8053 住友商 2021-08-04 12:30:00
2022年3月期 第1四半期決算短信[IFRS](連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年8月4日
上場会社名 住友商事株式会社 上場取引所 東 名 福
コード番号 8053 URL https://www.sumitomocorp.com/ja/jp
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 CEO (氏名)兵頭 誠之
問合せ先責任者 (役職名) 広報部長 (氏名)平野 竜一郎 TEL 03-6285-3100
四半期報告書提出予定日 2021年8月6日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト等向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に
収益 税引前利益 四半期利益 帰属する 四半期包括利益
四半期利益 合計額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 1,265,980 22.2 137,727 - 112,607 - 107,302 - 136,927 -
2021年3月期第1四半期 1,035,728 △21.1 △30,160 - △36,994 - △41,091 - △8,261 -
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 85.81 85.77
2021年3月期第1四半期 △32.87 △32.87
(注)「基本的1株当たり四半期利益」及び「希薄化後1株当たり四半期利益」は、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を基に算定してお
ります。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計 帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 8,293,440 2,788,809 2,619,806 31.6
2021年3月期 8,079,984 2,695,550 2,527,951 31.3
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 35.00 - 35.00 70.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 35.00 - 35.00 70.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社の所有者に帰属する当期利益 基本的1株当たり当期利益
百万円 % 円 銭
通期 290,000 - 232.01
(注1)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
(注2)業績予想の詳細につきましては、添付資料3ページ『1.連結経営成績等の概況(3)連結業績の見通し』をご覧下さい。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :有
(注)詳細は、添付資料9ページ『会計上の見積りの変更』をご覧下さい。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 1,251,253,867株 2021年3月期 1,251,253,867株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 1,530,655株 2021年3月期 1,544,207株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 1,249,948,894株 2021年3月期1Q 1,249,845,034株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
当社の経営目標及びその他の将来予測に関する開示内容は、将来の事象についての現時点における仮定及び予想並びに当社が現時点で入手して
いる情報に基づいているため、今後の四囲の状況等により変化を余儀なくされるものであり、これらの目標や予想の達成及び将来の業績を保証
するものではありません。したがって、これらの情報に全面的に依拠されることは控えられ、また、当社がこれらの情報を逐次改訂する義務を
負うものではないことをご認識いただくようお願い申し上げます。
住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
○添付資料の目次
1.連結経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………… 2
(1)連結経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結財政状態及びキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………… 3
(3)連結業績の見通し ………………………………………………………………………………………………… 3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書[IFRS] ……………………………………………………………………… 4
(2)要約四半期連結包括利益計算書[IFRS] ……………………………………………………………………… 6
(3)要約四半期連結持分変動計算書[IFRS] ……………………………………………………………………… 7
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書[IFRS] ………………………………………………………… 8
