8012 長瀬産 2021-08-04 16:00:00
2022年3月期 第1四半期決算概要 [pdf]
2022年3月期 第1四半期
決 算 概 要
I D E N T I F Y >>> D E V E L O P >>> E X P A ND
長瀬産業株式会社
2021年8月4日
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
目次
■ 連結損益計算書 P3
■ 所在地別 売上総利益 P4
■ 業態・セグメント別売上総利益 2期比較 P5
■ 業態・セグメント別営業利益 2期比較 P6
■ セグメント 営業利益概況 P7~P11
■ 主要製造子会社の業績概要 P12
■ 連結貸借対照表 P13
■ 通期業績見通し P14~P15
■ 株主還元状況 P16
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
連結損益計算書
▶ 売上総利益
・ 全セグメントで増益となり、売上総利益以下すべての段階利益で第1四半期としての過去最高値を更新
・ 特に自動車関連ビジネス、樹脂およびエレクトロ二クス関連ビジネス、Prinovaグループにおけるニュートリション関連ビジネスが好調
▶ 営業利益
・ 新型コロナウイルス感染症の影響が大きかった前年同期と比べて営業利益は大幅に増益
▶ 当期純利益
・政策保有株式の売却益が減少するも、経常利益までの大幅な増益を受けて当期純利益も増益
(単位:億円)
20/06 21/06 増減額 前年同期比 当初通期見通し 進捗率
売 上 高 1,346 1,843 + 497 137% ー ー
売 上 総 利 益 260 345 + 85 133% 1,200 29%
<利益率> 19.4% 18.8% -0.6pt ー ー ー
販 売 費 及 び
223 248 + 24 111% 970 ー
一 般 管 理 費
営 業 利 益 36 97 + 60 265% 230 42%
経 常 利 益 42 106 + 64 252% 240 44%
親会社株主に帰属する
四 半 期 純 利 益 68 71 +3 105% 180 39%
US$レート
(期中平均)
@ 107.6 @ 109.5 @ 1.9 円安 @104.0
RMBレート
(期中平均)
@ 15.2 @ 16.9 @ 1.7 円安 @15.4
※収益認識基準適用による売上高および売上原価の相殺額 20/06 △459億円 21/06 △585億円
※為替の影響 【売上総利益】 +4億円 【営業利益】 +1億円
3
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
所在地別 売上総利益
▶ 国内および海外ともに増益
▶ 国内は特に自動車関連ビジネス、モバイル機器・ディスプレイ用途向けのエレクトロニクス関連ビジネスが好調
▶ 海外はグレーターチャイナ、アセアンを中心とした主にOA・ゲーム機関連向けの樹脂ビジネスや、欧米におけるニュートリション関連ビジネスが好調
国内・海外売上総利益(億円) 海外売上総利益の地域別内訳(億円)
200
400 100%
その他
合計 345 90% 合計 165
350 3
海外 165 欧州
80%
150 18
300
合計 260 70%
その他
250 合計 113 米州
海外 113 60% 1
海外比率 57
欧州
海外比率 48.0% 100 15
200 50%
43.7%
40% 米州 アセアン
150 43 30
30%
100 50 アセアン
国内 180 17
20% グレーター
国内 146
グレーター チャイナ
50
10% チャイナ 56
35
0 0% 0
20/06 21/06 20/06 21/06
※2022年3月期より従来の仕向け地別の海外売上高に代えて、連結会社の所在地別に集計した売上総利益を地域別情報として開示しております
※国内・海外売上総利益における国内の数値は地域間調整を含みます
4
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
業態・セグメント別売上総利益 2期比較
▶ 全セグメントにおいて増益となり、過去最高の四半期売上総利益
▶ 加工材料は樹脂ビジネスにおける堅調な需要と、市況高騰の影響を受けて収益性が改善
▶ 生活関連はPrinovaグループにおけるニュートリション関連ビジネスの好調や、香粧品素材関連の販売好調を受けて増益
※各セグメント数値の比較情報は2021年4月1日付けで実施した事業区分の変更による影響を反映したもの
業態・セグメント別 売上総利益 (億円) セグメント別 売上総利益 増減(億円)
合計 345 合計 345
350
300
生活関連
製造 111
合計 260 137 合計 260
