8015 豊田通商 2019-10-31 16:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年10月31日
上場会社名 豊田通商株式会社 上場取引所 東 名
コード番号 8015 URL https://www.toyota-tsusho.com/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)貸谷 伊知郎
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)會田 靖 TEL 052-584-5482
四半期報告書提出予定日 2019年11月14日 配当支払開始予定日 2019年11月26日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
営業活動に 四半期包括利益
収益
係る利益
税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 3,364,298 0.1 108,646 1.1 125,173 3.1 90,515 △1.3 79,138 0.7 39,173 △41.0
2019年3月期第2四半期 3,361,485 7.3 107,442 13.3 121,417 1.1 91,704 7.5 78,615 7.1 66,348 △52.0
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 224.91 -
2019年3月期第2四半期 223.41 -
(注)「基本的1株当たり四半期利益」は、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を基に算定しております。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2020年3月期第2四半期 4,498,595 1,382,486 1,213,795 27.0
2019年3月期 4,441,464 1,389,616 1,195,826 26.9
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 50.00 - 50.00 100.00
2020年3月期 60.00 -
2020年3月期(予想) - 60.00 120.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 円 銭
通期 150,000 13.1 426.27
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 1社 (社名) Toyota Tsusho Thai Holdings Co., Ltd.
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注)詳細は[添付資料]12ページ「2.(5)(会計方針の変更)」をご参照ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 354,056,516株 2019年3月期 354,056,516株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 2,205,515株 2019年3月期 2,169,311株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 351,864,293株 2019年3月期2Q 351,885,590株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づ
き作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
2.当社は、2019年11月1日(金)に機関投資家・アナリスト向け説明会を開催する予定です。この説明会で使用す
る資料については、決算発表後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.要約四半期連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………………… 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 4
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 10
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
①経営環境
当第2四半期連結累計期間の世界経済を概観しますと、米国は堅調なものの、欧州・中国の景気低迷等によ
り、全体として減速基調となりました。また、米中対立の激化等により世界的に景気減速懸念が強まりました。
米国経済は、米中貿易摩擦による外需低下により主に中国向け輸出が減速基調となっている一方で、個人消費
は堅調に推移し、FRBの金利政策が景気の下支えとなり回復基調が継続しました。欧州経済は、輸出は回復基調
にあるものの、内需低迷等により減速感が継続しました。また、英EU離脱交渉難航等により先行き不透明な状況
が続きました。中国経済は、「量から質」重視への成長戦略転換の下、投資主導から消費主導へ経済のリバラン
スが進む中、減税・補助金等の経済政策で景気下支えを図るも、インフラ投資停滞と消費マインド悪化等によ
り、減速基調が継続しました。また、米国との貿易摩擦激化等により、経済成長鈍化が鮮明となりました。新興
国経済は、中国経済減速等による輸出減や資源価格低迷等により、緩やかに減速しました。