(5)継続企業の前提に関する注記 …………………………………………………………………………………… 9
(6)会計上の見積りの変更 …………………………………………………………………………………………… 9
(7)表示方法の変更 …………………………………………………………………………………………………… 10
(8)セグメント情報[IFRS] ………………………………………………………………………………………… 11
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住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
1.連結経営成績等の概況
(1)連結経営成績の概況
当第1四半期の収益は、1兆2,660億円となり、前年同期の1兆357億円に比べ、2,303億円の増益となりました。売上総
利益は、2,353億円となり、前年同期の1,733億円に比べ、620億円の増益となりました。これはボリビア銀・亜鉛・鉛事
業で販売数量の増加に伴い増益となったことなどによるものです。販売費及び一般管理費は、1,660億円となり、前年同
期の1,597億円に比べ、62億円の増加となりました。持分法による投資損益は、565億円の利益となり、前年同期の489億
円の損失に比べ、1,054億円の増益となりました。これはマダガスカルニッケル事業で前年同期に減損損失を計上したこ
との反動に加え、今年3月から操業を再開したことによる販売数量の増加に伴う増益や債務リストラに伴う一過性利益の
計上があったことなどによるものです。これらの結果、親会社の所有者に帰属する四半期損益は、1,073億円の利益とな
り、前年同期の411億円の損失に比べ、1,484億円の増益となりました。
なお、親会社の所有者に帰属する四半期損益のセグメント別の状況は次のとおりです。
・金属事業部門では、72億円となり、前年同期の0億円に比べ、72億円の増益となりました。これは海外スチールサービ
スセンター事業や北米鋼管事業が増益となったことなどによるものです。
・輸送機・建機事業部門では、145億円の利益となり、前年同期の94億円の損失に比べ、239億円の増益となりました。こ
れは前年同期にインドネシア自動車金融事業において一過性損失を計上したことの反動に加え、リース事業や自動車関
連事業が増益となったことなどによるものです。
・インフラ事業部門では、69億円となり、前年同期の121億円に比べ、52億円の減益となりました。これは海外発電事業
が堅調に推移した一方、電力EPC案件がピークアウトしたことなどによるものです。
・メディア・デジタル事業部門では、105億円となり、前年同期の96億円に比べ、9億円の増益となりました。これは国内
主要事業会社が堅調に推移したことなどによるものです。
・生活・不動産事業部門では、176億円となり、前年同期の63億円に比べ、113億円の増益となりました。これは不動産事
業で大口案件の引渡しがあったことに加え、欧米州青果事業が米国市況回復により増益となったことなどによるもので
す。
・資源・化学品事業部門では、471億円の利益となり、前年同期の595億円の損失に比べ、1,066億円の増益となりまし
た。これはマダガスカルニッケル事業で前年同期に減損損失を計上したことの反動に加え、今年3月から操業を再開し
たことによる販売数量の増加に伴う増益や債務リストラに伴う一過性利益の計上があったこと、また、資源価格が高値
で推移したことや化学品トレード・農業資材ビジネスが堅調に推移したことによる増益などによるものです。
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住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
(2)連結財政状態及びキャッシュ・フローの概況
資産、負債及び資本の概況
当第1四半期末の資産合計は、8兆2,934億円となり、前期末の8兆800億円に比べ、2,135億円の増加となりました。こ
れは営業資産が増加したことに加え、持分法投資が増加したことなどによるものです。
資本のうち親会社の所有者に帰属する持分合計は、2兆6,198億円となり、前期末の2兆5,280億円に比べ、919億円の増
加となりました。これは配当金の支払いがあった一方、親会社の所有者に帰属する四半期利益を認識したことなどによる
ものです。
現預金ネット後の有利子負債(注1)は、2兆3,304億円となり、前期末の2兆3,004億円に比べ、300億円の増加となりまし
た。
これらの結果、ネットのデット・エクイティ・レシオ(有利子負債(ネット)/親会社の所有者に帰属する持分合
計)は、0.9倍となりました。
キャッシュ・フローの概況
営業活動によるキャッシュ・フローは、運転資金が増加した一方で、コアビジネスが着実に資金を創出し、基礎収益
キャッシュ・フロー(注2)が1,104億円のキャッシュ・インとなったことなどから、合計で532億円のキャッシュ・インと
なりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、国内不動産案件や繊維関連事業の売却など、資産入替による回収が約600億円
あった一方で、エチオピア通信事業への参画や国内バイオマス発電事業の建設進捗など、約1,100億円の投融資を行った
ことなどから、29億円のキャッシュ・アウトとなりました。
これらの結果、営業活動によるキャッシュ・フローに投資活動によるキャッシュ・フローを加えたフリーキャッシ
ュ・フローは、503億円のキャッシュ・インとなりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入を実施した一方、リース負債の支出や配当金の支払などにより、131億円
