8011 三陽商 2020-10-06 11:00:00
2021年2月期通期連結業績予想に関するお知らせ [pdf]

                                                               2020 年 10 月 6日
各     位
                                          会 社 名 株式会社三陽商会
                                          代表者名 代表取締役社長兼社長執行役員
                                                                         大江 伸治
                                                  (コード番号:8011 東証第一部)
                                          問合せ先    経理財務本部経理部長
                                                                         伊藤     譲
                                                                  TEL:(03)6380-5346



                 2021 年2月期通期連結業績予想に関するお知らせ

     「未定」としておりました 2021 年2月期通期連結業績予想
                                  (2020 年3月1日~2021 年2月 28
    日)につきまして、下記のとおりお知らせいたします。


    1.2021 年 2月期通期連結業績予想(2020 年3 月 1 日~2021 年2 月 28 日)
                                                             親会社株主に
                                                                         1 株当たり
                        売上高            営業利益       経常利益        帰属する
                                                                         当期純利益
                                                             当期純利益
                           百万円            百万円        百万円         百万円            円 銭
    前回発表予想(A)
                              -               -          -           -            -

    今回予想(B)                                                                  -.70
                          38,000        △8,500     △9,600      △3,500      △289.18

    増減額(B-A)
                              -             -          -           -              -
                              -         △2,400     △2,500      △2,200
    増減率(%)
                              -               -          -           -            -
                                   -
    (ご参考)
                           △6.2
    前年実績(2020 年2 月期)      68,868        △2,875     △2,899      △2,685         △219.17
    (注)
      「今回予想(B) は 2020 年3 月 1 日~2021 年2 月 28 日の 12 ヵ月間の数値であり「前年実績(2020 年2
                  」
    月期)」は、2019 年 1 月 1 日~2020 年 2月 29 日の 14 ヵ月間の数値であります。

    2.公表の理由
     2021 年2月期通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から
    の回復は緩やかなものにとどまると思われ、国内外経済の動向に基づく当面の当社業績への影
    響におきましては、EC販路を除き、当社の主要販路である百貨店及び商業施設や、当社が直
    接運営する直営店の営業体制等への、直接的な影響を見積り、以下の条件の下に算出致しまし
    た。
(1) 下期の業績見積りについて
     新型コロナウイルス感染症拡大の影響の長期化を考慮し、特に 2020 年9月以降の低調な百貨
    店集客、長引く春夏セールによる秋冬商戦開始の後ろ倒し等、当面は実店舗における販売状況
    は厳しい推移が見込まれることから、2020 年 9 月~2021 年2月(下期)の売上高は前年比 72%、
    226 億円と試算いたしました。
  また、下期は来期 2022 年2月期において営業利益での黒字化を達成する上での重要なトラン
 ジション期間(基礎固めを行う期間)と位置付け、下記重点課題を確実に実行いたします。
(2) 繰越在庫のコントロールについて
  ① 在庫削減は、すでに仕入在庫の圧縮による運転資本管理方法を確立しており、それに基
    づき削減を進めてまいります。
  ② 2020 年 9 月以降、秋冬シーズン新規商品については、建値消化率及び総消化率の向上に
    向けた事業運営の抜本改善を目指す一方、秋冬期における前期繰越在庫および春夏期未
    消化繰越在庫を徹底的に販売いたします。
 (3) 販管費削減の更なる徹底について
  広告宣伝費、販売促進費の効率化に努め、160 にのぼる不採算売場の今期中の撤退による販売
 関連経費等の削減を進めます。更に業務委託費等の見直し等により、販管費総額の削減を実行
 いたします。
  以上により、2021 年2月期における下期連結売上高 226 億円、通期で 380 億円を計画してお
 ります。営業損失におきましては、下期 28 億円、通期で 85 億円の損失としておりますが、店
 舗撤退費用その他で約 15 億円の一過性費用が含まれており、下期実質営業損失は 13 億円程度
 にまで圧縮する見積りとなります。なお、銀座の商業地に保有しておりました店舗用不動産の
 売却により、特別利益約 67 億円を計上しており、親会社株主に帰属する当期純損失は 35 億円
 となっております。上期実績に上記見積り額を加算し、通期連結業績予想としております。


 (注)上記通期連結業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したも
   のであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。



                                              以   上