8012 長瀬産 2019-11-27 14:00:00
2020年3月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]
2020年3月期 第2四半期
決算説明会
長瀬産業株式会社
2019年11月27日
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本日のサマリー
■2020年3月期 第2四半期決算実績および通期業績見通し
‐ 想定以上に中国を中心とした経済成長が鈍化、また樹脂等の市況が下落
⇒樹脂販売は、数量ベースでは前年同期比で増加
‐ 電子・電機業界および自動車業界が想定以上に低調に推移
‐ 結果として、通期業績見通しを修正
■米国・Prinova Group, LLCを子会社化
‐ NAGASEグループ全体のポートフォリオを最適化
‐ 欧米における食品素材事業拡大の戦略的基盤を構築
‐ NAGASEグループの既存事業とのシナジーを創出し、収益基盤の拡大・強化を図る
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目次
2020年3月期 第2四半期決算概況 P. 4
2020年3月期 通期業績見通し P. 15
中期経営計画「ACE-2020」の進捗 P. 21
米国・Prinova社の買収について P. 26
(参考資料)セグメント別概況 P. 43
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2020年3月期 第2四半期決算概況
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連結損益計算書
■売上高 : 生活関連セグメントは堅調に推移したものの、市況が下落したことに加えて円高の影響等もあり減収
■営業利益 : 減収に加え、Prinova社買収に伴う経費の増加等もあり、減益
※本第2四半期決算の連結損益計算書にはPrinova社は連結されておりません。
(単位: 億円)
通期見通し
18/09 19/09 増減額 前年同期比
(期初)
売上高 4,044 3,919 △ 125 97% 8,500
売上総利益 529 508 △ 20 96% 1,108
<利益率> 13.1% 13.0% △ 0.1% - 13.0%
販売費及び
一般管理費
394 402 + 7 102% 848
営業利益 134 106 △ 28 79% 260
経常利益 139 105 △ 33 76% 270
親会社株主に帰属する
四半期純利益
103 74 △ 28 72% 205
US$レート
@ 110.3 @ 108.6 @ 1.7 円高 @110.0
(期中平均)
RMBレート
@ 16.7 @ 15.7 @ 1.1 円高 @ 16.0
(期中平均)
【1円変動当たり影響額】
【為替変動による19/09期実績 売上高および営業利益への影響額】
売上高 US$ : 約 7億円 営業利益 US$ : 約0.2億円
売上高 : 約△66億円 営業利益 : 約△1億円
RMB : 約39億円 RMB : 約0.7億円
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地域( 国内 ・海外)別売上高
■国内および欧州地域は前年同期並みに推移したものの、その他地域において減収 (海外売上比率48.3%)
国内・海外売上高(億円、%) 海外売上高の地域別内訳(億円、%)
国内 海外 海外売上比率 グレーターチャイナ アセアン 米州 欧州 その他
(左メモリ) (左メモリ) (右メモリ)
2,022
50% 2,000
4,000 50.0% 87 1,893
48.3% 72
1,800
82 (V:95%)
191 74 (V:103%)
40% 1,600
175 (V:92%)
3,000 2,022 1,893
1,400
596
560
30% 1,200 (V:94%)
2,000 1,000
20% 800
600
1,074
1,000 2,022 2,025 999
10% 400 (V:93%)
200
0 0% 0
18/09 19/09 18/09 19/09
※V:前年同期比
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セグメント別売上高2期比較
■加工材料 :情報印刷関連材料等の売上は増加したものの、市況の悪化等により合成樹脂の売上が減少し、全体として減収
■電子 :変性エポキシ樹脂およびフォトリソ材料関連の売上は増加したものの、ディスプレイ関連部材等の売上が減少し、減収
■生活関連 :スキンケア・トイレタリー分野向けAA2G ®の販売は減少したものの、トレハ®を中心とした食品分野向けおよび
医療・医薬分野向けビジネスが好調に推移し、増収
セグメント別 売上高 (億円) セグメント別 売上高 増減 (億円)
機能素材 加工材料 電子 モビリティ・エネルギー 生活関連 その他
4,500
4,044 3,919
4,000 機能素材
429 △24
437
3,500
加工材料
682
656 △37
3,000
618 573
生活関連
2,500 4,044 電子 +7
△45
2,000 その他
モビリティ・ △0
1,414 エネルギー
1,500 1,377 △25
1,000 3,919
500 896 872
0
18/09 19/09 18/09 19/09
※ 自動車・エネルギーセグメントは、2019年4月より、モビリティ・エネルギーセグメントに名称変更しております。
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セグメント別売上総利益2期比較
■減収の影響を受け、減益
■機能素材セグメントは、高利益ビジネスの増加等によるプロダクトミックスの改善により、微増
