8012 長瀬産 2020-06-10 14:00:00
2020年3月期 決算説明会資料 [pdf]

                                      2020年3月期
                                       決算説明会
                                      長瀬産業株式会社
                                       2020年6月10日


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  本日のサマリー
   ■2020年3月期 決算実績
     ‐ 米中貿易摩擦等の影響により、中国をはじめとした世界経済の成長が鈍化する中、第4四半期には
       新型コロナウイルス感染症の拡大により、急激に世界経済が悪化。また、樹脂等の市況が下落した為、
       年間を通じて業績が低調に推移。
     ‐ Prinovaグループの営業利益への貢献は、企業結合に係る一過性の費用の発生等により限定的
     ‐ 結果として、売上は横ばいとなったが、減益
   ■2021年3月期 通期業績見通し
    ‐ 新型コロナウイルス感染症の影響が、NAGASEグループの事業領域において、下半期には概ね回復する
      前提のもと策定
    ‐ 特に自動車業界ビジネスの影響が大きく、上半期大きく落ち込み、下半期にかけて徐々に回復する見込み
    ‐ Prinovaグループの業績が通期で寄与
    ‐ 全体としては減収減益見通し

   ■アフターコロナにおける新たなパラダイムに向けて
    ‐ 新型コロナウイルス感染症によってもたらされる環境変化の認識と対応

   ■中期経営計画「ACE-2020」の進捗
   ‐ 注力領域ライフ&ヘルスケアにおいて、欧米における食品素材事業拡大の戦略的基盤を構築
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                                      目次

         2020年3月期 決算概況                      P. 4
         2021年3月期 通期業績見通し                  P. 17
         アフターコロナにおける新たなパラダイムに向けて           P. 24
         中期経営計画「ACE-2020」の進捗               P. 26  
         NAGASEの食品素材ビジネスについて               P. 35
         (参考資料)セグメント別概況                    P. 48


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                             2020年3月期 決算概況




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          連結損益計算書
 ■売上高 : 米中貿易摩擦および新型コロナウイルス感染症の拡大等の影響を受けたものの、第2四半期連結会計期間に
        おいて買収したPrinovaグループの売上が加わったこと等により、売上は横ばい
 ■営業利益 :Prinovaグループの当期における利益貢献は企業結合に係る一過性の費用の発生等により限定的
         DXや先端技術開発への投資の増加等により一般管理費が増加し、減益
                                                                                                (単位:億円)
                                                                                  通期見通し
                            19/03             20/03           増減額       前期比
                                                                                  (2Q修正)
                                                                                                計画比

         売上高                          8,077           7,995     △ 81      99%          8,200         98%

      売上総利益                           1,054           1,049     △ 5       99%          1,080         97%
       <利益率>                          13.1%           13.1%     +0.1%         -         13.2%          -
        販売費及び
        一般管理費
                                       802             857      + 55      107%           865           -

        営業利益                           252             191      △ 60      76%            215         89%

        経常利益                           266             190      △ 75      72%            220         87%
     親会社株主に帰属する
        当期純利益
                                       201             151      △ 49      75%            173         88%
         US$レート
                                @ 110.9          @ 108.7       @ 2.2 円高               @108.0           -
        (期中平均)
         RMBレート
                                 @ 16.5           @ 15.6       @ 0.9 円高               @ 15.4           -
        (期中平均)

                                                                 【1円変動当たり影響額】
    【為替変動による20/03期実績 売上高および営業利益への影響額】
                                                                  売上高 US$ : 約15億円   営業利益 US$ : 約0.0億円
      売上高 : 約△126億円     営業利益 : 約△5億円
                                                                      RMB : 約78億円        RMB : 約3.7億円
 ※DX : デジタルトランスフォーメーション(デジタル技術とデータを活用して、顧客や社会のニーズに対応するため、製品やサービス、ビジネスモデル、業務プロセス、組織、企業風土などを変革し、競争優位性を確立すること。)
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             地域( 国内 ・海外)別売上高
  ■国内含めアジア地域は減収となったものの、Prinovaグループ買収等に伴い、欧米地域の売上が増加 (海外売上比率49.7%)

                国内・海外売上高(億円、%)                                 海外売上高の地域別内訳(億円、%)
                国内           海外        海外売上比率                 グレーターチャイナ    アセアン   米州   欧州       その他
                (左メモリ)       (左メモリ)    (右メモリ)
                                                      4,000        3,951               3,971
     8,000                                      50%                 168                189          (V:112%)
                    48.9%             49.7%                         152                246          (V:161%)
                                                      3,500
     7,000                                                          394
                                                                                       554
                                                40%                                      (V:140%)
                                                      3,000
     6,000          3,951             3,971
                                                                   1,181
                                                      2,500
     5,000                                                                             1,106
                                                30%                                       (V:94%)

                                                      2,000
     4,000

                                                20%   1,500
     3,000


     2,000          4,126             4,023           1,000        2,054
                                                                                       1,875
                                                10%                                       (V:91%)

     1,000                                             500



        0                                       0%       0
                    19/03             20/03                        19/03               20/03    ※V:前期比

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          セグメント別売上高2期比較
  ■加工材料 : 樹脂原料販売については、数量ベースでは前期比増加したものの、樹脂価格下落の影響を受け、売上が減少
          また、導電材料等の売上が減少し、減収
  ■モビリティ・エネルギー : 自動車生産台数の減少等により、国内外における樹脂原料販売等が減少し、減収
  ■生活関連 : AA2G®等の売上が減少したものの、トレハ®や医療品原料・中間体・医用材料等の売上が増加し、
         さらに第2四半期連結会計期間において新たに買収したPrinovaグループの売上が加わったことから、増収
               セグメント別 売上高 (億円)                                       セグメント別 売上高 増減(億円)
   機能素材     加工材料        電子   モビリティ・エネルギー    生活関連   その他               機能素材
                                                                      △103

                 8,077                     7,995
8,000                                                                                             その他
                  907                                                                              △0
                                           1,215
7,000
                 1,392                                                   加工材料             生活関連
6,000                                      1,260                          △81              +307
                                                                                電子
                 1,223
5,000                                      1,151             8,077              △71

4,000                                                                                                   7,995
                                                                                      モビリティ・
3,000            2,752                     2,670                                      エネルギー
                                                                                       △132
2,000

1,000            1,796                     1,693
   0
                 19/03                     20/03             19/03                                       20/03
  ※ 自動車・エネルギーセグメントは、2019年4月より、モビリティ・エネルギーセグメントに名称変更しております。
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          セグメント別売上総利益2期比較
   ■Prinovaグループの新規連結により生活関連セグメントは増益となったものの、他セグメントが減益となり、前期比横ばい



