8012 長瀬産 2020-08-04 16:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月4日
上場会社名 長瀬産業株式会社 上場取引所 東
コード番号 8012 URL https://www.nagase.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 朝倉 研二
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 財務経理部本部長 (氏名) 清水 義久 TEL 03- 3665- 3103
四半期報告書提出予定日 2020年8月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 180,569 △6.4 3,673 △30.1 4,237 △27.5 6,807 63.8
2020年3月期第1四半期 192,986 △2.8 5,257 △24.2 5,848 △23.5 4,156 △24.4
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 11,850百万円 (―%) 2020年3月期第1四半期 △52百万円 (―%)
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益
1株当たり四半期純利益
円銭 円銭
2021年3月期第1四半期 54.90 ―
2020年3月期第1四半期 33.51 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第1四半期 599,942 322,364 52.4 2,535.08
2020年3月期 611,477 313,243 49.9 2,462.04
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 314,379百万円 2020年3月期 305,322百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 22.00 ― 22.00 44.00
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) 22.00 ― 22.00 44.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 754,000 △5.7 15,000 △21.7 15,500 △18.8 12,500 △17.5 100.80
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
なお、2021年3月期 の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響が下半期以降、徐々に回復する前提のもと策定しております。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 127,408,285 株 2020年3月期 127,408,285 株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 3,396,800 株 2020年3月期 3,396,695 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 124,011,553 株 2020年3月期1Q 124,011,911 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において、当社が入手している情報および合理的であると判断する前提
に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。
なお、業績予想に関する事項は、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明」をご覧くださ
い。
長瀬産業㈱(8012) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 10
(1)海外売上高 ………………………………………………………………………………………………………… 10
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長瀬産業㈱(8012) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 業績全般の概況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により各国で経済活
動が抑制され、景気の悪化が急速に進みました。当社グループがビジネスを展開する地域においては、グレーター
チャイナでは徐々に経済活動が再開されているものの、米州、欧州、アセアンでは、依然として経済活動が停滞し
ています。日本経済においても、消費活動の停滞や輸出の大幅減少等により、景気の悪化が急速に進みました。
このような状況の下、当第1四半期連結累計期間の業績は、国内販売は821億7千万円(前年同期比
△19.2%)、海外販売は983億9千万円(同+7.8%)となり、前第2四半期連結会計期間に買収したPrinovaグル
ープの売上が加わったものの、既存会社での減収幅が大きく、売上高は1,805億6千万円(同△6.4%)となりまし
た。
利益面につきましては、減収による影響をPrinovaグループの高い収益性が上回った結果、売上総利益は260億5
千万円(同+2.6%)となりました。他方、営業利益は、Prinovaグループによる貢献があったものの、既存会社で
の減益の影響や中長期的な成長への投資として位置付けているデジタルトランスフォーメーション(DX)推進のた
めの費用の増加等により36億7千万円(同△30.1%)、経常利益は42億3千万円(同△27.5%)となりました。親
会社株主に帰属する四半期純利益は、保有株式の売却に伴う利益を計上した影響等により68億円(同+63.8%)と
なりました。
