8015 豊田通商 2020-01-31 16:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年1月31日
上場会社名 豊田通商株式会社 上場取引所 東 名
コード番号 8015 URL https://www.toyota-tsusho.com/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)貸谷 伊知郎
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)會田 靖 TEL 052-584-5482
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
営業活動に 四半期包括利益
収益
係る利益
税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 5,060,141 △0.9 164,068 △0.7 184,234 2.2 133,778 6.0 116,588 6.1 116,940 222.4
2019年3月期第3四半期 5,106,013 5.1 165,175 11.7 180,287 0.9 126,252 △1.8 109,844 △3.6 36,277 △83.5
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 331.35 -
2019年3月期第3四半期 312.16 -
(注)「基本的1株当たり四半期利益」は、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を基に算定しております。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 4,686,878 1,443,445 1,262,772 26.9
2019年3月期 4,441,464 1,389,616 1,195,826 26.9
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 50.00 - 50.00 100.00
2020年3月期 - 60.00 -
2020年3月期(予想) 60.00 120.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 円 銭
通期 150,000 13.1 426.27
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 1社 (社名) Toyota Tsusho Thai Holdings Co., Ltd.
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注)詳細は[添付資料]12ページ「2.(5)(会計方針の変更)」をご参照ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 354,056,516株 2019年3月期 354,056,516株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 2,209,316株 2019年3月期 2,169,311株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 351,859,265株 2019年3月期3Q 351,884,948株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づ
き作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
2.当社は、2020年1月31日(金)に機関投資家・アナリスト向け説明会を開催する予定です。この説明会で使用す
る資料については、決算発表後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.要約四半期連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………………… 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 4
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 10
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
①経営環境
当第3四半期連結累計期間の世界経済を概観しますと、米国は堅調なものの、欧州・中国の景気低迷等によ
り、全体として減速基調となりました。また、米中対立の長期化等により世界的に景気減速懸念が強まりまし
た。
米国経済は、米中貿易摩擦の影響懸念により企業の設備投資や生産が減速基調となった一方で、雇用環境や個
人消費は引き続き堅調に推移し、FRBの利下げ等金融政策が景気の下支えとなり回復基調が継続しました。欧州
経済は、個人消費と政府消費が底堅さを維持したものの、製造業の低迷長期化により減速感が継続しました。ま
た、英EU離脱交渉難航等により先行き不透明な状況が続きました。中国経済は、投資主導から消費主導へ経済の
リバランスが進む中、減税・補助金等の経済政策で景気下支えを図るも、インフラ投資停滞と消費マインド悪化
等により、減速基調が継続しました。また、米国との貿易摩擦の影響継続により、経済成長鈍化が鮮明となりま
した。新興国経済は、中国経済減速等による輸出減や資源価格低迷等により景気減速傾向が継続しました。
こうした中、わが国経済は、中国経済減速の影響で自動車や鉄鋼を中心に輸出低迷が継続、製造業の生産の弱
