7999 MUTOH-HD 2020-11-12 16:00:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月12日
上場会社名 MUTOHホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 7999 URL https://www.mutoh-hd.co.jp/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)礒邊 泰彦
問合せ先責任者 (役職名) 経営管理部長 (氏名)福冨 弘悦 TEL 03-6758-7100
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切り捨て)
1.2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 6,272 △24.4 △576 - △452 - △592 -
2020年3月期第2四半期 8,293 △13.3 △65 - △62 - △111 -
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 △327百万円 (-%) 2020年3月期第2四半期 △231百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第2四半期 △130.20 -
2020年3月期第2四半期 △24.46 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第2四半期 24,565 20,584 80.9
2020年3月期 26,869 21,113 75.9
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 19,872百万円 2020年3月期 20,386百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 期末 第3四半期末
合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭円 銭
2020年3月期 - 0.00 35.00 35.00-
2021年3月期 - 0.00
2021年3月期(予想) - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
当社は定款において第2四半期末日及び期末日を配当基準日と定めておりますが、現時点では期末日における配当
予想額は未定としております。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大による影響を現段階において適切かつ
合理的に算出することが困難であるため、未定としております。
なお、今後、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 5,054,818株 2020年3月期 5,054,818株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 499,634株 2020年3月期 505,096株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 4,552,150株 2020年3月期2Q 4,549,980株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
MUTOHホールディングス㈱(7999)
2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
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MUTOHホールディングス㈱(7999)
2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における世界経済環境は、世界中に拡大している新型コロナウイルス感染症に終息の
兆しが見えないなか、各国で実施された移動規制や外出制限は緩和されつつあり、経済活動は段階的に再開されて
おりますが、効果的な治療薬やワクチンが開発されていない状況下、感染拡大第2波の発生により再び経済活動が
制限される国や地域が出てくるなど、先行きは非常に不透明となっております。米国経済は企業の景況感、雇用環
境の改善は続いていますが依然低水準で推移し、本格回復には至っておりません。欧州においてはユーロ圏主要国
において新型コロナウイルス感染症の感染拡大第2波の影響により、上向きつつあった景気は再び減速に転じ、厳
しい情勢です。中国は政府の指示により企業が早期に操業再開したこともあり、経済活動は新型コロナウイルス感
染症の拡大前の水準まで回復しつつありますが、急速な回復政策の反動が懸念されております。また、国内経済に
おいては、企業の生産活動は回復傾向にあり景気は一部に持ち直しの動きがみられますが、雇用環境は悪化傾向が
継続し、入国制限の緩和は一部にとどまりインバウンド需要もほぼゼロの状況が続くとみられ、経済活動の停滞は
長期化傾向にあります。
このような状況のなか当社グループは、従業員の雇用を守りながら、生産調整、流通在庫の圧縮、保有資産の圧
縮、不要不急経費の抜本的見直しなどキャッシュ・フローを重視した施策を推進してまいりました。さらにコロナ
と共生下、稼ぐ、削る、防ぐ、の3つの視点で開発・製造・販売・働き方改革に取り組み、新常態下での新しい経
営の姿を模索しています。
大判インクジェットプリンタ事業においては、昨年10月より新たな市場創出に向けて導入したプルーフシステム
において、「VJ-628MP」ならびに「VJ-1627MH」の2機種で、Japan Color認証制度による「プルーフ機器認証」を
取得いたしました。ISO国際標準に準拠した「Japan Colorプルーフ機器認証」を取得したことで、MUTOHプル
ーフィングシステムが、Japan Colorの色基準を的確に再現し、品質の安定したプルーフを実現するシステムとし