② セグメント別の概況
機能素材
機能素材につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた国内外における自動車生産台数の減少等に
より、国内・海外ともに売上は減少しました。
機能化学品事業は、国内外における自動車生産台数の減少により、塗料原料およびウレタン原料の売上が減少し
たことから、事業全体として売上は大幅に減少しました。
スペシャリティケミカル事業は、半導体関連等の電子業界向けを中心としたエレクトロニクスケミカルの売上が
微減で収まったものの、自動車業界の低調の影響を大きく受けて加工油剤原料や樹脂原料の売上が減少したことか
ら、事業全体として売上は減少しました。
この結果、売上高は343億6千万円と前第1四半期連結累計期間に比べ、92億3千万円(△21.2%)の減収とな
りました。営業利益は9億1千万円と前第1四半期連結累計期間に比べ、5億8千万円(△39.1%)の減益となり
ました。
加工材料
加工材料につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が樹脂ビジネスを中心に広範に及んだことから、国
内・海外ともに売上は減少しました。
カラー&プロセシング事業は、国内での顔料・添加剤、情報印刷関連材料、工業用・包装材料用の合成樹脂およ
び導電材料の売上が減少したことから、事業全体として売上は減少しました。
OA・ゲーム機器業界への合成樹脂の販売を中心とするポリマーグローバルアカウント事業は、国内、グレータ
ーチャイナおよびアセアンにおいて売上が減少したことから、事業全体として売上は減少しました。
この結果、売上高は582億3千万円と前第1四半期連結累計期間に比べ、91億5千万円(△13.6%)の減収とな
りました。営業利益は14億6千万円と前第1四半期連結累計期間に比べ、5億6千万円(△28.0%)の減益となり
ました。
電子
電子につきましては、半導体中間工程用の精密加工関連の売上が増加したものの、フォトリソ材料関連、重電・
弱電向け等の変性エポキシ樹脂関連、装置関連、ディスプレイ関連部材の売上が減少したことから、事業全体とし
て売上は減少しました。
この結果、売上高は260億6千万円と前第1四半期連結累計期間に比べ、5億5千万円(△2.1%)の減収となり
ました。一方、営業利益は一部の製造子会社の収益性の改善等により、17億3千万円と前第1四半期連結累計期間
に比べ、4億5千万円(+36.1%)の増益となりました。
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長瀬産業㈱(8012) 2021年3月期 第1四半期決算短信
モビリティ・エネルギー
モビリティソリューションズ事業は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた国内外における自動車生産台数
の減少等により、国内でのカーエレクトロニクス関連部材、国内・海外での樹脂ビジネスの売上が減少したことか
ら、国内・海外ともに売上は大幅に減少しました。
この結果、売上高は189億7千万円と前第1四半期連結累計期間に比べ、135億7千万円(△41.7%)の減収とな
りました。営業利益は、1億6千万円(損失)と前第1四半期連結累計期間に比べ、6億9千万円の減益(前年同
期は5億2千万円の営業利益)となりました。
生活関連
生活関連につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた需要の減少等により国内での売上は減少し
たものの、前第2四半期連結会計期間に買収したPrinovaグループによる売上が加わったことから、海外での売上
は増加し、全体として売上は大幅に増加しました。
新設したフード イングリディエンツ事業は、食品素材分野において、トレハ®等の売上が国内で減少しました
が、海外では増加したこと、Prinovaグループの売上が加わったことから、事業全体として売上は大幅に増加しま
した。
ライフ&ヘルスケア製品事業は、医療・医薬分野では医薬品原料・中間体、医用材料の売上は増加したものの、
製剤事業の売上が減少し、スキンケア・トイレタリー分野におけるAA2G®の国内・海外での売上が減少したこ
とから、事業全体として売上は減少しました。
この結果、売上高は428億2千万円と前第1四半期連結累計期間に比べ、201億3千万円(+88.7%)の増収とな
りました。一方、営業利益は国内製造子会社の収益性悪化等により、13億9千万円と前第1四半期連結累計期間に
比べ、0千万円(△0.2%)の減益となりました。
その他
特記すべき事項はありません。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の流動資産は、たな卸資産の増加があったものの、現預金および売掛金の減少によ
り、前連結会計年度末に比べ、178億1千万円減少の3,615億2千万円となりました。固定資産は、主に無形固定資
産の償却による減少等があったものの、保有株式の時価上昇による投資有価証券の増加等により、前連結会計年度
末に比べ、62億7千万円増加の2,384億1千万円となりました。この結果、総資産は前連結会計年度末に比べ、115
億3千万円減少の5,999億4千万円となりました。
負債は、買掛金およびコマーシャル・ペーパーの減少等により、前連結会計年度末に比べ、206億5千万円減少
の2,775億7千万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益68億円を計上したほか、その他有価証券評価差額金の増加等によ
り、前連結会計年度末に比べ、91億2千万円増加の3,223億6千万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の49.9%から2.5ポイント増加し、52.4%となりました。
(3)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明
通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が下半期において概ね回復する前提のもと