              セグメント別 売上総利益 (億円)                                  セグメント別 売上総利益 増減(億円)
                                                                     機能素材
                                                                      △3

                                                                            加工材料                        その他
                                                                                               生活関連      △0
                                                                             △3
                                                                                                +45
                                                                                   電子
                                                                                   △25
                                                                                         モビリティ・
                                                                                         エネルギー
                                                                                           △17




                                                             1,054 1,044 1,034                          1,039 1,049
                                                                                   982
                                                                                         947      947




                                                             19/03                                             20/03
  ※ 自動車・エネルギーセグメントは、2019年4月より、モビリティ・エネルギーセグメントに名称変更しております。
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          セグメント別営業利益2期比較
 ■加工材料 : 減収となったものの、国内製造子会社の収益性の改善等により、増益
 ■電子 : 減収に加え、中国におけるガラス基板の薄型加工事業の収益性悪化等の影響により、減益
 ■生活関連 : 増収となったものの、企業結合に係る一過性の費用の発生および一部の国内製造子会社における収益性の悪化
         等により、減益
 ■その他・全社共通 : DXや先端技術開発への投資の増加等により一般管理費が増加し、減益
               セグメント別 営業利益 (億円)                                       セグメント別 営業利益 増減(億円)
       機能素材   加工材料      電子   モビリティ・エネルギー   生活関連     全社・その他


300               252                                                 機能素材 加工材料
                                                                       △1   +4
                   46
                                            191                                            生活関連
240                                                                               電子         △6
                   30                        39
                                                                                  △20 モビリティ・
                                             18                                       エネルギー
180                                                                                    △11      その他・
                   74                        53                                                全社共通
                                                                                                △25
120
                   80                        85               252
 60                                                                                                    191
                   54                        53
   0
                  △34
                                            △59
 (60)
                  19/03                     20/03             19/03                                    20/03
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          主な連結子会社等の業績
  ■ナガセプラスチックスは、樹脂の市況は下落したものの、電子業界向けスーパーエンジニアリングプラスチックの販売が
   増加したこと等により、売上・利益ともに概ね横ばい
  ■Nagase (Thailand) Co., Ltd.は、自動車・OA業界向けエンジニアリングプラスチック等の売上が減少し、減収減益
                                                                             (単位:億円)

                            社     名               売上高     前期比    営業利益 (注2)   前期比

            林原                                     250    98%        49       95%
    製造
            ナガセケムテックス                              263    101%       27       95%
    会社
                        製造会社計 (注1)                1,054   97%       110       95%

            ナガセプラスチックス                             368    99%         9       97%
    国内      ナガセケミカル                                188    100%        3      111%
    販売
    会社      西日本長瀬                                   82    89%         3       71%
                      国内販売会社計 (注1)                 924    98%        26       93%

            Nagase (Thailand) Co., Ltd.            374    93%        11       89%
    海外      上海華長貿易有限公司                             366    102%        8       88%
    販売
    会社      上海長瀬貿易有限公司                             428    96%         6       67%
                      海外販売会社計 (注1)                3,835   101%       78       87%
 ※(注1) 各カテゴリの合計は、対象会社の単純合算値であり、連結決算数値と一致いたしません。
 ※(注2) 営業利益は、のれん及び技術資産等の償却前の数値となります。

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          主要製造子会社2社の状況
 ■林原 : 海外においてトレハ®やプルランの売上が増加したものの、インバウンド需要の減少等を受け、国内においてAA2G® 
       の売上が減少し、減収減益

 ■ナガセケムテックス : 機能化学品事業が低調に推移したものの、エポキシ樹脂事業および生化学品事業が堅調、更に
              フォトリソ材料事業が好調に推移し、売上は横ばい。営業利益はプロダクトミックスの悪化により、減益


                           林原                                   ナガセケムテックス
                                            (単位:億円)                                  (単位:億円)

                  19/03     20/03     増減額   前期比                19/03   20/03   増減額   前期比

    売上高              254       250     △4     98%       売上高      260     263    +2    101%

   営業利益               51        49     △2     95%      営業利益       28      27    △1     95%



・トレハ®は、海外向け(特に欧州)の販売が好調に推移し、増収                        ・エポキシ樹脂事業は、モバイル機器電子部品および半導体向け等
・AA2G®は、海外主要取引先向けは好調に推移したものの、国内に                       の売上が増加し、増収
 おけるインバウンド需要の減少等の影響により、減収                             ・フォトリソ材料事業は、通期で高稼働が維持され、増収
・ファイバリクサ®が食品業界向けに新規採用が進み、増収                           ・機能化学品事業は、3Dプリンター・生活用品用途エピクロ誘導体
・医療・健康食品用ハードカプセル向けにプルランの売上が増加                          の販売は好調に推移したものの、LCD業界向け導電材料の売上が
・その他、ルミン®Aの販売が好調に推移                                    減少し、減収




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          Prinovaグループの業績
     ■Prinovaグループは、今期5ヶ月間の連結となり、のれん等無形資産の償却および在庫の時価評価による
       一過性の費用計上により、連結営業利益への影響は限定的


                                        2020年3⽉期          ※参考
                                      当社連結業績への影響     2019年12⽉期(通期)
                                       (8~12⽉業績)     (M&A関連特殊経費除く)

            Prinovaグループ売上⾼                318億円           約820億円

          Prinovaグループ営業利益                  14億円           約40億円

           のれん等の無形資産償却額                        8億円               -
               棚卸資産の費⽤処理
                (⼀過性費⽤)※
                                               6億円               -
        ※時価評価した在庫について、当期に全額費用処理(今期のみの一過性費用)


             のれん等の                    のれん    107億円(20年償却)
            無形資産計上額                   顧客関連資産 182億円(19年償却)
              (当初計上額)                 商標権     65億円(20年償却)

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           PrinovaグループのPMI状況
  ■NAGASEグループとの買収後統合作業は概ね完了
  ■ガバナンス体制の構築に加え、林原とのシナジーが実績化

         事業

    林原・ナガセケムテックス製品の欧米における販売をPrinova社にて開始
    林原ヘスペリジン®Sがスポーツニュートリション用途として新規実績化
    原料の集中購買によりコスト削減
    Prinova事業のアジア展開に向け、各地域で協業を開始
    DXへの取組みを開始                   等
                                            ➢米国ラスベガスで開催された「Supply Side WEST 2019」
                                             に出展し、林原のトレハ®や林原ヘスペリジン®S等をPR

