7987 ナカバヤシ 2019-11-08 15:40:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月8日
上 場 会 社 名 ナカバヤシ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7987 URL https://www.nakabayashi.co.jp/
代 表 者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 湯本 秀昭
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役管理統括本部長 (氏名) 作田 一成 (TEL) 06-6943-5555
四半期報告書提出予定日 2019年11月11日 配当支払開始予定日 2019年12月2日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 30,854 6.8 681 51.1 903 28.9 459 △18.8
2019年3月期第2四半期 28,898 8.7 451 △41.7 700 △31.7 566 △1.1
(注) 包括利益 2020年3月期第2四半期 482百万円( △35.2%) 2019年3月期第2四半期 745百万円( △9.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 17.86 -
2019年3月期第2四半期 21.72 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第2四半期 55,789 25,501 42.1
2019年3月期 55,240 25,317 42.4
(参考) 自己資本 2020年3月期第2四半期 23,508百万円 2019年3月期 23,396百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 10.00 - 12.00 22.00
2020年3月期 - 10.00
2020年3月期(予想) - 12.00 22.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 65,000 1.5 3,200 53.1 3,600 45.9 2,000 27.7 77.66
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 28,794,294株 2019年3月期 28,794,294株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 3,030,051株 2019年3月期 3,064,682株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 25,744,462株 2019年3月期2Q 26,064,315株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等へのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業
績予想の前提となる仮定及び業績予想に関する注記事項等につきましては、3ページ「1.当四半期決算に関する
定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。
ナカバヤシ株式会社(7987) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………9
― 1 ―
ナカバヤシ株式会社(7987) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善を背景に景気は緩やかな回復基調にあります
が、米中貿易摩擦の長期化、中国経済の減速、中東情勢の緊迫化など、依然先行き不透明な状況が続いておりま
す。
このような状況のもと、当社グループの当第2四半期連結累計期間における売上高は、ビジネスプロセスソリュ
ーション事業の増収や2019年1月にM&Aにより連結子会社となった株式会社ビックスリーの業績が寄与したこと
などから、前年同四半期比6.8%増の308億54百万円となりました。
利益面では販売費及び一般管理費が増加したものの、売上高の増加、原価率の低下により、営業利益は6億81百
万円(前年同四半期比51.1%増)、経常利益は営業利益の増益もあり、9億3百万円(前年同四半期比28.9%増)
となりました。
また、特別利益は投資有価証券売却益59百万円など合計で72百万円を計上し、特別損失は投資有価証券評価損17
百万円など合計で23百万円を計上いたしました。この結果、法人税等税負担調整後の親会社株主に帰属する四半期
純利益は4億59百万円(前年同四半期比18.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①ビジネスプロセスソリューション事業
データプリントサービス部門は官公庁や民間企業からのBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)業務
の受注が引き続き順調に推移し、シール印刷やラベル紙の売上高も増加いたしました。図書館ソリューション部門
は製本冊数の減少が続くなか、公共図書館の指定管理、アウトソーシング業務、書籍移動などの受注獲得に注力し
売上高は増加いたしました。手帳部門は新規顧客の開拓に努めましたが、年玉手帳を廃止する法人もあり受注冊数
は減少いたしました。なお、前期BPO業務において大口ユーザーの受託物件の採算性が低下しておりましたが、
受注単価の見直しや業務効率化により今期以降採算性は改善しております。
この結果、当事業の売上高は167億90百万円(前年同四半期比7.0%増)、営業利益は2億39百万円(前年同四半
期営業損失6百万円)となりました。
②コンシューマーコミュニケーション事業
ノートはロジカル・エアーノートの新CMや劇場アニメとのタイアップなど各種広告媒体を通じて認知度向上に
努め、拡販を図りました。アルバムは画像専用ストレージアプリ「Fueru アルバム」の機能、サービスの拡
充を図りフォトブックやプリントサービスのユーザー拡大に努めました。また、ディズニーデザインの「ロジカ
ル・ダイアリー」や万年筆用インクの新製品を発売いたしました。しかし、アルバム、ステーショナリー関連商品
の売上高は店頭市場の低迷により減少いたしました。一方、家電量販店向けのスマホ、タブレット、PC関連商品
などの売上高は堅調に推移いたしました。なお、2019年1月に新たに連結子会社となった株式会社ビックスリーの
業績が寄与いたしました。
この結果、当事業の売上高は96億4百万円(前年同四半期比7.6%増)、営業利益は3億32百万円(前年同四半期
比18.0%減)となりました。
③オフィスアプライアンス事業
シュレッダは中小型の販売は官公庁などを中心に堅調に推移し、出張細断サービスを行う大型シュレッダ搭載の
「エコポリスバン」の販売も増加したことなどから売上高は増加いたしました。また、満杯状況をメールで知らせ
る機能を搭載した機密文書回収ボックスを新発売いたしました。オフィス家具は商品の拡充、価格改正などにより
売上高の増加、原価率の低下により採算性は向上いたしました。病院向けの点滴スタンド、カルテワゴンなどのメ
ディカル商品の売上高は安定した受注獲得により堅調に推移いたしました。
この結果、当事業の売上高は36億26百万円(前年同四半期比5.7%増)、営業利益は1億84百万円(前年同四半期
比23.5%増)となりました。
④エネルギー事業
太陽光発電及び連結子会社の松江バイオマス発電株式会社が営む木質バイオマス発電であり、概ね計画どおり稼
働いたしました。なお、木質バイオマス発電については第1四半期に法定の定期点検を実施したため稼働日数が減
少しており売上高は減少いたしました。
この結果、当事業の売上高は7億70百万円(前年同四半期比3.4%減)、営業利益は1億19百万円(前年同四半期