のキャッシュ・アウトとなりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当第1四半期末残高は、6,379億円となり、前期末の5,990億円に比べ、389億円の
増加となりました。
(注1)有利子負債=社債及び借入金(流動・非流動)の合計 (リース負債は含まれておりません)
(注2)基礎収益キャッシュ・フロー=(売上総利益+販売費及び一般管理費(除く貸倒引当金繰入額)+利息収支+受取配当金)
×(1-税率)+持分法投資先からの配当
税率は当期は25%、前年同期は31%を使用しております。
(3)連結業績の見通し(注3)
2021年度の通期見通しを以下の通り修正しております。
前回発表予想 今回発表予想 増減額 増減率
(A) (B) (B-A) (%)
親会社の所有者に帰属する当期利益 2,300億円 2,900億円 600億円 26.1%
経済活動の再開に伴う収益機会を着実に業績に取り込んだことに加え、資源価格の上昇など良好な外部環境も追い風
となり、当第1四半期実績は、2021年3月期決算発表時(2021年5月7日)に公表しました通期予想 2,300億円に対して高進
捗で推移していることから、当期利益の見通しを2,300億円から600億円増益の2,900億円に修正しました。
(注3)業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
当社の経営目標及びその他の将来予測に関する開示内容は、将来の事象についての現時点における仮定及び予想並びに当社が現時点で
入手している情報に基づいているため、今後の四囲の状況等により変化を余儀なくされるものであり、これらの目標や予想の達成及び
将来の業績を保証するものではありません。したがって、これらの情報に全面的に依拠されることは控えられ、また、当社がこれらの
情報を逐次改訂する義務を負うものではないことをご認識いただくようお願い申し上げます。
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住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書[IFRS]
(単位:百万円)
当第1四半期 前 期
科 目 増 減
(2021/6末) (2021/3末)
(資産の部)
流動資産
現金及び現金同等物 637,891 599,013 38,878
定期預金 12,676 12,751 △75
有価証券 1,684 1,621 63
営業債権及びその他の債権 1,301,034 1,303,621 △2,587
契約資産 217,706 188,812 28,894
その他の金融資産 139,986 115,041 24,945
棚卸資産 875,162 793,279 81,883
前渡金 136,403 135,217 1,186
売却目的保有資産 - 24,718 △24,718
その他の流動資産 353,936 323,511 30,425
流動資産合計 3,676,478 3,497,584 178,894
非流動資産
持分法で会計処理されている投資 2,147,210 2,102,139 45,071
その他の投資 398,007 416,934 △18,927
営業債権及びその他の債権 225,941 239,348 △13,407
その他の金融資産 95,451 87,422 8,029
有形固定資産 1,058,208 1,050,648 7,560
無形資産 252,552 255,961 △3,409
投資不動産 342,360 340,451 1,909
生物資産 26,163 26,183 △20
長期前払費用 47,739 39,493 8,246
繰延税金資産 23,331 23,821 △490
非流動資産合計 4,616,962 4,582,400 34,562
資産合計 8,293,440 8,079,984 213,456
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住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
(単位:百万円)
当第1四半期 前 期
科 目 増 減
(2021/6末) (2021/3末)
(負債及び資本の部)
流動負債
社債及び借入金 573,412 477,927 95,485
営業債務及びその他の債務 1,244,453 1,269,631 △25,178
リース負債 70,397 71,141 △744
その他の金融負債 141,898 90,402 51,496
未払法人所得税 38,484 31,655 6,829
未払費用 84,409 95,926 △11,517
契約負債 149,650 137,915 11,735
引当金 6,142 6,578 △436
売却目的保有資産に関わる負債 - 6,295 △6,295
その他の流動負債 94,582 80,937 13,645
流動負債合計 2,403,427 2,268,407 135,020
非流動負債
社債及び借入金 2,407,567 2,434,285 △26,718
営業債務及びその他の債務 52,666 53,176 △510
リース負債 430,469 430,257 212
その他の金融負債 43,458 36,404 7,054
退職給付に係る負債 31,070 29,619 1,451
引当金 53,699 53,186 513
繰延税金負債 82,275 79,100 3,175
非流動負債合計 3,101,204 3,116,027 △14,823
負債合計 5,504,631 5,384,434 120,197
資本
資本金 219,781 219,781 -
資本剰余金 256,249 251,781 4,468
自己株式 △2,045 △2,063 18
その他の資本の構成要素 192,392 187,041 5,351
利益剰余金 1,953,429 1,871,411 82,018