     ガバナンス

    経営体制・権限等を見直し、運用を開始
    人事関連規則の見直しを行い、運用を開始
    月次管理会計およびグローバルCMSを導入
    内部統制を導入し、有効性を確認                  等     ➢NAGASEグループ全体でコミュニケーションを深め、
                                             グループ 一体となり、事業を推進


  ※ PMI:Post Merger Integration
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          連結貸借対照表
    ■保有株式の売却や時価下落により投資有価証券は減少したものの、子会社の新規連結に伴う資産の受入および
     のれんを含む無形資産等の計上等により、資産は441億円増加
    ■Prinovaグループ買収に伴う資金調達の為、長期借入金・社債が増加し、負債は434億円増加
    ■自己資本比率は、4.3ポイント減少し、49.9%

                          資産                                                    負債及び純資産                         (単位: 億円)
                         19/03         20/03         増減額                            19/03         20/03          増減額
流動資産                         3,658         3,793       + 135    流動負債                    2,018         2,004          △ 14
 現金・預金                           440           514      + 73  支払手形・買掛金                  1,172         1,082          △ 89
 受取手形・売掛金                    2,304         2,211        △ 93  借入金・CP・1年内償還予定の社債             579           618         + 39
 たな卸資産                           810           956     + 146  その他                           266           302         + 35
 その他                             102           111         +8   固定負債                        528           978        + 449
固定資産                         2,015         2,321       + 306  長期借入金・社債                      275           726        + 450
 有形固定資産                          664           743      + 78  退職給付に係る負債                     124           136         + 12
 無形固定資産                          372           725     + 353  その他(繰延税金負債等)                  128           115        △ 13
 投資・その他の資産合計                     977           852     △ 125    負債合計                    2,547         2,982          + 434
  投資有価証券                         902           761     △ 141    純資産                     3,126         3,132            +6
  その他                             75            91      + 15  株主資本                      2,628         2,723           + 94
                                                                 その他の包括利益累計額                447           329       △ 118
                                                                 その他有価証券評価差額金               418           326        △ 92
                                                                 為替換算調整勘定                   32             10        △ 21
                                                                 その他                        △2            △6           △3
                                                                 非支配株主持分                    49             79         + 29
資産合計                         5,673         6,114       + 441    負債及び純資産合計               5,673         6,114          + 441

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          連結キャッシュ・フロー

                                      キャッシュ・フローの状況                             (単位:億円)

                                      20/03                    主な内訳             19/03
                                                税金等調整前当期純利益 +242
                                                減価償却費・のれん償却 +121
   営業活動によるキャッシュ・フロー                         330                                          173
                                                運転資金の増減 +89
                                                法人税等の支払 ▲70
                                                連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 ▲446
                                                有形・無形固定資産の取得による支出 ▲123
   投資活動によるキャッシュ・フロー                       ▲ 492                                         ▲ 73
                                                投資有価証券の売却による収入 +102

                                                   長期借入金の増減 +243
                                                   社債の増減 +100
   財務活動によるキャッシュ・フロー                            243                                      ▲ 89
                                                   配当金の支払 ▲57



   現金及び現金同等物に係る換算差額                           ▲ 18                                         1

   現金及び現金同等物の増加額(▲減少額)                          63                                        12

   現金及び現金同等物の期首残高                              440                                       428

   連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額                         -                                        ▲0

   新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額                          1                                        -

   現金及び現金同等物の期末残高                              504                                       440


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          運転資金および投資額について
        ■運転資金:Prinovaグループ等の新規連結の影響により、運転資金が増加
                 在庫の適正化は徹底管理しており、新規連結された在庫を除く既存の在庫は減少
        ■投資:Prinova社の株式取得など注力領域ライフ&ヘルスケアおよび新技術獲得に向けた投資を加速

                        運転資金 (億円)                         投資額 (億円)


               1,942                  2,085         820




                売掛金                   売掛金          Prinova
                2,304                 2,211          631


                                                                      210

                在庫                     在庫
                810                    956          189



               買掛金                    買掛金
               1,172                  1,082

                                                    20/03            21/03
                19/03                 20/03         実績               見通し
                                              ※上記投資額は、DXや先端技術への投資(費用)を含めておりません。
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                  2021年3月期 通期業績見通し




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          2021年3月期 業績見通し
■新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、減収減益となる見込み
■一方、生活関連セグメントは、 Prinovaグループの業績が通期にわたり寄与すること、および同社のビタミン類・アミノ酸類等の販売
 が主として欧米で好調に推移すること等により、大幅増収となる見込み

   【前提】
   ・新型コロナウイルス感染症の影響が下半期においては概ね回復
   ・US$レート:1US$=106円、RMBレート:1RMB=14.7円
                                                                                      (単位:億円)


                                      20/03実績           21/03見通し         増減額         前期比

             売上高                            7,995              7,540       △455         94%
           売上総利益                            1,049              1,070           +21     102%
            <利益率>                               13.1%          14.2%        +1.1%          ―
            販売費及び
            一般管理費
                                                857                920         +63     107%
            営業利益                                191                150     △41          78%
            経常利益                                190                155     △35          81%
          親会社株主に帰属する
            当期純利益                               151                125     △26          83%
             US$レート
            (期中平均)
                                           @108.7            @106.0       2.7円高            ―
             RMBレート
            (期中平均)
                                            @15.6             @14.7       0.9円高            ―
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          セグメント別売上高見通し
■加工材料:工場稼働は徐々に回復しつつあるものの、OA・家電・電機・電子市場においてグローバルな需要減少を想定しており、
      樹脂・顔料・インキ・情報印刷関連材料等の売上が減少し、減収見通し
■電子:変性エポキシ樹脂はモバイル機器・重電向けは前期並みに推移するものの、市場の先行不透明な状況に鑑み、減収見通し
■生活関連:香粧品関連(AA2G ®等)の売上が減少するものの、医薬中間体関連が堅調に推移。また食品素材関連についても、
      トレハ® の販売が前期並みに推移し、更にPrinovaグループが通期で連結されること等により売上が増加し、
      全体で増収見通し

                  セグメント別 売上高 (億円)                                   セグメント別 売上高 増減(億円)
        機能素材   加工材料       電子   モビリティ・エネルギー     生活関連   その他           機能素材
                                                                     △213
                 7,995                                                      加工材料
8,000                                    7,540                               △240
                  1,215                                                                                 その他
                                                                                    電子          生活関連
                                             1,750                                  △306                 +0
                                                                                                 +534
6,000             1,260
                                                                                           モビリティ・
                                             1,030                                         エネルギー
                  1,151                                                                     △230
                                             845            7,995
4,000
                                                                                                              7,540
                  2,670
                                             2,430
2,000

