7999 MUTOH-HD 2020-05-26 16:15:00
業績予想の修正ならびに特別利益及び特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ [pdf]
2020年5月 26 日
各 位
上場会社名 MUTOH ホールディングス株式会社
代表者 代表取締役社長 早川 信正
(コード番号 7999)
問合せ先責任者 経営管理部 部長 福冨 弘悦
(TEL 03-6758-7100)
業績予想の修正ならびに特別利益及び特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ
最近の業績の動向等を踏まえ、2020年2月13日に公表した業績予想を下記の通り修正いたしましたので、お知らせ
いたします。あわせて、特別利益及び特別損失(減損損失)の計上に関してお知らせいたします。
記
● 業績予想の修正について
2020年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
親会社株主に帰属する 1株当たり
売 上 高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前 回 発 表 予 想 ( A ) 17,050 △ 350 △ 340 3 0.66
今 回 修 正 予 想 ( B ) 16,124 △ 597 △ 600 △ 1,015 △ 223.24
増 減 額 ( B - A ) △ 926 △ 247 △ 260 △ 1,018
増 減 率 ( % ) △ 5.4 - - -
(ご参考)前期通期実績
(2019年3月期通期) 19,202 160 234 64 14.21
修正の理由
当社を取り巻く経営環境は、為替レートがユーロを中心に円高傾向で推移し、米中貿易摩擦の影響で米国、
中国をはじめ欧州でも投資の停滞の影響が予想以上に拡大するなか、新型コロナウイルスの感染拡大が世界中
に波及し、各国政府による移動制限や休業措置、外出自粛要請などにより急速に景気が減速しています。
このような状況の中、世界的なイベント・展示会の中止、サイン、広告宣伝需要の減少により、主力の大判
インクジェットプリンタを中心に販売が減少し、工場の操業度低下等、連結業績に多大な影響を及ぼしており
ます。加えて、繰延税金資産の回収可能性の見直しなどにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する
当期純利益が大きく減少し、2020年3月期通期の連結業績は前回予想を下回る見込みとなりましたので、
業績予想を修正いたします。
● 特別利益の計上について
2019年10月29日付で公表いたしました「確定拠出企業年金制度の導入に関するお知らせ」のとおり、
当社および一部の子会社は、2020年1月1日に退職給付制度の改定を行い、確定給付企業年金制度の一部
を確定拠出年金制度へ移行いたしました。
当該改定に伴う会計処理については、
「退職給付制度間の移行等に関する会計処理」(企業会計基準適用指針
第1号)及び「退職給付制度間の移行等の会計処理に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第2号)を適用
し、2020年3月期第4四半期連結決算において、退職給付制度改定益を特別利益として9億56百万円
計上いたします。当該特別利益につきましては、上記業績予想の修正に計上しております。
● 特別損失(減損損失)の計上について
当社の連結子会社である武藤工業(株)における情報画像関連機器事業について、価格競争の激化や直近の新
型コロナウイルス感染拡大の影響等による収益性の低下により「固定資産の減損に係る会計基準」に基づく減損
の兆候が認められたことから、2020年3月期第4四半期連結決算において、同社が保有する固定資産の一部
の帳簿価額を回収 可能価額まで減額し、減損損失13億11百万円を計上いたします。
当該特別損失(減損損失)につきましては、上記業績予想の修正に計上しております。
以 上