8005 スクロール 2021-07-30 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
                                                                            
 
                 2022年3月期  第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                              2021年7月30日
上場会社名        株式会社    スクロール                                                                    上場取引所  東
コード番号        8005    URL  https://www.scroll.jp/
代表者          (役職名) 代表取締役社長       (氏名)鶴見                             知久
問合せ先責任者      (役職名) 取締役執行役員経営統括部長 (氏名)杉本                             泰宣          TEL  053-464-1114
四半期報告書提出予定日  2021年8月6日                                配当支払開始予定日            -
 
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有      
 
四半期決算説明会開催の有無      : 無      
 
 
                                                                                          (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
  (1)連結経営成績(累計)                                                            (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                                                                                        親会社株主に帰属する
                  売上高         営業利益                                       経常利益
                                                                                          四半期純利益
                           百万円        %             百万円        %         百万円         %     百万円      %
    2022年3月期第1四半期          21,836     -             2,954      -          2,979      -     2,009    -
    2021年3月期第1四半期          21,996   13.8            2,592   128.6         2,631   120.9    1,834 131.6
 
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 1,978百万円 (-%)     2021年3月期第1四半期 1,844百万円 (163.5%)
 
                                潜在株式調整後
                     1株当たり
                                 1株当たり
                    四半期純利益
                                 四半期純利益
                          円 銭         円 銭
  2022年3月期第1四半期           57.63         -
  2021年3月期第1四半期           53.14         -
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首か
       ら適用しており、2022年3月期第1四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっ
       ており、対前年同四半期増減率は記載しておりません。
 
   (2)連結財政状態
                                総資産                             純資産                     自己資本比率
                                           百万円                           百万円                          %
    2022年3月期第1四半期                          47,643                        26,701                     56.0
    2021年3月期                               49,903                        26,648                     53.4
 
(参考)自己資本      2022年3月期第1四半期  26,701百万円    2021年3月期 26,648百万円
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首か
       ら適用しており、2022年3月期第1四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっ
       ております。
 
2.配当の状況
                                         年間配当金
 
                   第1四半期末   第2四半期末       第3四半期末      期末        合計
                        円 銭        円 銭         円 銭       円 銭      円 銭
  2021年3月期                -         7.50         -       52.50    60.00
  2022年3月期                -                                      
  2022年3月期(予想)                     10.00         -       10.00    20.00
 
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無    
 
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
                                                                                   (%表示は、対前期増減率)
 
                                                                               親会社株主に帰属       1株当たり
                     売上高               営業利益                     経常利益
                                                                               する当期純利益        当期純利益
                  百万円           %    百万円             %      百万円        %        百万円   %          円 銭
        通期        80,000        -    3,900           -      4,000      -        2,800 -          80.31
 
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無    
 
   2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準29号)等を適用するため、上記の連結業績
   予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載しておりません。
※  注記事項
    (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無    
       新規  -社  (社名)-、除外  -社  (社名)-
 
 
    (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無    
 
 
    (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        : 有    
 
         ②  ①以外の会計方針の変更                      : 無    
 
         ③  会計上の見積りの変更                        : 無    
 
         ④  修正再表示                                  : 無    
 
         (注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事
            項(会計方針の変更)」をご覧ください。
 
    (4)発行済株式数(普通株式)
         ①  期末発行済株式数(自己株式を含む)              2022年3月期1Q        34,873,050株   2021年3月期     34,873,050株

         ②  期末自己株式数                        2022年3月期1Q            6,939株    2021年3月期         6,845株

    ③  期中平均株式数(四半期累計)   2022年3月期1Q 34,866,174株                             2021年3月期1Q   34,519,690株
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
     (将来に関する記述等についてのご注意)
      本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
     断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、今
     後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。なお、上記予想に関する事項は、〔添付資料〕3ページ
     「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。