                  1,693                      1,480
   0
                20/03実績                 21/03見通し            20/03実績                                       21/03見通し
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          セグメント別売上高見通し 上下比較
■上期は新型コロナウイルス感染症の影響により、特に自動車業界に関わる事業の比率が高い機能素材、モビリティ・エネルギー
 セグメントの落ち込みが大きい。
                                                            新型コロナウイルス感染症により、
         セグメント別 売上高見通し 上下比較(億円)                        NAGASEグループに影響を与える主な市場・市況
                           上期     下期
                                                       機能素材:
                                                       市場:自動車、建材等
                                                       市況:ナフサ価格
 1,200
                                                       加工材料:
 1,000                                                 市場:OA、電子・電機、製紙等
                                                       市況:ポリカーボネート等の樹脂、カラーフォーマー価格
  800
                                                       電子:
  600                                                  市場:ディスプレイ、半導体、モバイル機器等

  400
                                                       モビリティ・エネルギー:
                                                       市場:自動車
  200
                                                       市況:ナフサ価格
    0                                                  生活関連:
         機能素材       加工材料        電子     モビリティ・   生活関連
                                                       市場:食品、香粧品、スポーツニュートリション等
                                       エネルギー
                                                       市況:澱粉、ビタミン価格
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          セグメント別営業利益見通し
   ■加工材料 : 減収に加え、情報印刷関連材料ビジネスにおける市況下落の影響による収益悪化等により、減益見通し
   ■生活関連 : 増収に加え、Prinovaグループが通期で寄与すること等により、増益
   ■その他・全社共通 : 中長期的な成長に向けたDXの推進や、先端技術への投資の加速により、費用増加

               セグメント別 営業利益 (億円)                                  セグメント別 営業利益 増減(億円)
    機能素材     加工材料       電子   モビリティ・エネルギー   生活関連   全社・その他



                  191                                                                  生活関連
 250                                                             機能素材
                                           150                                   モビリティ・ +28
                   39                                             △10
                                                                                 エネルギー
 200               18                      68                        加工材料
                                                                                   △7
                                                                                              その他・
                                                                            電子
                                                                      △29                     全社共通
                   53                                                       △5
                                                                                               △16
 150                                       11
                                           48
 100                                                       191
                   85
                                           56                                                        150
  50
                   53                      43
   0

                  △59                      △76
 (50)
                20/03実績                21/03見通し            20/03実績                              21/03見通し

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          その他・全社共通(持続的成長に向けた投資)

     ■DXやマテリアルズ・インフォマティクス等の新たな提供価値創出のための投資が増加

                              属性別 費用 (億円)
                                  他費用   投資               グローバルマーケティング室
    80                                                   ・MIプロジェクトやデジタルマーケティング等の展開含め
                                               ▲76
                                                          NAGASEグループ全体でのDX推進を目的に、新設
                                                         ・デジタルマーケティングを推進


    60               ▲59

                                                         NVC室(New Value Creation室)
                                                         ・先端技術による新たなビジネスモデル創出を推進
                                                         ⇒マテリアルズ・インフォマティクス(MI)
    40                                                   ⇒ブロックチェーン
                                                         ⇒アルゴリズム検索エンジンIPコア「Axonerve™」 等



    20
                                                         次世代情報通信プロジェクトチーム
                                                         ・NAGASEの持つ要素技術とネットワークを活用し、
                                                          5G市場における新たなビジネスを創出
     0
                    20/03実績                  21/03見通し

     ※マテリアルズ・インフォマティクス(MI) :データと人工知能(AI)を用いて新規材料や代替材料の探索などを効率よく行う情報科学の手法。
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          配当状況
 ■当期:中間配当金22円、期末配当金22円の年間配当金44円を予定

 ■来期:中間配当金22円、期末配当金22円の年間配当金44円を予定
                  (%、円)                                                                                          (%)
                    45                                                                                             2.0
                    40
                    35
                    30                                                                                             1.5
                    25
                    20
                    15                                                                                             1.0
                    10
                     5
                     0                                                                                             0.5
                                                                                                    20/03 21/03
                          11/03   12/03    13/03   14/03   15/03   16/03   17/03   18/03   19/03
                                                                                                   (予定) (予定)
       一株当たり配当金
                           22         24    26      28      30      32      33      40      42      44     44
         (左メモリ)
       配当性向
                          22.0    36.0     23.2    30.5    33.7    33.0    40.4    29.3    26.0    36.0   43.7
       (左メモリ)
       DOE(右メモリ)          1.42    1.52     1.52    1.50    1.44    1.46    1.48    1.69    1.71    1.78   1.77
   ※1 18/03期の配当金には、特別配当金5円を含んでおります。
   ※2 20/03期の期末配当金は、2020年6月開催予定の定時株主総会に附議予定です。

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                               アフターコロナにおける
                              新たなパラダイムに向けて




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           アフターコロナにおける新たなパラダイムに向けて
                      劇的な環境変化を変革の好機と捉え、
             長期的な視点でステークホルダーに新たな提供価値の創出を進めてまいります

                         環境変化                    当面の対応
          新型コロナウイルス感染症の拡大             2020年度の対応
           収束時期の長期化や第2波への懸念            ステークホルダーの安心・安全への配慮
                                       サプライチェーンの確保
          感染収束後に予想されるニューノーマル
                                       リスクマネジメントの強化
      1.   消費者行動の変容                    リモートワークの生産性向上
             安心・安全・健康に対する要求の高まり
             大量生産・大量消費社会の見直し

      2.   グローバルサプライチェーンの見直し                    中長期の対応
             米中摩擦、保護主義台頭による地政学リスク
             原油および石化製品価格の長期的な低迷       長期経営方針の更新
                                       サステナビリティ推進を経営戦略の根幹に置く
      3.   デジタルトランスフォーメーションの浸透         ステークホルダーへの提供価値拡充と対話の促進
             従来型の販売・営業活動の見直し
             多様な働き方へ移行                  中期経営計画の更新
      4.   株式市場における変化
                                         デジタルトランスフォーメーションの加速
             ESG課題としてのエンゲージメント要求        部材調達からソリューション提供へ機能拡充
             財務戦略(安定性・レバレッジ)の見直し        企業活動を支える財務戦略の見直し


         劇的な環境変化に伴い見直される価値観               ステークホルダーに対する提供価値を特定
     NAGASEグループに対する具体的なアクションの期待                新たな提供価値の創出

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         中期経営計画 「ACE-2020」の進捗
              Accountability(主体性)・ Commitment(必達)・ Efficiency(効率性)

