8014 蝶理 2021-05-11 14:00:00
2021年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月11日
上 場 会 社 名 蝶理株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 8014 URL https://www.chori.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 先濵 一夫
問合せ先責任者 (役職名) 経営管理部長 (氏名) 河村 泰孝 (TEL) 03-5781-6201
定時株主総会開催予定日 2021年6月17日 配当支払開始予定日 2021年6月3日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月18日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 216,233 - 3,663 △55.4 4,656 △46.4 1,247 △79.6
2020年3月期 329,360 △7.6 8,219 2.1 8,685 0.3 6,101 8.4
(注) 包括利益 2021年3月期 2,611百万円( △48.0%) 2020年3月期 5,024百万円( 17.7%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 50.73 - 2.2 4.1 1.7
2020年3月期 248.46 - 11.0 7.5 2.5
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 274百万円 2020年3月期 339百万円
(注)当連結会計年度の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日公表分)及び
「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日公表分)を適用してお
ります。このため当該基準等を適用する前の前連結会計年度の売上高に対する増減率は記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 110,591 58,831 53.2 2,390.06
2020年3月期 114,400 57,279 50.0 2,328.79
(参考) 自己資本 2021年3月期 58,795百万円 2020年3月期 57,185百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 5,889 △357 △887 17,601
2020年3月期 2,857 8 △1,899 12,988
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 31.00 - 32.00 63.00 1,547 25.4 2.8
2021年3月期 - 14.00 - 23.00 37.00 910 72.9 1.6
2022年3月期(予想) - 42.00 - 42.00 84.00 30.4
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属す 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
る当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 280,000 29.5 9,500 159.3 10,000 114.8 6,800 445.2 276.42
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 - 社 (社名) - 、 除外 - 社 (社名) -
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.14「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)
及び(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 25,303,478株 2020年3月期 25,303,478株
② 期末自己株式数 2021年3月期 703,266株 2020年3月期 747,620株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 24,586,782株 2020年3月期 24,556,156株
(参考) 個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 121,103 - 5,813 9.3 2,193 △66.0 95 △98.0
2020年3月期 147,665 △12.7 5,317 3.4 6,442 5.2 4,658 4.6
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 3.87 -
2020年3月期 189.72 -
(注)当事業年度の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日公表分)及び「収益
認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日公表分)を適用しておりま
す。このため当該基準等を適用する前の前事業年度の売上高に対する増減率は記載しておりません。
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 77,892 47,979 61.6 1,950.38
2020年3月期 74,911 48,468 64.7 1,973.79
(参考) 自己資本
2021年3月期 47,979百万円 2020年3月期 48,468百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.4「1.経営
成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
(5)利益配当に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………6
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………7
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………7
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………15
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………15
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………15
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) …………………………15
