8015 豊田通商 2019-02-01 16:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年2月1日
上場会社名 豊田通商株式会社 上場取引所 東 名
コード番号 8015 URL https://www.toyota-tsusho.com/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)貸谷 伊知郎
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)内山 和浩 TEL 052-584-5482
四半期報告書提出予定日 2019年2月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
営業活動に 四半期包括利益
収益
係る利益
税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 5,106,013 5.1 165,175 11.7 180,287 0.9 126,252 △1.8 109,844 △3.6 36,277 △83.5
2018年3月期第3四半期 4,856,584 14.2 147,823 20.4 178,723 30.0 128,602 36.8 113,997 44.6 219,848 129.9
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 312.16 -
2018年3月期第3四半期 323.96 -
(注)「基本的1株当たり四半期利益」は、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を基に算定しております。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 4,415,604 1,351,202 1,161,934 26.3
2018年3月期 4,310,043 1,362,187 1,174,718 27.3
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 45.00 - 49.00 94.00
2019年3月期 - 50.00 -
2019年3月期(予想) 50.00 100.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 円 銭
通期 140,000 7.5 397.86
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注)詳細は[添付資料]12ページ「2.(5)(会計方針の変更)」をご参照ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 354,056,516株 2018年3月期 354,056,516株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 2,173,795株 2018年3月期 2,170,022株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 351,884,948株 2018年3月期3Q 351,890,158株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づ
き作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
2.当社は、2019年2月1日(金)に機関投資家・アナリスト向け説明会を開催する予定です。この説明会で使用す
る資料については、決算発表後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
豊田通商㈱(8015)2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.要約四半期連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………………… 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 4
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 10
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
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豊田通商㈱(8015)2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間の世界経済を概観しますと、米国は堅調ながら欧州・中国等の景気低迷により、全
体として減速基調となりました。
米国経済は、株式市場の下落等があったものの、堅調な雇用・所得環境と個人消費・設備投資の拡大に加え、
減税効果等により、回復基調が継続しました。欧州経済は、輸出減速と内需低迷等により緩やかに減速しまし
た。また、英国のEU離脱交渉難航等により先行き不透明感が増大しました。中国経済は、「量から質」重視への
成長戦略転換の下、投資主導から消費主導へ経済のリバランスが進む中、政府による減税等の政策で景気下支え
を図るも、インフラ投資停滞と貿易摩擦による消費マインド悪化等により、減速基調が継続しました。また、米
国との貿易摩擦激化等により、先行き不透明感が増大しました。新興国経済は、米国の金利上昇と貿易摩擦によ
る輸出減や資源価格の下落等により、緩やかに減速しました。
こうした中、わが国経済は、北海道地震等の災害の影響により輸出の伸び悩みや訪日観光客の減少があったも
のの、雇用・所得環境の改善と各種政策の効果等により、緩やかな回復基調が継続しました。
このような環境のもと、豊田通商グループの当第3四半期連結累計期間の収益は自動車生産関連取り扱い増加
等により、前年同四半期連結累計期間を2,495億円(5.1%)上回る5兆1,060億円となりました。
利益につきましては、営業活動に係る利益は販売費及び一般管理費の増加及びその他の収益・費用の悪化の一
方で、売上総利益の増加により、前年同四半期連結累計期間を173億円(11.7%)上回る1,651億円となりまし
た。四半期利益(親会社の所有者に帰属)は営業活動に係る利益の増加の一方で、化学品・エレクトロニクス本
部の前期子会社株式の一部売却益によるその他の金融収益・費用の悪化、並びに、機械・エネルギー・プラント
プロジェクト本部及び食料・生活産業本部を中心とした持分法による投資損益の悪化等により、前年同四半期連
結累計期間を41億円(3.6%)下回る1,098億円となりました。
金属本部は、オーストラリアのリチウム資源開発会社Orocobre Limited及びアルゼンチンのフフイ(Jujuy)
州政府鉱業公社(JEMSE)と共に、今後も需要増が予想されるリチウムの長期的・安定的な供給体制の構築を目
指し、同国での炭酸リチウム生産能力を17,500トン/年から42,500トン/年に拡張することを2018年11月に決定し
ました。
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、前期一過性損失の影響等により、前年同四半期連結累計期
間を52億円(22.6%)上回る279億円となりました。
グローバル部品・ロジスティクス本部は、株式会社JALUXと共に、ラオスのワッタイ国際空港における国際線
ターミナル運営事業につき、同国公共事業・運輸省との間で、10年間の契約延伸を2018年8月に基本合意しまし
た。
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、自動車部品取り扱い増加等により、前年同四半期連結累計
期間を13億円(7.3%)上回る189億円となりました。
自動車本部では、Mobility-as-a-Service(MaaS)事業の推進を目的に、シンガポールのmobilityX Pte. Ltd.