                                                           投資

                                                     物流           研究

                                                           ビジネス
                                                          デザイナー

                                                     海外           商社

                                                           製造



                                               商社からビジネスをデザインするNAGASEへ

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             ACE-2020 位置づけ
長期経営方針の最終年度にあたる2032年までに、我々が目指す目標*を実現するために、
この17年間を3つの Stageに分け、Stage1として中期経営計画 「ACE-2020」をスタートしました。
2020年度は「ACE-2020」の最終年度として、引き続き、飛躍的な成長に向けて変革を進めてまいります。

* 目指す目標 「現行(2014年度)比3倍の利益水準を常態化」


                                        長期経営方針
       環境                                                                Stage3
      適応力                                         2020年度
                                                            Stage2      目指す目標に向け、
                                                                        飛躍的に成長して
                                         Stage1            2つの変革が浸透し、   いるステージ
                                                           成長が加速している
                                        「収益構造の変革」          ステージ
                                        「企業風土の変革」
                                        を実行している
                                        ステージ
                                         【変革期】               【成長期】       【飛躍期】
                                        2016~2020           2021~2025   2026~2032

                        Change-S 2014   ACE-2020                                    時間

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           ACE-2020 基本方針

                         商社からビジネスをデザインするNAGASEへ
                                                               投資
              商社中心の考え方から、商社をグループの機能のひとつと考え、グループ一丸となって
              世界へ新たな価値を創造・提供するNAGASEを目指します               物流             研究

                                                              ビジネス
                                                              デザイナー

                 グループの持つ機能を最大限活用し、定量・定性目標を必達             海外             商社


                                                               製造

                         収益構造の変革         企業風土の変革
                                                              【6つの機能】

                  ポートフォリオの最適化           マインドセットの徹底

             事業の仕分けと領域にあった戦略の実行          主体性と責任感の醸成

                     資産入替と資源の再配分        トップメッセージの共有化

                       全社規模の投資加速        モニタリングとPDCAの徹底

                     収益基盤の拡大・強化          経営基盤の強化

                グローバル展開の加速 “ G6000”        効率性の追求

                       製造業の収益力向上            人財育成
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           「収益構造の変革」:ポートフォリオの最適化
      2019年度の活動実績

                                      事業の仕分けと領域にあった戦略の実行 / 資産入替と資源の再配分


           注力領域          さらなる収益拡大を見込む事業領域
                                                         育成領域    3年以内に注力領域への転換を期待する領域

      【ライフ&ヘルスケア】                                       ○ デジタルトランスフォーメーション推進体制の整備
      ○ 米国Prinovaグループ子会社化
                                                        ○ デジタルマーケティングの開発に着手
      ○ 「長瀬食品素材 食品開発中心(厦門)」を設立                          ○ マテリアルズ・インフォマティクス開発順調

      ○ フード イングリディエンツ事業部を新設                             ○希少アミノ酸の研究促進

       【エレクトロニクス】
      ○ 次世代情報通信(5G)市場に経営資源を投入

      ○ INKRON:グローバル協業体制に着手                               改善領域   早期に抜本的な収益構造の改善が必要な領域
                                                          ○ 不採算事業からの撤退を決定
        基盤領域 安定的に企業価値向上に貢献する領域
     ○ 排水・循環水・排ガス処理事業に資本参加
     ○ ケミカルの供給を始めとするサプライチェーンの調査に注力                        事業外の資産入替
     ○ 高機能樹脂を中心に合成樹脂販売数量の維持                               ○ 政策保有株式の売却




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           KGI達成に向けた新たな取組み ①
      2019年度の活動実績


     米国Prinovaグループ子会社化                           注⼒領域          「長瀬食品素材 食品開発中心(厦門)」を設立                      注⼒領域
                                        投    製      海      商                                      投     製    海     研
     •   食品素材販売、配合品製造、および最終                                    • 林原のアプリケーション開発ラボ「L’プラザ」の
                                        資    造      外      社                                      資     造    外     究
         製品の受託製造まで、バリューチェーン                                      初の海外進出
         の垂直統合型事業を展開                                           • WeChat(微信)の公式アカウントと食品素材の
     •   林原、ナガセケムテックスなどが持つ素材                                     中国専用ウェブサイトを開設、連動運用を開始
         開発機能と連携し、新たな素材やソリュー                                   • 顧客共創型のコミュニケーションを実現し、
         ション提供を目指す                                               地域密着型でプレゼンス向上を図る

     目指す市場                                                     目指す市場
      欧米の食品素材市場                              Kick Offの様子
                                            (Prinova社にて)
                                                                中国の食品素材市場                             中国専用ウェブサイト




     次世代情報通信(5G)市場に経営資源を投入
                                               注⼒領域            拡張・複合現実(XR)用途の光学部品開発の強化                   注⼒領域
                                        投   製       海      商                                           製     海     研
     • 特殊ガラス加工技術を持つ3D Glass Solutions                          •   INKRONが、SCHOTT社(独)、EV Group社(墺)、
                                        資   造       外      社                                           造     外     究
       社を関連会社化、高周波対応デバイスの要素                                        WaveOptics社(英)と協業を開始
       技術として展開                                                 •   光導波路の大量生産を可能にする300mm
     • セグメント横断型組織として次世代情報通信プ                                       ガラスウェハープロセスの開発を目指す
       ロジェクトチームを発足、グループネットワーク
       と協業を加速                                                  目指す市場
                                                                次世代ウェアラブル市場
     目指す市場                                                      (拡張現実(AR)/複合現実(MR)用途)                       光導波路

      次世代情報通信(5G)市場




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           KGI達成に向けた新たな取組み ②
      2019年度の活動実績


                                           デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速                                育成領域

                                           2020年4月より、グローバルマーケティング室を設立
                                      デジタルマーケティング、マテリアルズ・インフォマティクス等の展開を担う


     デジタルマーケティングプラットフォーム開発に着手                  投   海    研     マテリアルズ・インフォマティクス開発順調         投     製    海   研
                                               資   外    究                                  資     造    外   究
                                                              • 2016年度より米国IBM社と共同開発を開始、
     • デジタルマーケティングプラットフォーム開発のため、                                開発プロジェクトが順調に進捗し、 2020年度に
       人的資源の確保、および米国に拠点開設                                       サービス開始見込み
     • Global Marketing Groupを設置し、20名体制で開発を                   • 人工知能(AI)と最新データ処理技術を活用し、
       推進                                                       新規(代替)素材開発のコスト・期間削減のソ
                                                                リューションを提供

     目指す市場                                    フィラデルフィア拠点の様子   目指す市場                            プラットフォームのイメージ
      既存市場へ新たなソリューション提供                                        新規(代替)素材を必要とする市場