     (四半期決算補足説明資料の入手方法について)
      四半期決算説明資料は、2021年7月30日に当社ホームページに掲載いたします。
      
                                    ㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第1四半期決算短信

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………        2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………        2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………        3
     (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………        3
    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………        4
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………        4
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………        6
        四半期連結損益計算書                                             
         第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………        6
        四半期連結包括利益計算書                                           
         第1四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………        7
     (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………        8
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………        8
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………        8
       (会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………        8
       (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………        9
 




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                                      ㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第1四半期決算短信

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
    当社グループは、当第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号
  2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用しております。この結果、前第1四半期連結累計
  期間と収益の会計処理が異なることから、以下の経営成績に関する説明において、増減額及び前年同四半期比
  (%)を記載せずに説明しております。
   当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受け、厳し
  い状況が続いております。小売業界におきましては、緊急事態宣言の再発出に伴う各種制限や雇用・所得環境の悪
  化により個人消費が低迷しており、先行きは不透明な状況となっております。通販業界におきましては、消費者の
  通販利用は増加しているものの、業種業態を越えた競争が激化しており、厳しい経営環境となっております。
   このような環境のなか、当社グループは新たな中期経営計画「Next Evolution 2023」を策定し、「DMC
  (Direct Marketing Conglomerate)複合通販企業の変容と進化」をテーマに、来るべき流通暗黒時代に備え、内
  包する事業課題の解消や将来を見据えたビジネスモデルの推進、ビジネスインフラの強化及びプライム市場への移
  行を見据えたコーポレート・ガバナンスの強化など、ビジネスモデルの変容と進化に努めてまいりました。
   以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高21,836百万円(前年同四半期は21,996百万円)と
  なりました。利益面におきましては、営業利益2,954百万円(前年同四半期は2,592百万円)、経常利益2,979百万
  円(前年同四半期は2,631百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,009百万円(前年同四半期は1,834百万
  円)となりました。
   なお、収益認識会計基準等を適用したことにより、当第1四半期連結累計期間の経営成績は従来の会計処理方法
  に比べ、売上高は644百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ24百万円減少
  しております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会
  計方針の変更)」をご参照ください。
    
   セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
   なお、セグメント別の売上高は連結相殺消去後の数値を、セグメント利益又は損失は、連結相殺消去前の数値を
  記載しております。
   
  ①   通販事業
    通販事業におきましては、巣ごもり消費が落ち着きをみせるなか、新規媒体の企画や品揃えの拡充に取り組
   み、売上が増加いたしました。また、商品調達方法の見直しによる原価率の低減や、効果的なカタログ配布によ
   る販促費の削減に取り組むなど、事業効率の最大化を推進しております。
    以上の結果、売上高は12,271百万円(前年同四半期は12,041百万円)となり、セグメント利益は2,554百万円
   (前年同四半期はセグメント利益2,209百万円)となりました。
    なお、収益認識会計基準等の適用による減収影響は33百万円、減益影響は24百万円となります。
  ②   ソリューション事業
      ソリューション事業におきましては、巣ごもり消費の影響が縮小したこと等により、物流代行サービスにおけ
   る取扱量が前年同四半期比で減少しておりますが、決済代行サービスやメディア事業につきましては堅調に推移
   しております。今後更なる拡大が予想されるEC・通販市場におけるニーズにお応えすべく、ソリューションメ
   ニューの強化・拡大及び全国通販3PL戦略の推進に向けた営業活動の強化に努めております。
    以上の結果、売上高は3,714百万円(前年同四半期は4,471百万円)となり、セグメント利益は107百万円(前
   年同四半期はセグメント利益263百万円)となりました。
    なお、収益認識会計基準等の適用による減収影響は433百万円となります。
  ③   eコマース事業
      eコマース事業におきましては、消費者のEC利用率は上昇していますが、商材により需要動向が分かれてお
   ります。家具・インテリア等の在宅関連商品は前連結会計年度の特需の反動減がある一方、キャンプやフィッシ
   ング等のアウトドア関連商品は引き続き好調に推移しております。
    以上の結果、売上高は5,289百万円(前年同四半期は4,776百万円)となり、セグメント利益は151百万円(前
   年同四半期はセグメント利益108百万円)となりました。
      なお、収益認識会計基準等の適用による減収影響は174百万円となります。




