8011 三陽商 2019-10-30 11:00:00
2020年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年10月30日
上場会社名 株式会社 三陽商会 上場取引所 東
コード番号 8011 URL https://www.sanyo-shokai.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長兼社長執行役員 (氏名)岩田 功
執行役員 経理財務本部 副本部長
問合せ先責任者 (役職名) (氏名)伊藤 譲 TEL 03-6380-5346
兼経理部長
四半期報告書提出予定日 2019年11月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年2月期第3四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年2月期第3四半期 42,105 1.7 △2,140 - △2,165 - △1,977 -
2018年12月期第3四半期 41,389 △6.5 △2,259 - △2,209 - 1,560 -
(注)包括利益 2020年2月期第3四半期 △3,268百万円 (-%) 2018年12月期第3四半期 1,574百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年2月期第3四半期 △160.37 -
2018年12月期第3四半期 124.16 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年2月期第3四半期 67,061 40,803 60.7
2018年12月期 73,792 45,427 61.4
(参考)自己資本 2020年2月期第3四半期 40,679百万円 2018年12月期 45,321百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 第4四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - 0.00 - - 40.00 40.00
2020年2月期 - - -
2020年2月期(予想) 0.00 23.00 23.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
※2019年度より決算期を12月末日より2月末日に変更しております。これに伴い、期末配当の基準日を2月末日に、中間配当の基準日を8月31
日にそれぞれ変更しております。なお、事業年度の変更にかかる経過的な措置として附則を設けております。
※配当予想の修正につきましては、本日(2019年10月30日)公表いたしました「2020年2月期通期連結業績予想および配当予想の修正に関する
お知らせ」をご参照ください。
3.2020年2月期の連結業績予想(2019年1月1日~2020年2月29日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 68,000 - △1,800 - △1,700 - △1,500 - △122.16
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※通期連結業績予想の修正につきましては、本日(2019年10月30日)公表いたしました「2020年2月期通期連結業績予想および配当予想の修正
に関するお知らせ」をご参照ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年2月期3Q 12,622,934株 2018年12月期 12,622,934株
② 期末自己株式数 2020年2月期3Q 525,341株 2018年12月期 56,373株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年2月期3Q 12,333,312株 2018年12月期3Q 12,567,358株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する事項は、当社が現在入手可能な情報に基づき作成したもの
であり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は今後様々な要因によ
って異なる場合があります。上記業績予想に関する事項は、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性
的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。
㈱三陽商会(8011)2020年2月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 8
(1)役員の異動 ………………………………………………………………………………………………………… 8
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㈱三陽商会(8011)2020年2月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年9月30日)におけるわが国経済は、輸出を中心に通商問題
など海外経済の弱さが続いているものの、総じて緩やかに回復しており、設備投資は機械投資に弱さも見られるが
緩やかな増加傾向にあります。個人消費についても雇用・所得環境の改善が続くなかで持ち直しています。企業収
益は高い水準で底堅く推移しているものの、業況判断は製造業を中心に慎重さが増しています。
一方で、当アパレル・ファッション業界におきましては、衣料品支出の優先順位が相対的に下がり厳しい状況と
いわれる中、セール期においては猛暑による盛夏アイテムの活況に加え、消費税増税前の駆け込み需要により秋物
アイテムも比較的好調に推移しました。EC販路においても消費者の購買行動の変化もあり引き続き拡大が続いて
います。
このような経営環境のなかで、当社グループは、「Sanyo Innovation Plan 2017」および「今後の成長戦略につ
いて」の実現を目指し、売上高の向上に資するマーケティング投資や、EC販路の強化、事業全体のデジタル化推
進を旨とするデジタル投資など様々な積極的施策に取り組みました。
当第3四半期連結累計期間においては、夏のクリアランスセールにおける販売強化施策の実行や9月以降のプロ
パー販促強化、および消費税増税前の駆け込み需要等により、前年対比で売上高は微増し、営業利益、経常利益に
おいてもわずかながら改善となりました。
この結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は421億5百万円(前年同期比1.7%増)、営業損
失は21億4千万円(前年同期は22億5千9百万円の営業損失)、経常損失は21億6千5百万円(前年同期は22億9
百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は19億7千7百万円(前年同期は15億6千万円の親会社
株主に帰属する四半期純利益)となりました。
なお、当社グループは、アパレルを核とするファッション関連事業の割合が高く、ファッション関連事業以外の
事業については重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における資産総額は、前連結会計年度末に比べ67億3千万円減少し、670億6千1
百万円となりました。これは商品及び製品が28億2千8百万円、建物及び構築物(純額)が5億9千4百万円それ
ぞれ増加しましたが、現金及び預金が78億8千4百万円、受取手形及び売掛金が17億5百万円、投資有価証券が17
億3百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
負債総額は前連結会計年度末に比べ21億6百万円減少し、262億5千7百万円となりました。これは未払金(流