親会社の所有者に帰属する持分合計 2,619,806 2,527,951 91,855
非支配持分 169,003 167,599 1,404
資本合計 2,788,809 2,695,550 93,259
負債及び資本合計 8,293,440 8,079,984 213,456
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住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
(2)要約四半期連結包括利益計算書[IFRS]
(単位:百万円)
当第1四半期累計 前年同期 前年同期比
科 目
(2021/4~6) (2020/4~6) 増減額
収益
商品販売に係る収益 1,145,843 928,489 217,354
サービス及びその他の販売に係る収益 120,137 107,239 12,898
収益合計 1,265,980 1,035,728 230,252
原価
商品販売に係る原価 △966,941 △801,533 △165,408
サービス及びその他の販売に係る原価 △63,727 △60,872 △2,855
原価合計 △1,030,668 △862,405 △168,263
売上総利益 235,312 173,323 61,989
その他の収益・費用
販売費及び一般管理費 △165,981 △159,744 △6,237
固定資産評価損益 39 50 △11
固定資産売却損益 3,503 159 3,344
その他の損益 1,185 3,538 △2,353
その他の収益・費用合計 △161,254 △155,997 △5,257
金融収益及び金融費用
受取利息 5,953 6,550 △597
支払利息 △6,694 △8,678 1,984
受取配当金 5,145 3,573 1,572
有価証券損益 2,789 △12 2,801
金融収益及び金融費用合計 7,193 1,433 5,760
持分法による投資損益 56,476 △48,919 105,395
税引前四半期利益又は損失(△) 137,727 △30,160 167,887
法人所得税費用 △25,120 △6,834 △18,286
四半期利益又は損失(△) 112,607 △36,994 149,601
四半期利益又は損失(△)の帰属:
親会社の所有者 107,302 △41,091 148,393
非支配持分 5,305 4,097 1,208
その他の包括利益
純損益に振替えられることのない項目
FVTOCIの金融資産 △2,301 14,832 △17,133
確定給付制度の再測定 5,105 7,824 △2,719
持分法適用会社におけるその他の包括利益
1,259 2,439 △1,180
に対する持分
純損益に振替えられることのない項目合計 4,063 25,095 △21,032
その後に純損益に振替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 19,182 11,520 7,662
キャッシュ・フロー・ヘッジ 604 △1,861 2,465
ヘッジ・コスト 490 966 △476
持分法適用会社におけるその他の包括利益
△19 △6,987 6,968
に対する持分
その後に純損益に振替えられる可能性のある
20,257 3,638 16,619
項目合計
税引後その他の包括利益 24,320 28,733 △4,413
四半期包括利益合計 136,927 △8,261 145,188
四半期包括利益合計額の帰属:
親会社の所有者 131,109 △12,850 143,959
非支配持分 5,818 4,589 1,229
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住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書[IFRS]
当第1四半期累計(2021/4~6) (単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分 資本合計
資本金- その他の資本
普通株式
資本剰余金 自己株式
の構成要素
利益剰余金 合計
2021年4月1日残高 219,781 251,781 △2,063 187,041 1,871,411 2,527,951 167,599 2,695,550
四半期利益 107,302 107,302 5,305 112,607
その他の包括利益 23,807 23,807 513 24,320
四半期包括利益 131,109 5,818 136,927
所有者との取引額:
非支配持分の取得及び処分 4,454 4,454 132 4,586
自己株式の取得及び処分 18 18 18
親会社の所有者への配当 △43,740 △43,740 △43,740
非支配持分株主への配当 △4,546 △4,546
その他 14 14 14
利益剰余金への振替 △18,456 18,456 - -
2021年6月30日残高 219,781 256,249 △2,045 192,392 1,953,429 2,619,806 169,003 2,788,809
前年同期(2020/4~6) (単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分 資本合計
資本金- その他の資本
普通株式
資本剰余金 自己株式
の構成要素
利益剰余金 合計
2020年4月1日残高 219,613 256,966 △2,276 △4,054 2,073,884 2,544,133 148,454 2,692,587
四半期利益又は損失(△) △41,091 △41,091 4,097 △36,994
その他の包括利益 28,241 28,241 492 28,733
四半期包括利益 △12,850 4,589 △8,261
