8005 スクロール 2021-10-29 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年10月29日
上場会社名 株式会社 スクロール 上場取引所 東
コード番号 8005 URL https://www.scroll.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)鶴見 知久
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員経営統括部長 (氏名)杉本 泰宣 TEL 053-464-1114
四半期報告書提出予定日 2021年11月5日 配当支払開始予定日 2021年11月30日
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 41,830 - 4,680 - 4,708 - 3,231 -
2021年3月期第2四半期 43,328 14.3 4,073 149.6 4,157 141.5 2,974 566.4
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 3,254百万円 (-%) 2021年3月期第2四半期 2,975百万円 (665.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 92.69 -
2021年3月期第2四半期 86.17 85.96
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から
適用しており、2022年3月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となってお
り、対前年同四半期増減率は記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 47,606 27,978 58.8
2021年3月期 49,903 26,648 53.4
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 27,978百万円 2021年3月期 26,648百万円
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から
適用しており、2022年3月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となってお
ります。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 7.50 - 52.50 60.00
2022年3月期 - 10.00
2022年3月期(予想) - 38.50 48.50
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 有
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 80,000 - 5,900 - 6,000 - 4,200 - 120.46
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 有
2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業
績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 34,873,050株 2021年3月期 34,873,050株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 7,157株 2021年3月期 6,845株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 34,866,060株 2021年3月期2Q 34,520,655株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、今
後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。なお、上記予想に関する事項は、〔添付資料〕3ページ
「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算説明資料は、2021年10月29日に当社ホームページに掲載いたします。
㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 10
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㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループは、第1四半期連結会計期間 の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号
2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用しております。この結果、前第2四半期連結累計
期間と収益の会計処理が異なることから、以下の経営成績に関する説明において、増減額及び前年同四半期比
(%)を記載せずに説明しております。
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けており
ます。ワクチン接種が進んだことによる制限措置の緩和や経済活動の正常化が期待されるものの、雇用・所得環境
の悪化やサプライチェーンの混乱等により、引き続き厳しい状況が続いております。小売業界におきましては、緊
急事態宣言の再発令等に伴う各種制限や変異株による感染の急拡大に加えて、前年度の特別定額給付金のような政
府の支援策も実施されていないことから、個人消費は低迷しており、先行きは依然として不透明な状況です。通販
業界におきましては、外出自粛に伴う購買行動の変化等により、消費者の通販利用は増加しておりますが、業種・
業態を越えた企業間の競争が激化しており、厳しい経営環境となっております。
このような 環境のなか、当社グループは 新たな中期経営計画 「Next Evolution 2023」を策定し、「DMC
(Direct Marketing Conglomerate)複合通販企業の変容と進化」をテーマに、来るべき流通暗黒時代に備え、内
包する事業課題の解消や将来を見据えたビジネスモデルの推進、ビジネスインフラの強化及びプライム市場への移
行を見据えたコーポレート・ガバナンスの強化など、ビジネスモデルの変容と進化に努めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高41,830百万円(前年同四半期は43,328百万円)と