                                                育成領域          環境貢献事業の育成・推進
                                                                                                  基盤領域
     希少アミノ酸「エルゴチオネイン」の研究促進
                                    投  海  研                                              投           製    商
     • エルゴチオネイン:キノコ等に含まれる抗酸化能に      資  外  究                   • 排水、循環水、排ガス処理等を展開する       資           造    社
       優れた天然アミノ酸                                                (株)アイエンスを関連会社化
     • 高コストと環境負荷のある化学合成プロセスに対す                                • 微生物の代謝を活用し、化学品に頼らない排水処理、
       るソリューションとして、バイオプロセスによる量産技                                有機溶剤や排煙等の排気処理により環境対応と
       術の確立を目指す                                                 コスト削減を実現
     • 2019年度、NEDO ※1の課題設定型産業技術開発費助成事業に採択

     目指す市場                                                    目指す市場
      食品、化粧品、医薬品など幅広い市場                                        国内外の排水・排気処理市場
      ※1:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

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          「企業風土の変革」 マインドセットの徹底/経営基盤の強化の進捗

          ACE-2020 課題                            2016~2019年度                        2020年度
   マインドセットの徹底
                                      権限委譲の実施、全社組織の見直し                     グループ経営会議の設置
  ○ 主体性・責任感・危機意識の醸成
    中期経営計計画の浸透                        モニタリング体制の強化、ダッシュボード作成、会議体の見直し

  ○ モニタリングとPDCAの徹底                      ACE-2020 ローリング・全社アンケート実施           新規施策の蓋然性評価と課題抽出
    投資の質の向上
                                              海外・製造事業ガバナンス強化               グループ製造業連携委員会設立
  ○ トップメッセージの共有化                      新投資ガイドライン、M&A推進プロジェクト、ベンチャーキャピタルの活用
    コミュニケーションインフラの整備
                                      ブランディング活動(トップキャラバンの実施)、社長動画の配信、タウンミーティングの実施

                                                                           サステナビリティ推進委員会設立
   経営基盤の強化                                    ESG活動開示方針の検討開始
                                                                           マテリアリティの設定、非財務目標の設定
  ○ 効率性の追求
    無駄の排除、組織・機能の効率化                   間接部門業務効率化プロジェクト             長瀬ビジネスエキスパート 業務集約と効率化
  ○ 人財育成                                      新人事制度による運用開始

                                                               全社組織横断(テクニカルバイタリティプログラム)による新規技術開発




       年度スローガン           企業広報イメージ刷新           社⻑動画の配信                 トップキャラバンの様⼦            Webサイト
      “Listen” ポスター                      Prinova Donald社⻑と対談         ナガセケムテックス︓9⽉        サステナビリティページ刷新
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           KGIとKPIの進捗
                                      KGI(Key Goal Indicator): ⽬標とする指標
                    KGI                 2018年度               2019年度         2020年度(計画)        2020年度(目標)
                連結売上高                   8,077億円              7,995億円             7,540億円        1兆円 以上
               連結営業利益                    252億円                191億円               150億円        300億円 以上
                  ROE                      6.6%                 4.9%                4.0%         6.0% 以上


                    KPI(Key Performance Indicator): KGI達成のための因数指標
                                                                                             2020年度    2020年度
      変革/戦略                 施策                    KPI (指標)             2018年度      2019年度
                                                                                              (計画)      (目標)

                      注力ビジネス拡大            *注力領域 営業利益額                   126億円       136億円     153億円     169億円
                     (ポートフォリオ最適化)          注力領域成長投資分配率                     82%         96%       64%    35%以上

      収益構造 グローバル展開の加速                     *海外グループ会社売上高                 4,053億円     4,067億円   4,628億円   6,000億円
     変革の指標  (収益基盤の拡大強化)                    米州売上成長率                       118%         191%     340%        170%

                    製造業の収益力向上             *グループ製造業営業利益額                 116億円       110億円     114億円     144億円
                     (収益基盤の拡大強化)          *損益分岐点売上高比率                     76%         77%       77%         73%
      企業風土              効率性の追求
                                          グループ連結売上高販管費比率                  9.9%       10.7%     12.2%       9.4%
     変革の指標            (経営基盤の強化)

      財務戦略                  投資           **成長投資額                        324億円      1,108億円   1,280億円   1,000億円
       指標              強固な財務体質            格付け(R&I)                         「A」         「A」    「A」以上     「A」以上

                                                                             *単純合算値であり、連結決算数値と⼀致いたしません
                                                                             **中計期間中の合計額

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           参考資料:過去の実績とACE-2020の目標

                           売上高/営業利益                                                                ROE
                         1兆円/300億円以上                                                          6%以上
            売上高(億円)                               営業利益(億円)                 ROE (%)

 10,000                                                       300   8.0%
                                      255
                              241                       300
                                                                                                     6.6%

                                                                                                                          6.0%
                                                                                            5.8%
                                            191
                                                                                                            4.9%
                                                                            4.4%
               180
                                                                                                                   4.0%
                                                                                     3.7%
  5,000                 150                       150         150   4.0%




     0                                                        0     0.0%




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          NAGASEの食品素材ビジネスについて



                                      フード イングリディエンツ事業部
                                          事業部長 小嶋 宏一郎
                                                2020年6月10日

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            NAGASE食品素材ビジネス 概要

                 食を通して人々の健康で豊かな生活に貢献するため、NAGASEグループの調達・R&D・
                 製造・加工・アプリ開発機能を活用した幅広いソリューションをグローバルに提供します。




        ビジネスデザイン                      機能性糖質製造販売                    食品素材販売、R&D
       R&D、食品素材販売                      R&D、アプリ開発   酵素製造、アプリ開発    素材配合・受託製造

                                      連結事業規模 1,317億円(2021年3月期推定)
       ※連結事業規模は、単純合算数値であり、連結業績見通しとは合致しません。
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            NAGASE食品素材ビジネス 売上構成


                                                9,773
                                                 7% 3,240              ⻑瀬産業
                                                      3%

                                                            19,660     ナガセケムテックス
                                                             15%

                                         事業規模 131,722                  林原

                                                               7,300
                                                                6%     ナガセサンバイオ
                                87,360                       4,389
                                                              3%
                                 66%                                   NAGASE海外現地法⼈

                                                                       Prinova
                                                            (単位:百万円)


                                      2021年3月期推定
                                      本数値は単純合算数値であり、連結業績見通しとは合致しません。


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            NAGASE食品素材ビジネス 提供価値
                                                        調達・供給



                                        R&D                     アプリ ケーショ ン開発
                                                In Progress




                                 製造                                     課題解決




                                      加工・受託製造                      セミ ナー


                                                 シ ン ポジ ウム




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           NAGASE食品素材ビジネス サプライチェーン

