万円)は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しており
ます。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行なっております。
なお、前連結会計年度における「投資有価証券評価損益」は、29百万円です。
前連結会計年度において独立掲記しておりました投資活動によるキャッシュ・フローの「資産除去債務の履行に
よる支出」(当連結会計年度は、18百万円)は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度では「その
他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替え
を行なっております。
なお、前連結会計年度における「資産除去債務の履行による支出」は、△8百万円です。
- 12 -
日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
前連結会計年度において財務活動によるキャッシュ・フローの「その他」に含めておりました「セール・アン
ド・リースバックによる収入」(当連結会計年度は、1,098百万円)は、金額的重要性が増したため、当連結会計年
度より独立掲記しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行なっております。
なお、前連結会計年度における「セール・アンド・リースバックによる収入」は、1百万円です。
前連結会計年度において独立掲記しておりました財務活動によるキャッシュ・フローの「自己株式の取得による
支出」(当連結会計年度は、△1百万円)は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度では「その他」に
含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行な
っております。
なお、前連結会計年度における「自己株式の取得による支出」は、△0百万円です。
(7)連結財務諸表に関する注記事項
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経
営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社は、グループの総合力を最大限に活かし、顧客企業の経営課題の認識から解決に至るまでの一貫した
ITソリューションサービスを提供しており、ITソリューションサービスを構成する製品・サービスについて
包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社はITソリューションサービスを構成する製品・サービス別のセグメントから構成されて
おり、「システムサービス」、「サポートサービス」、「アウトソーシング」、「ソフトウェア」および
「ハードウェア」の5つを報告セグメントとしております。
各報告セグメントの内容は、以下のとおりです。
・「システムサービス」 ソフトウェアの請負開発業務、SEサービス、コンサルティング
・「サポートサービス」 ソフトウェア・ハードウェアの保守サービス、導入支援等
・「アウトソーシング」 情報システムの運用受託等
・「ソフトウェア」 ソフトウェアの使用許諾契約によるソフトウェアの提供
・「ハードウェア」 機器の売買契約、賃貸借契約によるハードウェアの提供
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と同一です。
- 13 -
日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結
アウト その他 調整額 財務諸表
システム サポート ソフト ハード 合計
ソーシ 計 (注)1 (注)2 計上額
サービス サービス ウェア ウェア (注)3
ング
売上高 90,509 52,821 48,017 33,103 54,097 278,548 8,428 286,977 - 286,977
セグメント利
23,960 15,122 10,765 8,965 7,950 66,764 2,038 68,803 △52,470 16,332
益
セグメント資
1,572 1,458 21,685 5,076 3,998 33,791 199 33,991 163,287 197,278
産
その他の項目
減価償却費 103 281 5,692 1,814 579 8,470 71 8,542 1,737 10,279
有形固定資産
及び無形固定 95 85 6,781 2,449 368 9,780 48 9,829 1,644 11,473
資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、回線サービスおよび設備工事
等を含んでおります。
2.調整額の内容は以下のとおりです。
(1)セグメント利益の調整額△52,470百万円は、研究開発費△2,998百万円、のれんの償却額△83百万円、報
告セグメントに配賦していない販売費及び一般管理費△49,388百万円です。
(2)セグメント資産の調整額163,287百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社資産です。
(3)減価償却費の調整額1,737百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社資産の減価償却費です。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,644百万円は、各報告セグメントに配賦していない全
社資産の増加額です。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結
アウト その他 調整額 財務諸表
システム サポート ソフト ハード 合計
ソーシ 計 (注)1 (注)2 計上額
サービス サービス ウェア ウェア (注)3
ング
売上高 95,972 53,578 51,148 33,877 54,677 289,253 9,776 299,029 - 299,029
セグメント利
27,356 15,289 11,993 7,239 9,133 71,012 2,157 73,169 △52,547 20,622
益
セグメント資
1,798 1,214 20,376 5,281 5,091 33,762 251 34,014 177,407 211,421
産
その他の項目
減価償却費 108 137 6,805 2,053 489 9,593 110 9,704 1,832 11,537
有形固定資産
及び無形固定 139 77 4,718 1,524 174 6,633 34 6,668 1,514 8,183
資産の増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、回線サービスおよび設備工事
等を含んでおります。
2.調整額の内容は以下のとおりです。
(1)セグメント利益の調整額△52,547百万円は、研究開発費△3,958百万円、のれんの償却額△116百万円、
報告セグメントに配賦していない販売費及び一般管理費△48,471百万円です。
(2)セグメント資産の調整額177,407百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社資産です。
(3)減価償却費の調整額1,832百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社資産の減価償却費です。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,514百万円は、各報告セグメントに配賦していない全
社資産の増加額です。
3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。
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日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
報告セグメントと同一内容のため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
国内の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
国内に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、
記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
単一の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%を超えないため、記載を省略しております。
当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
報告セグメントと同一内容のため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
国内の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
国内に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、
記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
単一の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%を超えないため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
全社
システム サポート アウトソ ソフト ハード
その他 ・消去 合計
サービス サービス ーシング ウェア ウェア
(注)
減損損失 - - 457 - - - 118 576
(注)「全社・消去」の金額は、セグメントに帰属しない全社資産に係る減損損失です。
当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
全社
システム サポート アウトソ ソフト ハード
その他 ・消去 合計
サービス サービス ーシング ウェア ウェア
(注)
減損損失 - - 272 - - - 89 361
(注)「全社・消去」の金額は、セグメントに帰属しない全社資産に係る減損損失です。
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日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
システム サポート アウトソ ソフト ハード 全社
その他 合計
サービス サービス ーシング ウェア ウェア ・消去
当期償却額 - - - - - - 83 83
当期末残高 - - - - - - 753 753
当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
システム サポート アウトソ ソフト ハード 全社
その他 合計
サービス サービス ーシング ウェア ウェア ・消去
当期償却額 - - - - - - 116 116
当期末残高 - - - - - - 1,288 1,288
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
該当事項はありません。
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日本ユニシス(株) (8056) 2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 1,026円72銭 1,142円41銭
1株当たり当期純利益 119円12銭 141円90銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 118円69銭 141円40銭
(注)1. 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 11,949 14,238
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
11,949 14,238
(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 100,314 100,337
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万
- -
円)
普通株式増加数(千株) 362 360
(うち新株予約権(千株)) (362) (360)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概 ― ―
要
(注)2. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりです。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
項目
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 104,674 116,615
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 1,672 1,976
(うち新株予約権(百万円)) (369) (432)
(うち非支配株主持分(百万円)) (1,302) (1,544)
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 103,001 114,638
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通
100,321 100,348
株式の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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