さが続きました。雇用・所得環境は改善したものの、相次ぐ自然災害や消費増税の影響等により内需が冷え込
み、減速基調となりました。また、貿易摩擦や欧州・中国等の海外経済の低迷等により、景気停滞懸念が強まり
ました。
②セグメント別の事業活動
(Ⅰ)金属
インドでの使用済み車両の不法投棄削減と適正処理等を目的に、Toyota Tsusho India Private Limitedと
スズキ株式会社のインド子会社であるMaruti Suzuki India Limitedと共に、使用済み車両の解体とリサイク
ルを行う合弁会社Maruti Suzuki Toyotsu India Private Limitedを、2019年10月に設立しました。
(Ⅱ)グローバル部品・ロジスティクス
Techno Park Poi Pet Pvt Co., Ltd.は、日系企業のカンボジア進出の支援強化を目的に、Sanco Cambo
Investment Group Co., Ltd.と、テクノパーク第二期レンタル工場の業務提携契約を、2019年12月に締結しま
した。
(Ⅲ)自動車
交通渋滞や大気汚染などの社会課題解決への貢献と、より安全・快適な移動価値の提供を目的に、新しいモ
ビリティーサービスとしてインド6都市で中・長距離バスアプリサービス「Shuttl(シャトル)」を展開するス
タートアップ企業Super Highway Labs Private Limitedに、2019年11月に出資しました。
(Ⅳ)機械・エネルギー・プラントプロジェクト
クリーンで低価格な再生可能エネルギーの普及への貢献と更なる風力発電事業の拡大を目的に、エジプト・
アラブ共和国において株式会社ユーラスエナジーホールディングスと共同で建設を進めていた262.5MWの風力
発電所の商業運転を、2019年10月から開始しました。
(Ⅴ)化学品・エレクトロニクス
株式会社ネクスティ エレクトロニクスは、電子機器の熱・ノイズに関する課題解決および開発期間短縮へ
の貢献を目的に、アルティメイトテクノロジィズ株式会社に2019年8月に出資し、引き続き協業を推進してい
ます。
(Ⅵ)食料・生活産業
パーソナルヘルスデータを活用した健康サポート事業の機能強化を目的に、2019年8月に株式会社M-aidに
出資し、同社と業務提携しました。また、次世代型予防医療サービスモデルの構築を目的に、株式会社スギ薬
局とも業務提携し、引き続き協業を進めています。
(Ⅶ)アフリカ
CFAO SASは子会社を通じて、アフリカにおける自動車販売基盤の強化を目的に、南アフリカの大手自動車デ
ィーラーグループUnitrans Motor Holdings Proprietary Limitedの株式を、2019年11月に取得しました。
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第3四半期決算短信
③当四半期連結累計期間の経営成績
当社グループの当第3四半期連結累計期間の収益は円高による為替影響等により、前年同四半期連結累計期間
を459億円(0.9%)下回る5兆601億円となりました。
利益につきましては、営業活動に係る利益は為替差損益の良化等の一方で売上総利益の減少、販売費及び一般
管理費の増加により、前年同四半期連結累計期間を11億円(0.7%)下回る1,640億円となりました。四半期利益
(親会社の所有者に帰属)は金属本部において減損に伴い持分法による投資損益が悪化した一方で機械・エネル
ギー・プラントプロジェクト本部における関連会社株式売却益による増益等により、前年同四半期連結累計期間
を67億円(6.1%)上回る1,165億円となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
(Ⅰ)金属
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、自動車生産関連の取り扱い減少及び金属資源事業におけ
る減損等により、前年同四半期連結累計期間を132億円(47.3%)下回る147億円となりました。
(Ⅱ)グローバル部品・ロジスティクス
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、前年同期並みの、前年同四半期連結累計期間を2億円
(1.1%)上回る191億円となりました。
(Ⅲ)自動車
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、海外自動車販売会社の取扱台数減少等により、前年同四
半期連結累計期間を34億円(19.7%)下回る138億円となりました。
(Ⅳ)機械・エネルギー・プラントプロジェクト
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、電力事業における関連会社株式売却益及び前期一過性損
失の影響等により、前年同四半期連結累計期間を212億円(182.9%)上回る328億円となりました。
(Ⅴ)化学品・エレクトロニクス
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、エレクトロニクス事業の利益率低下等により、前年同四
半期連結累計期間を31億円(17.4%)下回る147億円となりました。
(Ⅵ)食料・生活産業
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、食料事業における持分法による投資損益の良化等によ
り、前年同四半期連結累計期間を12億円(54.6%)上回る35億円となりました。
(Ⅶ)アフリカ
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、自動車販売の増加等により、前年同四半期連結累計期間
