8005 スクロール 2021-01-29 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月29日
上場会社名 株式会社 スクロール 上場取引所 東
コード番号 8005 URL https://www.scroll.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役会長 (氏名)堀田 守
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員経営統括部長 (氏名)杉本 泰宣 TEL 053-464-1114
四半期報告書提出予定日 2021年2月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 65,581 16.1 6,372 150.8 6,504 144.9 4,515 336.4
2020年3月期第3四半期 56,464 2.4 2,541 17.5 2,656 21.9 1,034 △28.5
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 4,529百万円 (335.0%) 2020年3月期第3四半期 1,041百万円(△13.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 130.62 130.25
2020年3月期第3四半期 30.11 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 48,488 25,683 53.0
2020年3月期 43,270 21,462 49.6
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 25,679百万円 2020年3月期 21,440百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 5.00 - 5.00 10.00
2021年3月期 - 7.50 -
2021年3月期(予想) 44.50 52.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 83,000 14.3 6,400 198.3 6,500 183.0 4,500 539.5 129.27
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 34,818,050株 2020年3月期 34,818,050株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 6,748株 2020年3月期 303,072株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 34,572,553株 2020年3月期3Q 34,359,105株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、今
後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。なお、上記予想に関する事項は、〔添付資料〕3ページ
「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算説明資料は、2021年1月29日に当社ホームページに掲載いたします。
㈱スクロール (8005) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 8
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大による経済
活動の急速な収縮により、景気は後退局面に入りました。2020年5月に緊急事態宣言が解除された後は徐々に経済
活動が再開され、政府による各種支援策の効果もあり、景気は持ち直しの動きをみせましたが、第3波の到来によ
り感染者数が急増しており、先行きは極めて不透明な状況が続いています。小売業界におきましては、外出自粛や
営業時間の短縮等の影響に加え、所得・雇用環境の悪化による消費マインドの減退が懸念されています。コロナ禍
における消費志向の変化等から、商材により需要動向が分かれていますが、依然として厳しい経営環境が続いてい
ます。通販業界におきましては、外出自粛に伴う購買行動の変化により、EC・通販の利用が増加しています。一
方、新規参入企業の増加や物流コストの上昇等により、業種・業態を越えた競争が激化しています。
このような事業環境のなか、当社グループは、「収益力のあるDMC(Direct Marketing Conglomerate)複合
通販企業戦略の推進」を方針とし、主力である通販事業の収益最大化及びソリューション事業の成長に向けた施策
等に取り組んでまいりました。なお、就業環境につきましては、新型コロナウイルス感染症への対策として、グル
ープの行動基準計画に則り、拠点ごとの感染警戒レベルに応じて在宅勤務体制へ柔軟に変更するなど、従業員やお
取引先関係者の安全と健康を最優先に考えた事業運営を行っております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高65,581百万円(前年同四半期比16.1%増)となり
ました。利益面におきましては、営業利益6,372百万円(同150.8%増)、経常利益6,504百万円(同144.9%増)、
親会社株主に帰属する四半期純利益4,515百万円(同336.4%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
前連結会計年度まで、7つの報告セグメントで事業を展開してまいりましたが、このうち「海外事業」セグメン
トにおいて実施しておりました、ASEANにおける取引先の新規開拓やグループ商材の販路構築機能を、第1四
半期連結会計期間から、「通販事業」及び「グループ管轄事業」セグメントに移管し、6つの報告セグメントへと
変更しております。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替
えた数値で比較しております。詳細は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関す
る注記事項(セグメント情報)」をご参照ください。
なお、セグメント別の売上高は連結相殺消去後の数値を、セグメント利益又は損失は、連結相殺消去前の数値を
記載しております。
① 通販事業
