8012 長瀬産 2020-11-26 09:30:00
2021年3月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]

                      2021年3月期
                    第2四半期決算説明会
                                      長瀬産業株式会社
                                      2020年11月26日


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  本日のサマリー
   ■2021年3月期 第2四半期決算実績
     - 新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界経済が悪化し、特に自動車・香粧品関連市場に大きく影響
     - 地域別では、グレーターチャイナは新型コロナウイルス感染症拡大前の水準に回復してきているが、
      他地域の経済活動は低調に推移
     - Prinovaグループが大きく利益貢献。一方、DX推進など持続的成長に向けた投資等により、費用増加
     - 昨年に引き続き政策保有株式の売却を実施


   ■2021年3月期 通期業績見通し
    - 新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大が依然として継続しており、本格的な回復基調へのシフトは、
      2021年度以降に持ち越されると想定
    - 全体として、通期で減収減益見通し


   ■中期経営計画「ACE-2020」の進捗
     - NAGASEグループとして推進するDXの一つである、マテリアルズ・インフォマティクス「TABRASA」をリリース
     - サステナビリティ推進委員会を設置


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                                      目次

      2021年3月期 第2四半期決算概況                    P. 4

      2021年3月期 通期業績見通し                     P. 16

      中期経営計画「ACE-2020」の進捗                  P. 22

      マテリアルズ・インフォマティクスについて                 P. 28

      (参考資料)セグメント別概況                       P. 47


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              2021年3月期 第2四半期決算概況




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          連結損益計算書
  ■売上高 : 新型コロナウイルス感染症拡大の影響等を受け、減収
  ■営業利益 : Prinovaグループの高い収益性が寄与し、売上総利益は増加したものの、持続的な成長への投資として
        位置付けているDX推進のための費用の増加等により、減益
  ■親会社株主に帰属する四半期純利益 : 保有株式の売却に伴う利益を計上したこと等により、増益
                                                                                          ( 単位: 億円)

                              19/09              20/09           増減額         前年同期比     通期見通し

        売上高                             3,919            3,811      △ 107        97%          7,540

      売上総利益                               508             537         + 29      106%          1,070
       <利益率>                             13.0%           14.1%       +1.1%         -           14.2%
       販売費及び
       一般管理費
                                          402             448         + 46      111%            920

       営業利益                               106              89        △ 16        84%            150

       経常利益                               105              96         △8         92%            155
    親会社株主に帰属する
      四半期純利益
                                           74             101         + 27      137%            125
        US$レート
                                      @ 108.6       @ 106.9          @ 1.7 円高                @106.0
       (期中平均)
        RMBレート
                                       @ 15.7        @ 15.3          @ 0.4 円高                @ 14.7
       (期中平均)
                                                                 【1円変動当たり影響額(通期)】
   【為替変動による20/09期実績 売上高および営業利益への影響額】
                                                                  売上高 US$ : 約10億円 営業利益 US$ : 約0.0億円
     売上高 : 約△35億円      営業利益 : 約△1億円
                                                                      RMB : 約81億円      RMB : 約4.3億円

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          地域( 国内 ・海外)別売上高
 ■新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、特に国内およびアセアンにおける売上が減少したものの、
  Prinovaグループの売上が加わったことにより、欧米地域の売上が大きく増加 (海外売上比率56.4%)
                国内・海外売上高(億円、%)                                海外売上高の地域別内訳(億円、%)

                                                             グレーターチャイナ     アセアン   米州   欧州      その他
              国内           海外         海外売上比率
              (左メモリ)       (左メモリ)     (右メモリ)         2,200                             2,150
4,000                                          60%
                                      56.4%                                             93      ( V:112%)
                                                     2,000         1,893
                                                                                        204     (V:274%)
                48.3%                                1,800
                                                                    82
                                               50%                  74

3,000                                                1,600
                                                                    175                 427     (V:244%)
                1,893
                                      2,150    40%   1,400

                                                                    560
                                                     1,200                              439      (V:78%)
2,000                                          30%
                                                     1,000


                                                      800
                                               20%
                                                      600
1,000           2,025                                               999                 984      (V:99%)
                                      1,661           400
                                               10%
                                                      200


   0                                           0%       0
                19/09                 20/09                        19/09               20/09   ※V:前年同期比
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            セグメント別売上高 2期比較
 ■モビリティ・エネルギー : グレーターチャイナを除く全地域の自動車生産台数の減少等により、国内におけるカーエレクトロニクス
               関連部材およびグレーターチャイナを除く全地域における樹脂ビジネスの売上が減少し、減収
 ■生活関連 : 需要の減少等により、トレハ®等の食品素材(Prinovaグループ除く)やAA2G®等の香粧品関連素材の売上は減少した
        ものの、医薬品原料・中間体・医用材料および衛生商品関連の売上が増加し、更にPrinovaグループの売上が加わっ
        たこと等により、増収
                  セグメント別 売上高 (億円)                                          セグメント別 売上高 増減(億円)
           機能素材   加工材料     電子   モビリティ・エネルギー   生活関連    その他                  機能素材
   4,500                                                                    △170

                    3,919                     3,811
   4,000
                                                                                   加工材料                       その他
                     437                                                            △133                       △0
   3,500
                                               859     (V:196%)
                                                                                           電子
                     656
   3,000                                                                                   △28
                                                                                                      生活関連
                                               460     (V:70%)                                         +421
   2,500             573
                                               544     (V:95%)    3,919
   2,000                                                                                                            3,811
   1,500            1,377                                                                        モビリティ・
                                              1,243    (V:90%)                                   エネルギー
   1,000                                                                                          △196


    500
                     872                       702     (V:80%)