を53億円(89.8%)上回る112億円となりました。
(2)財政状態に関する説明
資産につきましては、有形固定資産で1,507億円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ2,454億円増
加の4兆6,868億円となりました。また、資本につきましては、四半期利益(親会社の所有者に帰属)等により
利益剰余金が765億円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ538億円増加の1兆4,434億円となりまし
た。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の連結業績予想につきましては、2019年4月26日発表の連結業績予想から変更しておりません。
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2.要約四半期連結財務諸表
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び現金同等物 465,861 469,443
営業債権及びその他の債権 1,397,937 1,314,769
その他の金融資産 60,525 119,210
棚卸資産 745,157 827,776
その他の流動資産 133,764 143,503
流動資産合計 2,803,246 2,874,702
非流動資産
持分法で会計処理されている投資 285,074 273,552
その他の投資 454,647 483,654
営業債権及びその他の債権 27,264 27,568
その他の金融資産 40,796 35,487
有形固定資産 612,587 763,230
無形資産 157,278 163,768
投資不動産 18,628 19,048
繰延税金資産 15,973 18,457
その他の非流動資産 25,967 27,408
非流動資産合計 1,638,217 1,812,176
資産合計 4,441,464 4,686,878
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債及び資本の部
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 1,199,839 1,177,236
社債及び借入金 509,924 532,448
その他の金融負債 15,679 22,415
未払法人税等 24,627 29,470
引当金 6,224 5,937
その他の流動負債 133,762 141,661
流動負債合計 1,890,057 1,909,169
非流動負債
社債及び借入金 993,122 1,048,817
営業債務及びその他の債務 2,302 82,097
その他の金融負債 20,964 27,543
退職給付に係る負債 41,752 42,785
引当金 26,208 41,273
繰延税金負債 63,661 64,400
その他の非流動負債 13,779 27,345
非流動負債合計 1,161,790 1,334,263
負債合計 3,051,847 3,243,433
資本
資本金 64,936 64,936
資本剰余金 150,933 151,711
自己株式 △3,596 △3,730
その他の資本の構成要素 50,394 40,190
利益剰余金 933,159 1,009,663
親会社の所有者に帰属する持分合計 1,195,826 1,262,772
非支配持分 193,789 180,673
資本合計 1,389,616 1,443,445
負債及び資本合計 4,441,464 4,686,878
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(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
収益
商品販売に係る収益 5,034,481 4,981,463
サービス及びその他の販売に係る収益 71,531 78,678
収益合計 5,106,013 5,060,141
原価 △4,626,308 △4,583,803
売上総利益 479,705 476,338
販売費及び一般管理費 △311,388 △317,595
その他の収益・費用
固定資産処分損益 325 1,616
固定資産減損損失 △2,726 △331
その他 △740 4,039
その他の収益・費用合計 △3,141 5,325
営業活動に係る利益 165,175 164,068
金融収益及び金融費用
受取利息 7,989 10,025
支払利息 △20,082 △22,541
受取配当金 21,478 17,625
その他 864 14,110
金融収益及び金融費用合計 10,249 19,219
持分法による投資損益 4,862 946
税引前四半期利益 180,287 184,234
法人所得税費用 △54,034 △50,455
四半期利益 126,252 133,778
四半期利益の帰属:
親会社の所有者 109,844 116,588
非支配持分 16,408 17,190
1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)
基本的1株当たり四半期利益(円) 312.16 331.35
希薄化後1株当たり四半期利益(円) - -
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要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期利益 126,252 133,778