通販事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛の意識の高まり等に伴い、ホーム
ウェアをはじめとする在宅商品を中心に売上が増加いたしました。このようななか、商品調達方法の見直しによ
る原価率の低減や、効率的なカタログ配布による販促費率の低減に取り組むなど、事業効率の向上による収益の
最大化を推進しております。
以上の結果、売上高は33,318百万円(前年同四半期比18.1%増)となり、セグメント利益は5,653百万円(同
140.1%増)となりました。
② ソリューション事業
ソリューション事業におきましては、顧客であるEC・通販事業者の巣ごもり消費等に伴う需要拡大により、
物流代行、決済代行サービス及びアフィリエイトをはじめとするメディア事業の売上が増加いたしました。今後
更なる成長が見込まれるEC・通販市場において、より多くのソリューションサービスを提供できるよう、引き
続き、サービスメニューの拡充に取り組んでおります。また、2020年5月に茨城県つくばみらい市において稼働
した大型物流センター「SLCみらい」の新規顧客獲得に向けた営業活動に注力し、全国通販3PL戦略を推進
してまいります。
以上の結果、売上高は13,040百万円(同21.3%増)となり、セグメント利益は677百万円(同114.7%増)とな
りました。
③ eコマース事業
eコマース事業におきましては、コロナ禍における実店舗の休業や外出自粛の影響によりお客様の消費動向や
生活様式が変化するなか、キャンプやフィッシングなどのアウトドア用品や、インテリア・雑貨などの巣ごもり
需要商品の売上が増加いたしました。さらに、防災意識の高まりに伴う防災用品・備蓄品等の需要増により、特
に自治体向けの販売も増加いたしました。また、各社において販促活動の効率化を追求し、収益力強化に向けた
事業基盤の構築に注力いたしました。
以上の結果、売上高は17,044百万円(同19.2%増)となり、セグメント利益は755百万円(同203.1%増)とな
りました。
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④ 健粧品事業
健粧品事業におきましては、店舗向け卸販売が新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けるなか、インタ
ーネットを中心とした直接販売を強化し、顧客基盤の構築に注力しております。また、コロナ禍における新たな
生活スタイルに対応した新製品の開発にも取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高は2,037百万円(同26.7%減)となり、セグメント損失は641百万円(前年同四半期はセグ
メント損失473百万円)となりました。
⑤ 旅行事業
旅行事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による国内の旅行自粛や海外からの入国制限などが
続いております。「GoToトラベル」施策により、事業活動を再開いたしましたが、施策の一時停止や感染者
の急増により、再び不透明な状況になっております。
以上の結果、売上高は134百万円(前年同四半期比66.5%減)となり、セグメント損失は80百万円(前年同四
半期はセグメント損失97百万円)となりました。
⑥ グループ管轄事業
グループ管轄事業におきましては、当社グループの物流オペレーションや自社保有物流施設等の不動産賃貸を
行っております。
以上の結果、売上高は6百万円(前年同四半期比6.1%減)となり、セグメント利益は171百万円(同0.1%
減)となりました。なお、内部取引を含めた売上高は2,560百万円(同27.4%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は48,488百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,218百万円増加いたし
ました。この主な要因は、売上高の増加に伴う売掛金の増加、建物及び構築物の増加によるものであります。
(負債)
負債は22,805百万円となり、前連結会計年度末に比べ997百万円増加いたしました。この主な要因は、借入金の
増加、未払法人税等の増加、未払金の減少によるものであります。
(純資産)
純資産は25,683百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,220百万円増加し、自己資本比率は53.0%(前連結会
計年度末は49.6%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2020年10月29日の「業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ」にお
いて公表いたしました2021年3月期の通期の連結業績予想を修正いたしました。詳細につきましては、本日(2021
年1月29日)公表いたしました「業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,828 2,834
売掛金 9,577 14,486
たな卸資産 8,390 9,399
その他 4,485 4,552
貸倒引当金 △305 △357
流動資産合計 26,976 30,916
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,895 7,388
土地 5,520 5,520
その他(純額) 3,282 976
有形固定資産合計 12,698 13,884
無形固定資産
のれん 171 139
その他 788 675
無形固定資産合計 959 814
投資その他の資産
その他 2,871 3,275
貸倒引当金 △235 △401
投資その他の資産合計 2,636 2,873
固定資産合計 16,294 17,572
資産合計 43,270 48,488
負債の部
流動負債
買掛金 2,561 3,401
短期借入金 100 4,300
未払金 11,691 6,724
未払法人税等 395 1,789
引当金 321 243
その他 1,007 1,753
流動負債合計 16,077 18,211
固定負債
長期借入金 4,375 3,100
引当金 82 63
退職給付に係る負債 1,180 1,275
その他 94 155
固定負債合計 5,731 4,594
負債合計 21,808 22,805
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 6,005 6,005