250
生活関連 モビリティ 29
製造 92
200
121
電子・ 20/06 21/06
エネルギー
150
モビリティ 14
72 売上総利益 四半期推移(億円)
電子・
エネルギー 400
販売他 55 345
100 299 308
208 加工材料 277
300 260
82
販売他 加工材料
139 62 200
50
機能素材 100
機能素材
48
34 0 0 0
0 0
業態別 業態別 セグメント別 セグメント別 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q
20/06 21/06 20/06 21/06 21/03期 22/03期
5
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
業態・セグメント別営業利益 2期比較
▶ 全事業セグメントの売上総利益の増加を受けて、営業利益も同様に過去最高の四半期営業利益
▶ DX関連投資等、将来の持続的成長のための投資は継続して実施
業態・セグメント別 営業利益 (億円) セグメント別 営業利益 増減(億円)
120
合計 97
100 合計 97 生活関連
27
80
製造 モビリティ 9
33
電子・
エネルギー
60 25
合計 36
20/06 21/06
営業利益 四半期推移(億円)
生活関連
40 合計 36 13
加工材料
販売他 電子・
32 97
63 エネルギー 100
製造
16
20 23 80 71
加工材料
14 機能素材 58
販売他 60 52
機能素材 19
13 8 36
0 40
モビリティ その他・全社 その他・全社
△16 △18 20
△1
0 0 0
△20 0
業態別 業態別 セグメント別 セグメント別 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q
20/06 21/06 20/06 21/06
21/03期 22/03期
6
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
セグメント 営業利益概況:機能素材
▶ 自動車生産台数の増加を受けて塗料・ウレタン原料や、加工油剤関連・樹脂関連の原料販売が増加
▶ 半導体関連等の電子業界向けのエレクトロニクスケミカル等の販売が堅調
▶ 自動車関連ビジネスを中心に新型コロナウイルス感染症の影響が大きかった前年同期と比べて増益
業態別 営業利益 (億円) 営業利益 四半期推移 (億円)
25
25
20 合計 19 20 19
製造 3
15 15
13 13
10
10 10
合計 8 販売他 8
製造 1 16
5 5
販売他
7
0 0 0
0 0
20/06 21/06 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q
21/03期 22/03期
7
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
セグメント 営業利益概況:加工材料
▶ 主にOA・ゲーム機器業界向けへの樹脂ビジネスは国内および中国を中心とした海外での需要増加、市況の高騰等の影響により好調
▶ 情報印刷材料関連の販売は前期下期からの市況下落の影響により引続き不調
▶ 国内外の樹脂ビジネスの需要の好調、市況高騰による収益性の改善影響が大きく、前年同期と比べて大きく増益
業態別 営業利益 (億円) 営業利益 四半期推移 (億円)
35
35
合計 32
32
製造 2
30
30
25
25
20 20
20
20
17
販売他
15 15 14
合計 14 30
製造 2
10 10
販売他
5 11 5
0 0 0
0 0
20/06 21/06 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q
21/03期 22/03期
8
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
セグメント 営業利益概況:電子・エネルギー
▶ ディスプレイ関連材料や、半導体用途向けの精密加工材関連の販売が増加
▶ モバイル機器および半導体用途等を中心とした変性エポキシ樹脂関連の販売が増加
▶ 前期下期の好調を維持し、前年同期と比べて増益
業態別 営業利益 (億円) 営業利益 四半期推移 (億円)
30
30
合計 25
25 25 25 25
25
製造
20 8
20
17
16
合計 16
15 15
製造
7
10 10
販売他
17
5 販売他 5
8
0 0 0
0 0
20/06 21/06 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q
