8041 OUG HD 2021-05-11 14:00:00
「OUGグループ 中期経営計画 2021」の策定について [pdf]

                                                2021 年 5 月 11 日
各 位
                            会  社  名   OUGホールディングス株式会社
                            代 表 者 名   代表取締役社長   勝 田    昇
                                      (コード:8041 東証第一部)
                            問 合 せ 先   執行役員 総合企画グループ担当
                                                中 村    耕
                                      (TEL.06-4804-3031)

             「OUG グループ 中期経営計画 2021」の策定について


 当社は、2021 年 4 月から 2024 年 3 月における OUG グループ中期経営計画(以下、
                                                  「OUG グループ
中計」という)を策定しましたので、お知らせいたします。
                            記
1.
 「OUG グループ中計」の策定について
 現在、OUGグループが置かれている事業環境は、国内天然魚の漁獲量減少による資源確保競争の激
化やデフレ下での需要縮小のもとで販売競争は激化しており、従前の営業の考え方ではこうした事業環
境の変化に対応できず、売上、利益を向上させていくことが困難になっています。
 このような状況に対し、最前線の販売機能を再点検して機能強化を図るとともにグループ役職員一人
ひとりが主体的に活力をもって行動することにより、グループ各社の業績の向上を通じグループ全体の
成長を図る目的で、OUG グループ中計を策定しました。


2.OUG グループ経営理念と経営ビジョン
(1)経営理念
  水産物をコアとし、お客様に価値ある商品とサービスを提供することにより、食文化の発展に貢献
  します。


(2)経営ビジョン
  新しい水産物流通サービス業を創造することによって企業価値を最大化します。


 ※新しい水産物流通サービス業とは、水産物をコアとして、品揃えや販促などの「商的流通機能」、
  保管や物流などの「物的流通機能」
                 、サプライチェーンにおける「情報流通機能」を総合的に遂行
  することで顧客のニーズを満たし、付加価値を創造する事業です。




                            1
3.OUG グループ経営目標
(1)売上高、営業利益、経常利益
                                                                   (単位:億円)
               2021 年 3 月期         2022 年 3 月期     2023 年 3 月期     2024 年 3 月期
                    (実績)             (計画)            (計画)            (計画)
    売 上 高              2,983               3,000           3,100          3,200
    営業利益                   14                22              27              29
    経常利益                   17                24              29              31
                                     注 2021 年 3 月期(実績)は億円未満四捨五入で表示
(2)ROE、ROIC、自己資本比率


                             ROE                   ROIC
                                                                   自己資本比率
                     (自己資本純利益率)              (投下資本利益率)
  2021 年 3 月期(実績)            5.2 %                 2.4 %            31.8 %
  2024 年 3 月期(計画)            8.0 %                 5.0 %            35.0 %
                                     注 2021 年 3 月期(実績)は億円未満四捨五入で表示
4.基本的な考え方
 OUG グループは、水産物の生産から販売にいたる一連の事業の流れの中で、今回、
                                       「鮮魚事業(取
引)の拡大」「加工事業(取引)の拡大」
                  「エリア戦略の推進」
                           「海外事業の推進」の4つの重要なテー
マを掲げて取り組むとともに、バリューチェーンの最適化を意識したグループ役職員の個々の行動変容
を図り、業績を向上させていきます。


5.4つの重要なテーマ(戦略)
①「鮮魚事業(取引)の拡大」
 生産者・産地業者との関係性を強化し、生鮮から凍結鮮魚まで用途別に取り扱うとともに、養殖事業
者と連携した販売を強化し、鮮魚事業全体の拡大を図ります。


②「加工事業(取引)の拡大」
 グループ加工事業の収益改善と一層の活用を進めるとともに、国内加工業者との総合的な取引拡大を
図ります。


③「エリア戦略の推進」
 関東地区をはじめ各エリアにおいて、コロナ禍でも成長している業態に対し、グループの商品力・提
案力で売上シェアを拡大します。


④「海外事業の推進」
 国内外の鮮魚や水産加工品の調達・生産・販売等により海外事業の拡大を図ります。また、海外業務
に精通した人材育成や、取引等におけるリスク管理の高度化を図ります。



                                       2
6.その他
①グループ情報基盤の整備
 改めて基幹系システムの再構築に取り組むとともに、マーケティング支援情報の一元管理と分析など
データ活用の高度化に取り組みます。


②グループ品質保証システムの構築
 OUG グループは、お客様に信頼感を与える品質保証と、さらなるお客様の満足向上を目指すことを
目的に、グループ共通の品質保証システムの構築に着手します。