その他の包括利益
純損益に振替えられることのない項目
確定給付制度の再測定 264 407
FVTOCIの金融資産 △70,942 17,315
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対
△937 △168
する持分
純損益に振替えられる可能性のある項目
キャッシュ・フロー・ヘッジ 1,197 △5,486
在外営業活動体の換算差額 △19,058 △27,316
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対
△499 △1,589
する持分
税引後その他の包括利益 △89,975 △16,837
四半期包括利益 36,277 116,940
四半期包括利益の帰属:
親会社の所有者 22,088 105,524
非支配持分 14,189 11,415
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(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
資本金 資本剰余金 自己株式 キャッシ 在外営業活
確定給付制 FVTOCIの金
度の再測定 融資産
ュ・フロ 動体の換算 合計
ー・ヘッジ 差額
期首残高 64,936 150,921 △3,578 - 248,425 △12,961 △105,520 129,943
四半期利益
その他の包括利益
確定給付制度の再測定 235 235
FVTOCIの金融資産 △70,758 △70,758
キャッシュ・フロー・ヘッジ 2,016 2,016
在外営業活動体の換算差額 △19,249 △19,249
四半期包括利益 - - - 235 △70,758 2,016 △19,249 △87,756
配当金
自己株式の取得及び処分等 0 △18
非支配持分の取得及び処分 4
利益剰余金への振替 △235 420 184
その他
所有者との取引額合計 - 4 △18 △235 420 - - 184
四半期末残高 64,936 150,926 △3,597 - 178,087 △10,944 △124,770 42,372
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分 資本合計
利益剰余金 合計
期首残高 832,495 1,174,718 187,468 1,362,187
四半期利益 109,844 109,844 16,408 126,252
その他の包括利益
確定給付制度の再測定 235 0 236
FVTOCIの金融資産 △70,758 △1,093 △71,851
キャッシュ・フロー・ヘッジ 2,016 313 2,330
在外営業活動体の換算差額 △19,249 △1,440 △20,690
四半期包括利益 109,844 22,088 14,189 36,277
配当金 △34,858 △34,858 △13,323 △48,181
自己株式の取得及び処分等 △18 △18
非支配持分の取得及び処分 4 914 918
利益剰余金への振替 △184 - -
その他 19 19
所有者との取引額合計 △35,043 △34,872 △12,389 △47,261
四半期末残高 907,296 1,161,934 189,268 1,351,202
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
資本金 資本剰余金 自己株式 キャッシ 在外営業活
確定給付制 FVTOCIの金
度の再測定 融資産
ュ・フロ 動体の換算 合計
ー・ヘッジ 差額
期首残高 64,936 150,933 △3,596 - 192,460 △10,226 △131,839 50,394
四半期利益
その他の包括利益
確定給付制度の再測定 283 283
FVTOCIの金融資産 17,250 17,250
キャッシュ・フロー・ヘッジ 621 621
在外営業活動体の換算差額 △29,218 △29,218
四半期包括利益 - - - 283 17,250 621 △29,218 △11,063
配当金
自己株式の取得及び処分等 0 △133
非支配持分の取得及び処分 777
利益剰余金への振替 △283 1,142 859
その他
所有者との取引額合計 - 777 △133 △283 1,142 - - 859
四半期末残高 64,936 151,711 △3,730 - 210,853 △9,605 △161,057 40,190
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分 資本合計
利益剰余金 合計
期首残高 933,159 1,195,826 193,789 1,389,616
四半期利益 116,588 116,588 17,190 133,778
その他の包括利益
確定給付制度の再測定 283 △0 282
FVTOCIの金融資産 17,250 22 17,272
キャッシュ・フロー・ヘッジ 621 △3,020 △2,399
在外営業活動体の換算差額 △29,218 △2,775 △31,993
四半期包括利益 116,588 105,524 11,415 116,940
配当金 △38,728 △38,728 △11,002 △49,731
自己株式の取得及び処分等 △132 △132
非支配持分の取得及び処分 777 △13,518 △12,741
利益剰余金への振替 △859 - -
その他 △494 △494 △11 △506
所有者との取引額合計 △40,083 △38,579 △24,532 △63,111