                              - 2 -
                                       ㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第1四半期決算短信

      ④   健粧品事業
        健粧品事業におきましては、事業成長及び収益化に向けて、主にECを中心とした顧客基盤の構築を進めてい
       ることに加え、運営コストの削減にも取り組んでおります。
        以上の結果、売上高は543百万円(前年同四半期は704百万円)となり、セグメント利益は93百万円(前年同四
       半期はセグメント利益7百万円)となりました。
          なお、収益認識会計基準等の適用による減収影響は2百万円となります。
      ⑤   旅行事業
        旅行事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けた緊急事態宣言の再発出やまん延防止等
       重点措置の影響を受けております。
        以上の結果、売上高は16百万円(前年同四半期は2百万円)となり、セグメント損失は20百万円(前年同四半
       期はセグメント損失37百万円)となりました。
          なお、収益認識会計基準等の適用による影響はありません。
      ⑥   グループ管轄事業
        グループ管轄事業におきましては、当社グループの物流オペレーションや自社保有物流施設等の不動産賃貸を
       行っております。
        以上の結果、売上高は2百万円(前年同四半期は2百万円)となり、セグメント利益は100百万円(前年同四
       半期はセグメント利益103百万円)となりました。また、内部取引を含めた売上高は851百万円(前年同四半期は
       864百万円)となりました。
         なお、収益認識会計基準等の適用による影響はありません。
         
    (2)財政状態に関する説明
      (資産)
       当第1四半期連結会計期間末の総資産は47,643百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,260百万円減少いたし
      ました。この主な要因は、現金及び預金の減少、売掛金の増加によるものであります。
      (負債)
       負債は20,941百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,314百万円減少いたしました。この主な要因は、未払法
      人税等の減少によるものであります。
      (純資産)
       純資産は26,701百万円となり、前連結会計年度末に比べ53百万円増加し、自己資本比率は56.0%(前連結会計年
      度末は53.4%)となりました。
 
    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
       連結業績予想につきましては、2021年5月7日の「2021年3月期   決算短信」で公表いたしました2022年3月期
      の通期の連結業績予想に変更はありません。
 




                               - 3 -
                               ㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第1四半期決算短信

2.四半期連結財務諸表及び主な注記
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                   (単位:百万円)
                           前連結会計年度            当第1四半期連結会計期間
                          (2021年3月31日)          (2021年6月30日)
    資産の部                                                       
     流動資産                                                      
       現金及び預金                         8,084               1,328
       売掛金                           11,214              14,367
       棚卸資産                           8,488               9,862
       その他                            4,820               5,021
       貸倒引当金                          △365                △355
       流動資産合計                        32,241              30,225
     固定資産                                                      
       有形固定資産                                                  
         建物及び構築物(純額)                  7,297               7,179
         土地                           5,520               5,520
         その他(純額)                        910                 996
         有形固定資産合計                    13,728              13,696
       無形固定資産                                                  
         のれん                            128                 117
         その他                            785                 757
         無形固定資産合計                       913                 874
       投資その他の資産                                                
         その他                          3,426               3,256
         貸倒引当金                        △406                △410
         投資その他の資産合計                   3,020               2,845
       固定資産合計                        17,661              17,417
     資産合計                            49,903              47,643
    負債の部                                                       
     流動負債                                                      
       買掛金                            2,850               3,226
       短期借入金                          4,300               4,300
       未払金                            7,283               6,347
       未払法人税等                         2,278                 754
       引当金                              662                 216
       その他                            1,276               1,483
       流動負債合計                        18,651              16,329
     固定負債                                                      
       長期借入金                          3,075               3,050
       引当金                               63                  60
       退職給付に係る負債                      1,310               1,346
       その他                              154                 154
       固定負債合計                         4,603               4,611
     負債合計                            23,255              20,941
 