なりました。利益面におきましては、営業利益4,680百万円(前年同四半期は4,073百万円)、経常利益4,708百万
円(前年同四半期は4,157百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,231百万円(前年同四半期は2,974百万
円)となりました。
なお、収益認識会計基準等を適用したことにより、当第2四半期連結累計期間の経営成績は従来の会計処理方法
に比べ、売上高は1,124百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ25百万円増
加しております。詳細については、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注
記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、セグメント別の売上高は連結相殺消去後の数値を、セグメント利益又は損失は、連結相殺消去前の数値を
記載しております。
① 通販事業
通販事業におきましては、巣ごもり消費が落ち着きをみせるなか、新規媒体の企画や品揃えの拡充が奏功した
ことにより、売上が好調に推移いたしました。また、商品調達方法の見直しによる原価率の低減や、効果的なカ
タログ配布による販促費の削減に取り組むなど、事業効率の最大化を推進しております。
以上の結果、売上高は22,762百万円(前年同四半期は22,414百万円)となり、セグメント利益は4,250百万円
(前年同四半期はセグメント利益3,833百万円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用による影響は、売上高において46百万円の増収、セグメント利益において25
百万円の増益となります。
② ソリューション事業
ソリューション事業におきましては、物流代行サービスにおけるクライアントの物量が前年同四半期比で減少
しておりますが、決済代行サービスやメディア事業につきましては堅調に推移しております。今後更なる拡大が
予想されるEC・通販市場におけるニーズにお応えすべく、ソリューションメニューの強化・拡大及び全国通販
3PL戦略の推進に向けた営業活動の強化に努めております。
以上の結果、売上高は7,451百万円(前年同四半期は8,614百万円)となり、セグメント利益は166百万円(前
年同四半期はセグメント利益431百万円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用による影響は、売上高において818百万円の減収となります。
③ eコマース事業
eコマース事業におきましては、消費者のEC利用率は上昇していますが、商材により需要動向が分かれてお
ります。家具・インテリア等の在宅関連商品等、前年度好調に推移した商材における反動減がある一方、キャン
プやフィッシング等のアウトドア関連商品は引き続き好調に推移しております。
以上の結果、売上高は10,539百万円(前年同四半期は10,895百万円)となり、セグメント利益は181百万円
(前年同四半期はセグメント利益438百万円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用による影響は、売上高において347百万円の減収となります。
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㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第2四半期決算短信
④ 健粧品事業
健粧品事業におきましては、事業成長及び収益化に向けて、主にECを中心とした顧客基盤の構築を進めてお
ります。なお、前年同四半期においては、コロナ禍において店舗向け卸事業に影響が生じておりました。
以上の結果、売上高は1,031百万円(前年同四半期は1,368百万円)となり、セグメント利益は43百万円(前年
同四半期はセグメント損失579百万円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用による影響は、売上高において5百万円の減収となります。
⑤ 旅行事業
旅行事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けた緊急事態宣言の再発令やまん延防止等
重点措置の影響を大きく受けております。
以上の結果、売上高は38百万円(前年同四半期は30百万円)となり、セグメント損失は39百万円(前年同四半
期はセグメント損失81百万円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用による影響はありません。
⑥ グループ管轄事業
グループ管轄事業におきましては、当社グループの物流オペレーションや自社保有物流施設等の不動産賃貸を
行っております。
以上の結果、売上高は5百万円(前年同四半期は4百万円)となり、セグメント利益は119百万円(前年同四
半期はセグメント利益136百万円)となりました。なお、内部取引を含めた売上高は1,657百万円(前年同四半期
は1,722百万円)となりました。
なお、収益認識会計基準等の適用による影響はありません。
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は47,606百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,297百万円減少いた
しました。この主な要因は、現金及び預金の減少、棚卸資産の増加によるものであります。
(負債)
負債は19,628百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,627百万円減少いたしました。この主な要因は、未払
金の減少、借入金の減少によるものであります。
(純資産)
純資産は27,978百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,329百万円増加し、自己資本比率は58.8%(前連結
会計年度末は53.4%)となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末
に比べ4,086百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末残高は3,997百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は538百万円(前年同四半期は2,106百万円の使用)となりました。これは主に、
税金等調整前四半期純利益の計上、棚卸資産の増加、未払債務の減少、法人税等の支払などによるものでありま