セグメント別 売上総利益 (億円) セグメント別 売上総利益 増減(億円)
機能素材 加工材料 電子 モビリティ・エネルギー 生活関連 機能素材 加工材料
+0 △4
600
529 508
111 その他
113 生活関連
+0
+1
400
58 電子
53 △12 モビリティ・
エネルギー
126 113 529 550 548 △5
200 536 534 508
532 532
143 139
86 86
0
18/09 19/09 18/09 19/09
※ 自動車・エネルギーセグメントは、2019年4月より、モビリティ・エネルギーセグメントに名称変更しております。
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セグメント別営業利益2期比較
■電子:減収に加え、製造子会社における損益悪化等の影響により、減益
■その他・全社共通:Prinova社買収に伴う経費の増加や中長期的な成長に向けた施策実行の為の体制構築等もあり、減益
セグメント別 営業利益 (億円) セグメント別 営業利益 増減 (億円)
機能素材 加工材料 電子 モビリティ・エネルギー 生活関連 全社・その他 機能素材 加工材料
+1 △1
生活関連
134 △1
150 電子 モビリティ・
106 △8 エネルギー
21 その他・
△3
120 14 19 全社共通
11 △13
90 40
31
134
60
46 44 106
30
27 28
0
△15
△29
(30)
18/09 19/09 18/09 19/09
※ 自動車・エネルギーセグメントは、2019年4月より、モビリティ・エネルギーセグメントに名称変更しております。
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主な連結子会社等の業績
■ナガセプラスチックスは、樹脂の市況は下落したものの、電子業界向けスーパーエンジニアリングプラスチックの販売が
増加したこと等により、増収増益
■Nagase (Thailand) Co., Ltd.は、LED用途材料の販売等は増加したものの、自動車・OA業界向けエンジニアリングプラスチック
の売上が減少し、減収減益 (単位:億円)
社 名 売上高 前年同期比 営業利益 (注2) 前年同期比
林原 129 102% 26 105%
製造
ナガセケムテックス 131 99% 13 80%
会社
製造会社計 (注1) 523 98% 58 97%
ナガセプラスチックス 190 103% 5 104%
国内 ナガセケミカル 97 105% 1 121%
販売
会社 西日本長瀬 43 102% 1 81%
国内販売会社計 (注1) 473 102% 14 100%
Nagase (Thailand) Co., Ltd. 188 96% 5 88%
海外 上海華長貿易有限公司 198 101% 5 82%
販売
会社 上海長瀬貿易有限公司 215 93% 3 71%
海外販売会社計 (注1) 1,845 94% 39 79%
※(注1) 各カテゴリの合計は、対象会社の単純合算値であり、連結決算数値と一致いたしません。
※(注2) 営業利益は、のれん及び技術資産等の償却前の数値となります。
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主要製造子会社2社の状況
■林原:インバウンド需要の低迷等を受け、AA2G®の売上は減少したものの、トレハ®やプルランの売上の増加に加えファイバリクサ®
の新規採用等による売上の増加等が寄与し、増収増益。
■ナガセケムテックス:フォトリソ材料事業が顧客稼働率の向上等により増収となり、エポキシ樹脂事業も前年同期比並みに推移し
たものの、機能化学品事業が低調に推移し、売上は前年同期比並み。
営業利益は、プロダクトミックスの悪化により、減益。
林原 ナガセケムテックス
(単位:億円) (単位:億円)
前年 前年
18/09 19/09 増減額 18/09 19/09 増減額
同期比 同期比
売上高 126 129 +2 102% 売上高 132 131 △0 99%
営業利益 25 26 +1 105% 営業利益 16 13 △3 80%
・トレハ®は、海外向け(特に欧州)の販売が好調に推移し、増収 ・エポキシ樹脂事業は、重電・半導体用途は好調に推移したものの、
・AA2G®は、海外主要取引先向けは好調に推移したものの、国内に スマホ用途電子部品封止用途等の売上が減少し、売上は前年同
おけるインバウンド需要の減少等の影響により、減収 期比並み
・ファイバリクサ®が食品業界向けに新規採用が進み、増収 ・フォトリソ材料事業は、顧客稼働率の回復等の影響により、増収
・医療・健康食品用ハードカプセルおよび口中清涼フィルム向けに ・機能化学品事業は、3Dプリンター用途エピクロ誘導体の販売は好
プルランの売上が増加 調に推移したものの、LCD業界向け導電材料の売上が減少し、
・その他、ルミン®Aの販売が好調に推移 減収
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連結貸借対照表
■資産:子会社の新規連結に伴う資産の受入れ、のれんの増加および保有株式の時価上昇による投資有価証券の増加等
により、627億円増加
■負債:社債の償還や買掛金の減少等があったものの、短期借入金やコマーシャルペーパーの増加等により、601億円増加
■純資産:為替換算調整勘定の減少等があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、25億円増加
■自己資本比率は、5.0ポイント減少し、49.2%
資産 負債及び純資産 ( 単位: 億円)
19/03 19/09 増減額 19/03 19/09 増減額
流動資産 3,658 3,859 + 200 流動負債 2,018 2,580 + 561