      0
                                                                   19/09                                             20/09
※V:前年同期比            19/09                     20/09
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           セグメント別売上総利益2期比較
   ■減収による影響を、Prinovaグループの高い収益性が寄与し、増益



              セグメント別 売上総利益 (億円)                                    セグメント別 売上総利益 増減(億円)

   機能素材     加工材料         電子   モビリティ・エネルギー    生活関連   その他

  600
                                            537
                   508
                                                                                                          その他
                                                                       機能素材                                △0
                                                                        △13
                   113                      187     (V:165%)                  加工材料               生活関連
                                                                               △11                +74
  400                                                                                電子
                    53                                                               △1
                                             35     (V:67%)

                   113                                                                                    510   537
                                            112     (V:98%)                                モビリティ・
                                                               508                         エネルギー
  200                                                                   507                  △17

                   139                                                        506    506
                                            128     (V:92%)                                505      505


                    86                       72     (V:84%)
    0
                                                               19/09                                            20/09
                  19/09                     20/09
※V:前年同期比
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           セグメント別営業利益 2期比較

  ■加工材料 : 減収に加え、情報印刷関連材料ビジネスの市況下落による収益性悪化の影響等により、減益
  ■電子 : 減収となったものの、一部の製造子会社の収益性の改善等により、増益



                  セグメント別 営業利益 (億円)                                     セグメント別 営業利益 増減(億円)
 150    機能素材    加工材料     電子   モビリティ・エネルギー   生活関連    全社・その他
                                                                         機能素材
                  106                                                     △7

                                             89
 120               19
                                                                                加工材料
                   11                                                            △9
                                             30       (V:152%)                            モビリティ・   その他・
                                                                                       電子 エネルギー    全社共通
  90               31                        1        (V:10%)
                                                                                       +4  △10      △3

                                             35       (V:113%)

  60                                                                                           生活関連
                                                                                                +10
                   44                                            106
                                             34       (V:78%)
  30

                   28                                                                                     89
                                             20       (V:72%)
   0

                  △29                       △32

△ 30
※V:前年同期比         19/09                      20/09                19/09                                    20/09
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          主な連結子会社の業績
  ■ナガセプラスチックスは、新型コロナウイルス感染症の影響等を受け、OA・電子業界向け樹脂販売等が減少し、減収減益
  ■上海長瀬貿易有限公司は、グレーターチャイナ全体として新型コロナウイルス感染症の影響を早期に脱し、半導体を中心と
   した電子関連ビジネス等が好調に推移し、増収増益
                                                                               (単位:億円)

                           社     名                売上高     前年同期比   営業利益 (注2)   前年同期比

            林原                                     114     89%        21        80%
    製造
            ナガセケムテックス                              120     92%        14       108%
    会社
                        製造会社計 (注1)                 466     89%        45        77%

            ナガセプラスチックス                             151     80%         3        56%
    国内      ナガセケミカル                                 77     80%         1        77%
    販売
    会社      西日本長瀬                                   25     60%         0        45%
                      国内販売会社計 (注1)                 376     80%        10        71%

            Prinova Group, LLC                     444        -       25          -
    海外      上海長瀬貿易有限公司                             218     101%        6       187%
    販売
    会社      上海華長貿易有限公司                             192     97%         6       120%
                      海外販売会社計 (注1)                2,128    115%       66       169%
 ※(注1) 各カテゴリの合計は、対象会社の単純合算値であり、連結決算数値と一致いたしません。
 ※(注2) 営業利益は、のれん及び技術資産等の償却前の数値となります。

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          主要製造子会社2社の状況
■林原 : 医療・健康食品業界向けプルランや食品業界向け高機能素材ファイバリクサ®の売上は増加したものの、新型コロナウイ
      ルス感染症拡大の影響を受け、食品業界向けトレハ®や香粧品業界向けAA2G®の売上が国内外で減少し、減収減益

■ナガセケムテックス :新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、特に機能化学品事業の売上が減少し減収となったものの、
            営業利益は、プロダクトミックスの改善およびコストの削減等により、増益

                           林原                                    ナガセケムテックス
                                             (単位:億円)                                    (単位:億円)
                                              前年                                         前年
                  19/09     20/09     増減額                        19/09   20/09   増減額
                                             同期比                                        同期比

    売上高              129       114     △14     89%       売上高       131     120    △10     92%

   営業利益               26        21     △5      80%      営業利益        13      14    +1     108%

                                                       ・エポキシ樹脂事業は、自動車を中心とした弱電向けは低調に推移
                                                        したものの、モバイル機器電子部品向けが好調に推移
・トレハ®は、巣ごもり需要の増加により、一部食品向けに堅調に推移
                                                       ・フォトリソ材料事業は、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的
 したものの、土産品・外食産業向け需要が減少し、全体として低調
                                                        に稼働率が低下するものの徐々に回復
・AA2G®は、香粧品業界における需要が減少し、低調に推移
                                                       ・機能化学品事業は、自動車用途エピクロ誘導体やLCD業界向け
・ファイバリクサ®が食品業界向けに新規採用が進み、堅調
                                                        導電材料ビジネスが低調に推移
・医療・健康食品用ハードカプセル向けにプルランの売上が堅調
                                                       ・生化学品事業は、堅調に推移
 ⇒9月に新棟が竣工し、製造キャパシティを増強
                                                       ・利益については、プロダクトミックスの改善およびコスト削減等に
                                                        より増益

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          Prinovaグループの業績
  ■新型コロナウイルス感染症の影響を受け、スポーツニュートリション市場向けArmada事業が低調に推移したものの、
     ビタミン等の食品素材の販売が増加し、全体として好調に推移


                                       2021年3月期               ※参考
                                        第2四半期            2019年12月期(通期)
                                       (1~6月業績)         (M&A関連特殊経費除く)