(追加情報) …………………………………………………………………………………………16
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………17
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………22
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………22
1
蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当社グループは、当連結会計年度の期首より「収益認識に関する会計基準」及び「収益認識に関する会計基準の
適用指針」(以下、「収益認識会計基準等」という。)を適用したことに伴い、当連結会計年度における売上高は、
前連結会計年度と比較して大きく減少しております。そのため、以下の経営成績に関する説明は、売上高について
は増減額及び前期比(%)を記載せずに説明しております。
当連結会計年度における日本経済及び世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による景気後退の影響を大
きく受けた一年となりました。新型コロナウイルスの感染スピードは衰えることなく、世界各国でワクチンの接種
が開始されたものの、年度終盤からは変異株ウイルスへの感染が急拡大しており、感染症の収束時期は未だ見通し
が困難な状況です。
日本経済は、自動車産業などの製造業を中心に一部で景気持ち直しを見せたものの、二度の緊急事態宣言発出の
影響等により、衣料分野等の消費は低迷しました。
世界経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により世界各地でロックダウンや経済活動制限が断続的におこ
なわれており、先行き不透明な状況が続いております。また、世界が懸念する米中関係では、お互いが強硬路線を
転換する動きが見られず、米中貿易摩擦にも改善の見通しは立っておりません。
このような状況下、当社グループは、2020年5月29日に中期経営計画「Chori Innovation Plan 2022」を策定し
ました。激変する社会・経済環境へ即応すべく、リスク管理を始めとした「守り」の施策を一層徹底し、一方で、
持続的成長のための基本戦略を推進しております。
当連結会計年度における連結業績は、収益認識会計基準等の適用による417億55百万円の減収影響に加えて、新型
コロナウイルス感染症の拡大に伴う世界的な経済活動の停滞により、売上高は2,162億33百万円(前期は3,293億60
百万円)となりました。利益面では、管理可能経費を徹底的に削減しましたが、中国の化学品製造業者である江陰
澄星実業集団有限公司グループに属する2社(江陰澄星実業集団有限公司と合わせ、以下、「澄星集団グループ」
という。)に対する売掛債権全額に相当する貸倒引当金繰入額50億85百万円を販売費及び一般管理費に計上したこ
とにより、営業利益は前期比55.4%減の36億63百万円、経常利益は前期比46.4%減の46億56百万円、親会社株主に
帰属する当期純利益は前期比79.6%減の12億47百万円となりました。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減額 前期比(%)
売上高 329,360 216,233 - -
営業利益 8,219 3,663 △4,555 △55.4
経常利益 8,685 4,656 △4,028 △46.4
親会社株主に帰属する
6,101 1,247 △4,854 △79.6
当期純利益
2
蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 繊維事業
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減額 前期比(%)
売上高 114,520 90,094 - -
経常利益 4,028 3,877 △151 △3.8
当セグメントにおきましては、厳しい環境下、衛生材等の海外事業が底堅く推移しましたが、国内市場は衣料品
分野を中心に新型コロナウイルス感染症の影響を受け、店舗閉鎖による販売機会の喪失や消費マインドの低迷等に
より、売上高は、900億94百万円(前期は1,145億20百万円)、セグメント利益(経常利益)は、前期比3.8%減の38
億77百万円となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用による減収影響は58億44百万円となります。
② 化学品事業
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減額 前期比(%)
売上高 150,634 123,325 - -
経常利益又は経常損失(△) 3,515 △323 △3,838 -
当セグメントにおきましては、当連結会計年度後半には回復が見られましたが前半の新型コロナウイルス感染症
の拡大による有機化学品分野及び電子材料分野の市況低迷等を補えず、売上高は、1,233億25百万円(前期は1,506
億34百万円)となりました。利益面につきましては、澄星集団グループに対する貸倒引当金繰入額50億85百万円を
販売費及び一般管理費に計上した影響により、3億23百万円のセグメント損失(経常損失)(前期は35億15百万円
のセグメント利益(経常利益))となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用による減収影響は28億31百万円となります。
③ 機械事業
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減額 前期比(%)
売上高 64,133 2,747 - -
経常利益 417 704 287 69.0
当セグメントにおきましては、収益認識会計基準等の適用による減収影響を主因として、売上高は、27億47百万
円(前期は641億33百万円)となりました。セグメント利益(経常利益)は、採算改善等により前期比69.0%増の7
億4百万円となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用による減収影響は330億78百万円となります。
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蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、1,105億91百万円となり、前連結会計年度末に比べ38億8百万円減少しまし
た。これは主に、受取手形及び売掛金が78億93百万円減少、破産更生債権等が52億47百万円増加、貸倒引当金(固
定)が51億52百万円増加(総資産に対しては減少)、関係会社預け金が25億円増加したことによるものでありま
す。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、517億59百万円となり、前連結会計年度末に比べ53億61百万円減少しました。
これは主に、支払手形及び買掛金が56億13百万円減少、その他(流動負債)が4億2百万円減少、繰延税金負債が