③サスティナビリティへの取り組み
 社会的な広がりを見せている「サスティナビリティ(SDGs、気候変動リスクへの対応等)」のテーマ
については、既にグループ各社において様々な取り組みがなされていますが、OUG グループとしてさ
らに必要な課題を洗い出し、統一的な視点で取り組んでいきます。


④配当方針
 今回の中期経営計画の期間中においても、当社は経営の基本方針のもと、経営の効率化を図り収益性
の改善に努め、株主の皆様への安定かつ継続的な利益還元を行う株主重視の姿勢に立ちます。また、利
益配分につきましては、安定的な配当とともに経営基盤の安定強化にも留意します。
                                             以 上




                       3
OUGグループ 中期経営計画 2021
   2022年3月期~2024年3月期




        2021年5月11日




               証券コード:8041
              はじめに

    現在、OUGグループが置かれている事業環境は、
国内天然魚の漁獲量減少による資源確保競争の激化やデフレ下での
需要縮小等のもとで、業務の垣根をこえた販売競争は激化しており、
 従前の営業の考え方ではこうした事業環境の変化に対応できず、
   売上、利益を向上させていくことが困難になっています。

            このような状況に対し、
   最前線の販売機能を再点検して機能強化を図るとともに
グループ役職員一人ひとりが主体的に活力をもって行動することにより、
グループ各社の業績の向上を通じグループ全体の成長を図る目的で、
    「OUGグループ中期経営計画2021」を策定しました。
                                1
INDEX

1. OUGグループ経営理念と経営ビジョン
2. OUGグループ経営目標
3. 事業環境の認識
4. 中期経営計画を推進するための行動指針
5. 4つの重要なテーマ(戦略)
6. 主要セグメント別事業の取り組み
7. その他


                        2
1.OUGグループ経営理念と経営ビジョン


   経営理念
   水産物をコアとし、お客様に価値ある商品とサービスを
   提供することにより、 食文化の発展に貢献します。


  経営ビジョン
   新しい水産物流通サービス業を創造することによって
   企業価値を最大化します。
                               3
2. OUGグループ経営目標
  (1)売上高、営業利益、経常利益                                    (単位:億円)

             2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期
               (実績)     (計画)     (計画)     (計画)

     売上高         2,983        3,000          3,100     3,200
    営業利益          14           22             27        29
    経常利益          17           24             29        31

  (2)ROE、ROIC、自己資本比率
                     ROE               ROIC
                 (自己資本純利益率)         (投下資本利益率)        自己資本比率

  2021年3月期(実績)         5.2%           2.4%            31.8%

  2024年3月期(計画)         8.0%           5.0%            35.0%
                                                                4
3.事業環境の認識

水産資源確保の競争圧力
卸売業者の加工事業への進出
コロナ禍における外食業者の業容転換
収益力の高い流通業者の出現
小売業界の人手不足、人件費等の上昇による収益力の低下




                          5
4.中期経営計画を推進するための行動指針
 「既存事業の強化・拡大」や後述の「4つの重要なテーマ(戦略)」の取り組みの実効性を高めるには、
 グループの役職員の意識を変え、それに基づく行動変容が必要と考え、次に掲げる「行動指針」を策定
 しました。この指針の実践による成功体験を通じ、グループ全体の営業への意識改革につなげます。



               OUGグループ行動指針

 1.取引の流れを俯瞰し、主体的な取引を作り上げる(主体性)

 2.他部門・グループのさらなるパワーと機能を結集して取り組む(連携)

 3.意識をもって収益の源泉であるリスクに果敢に立ち向かう(リスクテイク)



                                                   6
5.4つの重要なテーマ(戦略)
  OUGグループは、水産物の生産から販売にいたる一連の事業の流れの中で、今回、
  「鮮魚事業(取引)の拡大」「加工事業(取引)の拡大」「エリア戦略の推進」「海外事業
  の推進」の4つの重要なテーマを掲げて取り組むとともに、バリューチェーンの最適
  化を意識したグループ役職員の個々の行動変容を図り、業績を向上させていきます。

  鮮魚事業(取引)の拡大               加工事業(取引)の拡大
 生産者・産地業者との関係性を強化し、生鮮から凍   グループ加工事業の収益改善と一層の活用を進める
 結鮮魚まで用途別に取扱うとともに、養殖事業者と   とともに、国内加工業者との総合的な取引拡大を図
 連携した販売を強化し、鮮魚事業全体の拡大を図り   ります。
 ます。
                    4つの重要
                     テーマ
    エリア戦略の推進                   海外事業の推進
                           国内外の鮮魚や水産加工品の調達・生産・販売等に
 関東地区をはじめ各エリアにおいて、コロナ禍でも
                           より海外事業の拡大を図ります。また、海外業務に
 成長している業態に対し、グループの商品力・提案
                           精通した人材育成や、取引等におけるリスク管理の
 力で売上シェアを拡大します。
                           高度化を図ります。