こうした中、わが国経済は、中国経済減速によるアジア向け輸出減少等により、輸出や生産の弱さが続いてい
るものの、雇用・所得環境の改善等により、緩やかな回復基調が継続しました。一方で貿易摩擦や欧州・中国等
の海外経済の低迷等により、景気停滞懸念が強まりました。
②セグメント別の事業活動
(Ⅰ)金属
環境に配慮した循環型社会の実現を目的に、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)の「タイ王国で発生する使用済自動車の効率的かつ適正な資源循環システム構築」採択案件として、
使用済自動車のリサイクル実証事業を2019年9月から本格的に開始しました。
(Ⅱ)グローバル部品・ロジスティクス
車両検査の効率化と省人化を目的に、AIを活用した画像解析による車両検査サービスを提供するイスラエル
のUVeye Ltd.の第三者割当増資を引き受け、2019年6月に同社へ出資し、協業を推進しています。
(Ⅲ)自動車
ミャンマーでのトヨタブランドのさらなる確立と同国経済への貢献を目的に、トヨタ自動車株式会社が設立
した車両生産会社TOYOTA MYANMAR CO., LTD.に2019年6月に同社へ出資し、現地での生産に向けた準備に着手
しました。
(Ⅳ)機械・エネルギー・プラントプロジェクト
コミュニティ単位の電化による地域社会の発展支援を目的に、ケニアの無電化地域で太陽光発電システムと
蓄電池を組み合わせたミニグリッド事業を展開する米国のベンチャー企業Powerhive Inc.の第三者割当増資を
引き受け、2019年7月に同社へ出資しました。
(Ⅴ)化学品・エレクトロニクス
沖縄県久米島で、地域振興と超小型電気自動車(EV)の普及を目的に、トヨタ自動車株式会社が展開する超
小型EV「COMS(コムス)」を活用したマイクロモビリティシェアリングサービス「Ha:moRIDE(ハーモライ
ド)」を、観光型MaaS事業「久米島Ha:mo」として、2019年7月からサービス開始しました。
(Ⅵ)食料・生活産業
パーソナルヘルスデータを活用した健康サポート事業の機能強化を目的に、2019年8月に株式会社M-aidに
出資し、同社と業務提携しました。また、株式会社M-aidへの出資を契機とし、株式会社スギ薬局とも次世代
型予防医療サービスモデルの構築を目的に、業務提携しました。
(Ⅶ)アフリカ
アフリカにおけるモビリティ事業への取り組みの加速を目的に、CFAO SASと共に、モビリティ関連スタート
アップ企業への出資・融資に特化した投資会社Mobility 54 Investment SASを設立することを、2019年8月に
決定しました。
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③当四半期連結累計期間の経営成績
当社グループの当第2四半期連結累計期間の収益はアフリカ本部における自動車販売の増加等により、前年同
四半期連結累計期間を28億円(0.1%)上回る3兆3,642億円となりました。
利益につきましては、営業活動に係る利益は売上総利益の減少の一方で為替差損益の良化等により、前年同四
半期連結累計期間を12億円(1.1%)上回る1,086億円となりました。四半期利益(親会社の所有者に帰属)は金
属本部及び食料・生活産業本部において減損に伴い持分法による投資損益が悪化した一方で機械・エネルギー・
プラントプロジェクト本部における関連会社株式売却益による増益等により、前年同四半期連結累計期間を5億
円(0.7%)上回る791億円となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
(Ⅰ)金属
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、金属資源事業における減損等により、前年同四半期連結
累計期間を96億円(56.2%)下回る75億円となりました。
(Ⅱ)グローバル部品・ロジスティクス
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、自動車部品取り扱い増加等により、前年同四半期連結累
計期間を11億円(8.3%)上回る141億円となりました。
(Ⅲ)自動車
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、海外自動車販売事業における持分法による投資損益の悪
化等により、前年同四半期連結累計期間を23億円(21.3%)下回る83億円となりました。
(Ⅳ)機械・エネルギー・プラントプロジェクト
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、電力事業における関連会社株式売却益等により、前年同
四半期連結累計期間を157億円(130.5%)上回る277億円となりました。
(Ⅴ)化学品・エレクトロニクス
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、エレクトロニクス事業の利益率低下等により、前年同四
半期連結累計期間を17億円(14.6%)下回る94億円となりました。
(Ⅵ)食料・生活産業
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、食品事業における減損等により、前年同四半期連結累計
期間を9億円(36.7%)下回る17億円となりました。
(Ⅶ)アフリカ
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、自動車販売の増加等により、前年同四半期連結累計期間
を4億円(6.0%)上回る68億円となりました。
(2)財政状態に関する説明