3億89百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、588億31百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億52百万円増加しまし
た。これは主に、その他有価証券評価差額金が16億21百万円増加、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により
12億47百万円増加、配当金の支払いにより11億30百万円減少、為替換算調整勘定が2億7百万円減少したことによ
るものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ46億12百
万円増加し、当連結会計年度末には、176億1百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動による資金の増加は58億89百万円(前期は28億57百万円の資金の増加)となりました。収入の主な内
訳は、税金等調整前当期純利益41億75百万円、売上債権の減少額25億45百万円、貸倒引当金の増加額52億26百万
円、たな卸資産の減少額12億97百万円、支出の主な内訳は、仕入債務の減少額55億34百万円、法人税等の支払額
29億90百万円によるものであります。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動による資金の減少は3億57百万円(前期は8百万円の資金の増加)となりました。これは主に、有形
固定資産の取得による支出10億87百万円、貸付金の回収による収入2億2百万円、有形固定資産の売却による収
入1億86百万円によるものであります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動による資金の減少は8億87百万円(前期は18億99百万円の資金の減少)となりました。これは主に、
配当金の支払額11億29百万円によるものであります。
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蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
新型コロナウイルス感染症の再拡大が続いており、その収束の時期も見通せず、先行きは依然として不透明であ
ります。このような環境下、当社グループは中期経営計画「Chori Innovation Plan 2022」の5つの基本戦略であ
る「連結経営基盤強化」、「次世代型ビジネスモデル創出」、「コーポレート・ガバナンス」、「コンプライアン
ス」、「人的基盤強化」を着実に推進しております。
「Chori Innovation Plan 2022」の基本戦略である連結事業の拡充を図るものとして、2021年2月26日に住友商
事株式会社の子会社である繊維専門商社の株式会社スミテックス・インターナショナルの子会社化を決議し発表し
ました。クロージングは2021年6月1日を予定しており、クロージング後は当社の連結子会社となります(P.16の
追加情報をご参照ください。)。
「Chori Innovation Plan 2022」2年目となる次期(2022年3月期)の連結業績予想につきましては、次のとお
りとします。当連結会計年度(2021年3月期)において、澄星集団グループに対する貸倒引当金繰入額50億85百万円
を販売費及び一般管理費に計上しましたが、当該貸倒引当金繰入額の影響を除いた場合の経常利益は97億41百万円
となります。これをベースとして、次期(2022年3月期)の経常利益は100億円と見通しております。
(単位:百万円)
2022年3月期(予想) 2021年3月期(実績) 増減率(%)
売上高 280,000 216,233 29.5
営業利益 9,500 3,663 159.3
経常利益 10,000 4,656 114.8
親会社株主に帰属する
6,800 1,247 445.2
当期純利益
上記予測を修正する必要が生じた場合には、速やかに公表致します。
(5)利益配当に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は株主への利益還元を重要な経営課題の一つと位置付けており、機動的な利益還元と経営・財務の安定性確
保の観点から、親会社株主に帰属する当期純利益の水準に応じた業績連動型配当を実施し、中間配当と期末配当の
年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。
当社の配当の決定機関につきましては、会社法第459条第1項の規定に基づき、法令に別段の定めのある場合を除
き、株主総会の決議によらず取締役会の決議によることとしております。また、当期の配当額につきましては、事
業発展のための投資資金の確保に留意しつつ、経営環境等を総合的に勘案し、親会社株主に帰属する当期純利益を
基準とした連結配当性向30%(年間)以上を目処としています。
当連結会計年度における連結業績は、中国の澄星集団グループに対する貸倒引当金繰入額50億85百万円を販売費
及び一般管理費に計上したことにより、2021年2月8日に公表した業績予想を利益面で下回りましたが、業績動向
や財務基盤等を総合的に判断し、期末配当金につきましては同日公表した期末配当予想通りの1株当たり23円とし
ます。これにより、中間配当金14円と合せて当期の年間配当金は1株当たり37円となります。
次期の配当につきましては、前述の次期連結業績予想及び上記配当方針に基づき、当期の配当金より47円増配の
1株当たり年間配当金84円(中間配当金42円、期末配当金42円)の配当予想としております。
詳細につきましては、本日(2021年5月11日)公表しました「2021年3月期の剰余金の配当に関するお知らせ」
をご覧ください。
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2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財
務諸表を作成する方針であります。
なお、今後につきましては、外国人株主比率の推移及び国内の同業他社の国際会計基準の適用動向等を踏まえ、
国際会計基準の適用について検討を進めていく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 13,342 14,828
関係会社預け金 500 3,000
受取手形及び売掛金 64,034 56,141
商品及び製品 12,746 10,665
仕掛品 64 816
原材料及び貯蔵品 5 4
未着商品 1,006 751
その他 4,517 4,442
貸倒引当金 △39 △114
流動資産合計 96,178 90,537
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 1,055 884
減価償却累計額 △650 △595
建物及び構築物(純額) 405 288
機械装置及び運搬具 1,382 2,128
減価償却累計額 △948 △1,037
機械装置及び運搬具(純額) 433 1,090