のシリーズA第三者割当増資において、リードインベスターとして出資することを2018年10月に決定し、12月に
出資しました。
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、海外自動車販売会社の取扱台数増加等により、前年同四半
期連結累計期間を26億円(17.9%)上回る172億円となりました。
機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部は、国内で初めて電気自動車の蓄電池に充電した電気を電力系
統へ供給する(Vehicle to Grid)実証実験を、2018年11月と12月に実施しました。
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、電力事業における持分法による投資損益の悪化及び前期一
過性利益の影響等により、前年同四半期連結累計期間を150億円(56.5%)下回る116億円となりました。
化学品・エレクトロニクス本部は、経済産業省の「平成30年度 衛星データ統合活用実証事業」採択案件とし
て、オーストラリアにおいて準天頂衛星システムを活用した自動運転車の実証実験を、2018年12月に実施しまし
た。
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、前期子会社株式の一部売却益による影響等により、前年同
四半期連結累計期間を72億円(28.8%)下回る178億円となりました。
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食料・生活産業本部は、穀物の安定的な調達と供給を目指し、タイの畜産・飼料製造販売会社S P M FEED
MILL CO.,LTD.と合弁で、飼料原料販売会社PG AGRO CO.,LTD.を2018年10月に設立しました。
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、食品事業における持分法による投資損益の悪化等により、
前年同四半期連結累計期間を2億円(8.5%)下回る23億円となりました。
アフリカ本部は、CFAO SASと連携し、モロッコ農業・海洋漁業省傘下のモロッコ国立漁業研究所から海洋・漁
業調査船1隻を、2018年9月に受注しました。
四半期利益(親会社の所有者に帰属)については、為替影響等により、前年同四半期連結累計期間を7億円
(12.4%)上回る59億円となりました。
(2)財政状態に関する説明
資産につきましては、棚卸資産で1,178億円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,056億円増加の
4兆4,156億円となりました。また、資本につきましては、四半期利益(親会社の所有者に帰属)等により利益
剰余金が748億円増加した一方で、その他の資本の構成要素で876億円減少したこと等により、前連結会計年度末
に比べ109億円減少の1兆3,512億円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年3月期の連結業績予想につきましては、2018年4月27日発表の連結業績予想から変更しておりません。
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2.要約四半期連結財務諸表
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び現金同等物 423,426 459,225
営業債権及びその他の債権 1,342,038 1,379,780
その他の金融資産 67,919 57,757
棚卸資産 656,149 773,916
その他の流動資産 115,010 137,484
小計 2,604,545 2,808,163
売却目的で保有する資産 12,440 3,293
流動資産合計 2,616,986 2,811,456
非流動資産
持分法で会計処理されている投資 278,597 295,808
その他の投資 529,739 433,067
営業債権及びその他の債権 31,848 31,296
その他の金融資産 27,561 41,190
有形固定資産 590,324 581,325
無形資産 166,694 158,273
投資不動産 18,782 18,806
繰延税金資産 24,559 16,859
その他の非流動資産 24,949 27,518
非流動資産合計 1,693,057 1,604,147
資産合計 4,310,043 4,415,604
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債及び資本の部
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 1,098,589 1,169,525
社債及び借入金 543,406 590,446
その他の金融負債 15,729 21,108
未払法人税等 30,102 28,365
引当金 5,141 5,148
その他の流動負債 128,816 124,783
小計 1,821,786 1,939,379
売却目的で保有する資産に直接関連する負債 3,004 -
流動負債合計 1,824,790 1,939,379