所有者との取引額:
非支配持分の取得及び処分 △206 △206 473 267
自己株式の取得及び処分 6 6 6
親会社の所有者への配当 △43,725 △43,725 △43,725
非支配持分株主への配当 △4,319 △4,319
その他 40 40 40
利益剰余金への振替 △6,809 6,809 - -
2020年6月30日残高 219,613 256,800 △2,270 17,378 1,995,877 2,487,398 149,197 2,636,595
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住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書[IFRS]
(単位:百万円)
当第1四半期累計 前年同期
科 目
(2021/4~6) (2020/4~6)
営業活動によるキャッシュ・フロー
四半期利益又は損失(△) 112,607 △36,994
営業活動によるキャッシュ・フローにするための調整
減価償却費及び無形資産償却費 42,451 39,795
固定資産評価損益 △39 △50
金融収益及び金融費用 △7,193 △1,433
持分法による投資損益 △56,476 48,919
固定資産売却損益 △3,503 △159
法人所得税費用 25,120 6,834
棚卸資産の増減 △73,204 △39,232
営業債権及びその他の債権の増減 23,065 113,199
前払費用の増減 △9,457 356
営業債務及びその他の債務の増減 △61,249 △96,345
その他-純額 18,062 △3,572
利息の受取額 3,214 3,015
配当金の受取額 60,449 50,848
利息の支払額 △4,420 △7,109
法人税等の支払額 △16,219 △31,298
営業活動によるキャッシュ・フロー 53,208 46,774
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の売却による収入 558 931
有形固定資産の取得による支出 △25,313 △17,870
投資不動産の売却による収入 19,803 -
投資不動産の取得による支出 △2,369 △962
その他の投資の売却による収入 37,440 5,990
その他の投資の取得による支出 △38,501 △28,526
貸付金の回収による収入 12,137 4,659
貸付による支出 △6,668 △17,373
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,913 △53,151
フリーキャッシュ・フロー 50,295 △6,377
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入債務の収支 55,046 △19,027
長期借入債務による収入 65,412 57,890
長期借入債務による支出 △67,040 △78,687
リース負債による支出 △16,637 △13,024
配当金の支払額 △43,740 △43,725
非支配持分株主からの子会社持分取得による支出 △1,601 △280
非支配持分株主への配当金の支払額 △4,546 △4,319
自己株式の取得及び処分による収支 16 6
財務活動によるキャッシュ・フロー △13,090 △101,166
現金及び現金同等物の増減額 37,205 △107,543
現金及び現金同等物の期首残高 599,013 710,371
現金及び現金同等物の為替変動による影響 1,542 1,720
売却目的保有資産に含まれる現金及び現金同等物の増減額 131 -
現金及び現金同等物の四半期末残高 637,891 604,548
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住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
(5)継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
(6)会計上の見積りの変更
本要約四半期連結財務諸表における重要な会計上の見積りの変更は以下のとおりです。
当社の100%子会社である Summit Ambatovy Mineral Resources Investment B.V.を通じて54.17%を出資しているマダ
ガスカルにおけるニッケル採掘事業会社である Ambatovy Minerals S.A.及びニッケル精練会社である Dynatec
Madagascar S.A.(以下両社を称して「プロジェクト会社」)において、プロジェクトファイナンスレンダーとの間でロー
ンの返済条件の見直しについて合意しました。
本返済条件の見直しに伴い、金融負債を公正価値で評価した結果、当第1四半期にプロジェクト会社において金融負債
の評価益を計上しております。当該評価益の計上に伴う、プロジェクト会社に対する投資の帳簿価額の増加は、将来のキ
ャッシュ・イン・フローに寄与するものではないことから、回収可能性の観点より、当該評価益のうち持分相当額をプロ
ジェクト会社に対する投資の減額として認識しております。この結果、当社連結決算において、本金融負債の評価による
業績への影響はありません。
なお、上記のほか、プロジェクト会社において債務リストラに伴う利益を計上しております。この結果、当社連結決算
において、プロジェクト会社に対する投資につき、14,409百万円の利益を要約四半期連結包括利益計算書の「持分法によ
る投資損益」に計上しております。
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住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
