8012 長瀬産 2021-08-04 16:00:00
通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                          2021 年 8 月 4 日
 各      位
                                               会   社   名       長 瀬 産 業 株 式 会 社
                                               代表者名            代表取締役社長           朝倉 研二
                                                               (コード番号 8012 東証第 1 部)
                                               問 合 せ 先         執行役員 経営管理本部長       清水 義久
                                                               (TEL    03-3665-3103)


                      通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2021 年 8 月 4 日開催の取締役会において、最近の業績動向等を踏まえ、2021 年 5 月 11 日に
公表いたしました 2022 年 3 月期(2021 年 4 月 1 日~2022 年 3 月 31 日)の業績予想を修正することを決
議いたしましたので、お知らせいたします。


                                           記
1. 通期連結業績予想の修正について
(1)当期の連結業績予想数値の修正(2021 年 4 月 1 日~2022 年 3 月 31 日)
                                                                    親会社株主に帰属     1 株 当 た り
                     売 上 総 利 益    営   業   利    益   経   常   利   益
                                                                    する当期純利益      当 期 純 利 益
                          百万円             百万円              百万円          百万円             円 銭
     前回発表予想(A)
                        120,000           23,000           24,000       18,000         148.04
     今回修正予想(B)          130,000           30,000           31,000       22,500         185.05

     増減額(B-A)            10,000            7,000            7,000        4,500

     増減率(%)               8.3%            30.4%            29.2%        25.0%
     (参考)前期連結実績
     (2021 年 3 月期)
                        114,600           21,916           22,854       18,829         151.91


(2)修正の理由
      2022 年 3 月期第1四半期連結累計期間においては、当初想定していた自動車関連ビジネスの復調
     に加え、樹脂市況の高騰により樹脂ビジネスの収益性が改善したこと、モバイル機器・ディスプレイ
     需要の増加等を受けエレクトロニクス関連ビジネスが好調であったこと、また Prinova グループの
     業績が米国の景気回復を背景として計画以上に推移したこと等から当初の見込みを大きく上回る結果
     となりました。このような状況は第2四半期以降も当面続くと予想しております。一方で、新型コロ
     ナウイルス感染症における変異種などの感染拡大が収まらず、日本での繰り返し発出される緊急事態
     宣言やアセアンでのロックダウン措置などにより、当初想定していた下期以降の経済活動の正常化に
     ついての見通しは不確実性が残る状況となっております。しかしながら、ワクチン接種が世界的に進
     むことで重症化リスクが大幅に軽減されることから、経済活動の回復が期待できます。
      通期の業績予想につきましては、下期以降における樹脂市況の軟化に伴う樹脂ビジネスの減速や経
     済活動の再開による経費執行の増加が見込まれるものの、第1四半期が計画以上の実績となったこと
     や、為替相場が当初の見込みから好転していること、活動制限の緩和による食品や土産物品の需要回
     復が期待されることから、各利益ともに 2021 年 5 月 11 日に公表しました通期連結業績予想数値を
 上回る見通しとなり、通期連結業績予想を上方修正することといたしました。
  為替レートは、第1四半期連結累計期間の実勢レートである1米ドル=109.5 円、1中国元=16.9
 円を前提としております。
  なお、各セグメントの通期連結業績予想は下記のとおりです。

                  前回発表予想     今回発表予想      増減額     増減率     (参考)前期連結実績
                    (A)        (B)      (B-A)    ( %)     (2021 年 3 月期)
                     百万円        百万円     百万円                        百万円
          売上総利益                                   7.3%
                    16,500     17,700    1,200                    15,562
  機能素材
          営業利益       5,700      6,600     900    15.8%             4,712

          売上総利益     27,000     29,500    2,500    9.3%            26,816
  加工材料
          営業利益       7,200      9,600    2,400   33.3%             7,311

          売上総利益     25,500     27,400    1,900    7.5%            25,581
   電子・
  エネルギー
          営業利益       7,600      8,800    1,200   15.8%             8,408

          売上総利益     10,500     11,200     700     6.7%             8,983
  モビリティ
          営業利益       3,000      3,400     400    13.3%             1,851

          売上総利益     40,000     43,700    3,700    9.3%            37,471
  生活関連
          営業利益       7,200      9,300    2,100   29.2%             6,512

          売上総利益        500        500       -       -                184
 その他・全社
          営業利益      △7,700     △7,700       -       -             △6,879

 (注)当期より事業セグメントの区分方法を変更しており、前期実績については、当該変更を反映し
    た組替後の数値を記載しております。


上記の予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいてお
り、実際の業績は様々な要因により、予想とは異なる可能性があります。



                                                                   以      上