非流動負債
社債及び借入金 927,373 958,699
営業債務及びその他の債務 3,700 2,945
その他の金融負債 21,566 21,804
退職給付に係る負債 40,628 41,094
引当金 22,960 26,497
繰延税金負債 92,846 60,383
その他の非流動負債 13,989 13,596
非流動負債合計 1,123,065 1,125,021
負債合計 2,947,856 3,064,401
資本
資本金 64,936 64,936
資本剰余金 150,921 150,926
自己株式 △3,578 △3,597
その他の資本の構成要素 129,943 42,372
利益剰余金 832,495 907,296
親会社の所有者に帰属する持分合計 1,174,718 1,161,934
非支配持分 187,468 189,268
資本合計 1,362,187 1,351,202
負債及び資本合計 4,310,043 4,415,604
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(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
収益
商品販売に係る収益 4,791,490 5,034,481
サービス及びその他の販売に係る収益 65,093 71,531
収益合計 4,856,584 5,106,013
原価 △4,402,361 △4,626,308
売上総利益 454,222 479,705
販売費及び一般管理費 △307,858 △311,388
その他の収益・費用
固定資産処分損益 5,768 325
固定資産減損損失 △2,838 △2,726
その他 △1,471 △740
その他の収益・費用合計 1,459 △3,141
営業活動に係る利益 147,823 165,175
金融収益及び金融費用
受取利息 6,241 7,989
支払利息 △20,048 △20,082
受取配当金 19,310 21,478
その他 13,364 864
金融収益及び金融費用合計 18,866 10,249
持分法による投資損益 12,033 4,862
税引前四半期利益 178,723 180,287
法人所得税費用 △50,121 △54,034
四半期利益 128,602 126,252
四半期利益の帰属:
親会社の所有者 113,997 109,844
非支配持分 14,604 16,408
1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)
基本的1株当たり四半期利益(円) 323.96 312.16
希薄化後1株当たり四半期利益(円) - -
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要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期利益 128,602 126,252
その他の包括利益
純損益に振替えられることのない項目
確定給付制度の再測定 241 264
FVTOCIの金融資産 50,285 △70,942
持分法適用会社におけるその他の包括利益に
1,108 △937
対する持分
純損益に振替えられる可能性のある項目
キャッシュ・フロー・ヘッジ 1,385 1,197
在外営業活動体の換算差額 35,020 △19,058
持分法適用会社におけるその他の包括利益に
3,205 △499
対する持分
税引後その他の包括利益 91,246 △89,975
四半期包括利益 219,848 36,277
四半期包括利益の帰属:
親会社の所有者 198,382 22,088
非支配持分 21,465 14,189
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(3)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
資本
資本金-普通株式
期首残高 64,936 64,936
期末残高 64,936 64,936
資本剰余金
期首残高 150,494 150,921
非支配持分の取得及び処分 703 4
自己株式の処分 0 0
期末残高 151,198 150,926
自己株式
期首残高 △3,540 △3,578
自己株式の取得及び処分等 △33 △18
期末残高 △3,574 △3,597
その他の資本の構成要素
確定給付制度の再測定
期首残高 - -
期中増減 174 235
利益剰余金への振替 △174 △235
期末残高 - -
FVTOCIの金融資産
期首残高 232,692 248,425
期中増減 51,146 △70,758
利益剰余金への振替 416 420
期末残高 284,256 178,087
キャッシュ・フロー・ヘッジ
期首残高 △14,402 △12,961
期中増減 1,598 2,016
期末残高 △12,803 △10,944
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(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
在外営業活動体の換算差額
期首残高 △107,206 △105,520