て認定されたことになり、お客様に安心して導入いただくとともに、お客様のビジネス拡大に貢献してまいりま
す。また、大判インクジェットプリンタ6機種が米国印刷工業会(PRINTING United Alliance)の主催する『2020
Product of the Year Awards』を受賞いたしました。今回のアワードにより、MUTOHプリンタは9年連続での
同賞の受賞となります。MUTOHプリンタは、これからも業界最高水準の品質を実現する製品を提供してまいり
ます。
加えて、11月上旬より、MUTOHプリンタの性能を最大限に引き出すことで高画質を実現し、お客様のワーク
フローを効率化する純正RIPソフトウェア「VerteLith™」の提供を開始いたしました。従来のRIPベンダー様とのパ
ートナーシップを維持しながら、既存市場へのビジネスを推進していくとともに、「VerteLith™」を市場に投入す
ることにより、MUTOHが誇る様々なプリンティング技術を統合し、新しいビジネス領域への展開、お客様の多
様なニーズ・課題への対応に取り組んでまいります。
3Dプリンタ並びに設計計測機器においては、従来の商流での販売活動減退を補うためにインターネット販売に
注力するとともに、オンラインの特性を活かした海外の著名アーティストと3Dプリンタの可能性に関するディス
カッションセミナーの開催や、当社グループ製品での実際の活用事例セミナーなど積極的に展開しております。ま
た、外部委託している生産の一部を自社生産へ移行し、工場稼働率の改善と物流の集約による収益力の強化に取り
組んでおります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は、新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響によ
る経済活動制限の影響を強く受け、販売が減少したことにより、62億72百万円(前年同期比24.4%減)となり、営
業損益は、販管費を前年同期に比べ4億47百万円削減したものの、販売減の影響を吸収しきれず5億76百万円の損
失(前年同期は65百万円の損失)となりました。経常損益は、助成金収入および為替差益等の計上により、4億52
百万円の損失(前年同期は62百万円の損失)となりました。親会社株主に帰属する当四半期純損益は、特別損失で
減損損失57百万円、法人税等33百万円などの計上により、5億92百万円の損失(前年同期は1億11百万円の損失)
となりました。
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MUTOHホールディングス㈱(7999)
2021年3月期 第2四半期決算短信
しかしながら、当第2四半期連結会計期間の業績に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復の兆
しが現れ始めております。売上高は、第1四半期連結会計期間に対し36.4%増加の36億19百万円となり、営業損益
は、販売増と原価率の改善に加え、徹底した経費削減により、第1四半期連結会計期間の4億58百万円の損失に対
し3億40百万円良化し、1億18百万円の損失に抑えることが出来ました。経常損益は営業損益の良化と助成金収入
の計上などにより、第1四半期連結会計期間の4億23百万円の損失に対し3億94百万円良化し、29百万円の損失と
なりました。親会社株主に帰属する当第2四半期連結会計期間の純損益は、第1四半期連結会計期間の4億93百万
円の損失に対して3億94百万円良化し、99百万円の損失となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産は245億65百万円となり、前連結会計年度末に比べ23億3百万円の減
少となりました。
流動資産は141億82百万円となり、15億36百万円の減少となりました。その主な要因は、現金及び預金の減少2
億7百万円、受取手形及び売掛金の減少3億95百万円、たな卸資産の減少7億19百万円等であります。
固定資産は103億83百万円となり、7億66百万円の減少となりました。その主な要因は、土地の減少7億59百万
円、建物及び構築物の減少1億28百万円、無形固定資産の減少28百万円、投資有価証券の増加1億69百万円等であ
ります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は39億81百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億74百万円の減少
となりました。
流動負債は25億19百万円となり、18億55百万円の減少となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金の減
少15億円、賞与引当金の減少22百万円、未払金の減少1億67百万円、未払法人税等の減少51百万円等であります。
固定負債は14億61百万円となり、80百万円の増加となりました。その主な要因は、退職給付に係る負債の増加32
百万円、役員退職慰労引当金の減少32百万円、繰延税金負債の増加13百万円、その他の固定負債の増加67百万円等
であります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は205億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億28百万円の
減少となりました。その主な要因は、配当金の支払い1億59百万円と親会社株主に帰属する四半期純損失5億92百
万円の計上による利益剰余金の減少7億51百万円、その他有価証券評価差額金の増加1億66百万円、為替換算調整
勘定の増加35百万円、退職給付に係る調整累計額の増加27百万円、非支配株主持分の減少15百万円等であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループを取り巻く経営環境は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う各国政府による移動制限や休業措置