四半期末残高 1,009,663 1,262,772 180,673 1,443,445
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 180,287 184,234
減価償却費及び償却費 57,294 76,333
固定資産減損損失 2,726 331
金融収益及び金融費用 △10,249 △19,219
持分法による投資損益(△は益) △4,862 △946
固定資産処分損益(△は益) △325 △1,616
営業債権及びその他の債権の増減額
(△は増加) △35,642 87,810
棚卸資産の増減額(△は増加) △121,193 △62,086
営業債務及びその他の債務の増減額
(△は減少) 67,150 △51,498
その他 △20,691 △8,561
小計 114,493 204,779
利息の受取額 7,814 9,379
配当金の受取額 38,398 32,331
利息の支払額 △18,198 △20,550
法人所得税の支払額 △56,658 △58,361
営業活動によるキャッシュ・フロー 85,848 167,578
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) 7,455 △53,256
有形固定資産の取得による支出 △45,865 △69,366
有形固定資産の売却による収入 6,504 6,562
無形資産の取得による支出 △9,334 △8,761
無形資産の売却による収入 1,984 425
投資不動産の取得による支出 - △1,208
投資不動産の売却による収入 4,286 760
投資の取得による支出 △40,263 △16,988
投資の売却等による収入 1,628 23,042
子会社の取得による収支(△は支出) △603 △22,717
子会社の売却による収支(△は支出) 3,941 897
貸付けによる支出 △7,417 △4,992
貸付金の回収による収入 10,167 5,363
補助金による収入 - 9,849
その他 474 290
投資活動によるキャッシュ・フロー △67,041 △130,099
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(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 60,510 △21,565
長期借入れによる収入 84,836 90,195
長期借入金の返済による支出 △126,307 △62,221
社債の発行による収入 56,132 53,161
自己株式の取得による支出 △20 △134
配当金の支払額 △34,858 △38,728
非支配持分株主への配当金の支払額 △13,323 △11,002
非支配持分株主からの払込みによる収入 1,708 4,952
非支配持分株主からの子会社持分取得による支出 △2,166 △26,380
非支配持分株主への子会社持分売却による収入 137 263
その他 △4,573 △17,737
財務活動によるキャッシュ・フロー 22,076 △29,197
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 40,884 8,281
現金及び現金同等物の期首残高 423,426 465,861
現金及び現金同等物に係る換算差額 △5,085 △4,699
現金及び現金同等物の四半期末残高 459,225 469,443
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(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(リース)
当社グループは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」(2016年1月公表)を適用しておりま
す。
借手はすべてのリースを連結財政状態計算書に認識する単一のモデルにより会計処理することが求められてお
ります。借手は、リースの開始日において、原資産をリース期間にわたり使用する権利を表す資産(使用権資
産)とリース料に係る支払義務(リース負債)を認識します。その後、使用権資産から生じる減価償却費とリー
ス負債から生じる利息費用を別個に認識します。
IFRS第16号適用にあたっては、以下の経過措置及び便法を採用しております。
・適用による累積的影響額を適用開始日に認識する方法を採用しております。
・適用開始日以前に締結したリース取引については、IAS第17号「リース」及びIFRIC第4号「契約にリースが
含まれているか否かの判断」を適用してリースとして識別された契約にIFRS第16号を適用しております。
・短期リース及び少額リースは、使用権資産及びリース負債を認識しておりません。
・適用開始時点において、リース期間を算定する際、事後的判断を使用しております。
また、適用開始日現在の要約四半期財政状態計算書に認識されているリース負債に適用している借手の追加借
入利子率の加重平均は2.2%であります。
なお、2019年3月31日時点でIAS第17号を適用して開示した解約不能オペレーティング・リース契約に基づく最
低リース料総額とIFRS第16号適用開始時に認識したリース負債の差額は13,375百万円であります。これは主に
IFRS第16号適用に際して、リース期間の見直しを行ったことによる影響であります。
これにより従前の会計基準を適用した場合と比較し、当期首時点で有形固定資産に含まれる使用権資産が
92,878百万円増加、営業債務及びその他の債務に含まれるリース負債が93,004百万円増加しております。