期中増減 31,464 △19,249
期末残高 △75,741 △124,770
利益剰余金
期首残高 727,644 832,495
その他の資本の構成要素からの振替 △242 △184
四半期利益(親会社の所有者に帰属) 113,997 109,844
配当金 △29,577 △34,858
期末残高 811,822 907,296
親会社の所有者に帰属する持分合計 1,220,095 1,161,934
非支配持分
期首残高 172,893 187,468
非支配持分への配当 △13,020 △13,323
非支配持分の取得及び処分 1,698 914
四半期利益(非支配持分に帰属) 14,604 16,408
非支配持分に帰属するその他の包括利益
確定給付制度の再測定 3 0
FVTOCIの金融資産 310 △1,093
キャッシュ・フロー・ヘッジ 305 313
在外営業活動体の換算差額 6,241 △1,440
その他 △14 19
期末残高 183,024 189,268
資本合計 1,403,119 1,351,202
四半期包括利益の帰属:
親会社の所有者 198,382 22,088
非支配持分 21,465 14,189
四半期包括利益合計 219,848 36,277
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(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 178,723 180,287
減価償却費及び償却費 59,713 57,294
固定資産減損損失 2,838 2,726
金融収益及び金融費用 △18,866 △10,249
持分法による投資損益(△は益) △12,033 △4,862
固定資産処分損益(△は益) △5,768 △325
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) △73,514 △35,642
棚卸資産の増減額(△は増加) △87,763 △121,193
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) 80,720 67,150
その他 △15,403 △20,691
小計 108,645 114,493
利息の受取額 5,645 7,814
配当金の受取額 33,640 38,398
利息の支払額 △18,608 △18,198
法人所得税の支払額 △48,251 △56,658
営業活動によるキャッシュ・フロー 81,070 85,848
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) 9,300 7,455
有形固定資産の取得による支出 △46,572 △45,865
有形固定資産の売却による収入 7,558 6,504
無形資産の取得による支出 △7,749 △9,334
無形資産の売却による収入 10,977 1,984
投資不動産の売却による収入 - 4,286
投資の取得による支出 △21,939 △40,263
投資の売却等による収入 5,439 1,628
子会社の取得による収支(△は支出) 3,086 △603
子会社の売却による収支(△は支出) 1,247 3,941
貸付けによる支出 △6,608 △7,417
貸付金の回収による収入 9,978 10,167
その他 2,178 474
投資活動によるキャッシュ・フロー △33,104 △67,041
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豊田通商㈱(8015)2019年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 151,224 60,510
長期借入れによる収入 112,803 84,836
長期借入金の返済による支出 △210,103 △126,307
社債の発行による収入 9,941 56,132
自己株式の取得による支出 △34 △20
配当金の支払額 △29,577 △34,858
非支配持分株主への配当金の支払額 △13,020 △13,323
非支配持分株主からの払込みによる収入 1,638 1,708
非支配持分株主からの子会社持分取得による支出 △5,010 △2,166
非支配持分株主への子会社持分売却による収入 26 137
その他 △1,970 △4,573
財務活動によるキャッシュ・フロー 15,917 22,076
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 63,883 40,884
現金及び現金同等物の期首残高 426,208 423,426
現金及び現金同等物に係る換算差額 10,417 △5,085
現金及び現金同等物の四半期末残高 500,509 459,225
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(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(顧客との契約から生じる収益)
当社グループは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」(2014年5月公