             Prinovaグループ売上高                444億円               約820億円

            Prinovaグループ営業利益                  25億円               約40億円

                                                              (参考)
         のれん等の無形資産償却額                           9億円      2020年3月期は、5ヵ月間連結
                                                              償却額 8億円



         ・新型コロナウイルス感染症の影響による、健康維持志向の上昇および市況の回復等もあり、ビタミン等
          の食品素材関連の売上が増加するなど、Ingredients Distribution事業およびSolution事業(配合・加工)
          が好調に推移
         ・一方、Armada事業(受託製造)は、新型コロナウイルス感染症の影響によるスポーツジムの閉鎖や
          スポーツイベントの中止等により需要が減少し、低調に推移


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          連結貸借対照表
    ■現預金および売掛金の減少等により、資産は93億円減少
    ■コマーシャルペーパーおよび買掛金の減少等により、負債は265億円減少
    ■自己資本比率は、3.7ポイント増加し、53.6%


                            資産                                                    負債及び純資産                         (単位:億円)

                           20/03         20/09         増減額                            20/03         20/09          増減額
   流動資産                        3,793         3,540       △ 252    流動負債                    2,004         1,715         △ 289
    現金・預金                          514           378     △ 135  支払手形・買掛金                  1,082             984        △ 98
    受取手形・売掛金                   2,211         2,094       △ 116  借入金・CP・1年内償還予定の社債             618           444       △ 174
    たな卸資産                          956           949         △ 7  その他                         302           286        △ 16
    その他                            111           117         +6   固定負債                        978       1,002          + 24
   固定資産                        2,321         2,480       + 159  長期借入金・社債                      726           694        △ 32
    有形固定資産                         743           756      + 13  退職給付に係る負債                     136           139          +2
    無形固定資産                         725           690      △ 35  その他(繰延税金負債等)                  115           168        + 53
    投資・その他の資産合計                    852       1,034       + 181    負債合計                    2,982         2,717         △ 265
    投資有価証券                         761           941     + 180    純資産                     3,132         3,304         + 171
    その他                             91            92         + 1  株主資本                    2,723         2,798          + 74
                                                                   その他の包括利益累計額                329           426        + 96
                                                                   その他有価証券評価差額金               326           435       + 109
                                                                   為替換算調整勘定                    10           △4         △ 15
                                                                   その他                        △6            △4           +2
                                                                   非支配株主持分                     79            79          +0
   資産合計                        6,114         6,021        △ 93    負債及び純資産合計               6,114         6,021          △ 93


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         連結キャッシュ・フロー

                                      キャッシュ・フローの状況                           (単位:億円)

                                       20/09                        主な内訳      19/09
                                                     税金等調整前四半期純利益 +151
                                                     減価償却費・のれん償却 +66
  営業活動によるキャッシュ・フロー                             132                                    124
                                                     運転資金の増減 +22
                                                     法人税等の支払 ▲53
                                                     有形・無形固定資産の取得による支出 ▲55
                                                     投資有価証券の取得による支出 ▲30
  投資活動によるキャッシュ・フロー                         ▲ 25                                 ▲ 478
                                                     投資有価証券の売却による収入 +57


                                                     コマーシャル・ペーパーの減少 ▲200
                                                     短期借入金の減少 ▲38
  財務活動によるキャッシュ・フロー                       ▲ 236                                        394
                                                     配当金の支払 ▲27




  現金及び現金同等物に係る換算差額                             ▲4                                 ▲ 23

  現金及び現金同等物の増加額(▲減少額)                    ▲ 134                                        17

  現金及び現金同等物の期首残高                               504                                    440
  現金及び現金同等物の四半期末残高                             370                                    457

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          運転資金および投資額について
       ■運転資金:在庫の徹底管理を継続実施、在庫減少傾向
       ■投資:主に注力領域として掲げるライフ&ヘルスケアおよびエレクトロニクスに関連する投資を実施
           林原において酵素・プルランを製造するP棟が9月に竣工

                        運転資金 (億円)                       投資額 (億円)


                2,085                             820
                                      2,059


                売掛金
                                      売掛金
                2,211
                売掛金                      売掛金     Prinova
                                      2,094        631
                2,304                    2,211

                                                               170
                                                               下期
                在庫                    在庫         その他            76
                在庫                      在庫
                956
                810
                                      949
                                        956
                                                  189          上期
                                                                94

               買掛金                    買掛金
               買掛金                      買掛金
               1,082                   984
               1,172                     1,082

                                                  20/03        21/03
                20/03                 20/09       実績           見通し

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                  2021年3月期 通期業績見通し




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          2021年3月期 業績見通し
■上期は、グレーターチャイナにおける想定より早い経済活動の再開、新型コロナウイルス感染症の拡大による供給不安を
 受けた一時的な需要拡大等を背景として、公表業績見通しに対し、比較的順調に推移
■新型コロナウイルス感染症の拡大が依然として続いている状況に鑑み、本格的な回復基調へのシフトは2021年度以降と想定
 ⇒下期のマクロ環境を保守的に想定
■更に、下期において中長期的な持続的成長に向けた投資等による費用が上期と比較し増加することを見込む
■以上の結果、全体としては減収減益の見通し (2020年5月公表の業績見通しから変更無し)
                                                                                      (単位:億円)


                                      20/03実績           21/03見通し         増減額         前期比

             売上高                            7,995              7,540       △455         94%
           売上総利益                            1,049              1,070           +21     102%
            <利益率>                               13.1%          14.2%        +1.1%          ―

            販売費及び
            一般管理費
                                                857                920         +63     107%