動負債「その他」に含む)が27億9千2百万円減少したこと等によるものであります。
また、純資産は利益剰余金が24億8千1百万円、自己株式取得等により8億2千万円、その他有価証券評価差額
金が13億5千5百万円それぞれ減少したこと等により408億3百万円となりました。
この結果、自己資本比率は60.7%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期連結累計期間の業績を踏まえ、2019年3月20日に公表いたしました2020年2月期通期連結業績予想
および配当予想を変更しております。詳細につきましては、2019年10月30日公表の「2020年2月期通期連結業績予
想および配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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㈱三陽商会(8011)2020年2月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,077 10,193
受取手形及び売掛金 6,560 4,855
商品及び製品 14,145 16,974
その他 2,237 2,244
貸倒引当金 △24 △30
流動資産合計 40,997 34,237
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,139 5,733
土地 7,335 7,335
その他(純額) 1,300 2,225
有形固定資産合計 13,775 15,294
無形固定資産
のれん 1,741 1,626
その他 1,262 1,318
無形固定資産合計 3,003 2,944
投資その他の資産
投資有価証券 13,542 11,839
敷金及び保証金 2,236 2,416
繰延税金資産 10 9
その他 248 333
貸倒引当金 △22 △13
投資その他の資産合計 16,015 14,584
固定資産合計 32,794 32,823
資産合計 73,792 67,061
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 8,596 8,506
1年内償還予定の社債 32 32
短期借入金 1,027 9,000
未払消費税等 15 23
未払法人税等 209 55
賞与引当金 322 507
返品調整引当金 70 50
その他 6,791 5,129
流動負債合計 17,064 23,304
固定負債
社債 52 20
長期借入金 8,000 -
長期未払金 186 150
繰延税金負債 1,920 1,310
再評価に係る繰延税金負債 540 540
退職給付に係る負債 322 165
その他 276 765
固定負債合計 11,299 2,952
負債合計 28,364 26,257
純資産の部
株主資本
資本金 15,002 15,002
資本剰余金 10,060 10,028
利益剰余金 16,079 13,598
自己株式 △251 △1,072
株主資本合計 40,891 37,557
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,437 3,081
繰延ヘッジ損益 △4 △2
土地再評価差額金 △316 △316
為替換算調整勘定 125 145
退職給付に係る調整累計額 189 213
その他の包括利益累計額合計 4,430 3,122
非支配株主持分 106 124
純資産合計 45,427 40,803
負債純資産合計 73,792 67,061
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 41,389 42,105
売上原価 21,114 22,155
売上総利益 20,275 19,949
販売費及び一般管理費 22,534 22,090
営業損失(△) △2,259 △2,140
営業外収益
受取利息 4 4
受取配当金 185 186
その他 31 31
営業外収益合計 221 222
営業外費用
支払利息 80 58
持分法による投資損失 82 110
為替差損 - 52
その他 8 25
営業外費用合計 171 247
経常損失(△) △2,209 △2,165
特別利益
固定資産売却益 4,086 -
投資有価証券売却益 - 449
ゴルフ会員権売却益 12 -
特別利益合計 4,099 449
特別損失
固定資産売却損 154 -
固定資産除却損 27 166
減損損失 23 -
関係会社株式売却損 30 -
ゴルフ会員権売却損 - 8
事業構造改善費用 31 -
特別損失合計 267 175
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
1,622 △1,891
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 128 67
法人税等調整額 △73 0
法人税等合計 55 68
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,567 △1,959
非支配株主に帰属する四半期純利益 7 18
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
1,560 △1,977
に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,567 △1,959
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △192 △1,355
繰延ヘッジ損益 3 1
為替換算調整勘定 6 20
退職給付に係る調整額 189 24
その他の包括利益合計 7 △1,308
四半期包括利益 1,574 △3,268
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,567 △3,286
非支配株主に係る四半期包括利益 7 18
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年3月28日開催の取締役会決議に基づき、譲渡制限付株式報酬として自己株式の処分を行いました。
この処分により自己株式は52百万円(11,800株)減少いたしました。また、2019年5月9日開催の取締役会決議に基
づき、自己株式の取得を行いました。この取得により自己株式は872百万円(480,100株)増加いたしました。この結
果、当第3四半期連結会計期間末において自己株式は1,072百万円(525,341株)となりました。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用について)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産、繰延税金負債は固定負債の区分に表示して
おります。
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3.その他
(1)役員の異動
1. 代表取締役の異動
氏名 新役職名 現役職名
岩田 功 取締役 代表取締役社長兼社長執行役員
齊藤 晋 取締役兼専務執行役員 代表取締役兼専務執行役員
中山 雅之 代表取締役社長兼社長執行役員 取締役兼常務執行役員
※詳細につきましては、本日(2019年10月30日)公表いたしました「代表取締役の異動に関するお知らせ」をご参
照ください。
2. その他の役員の異動
該当事項はありません。
※詳細につきましては、本日(2019年10月30日)公表いたしました「代表取締役の異動に関するお知らせ」をご参
照ください。
3. 就任予定日
2020年1月1日
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