表)及び「IFRS第15号の明確化」(2016年4月公表)(合わせて以下、「IFRS第15号」)を適用しております。
IFRS第15号の適用にあたっては、本基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しておりま
す。
IFRS第15号の適用に伴う収益の認識基準は以下の通りです。
①収益の認識及び測定の基礎
下記の5ステップアプローチに基づき、収益を測定し認識しております。
ステップ1:顧客との契約を識別する
ステップ2:契約における履行義務を識別する
ステップ3:取引価格を算定する
ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する
ステップ5:企業が履行義務の充足時に(または充足するにつれて)収益を認識する
②収益の認識時点
上記の5ステップアプローチに基づき契約の履行義務を充足した時点で収益を認識いたします。
当社グループでは、金属、自動車、自動車用構成部品、機械、化学品、食料等の商品・製品の販売を行っ
ております。このような物品の販売については、商品・製品の支配が顧客に移転した一時点において契約の
履行義務を充足しております。すなわち、顧客との契約により指定された引き渡し場所において引き渡した
時点もしくは検収された時点で、当社グループが商品・製品に対する支払いを受ける権利が発生し、また、
顧客に商品・製品の法的所有権、物理的占有、所有に伴う重大なリスクと経済価値が移転した時点で収益を
認識しております。
また、役務提供、工事契約、受注製作のソフトウェア開発等を行っております。これらの取引は契約に従
い一定の期間にわたり契約の履行義務を充足しておりますが、提供する役務・財に対する支配を顧客に移転
する際の履行を描写するために履行義務の完全な充足に向けての進捗度を測定することにより、その進捗度
に応じて収益を認識しております。なお、進捗度の測定方法は、原則としてインプット法を用いております
が、個々の取引の契約内容及びその役務・財の性質を考慮した上で、適切な測定方法を決定しております。
③収益の総額表示と純額表示
物品の販売、サービスの提供等において、当社グループが主たる当事者として取引を行っている場合は、
収益を総額で、代理人として取引を行っている場合は収益を純額で表示しております。主たる当事者か代理
人かの判定に際しては、下記の3つの指標に基づき総合的に判断しております。
・顧客の注文の前後、出荷中または返品時に当社グループが在庫リスクを有するかどうか
・他の当事者の財またはサービスの価値の設定における自由が当社グループにあるかどうか、また当社グ
ループが当該財またはサービスから受け取ることのできる便益が制限されているかどうか
・当社グループが契約の履行に主たる責任を有しているかどうか
なお、本基準の適用に伴う影響は軽微であります。
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豊田通商㈱(8015)2019年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
報告セグメントごとの収益、利益又は損失、資産の金額に関する情報
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
グローバル部品・ 機械・エネルギー・ 化学品・ 食料・
金属
ロジスティクス
自動車
プラントプロジェクト エレクトロニクス 生活産業
収益
外部収益 1,215,215 614,241 472,507 717,870 1,120,312 296,721
セグメント間収益 615 18,595 3,135 3,650 7,829 622
計 1,215,831 632,836 475,643 721,521 1,128,142 297,344
売上総利益 66,120 54,164 63,940 59,074 80,988 32,502
四半期利益
22,771 17,688 14,663 26,651 25,060 2,514
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 877,350 414,244 318,093 862,195 705,153 278,162
報告セグメント
その他 調整額
連結
(注)1 (注)2
アフリカ 計
収益
外部収益 417,812 4,854,682 1,901 - 4,856,584
セグメント間収益 10,611 45,060 690 △45,751 -
計 428,423 4,899,742 2,592 △45,751 4,856,584
売上総利益 99,064 455,853 2,311 △3,942 454,222
四半期利益
5,255 114,605 △848 241 113,997
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 574,329 4,029,530 841,855 △255,992 4,615,394
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ全体の業務支援を行う職
能部門を含んでおります。また当欄には、特定の報告セグメントに配賦されない損益も含まれております。