            営業利益                                191                150      △41         78%
            経常利益                                190                155      △35         81%
          親会社株主に帰属する
            当期純利益                               151                125      △26         83%
             US$レート
            (期中平均)
                                           @108.7            @106.0      @2.7円高            ―
             RMBレート
            (期中平均)
                                            @15.6             @14.7      @0.9円高            ―
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            セグメント別業績見通しを修正
 ■各セグメントにおいて当初想定していた市場の景況感と足元の状況に差異がある為、各セグメントの業績見通しを修正
 ■自動車関連は想定していた通り、上期厳しい状況だったが、想定以上に電子関連の市場が好調に推移
   一方で香粧品など生活関連の市場が低迷

            セグメント別 売上高見通し(億円)                                                                各セグメント 営業利益見通し(億円)
 3,000                                                                               80                                        68
                                                                                                                 62
                                                                                                  56 54                             56
                      2,430                                                          60                     48
 2,500                        2,410                                                       43 42
                                                                                     40

 2,000                                                                               20                                11 11
                                                                  1,750
                                                                          1,655
         1,4801,425                                                                   0
 1,500
                                                                                  △ 20
                                            1,025   1,030 1,020
 1,000                                845                                         △ 40

                                                                                  △ 60
  500
                                                                                  △ 80                                                      △ 75
                                                                                                                                         △ 76
    0                                                                             △ 100
          機能素材         加工材料            電子           モビリティ・         生活関連                   機能素材    加工材料       電子       モビリティ・   生活関連      その他・
                                                    エネルギー                                                             エネルギー              全社共通

                          当初見通し             修正見通し                                                         当初見通し       修正見通し


         電子              当社を取り巻く環境において、想定以上にノートブック・TV等の需要が増加し、加えて半導体市場が堅調に推移


         生活関連            人の移動が制限され、インバウンド需要が減少し、想定以上に土産物や香粧品の需要が減少
※「その他」の売上高は、見通しに変更はありません。

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           セグメント別売上高見通し
■機能素材:下期、自動車生産台数の回復等により、徐々に塗料・ウレタン原料の販売が回復し、上期比増収となるものの、通期で
      は減収見通し
■電子:モバイル機器・重電向けなど変性エポキシ樹脂は上期並みに推移するものの、市場の先行不透明な状況に鑑み、
    ディスプレイ関連部材の販売が減少することを見込んでおり、下期は上期比減収となり、通期で減収見通し
■生活関連:下期、引き続き香粧品市場向けAA2G®や食品市場向けトレハ®が低調に推移し、上期比減収を見込むものの、
      Prinovaグループ連結が大きく寄与し、通期で増収見通し

                 セグメント別 売上高 (億円)                                            セグメント別 売上高 増減(億円)
          機能素材   加工材料      電子   モビリティ・エネルギー     生活関連   その他
                                                                          機能素材
                                                                           △268
                  7,995
  8,000                                       7,540
                                                                                  加工材料
                   1,215                                                           △260
                                              1,655    (V:136%)
                                                                                                      生活関連 その他
  6,000            1,260                                                                  電子           +439 +0
                                                                                          △126 モビリティ・
                                              1,020    (V:81%)                                 エネルギー
                   1,151                                                                        △240
                                              1,025    (V:89%)    7,995
  4,000

                   2,670                                                                                         7,540
                                              2,410    (V:90%)
  2,000

                   1,693                      1,425    (V:84%)
     0
                 20/03実績                 21/03見通し                 20/03実績                                    21/03見通し
※V:前年同期比
Copyright © 2020 NAGASE & CO., LTD.                                                                                 19
           セグメント別営業利益見通し
   ■加工材料 : 減収に加え、情報印刷関連材料の市況下落による収益性悪化等により、減益
   ■生活関連 : Prinovaグループが通期で寄与すること等により、増益
   ■その他・全社共通 : 中長期的な成長に向けたDXの推進や、先端技術への投資の加速により、費用増加

               セグメント別 営業利益 (億円)                                     セグメント別 営業利益 増減(億円)
    機能素材    加工材料    電子   モビリティ・エネルギー   生活関連    その他・全社共通


                   191                                              機能素材
  250                                                                △11 加工材料
                                         150                              △31
                   39
                                                                                           生活関連
                                                                                電子          +16
  200              18                     56      (V:141%)                       +8

                   53                     11      (V:58%)                             モビリティ・      その他・
  150                                                                                 エネルギー       全社共通
                                                                                        △7         △15
                                          62      (V:115%)

  100              85                                         191
                                          54      (V:63%)
                                                                                                         150
   50
                   53                     42      (V:78%)
    0

                   △59                   △75
 △ 50
               20/03実績                 21/03見通し              20/03実績                                21/03見通し
※V:前年同期比
Copyright © 2020 NAGASE & CO., LTD.                                                                       20
          配当状況
     ■中間配当金22円、期末配当金22円の年間配当金44円を予定

                 (%、円)                                                                                            (%)
                   45                                                                                               2.0
                   40
                   35
                   30                                                                                               1.5
                   25
                   20
                   15                                                                                               1.0
                   10
                    5
                    0                                                                                               0.5
                                                                                                           21/03
                         11/03   12/03     13/03   14/03   15/03   16/03   17/03   18/03   19/03   20/03
                                                                                                           (予定)
      一株当たり配当金
                          22          24    26      28      30      32      33      40      42      44      44
        (左メモリ)
      配当性向
                         22.0     36.0     23.2    30.5    33.7    33.0    40.4    29.3    26.0    36.0    43.7
      (左メモリ)
      DOE(右メモリ)          1.42     1.52     1.52    1.50    1.44    1.46    1.48    1.69    1.71    1.78    1.77
  ※1 18/03期の配当金には、特別配当金5円を含んでおります。
  ※2 21/03 期の期末配当金は、2021年6月開催予定の第106回定時株主総会に附議予定です。

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         中期経営計画 「ACE-2020」の進捗
              Accountability(主体性)・ Commitment(必達)・ Efficiency(効率性)