資産につきましては、有形固定資産で1,091億円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ571億円増加
の4兆4,985億円となりました。また、資本につきましては、四半期利益(親会社の所有者に帰属)等により利
益剰余金が600億円増加した一方で、その他の資本の構成要素が426億円減少したこと及び非支配持分が251億円
減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ72億円減少の1兆3,824億円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の連結業績予想につきましては、2019年4月26日発表の連結業績予想から変更しておりません。
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2.要約四半期連結財務諸表
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び現金同等物 465,861 466,736
営業債権及びその他の債権 1,397,937 1,266,254
その他の金融資産 60,525 122,260
棚卸資産 745,157 791,256
その他の流動資産 133,764 134,427
流動資産合計 2,803,246 2,780,936
非流動資産
持分法で会計処理されている投資 285,074 275,198
その他の投資 454,647 446,769
営業債権及びその他の債権 27,264 25,724
その他の金融資産 40,796 33,495
有形固定資産 612,587 721,643
無形資産 157,278 155,436
投資不動産 18,628 18,392
繰延税金資産 15,973 17,433
その他の非流動資産 25,967 23,564
非流動資産合計 1,638,217 1,717,659
資産合計 4,441,464 4,498,595
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債及び資本の部
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 1,199,839 1,139,042
社債及び借入金 509,924 474,784
その他の金融負債 15,679 20,609
未払法人税等 24,627 26,618
引当金 6,224 5,372
その他の流動負債 133,762 158,746
流動負債合計 1,890,057 1,825,174
非流動負債
社債及び借入金 993,122 1,034,562
営業債務及びその他の債務 2,302 74,806
その他の金融負債 20,964 28,412
退職給付に係る負債 41,752 42,026
引当金 26,208 26,258
繰延税金負債 63,661 57,511
その他の非流動負債 13,779 27,358
非流動負債合計 1,161,790 1,290,934
負債合計 3,051,847 3,116,109
資本
資本金 64,936 64,936
資本剰余金 150,933 151,711
自己株式 △3,596 △3,716
その他の資本の構成要素 50,394 7,758
利益剰余金 933,159 993,104
親会社の所有者に帰属する持分合計 1,195,826 1,213,795
非支配持分 193,789 168,690
資本合計 1,389,616 1,382,486
負債及び資本合計 4,441,464 4,498,595
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(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
収益
商品販売に係る収益 3,313,384 3,319,244
サービス及びその他の販売に係る収益 48,100 45,054
収益合計 3,361,485 3,364,298
原価 △3,046,417 △3,051,149
売上総利益 315,068 313,149
販売費及び一般管理費 △208,738 △207,908
その他の収益・費用
固定資産処分損益 286 499
固定資産減損損失 △20 -
その他 846 2,905
その他の収益・費用合計 1,113 3,404
営業活動に係る利益 107,442 108,646
金融収益及び金融費用
受取利息 4,873 6,654
支払利息 △13,142 △14,714
受取配当金 13,511 11,310
その他 878 13,497
金融収益及び金融費用合計 6,121 16,748
持分法による投資損益 7,853 △221
税引前四半期利益 121,417 125,173
法人所得税費用 △29,712 △34,657
四半期利益 91,704 90,515
四半期利益の帰属:
親会社の所有者 78,615 79,138
非支配持分 13,089 11,377
1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)
基本的1株当たり四半期利益(円) 223.41 224.91
希薄化後1株当たり四半期利益(円) - -
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第2四半期決算短信
要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期利益 91,704 90,515
その他の包括利益
純損益に振替えられることのない項目
確定給付制度の再測定 161 285