21/03期 22/03期
9
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
セグメント 営業利益概況:モビリティ
▶ 国内およびアセアンを中心とした海外における樹脂ビジネスの販売が増加し、市況の高騰により収益性も改善
▶ 内外装・電動化用途の機能素材・機能部品の販売が増加
▶ 自動車生産台数の回復を受けて、前年同期と比べて大きく増益
業態別 営業利益 (億円) 営業利益 四半期推移 (億円)
10 10
合計 9 9
8 8
7 7
6 6
販売他 9
4 4
3
2 2
0 0 0
0 0
販売他 △1
合計 △1 △1
△2 △2
20/06 21/06 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q
21/03期 22/03期
10
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
セグメント 営業利益概況:生活関連
▶ Prinovaグループを中心とするニュートリション関連ビジネスは素材販売、製造加工ともに好調に推移
▶ トレハ®等を中心とした食品素材関連、AA2G®等を中心とした香粧品素材、医薬品中間体・原料関連の販売が増加
▶ 食品素材、香粧品関連素材を中心に新型コロナウイルス感染症の影響を受けた前年同期と比べて大きく増益
業態別 営業利益 (億円) 営業利益 四半期推移 (億円)
30
30
合計 27 27
25
25
21
20
20
製造
16
19
15
合計 13 15
13 13
10
10
製造
11
5 5
販売他 7
販売他 2 0 0 0
0 0
20/06 21/06 第1Q 第2Q 第3Q 第4Q
21/03期 22/03期
11
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
主要製造子会社の業績概要
▶ ナガセケムテックス : 主にモバイル機器・半導体向けの変性エポキシ樹脂関連、ディスプレイ用途のフォトリソ材料等の販売が好調に推移し、増益
▶ 林原 : 食品素材トレハ®の需要や、香粧品素材AA2G®の需要の回復を受け、増益
▶ Prinovaグループ : 米国経済の回復を受けたニュートリション素材の販売好調の維持および製造加工の復調もあり、増益
(単位:億円)
20/06 21/06 増減額 増減比
売 上 高 59 72 13 122%
ナガセ
売 上 総 利 益 18 24 5 133%
ケムテックス
営 業 利 益 7 12 5 171%
売 上 高 57 66 9 116%
売 上 総 利 益 25 28 3 112%
林原 営 業 利 益 11 13 1 118%
の れ ん 等 償 却 費 7 7 - 100%
償 却 費 負 担 後 営 業 利 益 3 5 1 129%
売 上 高 222 273 50 123%
売 上 総 利 益 42 53 11 126%
Prinova
営 業 利 益 12 18 6 150%
グループ
の れ ん 等 償 却 費 4 4 △0 100%
償 却 費 負 担 後 営 業 利 益 7 13 6 188%
12
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
連結貸借対照表
▶ 流動資産 : 業績の好調を受けて売掛債権、棚卸資産が増加(運転資金が増加)
▶ 株主資本 : 投資有価証券の時価下落や配当金の支払い・自己株式の取得はあったが、四半期純利益の計上により株主資本は微増
▶ NET D/Eレシオ : 運転資金増加による資金需要で短期借入が増加し0.26倍と上昇
(単位:億円)
2021年3月末 2021年6月末 前年度末差 主な増減
流動資産 4,017 4,241 224
(現金及び現金同等物) 492 442 △50
(売掛債権) 2,425 2,543 117
(棚卸資産) 972 1,100 128
固定資産 2,388 2,388 △0
(投資有価証券) 847 822 △25
資産の部合計 6,405 6,629 223
流動負債 2,061 2,321 259 CP+120、1年内償還社債+100
固定負債 960 868 △92
株主資本 2,847 2,867 19 自己株式取得△22
その他の包括利益累計額 449 477 27 為替換算調整勘定+47
非支配株主持分 87 95 8
純資産の部合計 3,384 3,440 55
運転資本 2,198 2,384
自己資本比率 51.5% 50.4%
NET D/Eレシオ 0.23 0.26
13
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
2022年3月期 通期業績見通し