比1.1%増)となりました。
⑤その他
兵庫ナカバヤシ株式会社が営む野菜プラント事業及びにんにくファーム事業等であり、売上高は62百万円(前年
同四半期比45.2%増)、営業損失は26百万円(前年同四半期営業損失15百万円)となりました。
― 2 ―
ナカバヤシ株式会社(7987) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて32百万円増加し、270億66百万円となりました。これは受取手形及び売
掛金が11億93百万円減少しましたが、原材料及び貯蔵品が7億74百万円、商品及び製品が5億60百万円それぞれ増
加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて5億16百万円増加し、287億23百万円となりました。これは機械装置及
び運搬具が3億33百万円、建設仮勘定が2億57百万円ぞれぞれ増加したことなどによります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べて5億49百万円増加し、557億89百
万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて7億52百万円増加し、193億12百万円となりました。これは未払金が3
億67百万円減少しましたが、短期借入金が6億51百万円、前受金(流動負債の「その他」)が5億70百万円それぞ
れ増加したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて3億87百万円減少し、109億76百万円となりました。これは長期借入金
が3億94百万円減少したことなどによります。
この結果、当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて3億65百万円増加し、302億
88百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて1億84百万円増加し、255億1百万円となりました。これは利益剰余
金が1億51百万円増加したことなどによります。
純資産が増加した以上に総資産が増加したことから、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は42.1%とな
り、前連結会計年度末に比べて0.3ポイント低下いたしました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年5月14日発表時の業績予想の修正は行っておりません。
― 3 ―
ナカバヤシ株式会社(7987) 2020年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,299 6,256
受取手形及び売掛金 10,997 9,804
商品及び製品 5,605 6,166
仕掛品 622 971
原材料及び貯蔵品 1,447 2,222
その他 2,062 1,647
貸倒引当金 △1 △2
流動資産合計 27,033 27,066
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,811 5,786
機械装置及び運搬具(純額) 5,270 5,604
土地 10,622 10,618
建設仮勘定 672 930
その他(純額) 222 284
有形固定資産合計 22,599 23,223
無形固定資産
のれん 688 583
その他 330 310
無形固定資産合計 1,019 893
投資その他の資産
投資有価証券 2,695 2,574
退職給付に係る資産 319 366
繰延税金資産 593 674
その他 982 996
貸倒引当金 △4 △6
投資その他の資産合計 4,587 4,605
固定資産合計 28,206 28,723
資産合計 55,240 55,789
― 4 ―
ナカバヤシ株式会社(7987) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,482 6,212
短期借入金 5,826 6,477
未払金 3,197 2,829
未払費用 427 431
未払法人税等 522 500
賞与引当金 655 793
その他 1,448 2,067
流動負債合計 18,559 19,312
固定負債
長期借入金 7,105 6,710
退職給付に係る負債 3,390 3,408
繰延税金負債 393 384
その他 474 471
固定負債合計 11,363 10,976
負債合計 29,922 30,288
純資産の部
株主資本
資本金 6,666 6,666
資本剰余金 8,758 8,759
利益剰余金 8,985 9,136
自己株式 △1,566 △1,549
株主資本合計 22,843 23,012
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 579 535
繰延ヘッジ損益 16 4
為替換算調整勘定 84 77
退職給付に係る調整累計額 △128 △120
その他の包括利益累計額合計 552 496
非支配株主持分 1,921 1,992
純資産合計 25,317 25,501
負債純資産合計 55,240 55,789
― 5 ―
ナカバヤシ株式会社(7987) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 28,898 30,854
売上原価 21,728 23,063
売上総利益 7,169 7,790
販売費及び一般管理費 6,718 7,108
営業利益 451 681
営業外収益
受取賃貸料 68 59
受取配当金 59 46
受取保険金 114 91
その他 86 91
営業外収益合計 329 288
営業外費用
支払利息 33 30
貸与資産諸費用 15 14
その他 29 21
営業外費用合計 79 66
経常利益 700 903
特別利益
固定資産売却益 0 12
投資有価証券売却益 315 59
補助金収入 22 0
匿名組合清算益 64 -
特別利益合計 402 72
特別損失
固定資産処分損 2 5
投資有価証券売却損 - 0
投資有価証券評価損 - 17
本社建替関連費用 91 -
特別損失合計 94 23
税金等調整前四半期純利益 1,009 952
法人税、住民税及び事業税 423 462
法人税等調整額 △23 △57
法人税等合計 400 404
四半期純利益 608 547
非支配株主に帰属する四半期純利益 42 87
親会社株主に帰属する四半期純利益 566 459
― 6 ―
ナカバヤシ株式会社(7987) 2020年3月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 608 547
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 32 △53
繰延ヘッジ損益 87 △12
為替換算調整勘定 △7 △7
退職給付に係る調整額 24 8
その他の包括利益合計 136 △65
四半期包括利益 745 482
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 702 403
非支配株主に係る四半期包括利益 42 79
― 7 ―
ナカバヤシ株式会社(7987) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
― 8 ―
ナカバヤシ株式会社(7987) 2020年3月期 第2四半期決算短信
3.その他
(公正取引委員会による立ち入り検査について)
当社は、2019年10月8日、日本年金機構の入札に関して独占禁止法違反の疑いがあるとして、公正取引委員会
による立ち入り検査を受けました。当社といたしましては、今回、立ち入り検査を受けた事実を厳粛に受け止
め、公正取引委員会の検査に全面的に協力してまいります。今後の進展につきましては、判明次第開示してまい
ります。
― 9 ―