FVTOCIの金融資産 △24,842 △5,842
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対
632 △462
する持分
純損益に振替えられる可能性のある項目
キャッシュ・フロー・ヘッジ 1,679 △5,098
在外営業活動体の換算差額 △839 △39,693
持分法適用会社におけるその他の包括利益に対
△2,147 △531
する持分
税引後その他の包括利益 △25,356 △51,342
四半期包括利益 66,348 39,173
四半期包括利益の帰属:
親会社の所有者 51,952 35,409
非支配持分 14,396 3,764
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(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
資本金 資本剰余金 自己株式 キャッシ 在外営業活
確定給付制 FVTOCIの金
度の再測定 融資産
ュ・フロ 動体の換算 合計
ー・ヘッジ 差額
期首残高 64,936 150,921 △3,578 - 248,425 △12,961 △105,520 129,943
四半期包括利益
四半期利益
その他の包括利益
確定給付制度の再測定 130 130
FVTOCIの金融資産 △23,801 △23,801
キャッシュ・フロー・ヘッジ 1,788 1,788
在外営業活動体の換算差額 △4,780 △4,780
四半期包括利益 - - - 130 △23,801 1,788 △4,780 △26,663
所有者との取引額
配当金
自己株式の取得及び処分等 0 △11
非支配持分の取得及び処分 △101
利益剰余金への振替 △130 381 250
その他
所有者との取引額合計 - △101 △11 △130 381 - - 250
四半期末残高 64,936 150,820 △3,589 - 225,005 △11,172 △110,301 103,530
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分 資本合計
利益剰余金 合計
期首残高 832,495 1,174,718 187,468 1,362,187
四半期包括利益
四半期利益 78,615 78,615 13,089 91,704
その他の包括利益
確定給付制度の再測定 130 0 131
FVTOCIの金融資産 △23,801 △377 △24,179
キャッシュ・フロー・ヘッジ 1,788 593 2,382
在外営業活動体の換算差額 △4,780 1,090 △3,690
四半期包括利益 78,615 51,952 14,396 66,348
所有者との取引額
配当金 △17,253 △17,253 △11,740 △28,993
自己株式の取得及び処分等 △11 △11
非支配持分の取得及び処分 △101 △555 △657
利益剰余金への振替 △250 - -
その他 6 6
所有者との取引額合計 △17,503 △17,365 △12,289 △29,655
四半期末残高 893,606 1,209,305 189,574 1,398,880
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
資本金 資本剰余金 自己株式 キャッシ 在外営業活
確定給付制 FVTOCIの金
度の再測定 融資産
ュ・フロ 動体の換算 合計
ー・ヘッジ 差額
期首残高 64,936 150,933 △3,596 - 192,460 △10,226 △131,839 50,394
四半期包括利益
四半期利益
その他の包括利益
確定給付制度の再測定 169 169
FVTOCIの金融資産 △5,966 △5,966
キャッシュ・フロー・ヘッジ 643 643
在外営業活動体の換算差額 △38,574 △38,574
四半期包括利益 - - - 169 △5,966 643 △38,574 △43,728
所有者との取引額
配当金
自己株式の取得及び処分等 0 △119
非支配持分の取得及び処分 777
利益剰余金への振替 △169 1,262 1,092
その他
所有者との取引額合計 - 777 △119 △169 1,262 - - 1,092
四半期末残高 64,936 151,711 △3,716 - 187,756 △9,583 △170,413 7,758
親会社の所有者に帰属する持分
非支配持分 資本合計
利益剰余金 合計
期首残高 933,159 1,195,826 193,789 1,389,616
四半期包括利益
四半期利益 79,138 79,138 11,377 90,515
その他の包括利益
確定給付制度の再測定 169 △0 168
FVTOCIの金融資産 △5,966 △221 △6,187
キャッシュ・フロー・ヘッジ 643 △2,546 △1,903
在外営業活動体の換算差額 △38,574 △4,845 △43,419
四半期包括利益 79,138 35,409 3,764 39,173
所有者との取引額
配当金 △17,605 △17,605 △9,211 △26,816
自己株式の取得及び処分等 △118 △118
非支配持分の取得及び処分 777 △19,639 △18,862
利益剰余金への振替 △1,092 - -
その他 △494 △494 △11 △506
所有者との取引額合計 △19,192 △17,441 △28,862 △46,304
四半期末残高 993,104 1,213,795 168,690 1,382,486
