8031 三井物産 2020-03-27 08:45:00
2020年3月期の当社業績予想について [pdf]

                                           2020 年 3 月 27 日
関係各位
                                      会社名:三井物産株式会社
                               代表者名:代表取締役社長       安永竜夫
                                        (コード番号:8031)
                                本社所在地:東京都千代田区丸の内
                                            一丁目 1 番 3 号


               2020 年 3 月期の当社業績予想について


                                    )は、新型
 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」
コロナウィルスの感染拡大、これに伴う商品市況の下落による 2020 年 3 月期(2019 年 4 月 1
日~2020 年 3 月 31 日)の当社業績への影響についてお知らせいたします。当該影響につい
ては、現時点の見通しであり精査中です。


1.2020 年 3 月期当社業績予想
  本年 2 月 4 日に、2020 年 3 月期通期連結業績予想 4,500 億円(親会社の所有者に帰属す
  る当期利益)を公表いたしましたが、以下の影響により当期利益に対して約 500 億円か
  ら 700 億円程度の減損等損失を認識する可能性があります。なお、当期の基礎営業キャ
  ッシュ・フローへの影響は限定的です。


  ① 商品市況の下落による影響
     新型コロナウィルスの影響に加え、OPEC プラスで減産合意が決裂したことによる原
     油価格の急落により、米国における Eagle Ford シェールガス・オイル事業、イタリ
     アにおける Tempa Rossa 油田事業を中心として、石油・ガス開発事業の固定資産に
     おいて減損損失が発生する見込みです。


  ② その他
     事業環境の悪化及び世界的な株式市場の混乱に伴う当社保有上場株式の価値の下落
     により、一部のセグメントにおいて、固定資産の減損及び株式の時価評価に伴う評価
     損を計上する可能性があります。


   なお、世界経済の停滞に伴う需要の減少、物流の混乱、原材料の調達への影響、人の移
   動が制限されたことに伴う生産活動の一部停止等の影響が発生しており、当社のトレー
   ディング事業の環境は悪化しておりますが、当社の当期業績に重大な影響を与える事象
   は認識しておりません。




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2.配当予想
  期末配当予想につきましては、2020 年 3 月期第 3 四半期決算発表時(2020 年 2 月 4 日)
  に公表した 1 株あたり 40 円から変更はありません。


 当社は、感染拡大の影響を受けている国・地域においては職員の安全を第一に考えるとと
もに、事業の継続性が担保できる様に在宅勤務を推進する等の対応を行っております。商品
市況及び新型コロナウィルスを取り巻く事業環境は日々変化しており、今後、当社の業績に
重大な影響を及ぼす変化が観測された場合、改めてお知らせいたします。




                                本件に関する問合せ先:三井物産(株)
                                IR 部       TEL:03(3285)7657
                                広報部        TEL:03(3285)7618



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情報を踏まえた仮定、予期及び見解に基づくものであり、既知及び未知のリスクや不確実性及びその
他の要素を内包するものです。かかるリスク、不確実性及びその他の要素によって、当社の実際の業
績、財政状況またはキャッシュ・フローが、こうした将来に関する記述とは大きく異なる可能性があり
ます。こうしたリスク、不確実性その他の要素には、当社の最新の有価証券報告書、四半期報告書等の
記載も含まれ、当社は、将来に関する記述のアップデートや修正を公表する義務を一切負うものでは
ありません。また、本発表資料は、上記事実の発表を目的として作成されたものであり、日本国内外を
問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。




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