工具、器具及び備品 672 685
減価償却累計額 △476 △478
工具、器具及び備品(純額) 195 207
建設仮勘定 225 18
土地 806 670
リース資産 576 525
減価償却累計額 △266 △307
リース資産(純額) 309 218
有形固定資産合計 2,376 2,493
無形固定資産
のれん 781 491
その他 353 335
無形固定資産合計 1,135 827
投資その他の資産
投資有価証券 9,913 12,186
長期貸付金 1,473 1,140
破産更生債権等 421 5,669
退職給付に係る資産 5 -
繰延税金資産 856 655
その他 2,460 2,654
貸倒引当金 △420 △5,573
投資その他の資産合計 14,710 16,733
固定資産合計 18,221 20,054
資産合計 114,400 110,591
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蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 45,235 39,622
短期借入金 1,843 1,809
1年内返済予定の長期借入金 - 113
未払法人税等 1,618 1,703
賞与引当金 819 686
関係会社整理損失引当金 42 42
その他 4,522 4,119
流動負債合計 54,081 48,097
固定負債
長期借入金 35 358
繰延税金負債 565 955
退職給付に係る負債 2,233 2,254
その他 205 94
固定負債合計 3,039 3,662
負債合計 57,121 51,759
純資産の部
株主資本
資本金 6,800 6,800
資本剰余金 1,753 1,792
利益剰余金 49,797 49,903
自己株式 △741 △698
株主資本合計 57,608 57,798
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 42 1,663
繰延ヘッジ損益 148 138
為替換算調整勘定 △497 △705
退職給付に係る調整累計額 △116 △99
その他の包括利益累計額合計 △423 997
非支配株主持分 93 36
純資産合計 57,279 58,831
負債純資産合計 114,400 110,591
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 329,360 216,233
売上原価 301,050 189,875
売上総利益 28,310 26,357
販売費及び一般管理費 20,091 22,693
営業利益 8,219 3,663
営業外収益
受取利息 202 299
受取配当金 202 182
持分法による投資利益 339 274
為替差益 - 233
債務勘定整理益 91 83
雑収入 179 231
営業外収益合計 1,015 1,305
営業外費用
支払利息 95 71
手形売却損 227 86
為替差損 93 -
雑支出 132 154
営業外費用合計 549 312
経常利益 8,685 4,656
特別利益
補助金収入 - 380
固定資産売却益 777 65
投資有価証券売却益 11 28
その他 - 1
特別利益合計 788 476
特別損失
固定資産圧縮損 - 380
関係会社整理損 - 345
投資有価証券評価損 131 158
固定資産処分損 11 44
投資有価証券売却損 4 25
減損損失 32 -
その他 2 2
特別損失合計 183 957
税金等調整前当期純利益 9,290 4,175
法人税、住民税及び事業税 3,184 3,061
法人税等調整額 △4 △78
法人税等合計 3,179 2,982
当期純利益 6,110 1,192
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
9 △54
帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益 6,101 1,247
9
蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 6,110 1,192
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △731 1,621
繰延ヘッジ損益 △101 △9
為替換算調整勘定 △106 △121
退職給付に係る調整額 △81 17
持分法適用会社に対する持分相当額 △66 △88
その他の包括利益合計 △1,085 1,419
包括利益 5,024 2,611
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 5,013 2,668
非支配株主に係る包括利益 11 △56
10
蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 6,800 1,753 45,337 △740 53,149
当期変動額
剰余金の配当 △1,596 △1,596
親会社株主に帰属す
6,101 6,101
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 -
持分法の適用範囲の
△28 △28
変動
その他 △16 △16
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 4,460 △0 4,459
当期末残高 6,800 1,753 49,797 △741 57,608
その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の 非支配
繰延ヘッジ 為替換算 純資産合計
有価証券 に係る調整 包括利益 株主持分
損益 調整勘定
評価差額金 累計額 累計額合計
当期首残高 773 249 △323 △35 664 83 53,897
当期変動額
剰余金の配当 △1,596
親会社株主に帰属す
6,101
る当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 -
持分法の適用範囲の
△28
変動
その他 △16
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △731 △101 △174 △81 △1,087 10 △1,077
額)
当期変動額合計 △731 △101 △174 △81 △1,087 10 3,381
当期末残高 42 148 △497 △116 △423 93 57,279
11
蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 6,800 1,753 49,797 △741 57,608
当期変動額
剰余金の配当 △1,130 △1,130
親会社株主に帰属す
1,247 1,247
る当期純利益
自己株式の取得 △1 △1
自己株式の処分 39 44 84
持分法の適用範囲の
-
変動
その他 △10 △10
