8014 蝶理 2020-07-27 16:00:00
貸倒引当金繰入額の計上並びに業績予想の修正、配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年7月 27 日
各 位
会 社 名 蝶 理 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 先濵 一夫
(コード:8014 東証第1部)
問合せ先 経営管理部長 河村 泰孝
(TEL.03-5781-6201)
貸倒引当金繰入額の計上並びに業績予想の修正、配当予想の修正に関するお知らせ
当社は、第1四半期において貸倒引当金繰入額を計上しましたことにより、2020 年5月 19 日に公表しまし
た 2021 年3月期業績予想及び配当予想を下記の通り修正することといたしましたのでお知らせします。
記
1.貸倒引当金繰入額の計上
(1)貸倒引当金繰入額の概要
当社の連結子会社である澄蝶株式会社が中国の化学品製造会社グループ(以下、「当該取引先」といい
ます。)に対して有する売掛債権合計4,948百万円に回収遅延が生じたことから、2021年3月期第1四半期
の連結決算において、売掛債権額の50%相当の2,474百万円を販売費及び一般管理費として貸倒引当金繰入
額に計上しました。
(2)貸倒引当金繰入額の計上に係る経緯
澄蝶株式会社は、当該取引先に対して、各種化学品原料を販売しておりました。当該取引先は、新型コ
ロナウイルス感染症の世界的拡大の影響を受けて中国の経済活動が一定期間全面停止したことなどから、主
力の石油化学事業が低迷し、資金繰りが不安定な状況に陥っているとされ、澄蝶株式会社への原料購入代金
の支払いが遅延しております。
現在、当社及び澄蝶株式会社は、売掛債権の回収交渉に注力するとともに、当該取引先に対して売掛債
権の支払訴訟(取得済の集合物譲渡担保の実行を含む)の提起など法的手続きにも着手しておりますが、当
該売掛債権の回収状況及び法的手続きの進行見通し等を勘案し、債権額の50%相当の貸倒引当金繰入額を計
上しました。
2.業績予想の修正
(1)2021年3月期通期連結業績予想の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社株主に帰属す 1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益
る 当 期 純 利 益 当 期 純 利 益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
200,000 6,700 7,000 4,600 187.33
今回修正予想(B) 200,000 4,200 4,500 2,100 85.52
増 減 額(B-A) 0 △2,500 △2,500 △2,500
増 減 率( % ) 0.0 △37.3 △35.7 △54.3
( 参 考 ) 前 期 実 績
329,360 8,219 8,685 6,101 248.46
( 2 0 2 0 年 3 月 期 )
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(2)業績予想修正の理由
2021年3月第1四半期における連結業績において、上記1の通り貸倒引当金繰入額を計上しましたこ
とにより、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想数値を下回る見込
みです。
3.配当予想の修正
(1)2021 年3月期配当予想
1 株当たり配当金
基 準 日 第2四半期末 期末 年間合計
前 回 発 表 予 想
28 円 00 銭 29 円 00 銭 57 円 00 銭
(2020 年5月 19 日公表)
今 回 修 正 予 想 未定 未定 未定
当 期 実 績
前 期 実 績
31 円 00 銭 32 円 00 銭 63 円 00 銭
(2020 年3月期)
(2)修正の理由
当社は、株主への利益還元を重要な経営課題の一つと位置付けており、機動的な利益還元と経営・財務
の安定性確保の観点から、親会社株主に帰属する当期純利益の水準に応じた業績連動型配当の実施を行い、
中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。配当額につきまし
ては、事業発展のための投資資金の確保に留意しつつ、経営環境等を総合的に勘案し、親会社株主に帰
属する当期純利益を基準とした配当性向 30%(年間)以上としています。
しかしながら、当該取引先に対する売掛債権回収の予測に時間を要することから、当期中間配当予想
及び期末配当予想は未定とさせていただきます。
なお、今後の動向を踏まえ、配当予想の適正かつ合理的な算出が可能となった時点で、速やかに開示
いたします。
4.その他
(1)当社連結子会社の概要
名称 澄蝶株式会社
所在地 東京都港区港南二丁目15番3号
代表者の役職・氏名 社長 大岩 泰広
事業内容 各種化学品原料の販売
資本金 50百万円
以 上
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