8005 スクロール 2019-10-24 15:00:00
特別損失の計上及び連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019 年 10 月 24 日
各 位
上場会社名 株式会社スクロール
代表者 代表取締役会長 堀田 守
(コード番号 8005)
問合せ先責任者 取締役執行役員経営統括部長 杉本泰宣
(TEL 053-464-1114)
特別損失の計上及び連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2020 年3月期第2四半期会計期間におきまして、下記のとおり特別損失(減損損失)を計上する見込
みとなりましたのでお知らせいたします。
また、当該特別損失の計上及び最近の業績動向を踏まえ、2019 年5月8日に公表しました 2020 年3月期第2
四半期(累計)及び通期連結業績予想の修正を行いましたので、併せてお知らせいたします。
記
Ⅰ 特別損失の計上について
1.当該事象の内容
当社連結子会社における減損損失の計上
当社の連結子会社である株式会社キナリ及び株式会社もしもにおいて、株式取得時に想定していた収益
が見込めなくなりました。この状況を踏まえ、事業計画の見直しを行うとともに、株式会社キナリと株式
会社もしもが創出する将来キャッシュフローを見積もった結果、当該のれんの未償却残高の全部及び両社
が保有するソフトウエア資産等の一部を減損処理することといたしました。 以上の結果、778百万円を特別
損失として計上いたします。 (株式会社キナリ155百万円(のれんの未償却残高 116百万円、無形固定資産
39百万円)、株式会社もしも622百万円(のれんの未償却残高 516百万円、無形固定資産105百万円))
2.当該事象の損益に与える影響額
当該事象の発生により、2020 年3月期第2四半期に係る連結財務諸表において、減損損失 778 百万円
を特別損失として計上いたします。
Ⅱ 2020 年3月期第2四半期(累計)及び通期連結業績予想数値の修正について
2020 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2019 年9月 30 日)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益 四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A)
37,500 950 1,000 650 18.97
今回修正予想(B) 37,904 1,631 1,721 446 13.00
増減額(B-A) 404 681 721 △204
増減率(%) 1.1% 71.7% 72.1% △31.4
(ご参考)前期実績
(2019 年3月期第2四半期) 36,371 1,429 1,424 888 26.03
(注) 2019 年3月期末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2019 年3月期第2四半期
に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
2020 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A)
75,000 1,900 2,000 1,300 37.93
今回修正予想(B) 75,000 1,900 2,000 500 14.54
増減額(B-A) - - - △800
増減率(%) - - - △61.5
(ご参考)前期実績
(2019 年3月期) 71,153 1,697 1,415 631 18.47
修正の理由
2020 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想につきましては、売上高はほぼ計画どおりに推移する見通しです。
利益面におきましては、基幹事業である通販事業が好調に推移し、営業利益及び経常利益は前回発表数値を上回る見
通しとなりました。一方、上記、連結子会社2社(株式会社キナリ、株式会社もしも)ののれんの減損損失等の特別
損失を計上することに伴い、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回発表数値を下方修正いたしました。
また、2020 年3月期通期連結業績予想につきましては、消費税増税による個人消費への影響等、事業を取り巻く環
境において先行き不透明な状況にあることから、売上高、営業利益及び経常利益は前回発表数値を据え置き、上記、
特別損失を計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表数値を下回る見通しとなります。
なお、期初に公表したとおり 1 株当たり年間配当金 10 円(第2四半期末5円、期末5円)に変更はありません。
※ 上記予想は本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要
因によって予想数値と異なる場合があります。
以 上