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第2四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 121,417 125,173
減価償却費及び償却費 38,247 49,126
固定資産減損損失 20 -
金融収益及び金融費用 △6,121 △16,748
持分法による投資損益(△は益) △7,853 221
固定資産処分損益(△は益) △286 △499
営業債権及びその他の債権の増減額
△42,969 107,517
(△は増加)
棚卸資産の増減額(△は増加) △78,594 △62,287
営業債務及びその他の債務の増減額
74,590 △83,229
(△は減少)
その他 △14,554 14,906
小計 83,896 134,180
利息の受取額 4,812 6,322
配当金の受取額 25,800 22,610
利息の支払額 △12,453 △14,401
法人所得税の支払額 △39,805 △36,507
営業活動によるキャッシュ・フロー 62,251 112,204
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) △5,184 △53,991
有形固定資産の取得による支出 △34,365 △54,037
有形固定資産の売却による収入 4,845 3,469
無形資産の取得による支出 △6,527 △6,008
無形資産の売却による収入 1,946 233
投資不動産の売却による収入 4,286 760
投資の取得による支出 △17,221 △10,351
投資の売却等による収入 1,439 20,023
子会社の取得による収支(△は支出) △603 △7,482
子会社の売却による収支(△は支出) 3,955 18
貸付けによる支出 △5,036 △2,691
貸付金の回収による収入 7,027 3,901
補助金による収入 - 9,849
その他 1,999 699
投資活動によるキャッシュ・フロー △43,439 △95,605
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(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △7,333 △26,536
長期借入れによる収入 64,152 52,862
長期借入金の返済による支出 △82,802 △54,226
社債の発行による収入 55,416 53,161
自己株式の取得による支出 △12 △120
配当金の支払額 △17,253 △17,605
非支配持分株主への配当金の支払額 △11,740 △9,211
非支配持分株主からの払込みによる収入 261 4,952
非支配持分株主からの子会社持分取得による支出 △2,166 △861
非支配持分株主への子会社持分売却による収入 137 263
その他 △3,588 △9,518
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,929 △6,840
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 13,883 9,757
現金及び現金同等物の期首残高 423,426 465,861
現金及び現金同等物に係る換算差額 915 △8,882
現金及び現金同等物の四半期末残高 438,225 466,736
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(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(リース)
当社グループは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」(2016年1月公表)を適用しておりま
す。
借手はすべてのリースを連結財政状態計算書に認識する単一のモデルにより会計処理することが求められてお
ります。借手は、リースの開始日において、原資産をリース期間にわたり使用する権利を表す資産(使用権資
産)とリース料に係る支払義務(リース負債)を認識します。その後、使用権資産から生じる減価償却費とリー
ス負債から生じる利息費用を別個に認識します。
IFRS第16号適用にあたっては、以下の経過措置及び便法を採用しております。
・適用による累積的影響額を適用開始日に認識する方法を採用しております。
・適用開始日以前に締結したリース取引については、IAS第17号「リース」及びIFRIC第4号「契約にリースが
含まれているか否かの判断」を適用してリースとして識別された契約にIFRS第16号を適用しております。
・短期リース及び少額リースは、使用権資産及びリース負債を認識しておりません。
・適用開始時点において、リース期間を算定する際、事後的判断を使用しております。
また、適用開始日現在の要約四半期財政状態計算書に認識されているリース負債に適用している借手の追加借
入利子率の加重平均は2.2%であります。
なお、2019年3月31日時点でIAS第17号を適用して開示した解約不能オペレーティング・リース契約に基づく最
低リース料総額とIFRS第16号適用開始時に認識したリース負債の差額は13,375百万円であります。これは主に
IFRS第16号適用に際して、リース期間の見直しを行ったことによる影響であります。
これにより従前の会計基準を適用した場合と比較し、当期首時点で有形固定資産に含まれる使用権資産が
92,878百万円増加、営業債務及びその他の債務に含まれるリース負債が93,004百万円増加しております。
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
