8056 日ユニシス 2021-05-07 15:00:00
Purpose、Principles、Vision2030 の制定および経営方針(2021-2023)策定に関するお知らせ [pdf]

                                                    2021 年 5 月 7 日
各   位

                                   上場会社名 日本ユニシス株式会社
                                   代表者名  代表取締役社長 平岡 昭良
                                       (コード番号 8056 東証第 1 部)
                                   問合せ先  広報部長          滝澤 素子
                                          (TEL.03-5546-4111)



            Purpose、Principles、Vision2030 の制定および
            経営方針(2021-2023)策定に関するお知らせ

  日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:平岡 昭良、以下 日本ユニシス)は、新たに
Purpose、Principles、Vision2030 を制定するとともに、経営方針(2021-2023)を策定しました。

 当社グループは、これまで取り組んできた新しい社会的価値創出の取り組みを糧に、社会の一員と
して、更なる貢献を行う決意を新たにし、長期に亘り果たしていく社会的役割として Purpose(企業
の存在意義)を明らかにするとともに、Principles(原則・主義)および Vision2030 を制定し、これら
と一貫性を持った経営方針を策定することでグループの役職員全員が同じベクトルを持ち、持続的成
長を実現させていきたいと考えております。

  新たな経営方針(2021-2023)では基本方針を、お客様の持続的成長に貢献する顧客 DX の推進
「For Customer(フォー・カスタマ)
                      」と、様々な業種業界のお客様、パートナーと共に社会課題解決
 を進める社会 DX の推進「For Society(フォー・ソサエティ)
                                    」に定め、デジタルトランスフォーメ
 ーションを推進するお客様のベストプラクティスを積み重ね、社会のためにデジタルトランスフォー
 メーションを推進し、社会全体を捉えた大きな枠組みで、お客様やパートナーと共にビジネスエコシ
 ステムを拡大してまいります。

                                                            以 上




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【Purpose、Principles、Vision2030】




  ◼ Purpose
      先見性と洞察力でテクノロジーの持つ可能性を引き出し、持続可能な社会を創出します

       先見性・洞察力 × テクノロジー × ビジネスエコシステム = 社会的価値創出

  ◼ Principles
    【原理・原則】
     ・ 人権の尊重と社会的包摂
        人権の尊重とジェンダー平等の実現を目指し、子供、高齢者、障がい者など、脆弱な立場
       におかれた一人ひとりを尊重します。
     ・ 多様性の受容と獲得
        多様性を受容、尊重するとともに、自身の多様性を高めることで価値創出に努めます。
     ・ 自己研鑽と主体性の発揮
        社会の期待と要請に対する感性を磨き、よりよい社会づくりに主体的に取り組みます。
     ・ 透明性高い企業活動と健全な企業体質
        社会に対して透明性高い企業活動を行い、また健全な企業体質の維持・向上に努めます。
     ・ 誠実な履行
        ステークホルダーの声に真摯に耳を傾け、社会通念上の善良な概念と良心に従い、原理・
       原則、主義・信条を誠実に履行します。

    【主義・信条】
     ・ 善良な社会の一員としての真摯、且つ熱意ある取り組み
        善良な社会の一員として、社会・環境との共存共栄と経営理念達成に向けて、真摯さと熱
       意をもって取り組みます。
     ・ 次世代へウェルビーイングをつなげる取り組み
        いまわたしたちが自然から受けている恩恵や幸せな暮らしを次世代へとつなぐべく、持続
       的な社会づくりに積極的に取り組みます。

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   ・ ビジネスエコシステム形成による価値の創出
      社会を洞察し、複数の社会課題解決の相互関連性を視野に入れ、ステークホルダーと共に
     様々な知・資源を結集し、価値創出に取り組みます。
   ・ 高品質・高技術・卓越性の追求
      高品質・高技術なサービス提供実現に向け、卓越した技量を追求します。
   ・ 社会的価値の創出と持続的成長の実現
      社会環境の変化に応じた意思決定と確実な遂行を通し、社会的価値の創出を追求すること
     を通じて日本ユニシスグループの持続的成長を実現します。


◼ Vision2030
  わたしたちは、デジタルコモンズを誰もが幸せに暮らせる社会づくりを推進するしくみに育て
 ていきます




                      3
経営方針(2021-2023)




              4
目指す姿 Vision2030


基本方針


風土改革


投資戦略


連結数値目標

                  5
目指す姿 Vision2030
 -持続可能な社会の実現に向けて-
 わたしたちは、デジタルコモンズを誰もが幸せに暮らせる社会づくりを推進するしくみに育てていきます




                        6           ©2021 Nihon Unisys, Ltd. All rights reserved.
基本方針
顧客DXと社会DXを両面から推進し、社会全体を捉えたより大きな枠組みで事業育成を図り、
パートナーやコミュニティと共にビジネスエコシステムを拡大させ、 Vision2030実現に繋げる




                        7           ©2021 Nihon Unisys, Ltd. All rights reserved.
基本方針
 For Customer
価値創出力の強化を図り、社会的価値の創出を通じて顧客の持続的成長に繋がるDXを推進する




                            取り組み事例(小売業)
                            ・キャンペーンマネジメントサービス
                            ・AI需要予測自動発注サービス
                             AI-Order-Foresight

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基本方針
 For Society
多様な業界の顧客・パートナーとのリレーションシップやベストプラクティスを活かし、
社会や地球全体最適で捉えたビジネス構想を実現する




                     9          ©2021 Nihon Unisys, Ltd. All rights reserved.
風土改革

Vision2030の実現に向けて、価値創出力を強化するため、風土改革を推進する




         ダイバーシティ&                 人財戦略・       業務改革                     グループ
  環境貢献              働き方改革
         インクルージョン                マネジメント改革   (プロセス・システム)                ガバナンス

                            10                  ©2021 Nihon Unisys, Ltd. All rights reserved.
投資戦略

先端テクノロジー活用とイノベーションの持続的な創出を目指しつつ、戦略投資を加速する

         •   中長期的な視点で社会課題解決を推進するため、ICT領域に捉われることなく、革新的な技術を
             持つスタートアップに対する出資・協業を継続
   戦略
   投資    •   M&A機会の積極的な探索と実行推進
         •   共創的新事業立ち上げのための投資を推進

         •   深い業界/顧客理解に基づきDXを加速させる、サービス開発の強化
   研究
         •   先端テクノロジーを基軸とした研究・開発の強化
   開発
         •   サービス型ビジネスを加速するサービス開発や技術力の強化

   設備
         •   アウトソーシングやサービス型ビジネスへの継続的な投資
   投資

         •   新たなケイパビリティ獲得のための人財改革
  構造改革
         •   新しい柔軟な働き方のための施策
   投資
         •   ビジネスのさらなるデジタル化に向けた社内改革(社内DXの推進)


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連結数値目標


              2024年3月期 数値目標(IFRS)

    調整後営業利益率(※1)                             10%以上

    売上収益                                   3,400億円

           うち、アウトソーシング(※2)                 1,000億円

    ROE                                      15%目途

    配当性向                                    40%目途
         ※1 調整後営業利益 = 売上収益 – 売上原価 – 販売費及び一般管理費
         ※2 システムの運用受託だけでなく、当社が事業主体として提供するサービス型ビジネスを含む

                             12              ©2021 Nihon Unisys, Ltd. All rights reserved.
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