▶ 自動車関連ビジネス、エレクトロニクス関連ビジネス、Prinovaグループの業績等が当初想定よりも好調に推移
▶ 下期以降の経済活動の正常化については、新型コロナウイルスの変異種による感染拡大を背景とした日本における再三の緊急事態宣言や、
アセアンでのロックダウン措置等もあり、見通しは依然として不確実性が残る状況だが、ワクチン接種の進展により一定程度の回復を期待
▶ 通期連結業績予想については、下期以降の樹脂市況の軟化、経済活動の回復による経費執行の増加を見込むが、第1四半期の業績の当初見
込みからの好転や、食品・土産物品等の需要回復が期待されることから上方修正
(単位:億円)
21/03 22/03 22/03
増減額 増減率
実績 当初見通し 修正見通し
売 上 総 利 益 1,146 1,200 1,300 100 8.3%
販 売 費 及 び
一 般 管 理 費
926 970 1,000 30 3.1%
営 業 利 益 219 230 300 70 30.4%
経 常 利 益 228 240 310 70 29.2%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 188 180 225 45 25.0%
US$レート
(期中平均)
@ 106.1 @ 104.0 @ 109.5
RMBレート
(期中平均)
@ 15.7 @ 15.4 @ 16.9
14
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
2022年3月期 セグメント別業績見通し
▶ 加工材料、電子・エネルギー、生活関連を中心に全セグメントにおいて業績見通しを上方修正
▶ 樹脂ビジネスに関しては、当面は足元の状況は続くが、下期以降は樹脂市況は一定程度の軟化を見込む
▶ モバイル機器、ディスプレイ需要の増加を受けたエレクトロ二クス関連ビジネスも当面は足元の状況が続くと想定
(単位:億円)
22/3 見通し 22/3 見通し
21/3 実績 増減 増減率
(修正前) (修正後)
売上総利益 155 165 177 12 7.3%
機能素材
営業利益 47 57 66 9 15.8%
売上総利益 268 270 295 25 9.3%
加工材料
営業利益 73 72 96 24 33.3%
売上総利益 255 255 274 19 7.5%
電子・エネルギー
営業利益 84 76 88 12 15.8%
売上総利益 89 105 112 7 6.7%
モビリティ
営業利益 18 30 34 4 13.3%
売上総利益 374 400 437 37 9.3%
生活関連
営業利益 65 72 93 21 29.2%
売上総利益 1 5 5 ー ー
その他・全社
営業利益 △ 68 △ 77 △ 77 ー ー
売上総利益 1,146 1,200 1,300 100 8.3%
連結合計
営業利益 219 230 300 70 30.4%
15
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
株主還元状況
▶ 当期:中間配当金24円、期末配当金24円の年間配当金48円を予定(12期連続増配見通し)
▶ 自己株式取得60億円(2021年2月8日~2022年2月4日)を実行中(2021年6月末までに31億円取得済)
DPS 配当性向 DOE
(%、円) (左メモリ) (左メモリ) (右メモリ) (%)
50 2.0
1.78 1.79
45 1.72
1.48 1.69 1.71
40 1.52
1.52 1.50 1.44 1.46
35
36.0 1.5
30 36.0
33.7 33.0 40.4
30.5 29.3 30.3
25
26.0 25.8
20 23.2
1.0
15
10
5
24 26 28 30 32 33 40 42 44 46 48
0 0.5
12/03 13/03 14/03 15/03 16/03 17/03 18/03 19/03 20/03 21/03 22/03
(予定)
※ 18/03期の配当金には、特別配当金5円を含んでおります。 DPS : 一株当たり配当金
※ 22/03期の期末配当金は、2022年6月開催予定の第107回定時株主総会に附議予定です。 DOE : 株主資本配当率
16
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.
https://www.nagase.co.jp/
当プレゼンテーション資料には、2021年8月4日時点の将来に関する前提・見通し・計画に基づく予測
が含まれています。世界経済・競合状況・為替変動等に関わるリスクや不確定要因により、実際の業績
が記載の予測と異なる可能性があります。
Copyright © 2021 NAGASE & CO., LTD.