現金・預金 440 458 + 17 支払手形・買掛金 1,172 1,140 △ 31
受取手形・売掛金 2,304 2,330 + 25 借入金・CP・1年内償還予定の社債 579 1,173 + 593
たな卸資産 810 950 + 140 その他 266 266 △0
その他 102 119 + 16 固定負債 528 569 + 40
固定資産 2,015 2,441 + 426 長期借入金・社債 275 275 +0
有形固定資産 664 704 + 39 退職給付に係る負債 124 135 + 10
無形固定資産 372 709 + 336 その他(繰延税金負債等) 128 157 + 29
投資・その他の資産合計 977 1,027 + 50 負債合計 2,547 3,149 + 601
投資有価証券 902 933 + 31 純資産 3,126 3,151 + 25
その他 75 94 + 19 株主資本 2,628 2,674 + 45
その他の包括利益累計額 447 424 △ 23
その他有価証券評価差額金 418 437 + 18
為替換算調整勘定 32 △ 11 △ 43
その他 △2 △0 +2
非支配株主持分 49 52 +3
資産合計 5,673 6,300 + 627 負債及び純資産合計 5,673 6,300 + 627
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連結キャッシュ・フロー
キャッシュ・フローの状況 (単位:億円)
19/09 主な内訳 18/09
税金等調整前四半期純利益 +105
減価償却費・のれん償却 +54
営業活動によるキャッシュ・フロー 124 ▲ 39
運転資金の増減 +17
法人税等の支払 ▲42
連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 ▲428
有形・無形固定資産の取得による支出 ▲43
投資活動によるキャッシュ・フロー ▲ 478投資有価証券の取得による支出 ▲5 ▲ 84
短期借入金の増減 +451
コマーシャル・ペーパーの増減 +80
財務活動によるキャッシュ・フロー 394 89
社債の償還による支出 ▲100
配当金の支払 ▲29
現金および現金同等物に係る換算差額 ▲ 23 5
現金および現金同等物の増加額(▲減少額) 17 ▲ 28
現金および現金同等物の期首残高 440 428
現金および現金同等物の四半期末残高 457 400
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運転資金および投資額について
■運転資金:新規連結の影響により、運転資金が増加
■投資:注力領域であるライフ&ヘルスケアにおいてPrinova社の株式取得を実施
運転資金 (億円)
投資額 (億円)
2,140 844
1,942
下期(予)
161
売掛金 売掛金
2,304 2,330
上期実績
683
在庫 在庫 144
810 950
買掛金 買掛金 19/03 20/03
△1,172 △1,140 実績 見通し
19/03 19/09
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2020年3月期 通期業績見通し
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2020年3月期 業績見通し
■中国の景気減速に加え、米中貿易摩擦の影響により世界経済の成長は鈍化しており、当社を取り巻く事業環境は依然として厳しい状況
■Prinova社を連結子会社化するものの、当期は同社の業績の取込み期間が5ヵ月間であること、また買収関連費用が相当程度発生
することから、当期の通期連結業績に与える影響は限定的
■Prinova社買収による営業利益への影響(5ヵ月間連結):営業利益(約15億円)、のれん償却費(約10億円)、買収に係る費用(約6億円)
(単位:億円)
19/03 20/03
実績 19/09 期初見通し 修正見通し 増減額 前期比
(A) 実績 (B) (C) (C-A) (C/A)
売上高 8,077 3,919 8,500 8,200 + 123 102%
売上総利益 1,054 508 1,108 1,080 + 26 102%
<利益率> 13.1% 13.0% 13.0% 13.2% ―
販売費及び
一般管理費 802 402 848 865 + 63 108%
営業利益 252 106 260 215 △ 37 85%
経常利益 266 105 270 220 △ 46 83%
親会社株主に帰属する
当期純利益 201 74 205 173 △ 28 86%
US$レート
@110.9 @108.6 @110.0 @108.0 @2.9円高 ―
(期中平均)
RMBレート
@16.5 @15.7 @16.0 @15.4 @1.1円高 ―
(期中平均)
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セグメント別売上高見通し
■電子:変性エポキシ樹脂事業は上期並みに推移するものの、引き続きディスプレイ関連部材の販売が低調に推移し、また上期
好調であったフォトリソ材料事業が低調に推移し、全体で上期比減収となり、通期で減収見通し
■モビリティ・エネルギー:上期に引き続きカーエレクトロニクス関連部材の販売が好調に推移し、また下期に新規ビジネスの
立ち上がり等もあり、上期比増収となるものの、通期で減収見通し
■生活関連:上期に引き続きトレハ®の販売は好調に推移し、またスキンケア業界向けにAA2G ®の売上が増加し、
更にPrinova社が新規連結され、上期比増収となり、通期で増収見通し
セグメント別 売上高 (億円) セグメント別 売上高 増減(億円)
機能素材 加工材料 電子 モビリティ・エネルギー 生活関連 その他