                       - 4 -
                               ㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第1四半期決算短信

 
                                                   (単位:百万円)
                           前連結会計年度            当第1四半期連結会計期間
                          (2021年3月31日)          (2021年6月30日)
    純資産の部                                                      
     株主資本                                                      
       資本金                            6,018               6,018
       資本剰余金                          6,644               6,644
       利益剰余金                         13,414              13,499
       自己株式                             △3                  △3
       株主資本合計                        26,074              26,158
     その他の包括利益累計額                                               
       その他有価証券評価差額金                     434                 433
       繰延ヘッジ損益                          132                  87
       為替換算調整勘定                           7                  22
       その他の包括利益累計額合計                    574                 543
     純資産合計                           26,648              26,701
    負債純資産合計                          49,903              47,643
 




                       - 5 -
                                    ㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第1四半期決算短信

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                                        (単位:百万円)
                            前第1四半期連結累計期間          当第1四半期連結累計期間
                             (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                              至 2020年6月30日)         至 2021年6月30日)
    売上高                                  21,996               21,836
    売上原価                                 13,430               13,273
    売上総利益                                 8,566                8,563
    販売費及び一般管理費                            5,973                5,608
    営業利益                                  2,592                2,954
    営業外収益                                                           
     受取利息                                     3                    5
     受取配当金                                   18                   25
     為替差益                                    15                   -
     その他                                      8                    6
     営業外収益合計                                 46                   37
    営業外費用                                                           
     支払利息                                     5                    8
     為替差損                                    -                     2
     その他                                      2                    1
     営業外費用合計                                  7                   12
    経常利益                                  2,631                2,979
    特別損失                                                            
     固定資産売却損                                  0                   -
     固定資産除却損                                  0                    0
     特別損失合計                                   0                    0
    税金等調整前四半期純利益                          2,631                2,979
    法人税、住民税及び事業税                            766                  741
    法人税等調整額                                  30                  228
    法人税等合計                                  796                  970
    四半期純利益                                1,834                2,009
    親会社株主に帰属する四半期純利益                      1,834                2,009
 




                            - 6 -
                               ㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第1四半期決算短信

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第1四半期連結累計期間)
                                                   (単位:百万円)
                       前第1四半期連結累計期間          当第1四半期連結累計期間
                        (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                         至 2020年6月30日)         至 2021年6月30日)
    四半期純利益                          1,834                2,009
    その他の包括利益                                                  
     その他有価証券評価差額金                      46                  △0
     繰延ヘッジ損益                         △32                  △44
     為替換算調整勘定                         △4                    14
     その他の包括利益合計                        10                 △30
    四半期包括利益                         1,844                1,978
    (内訳)                                                      
     親会社株主に係る四半期包括利益                1,844                1,978
     非支配株主に係る四半期包括利益                   -                    -
 




                       - 7 -
                                           ㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第1四半期決算短信

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
    (継続企業の前提に関する注記)
     該当事項はありません。
 
    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
        該当事項はありません。
     
    (会計方針の変更)
      (収益認識に関する会計基準等の適用)
         「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
        う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
        で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。収益認識会
        計基準等の適用による主な変更点は、以下のとおりです。
          
         ①    返品される可能性のある商品販売取引に係る収益認識
              返品される可能性のある商品販売取引について、従来は顧客から返品された商品を当社が検収した時点で
             売上高から控除しておりましたが、予想される返品部分に関しては、変動対価に関する定めに従って販売時
             に収益を認識せず、顧客への返金が見込まれる金額について返金負債を計上する方法に変更しております。
          
         ②    代理人取引に係る収益認識
              ソリューション事業におけるアフィリエイトに係る収益について、従来は顧客から受け取る対価の総額を
             収益として認識しておりましたが、代理人に該当する取引として、純額で収益を認識する方法に変更してお
             ります。
          