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 39 106 43 189
当期末残高 6,800 1,792 49,903 △698 57,798
その他の包括利益累計額
その他 退職給付 その他の 非支配
繰延ヘッジ 為替換算 純資産合計
有価証券 に係る調整 包括利益 株主持分
損益 調整勘定
評価差額金 累計額 累計額合計
当期首残高 42 148 △497 △116 △423 93 57,279
当期変動額
剰余金の配当 △1,130
親会社株主に帰属す
1,247
る当期純利益
自己株式の取得 △1
自己株式の処分 84
持分法の適用範囲の
-
変動
その他 △10
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 1,621 △9 △207 17 1,420 △57 1,363
額)
当期変動額合計 1,621 △9 △207 17 1,420 △57 1,552
当期末残高 1,663 138 △705 △99 997 36 58,831
12
蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 9,290 4,175
減価償却費 529 518
減損損失 32 -
のれん償却額 1,175 290
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 179 49
貸倒引当金の増減額(△は減少) △16 5,226
受取利息及び受取配当金 △404 △482
支払利息 95 71
為替差損益(△は益) △11 △46
持分法による投資損益(△は益) △339 △274
固定資産売却損益(△は益) △765 △21
投資有価証券売却損益(△は益) △6 △2
投資有価証券評価損益(△は益) 131 158
関係会社整理損 - 345
補助金収入 - △380
固定資産圧縮損 - 380
売上債権の増減額(△は増加) 2,313 2,545
たな卸資産の増減額(△は増加) 1,280 1,297
仕入債務の増減額(△は減少) △7,307 △5,534
未収消費税等の増減額(△は増加) △47 △491
その他の資産の増減額(△は増加) △124 756
その他の負債の増減額(△は減少) △367 △356
その他 △149 △216
小計 5,487 8,009
利息及び配当金の受取額 439 564
補助金の受取額 - 380
利息の支払額 △96 △73
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △2,973 △2,990
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,857 5,889
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △459 △1,087
有形固定資産の売却による収入 1,634 186
無形固定資産の取得による支出 △122 △100
投資有価証券の取得による支出 △72 △276
投資有価証券の売却による収入 58 96
関係会社株式の取得による支出 △10 -
出資金の売却による収入 36 82
関係会社出資金の売却による収入 26 -
貸付けによる支出 △1,279 △1
貸付金の回収による収入 153 202
その他 45 540
投資活動によるキャッシュ・フロー 8 △357
13
蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △32 4
長期借入れによる収入 - 500
長期借入金の返済による支出 △78 △75
自己株式の取得による支出 △0 △1
配当金の支払額 △1,594 △1,129
その他 △192 △185
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,899 △887
現金及び現金同等物に係る換算差額 △20 △32
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 946 4,612
現金及び現金同等物の期首残高 12,042 12,988
現金及び現金同等物の期末残高 12,988 17,601
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蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2018年3月30日公表分。以下「収益認識会計基準」とい
う。)及び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2018年3月30日公表分)が
2021年3月31日以前に開始する連結会計年度の期首から適用できることになったことに伴い、当連結会計年度の期
首から収益認識会計基準等を適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービ
スと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
これにより、顧客との約束が財又はサービスを他の当事者によって提供されるように手配する履行義務である場
合には、代理人として純額で収益を認識しております。また、買戻し義務を負っている有償支給取引については、
金融取引として有償支給先に残存する支給品の期末棚卸高について「仕掛品」を認識するとともに、有償支給先か
ら受け取った対価について「預り金(金融負債)」を認識しております。
この結果、従前の会計処理と比較して、当連結会計年度の売上高及び売上原価はそれぞれ41,755百万円減少し、
また、仕掛品は768百万円、流動負債その他は799百万円それぞれ増加しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
りますが、利益剰余金期首残高、当連結会計年度の損益及び1株当たり情報に与える影響はありません。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
従来、当社及び国内の連結子会社は、一部の有形固定資産の減価償却方法について定率法を採用しておりました
が、当連結会計年度の期首より定額法に変更しております。
当社グループでは、当連結会計年度より新中期経営計画「Chori Innovation Plan 2022」がスタートし、無償貸
与機械の大型案件など国内外の成長分野に対する事業投資が具体化してきております。
このような事業環境の状況変化を受けた成長事業への設備投資の実行を契機に、有形固定資産の使用実態を再検
討した結果、将来的に長期安定した稼働が見込まれたため、均等に費用配分を行うことがより資産の使用実態・経
営環境を適切に反映するものと判断し、定額法に変更したものであります。
なお、この変更による当連結会計年度の損益及びセグメント情報に与える影響は軽微であります。
15
蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
(追加情報)
当社は、2021年2月26日開催の取締役会において、株式会社スミテックス・インターナショナル(以下「スミテ