その他
8,077 8,200 △0
8,000
907 1,230
機能素材
1,392 1,340
△41 生活関連
加工材料
6,000 電子 +322
△12
△93
1,223 1,130
8,200
4,000
2,752 2,740 8,077
モビリティ・
エネルギー
2,000 △52
1,796 1,755
0
19/03 20/03修正見通し
19/03 20/03修正見通し
※ 自動車・エネルギーセグメントは、2019年4月より、モビリティ・エネルギーセグメントに名称変更しております。
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セグメント別営業利益見通し
■加工材料:引き続き情報印刷関連材料の販売が好調に推移し、また製造子会社における損益改善等もあり、上期比増益となり、
通期でも増益見通し
■生活関連:Prinova社を新規連結するものの、製剤事業が低調にすること、また林原において中長期的な事業拡大に向けた
先行投資等もあり、減益
■その他・全社共通:下期は上期比費用は減少するものの、Prinova社買収に係る費用の計上等により、通期で減益
セグメント別 営業利益 (億円) セグメント別 営業利益 増減(億円)
機能素材 加工材料 電子 モビリティ・エネルギー 生活関連 全社・その他
加工材料
機能素材 +14
300 252 +1 生活関連
215 △2
電子
46 モビリティ・
250 44 △24
エネルギー
30 △4 その他・
26 全社共通
200
△21
74 50
150
252
100 95
80 215
50
54 56
0
△34
△56
(50)
19/03実績 20/03修正見通し 19/03 20/03修正見通し
※ 自動車・エネルギーセグメントは、2019年4月より、モビリティ・エネルギーセグメントに名称変更しております。
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営業利益増減要因(前期実績 vs 期初見通し vs 修正見通し)
■当社を取り巻く市況の下落等により、OA・自動車業界向け等の樹脂の販売において数量は増加しているものの、単価下落の
影響を受け減益(加工材料セグメント、モビリティ・エネルギーセグメント)。
■ディスプレイ業界における一部ハイエンド品の需要の減少および中国市場の冷え込み等により、ディスプレイ関連ビジネスが
減少し、減益(電子セグメント)
■Prinova社を新規連結するものの、製剤事業および食品業界向け酵素事業およびスキンケア・トイレタリー業界向け原料販売に
おいて、利益が想定を下回ること等により、減益(生活関連セグメント)
■Prinova社買収に伴う、経費の増加等により、減益(その他・全社共通)
セグメント別 営業利益 増減(億円)
加工材料 生活関連
+2 機能素材
+16 △3 加工材料 電子
機能素材 電子 モビリティ・ その他・ △2
△22
+4 △2 エネルギー 全社共通
+2 △15 生活関連
△5
モビリティ・
エネルギー
△7 その他・
260 全社共通
170 165 △6
252 145
132 122
110 215
19/03実績 20/03期初見通し 20/03修正見通し
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配当状況
■中間配当金22円、期末配当金22円の年間配当金44円を予定(10期連続増配見通し)
(%、円) (%)
45 2.0
40
35
30 1.5
25
20
15 1.0
10
5
0 0.5
20/03
11/03 12/03 13/03 14/03 15/03 16/03 17/03 18/03 19/03
(予定)
一株当たり配当金
22 24 26 28 30 32 33 40 42 44
(左メモリ)
配当性向
22.0 36.0 23.2 30.5 33.7 33.0 40.4 29.3 26.0 31.5
(左メモリ)
DOE(右メモリ) 1.42 1.52 1.52 1.50 1.44 1.46 1.48 1.69 1.71 1.75
※1 18/03期の配当金には、特別配当金5円を含んでおります。
※2 20/03 期の期末配当金は、2020年6月開催予定の第105回定時株主総会に附議予定です。
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中期経営計画 「ACE-2020」の進捗
Accountability(主体性)・ Commitment(必達)・ Efficiency(効率性)
投資
物流 研究
ビジネス
デザイナー
海外 商社
製造
商社からビジネスをデザインするNAGASEへ
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ACE-2020 位置づけ
長期経営方針の最終年度にあたる2032年までに、我々が目指す目標*を実現するために、
この17年間を3つの Stageに分け、Stage1として中期経営計画 「ACE-2020」をスタートしました。
2019年度は「ACE-2020」の4年目として、引き続き、飛躍的な成長に向けて変革を進めてまいります。
* 目指す目標 「現行(2014年度)比3倍の利益水準を常態化」
長期経営方針
環境 Stage3
適応力 2019年度
Stage2 目指す目標に向け、
飛躍的に成長して
Stage1 2つの変革が浸透し、 いるステージ
成長が加速している
「収益構造の変革」 ステージ
「企業風土の変革」
を実行している
ステージ
【変革期】 【成長期】 【飛躍期】
2016~2020 2021~2025 2026~2032
Change-S 2014 ACE-2020 時間
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ACE-2020 基本方針