報告セグメントごとの収益、利益又は損失、資産の金額に関する情報
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
グローバル部品・ 機械・エネルギー・ 化学品・ 食料・
金属
ロジスティクス
自動車
プラントプロジェクト エレクトロニクス 生活産業
収益
外部収益 879,235 453,954 314,835 467,682 733,052 216,878
セグメント間収益 991 11,841 6,834 1,431 5,989 242
計 880,226 465,795 321,670 469,113 739,042 217,120
売上総利益 50,595 38,843 42,459 42,731 53,278 21,294
四半期利益
17,145 13,050 10,619 12,030 11,105 2,698
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 911,238 404,308 295,190 767,067 738,861 283,157
報告セグメント
その他 調整額
連結
(注)1 (注)2
アフリカ 計
収益
外部収益 294,369 3,360,008 1,477 - 3,361,485
セグメント間収益 6,219 33,548 430 △33,978 -
計 300,588 3,393,557 1,907 △33,978 3,361,485
売上総利益 67,925 317,127 1,416 △3,476 315,068
四半期利益
6,428 73,078 5,619 △82 78,615
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 551,909 3,951,734 820,467 △297,315 4,474,886
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ全体の業務支援を行う職
能部門を含んでおります。また当欄には、特定の報告セグメントに配賦されない損益も含まれております。
2.「調整額」は、主としてセグメント間取引額を表示しております。
3.セグメント間の取引における価格については、個別に交渉の上、決定しております。
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豊田通商㈱(8015)2020年3月期 第2四半期決算短信
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
グローバル部品・ 機械・エネルギー・ 化学品・ 食料・
金属
ロジスティクス
自動車
プラントプロジェクト エレクトロニクス 生活産業
収益
外部収益 862,293 448,925 313,644 386,333 741,280 210,653
セグメント間収益 1,095 12,970 843 3,010 2,331 278
計 863,389 461,896 314,487 389,344 743,612 210,931
売上総利益 47,751 38,372 42,240 42,076 50,527 23,190
四半期利益
7,514 14,133 8,356 27,726 9,480 1,709
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 899,187 398,836 285,454 759,082 708,659 284,925
報告セグメント
その他 調整額
連結
(注)1 (注)2
アフリカ 計
収益
外部収益 398,365 3,361,496 2,802 - 3,364,298
セグメント間収益 34 20,565 881 △21,447 -
計 398,400 3,382,061 3,683 △21,447 3,364,298
売上総利益 70,836 314,995 △249 △1,596 313,149
四半期利益
6,812 75,732 3,434 △28 79,138
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 558,325 3,894,471 891,152 △287,027 4,498,595
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ全体の業務支援を行う職
能部門を含んでおります。また当欄には、特定の報告セグメントに配賦されない損益も含まれております。
2.「調整額」は、主としてセグメント間取引額を表示しております。
3.セグメント間の取引における価格については、個別に交渉の上、決定しております。
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(参考) 四半期推移 1Q 2Q
2020年3月期第2四半期連結決算概要〔IFRS〕 売上総利益 1,586 1,544 2019年10月31日
営業活動に係る利益 556 529 豊田通商株式会社
親会社の所有者に
556 235 (単位:億円)
帰属する当期利益
第2四半期 前年同期比 前期末比
連結経営成績 前年同期
累計期間 主な増減要因 連結財政状態 前期末 第2四半期末 主な増減要因
増減額 増減率 増減額 増減率
収 益 33,614 33,642 28 0.1% 資産合計 44,414 44,985 571 1.3% 【流動資産】 ▲223億円
・営業債権及びその他の債権 ▲1,317億円
・棚卸資産 +461億円
売上総利益 3,150 3,131 ▲ 19 ▲0.6% 【売上総利益】 ▲19億円 (流動資産) 28,032 27,809 ▲ 223 ▲0.8%