2.「調整額」は、主としてセグメント間取引額を表示しております。
3.セグメント間の取引における価格については、個別に交渉の上、決定しております。
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豊田通商㈱(8015)2019年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
グローバル部品・ 機械・エネルギー・ 化学品・ 食料・
金属
ロジスティクス
自動車
プラントプロジェクト エレクトロニクス 生活産業
収益
外部収益 1,324,687 685,015 489,683 713,920 1,111,955 340,430
セグメント間収益 1,470 16,619 7,447 2,313 8,134 420
計 1,326,157 701,635 497,130 716,233 1,120,089 340,851
売上総利益 76,554 57,576 66,326 65,114 80,480 33,522
四半期利益
27,922 18,982 17,284 11,605 17,842 2,301
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 926,064 388,927 288,609 754,674 732,119 288,667
報告セグメント
その他 調整額
連結
(注)1 (注)2
アフリカ 計
収益
外部収益 438,004 5,103,696 2,316 - 5,106,013
セグメント間収益 6,259 42,665 649 △43,314 -
計 444,263 5,146,361 2,966 △43,314 5,106,013
売上総利益 102,994 482,570 2,302 △5,168 479,705
四半期利益
5,904 101,843 8,044 △43 109,844
(親会社の所有者に帰属)
セグメント資産 531,244 3,910,307 786,730 △281,433 4,415,604
(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、グループ全体の業務支援を行う職
能部門を含んでおります。また当欄には、特定の報告セグメントに配賦されない損益も含まれております。
2.「調整額」は、主としてセグメント間取引額を表示しております。
3.セグメント間の取引における価格については、個別に交渉の上、決定しております。
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% 5. 7 89 004 1
004,,1
004,,1
004 1 2 0 3, 1 益利期当るす属帰 %6.3▲ 14 ▲ 1,098 1,139
に者有所の社会親 計 合
%6.5 552 4,797 4,542
% 0. 1 1 761 076 1
076,,1
076,,1
076 1 3 0 5, 1 益利期当
963 653 )l e h s u B / ト ン セ ( ン ー ゴ コ カ シ %4.21 7 59 52
% 6. 0 1 322 023 2
023,,2
023,,2
023 2 7 9 0, 2 益利前引税
社 益増りよに等響影替為 カリフア
27 35 )l b b / ル゙ ト 米 ( 油 原 イ゙ バ ト 全 %0.4 93 1,029 990
% 6. 6 1 403 031 2
031,,2
031,,2
031 2 6 2 8, 1 益利る係
%34.2 %33.1 均 平 M 3 R O BI L ル ゙ ト 米 に動活業営 %5.8▲ 2▲ 23 25
利金 益減りよ 業産活生 ・料食
%70.0 %60.0 均 平 M 3 R O BI T 円 % 4. 4 862 0 3 3, 6 2 6 0, 6 益利総上売
に等化悪の益損資投るよに法分持るけおに業事品食 %1.3 01 335 325
721 )131( 末期 - 241 011 23 ▲ %8.82▲ 27 ▲ 178 250 スク ニ ロトク レ エ
ローユ/円 カリフア 益減
921 921 均平 %7.6 98 014 1
014,,1
014,,1
014 1 123,1 りよに等響影るよに益却売部一の式株社会子期前 %6.0▲ 5▲ 804 809 ・品学化
替為 %4.051 73 06
06 32
111 )601( 末期 業産活生 ・料食 ×
%5.65▲ 051 ▲ 116 266
ル゙ト米/円 %9.9 34 074 724 益減りよに等響影の益利性過一期前 トクェ ジ ロ プト ンラ プ
111 211 均平 %9.02▲ 06 ▲ 032
032
032
032 092 スク ニ ロトク レ エ び及化悪の益損資投るよに法分持るけおに業事力電 %2.01 16 651 590 ・ーギルネエ ・械機
%0.0 0 090 1
090,,1
090,,1
090 1 090,1 ・品学化 %9.71 62 172 146
間期計累 ) 末 期 前( 移推標指要主 %1.52▲ 08 ▲ 042 023 別 益増りよに等加増数台扱取の社会売販車動自外海 車 動 自
トクェジロプトンラプ 663 639
期 半 四3 第 期同年前 部 %7.3 42
%1.4 43 058
058
058