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は491百万円(前年同四半期は3,028百万円の使用)となりました。これは主に、
有形固定資産の取得による支出などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は3,074百万円(前年同四半期は2,778百万円の獲得)となりました。これは主
に、長期借入金の返済による支出、配当金の支払などによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2021年5月7日の「2021年3月期 決算短信」で公表いたしました2022年3月期
の通期の連結業績予想を修正いたしました。詳細につきましては、本日(2021年10月29日)公表いたしました「業
績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,084 3,997
売掛金 11,214 11,679
棚卸資産 8,488 9,645
その他 4,820 5,100
貸倒引当金 △365 △355
流動資産合計 32,241 30,067
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 7,297 7,066
土地 5,520 5,520
その他(純額) 910 1,103
有形固定資産合計 13,728 13,690
無形固定資産
のれん 128 107
その他 785 752
無形固定資産合計 913 860
投資その他の資産
その他 3,426 3,368
貸倒引当金 △406 △380
投資その他の資産合計 3,020 2,988
固定資産合計 17,661 17,538
資産合計 49,903 47,606
負債の部
流動負債
買掛金 2,850 2,925
短期借入金 4,300 100
未払金 7,283 5,963
未払法人税等 2,278 1,392
引当金 662 345
その他 1,276 1,276
流動負債合計 18,651 12,003
固定負債
長期借入金 3,075 6,025
引当金 63 59
退職給付に係る負債 1,310 1,381
その他 154 159
固定負債合計 4,603 7,624
負債合計 23,255 19,628
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㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 6,018 6,018
資本剰余金 6,644 6,644
利益剰余金 13,414 14,721
自己株式 △3 △4
株主資本合計 26,074 27,380
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 434 476
繰延ヘッジ損益 132 93
為替換算調整勘定 7 26
その他の包括利益累計額合計 574 597
純資産合計 26,648 27,978
負債純資産合計 49,903 47,606
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㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 43,328 41,830
売上原価 27,463 25,891
売上総利益 15,864 15,939
販売費及び一般管理費 11,791 11,258
営業利益 4,073 4,680
営業外収益
受取利息 11 9
受取配当金 18 25
為替差益 51 -
その他 19 16
営業外収益合計 101 50
営業外費用
支払利息 12 16
為替差損 - 2
その他 4 3
営業外費用合計 17 22
経常利益 4,157 4,708
特別損失
固定資産売却損 0 0
固定資産除却損 0 0
特別損失合計 0 0
税金等調整前四半期純利益 4,157 4,708
法人税、住民税及び事業税 1,494 1,336
法人税等調整額 △311 140
法人税等合計 1,182 1,477
四半期純利益 2,974 3,231
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,974 3,231
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㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 2,974 3,231
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 64 42
繰延ヘッジ損益 △58 △38
為替換算調整勘定 △5 18
その他の包括利益合計 0 23
四半期包括利益 2,975 3,254
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,975 3,254
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 4,157 4,708
減価償却費 487 529
のれん償却額 21 21
貸倒引当金の増減額(△は減少) 138 △35
その他の引当金の増減額(△は減少) △5 △284
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 58 70
受取利息及び受取配当金 △30 △34
支払利息 12 16
固定資産除売却損益(△は益) 0 0
営業債権の増減額(△は増加) △2,587 △472
棚卸資産の増減額(△は増加) △570 △1,157
その他の流動資産の増減額(△は増加) △120 △181
仕入債務の増減額(△は減少) 457 91
未払債務の増減額(△は減少) △4,311 △1,305
その他の流動負債の増減額(△は減少) 449 △312
その他 4 5
小計 △1,837 1,659
利息及び配当金の受取額 30 34
利息の支払額 △10 △16
法人税等の支払額 △354 △2,216
法人税等の還付額 65 -
営業活動によるキャッシュ・フロー △2,106 △538
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2,936 △360
無形固定資産の取得による支出 △183 △122
差入保証金の差入による支出 △1 △18
差入保証金の回収による収入 90 7
その他 2 1
投資活動によるキャッシュ・フロー △3,028 △491
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 3,000 3,000
長期借入金の返済による支出 △50 △4,250