                                                           投資

                                                     物流           研究

                                                           ビジネス
                                                          デザイナー

                                                     海外           商社

                                                           製造



                                               商社からビジネスをデザインするNAGASEへ

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             ACE-2020 位置づけ
長期経営方針の最終年度にあたる2032年までに、我々が目指す目標*を実現するために、
この17年間を3つの Stageに分け、Stage1として中期経営計画 「ACE-2020」をスタートしました。
2020年度は「ACE-2020」の最終年度として、引き続き、飛躍的な成長に向けて変革を進めてまいります。

* 目指す目標 「現行(2014年度)比3倍の利益水準を常態化」


                                        長期経営方針
       環境                                                                Stage3
      適応力                                         2020年度
                                                            Stage2      目指す目標に向け、
                                                                        飛躍的に成長して
                                         Stage1            2つの変革が浸透し、   いるステージ
                                                           成長が加速している
                                        「収益構造の変革」          ステージ
                                        「企業風土の変革」
                                        を実行している
                                        ステージ
                                         【変革期】               【成長期】       【飛躍期】
                                        2016~2020           2021~2025   2026~2032

                        Change-S 2014   ACE-2020                                    時間

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           ACE-2020 基本方針

                         商社からビジネスをデザインするNAGASEへ
                                                               投資
              商社中心の考え方から、商社をグループの機能のひとつと考え、グループ一丸となって
              世界へ新たな価値を創造・提供するNAGASEを目指します               物流             研究

                                                              ビジネス
                                                              デザイナー

                 グループの持つ機能を最大限活用し、定量・定性目標を必達             海外             商社


                                                               製造

                         収益構造の変革          企業風土の変革
                                                              【6つの機能】

                  ポートフォリオの最適化           マインドセットの徹底

             事業の仕分けと領域にあった戦略の実行          主体性と責任感の醸成

                     資産入替と資源の再配分        トップメッセージの共有化

                       全社規模の投資加速        モニタリングとPDCAの徹底

                     収益基盤の拡大・強化          経営基盤の強化

                グローバル展開の加速 “ G6000”        効率性の追求

                       製造業の収益力向上            人財育成
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              中期経営計画「ACE‐2020」のKGI進捗

                           売上高/営業利益                                                         ROE
                         1兆円/300億円以上                                                        6%以上

   売上高(億円)                                              営業利益(億円)    ROE (%)
     10,000                                                  300      8.0%


                                                                                                    6.6%
                                            252
                                      241
                                                                                             5.8%


                                                                                                           4.9%
                                                  191
                   180                                                        4.4%
                                                                                                                  4.0%
                                                                                     3.7%
      5,000                 150                           150 150     4.0%




         0                                                   0        0.0%
              2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度                      2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度




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           中期経営計画「ACE-2020」 の進捗
                                      収益構造の変革
         注力領域
    ⚫ シンガポールに食品素材ラボ Regional Innovation Centerを設立        投 研       製   海
         中国・厦門に続き海外2例目 食品素材分野の海外展開加速                     資 究       造   外
    ⚫ Prinova社、 EMERALD KALAMA CHEMICAL社の販売パートナーに指名            商       海   物
         東南アジア地域におけるフレーバーおよびフレグランス原料販売の拡大                      社       外   流

         育成領域
                                                         投 研       製
    ⚫ 新材料探索プラットフォーム「TABRASA(タブラサ)」のSaaSサービス提供を開始         資 究       造
         アナリティクスとコグニティブを搭載し、新素材をより効率的に探索する
    ⚫ Karydo TherapeutiX 社との業務提携、 AI を活用し効果や副作用を高精度で予測   投 研       製
                                                         資 究       造
         COVID19治療薬候補のAI解析データを産学官を問わず無償で提供
    ⚫ ユニチカ社と共同提案の分離膜プロセスがNEDOの助成事業に採択                    投 研       製
         有機溶剤の再利用工程におけるエネルギーコストを100分の1以下に低減              資 究       造

    ⚫ 経済産業省「ゼロエミ・チャレンジ企業」に選定                             投 研       製
         バイオ由来製品生産技術、生物を用いた高機能品生産技術の開発                   資 究       造

      基盤領域
                                                          研 商              物
    ⚫ 「化学品外注コーディネート」ページ開設、
                                                          究 社              流
      および「消泡剤ソリューション」を提案する顧客オンライン・プラットフォームを開設
                                      企業風土の変革
    ⚫ サステナビリティ推進委員会を設置
    ⚫ 長瀬産業公式ソーシャルメディアアカウント開設(Twitter、Facebook)

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           次期中期経営計画の位置づけ

                             次期中期経営計画の位置づけの変更 : 「成長期」から「質の追求」へ
     Stage1の最終年度を迎え、急激な外部環境の変化を認識したこともあり、Stage2の位置づけを「成長期」から「質の追求」へ
     と変更しました。
     2032年に向けてステークホルダーに提供したい価値 を具体的な“形”(事業・仕組み・風土)として創出する期間と位置づけ、
     社会・環境価値の向上、先端技術の活用、資本効率性の改善を軸とする計画の策定を進めています。


                                      環境        多様な働き方へ移行          デジタルトランスフォーメーションの浸透
                                      適応力


大量生産・大量消費社会の見直し                                                     Stage3
                                                                                     新型コロナウイルス感染症
                                                        Stage2                          恒常化の懸念

                                            Stage1       【成長期】
     安心・安全・健康に対する要求                                        ↓         【飛躍期】
                                                        【質の追求】     2026~2032
                                          【変革期】                                      従来型の販売・営業活動の見直し
                                        2016~2020      2021~2025   目指す目標に向け、
                                                                     飛躍的に
                                                        次期中期経営計画
                                                                   成長しているステージ
                                            ACE-2020
ESG課題としてのエンゲージメント要求                     「収益構造の変革」                               グローバルサプライチェーンの見直し
                                        「企業風土の変革」