策定しておりましたが、当第1四半期連結会計期間においては、新型コロナウイルス感染症の拡大による供給不安
から一時的な需要の拡大があったこと等により、前回発表の業績予想に対して比較的順調に進捗いたしました。
新型コロナウイルス感染症の更なる拡大による経済回復の遅れ等が懸念されますが、下半期以降は徐々に回復す
ると想定しており、現時点では、2020年5月14日に公表いたしました通期連結業績予想からの変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 51,408 41,715
受取手形及び売掛金 221,116 204,876
商品及び製品 86,166 92,022
仕掛品 1,789 1,683
原材料及び貯蔵品 7,730 8,065
その他 11,859 13,808
貸倒引当金 △732 △648
流動資産合計 379,337 361,522
固定資産
有形固定資産 74,309 73,734
無形固定資産
のれん 35,246 34,478
技術資産 9,064 8,670
その他 28,286 27,802
無形固定資産合計 72,597 70,951
投資その他の資産
投資有価証券 76,124 84,913
長期貸付金 391 381
退職給付に係る資産 1,754 1,802
繰延税金資産 2,085 1,864
その他 4,967 4,866
貸倒引当金 △91 △93
投資その他の資産合計 85,232 93,733
固定資産合計 232,139 238,419
資産合計 611,477 599,942
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 108,285 94,793
短期借入金 30,590 29,861
1年内返済予定の長期借入金 1,277 7,735
コマーシャル・ペーパー 30,000 25,000
未払法人税等 4,625 1,996
賞与引当金 5,123 2,736
役員賞与引当金 170 57
その他 20,360 22,154
流動負債合計 200,434 184,334
固定負債
社債 30,000 30,000
長期借入金 42,621 35,258
繰延税金負債 9,280 12,015
退職給付に係る負債 13,677 13,861
その他 2,221 2,106
固定負債合計 97,800 93,242
負債合計 298,234 277,577
純資産の部
株主資本
資本金 9,699 9,699
資本剰余金 10,646 10,646
利益剰余金 257,067 261,147
自己株式 △5,071 △5,071
株主資本合計 272,342 276,422
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 32,618 37,850
繰延ヘッジ損益 3 11
為替換算調整勘定 1,051 651
退職給付に係る調整累計額 △694 △556
その他の包括利益累計額合計 32,979 37,957
非支配株主持分 7,921 7,985
純資産合計 313,243 322,364
負債純資産合計 611,477 599,942
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 192,986 180,569
売上原価 167,587 154,510
売上総利益 25,399 26,058
販売費及び一般管理費 20,142 22,385
営業利益 5,257 3,673
営業外収益
受取利息 26 40
受取配当金 904 385
受取賃貸料 66 66
持分法による投資利益 18 -
為替差益 - 325
その他 156 155
営業外収益合計 1,173 974
営業外費用
支払利息 358 254
持分法による投資損失 - 96
為替差損 122 -
その他 100 59
営業外費用合計 582 410
経常利益 5,848 4,237
特別利益
固定資産売却益 9 0
投資有価証券売却益 17 5,597
補助金収入 25 -
特別利益合計 52 5,597
特別損失
固定資産売却損 1 -
固定資産廃棄損 18 12
減損損失 - 7
投資有価証券評価損 - 14
関係会社株式売却損 - 1
特別損失合計 20 36
税金等調整前四半期純利益 5,879 9,798
法人税、住民税及び事業税 912 2,233
法人税等調整額 764 655
法人税等合計 1,676 2,888
四半期純利益 4,203 6,909
非支配株主に帰属する四半期純利益 47 101
親会社株主に帰属する四半期純利益 4,156 6,807
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 4,203 6,909
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,737 5,228
繰延ヘッジ損益 △332 8
為替換算調整勘定 △2,075 △428
退職給付に係る調整額 53 138
持分法適用会社に対する持分相当額 △163 △5
その他の包括利益合計 △4,255 4,941
四半期包括利益 △52 11,850
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 113 11,785
非支配株主に係る四半期包括利益 △165 64
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長瀬産業㈱(8012) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱いの適用)
当社および一部の国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(2020年法律第8号)において創設さ
れたグループ通算制度への移行およびグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目
については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応