自己株式の売却による収入 2 -
配当金の支払額 △172 △1,823
その他 △1 △1
財務活動によるキャッシュ・フロー 2,778 △3,074
現金及び現金同等物に係る換算差額 △5 18
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △2,362 △4,086
現金及び現金同等物の期首残高 4,828 8,084
非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の
1 -
増加額
現金及び現金同等物の四半期末残高 2,468 3,997
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。収益認識会
計基準等の適用による主な変更点は、以下のとおりであります。
① 返品される可能性のある商品販売取引に係る収益認識
返品される可能性のある商品販売取引について、従来は顧客から返品された商品を当社が検収した時点で
売上高から控除しておりましたが、予想される返品部分に関しては、変動対価に関する定めに従って販売時
に収益を認識せず、顧客への返金が見込まれる金額について返金負債を計上する方法に変更しております。
② 代理人取引に係る収益認識
ソリューション事業におけるアフィリエイトに係る収益について、従来は顧客から受け取る対価の総額を
収益として認識しておりましたが、代理人に該当する取引として、純額で収益を認識する方法に変更してお
ります。
③ 他社ポイントプログラムに係る収益認識
他社が運営するポイントプログラムに係るポイント相当額について、従来は販売費及び一般管理費の販売
促進費として計上しておりましたが、顧客に対する商品販売の履行義務に係る取引価格の算定において、第
三者のために回収する金額として、取引価格から控除し収益を認識する方法に変更しております。
④ 自社ポイントプログラムに係る収益認識
自社が運営するポイントプログラムについて、従来は付与したポイントの利用に備えるため、将来利用さ
れると見込まれる額をポイント引当金として計上しておりましたが、付与したポイントを履行義務として識
別し、取引価格から将来顧客により行使されると見込まれる金額を控除し収益を認識する方法に変更してお
ります。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半
期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、
収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従
ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,124百万円減少し、売上原価は784百万円減少し、販売費及
び一般管理費は365百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ25百万円増加し
ております。また、利益剰余金の当期首残高は94百万円減少しております。
なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法
により組替えを行っておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用しております。なお、この適用による四半期連結財務諸表への
影響はありません。
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㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ソリュー
eコマース 健粧品 グループ (注)1 計上額
通販事業 ション 旅行事業 計
事業 事業 管轄事業 (注)2
事業
売上高
外部顧客への
22,414 8,614 10,895 1,368 30 4 43,328 - 43,328
売上高
セグメント間
の内部売上高 39 1,372 241 21 - 1,718 3,392 △3,392 -
又は振替高
計 22,453 9,987 11,137 1,390 30 1,722 46,720 △3,392 43,328
セグメント利益
3,833 431 438 △579 △81 136 4,178 △21 4,157
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額には、未実現利益等の調整△21百万円が含まれております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
前連結会計年度の末日に比べ、「ソリューション事業」の資産金額は、6,251百万円増加しております。これ
は、新物流センター「SLCみらい」の稼働開始等によるものであります。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ソリュー
eコマース 健粧品 グループ (注)1 計上額
通販事業 ション 旅行事業 計
事業 事業 管轄事業 (注)2
事業
売上高
外部顧客への
22,762 7,451 10,539 1,031 38 5 41,830 - 41,830
売上高
セグメント間
の内部売上高 8 1,328 147 7 - 1,651 3,143 △3,143 -
又は振替高
計 22,771 8,779 10,687 1,039 38 1,657 44,973 △3,143 41,830
セグメント利益
4,250 166 181 43 △39 119 4,722 △13 4,708
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額には、未実現利益等の調整△13百万円が含まれております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「(会計方針の変更)(収益認識に関する会計基準等の適用)」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間
の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの
利益又は損失の算定方法を同様に変更しております。
これにより、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間における売上高は「通販事業」で46百万円増
加し、「ソリューション事業」で818百万円、「eコマース事業」で347百万円及び「健粧品事業」で5百万円
減少しております。また、セグメント利益は「通販事業」で25百万円増加しております。
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