などにより世界的に経済活動が大きく縮小しているなか、調達・生産・販売・物流の大幅な遅延や停滞のリスクに
さらされております。
現時点において、これらの要因による事業活動や業績への影響について、解消される時期を合理的に予測するこ
とが困難であり、2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響を適正かつ合
理的に算出することが困難であるため、未定としております。
なお、今後、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。
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2021年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,472 7,265
受取手形及び売掛金 2,871 2,476
商品及び製品 3,145 2,427
仕掛品 46 49
原材料及び貯蔵品 1,441 1,436
その他 781 566
貸倒引当金 △39 △39
流動資産合計 15,719 14,182
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,890 1,761
機械装置及び運搬具(純額) 51 56
工具、器具及び備品(純額) 54 47
土地 2,450 1,691
リース資産(純額) 48 32
有形固定資産合計 4,496 3,589
無形固定資産
その他 569 541
無形固定資産合計 569 541
投資その他の資産
投資有価証券 5,576 5,745
差入保証金 31 30
退職給付に係る資産 265 275
繰延税金資産 194 184
その他 20 18
貸倒引当金 △4 △3
投資その他の資産合計 6,083 6,251
固定資産合計 11,149 10,383
資産合計 26,869 24,565
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2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2,489 989
未払金 449 282
未払法人税等 169 118
賞与引当金 163 140
製品保証引当金 142 146
その他 961 842
流動負債合計 4,375 2,519
固定負債
繰延税金負債 122 135
退職給付に係る負債 1,040 1,072
役員退職慰労引当金 37 5
その他 179 247
固定負債合計 1,381 1,461
負債合計 5,756 3,981
純資産の部
株主資本
資本金 10,199 10,199
資本剰余金 3,064 3,058
利益剰余金 10,792 10,040
自己株式 △1,323 △1,308
株主資本合計 22,732 21,989
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △98 68
為替換算調整勘定 △1,988 △1,952
退職給付に係る調整累計額 △259 △231
その他の包括利益累計額合計 △2,346 △2,116
非支配株主持分 726 711
純資産合計 21,113 20,584
負債純資産合計 26,869 24,565
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2021年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 8,293 6,272
売上原価 5,516 4,452
売上総利益 2,777 1,820
販売費及び一般管理費 2,843 2,396
営業損失(△) △65 △576
営業外収益
受取利息 10 20
受取配当金 9 7
助成金収入 - 67
為替差益 8 19
持分法による投資利益 0 5
その他 7 11
営業外収益合計 36 131
営業外費用
支払利息 0 2
売上割引 1 0
支払補償費 30 -
遊休資産費用 - 4
その他 1 0
営業外費用合計 33 7
経常損失(△) △62 △452
特別利益
固定資産売却益 1 0
投資有価証券売却益 0 9
子会社清算益 7 -
特別利益合計 9 10
特別損失
固定資産売却損 0 -
固定資産廃棄損 0 -
投資有価証券評価損 8 5
減損損失 - 57
特別退職金 - 23
その他 - 4
特別損失合計 9 91
税金等調整前四半期純損失(△) △62 △532
法人税等 31 33
四半期純損失(△) △93 △566
非支配株主に帰属する四半期純利益 17 25
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △111 △592
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2021年3月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純損失(△) △93 △566
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 8 136
為替換算調整勘定 △192 35
退職給付に係る調整額 43 27
持分法適用会社に対する持分相当額 2 38
その他の包括利益合計 △137 238
四半期包括利益 △231 △327
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △248 △362
非支配株主に係る四半期包括利益 17 34
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2021年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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