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
報告セグメントごとの収益、利益又は損失、資産の金額に関する情報
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
グローバル部品・ 機械・エネルギー・ 化学品・ 食料・
金属
ロジスティクス
自動車
プラントプロジェクト エレクトロニクス 生活産業
収益
外部収益 1,324,687 685,015 489,683 713,920 1,111,955 340,430
セグメント間収益 1,470 16,619 7,447 2,313 8,134 420
計 1,326,157 701,635 497,130 716,233 1,120,089 340,851
売上総利益 76,554 57,576 66,326 65,114 80,480 33,522
四半期利益
27,922 18,982 17,284 11,605 17,842 2,301
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 926,064 388,927 288,609 754,674 732,119 288,667
報告セグメント
その他 調整額
連結
(注)1 (注)2
アフリカ 計
収益
外部収益 438,004 5,103,696 2,316 - 5,106,013
セグメント間収益 6,259 42,665 649 △43,314 -
計 444,263 5,146,361 2,966 △43,314 5,106,013
売上総利益 102,994 482,570 2,302 △5,168 479,705
四半期利益
5,904 101,843 8,044 △43 109,844
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 531,244 3,910,307 786,730 △281,433 4,415,604
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ全体の業務支援を行う職
能部門を含んでおります。また当欄には、特定の報告セグメントに配賦されない損益も含まれております。
2.「調整額」は、主としてセグメント間取引額を表示しております。
3.セグメント間の取引における価格については、個別に交渉の上、決定しております。
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
グローバル部品・ 機械・エネルギー・ 化学品・ 食料・
金属
ロジスティクス
自動車
プラントプロジェクト エレクトロニクス 生活産業
収益
外部収益 1,267,680 662,946 471,831 593,199 1,114,254 330,808
セグメント間収益 1,691 18,841 1,016 4,551 3,100 460
計 1,269,372 681,787 472,848 597,751 1,117,355 331,268
売上総利益 70,643 56,316 63,738 65,201 76,844 34,699
四半期利益
14,728 19,186 13,879 32,832 14,742 3,557
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 901,223 404,518 301,072 815,216 701,840 298,114
報告セグメント
その他 調整額
連結
(注)1 (注)2
アフリカ 計
収益
外部収益 615,280 5,056,002 4,139 - 5,060,141
セグメント間収益 44 29,706 1,304 △31,010 -
計 615,324 5,085,708 5,444 △31,010 5,060,141
売上総利益 111,824 479,267 △659 △2,270 476,338
四半期利益
11,205 110,132 6,465 △10 116,588
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 623,116 4,045,102 919,407 △277,631 4,686,878
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ全体の業務支援を行う職
能部門を含んでおります。また当欄には、特定の報告セグメントに配賦されない損益も含まれております。
2.「調整額」は、主としてセグメント間取引額を表示しております。
3.セグメント間の取引における価格については、個別に交渉の上、決定しております。
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(参考) 四半期推移 1Q 2Q 3Q
2020年3月期第3四半期連結決算概要〔IFRS〕 売上総利益 1,586 1,544 1,631
2020年1月31日
営業活動に係る利益 556 529 554 豊田通商株式会社
親会社の所有者に
帰属する当期利益 556 235 374 (単位:億円)
第3四半期 前年同期比 前期末比
連結経営成績 前年同期
累計期間 主な増減要因 連結財政状態 前期末 第3四半期末 主な増減要因
増減額 増減率 増減額 増減率
収 益 51,060 50,601 ▲ 459 ▲0.9% 資産合計 44,414 46,868 2,454 5.5% 【流動資産】 +715億円
・棚卸資産 +826億円
・その他の金融資産 +587億円