                                                                                時間


                               財務戦略(安定性・レバレッジ)の見直し                  原油および石化製品価格の長期的な低迷

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                  マテリアルズ・インフォマティクス
                    SaaS サービスについて

                                      執行役員 NVC室長
                                        工学博士

                                        折井 靖光
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            NAGASEのデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略


                                           NAGASEのDX

                   本業のデジタル化                                提供価値変革

                                                     ナガセの強みを活かしたソリューション
                デジタルマーケティング                            マテリアルズ・インフォマティクス
                                                       マテリアルズインフォマテイクス      NVC室
                 Project Ascend               顧客体験         ブロックチェーン
                                              Customer        etc..       2017年4月1日設立
                                              Experience
                                                (CX)


                                      Web, CRM, MA, SNS, ERP….

                                        DXを支え後援するシステム




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            NAGASE マテリアルズ・インフォマティクスプラットフォーム

                  最先端のデータ処理技術と材料科学を融合した材料開発技術




  研究開発の期間を大幅に短縮する技術として注目されているが、開発コストや専門人材の確保が課題




          NAGASE マテリアルズ・インフォマティクスは、ユーザが初期投資をすることなく、
          ランニングコストのみで最先端のMIサービスが利用できる。



                   産業界標準の研究開発プラットフォームとしてお客様の価値創造に貢献
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                                      known material     1,000,000,000
                                                                9
                                                                10
                                      unknown material


                                                                          62
                                                         10
                                                         Reference : Kirkpatrick R.S, C.McMartin W.C Guida Chemical Space,
                                                         Nature.432(7019):823-865, 2004
                                                         日本アイ・ビー・エム 東京基礎研究所 武田氏作成


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            マテリアルズ・インフォマティクス・システム開発経緯


                                                                        サービス開始(11/18)

             2016               2017   2018        2019         2020           2021

                                                          Joint Development Agreement
                IBM Research Frontiers Institute
                                                                     (JDA)


                                                                  SaaS システム構築
                                                     Phase1         Phase2        Phase3
                            長瀬産業参画
  RFI設立メンバー:当社の他、キャノン、
                                                   2019年(1-12月) 2020年(1-12月) 2021年(1-12月)
  Samsung Electronics、 JSR、
  日立金属、本田技術研究所の計6社。
                                                     システム開発         システム開発
                                              概要       林原             林原         予測モデル開発
  10の開発テーマの中の1つである新材料探索                             ナガセケムテックス      ナガセケムテックス
  (Accelerated Material Discovery)につい
  てIBMとJDAを締結。




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            SaaS(Software as a Service)というビジネスモデル
            SaaSというビジネス形態は、事業者側が高水準なサービスを提供し続けられれば、顧客・事業者側
            双方向にとってメリットが生まれるビジネスモデルになりえる。

                                            IBM                           顧客メリット
                                                                  IBMがエンジンを開発
                                                エンジン開発            顧客は最先端の技術を享受し続けられる

                                                                  クラウド上の Software
                                      Analytics/Cognitive         顧客の重要なデータを我々に開示することな
                                                                  く、顧客が自ら設計することが可能。

                                                                  グラフィカル・ユーザー・インターフェース搭載
                                                                  データサイエンティストの採用など
                                                                  莫大な投資を伴わすにMIを開始可能

                                                                  SaaS により サブスクリプションで利用
                                                                  大規模なシステム投資が不要

 サブスクリプション                                                               長瀬産業としては
                                                                  継続的な収入が見込め事業収益が安定

                             顧客A             顧客B            顧客C   早期に数十億円規模のビジネスを達成
                                                                     (年間使用料 x 顧客数)
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            MIを実現する2種類のアプローチ



                                      “ NAGASE MI Platform “
                            周辺サービスを包括する開発Platformを提供し、お客様の価値創造に貢献します。
                                         Core Engine (Analytics, Cognitive)




                    Analytics(アナリティクス)              Approach                  Cognitive(コグニティブ)
                          低分子構造と物性値                   Input                   論文、技術資料などの文章
                         数理計算、機械学習                   Method                    言語処理、データ構造化
                               化学構造式                 Output                        新しい知識




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            アナリティクスの活用例
                 日常のシーン:林原の課題

                                  〇〇な性質を持った糖質が欲しい

                                                     どういう化学構造
                                                     で実現できる?
               顧客企業                                                     林原研究員
               糖質は構造のバリエーションが多い(理論値で100億通り以上)ため、
            特定の物性値を有する糖質をピンポイントで探してくることは非常に難しい。
                        OH   糖質の構造の種類
                     HO    O ・OH基の上下の向き
            OH                                     25x 25 x25 = 215
 HO                  O
                                  OH            OH ・骨格の種類
                                                   1つの環につき最低8種類
                         O             O O HO      3つの環では、83

     HO HO                                        ・環同士の結合位置
                                                   OH基5箇所 x 5箇所 x 5箇所 = 53
                           HO HO
                                                  構造のバリエーション:215 x 83 x 53 =100億通り以上
                  糖質の構造例 (三糖)
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            アナリティクスを用いた糖質の設計



                データセット
                                                                                    R2 = 0.71


              ・ 153データ(単糖、2糖、3糖)

              ・ 物性値:融点


              糖質の基本骨格                     6                   6
                                                                                1
                                              5                   5
                                      4               1                                         5
                                                          4               1 2

                                                  2                   2         3       4   6
                                              3                   3

                                          グルコース                           スクロース




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            糖質の設計事例

           アナリティクスの出力

             (a) 100℃                 (b) 150℃   (c) 200℃




         アナリティクスで発見できる糖質の構造 10個/日 (優秀な研究員の30倍のスピード)