058 618 ・ーギルネエ・械機
本
%2.9 71 002
002
002
002 381 %3.7 31 189 176 スクィ テ ス ジ ロ
)想予( %8.5 05 009 058
車 動 自 益増りよに等加増い扱り取品部車動自 575 541 ・品部ルバーログ
%4.52 %8.22 %3.6 43
%1.52 )結連(向性当配
%9.3▲ 8▲ 022
022
022 822
)想予(
スクィ テ ス ジ ロ %6.22 25 279 227
円001 円49 円07 間年 %5.0 4 037
037
037
037 627 ・品部ルバーログ 益増りよに等響影の失損性過一期前 属 金
%9.12 26 043 872 %8.51 401 765 661
円05 円54 円13 間中 属 金
%3.7 46 039 668 益利期当るす属帰に者有所の社会親:段下、益利総上売:段上※
益 利 期 当 る す 属 帰 に 者 有 所 の 社 会 親: 段 下 、 益 利 総 上 売: 段 上 ※ 率減増 額減増 間期計累
因要減増な主の)属帰社会親(益利期当 期同年前 別部本
率減増 額減増 比期同年前 期半四3第
期 月3 期 月3 期 月3 金当配りた当株1 想予期当 績実期前 想予績業結連
年9102 年8102 年7102 比期前
%9.88▲ 367,1 ▲ 220 1,983 )属帰に者有所の社会親(
益利括包期当
16 022 951 FC務財 %6.3▲ 14 ▲ 1,098 1,139 益利期当るす属帰
益利期当るす属帰
に者有所の社会親
に者有所の社会親
に者有所の社会親
に者有所の社会親
得取の資投び及産資定固形有 192 ▲ 881 974 FCーリフ:引差 %8.1▲ 42 ▲ 1,262 1,286 益利期当
】FC資投【
】FC資投【
】FC資投【
】FC資投【 益減りよに等化
933 ▲ 0 ▲
076 ▲ 133 ▲ FC資投 - 93 ▲ ▲ 540 ▲ 501 用費税得所人法
るよに益利期半四 悪の益損資投るよに法分持たしと心中を部
】FC業営【
】FC業営【
】FC業営【
】FC業営【 84 858
858
858
858 018 FC業営
本業産活生・料食び及部本トクェジロプトン %9.0 51 1,802 1,787 益利前引税
益利前引税
益利前引税
益利前引税
ラプ・ーギルネエ・械機、にび並、化悪の用
費・益収融金の他のそるよに益却売部一の - 27 ▲ 48 120 益損資投るよに法分持
間期計累
式株社会子期前の部本スクニロトクレエ・品
因要な主の期当 比期同年前 期同年前 ーロフ・ュシッャキ結連
ーロフ・ュシッャキ結連
ーロフ・ュシッャキ結連
ーロフ・ュシッャキ結連 学化、で方一の加増の益利る係に動活業営 8 133
期半四3第 - 521 ▲ 用費・益収融金の他のそ
円億14▲ 】益利期当属帰者有所社会親【
円億14▲ 】益利期当属帰者有所社会親【
円億14▲ 】益利期当属帰者有所社会親【
円億14▲ 】益利期当属帰者有所社会親【
- 12 214 193 金当配取受
0.0 0.9 0.9 )TEN( R E D - 81 ▲ 120 ▲ 138 支収息利
円億291▲ 額差算換の体動活業営外在・ 益増りよに加増
円億407▲ 産資融金のICOTVF・ 4.7% 472 10,541 10,069 )TEN(債負子利有 の益利総上売、で方一の化悪の用費・益収 %7.11 371 1,651 1,478 利る
益利る係に動活業営
円億847+ 金余剰益利・ の他のそび及加増の費理管般一び及費売販
円億901▲ 】計合本資【 ▲0.8% ▲ 109 13,512 13,621 円億 】 【
円億371+ 】益利る係に動活業営【 ▲ 31 14
計合本資 - 54 ▲ 用費・益収の他のそ
円億769▲ 資投の他のそ・ %3.5▲ 988 ▲ 140 61
140,,61
140,,61
140 61 039,61 ) 産 資 動 流 非( - 53 ▲ ▲ 3,113 ▲ 3,078 費理管般一び及費売販
円億988▲ 】産資動流非【
益増りよに等加増い扱り取連関産生車動自
円億773+ 権債の他のそび及権債業営・ %4.7 549,1 411,82
411 82
411,,82 961,62 ) 産 資 動 流( 円億552+ 】益利総上売【
円億552+ 】益利総上売【
円億552+ 】益利総上売【
円億552+ 】益利総上売【 %6.5 552 4,797 4,542 益利総上売
益利総上売
益利総上売
益利総上売
円億871,1+ 産資卸棚・
円億549 1+ 】産資動流【
円億549,,1+ 】産資動流【
円億549,,1+ 】産資動流【
円億549 1+ 】産資動流【
2.4% 1,056 44,156 43,100 計合産資 %1.5 594,2 51,060 48,565 益 収
率減増 額減増 率減増 額減増 間期計累
因要減増な主 末期半四3第 末期前 態状政財結連 因要減増な主 期同年前 績成営経結連
比末期前 比期同年前 期半四3第
)円億:位単( 213 913 664 益利期当るす属帰
に者有所の社会親
社会式株商通田豊 775 905 465 益利る係に動活業営
646,1 775,1 375,1 益利総上売 2019年3月期第3四半期連結決算概要〔IFRS〕
日1月2年9102 Q3 Q2 Q1 移推期半四
)考参(