売上総利益 4,797 4,763 ▲ 34 ▲0.7% 【売上総利益】 ▲34億円 (流動資産) 28,032 28,747 715 2.5%
・営業債権及びその他の債権 ▲832億円
アフリカ本部における自動車販売の増加による
販売費及び一般管理費 ▲ 3,113 ▲ 3,175 ▲ 62 - 増益の一方で金属本部における自動車生産 (非流動資産) 16,382 18,121 1,739 10.6% 【非流動資産】 +1,739億円
関連の取扱い減少、化学品・エレクトロニクス本部 ・有形固定資産 +1,507億円
の利益率低下等により減益
その他の収益・費用 ▲ 31 53 84 - 資本合計 13,896 14,434 538 3.9% 【資本合計】 +538億円
・利益剰余金 +765億円
営業活動に係る利益 1,651 1,640 ▲ 11 ▲0.7% 有利子負債(NET) 9,884 11,072 1,188 12.0% ・FVTOCIの金融資産 +184億円
【営業活動に係る利益】 ▲11億円 ・在外営業活動体の換算差額 ▲292億円
利息収支 ▲ 120 ▲ 125 ▲5 - 為替差損益の良化等の一方で売上総利益の ・非支配持分 ▲131億円
D E R (NET) 0.8 0.9 0.1
減少、販売費及び一般管理費の増加により減益
受取配当金 214 176 ▲ 38 -
その他の金融収益・費用 8 141 133 -
連結キャッシュ・フロー 前年同期
第3四半期
前年同期比 当期の主な要因
累計期間
【親会社所有者帰属当期利益】 +67億円
持分法による投資損益 48 9 ▲ 39 -
金属本部において減損に伴い持分法投資損益
税引前利益 1,802 1,842 40 2.2% が悪化した一方で機械・エネルギー・プラント 営業CF 858 1,675 817
プロジェクト本部における関連会社株式売却益等 【営業CF】
により増益 四半期利益による
法人所得税費用 ▲ 540 ▲ 504 36 - 投資CF ▲ 670 ▲ 1,300 ▲ 630
【投資CF】
当期利益 1,262 1,337 75 6.0% 差引:フリーCF 188 375 187 有形固定資産の取得による支出及び
定期預金の増加
親会社の所有者に
帰属する当期利益 1,098 1,165 67 6.1% 財務CF 220 ▲ 291 ▲ 511
当期包括利益
(親会社の所有者に帰属) 220 1,055 835 377.7%
当期予想 前期比 2018年 2019年 2020年
連結業績予想 前期実績 1株当たり配当金 3月期 3月期 3月期
第3四半期 前年同期比 (10/31公表) 増減額 増減率
本部別 前年同期
累計期間 当期利益(親会社帰属)の主な増減要因 ※上段:売上総利益、下段:親会社の所有者に帰属する当期利益
増減額 増減率
※上段:売上総利益、下段:親会社の所有者に帰属する当期利益 998 1,020 22 2.1%
中間 45円 50円 60円
金 属
765 706 ▲ 59 ▲7.7% 353 260 ▲ 93 ▲26.4%
自動車生産関連の取扱い減少及び金属資源事業に
金 属 753 770 17 2.2% 年間 94円 100円 120円
おける減損等により減益 グローバル部品・
279 147 ▲ 132 ▲47.3%
ロジスティクス
(予想)
237 240 3 0.8%
配当性向(連結) 25.4% 26.5% 28.2%
グローバル部品・ 575 563 ▲ 12 ▲2.2% 887 920 33 3.7% (予想)
前年同期並み 自 動 車
ロジスティクス 189 191 2 1.1% 227 240 13 5.5%
本 898 930 32 3.5%
機械・エネルギー・
663 637 ▲ 26 ▲3.9% 部 プラントプロジェクト 前年同期 第3四半期
自 動 車 海外自動車販売会社の取扱台数減少等により減益 別 187 370 183 97.0% 主要指標推移 (前期末) 累計期間
172 138 ▲ 34 ▲19.7% 化学品・ 1,075 1,100 25 2.3%
651 652 1 0.1% エレクトロニクス 184 230 46 24.7% 平均 111 109
機械・エネルギー・ 電力事業における関連会社株式売却益及び
円/米ドル
プラントプロジェクト × 前期一過性損失の影響等により増益
439 480 41 9.3%
116 328 212 182.9% 食料・生活産業 期末 (111) 110
17 50 33 183.7% 為替
化学品・ 804 768 ▲ 36 ▲4.5% 1,371 1,410 39 2.8% 平均 129 121
エレクトロニクス事業の利益率低下等により減益 アフリカ 円/ユーロ
エレクトロニクス 178 147 ▲ 31 ▲17.4% 101 110 9 8.7% 期末 (125) 123
335 346 11 3.5% 売上総利益 6,384 6,630 246 3.8% 円TIBOR3M平均 0.07% 0.07%
食料事業における持分法投資損益の良化等により
食料・生活産業 増益
金利
23 35 12 54.6% 営業活動に 米ドルLIBOR3M平均 2.43% 2.21%
係る利益 2,151 2,370 219 10.1%
1,029 1,118 89 8.6% 全 ドバイ原油(米ドル/bbl) 72 63
アフリカ 自動車販売の増加等により増益 社
税引前利益 2,291 2,510 219 9.5%
59 112 53 89.8% シカゴコーン(セント/Bushel) 369 387
当期利益 1,547 1,760 213 13.7%
4,797 4,763 ▲ 34 ▲0.7%
合 計 親会社の所有者に
1,098 1,165 67 6.1% 帰属する当期利益 1,326 1,500 174 13.1%