                                                       プレミックス       最終加⼯
            素材⽣産                         素材販売                                   市場
                                                      (素材配合)        &パッケージ

                                                                    ⾷品メーカー
                                        ⾷品素材                                     スポーツ
                                                      プレミックス業者
                                         販売業者                                  ニュートリション


                                                                               ニュートリション
          ⾷品素材                                          Prinova
           メーカー                          Prinova      (Solutions)
                                                                                 飲料
                                      (Ingredients)
                                        (Aromas)                     Prinova
                                         (Flavor)                   (Armada)    ベーカリー


                                                                                 乳製品
                                      ⻑瀬産業
                                      ナガセサンバイオ                                  ⾁加⼯品
         ナガセ                          NAGASE                        受託製造者
          ケムテックス                        海外現法




                            林原



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            NAGASE食品素材ビジネス これまでの歩み



                                                                                              Prinova本社

                                                                                 2019年 Prinova買収
                                                       2012年 林原買収                欧⽶⾷品素材ビジネスプラットフォームを
                                                       国内販売網、機能性糖質獲得、            獲得、プレミックス、スポーツニュートリションへ
                                      林原(岡⼭機能糖質⼯場)     海外展開を開始                   の⾜掛かりを得る




               1940年                         1990年     2000年           2010年          2020年

       1939年 尼崎にて国内初の酵                                      2007年 福知⼭にて酵素
       素⼯業⽣産をスタート、その後の                                      ⽣成物リン脂質の⽣産開始
       ⾷品酵素参⼊の⾜掛かり
                                                               2012年 福知⼭にコーシャ・
                                                               ハラル対応⼯場完成


                                          ナガセR&Dセンター

                                      1990年 神⼾市に「ナガセR&Dセン                         ナガセケムテックス(福知⼭事業所)
                                      ター」開設、放線菌での酵素開発開始




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            NAGASE食品素材ビジネス 事業戦略


                                        ナチュラル
                                                 健康・美容      フードロス   植物性食品
                                       オーガニック



                                       商品の拡充︓Prinova調達⼒の活⽤
                                                 新規素材の探索(M&A、バイオ技術)

                                       アプリ開発⼒の強化︓地域毎のターゲットアプリの明確化
                                                      ラボ拠点拡充

                                       製造機能の拡充︓プレミックスによる独⾃製品のグローバル展開
                                                    ⾷品添加物・素材メーカーの拡充

                                       成⻑市場への注⼒︓スポーツニュートリション、ニュートリション、飲料
                                                     加⼯⾷品(ベーカリー、乳製品、⾁加⼯品)

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            食品添加物ラインナップの拡充

                                 食品添加物市場 海外4兆7,000億円、国内3,000億円
                                                       (出典 IHS MARKIT)




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            アプリラボの拠点拡充


                                      日本
                                      林原 岡山&東京
                                      ナガセケムテックス 福知山


                                      中国
                                      食品開発中心(厦門)
                                      2019年8月オープン
                                      ベーカリー、伝統菓子、飲料


                                      シンガポール
                                      Regional Innovation Center
                                      2020年6月フルオープン予定
                                      ベーカリー、肉・シーフード加工品




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            プレミックスのグローバル体制

                                    プレミックス市場規模︓ 1,610億円 (→ 2,300億円 2027年)
                                    3極体制確⽴、更に2拠点検討中
                                       売上111億円(249億円︓スポーツニュートリション受託事業含む)
                                    ターゲットアプリ︓(短期)スポーツニュートリション、ニュートリション、飲料
                                              (中期)ベーカリー等の加⼯⾷品

                          Europe          China
                         480億円           110億円                                       North America
                                                                                       590億円




                                                    APEC
           Middle East
                                                   210億円
            & Africa
            130億円

                                                                           Latin America
                                                                              90億円




                                                                 プレミックスの地域市場規模、出展 Future Market Insight

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            スポーツニュートリション・・・日本市場へのアプローチ開始
                                                                                            ⽶国で販売スタート︕
                                                                                    Prinova提案⼒&プレミックス技術+林原素材

                                        Prinovaの先進性
                                               +
                                            ユニークな
                                       グループの機能素材


                                      日本市場




                                             (出典:Global Nutrition Group Analysis)

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            NAGASE食品素材ビジネスの展望

      【売上高】                           現在   5年後

        2,000億円



                                                 • スポーツニュートリションでの伸長継続
                                                    (機能素材、プレミックス、受託)
                                                 • 南米への進出

        1,000億円
                          欧⽶                     • アプリラボ効果
                                                 • ベーカリープレミックス市場参入
                       アジア
                     (⽇本除く)                      • スポーツニュートリション市場参入
                                                    (機能素材、プレミックス)
                          ⽇本                     • 商品ラインアップ拡充効果




             “商品の拡充×アプリ開発⼒の強化×製造機能の拡充×成⻑市場への注⼒”
                        を実現し事業拡⼤を⽬指す。

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                      (参考資料)セグメント別概況




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          機能素材セグメント

<所在地別売上高・営業利益>                                                            2020年3月期 実績
                                                        (億円)
                                                                  売上高        1,693億円(94%)
                      20/03期                   21/03期
                                         通期
                 通期実績        前期比
                                         見通し
                                                     前期比         ◆機能化学品事業は、国内外における自動車生産台数の減少
                                                                  等により、塗料原料およびウレタン原料の売上が減少し、
        国 内          1,577         95%     1,473           93%    事業全体として減収
  売
        海 外           558          95%         470         84%   ◆スペシャリティケミカル事業は、国内外における半導体関連等
  上                                                               の電子業界向けを中心としたエレクトロニクスケミカルの売上や、
        連結
                     ▲442            -    ▲463               -    加工油剤原料の売上が減少したこと等から、
  高     調整
                                                                  事業全体として減収
        合 計          1,693         94%     1,480           87%

                                                                  営業利益       53億円(98%)
        国 内             40         95%          32         81%
  営                                                              減収により、減益
        海 外             14         99%          11         81%
  業
                                                                        2021年3月期 通期見通し
  利     連結
                      ▲1             -         ▲1            -
        調整                                                       ◇5Gおよび環境関連ビジネスは堅調に推移するものの、
  益
                                                                 新型コロナウイルス感染症の影響等により、自動車業界向け等の
        合 計             53         98%          43         80%
                                                                 塗料・ウレタン原料・加工油剤・樹脂添加剤等の売上が減少し、
  ※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。                                    更に電子業界向けエレクトロニクスケミカルおよびフィルター関連
   地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて
   調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)                                    ビジネスが低調に推移し、全体で減収減益見通し