ックス・インターナショナル」)の発行済株式の全てを取得し子会社化することについて決議いたしました。
なお、この株式取得によりスミテックス・インターナショナルは当社の連結子会社となり、同社の子会社である
Sumitex Vietnam Limited Liability Company及びSumitex China Company Limitedも連結子会社(孫会社)となる
予定です。
取得による企業結合
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称: 株式会社スミテックス・インターナショナル
事業の内容 : 繊維関連商品(衣料品、繊維原料等)の製造、販売
(2)企業結合を行う主な理由
スミテックス・インターナショナルは、1898年創業で業歴120余年を有し、繊維原料事業(綿)の取扱いを祖
業とし、それに加えてアパレルのあらゆるカテゴリーの顧客にOEM提供する繊維商社です。長年の歴史に培われ
た幅広くかつきめ細かいサービスの提供を背景に、国内取引先を中心としたビジネスを展開しております。
当社は、繊維原料、テキスタイルからアパレルまでをバランスよく取扱い、総合的な展開が特徴的です。貿
易商社としての基盤であるグローバルネットワークを活用したグローバルサプライチェーンの構築やマーケテ
ィング機能を基とした環境商材から高機能商材までを幅広く「蝶理オリジナル商材」として提案しておりま
す。
今般、スミテックス・インターナショナルを子会社化することにより、同社の伝統的な取扱いの綿から当社
が優位性を持つ化合繊に亘る主要繊維原料の総合展開が可能となること、「蝶理オリジナル商材」をスミテッ
クス・インターナショナルの取引先へ提案できること、及び両社が有するグローバルなアパレル生産基盤の共
有による競争力が強化できること、等のシナジー効果獲得が可能となり、それが両社の企業価値の増大に資す
るものと考えております。
(3)企業結合日
2021年6月1日(予定)
(4)企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得(予定)
(5)企業結合後企業の名称
現時点では確定しておりません。
(6)取得する議決権比率
100%(予定)
2.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
株式譲渡契約の定めにより、当社は秘密保持義務を負っていることから非開示とさせていただきます。
3.主要な取得関連費用の内訳及び金額
アドバイザリー費用等 83百万円(予定)
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蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資
源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は事業の種類別に本部を配置し、各本部は事業の種類別に国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業
展開しております。
したがって、当社は本部を基礎とした事業の種類別セグメントから構成されており、「繊維事業」、「化学
品事業」及び「機械事業」の3つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「繊維事業」 :各種合成繊維及び天然繊維の原料、各種織物、編み物、不織布及び関連商材、各種衣料
製品、産業用繊維資材及び関連商材
「化学品事業」:ウレタン原料、樹脂原料、樹脂添加剤、化粧品原料、ガラス原料、電子部品用原材料、
電池関連材料、医薬品・農薬中間体、表面処理剤、食品原料・食品添加物、飼料及び
飼料添加物等の各種化学品
「機械事業」 :四輪車・二輪車・トラックなどの輸送機器、農業用機械、建築機械及び関連資材
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に
おける記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は経常利益をベースとした数値であります。
セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
(会計方針の変更)に記載のとおり、当連結会計年度の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関
する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に変更しております。
当該変更により、従来の方法に比べて、当連結会計年度の売上高は、「繊維事業」で5,844百万円、「化学品事
業」で2,831百万円、「機械事業」で33,078百万円それぞれ減少し、セグメント資産は、「繊維事業」で646百万
円、「化学品事業」で121百万円増加しております。
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蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結
その他 調整額 財務諸表
合計
繊維事業 化学品事業 機械事業 計 (注)1 (注)2,4 計上額
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 114,520 150,634 64,133 329,287 72 329,360 - 329,360
セグメント間の内部
- - - - 451 451 △451 -
売上高又は振替高
計 114,520 150,634 64,133 329,287 524 329,812 △451 329,360
セグメント利益 4,028 3,515 417 7,961 15 7,976 708 8,685
セグメント資産 52,178 55,888 5,356 113,423 135 113,558 841 114,400
その他の項目
減価償却費 281 218 2 502 0 502 - 502
のれんの償却額 23 1,152 - 1,175 - 1,175 - 1,175
持分法投資利益
又は損失(△) △80 419 - 339 - 339 - 339
持分法適用会社への
639 3,714 - 4,354 - 4,354 - 4,354
投資額
有形固定資産及び無形
329 262 8 600 0 601 - 601
固定資産の増加額
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、事務処理受託等の各種役務提供を
含んでおります。
2.セグメント利益の調整額708百万円は各報告セグメントに配分していない全社損益であります。全社損益は、
報告セグメントに帰属しない財務関連の損益等であります。
3.報告セグメント、その他の事業セグメントのセグメント利益及び調整額の合計は、連結損益計算書の経常利
益と一致しております。
4.セグメント資産のうち、調整額の項目に含めた全社資産841百万円は、提出会社の繰延税金資産でありま
す。