商社からビジネスをデザインするNAGASEへ
投資
商社中心の考え方から、商社をグループの機能のひとつと考え、グループ一丸となって
世界へ新たな価値を創造・提供するNAGASEを目指します 物流 研究
ビジネス
デザイナー
グループの持つ機能を最大限活用し、定量・定性目標を必達 海外 商社
製造
収益構造の変革 企業風土の変革
【6つの機能】
ポートフォリオの最適化 マインドセットの徹底
事業の仕分けと領域にあった戦略の実行 主体性と責任感の醸成
資産入替と資源の再配分 トップメッセージの共有化
全社規模の投資加速 モニタリングとPDCAの徹底
収益基盤の拡大・強化 経営基盤の強化
グローバル展開の加速 “ G6000” 効率性の追求
製造業の収益力向上 人財育成
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中期経営計画「ACE-2020」 の進捗
収益構造の変革
注⼒領域 ビジネスデザイナー機能
米国Prinova子会社化 投 研 商 製 海 物
林原と併せ、欧米における食品素材事業拡大の戦略的基盤の構築 資 究 社 造 外 流
中国福建省に「長瀬食品素材 食品開発中心(厦門)」を設立 投 研 製 海
林原のアプリケーション開発ラボ「L’プラザ」が初の海外進出 資 究 造 外
育成領域
希少アミノ酸「エルゴチオネイン」の研究が2019年度NEDOの助成事業に採択される 研 製
化学合成から環境配慮型バイオ生産プロセスの確立を目指す 究 造
イスラエルベンチャー企業開発、国内初・MRI画像のノイズ低減ソフト販売開始 研 商 海
撮影時間短縮による患者・医療従事者の負担軽減に貢献 究 社 外
基盤領域
中国における各種環境規制エリア拡大に伴うリスクケミカル対応 商
社
海 物
外 流
各種規制により供給が懸念される工場および原料とバリューチェーン上の影響を調査
企業風土の変革
サステナビリティ経営に向けた重要課題設定の議論継続
グループ製造業連携委員会の発足
企業広告ビジュアルの刷新
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中期経営計画「ACE-2020」のKGI進捗
売上高/営業利益 ROE
1兆円/300億以上 6%以上
売上高(億円) 営業利益(億円) ROE (%)
10,000 300 8.0%
300
6.6%
252
241 6.0%
5.8%
5.5%
215
180 4.4%
3.7%
5,000 150 150 4.0%
0 0 0.0%
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米国・Prinova 社の
買収について
取締役 兼 執行役員
Prinova Group, LLC担当
池本 眞也
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⽬次
Prinova Group, LLC 買収の概要 P.28
Prinova Group, LLCの概要 P.29
買収の⽬的、意義 P.30
各事業の概要 P.33
事業別売上⾼ P.35
地域別売上⾼ P.36
Prinova社の強み、各市場環境 P.37
Prinova社の成⻑エンジン P.39
NAGASEグループとのシナジー創出 P.40
収益構造の変⾰ P.41
当社連結業績への影響 P.42
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Prinova Group, LLC 買収の概要
対象企業 Prinova Group, LLC及び⼦会社 計18社
買収価格 約630億円
投資回収期間 15年以内
資⾦調達 有利⼦負債および⼿元資⾦
8⽉6⽇持分取得完了。BSは第2四半期で連結。
スケジュール PLは第3四半期から連結(当期は約5ヵ⽉分の連結)
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Prinova Group, LLCの概要
会社名 Prinova Group, LLC
垂直統合型企業
本 社 ⽶国イリノイ州(シカゴ近郊)
設⽴年 1978年
事業規模 売上︓ 約777百万ドル 商社業 製造業
(2018年12⽉期) 営業利益︓約42百万ドル
従業員数 約1,000⼈
製造拠点 ⽶国(4)、英国(1)、中国(1)
販売拠点 ⽶国、英国等、10ヵ国
取扱品⽬ ⾷品成分(ビタミン、アミノ酸等)
⾹料、プレミックス品及び受託
製造品(スポーツニュートリション)
事業内容 ⾷品素材・⾹料の販売、
プレミックス品の製造・加⼯、
受託製造
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買収の⽬的、意義①
中期経営計画 ACE-2020 ⾻⼦(抜粋)
収益構造の変⾰
ポートフォリオの最適化
注⼒領域
事業の仕分けと領域にあった戦略の実⾏ さらなる収益拡⼤を⾒込む事業領域
資産⼊替と資源の再配分 注⼒領域に ライフ&ヘルスケア エレクトロニクス
追加できる
コーポレート 【資源配分⽅針】
全社規模の投資加速
主導のM&A 成⻑(拡⼤)を加速するための集中した資源配分
【優先施策】
①規模の拡⼤ ②収益構造の精査 ③市場の横展
収益基盤の拡⼤・強化 開 ④マーケティング強化 ⑤リスクの最⼩化
グローバル展開の加速 ” G6000”
製造業の収益⼒向上
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買収の⽬的、意義②
Prinova社の特徴
Prinova社は当社と同様の商社+加⼯+最終製品受託製造を
垂直統合したことにより、成⻑し続けている
同社の持つ事業プラットフォームを獲得することにより、
欧⽶における戦略基盤とする
