8052 椿本興 2021-11-25 16:00:00
新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書 [pdf]

                                                                  2021 年 11 月 25 日
各    位
                                       会社名      椿   本       興   業   株    式   会    社
                                       代表者名     取 締 役 社 長            香 田       昌 司
                                                (コード番号 : 8052 東証第 1 部)

                                       問合せ先     取締役専務執行役員                春日部      博
                                                ( Te l .    0 6 - 4 7 9 5 - 8 8 0 6 )




                   新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書


 当社は、2022 年4月に予定される株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しに関して、本日開催
の取締役会において、プライム市場を選択することを決議し、同取引所に申請書を提出いたしました。
    併せて当社は、移行基準日時点(2021 年6月 30 日)において、当該市場の上場維持基準を充たし
ていないことから、下記のとおり、新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書を作成し、東京証
券取引所に提出しましたので、お知らせいたします。


                                  記


○当社の上場維持基準の適合状況及び計画期間
 当社の移行基準日時点におけるプライム市場の上場維持基準への適合状況は、以下のとおりと
なっており1日平均売買代金については基準を充たしておりません。当社は、2024 年 12 月まで
に上場維持基準を充たすために各種取組を進めてまいります。


                               流通株式                 1日平均
             株主数     流通株式数             流通株式比率                     時価総額
                               時価総額                 売買代金
             (人)     (単位)               (%)                       (億円)
                               (億円)                 (億円)

     当社の状況
              -       30,357   106.4     46.7        0.16           -
(移行基準日時点)


    上場維持基準    -       20,000   100.0     35.0        0.20           -



計画書に記載の項目     -                                       〇             -


※当社の適合状況は、東京証券取引所が基準日時点で把握している当社の株券等の分布状況等をもとに
 算出を行ったものです。




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○上場維持基準の適合に向けた取組の基本方針、課題及び取組内容


 当社株式の、2020 年7月1日から 2021 年6月 30 日までの1年間の東京証券取引所における売買立
会での1日平均売買代金は、0.16億円となっており、プライム市場における0.2億円以上という上
場維持基準を充たしておりません。今後早急に下記施策を実施し、上場維持基準を達成すると同時に、他
の施策も実施しながら更なる企業価値向上に努めてまいります。


1.基本方針
  流通株式数の増加


2.課題
  当社は、当企業グループ全体の情報発信が十分でなかったため、国内外の投資家の皆様の投資意欲を
  十分に喚起することができなかったと認識しております。多くの投資家の皆様に当社株式を売買し
  ていただき、当社の経営にも参画していただけるよう、投資環境の改善を図ってまいります。


3.取組内容
  I.    投資家に魅力ある株主還元策の拡充(2022 年6月~)
       投資家に売買を活発にしていただけるような魅力ある株主還元策を計画し、投資家の皆様がより
       投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ります。
       配当性向の維持・増加に努めるとともに、株主優待も含めた従来にも増した、充実した株主還元
       策を計画いたします。


  II. 投資家向けの情報発信の充実(2022 年6月~)
       2022 年3月期決算より、WEB の活用等によって機関投資家や個人投資家の皆様に対する決算説
       明会を実施すると同時に、外国人投資家の皆様への情報発信の充実を図るため、株主総会招集通
       知を始めとする IR 資料の英語翻訳を実施します。


  III. IR活動の推進・強化(2023 年4月~)
       より多くの投資家の方に当企業グループを知っていただくように尽力いたします。特に、次期中
       期経営計画の策定にあたっては、計画の内容を開示いたします。また、必要に応じて説明会の開
       催を検討いたします。現在は中期経営計画の開示は行っておりませんが、環境を整備し、投資家
       との対話の促進に積極的に取り組んでまいります。


                                                  以   上




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