         ③    他社ポイントプログラムに係る収益認識
              他社が運営するポイントプログラムに係るポイント相当額について、従来は販売費及び一般管理費の販売
             促進費として計上しておりましたが、顧客に対する商品販売の履行義務に係る取引価格の算定において、第
             三者のために回収する金額として、取引価格から控除し収益を認識する方法に変更しております。
          
         ④    自社ポイントプログラムに係る収益認識
              自社が運営するポイントプログラムについて、従来は付与したポイントの利用に備えるため、将来利用さ
             れると見込まれる額をポイント引当金として計上しておりましたが、付与したポイントを履行義務として識
             別し、取引価格から将来顧客により行使されると見込まれる金額を控除し収益を認識する方法に変更してお
             ります。
          
         収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
        おり、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第1
        四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただ
        し、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱
        いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
         この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は644百万円減少し、売上原価は434百万円減少し、販売費及び
        一般管理費は184百万円減少し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ24百万円減少して
        おります。また、利益剰余金の当期首残高は94百万円減少しております。
         なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法
        により組替えを行っておりません。
          
        (時価の算定に関する会計基準等の適用)
         「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
        う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計
        基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計等が
        定める新たな会計方針を、将来にわたって適用しております。なお、この適用による四半期連結財務諸表への影
        響はありません。




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                                                     ㈱スクロール (8005) 2022年3月期 第1四半期決算短信

 (セグメント情報)
 Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                      (単位:百万円)
                                     報告セグメント                                                   四半期連結
                                                                                     調整額       損益計算書
                     ソリュー
                               eコマース      健粧品               グループ                     (注)1       計上額
           通販事業      ション                            旅行事業                 計
                                事業        事業                管轄事業                               (注)2
                      事業

売上高                                                                                                    
 外部顧客への
            12,041    4,471     4,776       704         2       2       21,996           -      21,996
 売上高
 セグメント間の
 内部売上高          32      649       185          18      -      862       1,748        △1,748         -
 又は振替高
      計     12,073    5,121     4,961       722         2     864       23,745       △1,748     21,996
セグメント利益
             2,209      263       108           7     △37     103       2,654          △22       2,631
又は損失(△)
 (注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額には、未実現利益等△22百万円が含まれております。
      2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
     
  2.報告セグメントごとの資産に関する情報
    当第1四半期連結会計期間において、新物流センター「SLCみらい」の稼働開始等により、前連結会計年度
      の末日に比べ、当第1四半期連結会計期間の末日の報告セグメントの資産の金額は、「ソリューション事業」に
      おいて6,326百万円増加しております。
   
 Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
  1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                      (単位:百万円)
                                     報告セグメント                                                   四半期連結
                                                                                     調整額       損益計算書
                     ソリュー
                               eコマース      健粧品               グループ                     (注)1       計上額
           通販事業      ション                            旅行事業                 計
                                事業        事業                管轄事業                               (注)2
                      事業

売上高                                                                                                    
 外部顧客への
            12,271    3,714     5,289       543        16       2       21,836           -      21,836
 売上高
 セグメント間の
 内部売上高           4      676          77         4      -      849       1,612        △1,612         -
 又は振替高
      計     12,275    4,390     5,367       547        16     851       23,449       △1,612     21,836
セグメント利益
             2,554      107       151          93     △20     100       2,987           △7       2,979
又は損失(△)
 (注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額には、未実現利益等△7百万円が含まれております。
      2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
     
  2.報告セグメントの変更等に関する事項
      (収益認識に関する会計基準等の適用)
       「(会計方針の変更)(収益認識に関する会計基準等の適用)」に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間
      の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利
      益又は損失の算定方法を同様に変更しております。
       これにより、従来の方法に比べて、当第1四半期連結累計期間における売上高は「通販事業」で33百万円、
      「ソリューション事業」で433百万円、「eコマース事業」で174百万円及び「健粧品事業」で2百万円減少して
      おります。また、セグメント利益は「通販事業」で24百万円減少しております。
        
        



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