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            コグニティブ・アプローチの概要




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            コグニティブ・アプローチの特徴
              ワールドクラスのAI : 最先端技術によるナレッジから推論まで




                                           新材料
                                            予測



                                                     IBM
                                                 Accelerated
                                                  Discovery
                                      知識                         文書
                                      表現                       デジタル化


                                                       知識
                                                       抽出



                                                               IBM Research – Zurich 作成、IBM Research-Tokyo 日本語訳
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            コグニティブの活用例

    AI上に作成された酵素の知識から、ラクトースに作用する酵素の探索できるか。

          「ラクトース(乳糖)」は、                                        酵素のナレッジグラフ
          牛乳や乳製品に広く含まれている二糖類です。
                      ゴロゴロしない人


                                      ラクターゼ




                       ゴロゴロする人




                                                ブドウ糖
                                      ラクターゼ
                                               ガラクトース


                                              働きが弱い
                       お腹ゴロゴロの原因                        1冊の書籍、7つの公共DBのデータが格納されています。
                                                        11,000,000 件以上のデータが格納されています。

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            ナレッジグラフの評価
            ラクトースに作用する酵素を探索



                                            専門家が酵素DB                  酵素
                                              を検索
                                          ※ KGにExpacyは含まれない

                                                              ラクトースの還元末端をケトン化する酵素
                             〇                                       (1.1.99.13)
                                      新
                                                                 ラクトースを合成する酵素
                              〇       し          〇                   (2.4.1.22)
                                      い                          ラクトースをリン酸化する酵素
                              〇                  〇
                                      知                              (2.7.1.207)

                                                                 ラクトースを分解する酵素
                             〇        識                              (3.2.1.23)
                                      の                          ラクトースを分解する酵素
                              〇                  〇                  (3.2.1.108)    ラクターゼ
                                      発
                                                              オリゴ糖の非還元末端を加水分解する酵素
                             〇        見                              (3.2.1.140)




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            プレスリリース 2020年11月18日




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            NAGASE マテリアルズ・インフォマティクス 商標




           Tabula rasaとはラテン語で「何も刻まれていない石板」という意です。

  何も刻まれていない石板に文字を刻むように、お客様の豊富な知識を構造化し、
  蓄積し、活用することで新たな価値を生み出すお手伝いをしたいという思いから
  TABRASAと名付けました。



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                                          プロモーションビデオ




                         下記URLをクリックください。


                                      https://www.youtube.com/watch?v=i_jlfMO_ipw




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           長瀬産業は、常に未来の声を聴き、
           TABRASAの提供を通じて、
           お客様のビジネスの成功や
           イノベーションに貢献して参ります。



                                      Customer Success !!
                                      Powered by


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              TABRASA に関してのお問合せは、こちらのサイトから
              お願い致します。

               https://tabrasa.jp/




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                      (参考資料)セグメント別概況




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           機能素材セグメント

<所在地別売上高・営業利益>                                                                2021年3月期 第2四半期実績
                                                              (億円)
               20/03期                        21/03期
                                                                         売上高        702億円(80%)
                                            前年       通期
             中間        通期        中間                           前期比
                                           同期比       見通し                ◆機能化学品事業は、自動車生産台数の減少等により、塗料原
                                                                         料およびウレタン原料の売上が減少し、事業全体として減収
     国 内        807     1,577     655        81%      1,379     87%

 売                                                                      ◆スペシャリティケミカル事業は、TV/モニター需要の高まり等に
     海 外        288      558      238        83%       473      85%
                                                                         よりフィルタービジネスは好調に推移したものの、自動車生産
 上                                                                       台数の減少等により、加工油剤原料や樹脂原料の売上が
      連結
 高    調整
              ▲223      ▲442     ▲191            -    ▲427          -    減少 し、事業全体として減収

     合 計        872     1,693     702        80%      1,425     84%
                                                                         営業利益       20億円(72%)
     国 内          20        40        16     80%        33      83%
 営                                                                      ◆減収により、減益

 業
     海 外           8        14         5     59%        10      73%
                                                                               2021年3月期 通期見通し
 利    連結
                ▲0       ▲1       ▲1             -     ▲1           -
      調整
 益                                                                      ◇下期、自動車生産台数の回復等により、塗料・ウレタン原料や
     合 計          28        53        20     72%        42      78%      加工油剤原料等の売上が増加し、上期比増収見通し
                                                                        ◇通期では新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、
  ※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。
   地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて                                             減収減益見通し
   調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)



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           加工材料セグメント
<所在地別売上高・営業利益>                                                               2021年3月期 第2四半期実績
                                                              (億円)
               20/03期                        21/03期
                                                                         売上高     1,243億円(90%)
                                            前年       通期
             中間        通期        中間                           前期比
                                           同期比       見通し                ◆カラー&プロセシング事業は、国内での顔料・添加剤、情報印
                                                                         刷関連材料、工業用・包装材料用の合成樹脂および導電材料
     国 内        891     1,749     717        80%      1,485     85%
                                                                         の売上が減少したこと等により、事業全体として減収
 売
     海 外        863     1,653     819        95%      1,571     95%
                                                                        ◆ポリマーグローバルアカウント事業は、グレーターチャイナにお
 上                                                                       ける合成樹脂の販売は微減だったものの、国内およびアセアン
      連結
      調整
              ▲378      ▲731     ▲293            -    ▲646          -    における売上が減少し、事業全体として減収
 高

     合 計      1,377     2,670    1,243       90%      2,410     90%
                                                                         営業利益    34億円(78%)
     国 内          28        54        17     63%        27      50%
 営                                                                      ◆減収に加え、情報印刷関連材料ビジネスの市況下落による
     海 外          17        30        18    105%        31     103%
                                                                         収益性悪化の影響等もあり、減益
 業