                                                     7
6. 主要セグメント別事業の取り組み
       水産物荷受事業
       •   近畿圏の卸売市場5市場の集荷力・販売力の強化
       •   業種/業態の要望に応える販売体制の強化
       •   世界各国からのさまざまな水産物の調達
       •   海外の水産物需要に対応する輸出事業の拡大
       •   顧客ニーズに対応した水産加工品の企画・開発



       市場外水産物卸売事業
       •   顧客ニーズに対応した地域密着型の営業活動の強化
       •   顧客を起点とした提案型営業の実践
       •   グローバルなネットワークを活かした効率的なサプライチェーンの実現
       •   海外における現地マーケティングの強化と海外販路の開拓・拡大




                                              8
6. 主要セグメント別事業の取り組み

        養殖事業
        •   海にやさしく、安定した生産による計画的出荷体制の構築
        •   既存顧客との関係強化による出荷量の増大、量販店等の新規顧客の開拓
        •   「ひろびろいけすぶり」、「豊後まぐろヨコヅーナ」のブランド価値の向上
        •   アジア、アメリカ、EUなどの世界市場への輸出強化
        •   国際規格基準HACCPの認証加工場における品質保証体制のさらなる充実



               食品加工事業
               ・HACCP認証を取得した食品加工場における安全な製品づくり
               ・グループの販路を活用した生鮮サーモンや定塩鮭の量産
               ・米飯加工製品の開発強化と販路開拓
               ・刺身ケン等の野菜加工製品の安定生産と販路開拓


                                                 9
7. その他/グループ情報基盤の整備
OUGグループは、基幹系システムの再構築に取り組むとともに、マーケティング
支援情報の一元管理と分析などデータ活用の高度化に取り組みます。

           OUGグループ情報基盤の整備イメージ
          OUGホールディングス
          グループ情報システム
                                   外部から入手される情報
            情報の一元管理                  (統計情報等)


           収集・蓄積・分析・活用


          (データウェアハウス等)



                       活用
            収集


         うおいち          ショクリュー           グループ各社
                                水平展開
                 再構築

          (基幹業務システム)                      再構築
                                       (基幹業務システム)
                                                    10
7. その他/グループ品質保証システムの構築
OUGグループは、お客様に信頼感を与える品質保証と、さらなるお客様の満足向上
を目指すことを目的に、グループ共通の品質保証システムの構築に着手します。

OUGグループ品質保証システムの文書体系イメージ          OUGグループ

                                  経営理念

                                OUGグループ
                                  品質理念
                                  品質方針

                                OUGグループ
                               品質保証基本規程

                                OUGグループ
       OUGグループ共通のルール
                                品質保証規程
                                OUGグループ
                            品質保証に関わる規格・基準
                       グループ各社の規程・規格・基準/運用手順書/マニュアル




       グループ各社のルール
                                                     11
7. その他/サスティナビリティへの取り組み
 社会的な広がりを見せている「サスティナビリティ(SDGs、気候変動リスクへの対応等)」
 のテーマについては、既にグループ各社において様々な取り組みがなされていますが、
 OUGグループとしてさらに必要な課題を洗い出し、統一的な視点で取り組んでいきます。

                     グループ各社のサスティナビリティ関連の取り組みの現状
          活動項目                     会社名                   内容

    社会的事業            (株)兵殖、(株)松浦養殖          SDGs14.1海洋汚染対策(海の豊かさ)

                     (株)うおいち                食育活動
    社会貢献活動
                     ダイワサミット(株)             こども食堂へのおにぎりの提供活動

                               グループ各社の認証取得の現状
            認証名                    会社名                   内容
                     (株)ショクリュー
    MSC認証
                                            C o C 認証
    (海洋管理協議会)        (株)うおいち(本社)

                     (株)ショクリュー
    ASC認証
                     (株)うおいち(本社)            C o C 認証
    (水産養殖管理協議会)
                     関空トレーディング(株)

    MEL認証
                     (株)兵殖                  「養殖認証」「流通加工段階認証」(C o C 認証)
    (M・E・L協議会)


    ホワイト経営(日本海事協会)   舞洲流通センター(株)            運転者職場環境良好度認証
                                                                         12
当資料の取り扱い上のご注意
●当資料に掲載されている計画、見通しなどのうち、過去の事実以外は将来に関する見通しであり
 不確定な要因を含んでおります。
●実際の業績は、様々な要因により、これら見通しとは異なる結果となる場合があることをご承知
 おきください。
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 損害等に関しては、当社は一切責任を負うものではありませんのでご承知おきください。
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 で行われるようお願いいたします。
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