(7)表示方法の変更
(要約四半期連結包括利益計算書)
当社は、キャッシュ・フロー・ヘッジ目的で保有する通貨金利スワップについて、通貨ベーシス・スプレッド部分をヘ
ッジ指定から除外し、ヘッジ・コストとして処理しております。従来、要約四半期連結包括利益計算書において、「キャ
ッシュ・フロー・ヘッジ」に含めて表示していた「ヘッジ・コスト」を金額的重要性が増したことから当第1四半期より
区分掲記したことに伴い、前年同期の要約四半期連結包括利益計算書の組替えを行っております。
この結果、前年同期の要約四半期連結包括利益計算書において、「キャッシュ・フロー・ヘッジ」に表示していた
△895百万円は、「キャッシュ・フロー・ヘッジ」△1,861百万円、「ヘッジ・コスト」966百万円として組替えておりま
す。
(要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書)
従来、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「長期借入債務による支出」に含めて表示していた「リース負債によ
る支出」について、表示の明瞭性を高めるため、当第1四半期より区分掲記することとしました。当該表示方法の変更に
伴い、前年同期の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書の組替えを行っております。
この結果、前年同期の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の
「長期借入債務による支出」に表示していた△91,711百万円は、「長期借入債務による支出」△78,687百万円、「リース
負債による支出」△13,024百万円として組替えております。
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住友商事株式会社 (8053) 2022年3月期 第1四半期 決算短信
(8)セグメント情報[IFRS]
当第1四半期累計(2021/4~6) (単位:百万円)
輸 送 機 メディア 生 活 ・ 資 源 ・ 消去又は
金 属 インフラ 計 連 結
・ 建 機 ・デジタル 不 動 産 化 学 品 全 社
収 益 222,274 206,503 93,115 99,925 269,656 349,453 1,240,926 25,054 1,265,980
売 上 総 利 益 28,101 41,427 19,704 26,031 59,714 59,029 234,006 1,306 235,312
持分法による投資損益 1,633 10,943 1,121 10,782 2,384 29,271 56,134 342 56,476
四 半 期 利 益
7,220 14,489 6,896 10,473 17,609 47,137 103,824 3,478 107,302
(親会社の所有者に帰属)
資産合計(2021/6末) 806,292 1,687,561 1,048,517 963,584 1,471,146 1,966,695 7,943,795 349,645 8,293,440
前年同期(2020/4~6) (単位:百万円)
輸 送 機 メディア 生 活 ・ 資 源 ・ 消去又は
金 属 インフラ 計 連 結
・ 建 機 ・デジタル 不 動 産 化 学 品 全 社
収 益 165,692 141,495 87,173 94,589 242,478 272,123 1,003,550 32,178 1,035,728
売 上 総 利 益 17,354 27,423 18,565 24,493 51,943 31,917 171,695 1,628 173,323
持分法による投資損益 1,705 △4,792 5,553 9,738 1,769 △62,810 △48,837 △82 △48,919
四半期利益又は損失(△)
39 △9,428 12,138 9,619 6,346 △59,459 △40,745 △346 △41,091
(親会社の所有者に帰属)
資産合計(2021/3末) 821,719 1,748,545 1,002,534 918,296 1,424,108 1,823,866 7,739,068 340,916 8,079,984
増 減 (単位:百万円)
輸 送 機 メディア 生 活 ・ 資 源 ・ 消去又は
金 属 インフラ 計 連 結
・ 建 機 ・デジタル 不 動 産 化 学 品 全 社
収 益 56,582 65,008 5,942 5,336 27,178 77,330 237,376 △7,124 230,252
売 上 総 利 益 10,747 14,004 1,139 1,538 7,771 27,112 62,311 △322 61,989
持分法による投資損益 △72 15,735 △4,432 1,044 615 92,081 104,971 424 105,395
四 半 期 利 益
7,181 23,917 △5,242 854 11,263 106,596 144,569 3,824 148,393
(親会社の所有者に帰属)
資 産 合 計 △15,427 △60,984 45,983 45,288 47,038 142,829 204,727 8,729 213,456
(注)当社は、2021年4月1日付で、エネルギーイノベーション・イニシアチブを新設しました。インフラ事業部門、生活・不動産事業部門、資
源・化学品事業部門傘下の組織から次世代エネルギー関連事業を同イニシアチブに移管し、消去又は全社に含めることとしております。
また、同日付で、金属事業部門傘下にあったアルミニウム地金及び板の生産・販売事業を資源・化学品事業部門傘下の組織に移管しまし
た。これに伴い、前年同期のセグメント情報は、組替えて表示しております。
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