フード事業の強化と市場プレゼンスの向上
顧客に付加価値を提供するバリューチェーンを得る
林原等、従来の事業とのシナジーを創出する
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買収の⽬的、意義③ - 経営に与えるインパクト
海外売上⾼ 地域別構成⽐(2018年度ベース)
4% 4% 9% 3%
10%
グレーターチャイナ
アセアン 20%
⽶州 43%
30% 52%
欧州
その他
25%
セグメント別売上⾼構成⽐(2018年度ベース)
11% 20%
機能素材 20%
23%
加⼯材料
17%
電⼦ 15%
モビリティ·エネルギー 15% 34% 31%
⽣活関連 14%
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各事業の概要
Ingredients 商社 商社
Distribution Aromas
2,000品⽬以上 ⾹料・Essential Oil
製造 製造
Solutions Flavors
顧客3,000社以上
製造
配合品(Premix)
Armada
Flavor house事業
微細加⼯(OEM) グループ内製造の付加価値
スポーツニュートリション
スピード、フレーバー処⽅
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各事業の概要 – ⾷品バリューチェーン上の対応範囲
原料⽣産・販売 中間材料配合 最終製品配合 最終市場
R&D 製造 品管 販売 販売
製品開発 配合提案 製品開発
マーケティング
調達 マーケティング 物流・調達 製造 品管 販売 物流 調達 製造 品管 物流 スポーツ
ニュートリション
⾷品
⾷品添加剤メーカー
中国
Ingredients
Distribution Armada 飲料
OEM
インド
Aromas
韓国
⽶国内
欧州内 Flavors
加⼯⾷品
調達2000 飲料
アイテム
Solutions ニュートリション
ナガセ製品 Flavor 乳幼児⾷
林原
ナガセケムテックス ペットフード
その他
欧⽶
Prinova 3000社
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事業別売上⾼
Flavors
製造
売上⾼構成⽐
2%
Armada
製造
13%
Solutions 12% 2018年度
製造 売上⾼
777百万ドル
7%
Aromas 66%
商社
Ingredients Distribution
商社
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地域別売上⾼
2018年度
欧州
北⽶ $275M
$496M
アジア
$6M
= 本社
= 製造拠点
= 販売拠点
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Prinova社の強み、各市場環境
Solutions
配合・加⼯事業
強み 市場環境
⻑年のDistribution事業を通じて築いた 配合品(プレミックス)市場
顧客との信頼関係 健康志向の⾼まりにより、栄養補助・機能
素材調達⼒ 性⾷品市場の拡⼤に伴い成⻑
⽶・欧・中 3極体制のグローバル対応⼒ • Prinova社が得意とするビタミン、アミノ酸
製品開発/配合⼒ が主要な素材
多様な製造対応⼒ 2027年には21億ドルの市場規模
検査、品質管理体制 • 北⽶市場が世界の36%、欧州、中国と
続く (2017年)
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Prinova社の強み、各市場環境
Armada
受託製造事業
強み 市場環境
スポーツニュートリション市場
スポーツニュートリション⼤⼿ブランドとの
良好な関係 280億ドルの世界市場 (2016年)※
規模・質ともにトップクラスの製造施設 2022年には450億ドルに伸びる
フレーバリストによる処⽅提案⼒ 成⻑市場※
企画から最終製品出荷までの迅速な対応 アスリート、ボディビルダーのみならず、ライフ
原料サプライチェーン スタイルの変化に伴い消費者層が拡⼤
⽶・欧の2極体制 北⽶が世界最⼤市場(80%以上)
※出所︓Zion Market Researchによる調査
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Prinova社の成⻑エンジン – 付加価値事業の拡⼤
Solutions
配合・加⼯事業
素材販売ビジネスから配合品等の⾼付加価値ソリューション型ビジネスへシフト
グローバル対応⼒を武器に、⼤⼿ブランドとの取引をさらに拡⼤
アジア市場における展開を加速
Armada
受託製造事業
⽶国市場において既存顧客との取引を拡⼤、新規顧客を獲得
顧客ニーズに合わせて製品形態を拡充
ボトル品・スティックパック品に加え、新たにカプセル品にも対応
⽶国に次ぐ市場規模の欧州で展開加速
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NAGASEグループとのシナジー創出
欧⽶市場(Prinova) アジア市場(NAGASE)
NAGASEグループのネットワークを活⽤し、
Prinovaの顧客に対して、
• Prinova製品のアジアでの製造販売を促進
• NAGASEグループ製品及び⽇本の商材を拡販
(配合品及び⾷品素材)
• 林原の機能を活かした配合品を提案
• スポーツニュートリションの受託製造ビジネスを展開
• 林原の研究・⽤途開発機能を活かした新規提
案を実施
スポーツニュートリション市場における
Prinovaのポジションを活かし、同市場向け
に林原の機能性素材を展開
⽇系企業向けに配合品を展開
Solutions事業、Armada事業の伸⻑を⾒込む