資本剰余金 6,657 6,631
利益剰余金 8,662 12,746
自己株式 △169 △3
株主資本合計 21,155 25,380
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 219 315
繰延ヘッジ損益 61 △20
為替換算調整勘定 4 4
その他の包括利益累計額合計 285 299
新株予約権 21 3
純資産合計 21,462 25,683
負債純資産合計 43,270 48,488
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 56,464 65,581
売上原価 35,842 40,997
売上総利益 20,622 24,584
販売費及び一般管理費 18,080 18,212
営業利益 2,541 6,372
営業外収益
受取利息 12 16
受取配当金 40 34
為替差益 31 70
その他 62 37
営業外収益合計 147 159
営業外費用
支払利息 16 21
その他 15 5
営業外費用合計 32 26
経常利益 2,656 6,504
特別利益
投資有価証券売却益 - 0
特別利益合計 - 0
特別損失
固定資産除却損 7 0
減損損失 778 105
その他 - 0
特別損失合計 785 107
税金等調整前四半期純利益 1,870 6,397
法人税、住民税及び事業税 799 2,081
法人税等調整額 35 △199
法人税等合計 835 1,881
四半期純利益 1,034 4,515
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,034 4,515
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 1,034 4,515
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △0 96
繰延ヘッジ損益 17 △81
為替換算調整勘定 △9 △0
その他の包括利益合計 6 13
四半期包括利益 1,041 4,529
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,041 4,529
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ソリュー
eコマース 健粧品 グループ (注)1 計上額
通販事業 ション 旅行事業 計
事業 事業 管轄事業 (注)2
事業
売上高
外部顧客への
28,223 10,752 14,301 2,779 401 6 56,464 - 56,464
売上高
セグメント間
の内部売上高 76 1,671 246 △199 0 2,003 3,798 △3,798 -
又は振替高
計 28,299 12,423 14,547 2,580 401 2,010 60,262 △3,798 56,464
セグメント利益
2,354 315 249 △473 △97 171 2,519 136 2,656
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額には、未実現利益等の調整136百万円が含まれております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「健粧品事業」において、第2四半期連結会計期間に、当社の連結子会社である株式会社キナリに係る固定資
産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額155百万円を減損損失として計上しております。
また、「ソリューション事業」において、第2四半期連結会計期間に、当社の連結子会社である株式会社もし
もに係る固定資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額622百万円を減損損失として計上
しております。
(のれんの金額の重要な変動)
「健粧品事業」において、第2四半期連結会計期間に、当社の連結子会社である株式会社キナリについて株式
取得時に想定していた収益が見込めなくなったため、のれんの未償却残高116百万円を減損損失として計上して
おります。
また、「ソリューション事業」において、第2四半期連結会計期間に、当社の連結子会社である株式会社もし
もについて株式取得時に想定していた収益が見込めなくなったため、のれんの未償却残高516百万円を減損損失
として計上しております。
なお、上記(固定資産に係る重要な減損損失)の中に当該のれんの減損も含めて記載しております。
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ソリュー
eコマース 健粧品 グループ (注)1 計上額
通販事業 ション 旅行事業 計
事業 事業 管轄事業 (注)2
事業
売上高
外部顧客への
33,318 13,040 17,044 2,037 134 6 65,581 - 65,581
売上高
セグメント間
の内部売上高 47 2,050 336 57 - 2,554 5,046 △5,046 -
又は振替高
計 33,365 15,091 17,381 2,095 134 2,560 70,628 △5,046 65,581
セグメント利益
5,653 677 755 △641 △80 171 6,535 △31 6,504
又は損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額には、未実現利益等の調整△31百万円が含まれております。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
前連結会計年度の末日に比べ、「ソリューション事業」の資産金額は、7,336百万円増加しております。これ
は、新物流センター「SLCみらい」の稼働開始等によるものであります。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、従来、「海外事業」に含めていた海外子会社3社を「グループ管轄事業」へ、
「海外事業」に含めていた機能を「通販事業」へ報告セグメントを変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第3四半期連結累計期間の報告セグメントの区分に
基づき作成したものを開示しております。
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