報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準
適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産および繰延税金負債の額について、改
正前の税法の規定に基づいております。
(新型コロナウイルス感染症の拡大による影響に関する会計上の見積り)
当社グループは、固定資産の減損会計や繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りについて、四半期連結財
務諸表作成時において入手可能な情報に基づき実施しております。
新型コロナウイルス感染症の拡大による影響に関しては、2020年度下半期以降に徐々に回復する想定のもと会計
処理に反映しておりますが、前連結会計年度の有価証券報告書の追加情報に記載した見積りの仮定から重要な変更
はありません。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響に関しては不確定要素が多く、第2四半期連結
会計期間以降の当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 全社 調整額 損益計算書
モビリテ 合計
(注)1 (注)2 (注)3 計上額
機能素材 加工材料 電子 ィ・エネル 生活関連 計
(注)4
ギー
売上高
外部顧客への
43,606 67,394 26,612 32,546 22,692 192,852 134 192,986 - - 192,986
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 456 541 431 727 128 2,285 1,484 3,770 - △3,770 -
振替高
計 44,063 67,936 27,044 33,273 22,820 195,138 1,618 196,756 - △3,770 192,986
セグメント利益又
1,495 2,030 1,274 529 1,396 6,726 50 6,777 △1,651 131 5,257
は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、物流サービス、情報処理サービ
ス、職能サービス等を含んでおります。
2.「全社」におけるセグメント利益又は損失(△)は、各報告セグメントおよび「その他」に配分していない
費用であります。
3.調整額はすべてセグメント間取引消去によるものであります。
4.セグメント利益又は損失(△)の合計の金額に、「全社」および調整額を加えた額は、四半期連結損益計算
書の営業利益と一致しております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 全社 調整額 損益計算書
モビリテ 合計
(注)1 (注)2 (注)3 計上額
機能素材 加工材料 電子 ィ・エネル 生活関連 計
(注)4
ギー
売上高
外部顧客への
34,369 58,238 26,060 18,973 42,823 180,464 104 180,569 - - 180,569
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 406 538 280 494 102 1,822 1,394 3,217 - △3,217 -
振替高
計 34,776 58,776 26,341 19,467 42,925 182,287 1,499 183,787 - △3,217 180,569
セグメント利益又
910 1,461 1,734 △166 1,394 5,332 100 5,433 △1,897 137 3,673
は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、物流サービス、情報処理サービ
ス、職能サービス等を含んでおります。
2.「全社」におけるセグメント利益又は損失(△)は、各報告セグメントおよび「その他」に配分していない
費用であります。
3.調整額はすべてセグメント間取引消去によるものであります。
4.セグメント利益又は損失(△)の合計の金額に、「全社」および調整額を加えた額は、四半期連結損益計算
書の営業利益と一致しております。
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長瀬産業㈱(8012) 2021年3月期 第1四半期決算短信
3.補足情報
(1)海外売上高
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
グレーター
チャイナ
アセアン 米州 欧州 その他 計
Ⅰ 海外売上高(百万円) 46,678 27,789 9,172 3,766 3,874 91,280
Ⅱ 連結売上高(百万円) 192,986
Ⅲ 連結売上高に占める
24.1 14.4 4.8 2.0 2.0 47.3
海外売上高の割合(%)
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
グレーター
チャイナ
アセアン 米州 欧州 その他 計
Ⅰ 海外売上高(百万円) 44,025 19,428 20,170 10,768 4,001 98,394
Ⅱ 連結売上高(百万円) 180,569
Ⅲ 連結売上高に占める
24.3 10.8 11.2 6.0 2.2 54.5
海外売上高の割合(%)
(注)1.海外売上高は、当社および連結子会社の本邦以外の国または地域における売上高であります。
2.国または地域の区分の方法は、地理的近接度によっております。
3.各区分に属する主な国または地域
(1)グレーターチャイナ・・・中国、香港、台湾
(2)アセアン・・・・・・・・タイ、ベトナム
(3)米州・・・・・・・・・・米国、メキシコ
(4)欧州・・・・・・・・・・ドイツ、英国
(5)その他・・・・・・・・・韓国
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