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収益構造の変⾰(営業利益)
100億円
現在 5年後
Flavors
製造
50億円 Armada
Solutions
Aromas
商社
Ingredients
Distribution
商社機能を基盤に製造・付加価値事業の拡⼤を⽬指す
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当社連結業績への影響
Prinovaグループの連結⼦会社化によるインパクト
※参考
20/03期⾒込み Prinova社
(Prinova社の8~12⽉) 2019年12⽉期推定
(M&A関連特殊経費除く)
Prinovaグループ売上⾼ 約330億円 約840億円
Prinovaグループ営業利益 約15億円 約47億円
のれん等償却額※ 約10億円 -
のれん計上額※
354億円
2020年3⽉期 第2四半期においては、取得原価の配分⼿続き(PPA)が
完了していないため、暫定的に買収差額を全額のれんとして計上しております
※ 2019年11月27日現在の見込みであり、PPAの結果により、のれん・無形固定資産・のれん等償却額は変動します。
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(参考資料)セグメント別概況
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機能素材セグメント
<所在地別売上高・営業利益> 2020年3月期 第2四半期実績
(億円)
19/03期 20/03期
売上高 872億円(97%)
前年 通期
中間 通期 中間
同期比 見通し
前期比 ◆機能化学品事業は、国内外における自動車生産台数の減少
等により、塗料原料およびウレタン原料の売上が減少し、
国 内 826 1,662 807 98% 1,654 100% 事業全体として微減
売
海 外 297 587 288 97% 556 95% ◆スペシャリティケミカル事業は、国内外における半導体関連等
上 の電子業界向けを中心としたエレクトロニクスケミカルの売上や、
連結
▲227 ▲454 ▲223 - ▲455 - 加工油剤原料の売上が減少したこと等から、
高 調整
事業全体として微減
合 計 896 1,796 872 97% 1,755 98%
国 内 20 42 20 97% 42 101% 営業利益 28億円(104%)
営
海 外 7 14 8 112% 15 106%
プロダクトミックスの改善等により、増益
業
利 連結
▲1 ▲2 ▲0 - ▲1 -
2020年3月期 通期見通し
調整
◇下期は、塗料原料およびウレタン原料の売上が回復し、また
益
合 計 27 54 28 104% 56 102% フィルター関連ビジネスにおいて新規案件獲得等もあり、更に
3Dプリンター向けエピクロ誘導体の販売が好調に推移すること
※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。 等から、上期比増収見込み。通期では、減収となるものの、
地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて
調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)
プロダクトミックスの改善等により、増益見通し。
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加工材料セグメント
<所在地別売上高・営業利益> 2020年3月期 第2四半期実績
(億円)
19/03期 20/03期
売上高 1,377億円(97%)
前年 通期
中間 通期 中間 前期比
同期比 見通し ◆カラー&プロセシング事業は、国内外における情報印刷関連材
料の売上が増加したことに加え、国内での顔料・添加剤の売上
国 内 888 1,760 891 100% 1,808 103%
が微増となったことから、事業全体として増収
売
海 外 900 1,717 863 96% 1,689 98%
ポリマーグローバルアカウント事業は、国内、北東アジアおよび
上 東南アジアにおいて売上が減少したことから、事業全体として
連結
調整
▲374 ▲725 ▲378 - ▲757 - 減収
高
合 計 1,414 2,752 1,377 97% 2,740 100%
営業利益 44億円(96%)
国 内 27 50 28 103% 59 117%
営 減収により、減益
業
海 外 20 30 17 84% 36 117%
利 連結
2020年3月期 通期見通し
調整
▲2 ▲1 ▲1 - 0 -
益
◇下期、売上は上期比で横ばいに推移するものの、
合 計 46 80 44 96% 95 117%
製造事業が牽引し上期比増益見込み。
通期で、売上は横ばいとなるものの、製造事業が牽引し、
※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。
地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて 増益見通し。
調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)
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電子セグメント
<所在地別売上高・営業利益> 2020年3月期 第2四半期実績
(億円)
19/03期 20/03期
売上高 573億円(93%)
前年 通期
中間 通期 中間 前期比
同期比 見通し
◆半導体業界向け等の変性エポキシ樹脂関連、またフォトリソ
国 内 608 1,189 583 96% 1,151 97% 材料関連の売上は増加したものの、半導体中間工程用の精密