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蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結
その他 調整額 財務諸表
繊維事業 合計
化学品事業 機械事業 計 (注)1 (注)2,4 計上額
(注)5 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 90,094 123,325 2,747 216,167 65 216,233 - 216,233
セグメント間の内部
- - - - 449 449 △449 -
売上高又は振替高
計 90,094 123,325 2,747 216,167 514 216,682 △449 216,233
セグメント利益
3,877 △323 704 4,258 18 4,277 379 4,656
又は損失(△)
セグメント資産 49,916 56,049 3,900 109,866 142 110,008 583 110,591
その他の項目
減価償却費 264 217 3 485 0 486 - 486
のれんの償却額 27 263 - 290 - 290 - 290
持分法投資利益
又は損失(△) △96 370 - 274 - 274 - 274
持分法適用会社への
496 3,994 - 4,491 - 4,491 - 4,491
投資額
有形固定資産及び無形
1,026 95 14 1,137 - 1,137 - 1,137
固定資産の増加額
(注) 1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、事務処理受託等の各種役務提供を
含んでおります。
2.セグメント利益又は損失の調整額379百万円は各報告セグメントに配分していない全社損益であります。全
社損益は、報告セグメントに帰属しない財務関連の損益等であります。
3.報告セグメント、その他の事業セグメントのセグメント利益又は損失及び調整額の合計は、連結損益計算書
の経常利益と一致しております。
4.セグメント資産のうち、調整額の項目に含めた全社資産583百万円は、提出会社の繰延税金資産でありま
す。
5.「繊維事業」における有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、補助金収入による取得価額の減額効果を
反映しておりません。
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蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 中国 その他 合計
165,850 45,647 117,861 329,360
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国ごとに分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 中国 その他 合計
1,821 375 179 2,376
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載事項はありませ
ん。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
(単位:百万円)
日本 中国 その他 合計
131,401 35,790 49,041 216,233
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国ごとに分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 中国 その他 合計
2,063 244 185 2,493
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載事項はありませ
ん。
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蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 全社・消去 合計
繊維事業 化学品事業 機械事業 計
減損損失 32 - - 32 - - 32
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 全社・消去 合計
繊維事業 化学品事業 機械事業 計
減損損失 82 - - 82 - - 82
(注)連結損益計算書上は、特別損失として「関係会社整理損」に含めて計上しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 全社・消去 合計
繊維事業 化学品事業 機械事業 計
当期償却額 23 1,152 - 1,175 - - 1,175
当期末残高 58 723 - 781 - - 781
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 全社・消去 合計
繊維事業 化学品事業 機械事業 計
当期償却額 27 263 - 290 - - 290
当期末残高 30 460 - 491 - - 491
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
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蝶理株式会社(8014) 2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 2,328.79円 2,390.06円
1株当たり当期純利益 248.46円 50.73円
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載をしておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益
連結損益計算書上の親会社株主に帰属する
6,101 1,247
当期純利益(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 6,101 1,247
普通株式の期中平均株式数(千株) 24,556 24,586
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
項目
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額(百万円) 57,279 58,831
普通株式に係る純資産額(百万円) 57,185 58,795
差額の主な内訳(百万円)
非支配株主持分 93 36
普通株式の発行済株式数(千株) 25,303 25,303
普通株式の自己株式数(千株) 747 703
1株当たり純資産額の算定に用いられた
24,555 24,600
普通株式の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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