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          加工材料セグメント
<所在地別売上高・営業利益>                                                           2020年3月期 実績
                                                        (億円)
                      20/03期                   21/03期
                                                                  売上高     2,670億円(97%)
                                         通期
                 通期実績        前期比                     前期比
                                         見通し                     ◆カラー&プロセシング事業は、工業用および包装材料用の
                                                                  合成樹脂や導電材料の売上が減少したものの、国内外におけ
        国 内          1,749         99%     1,643           94%
                                                                  る情報印刷関連材料の売上が増加したこと等により、事業全体
  売                                                               として増収
        海 外          1,653         96%     1,522           92%
  上                                                              ポリマーグローバルアカウント事業は、国内、北東アジアおよび
        連結
        調整
                    ▲731             -    ▲735               -    アセアンにおいて売上が減少したことから、事業全体として
  高
                                                                  減収
        合 計          2,670         97%     2,430           91%

                                                                  営業利益    85億円(105%)
        国 内             54      106%            36         67%
  営                                                              減収となるものの、国内製造子会社の収益性の改善等により
        海 外             30         97%          22         74%
                                                                  増益
  業

  利     連結
                                                                        2021年3月期 通期見通し
        調整
                         1           -         ▲2            -
  益
                                                                 ◇新型コロナウイルス感染症の影響により、一部販売が増加す
        合 計             85      105%            56         66%
                                                                 る領域はあるものの、OA・電気・電子業界向け樹脂ビジネスが
                                                                 低調に推移し、更に情報印刷関連材料や導電材料等の売上が
 ※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。
  地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて                                      減少し、全体で減収減益見通し
  調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)


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          電子セグメント
<所在地別売上高・営業利益>                                                            2020年3月期 実績
                                                        (億円)
                      20/03期                   21/03期
                                                                  売上高     1,151億円(94%)
                                         通期
                 通期実績        前期比                     前期比
                                         見通し
                                                                 ◆フォトリソ材料関連、モバイル機器用電子部品・半導体業界向け
        国 内          1,174         99%     1,005           86%    等の変性エポキシ樹脂の売上が増加したものの、半導体中間
                                                                  工程用等の精密加工関連、装置関連、ディスプレイ関連部材の
  売
        海 外           661          89%         558         84%
                                                                  売上が減少したこと等により、事業全体として減収
  上
        連結
        調整
                    ▲684             -    ▲718               -
  高

        合 計          1,151         94%         845         73%    営業利益    53億円(73%)

        国 内             39     104%             35         89%   減収に加え、一部の海外製造子会社の収益性の悪化等により、
  営                                                               減益
  業
        海 外             17         50%          14         80%
                                                                        2021年3月期 通期見通し
  利     連結
                      ▲3             -         ▲1            -
        調整
  益                                                              ◇変性エポキシ樹脂は、モバイル機器・重電向けは前期並みに
        合 計             53         73%          48         89%
                                                                 推移するものの、投資減速を背景に装置関連の販売が減少し、
                                                                 更に新型コロナウイルス感染症の影響等による市場の不透明な
 ※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。
  地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて
                                                                 状況に鑑み、全体で減収減益見通し
  調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)


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          モビリティ・エネルギーセグメント
<所在地別売上高・営業利益>                                                            2020年3月期 実績
                                                        (億円)
                      20/03期                   21/03期
                                                                  売上高        1,260億円(90%)
                                         通期
                 通期実績        前期比                     前期比
                                         見通し
                                                                 モビリティソリューションズ事業は、国内でのカーエレクトロニク
        国 内           764          97%         659         86%    ス関連部材の売上が微減となり、国内外での樹脂ビジネスが
                                                                  減少したこと等により、事業全体として減収
  売
        海 外           723          84%         606         84%
  上
        連結
        調整
                    ▲227             -    ▲235               -
  高
                                                                  営業利益       18億円(62%)
        合 計          1,260         90%     1,030           82%
                                                                 減収により、減益
        国 内             10         96%           4         40%
  営
        海 外              8         42%           7         91%          2021年3月期 通期見通し
  業

  利     連結
                         0           -           0           -
        調整                                                       ◇新型コロナウイルス感染症の影響等により、自動車生産台数
  益                                                              が減少し、更にナフサ価格下落の影響により、国内外における
        合 計             18         62%          11         58%
                                                                 樹脂ならびにカーエレクトロニクス関連等の素材・部品等の販売
                                                                 が減少し、減収減益見通し
 ※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。
  地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて
  調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)


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         生活関連セグメント

<所在地別売上高・営業利益>                                                             2020年3月期 実績
                                                        (億円)
                      20/03期                   21/03期
                                                                  売上高      1,215億円(134%)
                                         通期
                 通期実績        前期比
                                         見通し
                                                     前期比         ◆食品素材分野は、トレハ®の売上が海外において増加し、また
                                                                  Prinovaグループの売上が加わり、増収。スキンケア・トイレタリー
        国 内          1,044     100%        1,041        100%      分野は、AA2G®等の売上が減少し、減収。医療・医薬分野は、
                                                                  医薬品原料・中間体・医用材料の売上が増加し、増収。事業全
  売
        海 外           468      318%        1,015        217%      体として増収。
  上
        連結                                                       ビューティケァ製品事業は、全般的に販売が低調であったこと
                    ▲298             -    ▲306               -
  高     調整                                                        から、事業全体として減収
        合 計          1,215     134%        1,750        144%
                                                                  営業利益     39億円(85%)
        国 内             67         93%          66         99%
  営
                                                                 増収となるものの、一部の国内製造子会社の収益性の悪化等
                                                                  により、減益
  業
        海 外             19     300%             53      267%

  利     連結
                                                                         2021年3月期 通期見通し
        調整
                     ▲47             -     ▲52               -
  益                                                              ◇新型コロナウイルス感染症の影響により、
        合 計             39         85%          68      171%     スキンケア・トイレタリー分野はAA2G®等の売上が減少し、減収。
                                                                 食品分野は、Prinova関連事業が好調に推移し、またトレハ®等も
 ※上記数値は、所在地別の連結会社数値の合算になります。                                     前期並みに推移し増収。また、医療・医薬分野も堅調に推移し、
  地域間連結消去を加味していない為、連結調整項目にて
  調整しております。(のれん及び技術資産等の償却含む)                                     全体で増収増益見通し(Prinovaグループ通期で連結)

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                                      https://www.nagase.co.jp/



  当プレゼンテーション資料には、2020年6月10日時点の将来に関する前提・見通し・計画に基づく
  予測が含まれています。世界経済・競合状況・為替変動等に関わるリスクや不確定要因により、
  実際の業績が記載の予測と異なる可能性があります。


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