加工関連、装置関連、ディスプレイ関連部材の売上が減少した
売
海 外 368 744 325 88% 647 87%
こと等から、事業全体として減収
上
連結
調整
▲358 ▲710 ▲336 - ▲668 -
高
合 計 618 1,223 573 93% 1,130 92% 営業利益 31億円(78%)
国 内 23 38 20 89% 34 91% 減収により、減益
営
業
海 外 17 35 9 57% 17 50%
2020年3月期 通期見通し
利 連結
▲0 +0 +0 - ▲1 -
調整
益
合 計 40 74 31 78% 50 68% ◇下期、フォトリソ材料の販売が低調に推移し、
また上期に引き続きディスプレイ関連部材販売が低調に推移し、
※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。 上期比減収減益見込み。通期でも、減収減益見通し。
地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて
調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)
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モビリティ・エネルギーセグメント
<所在地別売上高・営業利益> 2020年3月期 第2四半期実績
(億円)
19/03期 20/03期
売上高 656億円(96%)
前年 通期
中間 通期 中間 前期比
同期比 見通し
モビリティソリューションズ事業は、国内での樹脂ビジネス
国 内 377 786 387 103% 807 103% およびカーエレクトロニクス関連部材の売上が微増となった
ものの、海外樹脂ビジネスが減少したことから、
売 事業全体として減収
海 外 425 856 384 90% 780 91%
上
連結
調整
▲121 ▲250 ▲116 - ▲247 -
高
営業利益 11億円(78%)
合 計 682 1,392 656 96% 1,340 96%
減収により、減益
国 内 4 10 5 118% 11 107%
営
海 外 9 19 5 60% 15 77% 2020年3月期 通期見通し
業
利 連結
+0 +0 +0 - 0 -
◇下期、自動車業界の景況感は不透明な状況ではあるものの、
調整
益
カーエレクトロニクス関連部材の販売が上期に引き続き好調
合 計 14 30 11 78% 26 85% に推移し、更に樹脂ビジネスにおいて新規ビジネスの獲得等
もあり、上期比増収増益見込み。
※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。 ただ通期では、減収減益見通し。
地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて
調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)
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生活関連セグメント
<所在地別売上高・営業利益> 2020年3月期 第2四半期実績
(億円)
19/03期 20/03期
売上高 437億円(102%)
前年 通期
中間 通期 中間
同期比 見通し
前期比 ◆食品素材分野において、トレハ®等の売上は海外では増加し、
国内は微増。スキンケア・トイレタリー分野では、AA2G®が
国 内 495 1,047 508 103% 1,048 100% 国内は減収となったが、主に欧州での販売が好調に推移し、
海外では増収。医療・医薬分野では、 医薬品原料・中間体・
売
海 外 64 147 73 114% 474 322% 医用材料の売上が増加し、製剤事業は微増となり、
上 事業全体として増収。
連結
調整
▲129 ▲287 ▲145 - ▲292 - ビューティケァ製品事業は、全般的に販売が低調であったこと
高
から、事業全体として減収
合 計 429 907 437 102% 1,230 135%
営業利益 19億円(93%)
国 内 34 72 32 93% 65 91%
一部の国内製造子会社の収益性の悪化等により、減益
営
業
海 外 2 6 3 148% 20 316% 2020年3月期 通期見通し
◇下期、食品素材分野は、トレハ®は上期と同水準の売上となるも
利 連結
▲16 ▲32 ▲16 - ▲41 -
調整 のの、ファイバリクサ®が採用拡大により増収となり、上期比
益 増収。スキンケア・トイレタリー分野は、AA2G®および他原料
合 計 21 46 19 93% 44 95%
販売ともに上期比増収。医療・医薬分野では、 上期に大口取引
があったこと等により、上期比減収。全体として、Prinova社の
※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。
地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて 新規連結もあり、上期比増収増益見込み。通期では、中長期の
調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)
成長に向けた先行投資等もあり、増収減益見通し。
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当プレゼンテーション資料には、2019年11月27日時点の将来に関する前提・見通し・計画に基づ
く予測が含まれています。世界経済・競合状況・為替変動等に関わるリスクや不確定要因により、
実際の業績が記載の予測と異なる可能性があります。
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