 利    連結
                                                                               2021年3月期 通期見通し
      調整
                ▲1          1     ▲1             -     ▲4           -
 益                                                                      ◇下期、顔料および合成樹脂の売上は徐々に回復する見通しで
     合 計          44        85        34     78%        54      63%      あるものの、新型コロナウイルスの影響による情報印刷関連
                                                                         材料が需要減少等の影響により、売上が減少し、上期比減収
 ※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。                                             見通し。
  地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて
  調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)                                            ◇通期で、減収減益見通し

Copyright © 2020 NAGASE & CO., LTD.                                                                 49
           電子セグメント
<所在地別売上高・営業利益>                                                               2021年3月期 第2四半期実績
                                                              (億円)
               20/03期                        21/03期
                                                                         売上高    544億円(95%)
                                            前年       通期
             中間        通期        中間                           前期比
                                           同期比       見通し
                                                                        ◆半導体中間工程用研磨関連やノートブック等向け部材の販売が
     国 内        583     1,174     557        96%      1,126     96%     好調に推移したものの、フォトリソ材料、変性エポキシ樹脂および
                                                                        装置関連の売上が減少し、事業全体として減収
 売
     海 外        325      661      338       104%       615      93%
 上
      連結
 高    調整
              ▲336      ▲684     ▲351            -    ▲716          -    営業利益    35億円(113%)
     合 計        573     1,151     544        95%      1,025     89%     ◆減収となるものの、一部製造子会社の収益性の改善等により、
                                                                         増益
     国 内          20        39        22    110%        42     107%
 営
     海 外           9        17        14    147%        23     133%
                                                                               2021年3月期 通期見通し
 業
                                                                        ◇下期、変性エポキシ樹脂は車載向けが回復し、モバイル機器
 利    連結
      調整
                  +0     ▲3       ▲1             -     ▲3           -    電子部品向けが引き続き堅調に推移し上期比増収見込み。
 益                                                                       一方、ノートブック向け等のビジネスは、ディスプレイ関連市場
     合 計          31        53        35    113%        62     115%      の先行き不透明な状況に鑑み、上期比減収を見込み、全体で
                                                                         上期比減収見通し。
 ※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。
  地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて
                                                                        ◇通期で、減収となるものの、一部製造子会社における損益改善
  調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)                                             の影響等により、増益となる見通し
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           モビリティ・エネルギーセグメント
<所在地別売上高・営業利益>                                                                2021年3月期 第2四半期実績
                                                               (億円)
               20/03期                        21/03期
                                                                          売上高        460億円(70%)
                                            前年       通期
             中間        通期        中間                            前期比
                                           同期比       見通し
                                                                         ◆モビリティソリューションズ事業は、グレーターチャイナを除く
     国 内        387      764      251        65%       611       80%      全ての地域における自動車生産台数の減少等により、
                                                                          グレーターチャイナを除く全ての地域の樹脂ビジネスが減少し、
 売                                                                        減収
     海 外        384      723      291        76%       627       87%
 上
      連結
      調整
              ▲116      ▲227      ▲82            -    ▲218           -
 高
                                                                          営業利益       1億円(10%)
     合 計        656     1,260     460        70%      1,020      81%
                                                                         ◆減収により、減益
     国 内           5        10    ▲1             -         3     37%
 営
     海 外           5        8          2     46%           8    102%            2021年3月期 通期見通し
 業

 利    連結                                                                 ◇下期、自動車生産台数が回復し、国内外における樹脂販売が
      調整
                  +0        +0        +0         -      +0           -
                                                                          上期比増収となり、またカーエレクトロニクス関連の素材・部品
 益
     合 計          11        18         1     10%        11       58%      等の販売が新規事業立ち上げ等もあり好調に推移し、
                                                                          上期比増収見通し
 ※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。
                                                                         ◇通期では、新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、
  地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて                                               減収減益見通し
  調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)


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           生活関連セグメント

<所在地別売上高・営業利益>                                                                 2021年3月期 第2四半期実績
                                                              (億円)
               20/03期                        21/03期                      売上高        859億円(196%)
                                            前年       通期
             中間        通期        中間                           前期比
                                           同期比       見通し
                                                                        ◆トレハ®等の食品素材(Prinovaグループ除く)やAA2G®等の香粧
     国 内        508     1,044     495        97%      1,002     96%      品関連素材の売上は減少したものの、医薬品原料・中間体・
 売
                                                                         医用材料および衛生商品関連の売上が増加し、更にPrinovaグ
     海 外          73     468      512       695%       986     210%
                                                                         ループの売上が加わったこと等により、増収
 上
      連結
      調整
              ▲145      ▲298     ▲148            -    ▲333          -
 高
                                                                         営業利益       30億円(152%)
     合 計        437     1,215     859       196%      1,655    136%

                                                                        ◆増収により、増益
     国 内          32        67        30     95%        58      86%
 営
                                                                                2021年3月期 通期見通し
 業
     海 外           3        19        28    721%        53     271%
                                                                        ◇下期、Prinovaは引き続き堅調に推移し、上期同等の売上となり、
 利    連結
      調整
               ▲16      ▲47       ▲29            -    ▲55           -    また医薬品原料・中間体・医用材料の売上が堅調に推移する
 益                                                                       見込み。 一方、新型コロナウイルス感染症の影響が継続し、
     合 計          19        39        30    152%        56     141%      インバウンド需要が回復しないと想定しており、トレハ® ・AA2G ®
                                                                         等の林原製品の売上が上期比減収となり、
 ※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。                                             全体として上期比減収見通し
  地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて
  調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)                                            ◇通期では、Prinova連結の影響が大きく、増収増益見通し

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