・その他の金融資産 +617億円
アフリカ本部における自動車販売の増加による
販売費及び一般管理費 ▲ 2,087 ▲ 2,079 8 - 増益の一方で化学品・エレクトロニクス本部の (非流動資産) 16,382 17,176 794 4.8% 【非流動資産】 +794億円
利益率低下等により減益 ・有形固定資産 +1,091億円
・その他の投資 ▲178億円
その他の収益・費用 11 34 23 - 資本合計 13,896 13,824 ▲ 72 ▲0.5%
【資本合計】 ▲72億円
営業活動に係る利益 1,074 1,086 12 1.1% 【営業活動に係る利益】 +12億円 有利子負債(NET) 9,884 10,325 441 4.5% ・利益剰余金 +600億円
売上総利益の減少の一方で為替差損益の良化等 ・在外営業活動体の換算差額 ▲386億円
利息収支 ▲ 82 ▲ 80 2 - により増益 ・非支配持分 ▲251億円
D E R (NET) 0.8 0.9 0.1
受取配当金 135 113 ▲ 22 -
その他の金融収益・費用 8 134 126 - 【親会社所有者帰属当期利益】 +5億円 連結キャッシュ・フロー 前年同期
第2四半期
前年同期比 当期の主な要因
金属本部及び食料・生活産業本部において 累計期間
持分法による投資損益 78 ▲2 ▲ 80 -
減損に伴い持分法投資損益が悪化した一方で
機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部にお
税引前利益 1,214 1,251 37 3.1% 営業CF 622 1,122 500
ける関連会社株式売却益等により増益 【営業CF】
四半期利益による
法人所得税費用 ▲ 297 ▲ 346 ▲ 49 - 投資CF ▲ 434 ▲ 956 ▲ 522
【投資CF】
当期利益 917 905 ▲ 12 ▲1.3% 差引:フリーCF 188 166 ▲ 22 有形固定資産の取得による支出
親会社の所有者に
帰属する当期利益 786 791 5 0.7% 財務CF ▲ 49 ▲ 68 ▲ 19
当期包括利益
(親会社の所有者に帰属) 519 354 ▲ 165 ▲31.8%
前期比 (参考)
(修正) 2018年 2019年 2020年
連結業績予想 前期実績 4/26公表 1株当たり配当金 3月期 3月期 3月期
第2四半期 前年同期比 当期予想 増減額 増減率 当期予想
本部別 前年同期
累計期間 当期利益(親会社帰属)の主な増減要因 ※上段:売上総利益、下段:親会社の所有者に帰属する当期利益
増減額 増減率
※上段:売上総利益、下段:親会社の所有者に帰属する当期利益 998 1,020 22 2.1% 1,020
中間 45円 50円 60円
金 属
505 477 ▲ 28 ▲5.6% 353 260 ▲ 93 ▲26.4% 360
金 属 金属資源事業における減損等により減益 753 770 17 2.2% 770 年間 94円 100円 120円
グローバル部品・
171 75 ▲ 96 ▲56.2% ロジスティクス
(予想)
237 240 3 0.8% 240
配当性向(連結) 25.4% 26.5% 28.2%
グローバル部品・ 388 383 ▲5 ▲1.2% 887 920 33 3.7% 920 (予想)
自動車部品取り扱い増加等により増益 自 動 車
ロジスティクス 130 141 11 8.3% 227 240 13 5.5% 240
本 898 930 32 3.5% 930
機械・エネルギー・
424 422 ▲2 ▲0.5% 海外自動車販売事業における持分法投資損益の 部 プラントプロジェクト 前年同期 第2四半期
自 動 車 別 187 370 183 97.0% 270 主要指標推移 (前期末) 累計期間
悪化等により減益
106 83 ▲ 23 ▲21.3% 化学品・ 1,075 1,100 25 2.3% 1,100
エレクトロニクス 184 230 46 24.7% 230
機械・エネルギー・ 427 420 ▲7 ▲1.5% 平均 110 109
電力事業における関連会社株式売却益等により増益 439 480 41 9.3% 480 円/米ドル
プラントプロジェクト 120 277 157 130.5% × 食料・生活産業 期末 (111) 108
17 50 33 183.7% 50 為替
化学品・ 532 505 ▲ 27 ▲5.2% 1,371 1,410 39 2.8% 1,410 平均 130 121
エレクトロニクス事業の利益率低下等により減益 アフリカ 円/ユーロ
エレクトロニクス 111 94 ▲ 17 ▲14.6% 101 110 9 8.7% 110 期末 (125) 118
212 231 19 8.9% 売上総利益 6,384 6,630 246 3.8% 6,630 円TIBOR3M平均 0.07% 0.07%
食料・生活産業 食品事業における減損等により減益 金利
26 17 ▲9 ▲36.7% 営業活動に 米ドルLIBOR3M平均 2.34% 2.35%
係る利益 2,151 2,370 219 10.1% 2,370
679 708 29 4.3% 全 ドバイ原油(米ドル/bbl) 73 64
アフリカ 自動車販売の増加等により増益 社
税引前利益 2,291 2,510 219 9.5% 2,510
64 68 4 6.0% シカゴコーン(セント/Bushel) 368 390
当期利益 1,547 1,760 213 13.7% 1,760
3,150 3,131 ▲ 19 ▲0.6%
合 計 親会社の所有者に
786 791 5 0.7% 帰属する当期利益 1,326 1,500 174 13.1% 1,500